JP2015012880A - 消火栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホース収納部に内巻き状態で収納する作業を損なうことなく、ホースの引出し方向を規制してホースキンクや扉裏面に収納した器機との干渉を防止可能とする。【解決手段】ホース収納部36を囲んで内巻きしたホース44を押さえるホースバケット構造の張出ホースガイド46を有するホース取出口に相対した前傾式扉18の裏面に、前傾式扉18を開いた状態でホース取出口の前方両側に起立して一対のガイドポール64を設ける。ホース取出口から例えば右側に引き出した場合は、扉裏面に起立した一対のガイドポール64の間を通って外部に引き出され、例えばホース44aのように右方向に引き出した場合は、ホース取出口と右側のガイドポール64の2箇所で接触して曲がり、ホース44の曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止し、扉裏面に収納した器機との干渉を抑止する。【選択図】図5

Description

本発明は、 筐体前面の開口に設けた前傾式扉を開いて、前記筐体のホース収納部に内巻きして収納したノズル付きのホースを引き出して放水する消火栓装置に関する。
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネルに設置されるトンネル消火栓装置は、開放自在な前傾式扉を備えた筐体内に、先端にノズルを装着したホースとバルブ類を収納し、また、開閉自在な消火器扉を備えた消火器収納部に例えば2本の消火器を収納している。
トンネル消火栓装置のホースの収納方法は、リール式と内巻き式とに大別できる。内巻き式の消火栓装置は、筐体の内部にホース収納部を備えており、ホース収納部において外側から内側に至るように順次ホースを巻き付けて収納することができる。火災発生時には、筐体前面の前傾式扉を開いた状態で、ノズル付きのホースを筐体から前面側に引き出して消火を行う。
内巻き式の消火栓装置においては、ホースを引き出す際に、操作者がホースを引っ張る力に加えて、内巻きしている消火用ホースが自重によってホース収納部から落下しようとする力が加わる場合がある。特に、ホースに加圧用水を供給した状態においては、加圧用水の水圧によってホースが伸びようとするため、ホースが内巻き状態から脱落し易くなる。このため、操作者の意図よりも多くのホースが引き出されてしまい、ホースが余って消火作業の作業効率を低減させる可能性がある。
このような事態を防止するため、従来は、前傾式扉の裏面に逆U字形のホースガイドを設け、ホースガイドを通してホースを引き出すことで、ホースとホースガイドとの間で摩擦を生じさせ、内巻きしているホースが落下して必要以上に引き出されることを防止している(特許文献1)。
一方、消火栓装置の裏面にホースガイドを設けてホースを通すようにした場合には、外部に引き出したホースを、水抜きした後に、ホース収納部に内巻き状態で収納する作業を行う場合、ホースガイドが邪魔になり、ホースを巻き戻す作業に手間と時間がかかる問題がある。
この問題を解決するため、筐体に設けたホース収納部を囲んでホースを押さえると共に前部にホース取出口を仕切り形成したホースバケット構造とし、ホース取出口を通してホースを引き出すことで、ホースとホース取出口を形成するパイプフレームとの間で摩擦を生じさせて、内巻きしているホースが落下して必要以上に引き出されることを防止している(特許文献3)。
特開2003−038675号公報 特開2010−119635号公報
しかしながら、このような従来のホースバケット構造にホース取出口を設けてホースを取り出すようにした消火栓装置にあっては、消火栓装置の横方向にホースを引き出す場合、ホース取出口のフレームパイプにホースが接触してキンクしやすくなり、放水性能が低下する場合がある。
また、前傾式扉の裏面に例えば消火栓弁を開閉操作する開閉レバーを備えた操作ボックスを収納する場合があり、ホース取出口から引き出したホースが操作ボックスに接触して引出抵抗が大きくなったり、ホースが擦れて損耗する場合がある。
この問題を解決するためには、前傾式扉の裏面に、ホースの引き出し方向を規制する例えば逆U字形のホースガイドを設けてホースを通すようにすれば良いが、ホースガイドを設けると、内巻きしたホースの落下を防止するために設けたホースガイドの場合と同様、ホース収納部に内巻き状態で収納する作業を行う場合、ホースガイドが邪魔になり、ホースを巻き戻す作業に手間と時間がかかる問題がある。
本発明は、ホース収納部に内巻き状態で収納する作業を損なうことなく、ホースの引出し方向を規制してホースキンクや扉裏面に収納した器機との干渉を防止可能とする消火栓装置を提供することを目的とする。
(消火栓装置)
本発明は、筐体前面の開口に、下部を中心に前方に開閉自在に前傾式扉を支持し、前傾式扉を開いて、筐体のホース収納部に内巻きして収納したノズル付きのホースを引き出して放水する消火栓装置に於いて、
ホース収納部を囲んでホースを押さえると共に前部にホース取出口を仕切り形成したホースバケット構造と、
ホース取出口に相対した前傾式扉の裏面に、前傾式扉を開いた状態でホース取出口の前方両側に起立して、ホース取出口から引き出したホースの接触を受けて引き出し方向を変更する一対のガイドポールと、
を設けたことを特徴とする。
(ホース取出口とガイドポールの高さ)
ホースバケット構造は、ホース取出口を、筐体開口の横方向の中心線の下側となる位置に仕切り形成し、ガイドポールの高さを、ホース取出口の上端付近の高さとする。
(複数組のガイドポール)
ホース取出口に相対した前記前傾式扉の裏面に、一対のガイドポールを複数組設ける。
(ガイドポール詳細)
ガイドポールは、
前傾式扉の裏面に起立した一対のポール本体と、
ポール本体の先端に設けたホースを抜止めする円盤状の鍔部材と、
を備える。
ポール本体は、円柱部材、円筒部材、又は固定軸にローラ部材を回転自在に設けたローラ構造とする。
(ガイドポールの伸縮構造)
ガイドポールは、前傾式扉を閉じた場合に筐体の所定位置に当接して縮退し、前傾式扉を開いた場合に、所定の高さに伸張してホース取出口の前方両側に起立する伸縮構造を備える。
(基本的な効果)
本発明の消火栓装置によれば、ホース収納部を囲んでホースを押さえるホースバケット構造のホース取出口に相対した前傾式扉の裏面に、前傾式扉を開いた状態でホース取出口の前方両側に起立して、ホース取出口から引き出したホースの接触を受けて引き出し方向を変更する一対のガイドポールを設けるようにしたため、ホース取出口から引き出したホースは、扉裏面に起立した一対のガイドポールの間を通って外部に引き出され、ホースを消火栓装置の横方向に引き出した場合は、ホース取出口とガイドポールの2箇所で接触して曲がることで引出し方向を変更し、ホースの曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止可能とする。
また、前傾式扉の裏面に消火栓弁を開閉操作する操作部などの器機を収納している場合、この器機に干渉しない方向にホースを引き出すようにガイドボールを配置して引出し方向を変更することで、扉裏面に収納した器機との干渉を抑止し、引出し力の増加やホースの損耗を防止可能とする。
また前傾式扉の裏面に起立した一対のガイドポールの間を通してホースを引き出しており、一対のガイドポールの上方は開いており、ホース収納部にホースを内巻き状態で収納する作業を行う場合、ガイドポールは作業の妨げにはならず、ガイドポールを意識することなく、簡単且つ容易にホースを内巻き状態に収納することを可能とする。
(ホース取出口とガイドホールの高さによる効果)
また、ガイドポールの高さを、ホース取出口の上端付近の高さとし、ホースバケット構造のホース取出口を、筐体開口の横方向の中心線の下側となる位置に仕切り形成することで、前傾式扉を開いた状態で、ホース取出口を扉裏面に近い下部となるように位置させ、これによってガイドホールの高さをホース開口部の高さに対応させたるためのガイドポールの長さを短くし、前傾式扉を閉じた場合にガイドポールの収納による筐体スペースの制約を低減可能とする。
また、扉裏面に起立した一対のガイドポールの先端は、ホース取出口の上端付近に位置しているため、一対のポールの間が上方に開いていても、その間を通して引き出しているホースが、ポールの間から抜けてしまうことを確実に防止可能とする。
(複数組のガイドポールによる効果)
ホース取出口に相対した前記前傾式扉の裏面に、一対のガイドポールを複数組設けることで、ホースを消火栓装置の横方向に引き出した場合に、ホース取出口と2複数本のガイドポールの少なくとも3箇所で接触して曲がることから、ホースの曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止可能とし、又、前傾式扉の裏面に収納した器機との干渉を適切に回避可能とする。
(ガイドポールの構造による効果)
また、ガイドポールは、前傾式扉の裏面に起立した一対のポール本体の先端にホースを抜止めする円盤状の鍔部材を設けた構造であり、ホースの引出しに伴いホースがポール本体に接触しながら上方に動いても、先端に設けた円盤上の鍔部材により抜け出しが規制され、一対のガイドポールの間の上方が開いていても、その間からホースが抜け出してしまうことなく、引き出すことを可能とする。
また、ポール本体を円柱部材又は円筒部材とすることで、ホースとの接触抵抗を低減し、ホース内に加圧水が充水されて自重が大きくなった場合でも、より引き出し易くすることを可能とする。
また、ポール本体を固定軸にローラ部材を回転自在に設けたローラ構造とすることで、ホースの接触による転がり抵抗により、ホースとの接触抵抗を大幅に低減し、ホース内に加圧水が充水されて自重が大きくなった場合でも、より引き出し易くすることを可能とする。
(ガイドポールの伸縮構造による効果)
また、ガイドポールは、前傾式扉を閉じた場合に筐体の所定位置に当接して縮退し、前傾式扉を開いた場合に、所定の高さに伸張してホース取出口の前方両側に起立する伸縮構造を備えることで、ホース取出口の高さ方向のサイズが大きくなっても、これに見合った適切なガイドポールの高さを確保し、また、ガイドポールは前傾式扉を閉じた場合に縮退して筐体内に収納できるため、前傾式扉を開いた場合のガイドポールを高くしても、筐体内のガイドポールの収納スペースを低減可能とする。
本発明による消火栓装置の実施形態を正面から示した説明図 図1について前傾式扉を外して本体内部構造を示した正面図 筐体内のバケットフレーム構造を示した正面図 前傾式扉を開いた状態で内部構造を示した正面図 前傾式扉を開いた状態で内部構造とホース引出しを示した平面図 前傾式扉を開いた状態で内部のバケットフレーム構造を示した右側面図 前傾式扉の裏面に設けたガイドポールの実施形態を示した説明図 前傾式扉の裏面に2組の害とポールを設けた実施形態とそのホース引出しを示した平面図 ホース取出口のサイズを大きくした実施形態を、前傾式扉を開いた状態で示した正面図 図9の実施形態に設けた伸縮構造を備えたガイドポールの実施形態を示した説明図
[消火栓装置の概要]
図1は本発明の消火栓装置を示した正面図、図2は図1について前傾式扉を外して本体内部構造を示した正面図、図3は筐体内のバケットフレーム構造を示した正面図、図2は前傾式扉を開いた状態で本体内部構造を示した正面図、図5は前傾式扉を開いた状態で内部構造を示した平面図、図6は前傾式扉を開いた状態で内部のバケットフレーム構造を示した右側面図である。
(外部構造の概略)
図1に示すように、消火栓装置10は、消火栓側と消火器側に筐体12を分割した構造であり、前面に分割した化粧板14を各々装着し、筐体12に対し必要な機器及び部材を組付けた後に連結固定し、この状態でトンネル現場に搬入して架台11上に設置している。
右側の化粧板14の扉開口部16は上下に2分割し、下側扉開口部にヒンジ21により下向きに開く前傾式扉18を配置し、上側扉開口部にヒンジ23により上向きに開く保守扉22を配置し、その内部をホース収納空間及びバルブ類収納空間としている。
前傾式扉18は、下側のヒンジ21を中心に下向きに開閉自在に設け、マグネットと受け板を用いた扉ロック機構により閉止位置に閉じている。前傾式扉18は、ハンドル20を手前に引いて扉ロック機構の磁気吸着によるロックを外すことで前方に開くことができる。
前傾式扉18の上にはヒンジ23により上向きに開閉する保守扉22を設け、マグネットと受け板を用いた扉ロック機構により閉止位置に閉じており、点検時に前傾式扉18を開いて内側のロックを外すことで開くことができる。
扉開口部16の左側には通報装置扉24を設け、ここに赤色表示灯26、発信機28及び応答ランプ30を設け、また通報装置扉24の内側には図2に示すように電話ジャック31を設けている。
赤色表示灯26は常時点灯し、消火栓装置10の設置場所が遠方から分かるようにしている。火災時には、発信機28を押して押し釦スイッチをオンすると、発信信号が監視室の火災受信機に送信されて火災警報が出され、これに伴い応答信号が火災受信機から送られて、応答ランプ30を点灯する。
通報装置扉24の左側には開放可能な消火器扉32を設け、例えば2本の消火器37を収納している。消火器扉32にはハンドル34を設け、ハンドル34を手前に引くとラッチが外れて消火器扉32を左側に開くことができる。また、消火器扉34の下側には覗き窓35を設け、外部から消火器の収納状態の有無を確認可能としている。
(内部構造の概略)
図2に示すように、前傾式扉18を外し、保守扉22は上向きに開いてステー27で支持した状態で内部構造を示している。尚、保守扉22は、消火栓装置の保守以外には通常閉じられている。筐体12の略中央にはホース収納空間36を形成し、その右側にバルブ類収納空間38を形成している。なお、筐体12の左側の消火器収納空間39には、2本の消火器37を収納している。
(ホース収納空間)
ホース収納空間36には、フレームパイプにより構成されたホースバケット構造を設ける。ホースバケット構造は、 図3に示すように、水平方向の2本のバケットフレーム40と縦方向の2本のホースガイド42を配置し、2本のホースガイド42の下側に、前方に張出し形成された張出ホースガイド47を水平に設け、2本のバケットフレーム、下側のホースガイド42及び張出ホースガイド46で囲んだ矩形のホース取出口45を仕切り形成している。
ホース取出口45の下側に設けた張出ホースガイド46は、その内側にホース44の外径に略相当する幅の張出スペースを確保し、張出ホースガイド46に接触してホース44を引き出すことで、ホース44の急激な曲がりを抑えている。
ホース取出口45は、扉開口部16の上下方向の中心線77の下側に仕切り形成し、開放した前傾式扉18の裏面に近い位置となるようにしている。また、ホース取出口45は、バケットフレーム40の中央から右側にオフセットした位置、即ち扉開口部16の左右方向における中心線78で示す略中央となる位置に仕切り形成している。
ホース取出口45を仕切り形成するホースガイド42、下側のバケットフレーム40及び張出ホースガイド47は、ホース44を引き出す際の接触抵抗により、内巻きしているホース44が崩れたり、扉開口部16に擦れてホース44が損傷したり折れたりすることを防ぎ、更に開放している前傾式扉18の右端又は左端にホース44が引っかかって引き出せなくなることを防ぐ。
バケットフレーム40及び筐体内壁で囲まれたホース収納空間36にはホース44を内巻きして収納している。ここで、ホース収納空間36へのホース44の巻き込みは、扉開口部16から見て右巻きとなるようにホース44を巻き込んでいる。
ホース44の先端にはノズル48を装着し、ノズル48は放水部とハンドルから構成しており、バケットフレーム40の右端に固定した取付板43のノズルホルダ50に対し放水部を横向きに保持した状態で、ハンドルは放水部の下側に位置して前傾式扉18の開放による下側扉開口部の中央方向に向くように保持している。
図5の内部構造に示すように、ホース収納空間36には平面から見て横L字形にバケットフレーム40を配置し、筐体内壁との間に形成したホース収納空間36にホース44を右巻きにより内巻き状態で収納している。またパケットフレーム40の奥行き部分には、ホース44の滑り止めとして機能するゴムチューブ等の摩擦部材47を装着している。
(バルブ類収納空間)
ホース収納空間36の右側に形成したバルブ類収納空間38には、ポンプ設備からの配管が接続される消火栓接続口51からホース44に至る配管系統に、給水弁52、消火栓弁、自動調圧弁56、自動排水弁、安全弁及びメンテナンス装置57を設けている。このうち消火栓弁に設けた消火栓弁開閉レバー60に対応して銘板を設け、その裏側に消火栓弁、自動排水弁58(図5参照)を配置している。
[前傾式扉のホースガイド構造]
(ガイドポールの構成)
図4、図5及び図6に示すように、前方に開放した前傾式扉18の裏側には、筐体12側のホース取出口45に相対してその前方両側となる位置に一対のガイドポール64を起立し、ホース取出口45から引き出したホース44を一対のガイドポール64の間を通して外部に引き出すようにしている。
ここで、一対のガイドポール64の配置位置は、図4の正面図に示すように、前方から見て、ホース取出口45の左右開口端がガイドポール64の内側に位置するように配置している。また、図6の右側面図に示すように、ガイドポール64の高さは、ホース取出口45の開口上端付近の高さとなるように配置している。
図7(A)は、ガイドポールの実施形態を前傾式扉と共に示した説明図である。図7(A)に示すように、ガイドポール64は、前傾式扉18の裏面に固定して起立する円柱ポール本体66と、円柱ポール本体66の上端に固定した円盤状の鍔部68で構成する。
円柱ポール本体66しては、軽量で耐腐食性のあるアルミニウムや合成樹脂、更にはアルミニウムを芯材としてその周囲を合成樹脂層とした複合構造のものを使用する。また、円柱ポール本体66の外径は、引き出したホース44の接触を受けてその引出し方向を変更することから、バケットフレーム構造に使用しているフレームパイプと同径とするか、或いはホース44の外径程度とし、ホース44を急激に曲げないようにする。
また、鍔部68の径は、円筒ポール本体66の径との差が、ホース44の半径と同じか、それより若干大きい径とし、下側から鍔部44にホース44が当っても、ホース44の回転により鍔部68を乗り越えて上側へ外れない大きさとする。
(ガイドポールの機能)
このように前傾式扉18を開いた状態でホース取出口45の前方両側に起立する一対のガイドポール64を設けたことで、図5に示すように、張出ホースガイド46の位置に設けたホース取出口から引き出したホース44は、前傾式扉18の裏面に起立した一対のガイドポール64の間を通って外部に引き出される。
この場合、ホース44aに示すように、消火栓装置10の右方向に引き出した場合、ホース44aはホース取出口45と右側のガイドポール64との2箇所で接触して曲がることで引き出し方向を変更し、ホース44aの曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止可能とする。
この点は、ホース44bに示すように、消火栓装置10の左方向に引き出した場合も同様であり、ホース44bはホース取出口45と左側のガイドポール64との2箇所で接触して曲がることで引き出し方向を変更し、ホース44aの曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止可能とする。
また、前傾式扉18の裏面に消火栓弁56を開閉操作する操作部などの器機を収納している場合、この器機に干渉しない方向にホースを引き出すようにガイドボール64を配置して引出し方向を変更することで、扉裏面に収納した器機との干渉を抑止し、引出し力の増加やホースの損耗を防止可能とする。
またホース44を引き出している一対のガイドポール64の上方は開いており、ホース収納空間36にホース44を内巻き状態で収納する作業の妨げにはならず、ガイドポール64を意識することなく、簡単且つ容易にホース44を内巻き状態に収納することを可能とする。
また、一対のガイドポール64の高さを、ホース取出口45の開口上端付近の高さとし、ホースバケット構造のホース取出口を、筐体開口の上下方向の中心線76の下側となる位置に仕切り形成することで、前傾式扉18を開いた状態で、ホース取出口45を扉裏面に近い下部となるように位置させ、これによってホース開口部45の高さに対応させるガイドポール64を短くし、前傾式扉18を閉じた場合にガイドポール64の収納による筐体スペースが少なくて済むようにする。
また、前傾式扉18の裏面に起立した一対のガイドポール64の先端は、ホース取出口45の開口上端付近に位置しているため、一対のガイドポール64の間が上方に開いていても、その間を通して引き出しているホース44が、ガイドポール64の間から抜けてしまうことを防いでいる。
また、ガイドポール68は、前傾式扉18の裏面に起立した一対のポール本体66の先端にホースを抜止めする円盤状の鍔部68を設けた構造であり、ホース44の引出しに伴いホース44がポール本体66に接触しながら上方に動いても、先端に設けた鍔部68により抜け出しが規制され、一対のガイドポール64の間の上方が開いていても、その間からホース44が抜け出してしまうことなく、引き出すことができる。
(円筒構造のガイドポール)
図7(B)は、ガイドポールを円筒構造した実施形態を示した説明図である。図7(B)に示すように、ガイドポール64は、前傾式扉18の裏面に固定して起立する円筒ポール本体70と、円筒ポール本体70の上端に固定した円盤状の鍔部72で構成する。
円筒ポール本体70としては、軽量で耐腐食性のあるアルミニウムや合成樹脂、更には円筒アルミニウムの周囲を合成樹脂層とした複合構造のものを使用する。また、円筒ポール本体70の外径は、バケットフレーム構造に使用しているフレームパイプと同径とするか、或いはホース44の外径程度とする。また、鍔部72の径は、円筒ポール本体70の径との差が、ホース44の半径と同じか、それより若干大きい径とする。
円筒ポール本体70を用いたガイドポール64の案内機能は、図7(A)の円柱ポール本体66の場合と基本的に同様であるが、円柱ポール本体66に比べ、円筒ポール本体70の場合は軽量化でき、同じ重量とした場合には外径を大きくすることができ、外径が大きいほどホースとの接触面積が大きくなり、単位面積当たりの接触抵抗を低減して、より容易に引き出すことができる。
(ローラ構造のガイドポール)
図7(C)は、ガイドポールをローラ構造した実施形態を示した説明図である。図7(C)に示すように、ガイドポール64は、前傾式扉18の裏面に固定して起立する固定軸74に、所定長さの円筒体となる2個のローラ75を回転自在に挿入している。固定軸74は例えばアルミニウムなどの金属とし、ローラ75は例えば合成樹脂とする。2個のローラ75は所定の隙間を介して固定軸74に挿入し、固定軸74の先端に鍔部76を固定して抜け止めし、ローラ74の各々を独立して回転可能としている。
ローラ75の外径は、バケットフレーム構造に使用しているフレームパイプと同径とするか、或いはホース44の外径程度とする。また、鍔部76の径は、円筒ポール本体70の径との差が、ホース44の半径と同じか、それより若干大きい径とする。
ローラ75を用いたガイドポール64の案内機能は、図7(A)の円柱ポール本体66及び図7(B)の円筒ポール本体70の場合と基本的に同様であるが、筐体から引き出したホース44はガイドポール64のローラ75と接触し、ローラ75を回転しながら引き出され、ホース44を引き出す力は、ローラ75の転がり抵抗となるため、円柱ポール本体66や円筒ポール本体70に比べ、接触抵抗が大幅に低減し、ホース内に加圧水が充水されて自重が大きくなった場合でも、より軽い力で引き出し易くする。なお、図7(C)はローラ75を2個に分割しているが、一つのローラとしても良い。
[複数組のガイドポールを設けた実施形態]
図8は前傾式扉の裏面に2組のガイドポールを設けた実施形態とそのホース引出しを示した平面図である。
図8に示すように、前方に開放した前傾式扉18の裏側には、筐体12側のホース取出口45に相対してその前方両側となる位置に一対のガイドポール64を起立し、更に、その前方外側に間を広げて一対のガイドポール64を起立している。
このように前傾式扉18を開いた状態でホース取出口45の前方に2組のガイドポール64を設けたことで、張出ホースガイド46の位置に設けたホース取出口から引き出したホース44は、前傾式扉18の裏面に起立した2組のガイドポール64の間を通って外部に引き出される。
この場合、ホース44aに示すように、消火栓装置10の右方向に引き出した場合、ホース44aはホース取出口45と右側2箇所のガイドポール64との3箇所で接触して引き出し方向を変更し、ホース44aの曲がりを更に緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止する。
この点は、ホース44bに示すように、消火栓装置10の左方向に引き出した場合も同様であり、ホース44bはホース取出口45と左側の2本のガイドポール64との3箇所で接触して引き出し方向を変更し、ホース44aの曲がりを緩やかにしてキンクの発生による放水性能の低下を抑止する。
また、前傾式扉18の裏面に消火栓弁56を開閉操作する操作部などの器機を収納している場合、この器機に干渉しない方向にホースを引き出すように2組のガイドボール64を配置することで、扉裏面に収納した器機との干渉をより確実に抑止し、引出し力の増加やホースの損耗を防止可能とする。
なお、図8にあっては、ガイドポール64を2組設けた場合を例にとっているが、3組以上も設けてもよいし、右側又は左側の片側について、複数本のガイドポール64を設けるようにしても良い。
[ホース取出口のサイズアップと伸縮構造のガイドポスト]
図9はホース取出口のサイズを大きくした実施形態を、前傾式扉を開いた状態で示した正面図、図10は図9の実施形態に設けた伸縮構造を備えたガイドポールの実施形態を示した説明図である。
図9に示すように、本実施形態にあっては、ホースバケット構造により仕切り形成するホース取出口45の高さ方向のサイズを、図2の実施形態に比べ大きくしている。即ち、下側のバケットフレーム40の位置を上方に移動することで、ホース取出口45をサイズアップしている。このホース取出口45のサイズアップにより、ホース44をホース収納空間36に内巻きに巻き戻す作業が容易になる。
このようにホース取出口45の高さ方向のサイズアップに伴い、前傾式扉18を開放した状態で扉裏面に起立するガイドポールも高くする必要がある。しかし、サイズアップしたホース取出口45に対応したガイドポールの高さとすると、前傾式扉18を閉じた場合、ガイドポールの長さに見合った収納スペースを筐体12側に確保する必要があり、また、筐体12の奥行き寸法を超える長さのガイドポールは収納できず、ガイドポールの長さが制約される。
そこで、本実施形態にあっては、図10に示すように、ガイドポール80を伸縮構造とする。図10に示すように、前傾式扉18の裏面に起立するガイドポール80は、固定円筒体82の上部開口からスライドポール84を、間にスプリング86を介して摺動自在に挿入しており、スライドポール84の上端に鍔部86を固定している。
ガイドポール80は、前傾式扉18を開いた場合は、図示のように伸展し、その高さはL2となり、サイズアップしたホース取出口45の高さに適合した長さとなる。一方、前傾式扉18を閉じた場合には、先端の鍔部86が筐体12側に予め設置した受け部に当接して縮退し、その高さはL1と短くなり、筐体側の収納スペースが少なくても収納可能とする。
また、ガイドポール80はスプリング86による伸縮機能を持つため、閉鎖している前傾式扉18のロックを外して開く場合、スプリング86の伸展で開放付勢することで、軽い力で開くことを可能とする。また、前傾式扉18を閉じる場合には、ダンパとして機能し、扉閉鎖に伴う衝撃を緩和することを可能とする。
[本発明の変形例]
ホースを内巻きで収納するバケットフレームの構造は、ホース取出口45を仕切り形成する構造であれば、上記の実施形態に限定されず、適宜の構造を含む。
また、上記の実施形態は、前傾式扉の裏側に収納する器機として、消火栓弁の操作部を例にとっているが、本発明は、それ以外の適宜の器機を収納する場合を含む。
また、本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:消火栓装置
12:筐体
16,17:扉開口部
18:前傾式扉
36:ホース収納空間
44:ホース
45:ホース取出口
46:張出ホースガイド
48:ノズル
54:消火栓弁
60:消火栓弁開閉レバー
64,80:ガイドポール
66:円柱ポール本体
68,72,76,86:鍔部
70:円筒ポール本体
74:固定軸
75:ローラ
82:固定円筒体
84:スライドポール
86:スプリング

Claims (6)

  1. 筐体前面の開口に、下部を中心に前方に開閉自在に前傾式扉を支持し、前記前傾式扉を開いて、前記筐体のホース収納部に内巻きして収納したノズル付きのホースを引き出して放水する消火栓装置に於いて、
    前記ホース収納部を囲んでホースを押さえると共に前部にホース取出口を仕切り形成したホースバケット構造と、
    前記ホース取出口に相対した前記前傾式扉の裏面に、前記前傾式扉を開いた状態で前記ホース取出口の前方両側に起立して、前記ホース取出口から引き出した前記ホースの接触を受けて引き出し方向を変更する一対のガイドポールと、
    を設けたことを特徴とする消火栓装置。
  2. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
    前記ホースバケット構造は、前記ホース取出口を、前記筐体開口の横方向の中心線の下側となる位置に仕切り形成し、
    前記ガイドポールの高さを、前記ホース取出口の上端付近の高さとしたことを特徴とする消火栓装置。
  3. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記ホース取出口に相対した前記前傾式扉の裏面に、前記一対のガイドポールを複数組設けたことを特徴とする消火栓装置。
  4. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
    前記ガイドポールは、
    前記前傾式扉の裏面に起立した一対のポール本体と、
    前記ポール本体の先端に設けたホースを抜止めする円盤状の鍔部材と、
    を備えたことを特徴とする消火栓装置。
  5. 請求項4記載の消火栓装置に於いて、前記ポール本体は、円柱部材、円筒部材、又は固定軸にローラ部材を回転自在に設けたローラ構造としたことを特徴とする消火栓装置。
  6. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
    前記ガイドポールは、前記前傾式扉を閉じた場合に前記筐体の所定位置に当接して縮退し、前記前傾式扉を開いた場合に、所定の高さに伸張して前記ホース取出口の前方両側に起立する伸縮構造を備えたことを特徴とする消火栓装置。
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