JP2015012436A - マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機 - Google Patents

マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015012436A
JP2015012436A JP2013136133A JP2013136133A JP2015012436A JP 2015012436 A JP2015012436 A JP 2015012436A JP 2013136133 A JP2013136133 A JP 2013136133A JP 2013136133 A JP2013136133 A JP 2013136133A JP 2015012436 A JP2015012436 A JP 2015012436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
earphone
housing
unit
speaker unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013136133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6015574B2 (ja
Inventor
慎之介 勝山
Shinnosuke Katsuyama
慎之介 勝山
健二 江島
Kenji Ejima
健二 江島
誠 押領司
Makoto Oshiryoji
誠 押領司
真司 魚谷
Shinji Uotani
真司 魚谷
伊藤 誠
Makoto Ito
伊藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2013136133A priority Critical patent/JP6015574B2/ja
Publication of JP2015012436A publication Critical patent/JP2015012436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6015574B2 publication Critical patent/JP6015574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

【課題】簡単で確実にハウリングの発生を抑制できるマイク付きイヤホンを提供する。
【解決手段】ハウジング(HG)と、前記ハウジング(HG)の一方の端部の外側に取り付けられたスピーカユニット(24)と、前記ハウジング(HG)の内部における他方の端部側に取り付けられたマイクユニット(27)と、前記ハウジング(HG)の内部において、前記スピーカユニット(24)と前記マイクユニット(27)との間に仕切り壁(21d)を介して直列的に設けられた複数の空間(V1〜V3)と、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機に係る。
外部の音をマイクで集音し、集音した音を音声増幅部で増幅して使用者の耳に装着されたイヤホン本体部のスピーカユニットから出力するいわゆる集音機が知られている。
このような集音機におけるマイクは、音声増幅部,音声増幅部とイヤホンとをつなぐコードの分岐部,又はイヤホンの本体部、など使用者の近くに配置されるのが、自然な聴取感覚が得られることにより一般的となっている。
特に、イヤホンの本体部にマイクを配置した場合は、マイクが使用者の耳に近接した位置にあるため、他の場所に配置した場合に比べ、より自然な聴取感覚が得られる。
特許文献1には、このように、イヤホンの本体部にスピーカユニットとマイクとの両方を配置した一例が、マイク付きイヤホンとして記載されている。
このマイク付きイヤホンは、ハウジングと、その先端部に取り付けられスピーカユニットを収容したスピーカ部材と、スピーカ部材に対しさらに先端側(ハウジングの反対側)に突出するよう取り付けられた耳栓と、ハウジング内におけるスピーカ部材と対向する位置に収容されたマイクと、を有している。そして、耳栓を外耳道の内部に挿入することで使用者の耳に装着される。
特開2005−286500号公報
ところで、イヤホンの本体部にスピーカユニットとマイクとの両方を配置した場合、スピーカユニットにマイクが近接していることから、増幅利得を上げスピーカユニットからの出力音声を大きくするとハウリングが生じ易くなるという問題がある。
このハウリングは、本体部のスピーカユニットからの出力音声又はその音声の機械振動が、同じ本体部のマイクに伝播して音として集音され、フィードバックがかかることにより生じる発振現象である。
イヤホンにおいて、スピーカユニットからの出力音声又はその音声の機械振動がマイクに至る伝播経路は、次のa)〜c)の三つである。
a)スピーカユニットからイヤホンの外部へ出力された音声が、外部の空間を伝播して本体部に配置されたマイクに到達する経路(以下、外部空間伝播とも称する)。
b)スピーカユニットの駆動により生じる機械振動が、本体部における剛体であるハウジングを伝播して本体部に配置されたマイクに到達する経路(以下、筐体伝播とも称する)。
c)スピーカユニットから出力された音声が、本体部の主に内部空間を一部機械振動に変換されつつ伝播して本体部に配置されたマイクに到達する経路(以下、内部空間伝播とも称する)。
従って、これらa)〜c)の経路の伝播抑制は、ハウリングの発生を抑制する方向に作用する。
尚、筐体伝播は、その程度が大きいと、マイクの有無に拘わらず、再生音質に濁りが生じて音質が低下する傾向にある。そのため、筐体伝播の抑制は、音質改善の点でも期待される。
特許文献1では、b)の筐体伝播及びc)の内部空間伝播に関し、スピーカユニットの振動をさせる防振部材を設けると共に、スピーカユニットにおいて振動板を支持するスピーカハウジングに、振動板の内部と外部とを連通する切り欠き部を設けている。これにより、スピーカユニットの音響インピーダンスを低下させ、その音響インピーダンスを、切り欠き部の形状,位置,及び数を適宜設計して、ハウリングの発生し難い所望の特性にすることが提案されている。
しかしながら、この方法で切り欠き部の形状,位置,及び数を変えると、スピーカユニット自体の出力音質も変わってしまう。
そのため、ハウリングの発生防止と使用に好適な再生音質の確保との両立のため、カット&トライでの設計工数が多く必要となり、場合によっては、両立が困難なこともあり得る。
従って、より簡単で確実にハウリングの発生を抑制できることが望まれている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、イヤホンの本体部にスピーカユニットとマイクを備えても、より簡単で確実にハウリングの発生が抑制されるマイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の1),2)の構成を有する。
1) ハウジング(HG)と、前記ハウジング(HG)の一方の端部の外側に取り付けられたスピーカユニット(24)と、前記ハウジング(HG)の内部における他方の端部側に取り付けられたマイクユニット(27)と、前記ハウジング(HG)の内部において、前記スピーカユニット(24)と前記マイクユニット(27)との間に仕切り壁(21d)を介して直列的に設けられた複数の空間(V1〜V3)と、
を有するマイク付きイヤホン(52)である。
2) ハウジング(HG)と、前記ハウジング(HG)の一方の端部の外側に取り付けられたスピーカユニット(24)と、前記ハウジング(HG)の内部における他方の端部側に取り付けられたマイクユニット(27)と、前記ハウジング(HG)の内部において、前記スピーカユニット(24)と前記マイクユニット(27)との間に仕切り壁(21d)を介して直列的に設けられた複数の空間(V1〜V3)と、を有するマイク付きイヤホン(52)と、
前記マイク付きイヤホン(52)が接続され、前記マイクユニット(27)から出力された音声信号を増幅して前記スピーカユニット(24)に向け出力する音声増幅部(41)と、
を備えた集音機(51)である。
本発明によれば、より簡単で確実にハウリングの発生を抑制できる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るマイク付きイヤホンを備えた集音機の実施例である集音機51を説明するための外観図である。 本発明の実施の形態に係るマイク付きイヤホンの実施例であるマイク付きイヤホン52を説明するための外観斜視図である。 マイク付きイヤホン52の図1におけるS1−S1断面図である。 マイク付きイヤホン52の図1におけるS2−S2断面図である。 マイク付きイヤホン52におけるスピーカユニット24の取り付け構造を説明するための分解斜視図である。 マイク付きイヤホン52におけるマイク部Mを説明するための分解斜視図である。 マイク付きイヤホン52を耳に装着した状態を説明するための図である。 マイク付きイヤホン52の構造を一般モデル化した模式図である。 マイク付きイヤホン52の変形例を説明するための部分断面図である。
本発明の実施の形態に係るマイク付きイヤホンを備えた集音機を、好ましい実施例及び変形例により図1〜図9を参照して説明する。
以下の説明において、上下前後の各方向を図2の矢印の方向に規定している。この方向は、使用状態の姿勢における方向等とは関係がなく、理解容易のため便宜的に規定したものである。
(実施例)
図1は、実施例である、マイク付きイヤホンを備えた集音機51(以下、単に集音機51とも称する)を示す外観図である。
集音機51は、いわゆるステレオイヤホンであるイヤホン部1と、イヤホン部1が接続可能な音声増幅部41と、を有して構成されている。図1は、音声増幅部41にイヤホン部1が接続された状態で示されている。
音声増幅部41は、イヤホン部1を接続するための端子部41a,電源スイッチ41b,及び増幅量(音量)調節ボリューム41cを有している。
集音機51は、イヤホン部1にマイクユニット(後述)及びスピーカユニット(後述)を備え、マイクユニットで集音した音声の信号を、音声増幅部41で増幅し、イヤホン部1のスピーカユニットから音声として出力することができるものである。
イヤホン部1は、右左の耳それぞれに装着されるイヤホン本体部2,3と、イヤホン本体部2,3それぞれから延出するコード2a,3aと、コード2aとコード3aとの分岐の基となる分岐部4と、音声増幅部41の端子部41aに接続されるプラグ5と、プラグ5と分岐部4との間をつなぐ基本コード6と、を備えて構成されている。
基本コード6は、イヤホン本体部2,3と、イヤホン本体部2,3に対して外部の装置となる音声増幅部41と、の間で音声信号を授受するためのコードである。
ここでは、コード2aを含めたイヤホン本体部2及びコード3aを含めたイヤホン本体部3を、それぞれマイク付きイヤホン52と称する。
イヤホン本体部2とイヤホン本体部3は、面対称に形成され実質的に構成は同じなので、以下、イヤホン本体部2とコード2aとからなるマイク付きイヤホン52について詳述する。
図2〜図4に主に示されるように、イヤホン本体部2は、前方側から、前ハウジング21,後ハウジング22,及びオーナメント23の順で内部に空間Vを形成するように溶着や接着等で一体化されている。
また、前ハウジング21と後ハウジング22間には、ブッシング26が挟み込まれて保持されている。ブッシング26の一部であるコードガイド26aは、イヤホン本体部2の下方側に形成される開口部2cから下方外部に向け延出している。
前ハウジング21は、略半球状の基部21aと、基部21aから前方に向け筒状に突出する筒状部21bと、基部21aの内面に形成され略弧状にて前後方向に延材する内リブ21cと、を有している。
また、前ハウジング21の内面において、基部21aと筒状部21bとの境界部付近に仕切り壁21dが設けられている。この仕切り壁21dには孔21d1が形成されている。
後ハウジング22は、前方側よりも後方側が縮径にてすぼまった環状の略円錐台形状に形成されている。
オーナメント23は、後ハウジング22の後方側の開口を塞ぐ略鍋蓋状に形成されている。
前ハウジング21の下方側と後ハウジング22の下方側には、円弧状の切り込みが形成されており、両部位が合わさって上記の開口部2cが形成されている。
前ハウジング21,後ハウジング22,及びオーナメント23は、熱可塑性樹脂で形成されている。例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂である。
ブッシング26は、上述のコードガイド26aと、コードガイド26aに連結して空間V内に進入する略環状の基部26bと、を有する。
基部26bは、空間V内において、前ハウジング21及び後ハウジング22の内面に概ね沿う形状に形成されており、前方側が前ハウジング21の基部21aと内リブ21cとの間に挟持される。
コードガイド26aには、基部26bの内側の空間と、コードガイド26aにおける先端面26a1の外側の外部空間と、を連通するコード孔26cが形成されている。
コード孔26cは、基部26b側において空間Vに開口部26c1で開口している。
ブッシング26は柔軟性を有する材料で形成されている。例えば、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマ(TPE)等である。
筒状部21bの前方端部には、扁平の円柱形状のスピーカユニット24が、有底円筒状のユニットホルダ25に収められるようにして取り付けられている。すなわち、スピーカユニット24は、前ハウジング21の一方の端部の外側に取り付けられている。
具体的には、図5にも示されるように、スピーカユニット24は、ユニットホルダ25の内側空間に微小クリアランスで挿入され、かつ筒状部21bの端面21b1に当接した状態とされ、この状態でユニットホルダ25の開放端側部位を筒状部21bの周方向に形成された凹部21b2にかしめることで前ハウジング21に対する前方端部に保持される。
ユニットホルダ25は、SUS等の薄板材を深絞り加工して有底円筒状に形成されている。
スピーカユニット24としては、外径が約5mm程度の小型のものが用いられる。
筒状部21bの外径をこの小型のスピーカユニット24の外径に合わせることにより、イヤホン本体部2は、筒状部21b及びイヤピース7を外耳道内に挿入できるようになっている。
筒状部21bには、イヤピース7が着脱自在に装着される。この筒状部21bの外周面には、イヤピース7と嵌合するための周溝21b3が形成されている。
イヤピース7は、円筒状の基部7aと、基部7aの一端側(前方側)から外方に張り出すと共に他端側に向かって基部7aを覆うように薄肉で形成された傘状部7bと、を有する。
イヤピース7の前方端部には、スピーカユニット24から出力された音声を外部に放出するための放音孔7cが形成されている。
イヤピース7は、柔軟性を有する材料で形成される。例えば、シリコーンゴムである。
イヤピース7を筒状部21bに装着する際に、基部7aの他端側(後方側)に形成された内向きリブ7a1を周溝21b3に弾性的に嵌合させる。これにより、イヤピース7は筒状部21bから容易には外れないようになっている。
イヤホン本体部2を耳介E(図7参照)に装着する際には、イヤピース7及び筒状部21bを外耳道内に挿入する。このとき、傘状部7bは外耳道の内面にほぼ密着するように変形する。
空間Vにおける後方側(スピーカユニット24とは反対側)には、マイク部Mが取り付けられている。
図6にも示されるように、マイク部Mは、マイクユニット27と、基板28と、マイクユニット27を柔軟に保持すると共に基板28と弾性的に当接するホルダ29と、を含んで構成されている。図6において、ホルダ29は、半断面で示されている。
マイクユニット27は、円柱状を呈し、収音面27aの反対側となる背面27bに、突出する一対の端子ピン27cを有している。
基板28は、円盤状に形成されており、マイクユニット27の一対の端子ピン27cを挿通するための一対の孔28aを有している。この例で基板28は、マイクユニット27よりも大径とされている。
各孔28aの周囲には、挿通された端子ピン27cとの間の半田付けを可能とするランドが設けられている。
基板28には、所定の配線パターンを設けてもよく、配線パターン上に電子部品を装着してもよい。
ホルダ29は、底部29aを有して有底なる円環状に柔軟性を有する材料で形成されている。材料例はシリコーンゴムである。
底部29aには、集音の為の孔29a1が、例えば中央部に形成されている。
ホルダ29は、長手方向中間部において、内径を縮める仕切り壁29bが形成されている。仕切り壁29bには、孔29b1が形成されている。
ホルダ29の仕切り壁29bと底部29aとの間には、円柱状の空間Vmが形成されている。
マイクユニット27は、ホルダ29を変形させながらその空間Vmに嵌め込むことができる。マイクユニット27は、空間Vmには寸法的にほぼクリアランスがない状態で収容される。
マイクユニット27が空間Vmに収められた状態で、一対の端子ピン27cは、孔29b1内を通り基板28の一対の孔28aに挿通され半田付けされる。
基板28は、仕切り壁29bの前方側の面に密着して配設されている。
ブッシング26は、長手方向寸法が、つぶれしろを有するよう長く形成されている。これにより、イヤホン本体部2を組み立てた状態で、ブッシング26はマイク部Mを後方側に付勢する(図3の矢印F1参照)。
そのため、マイク部Mは、ブッシング26とオーナメント23との間に僅かに縮まるように変形してしっかりと挟持される。
基板28の周縁部には、基板28とホルダ29とブッシング26の基部26bとに跨るよう周方向に接着剤B1が塗布され、三つの部材は一体化される。
オーナメント23には、外部の音をマイクユニット27に誘導するため、集音孔23a(図7も参照)が設けられている。
集音孔23aは、ホルダ29に設けられた集音の為の孔29a1に対して直接対向しない位置に設けられている。
すなわち、集音孔23aを外部から覗いても孔29a1が全く見えないようにそれぞれの位置及び形状が設定されている。
この例において具体的に説明すると、孔29a1は、ホルダ29の中心部に設けられている。そのため、オーナメント23において、集音孔23aは中心位置ではなく径方向外側に偏倚した位置に設けられると共に、集音孔23aと孔29a1とを連通する連通路23bが形成されている。
これにより、マイクユニット27での外部音の集音において、風が強くても、その風は外部から直接、マイクユニット27に到達することがなく、経路に沿って折れ曲がって進行するため著しく減衰し、風切り音が大幅に低減する。
コード2aは4芯線であり、上述のように、分岐部4によりコード3aと一体化されて基本コード6とされている。基本コード6の先端側は、音声増幅部41の端子部41aに接続するためのプラグ5とされている。音声増幅部41内で、コード2a及びコード3aの各グランド線は共通グランドとして接続されている。
コード2aにおける分岐部4に対する反対端は、ブッシング26のコード孔26cを通してイヤホン本体部2の内部の空間Vに進入し、抜け防止のための結び玉26dが形成されている。
結び玉26dを経た他端側先端からは、4本のリード線30a〜30dが延出している。その内、2本のリード線30a,30bがスピーカユニット24に接続され、残りのリード線30c,30dが、基板28の一対の孔28a周囲のランドにそれぞれ接続されている。これにより、リード線30c,30dは、マイクユニット27に電気的に接続されている。
リード線30a,30bは、仕切り壁21dの孔21d1に挿通されており、孔21d1には、充填剤B2が充填されている。これにより、リード線30a,30bは仕切り壁21dに固定されると共に、孔21d1の通気が遮断されている。
上述の構成において、前ハウジング21,後ハウジング22,及びオーナメント23の一体化により内部に形成される空間Vは、組み立て完了後には複数の独立した空間に分割されている。
この例では、複数の独立した空間は三つの空間であり、前方側から筒状部空間V1(第1の空間V1),基部空間V2(第2の空間V2),及びマイク部空間(第3の空間V3)である。
筒状部空間V1は、筒状部21bと、スピーカユニット24の背面24aと、仕切り壁21dと、仕切り壁21dの孔21d1に充填された充填剤B2と、により囲まれ、外部及び隣接する基部空間V2との通気が実質的にない状態になっている。
基部空間V2は、仕切り壁21dと、仕切り壁21dの孔21d1に充填された充填剤B2と、前ハウジング21の基部21aの内面と、ブッシング26の内面と、ブッシング26のコード孔26cに挿通されたコード2aと、基板28と、接着剤B1と、に囲まれ、外部、並びに、隣接する筒状部空間V1及びマイク部空間V3との通気が実質的にない状態になっている。
マイク部空間V3は、基板28と、ホルダ29の孔29b1の内周面と、マイクユニット27の背面27bと、に囲まれ、外部及び隣接する基部空間V2との通気が実質的にない状態になっている。
筒状部空間V1と基部空間V2とを非通気で仕切るための壁となるのは、前ハウジング21に壁として設けられた仕切り壁21d及び充填剤B2である。
また、基部空間V2とマイク部空間V3とを非通気で仕切る壁は、基板28である。すなわち、基板28は、電気接続の機能と非通気の機能と、を兼ね備えている。
次に、上述したマイク付きイヤホン52を耳に装着した状態について、図7も参照して説明する。ここで、マイク付きイヤホン52は左耳用のものとする。右耳用であっても内容は同じである。
図7は、使用者の左耳の耳介Eにマイク付きイヤホン52を装着した状態を示す図である。
上述のように、使用者の耳への装着の際に、イヤピース7は外耳道内に挿入され、図7においてはハウジング21の一部が視認され得るようになっている(耳介Eの形状の個人差等から必ずしも視認されるとは限らない)。
イヤホン本体部2における前ハウジング21のほぼ全体部位と後ハウジング22の前方側の部位とは、耳珠E2と対耳珠E3との間に挟まれるようにして耳甲介腔E1に収められている。
ブッシング26のコードガイド26aは、丁度、珠間切痕E4の凹みに嵌る位置にて前ハウジング21及び後ハウジング22から延出している。
オーナメント23は、外部に完全に露出して視認されると共に、人の平均的な耳介形状において、集音孔23aの位置の頭部Hの表面からの距離(高さ)が、耳介Eの中で頭部Hの表面から最も遠い(高い)耳輪E5よりも遠い位置(高い位置)に位置するようになっている。
この集音孔23aの直近位置にマイクユニット27は配設されている。そのため、マイクユニット27も頭部Hから十分離隔した位置にある。
この構成により、耳介Eの形状(大きさ)が平均的な場合はもとより、特に耳介Eが大きい場合であっても、マイクユニット27が集音する音に対する耳介Eの反射音の影響は大きいものではない。
マイク付きイヤホン52を実施例として説明した本発明のマイク付きイヤホンの構造を、一般モデル化した模式図が図8である。この図8を参照してさらに詳述する。この説明において、前ハウジング21と後ハウジング22とを組み合わせたものをハウジングHGと称することにする。
ハウジングHGは、一方向(図8の左右方向)に一列に外部との通気を遮断された複数の空間を有する。複数は例えば三つであり、第1〜第3の空間V1〜V3である。
ハウジングHGの一端面には、スピーカユニット24が取り付けられている。
スピーカユニット24から遠い他端面近傍には、マイクユニット27が配設されている。
マイクユニット27は、基板28と電気的に接続されている。
従って、スピーカユニット24とマイクユニット27との間には、独立して三つの空間である第1〜第3の空間V1〜V3が直列的に配置されている。
詳しくは、ハウジングHGの内部において、スピーカユニット24とマイクユニット27との間には、仕切り壁21d及び基板28なる仕切り壁を介して直列的に複数の空間が配設されている。
第1〜第3の空間V1〜V3の内の少なくとも一つの空間には、シリコーンゴム等の柔軟性を有する材料で形成された部材であるブッシング26の一部が収容されている。この例では、第2の空間V2に収容され、第2の空間V2を囲う内面の一部又は全部がブッシング26により覆われている。
ブッシング26を介して、コード2aが外部に延出している。ブッシング26は、スピーカユニット24とマイクユニット27の間の、両ユニットから長手方向にある程度距離を隔てた位置に配設されている。
すなわち、コード2aは、スピーカユニット24とマイクユニット27との間の、両ユニット24,27からある程度離れた位置にて外部に引き出されている。
第1〜第3の空間V1〜V3を仕切る壁の少なくとも一つは、ハウジングHGを構成する部材とは異なる部材で形成されている。この例では、基板28であるが、基板28に限定されるものではない。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において以下の変形例としてもよい。
(変形例)
イヤピース7を、筒状部21bとの嵌合部位の形状について、図9に示されるように変形したイヤピース7Aとしてもよい。
図9において、イヤピース7Aは、基部7Aaの後方側に設けられた内向きリブ7Aa1の内周面において、径方向内側に突出するリブ7Aa2を有している。
また、基部7Aaの後方の端面7Aatに、後方に向け突出するリブ7Aa3を有している。
リブ7Aa2及びリブ7Aa3は、周方向において全周に亘り1個、又は間欠的に複数個が形成されている。
また、断面の外形形状は弧状を呈し、例えば前後方向の幅0.3mm,突出高さ0.2mm程度に形成されている。
基部7Aaと周溝21b3とは、径方向及び前後方向に互いに付勢する強嵌合となるよう寸法が設定されている。
これにより、リブ7Aa2は、筒状部21bの周溝21b3の底面21b4に対し径方向内側に向け付勢するように当接する。
一方、リブ7Aa3は、周溝21b3の後側面、すなわち、図9における前ハウジング21の基部21aの前端面21a1に、後方側に向け付勢するように当接する。
ここで、筒状部21bは前ハウジング21と一体であるから、すなわち、リブ7Aa2は、第1の付勢部として前ハウジング21を径方向に付勢し、リブ7Aa3は、第2の付勢部として前ハウジング21を後方端側に向け付勢するようになっている。
ゴム等の柔軟な材料で形成されているイヤピース7によるこの付勢当接により、イヤホン本体部2の筐体を構成する前ハウジング21の振動は良好に抑制され、結果としてイヤホン本体部2の振動が抑制される。
従って、スピーカユニット24からの出力音声の機械振動における筐体伝播が抑制されるので、ハウリングの発生が抑制される。
また、特に、リブ7Aa2によりイヤホン本体部2の径方向の振動が抑制され、リブ7Aa3によりイヤホン本体部2の前後方向の振動が抑制される。
これにより、機械振動の振動方向によらず効果的に筐体伝播が抑制できるので、ハウリングの発生がより抑制される。
このリブ7Aa2及びリブ7Aa3による付勢当接は、イヤホン本体部2自体の振動を抑制する。従って、ハウリングの発生を抑制することに限らず、イヤホン51の音質を濁りの少ない高品位のものとする。
従って、イヤホン本体部2にマイクユニット27を備えていないイヤホンに適用することで、そのイヤホンの音質を向上させることができる。
実施例で説明したマイク付きイヤホン52のように、スピーカユニット24を筒状部21bの前方端部に保持するタイプのイヤホンでは、耳への挿入時等において、イヤピース7と外耳道の内壁とは高度に密着する。そのため、外耳道内の圧力が大気圧より高くなり、スピーカユニット24の振動板に一方向の力がかかる場合があり得る。この場合の外耳道内と大気との圧力差を減らすために、リブ7Aa2,7Aa3を、周方向に一周するものではなく、周方向に間欠的に存在するものとして複数個形成し、リブ7Aa2,7Aa3の形成されていない隙間部分を通して前後方向の通気を可能にしてもよい。
リブ7Aa2は、前後方向に多重に設けてもよい。リブ7Aa3は、径方向に多重に設けてもよい。
当接相手を付勢するリブは、上述の変形例のようにイヤピース7側に設けることに限らず、筒状部21bの底面21b4及び基部21aの前端面21a1に設けてもよい。
(他の変形例)
マイクユニット27は、端子ピン27cを備えるものに限定されない。リード接続用の端子部のみ備えてリード線を直付けするものであってもよい。
この場合、基板28が不要になるので、基部空間V2とマイク部空間V3との間に、後ハウジング22又はブッシング26に壁部を設けて仕切り壁にするとよい。
マイク付きイヤホン52は、必ずしも左右両耳用のイヤホン本体部2,3を備えたステレオタイプでなくてもよい。左右いずれか一方の耳介に装着するためのイヤホン本体部を一つ備えた、モノーラルタイプであってもよい。
複数の空間V1〜V3の容積比率は限定されない。上述のイヤホン本体部2では、基部空間V2が最大で、マイク部空間V3が最小となる図面で構成を示したが、もちろんこれに限定されるものではない。
各空間V1〜V3の容積や形状、は、各空間がスピーカユニット24とマイクユニット27との間に直列的に並ぶものであれば、自由に設定できる。
この場合の直列的とは、幾何学的に直線状になるものに限らず、振動が空間を伝わる経路として並列にならないという意味である。
従って、ハウジングHGは、例えば弓状やS字状に湾曲、屈曲していてもよい。
実施例では、マイク付きイヤホン52は、音声増幅部41に対してプラグ5により挿抜可能なものを説明したが、これに限定されない。
マイク付きイヤホン52を音声増幅部41に対して挿抜不可として、例えば基本コード6が音声増幅部41から直出しされているものであってもよい。
また、マイク付きイヤホン52と音声増幅部41とは、有線で接続されるものに限らない。マイク付きイヤホン52及び音声増幅部41それぞれに、電波又は光等の無線で信号を送受信する送受信部を備え、音声信号を無線で送受信可能に接続する構成であってもよい。
以上詳述した実施例及びその変形例の構成によれば、以下の種々の効果が得られる。
すなわち、スピーカユニット24とマイクユニット27とが、本体部の一端側と他端側との遠い位置に配置されているので、スピーカユニット24から出力された音声及びその音声の振動が、マイクユニット27に伝わり難く、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、外部空間伝播,筐体伝播,及び内部空間伝播すべての抑制に該当する。
使用時に、スピーカユニット24は、外耳道内に位置する。従って、スピーカユニット24とマイクユニット27との間の距離を、より長くすることができ、スピーカユニット24から出力された音声の振動がマイクユニット27により伝わり難く、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、外部空間伝播,筐体伝播,及び内部空間伝播すべての抑制に該当する。
使用時には、イヤピース7により外耳道内が気密状態になるので、外耳道内に配置されたスピーカユニット24からイヤピース7の放音孔7cを通して出力された音声が外耳道から外部に漏出し難く、その音声がマイクユニット27に伝わり難くなっている。従って、簡単な構造で確実にハウリングの発生がより抑制される。これは、外部空間伝播の抑制に該当する。
ハウジングHGの内部が、通気性を遮断された複数の空間V1〜V3で仕切られている。これにより、スピーカユニット24から出力された音声の振動がマイクユニット27に伝達される経路の内、ハウジングHGの内部を伝搬する経路については、複数の空間V1〜V3とそれを仕切る仕切り壁21d及び基板28を通過する必要があり、振動の減衰が著しい。
従って、スピーカユニット24から出力された音声やその機械振動がマイクユニット27に伝わり難くなっており、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、内部空間伝播の抑制に該当する。
少なくとも一つの空間V2の内部に柔軟性を有する材料が進入しているので、空間V2を伝搬する音声の減衰が生じる。また、空間V2に面する内面の一部又は全部が、その柔軟性を有する材料で覆われることで、空間V2を伝搬する音声の減衰がより著しくなっている。
従って、スピーカユニット24から出力された音声がマイクユニット27に伝わり難く、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、内部空間伝播の抑制に該当する。
耳介への装着状態で、外部に引き出されるコード2aの引き出し位置が、外耳道内に挿入される部位(筒状部21b及びイヤピース7)に近く、珠間切痕E4の凹みにコードガイド26aを収めることができる。
これにより、装着が極めて安定すると共に、使用者の装着感が向上する。
また、コード2aからイヤホン本体部2に伝搬する外部振動が珠間切痕E4に接触して吸収されるので、スピーカユニット24から出力された音声がコード2aを介してマイクユニット27に到達するのを効率良く防止し、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、外部空間伝播及び筐体伝播の抑制に該当する。
マイク付きイヤホン52は、マイクユニット27に外部の音を誘導するための集音孔23aが、耳介Eでの反射の影響を受けない程度に頭部Hから離れた位置にある。
このため、外部の音が耳介E内面に反射して集音される効果は多くないものの、逆に、スピーカユニット24から外耳道内に放出された音声が、外耳道から外部空間に漏出しても、耳介Eの内面に反射して集音されマイクユニット27に到達することがない。
従って、簡単な構造で確実にハウリングの発生が抑制される。これは、外部空間伝播の抑制に該当する。
マイク付きイヤホン52は、すべての仕切り壁をハウジング部材で形成してもよいが、組み立てが難しくなる場合があるので、実施例のように、直列的に設けられた複数の空間を仕切る仕切り壁の少なくとも一つを、ハウジング以外の部材(実施例においては基板28)で形成することが望ましい。
これにより、組み立てが容易となり、製造効率が向上する。
マイク付きイヤホン52は、イヤピース7Aを用いた場合、その前方側が外耳道内で支持され、後方側でイヤホン本体部2を強嵌合で弾性的に保持する態様となる。
これにより、イヤホン本体部2を伝播する機械振動が効果的に抑えられるので、ハウリングの発生が抑制される。これは、筐体伝播の抑制に該当する。
また、イヤホン本体部2の不要な振動が抑えられるので、再生音質が向上する。
マイク付きイヤホン52は、イヤピース7Aを用いた場合、リブ7Aa2によってイヤホン本体部2の径方向の振動が抑えられ、リブ7Aa3によってイヤホン本体部2の前後方向の振動が抑えられ、より効果的にハウリングの発生が抑制される。これは、筐体伝播の抑制に該当する。
また、イヤホン本体部2の、径方向と前後方向との異なる方向の振動を抑えることができるので、再生音質がより向上する。
さらに、マイク付きイヤホン52は、イヤピース7Aを用いた場合で、リブ7Aa2及びリブ7Aa3の少なくとも一方が全周に亘る場合は、外耳道内の空間を外部空間から確実に遮断することができる。これは、外部空間伝播の抑制に該当する。
上述の実施例及び各変形例は、可能な範囲で互いに自由に組み合わせることができる。
1 イヤホン部
2,3 イヤホン本体部、 2a,3a コード、 2c 開口部
4 分岐部
5 プラグ
6 基本コード
7,7A イヤピース
7a,7Aa 基部、 7a1,7Aa1 内向きリブ
7Aat 端面、 7Aa2,7Aa3 リブ、 7b 傘状部
7c 放音孔
21 前ハウジング
21a 基部、 21b 筒状部、 21b1 端面
21b2 凹部、 21b3 周溝、 21c 内リブ
21d 仕切り壁、 21d1 孔
22 後ハウジング
23 オーナメント、 23a 集音孔、 23b 連通路
24 スピーカユニット、 24b 背面
25 ユニットホルダ
26 ブッシング、 26a コードガイド、 26a1 先端面
26b 基部、 26c コード孔、 26c1 開口部
26d 結び玉
27 マイクユニット
27a 収音面、 27b 背面、 27c 端子ピン
28 基板、 28a 孔
29 ホルダ
29a 底部、 29a1 孔、 29b 仕切り壁、 29b1 孔
30a〜30d リード線
41 音声増幅部
41a 端子部、 41b 電源スイッチ、 41c 音量ボリューム
51 集音機
52 マイク付きイヤホン
B1 接着剤、 B2 充填剤
E 耳介
E1 耳甲介腔、 E2 耳珠、 E3 対耳珠、 E4 珠間切痕
E5 耳輪
H 頭部
HG ハウジング
M マイク部
V,Vm 空間
V1 筒状部空間(第1の空間)、 V2 基部空間(第2の空間)
V3 マイク部空間(第3の空間)

Claims (7)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの一方の端部の外側に取り付けられたスピーカユニットと、
    前記ハウジングの内部における他方の端部側に取り付けられたマイクユニットと、
    前記ハウジングの内部において、前記スピーカユニットと前記マイクユニットとの間に仕切り壁を介して直列的に設けられた複数の空間と、
    を有するマイク付きイヤホン。
  2. 前記仕切り壁の少なくとも一つが、前記ハウジング以外の部材で形成されていることを特徴とする請求項1記載のマイク付きイヤホン。
  3. 前記ハウジングにおける前記一方の端部側が筒状部とされると共に、前記スピーカユニットが前記筒状部の先端面に取り付けられており、
    前記筒状部にイヤピースが装着されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマイク付きイヤホン。
  4. 前記筒状部に前記イヤピースが装着されると共に前記イヤピースが外耳道に挿入された状態を使用状態とし、
    前記使用状態において、
    前記スピーカユニットが前記外耳道の内部に位置し、前記マイクユニットが頭部から離隔した位置にあることを特徴とする請求項3記載のマイク付きイヤホン。
  5. 前記スピーカユニット及びマイクユニットと外部の装置との間で音声信号を授受するために前記ハウジングから前記外部に引き出されているコードと、
    前記コードを保持するブッシングと、を有し、
    前記複数の空間の内の少なくとも一つの空間の内部に、前記ブッシングの一部が進入していることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のマイク付きイヤホン。
  6. 前記イヤピースは、前記ハウジングを径方向に付勢する第1の付勢部と、前記ハウジングを前記他方の端部側に向け付勢する第2の付勢部と、を有していることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のマイク付きイヤホン。
  7. ハウジングと、前記ハウジングの一方の端部の外側に取り付けられたスピーカユニットと、前記ハウジングの内部における他方の端部側に取り付けられたマイクユニットと、前記ハウジングの内部において前記スピーカユニットと前記マイクユニットとの間に仕切り壁を介して直列的に設けられた複数の空間と、を有するマイク付きイヤホンと、
    前記マイク付きイヤホンが接続され、前記マイクユニットから出力された音声信号を増幅して前記スピーカユニットに向け出力する音声増幅部と、
    を備えた集音機。
JP2013136133A 2013-06-28 2013-06-28 マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機 Active JP6015574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136133A JP6015574B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013136133A JP6015574B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015012436A true JP2015012436A (ja) 2015-01-19
JP6015574B2 JP6015574B2 (ja) 2016-10-26

Family

ID=52305230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013136133A Active JP6015574B2 (ja) 2013-06-28 2013-06-28 マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6015574B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170303025A1 (en) * 2015-08-24 2017-10-19 Yamaha Corporation Sound output and pickup device
CN111988698A (zh) * 2020-08-31 2020-11-24 歌尔科技有限公司 一种耳机
RU2800542C1 (ru) * 2020-08-12 2023-07-24 Шэньчжэнь Шокз Ко., Лтд. Акустические устройства

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101719352B1 (ko) * 2013-12-13 2017-04-04 주식회사 엘지화학 고흡수성 수지 조성물

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135845A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Seiko Epson Corp イヤホン型送受話機
JPH10164695A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Sayama Precision Ind Co 耳せん付き補聴器
JP2003009272A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Fukuoka Institute Of Technology イヤホーンマイク
JP2003505996A (ja) * 1999-07-23 2003-02-12 サーノフ コーポレイション 補聴器
JP2005286851A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Star Micronics Co Ltd 電子機器
JP2005295175A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpix:Kk ヘッドホン装置
JP2010088070A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Rion Co Ltd 耳かけ型補聴器
JP2013074592A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Jvc Kenwood Corp イヤーピース及びそれを備えた放音装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135845A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Seiko Epson Corp イヤホン型送受話機
JPH10164695A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Sayama Precision Ind Co 耳せん付き補聴器
JP2003505996A (ja) * 1999-07-23 2003-02-12 サーノフ コーポレイション 補聴器
JP2003009272A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Fukuoka Institute Of Technology イヤホーンマイク
JP2005286851A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Star Micronics Co Ltd 電子機器
JP2005295175A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpix:Kk ヘッドホン装置
JP2010088070A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Rion Co Ltd 耳かけ型補聴器
JP2013074592A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Jvc Kenwood Corp イヤーピース及びそれを備えた放音装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170303025A1 (en) * 2015-08-24 2017-10-19 Yamaha Corporation Sound output and pickup device
CN107925808A (zh) * 2015-08-24 2018-04-17 雅马哈株式会社 声音输出和拾取装置
EP3343943A4 (en) * 2015-08-24 2019-03-27 Yamaha Corporation SOUND EMISSION AND RECORDING DEVICE
US10284937B2 (en) * 2015-08-24 2019-05-07 Yamaha Corporation Sound output and pickup device
CN107925808B (zh) * 2015-08-24 2021-02-09 雅马哈株式会社 声音输出和拾取装置
RU2800542C1 (ru) * 2020-08-12 2023-07-24 Шэньчжэнь Шокз Ко., Лтд. Акустические устройства
CN111988698A (zh) * 2020-08-31 2020-11-24 歌尔科技有限公司 一种耳机
CN111988698B (zh) * 2020-08-31 2023-03-03 歌尔科技有限公司 一种耳机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6015574B2 (ja) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5695703B2 (ja) 音響チューニングメカニズムを有するイヤホン
JP2015023495A (ja) イヤホンマイク
CN110100454B (zh) 声音输出装置
KR101721157B1 (ko) 이어셋
CN108702560B (zh) 声音输出装置
KR102287938B1 (ko) 헤드셋의 마이크 장착 구조
JP2012244350A (ja) カナル型イヤホン
CN111801950A (zh) 无线耳机
JP3161011U (ja) イヤーピース及びそれを用いたヘッドホン
TWI558222B (zh) 耳機
JP6330649B2 (ja) マイク付イヤホン
JP5062150B2 (ja) イヤホン
KR101694706B1 (ko) 이어셋
JP6015574B2 (ja) マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機
CN110100456B (zh) 声音收集装置
JP5907274B2 (ja) イヤホン装置
JP5849296B1 (ja) 連通部付き密閉イヤホン
JP5872722B1 (ja) 連通管付きイヤホン
JP6149599B2 (ja) イヤホン
CN112514413A (zh) 声音输出装置
JP2012085114A (ja) イヤホン
JP7320316B1 (ja) オープン型イヤホン
JP2014150486A (ja) イヤホン
JP2023141722A (ja) マイク付きイヤホン
JP2020113925A (ja) 挿入式パッシブ・ノイズキャンセル・イヤホン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6015574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150