JP2013074592A - イヤーピース及びそれを備えた放音装置 - Google Patents

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裕治 柳下
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孝之 内田
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Hikaru Nagata
光 永田
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Abstract

【課題】イヤーピースの放音孔内への耳垢の進入を防止し再生音質を良好に維持することができるイヤーピースを提供する。
【解決手段】筒状に形成された基部(5k,5Ak)と、基部(5k,5Ak)の一方の端部側を起点(P1)として他方の端部側に向け傘状に延出した傘状部(5c,5Ac)と、を有する。基部(5k,5Ak)の起点(P1)よりも先端側に設けられ径方向外側に張り出したフランジ部(5f,5Af)と、基部(5k,5Ak)の一方の端部に設けられ基部(5k,5Ak)の軸線(CL)方向に環状に突出した壁部(5g,5Ag)と、壁部(5g,5Ag)で囲まれた範囲内に開口した放音孔(5e,5Ae)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、イヤーピース及びそれを備えた放音装置に係り、特に、イヤーピースの放音孔内に耳垢が進入し難いイヤーピース及びそれを備えた放音装置に関する。
外耳道内に音声を放出するための放音装置として、例えばイヤホン(主として耳介に装着して使用するものを指す),ヘッドホン(イヤホンも含み主として頭部に掛けるバンド等を有するものを指す),及び補聴器があり、使用時において外耳道内に挿入するイヤーピースを備えたものが知られている。
イヤーピースは、通常、放音装置の筐体に突出して設けられた筒状部に着脱可能に装着されるようになっている。
イヤーピースを備える放音装置は、その構造において、音声信号を音声に変換する電気音響変換器の配置位置が異なる第1及び第2のタイプに大別される。
第1のタイプは、電気音響変換器を筐体内部に備えたタイプであり、第2のタイプは、電気音響変換器を、筐体内ではなく筒状部の先端又は筒状部内に備えたタイプである。
イヤーピースの先端部には、電気音響変換器から筒状部内に放出された音声を通過させて外耳道内に放出するための放音孔が設けられている。
このような放音装置における第1のタイプの一例が、特許文献1に記載され、第2のタイプにおける筒状部の先端に備えた一例が特許文献2に記載されている。
特開2010−157787号公報 特開2010−016787号公報
ところで、外耳道の内壁におけるイヤーピースが挿入される範囲には、量や質に個人差があるが少なからず耳垢が存在する。
そのため、イヤーピースを外耳道内に挿入すると、その挿入の度に外耳道内の耳垢がイヤーピースによってこそぎ落とされてイヤーピースの先端部分に集まり、集まった耳垢の量が多くなるとその一部が放音孔の中に進入する場合がある。
進入した耳垢は、放音装置の繰り返し使用により、第1のタイプでは筒状部の放音孔内に蓄積され、第2のタイプでは電気音響変換器の放音面上に蓄積される。いずれのタイプにおいても、耳垢の蓄積量の増加により実質的な詰まり状態が招来されて放音装置の再生音質が劣化する可能性が高くなる。
従って、イヤーピースの放音孔内へ耳垢が進入し難く、放音装置の再生音質が劣化しないようにする構造が要望されている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、イヤーピースの放音孔内への耳垢の進入を防止し、再生音質を良好に維持することができるイヤーピース及びそれを備えた放音装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) 筒状に形成された基部(5k,5Ak)と、前記基部(5k,5Ak)の一方の端部側を起点(P1)として他方の端部側に向け傘状に延出した傘状部(5c,5Ac)と、を有するイヤーピース(5,5A)において、
前記基部(5k,5Ak)の前記起点(P1)よりも先端側に設けられ径方向外側に張り出したフランジ部(5f,5Af)と、
前記基部(5k,5Ak)の前記一方の端部に設けられ前記基部(5k,5Ak)の軸線(CL)方向に環状に突出した壁部(5g,5Ag)と、
前記壁部(5g,5Ag)で囲まれた範囲内に開口した放音孔(5e,5Ae)と、
を有することを特徴とするイヤーピース(5,5A)である。
2) 径方向において前記壁部(5Ag)と前記放音孔(5Ae)との間に前記軸線(CL)方向に環状に突出した別の壁部(5Aj)が設けられていることを特徴とする1)に記載のイヤーピース(5A)である。
3) 前記壁部(5Ag)と前記別の壁部(5Aj)との間に、前記別の壁部(5Aj)の厚みの幅(W2)よりも広い幅(W1)のリング状溝部(5Am)が設けられていることを特徴とする2)に記載のイヤーピース(5A)である。
4) 前記軸線(CL)方向において前記傘状部(5Ac)と前記フランジ部(5Af)との間に周溝部(5An)が設けられていることを特徴とする1)〜3)のいずれか一つに記載のイヤーピース(5A)である。
5) 筐体(1)と、前記筐体(1)から突出した音筒部(4)と、音声を放出するスピーカ(SP)と、前記音筒部(4)に着脱自在に装着された1)〜4)のいずれか一つに記載のイヤーピース(5,5A)と、を備え、前記イヤーピース(5,5A)の前記放音孔(5e,5Ae)から前記スピーカ(SP)の音声が放出されるよう構成されていることを特徴とする放音装置(51,51A)である。
6) 前記スピーカ(SP)は、前記筐体(1)の内部,前記音筒部(4)の先端部,又は前記音筒部(4)の内部に配置されていることを特徴とする5)に記載の放音装置(51,51A)である。
本発明によれば、イヤーピースの放音孔内への耳垢の進入を防止し、放音装置の再生音質を良好に維持することができる。
本発明のイヤーピースを備えた放音装置の実施例1を説明するための外観斜視図である。 本発明のイヤーピースを備えた放音装置の実施例1を説明するための部分縦断面図である。 本発明のイヤーピースの実施例1を説明するための二面図及び縦断面図である。 本発明のイヤーピースの実施例1における外耳道への挿入過程を説明するための第1の図である。 本発明のイヤーピースの実施例1における外耳道への挿入過程を説明するための第2の図である。 本発明のイヤーピースの実施例1における使用状態を説明するための図である。 本発明のイヤーピースの実施例1における外耳道からの抜去過程を説明するための第1の図である。 本発明のイヤーピースの実施例1における外耳道からの抜去過程を説明するための第2の図である。 本発明のイヤーピースを備えた放音装置の実施例2を説明するための外観斜視図である。 本発明のイヤーピースを備えた放音装置の実施例2を説明するための部分縦断面図である。 本発明のイヤーピースの実施例2を説明するための二面図及び縦断面図である。 本発明のイヤーピースの実施例2における外耳道への挿入過程を説明するための図である。 本発明のイヤーピースの実施例2における使用状態を説明するための図である。 本発明のイヤーピースの実施例2における外耳道からの抜去過程を説明するための第1の図である。 本発明のイヤーピースの実施例2における外耳道からの抜去過程を説明するための第2の図である。 本発明のイヤーピースを備えた放音装置の変形例を説明するための一部断面図である。 本発明のイヤーピースの実施例1,2における変形例を説明するための部分断面図である。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図17を用いて説明する。
<実施例1>
実施例1について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、図1〜図3を参照して構造について詳述する。
図1は、本発明のイヤーピースを備えた放音装置の実施例1における放音装置51を示す外観斜視図であり、図2は、放音装置51の要部を図1における矢印YS方向から見てイヤーピース5のみを断面とした部分断面図である。また、図3(a)は、イヤーピース5の側面図であり、図3(b)は上面図であり、図3(c)は縦断面図である。
放音装置51は、いわゆるカナル型のイヤホンであり、左耳用のものである。以下、放音装置51をイヤホン51とも称する。
イヤホン51がステレオ対応の場合、左耳用と右耳用との一対を備え、両者は対称形状となる。
イヤホン51は、耳介に装着される部分である筐体1を有する本体部HTと、筐体1からブッシング2を介して延出するコード3と、筐体1に突出形成された音筒部4と、を有している。音筒部4には着脱可能にイヤーピース5が取り付けられている。
音筒部4の先端部には、電気音響変換器であるスピーカSPが配置されている。具体的には、スピーカSPは、鍋状に形成されたスピーカホルダ6の内部に収められており、スピーカホルダ6が音筒部4にカシメ固定されることで音筒部4の先端に一体的に保持されている。
スピーカSPは、コード3を介して外部から供給された音声信号を音声に変換して図2の上方に向けて出力する。
スピーカホルダ6の天壁部6aには、スピーカSPから出力された音を通過させる放音孔6bが形成されている。放音孔6bは、一つの開口孔又は小さな開口孔の複数の群として中央部を含む所定の面積で又は所定の範囲に形成されている。図1には、開口孔の群として形成された放音孔6bが示されている。放音孔6bの形成範囲は、スピーカSPの振動板に対応した範囲において、構造上可能な限り広い面積が確保されるように設定されている。
音筒部4の根本側(筐体1側)には、イヤーピース5と係合してそれを保持するための周溝4aが設けられている。
イヤーピース5は、柔軟性を有する材料で形成されている。材料例はシリコーンゴムである。通常のゴムの成形によれば、イヤーピース5の表面は細かいシボ状になる。この表面状態は、塵や埃が比較的付き易いものであり耳垢も同様である。
イヤーピース5は、筒状の基部5kと、筐体1側を後端(図2の下方側)としその反対側を先端とした際の基部5kの後端側において内方に向け突出した周リブ5aと、周リブ5aにより囲まれた開口を有する孔5bと、基部5kの先端側の起点P1から後端側に向け傘状に延出した傘状部5cと、基部5kの先端側に設けられた天壁部5dと、を有している。起点P1は、傘状部5cの弾性変形の起点でもあり傘状部5cの根本における後端側位置である。
周リブ5aは音筒部4の周溝4aに係合可能とされ、それによりイヤーピース5は音筒部4に保持される。
孔5bには、音筒部4がガタなく嵌まりこむ。
傘状部5cは、イヤーピース5が外耳道G(図4参照)内に挿入された際に、外耳道の内壁Ga(図4参照)に対しすぼむような弾性変形を伴ってしなやかに当接し、概ね密着するようになっている。
天壁部5dには、スピーカホルダ6の放音孔6bと対応した範囲に放音孔5eが内径Deで形成されている。この天壁部5dの放音孔5eは、スピーカホルダ6の放音孔6bを少なくとも包含する範囲に形成されているとよい。
イヤーピース5は、基部5kにおける先端側(図2の上方側)において、径方向外方に張り出したフランジ部5fが設けられている。フランジ部5fは、例えば全周にわたって張り出している。張り出した形状例は円形である。フランジ部5fは一部に切り欠きを有していてもよい。また、平面で同一平面上に張り出していなくてもよく、曲面として張り出していてもよい。曲面の例は、ウエーブワッシャのような波形状、あるいは螺旋形状である。フランジ部5fは、イヤーピース5の基部5kの軸線CLに概ね直交する方向に延在するように張り出している。
フランジ部5fは、基部5kよりも軟らかく形成されている。すなわち、基部5kよりも撓み易くなっている。具体的には図2の上下方向(矢印DRf方向)に容易に撓むようになっている。基部5kよりも撓み易くするために、フランジ部5fは、例えば基部5kよりも薄肉で形成されている。
外耳道の太さには個人差があるので、イヤーピース5は、傘状部5cの外径Dcが異なる複数種が市場提供されて使用者が選択できるようになっていることが好ましい。
フランジ部5fは、後述するように、外耳道Gの内壁Gaに対し撓んで接触するものであり、傘状部5cの外径Dcに応じた外径Dfに設定される。
例えば、フランジ部5fの外径Dfは、傘状部5cの外径Dcと同じかやや小さく設定される。これに限らず、フランジ部5fの外径Dfは、傘状部5cの外径Dcよりも大きく設定されていてもよい。
天壁部5dにおいて外側となる面である天面5hには、図2の上方に向け環状に突出する壁部5gが設けられている。壁部5gの根本側の内径Dgは、放音孔5eの内径Deと等しく、又は内径Deより大きく設定され、後者の場合に形成される内径Dgと内径Deとの間のリング状範囲AR1〔図3(b)も参照〕は、平坦に形成されている。すなわち、放音孔5eは、壁部5gに囲まれた範囲内に開口している。
次に、図4〜図8を参照して、イヤホン51の使用に際し、イヤーピース5が外耳道Gに挿入される前の状態Aと、挿入途中の状態Bと、挿入が完了したイヤホン51の使用状態である状態Cと、イヤーピース5を外耳道Gから抜去する途中の状態Dと、抜去後の状態Eと、について説明する。
<状態A>(図4参照)
断面で示される外耳道Gの内壁Gaには、耳垢Mが付着している。図4では、便宜的に、耳垢Mは、ほぼ均一のものが内壁Gaに平均的に付着しているように示されている。この外耳道G内に、イヤーピース5は白抜き矢印の方向で挿入される。
<状態B>(図4,図5参照)
フランジ部5fは、力が付与されていない状態で外径Dfが外耳道Gの内壁Gaに内接する円の径DGN(図4参照)よりも十分大きくなるように形成されている。一般的には、径DGNを内壁Gの内径としてよい。
従って、図5に示されるように、イヤーピース5を外耳道G内へ、矢印の方向に挿入していくと、フランジ部5fは、筐体1側に撓みながら内壁Gaに接触し、挿入に伴って内壁Gaに付着していた耳垢Mをこそぎ落としていく。
図5では、フランジ部5fが外耳道Gの出口から距離AR2だけ内部に進入した状態が示されている。イヤーピース5の進入に伴い、内壁Gaにおける距離AR2に対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mは、フランジ部5fにこそぎ落とされてフランジ部5fの進行方向側の面であるフランジ天面5f1と壁部5gとの間に蓄えられていく。蓄えられた耳垢Mの群を耳垢群Mgと称する。
<状態C>(図6参照)
図6には状態Cが示されている。状態Cは、イヤホン51が所定の位置に装着された使用状態である。すなわち、イヤーピース5が外耳道Gの内部に最も深く挿入された状態である。
この位置で、フランジ部5fは、外耳道Gの出口から距離AR3だけ内部に侵入しており、内壁Gaにおける距離AR3に対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mがフランジ天面5f1と壁部5gとの間に蓄えられ、耳垢群Mgとなっている。壁部5gが設けられていることで、放音孔5eの内部に耳垢Mが入り込む虞なく耳垢群Mgが保持される。
フランジ部5fは、弾性変形してしなやかに内壁Gaに接触している。そのため、図6に示されるように、フランジ部5fは、筐体1側に撓んだ状態で維持され、内壁Gaを押す反発力は大きくない。従って、使用者がフランジ部5fの接触によって違和感を覚えることはほとんどない。使用者が、イヤーピース5をやや過渡に挿入した後に所定の位置に戻すと、フランジ部5fは、筐体1とは反対側(挿入方向側)に撓んだ状態で維持される場合がある。この場合でも、フランジ部5fが内壁Gaを押す反発力は大きくないので、使用者がフランジ部5fの接触によって違和感を覚えることはほとんどない。
<状態D>(図7参照)
図7には、イヤホン51の使用後、状態Cからイヤホン51を耳介から抜去する途中の状態Dが示されている。この状態Dにおいて、フランジ部5fは、挿入方向と反対の方向に移動することから反転して筐体1の反対側に撓み、外耳道Gの出口から距離AR4(AR4<AR3)の位置にある。
状態Cでフランジ部5fのフランジ天面5f1と壁部5gとの間に蓄えられた耳垢群Mgは、そのまま保持されている。
一方、フランジ部5fの筐体1側の面であるフランジ底面5f2が外耳道Gの内壁Gaに接触しながら移動するので、挿入の際にこそぎ取りきれずに残された耳垢M1がある場合は、それをこそぎ取る。
外耳道Gの内壁Gaの形状や太さに対してフランジ部5fが比較的大きい場合は、フランジ部5fが反転せず、筐体1側に撓んだ状態のまま抜去される可能性もある。この場合においても、状態Bでこそぎ残された耳垢M1がある場合は、こそぎ取られ、フランジ底面5f2と傘状部5cとの間に耳垢群M1gとして保持される。
<状態E>(図8参照)
状態Eは、イヤホン51を耳から外した状態、すなわち、イヤーピース5を外耳道Gから抜去した状態であり、図8に示される。
内壁Gaにおける距離AR3に対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mは、上述のようにフランジ部5fによりそぎ落とされ、壁部5gの外側のフランジ天面5f1上に耳垢群Mgとして保持されてイヤーピース5と共に外部に排出される。
また、抜去時にフランジ部5fによりそぎ落とされ、フランジ底面5f2と傘状部5cとの間に保持された耳垢群M1gもイヤーピース5と共に外部に排出される。
従って、イヤホン51を使用する度に、外耳道Gの内壁Gaにおける距離AR3に対応した周方向範囲の耳垢Mが実質的に除去される。
耳垢Mが耳垢群Mgとしてイヤーピース5に蓄えられて外部排出されるときにも、壁部5gが設けられているために、放音孔5e内に耳垢Mが進入する可能性が少ない。
また、挿入経歴のあるイヤーピース5を洗浄等して耳垢群Mgを除去した後、再度外耳道G内に挿入した際の、又は、別のイヤーピース5を外耳道G内に挿入した際の耳垢Mの付着量が低減され、放音孔5e内に耳垢Mが進入する可能性がより少なくなる。
<実施例2>
次に、実施例2について、図9〜図15を参照して説明する。
まず、構造について、図9〜図11を参照して詳述する。図9は、実施例における放音装置51Aを示す外観斜視図であり、図10は、放音装置51Aの要部を図9における矢印YSA方向から見てイヤーピース5Aのみを切断した部分断面図である。図11(a)は、イヤーピース5Aの側面図であり、図11(b)は上面図であり、図11(c)は縦断面図である。
放音装置51Aは、実施例1の放音装置51に対してイヤーピース5をイヤーピース5Aとしたものである。従って、主にイヤーピース5Aについて説明する。
イヤーピース5Aは、柔軟性を有する材料で形成されている。材料例はシリコーンゴムである。イヤーピース5Aの表面状態も、細かなシボ状となっていて耳垢が比較的つき易いものとなっている。
イヤーピース5Aは、筒状の基部5Akと、筐体1側を後端(図10の下方側)その反対側を先端とした際の基部5Akの後端側において内方に向け突出した周リブ5Aaと、周リブ5Aaにより囲まれた開口を有する孔5Abと、基部5Akの先端側の起点P1から後端側に向け傘状に延出した傘状部5Acと、基部5Akの先端側に設けられた天壁部5Adと、を有している。起点P1は、傘状部5Acの弾性変形の起点でもあり傘状部5Acの根本における後端側位置である。
周リブ5Aaは音筒部4の周溝4aに係合可能とされ、それによりイヤーピース5Aは音筒部4に保持される。
孔5Abには、音筒部4がガタなく嵌まりこむ。
傘状部5Acは、イヤーピース5Aが外耳道G内に挿入された際に、外耳道Gの内壁Gaに対しすぼむような弾性変形を伴ってしなやかに当接し、概ね密着するようになっている。
天壁部5Adには、スピーカホルダ6の放音孔6bと対応した範囲に放音孔5Aeが内径DAeで形成されている。この放音孔5Aeは、放音孔6bを少なくとも包含する範囲に形成されているとよい。
イヤーピース5Aは、基部5Akにおける先端側(図10の上方側)において、径方向外方に張り出したフランジ部5Afが設けられている。フランジ部5Afは、全周にわたって円形に張り出している。フランジ部5Afは、イヤーピース5Aの基部5Akの軸線CLに概ね直交する方向に延在するように張り出している。
フランジ部5Afは、基部5Akよりも柔らかく形成されている。すなわち、基部5Akよりも撓み易くなっている。具体的には図10の上下方向(矢印DRf2方向)に容易に撓むようになっている。基部5Akよりも撓み易くするために、フランジ部5Afは、例えば基部5Akよりも薄肉で形成されている。
フランジ部5Afも、後述するように、外耳道Gの内壁Gaに撓んで接触するものであり、傘状部5Acの外径DAcに応じた外径DAfに設定される。
具体的には、フランジ部5Afの外径DAfは、傘状部5Acの外径DAcと同じかやや小さく設定されているのがよい。
イヤーピース5Aの図10の上方側の端部には、その上方に向け環状に突出する壁部5Agが設けられている。
壁部5Agの径方向位置は、概ね基部5Akの径方向位置に対応して形成されている。換言するならば、壁部5Agは、概ね基部5Akを長手方向に延長した位置に設けられている。
天壁部5Adにおける放音孔5Aeの縁部には、図10の上方に向け環状に突出する壁部5Ajが設けられている。この壁部5Ajの径方向外側の根本径Dajと壁部5Agの径方向内側の根本径DAgとの間のリング状範囲AR1Aは、壁部5Ag,5Ajに対して相対的に凹んだ溝部5Amとなっている。
壁部5Ajは、放音孔5Aeの縁部よりも大径となる位置から突出するように設けられていてもよい。すなわち、放音孔5Aeの縁部近傍に設けられていてもよい。
壁部5Ajは、軸線CL方向において壁部5Agの先端位置を越えないように設けられているとよい。これは、外耳道Gがある深さ位置から屈曲しており、壁部5Ag,5Aj共に屈曲した内壁Gaに接触しない範囲内でできるだけ高く形成されているのが最も望ましいことによる。
一方、傘状部5Acとフランジ部5Afとの間には、軸線CL方向における所定の幅Hmで全周に亘って抉られた周溝部5Anが設けられている。
溝部5Am及び周溝部5Anの断面形状は限定されない。U字状、コ字状、V字状等種々の断面形状が許容されるが、イヤーピース5Aが変形したときの応力集中を回避する観点から、例えばU字状やR付きのコ字状などの急峻な屈曲がない形状で形成されているとよい。
溝部5Amの幅W1は、壁部5Ajの幅W2以上に形成されている。壁部5Ajが先細り形状の場合、幅W2は根本の幅とされる。このように溝部5Amを幅広で形成すると、後述のように多量の耳垢群MAgを保持できる
溝部5Am及び周溝部5Anの溝深さも限定されない。イヤーピース5Aとして強度が維持できる範囲であれば、後述のようにそれぞれ多量の耳垢群Mg,M1gを保持できるので深い方が望ましい。
次に、図12〜図16を参照して、イヤホン51Aの使用に際し、イヤーピース5Aを外耳道Gへ挿入する途中の状態ABと、挿入が完了したイヤホン51の使用状態である状態ACと、イヤーピース5Aを外耳道Gから抜去する途中の状態ADと、抜去後の状態AEと、について説明する。
<状態AB>(図12参照)
フランジ部5Afの外径DAfは、外耳道Gの内壁Gaに内接する円の径よりも十分大きく設定されている。
従って、イヤーピース5Aを外耳道Gに図12の矢印の方向に挿入していくと、フランジ部5Afは、筐体1側に撓みながら接触し、挿入に伴って外耳道Gの内壁Gaに付着していた耳垢Mをこそぎ落としていく。
図12では、フランジ部5Afが外耳道Gの出口から距離AR2Aだけ内部に進入した状態が示されており、内壁Gaにおける距離AR2A対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mは、イヤーピース5Aの挿入に伴い、フランジ部5Afにこそぎ落とされてフランジ部5Afの進行方向側の面であるフランジ天面5Af1と壁部5Agとの間に耳垢群Mgとして蓄えられていく。
<状態AC>(図13参照)
状態ACは、イヤホン51Aの使用状態である。すなわち、イヤーピース5Aが外耳道Gの内部に最も深く挿入された状態であり、図13に示される。
この位置で、フランジ部5Afは、外耳道Gの出口から距離AR3Aだけ内部に侵入しており、内壁Gaにおける距離AR3Aに対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mがフランジ天面5Af1と壁部5Agとの間に蓄えられている。
また、使用者の耳垢が体質的に多い場合、耳垢群Mgが多量に蓄えられてフランジ天面5Af1と壁部5Agとの間に保持しきれず、壁部5Agを越えて内側に入り込む可能性もある。
実施例2のイヤーピース5Aは、壁部5Agの内側に、径方向に所定距離をあけて別の環状の壁部5Ajが設けられている。また、壁部5Agと壁部5Ajとの間が凹んで溝部5Amとされている。
従って、仮に耳垢群Mgの一部が壁部5Agを乗り越えても、壁部5Ajに達することはほとんどない。また、溢れて壁部5Agを乗り越えた耳垢群Mgの一部は、次に溝部5Amに蓄えられるので、さらに内側の壁部5Ajまでも乗り越えることはまずない。
図13は、溝部5Amに壁部5Agを乗り越えた耳垢群Mgの一部が耳垢群MAgとして若干蓄えられた状態を示している。
フランジ部5Afは、弾性変形してしなやかに内壁Gaに接触している。そのため、図13に示されるように、フランジ部5Afは筐体1側に撓んだ状態で維持され、内壁Gaを押す反発力は大きくない。従って、使用者がフランジ部5Afの接触によって違和感を覚えることはほとんどない。使用者が、イヤーピース5Aをやや過渡に挿入した後に所定の位置に戻すと、フランジ部5Afは、筐体1とは反対側(挿入方向側)に撓んだ状態で維持される場合がある。この場合でも、フランジ部5Afが内壁Gaを押す反発力は大きくないので、使用者がフランジ部5Afの接触によって違和感を覚えることはほとんどない。
<状態AD>(図14参照)
図14には、イヤホン51Aの使用後、状態ACからイヤホン51Aを耳介から抜去する途中の状態ADが示されている。この状態ADにおいて、フランジ部5Afは、挿入方向と反対の方向に移動することから反転して筐体1の反対側に撓み、外耳道Gの出口から距離AR4A(AR4A<AR3A)の位置にある。
状態ACでフランジ部5Afのフランジ天面5Af1と壁部5Agとの間に蓄えられた耳垢群Mgは、そのままフランジ天面5Af1と壁部5Agとの間に保持されている。
一方、フランジ部5Afの筐体1側の面であるフランジ底面5Af2が外耳道Gの内壁Gaに接触しながら移動するので、挿入の際にこそぎ取りきれずに残された耳垢MA1がある場合は、それをこそぎ取る。こそぎ取られた耳垢MA1は、フランジ底面5Af2と傘状部5Acとの間に設けられた周溝部5Anに耳垢群MA1gとして蓄積する。
外耳道Gの内壁Gaの形状や太さに対してフランジ部5Afが比較的大きい場合は、フランジ部5Afが反転せず、筐体1側に撓んだ状態のまま抜去される可能性もある。この場合においても、状態ABでこそぎ残された耳垢MA1がある場合はこそぎ取られ、フランジ底面5Af2と傘状部5Acとの間に設けられた周溝部5Anに耳垢群MA1gとして蓄積する。
実施例2のイヤーピース5Aは、溝部5Amが設けられているので、外耳道Gへの挿入時にこそぎ取った耳垢Mが多量で壁部5Agを乗り越えた場合には、溝部5Amに耳垢群MAgとして蓄積することができる。従って、挿入時に、より多量の耳垢Mを蓄積することができ、放音孔5Ae内への耳垢Mの進入が良好に防止される。
また、イヤーピース5Aには周溝部5Anが設けられているので、外耳道Gからの抜去時に残留分の耳垢M1をこそぎとって周溝部5Anに耳垢群MA1gとして蓄積することができる。従って、抜去時に、より多量の耳垢Mを蓄積することができるので、次に使用する際や他のイヤーピースを挿入した際に放音孔5Ae内への耳垢Mの進入が良好に防止される。
<状態AE>(図15参照)
状態AEは、イヤホン51を耳から外した状態、すなわち、イヤーピース5Aを外耳道Gから抜去した状態であり、図15に示される。
内壁Gaにおける距離AR3Aに対応した周方向範囲に付着していた耳垢Mは、上述のようにフランジ部5Afによりそぎ落とされ、壁部5Agの外側となるフランジ天面5Af1上の耳垢群MAgとして保持されてイヤーピース5Aと共に外部に排出される。
内壁Gaの耳垢Mが多量の場合は、それに加えて、周溝部5Anに耳垢群MAgとして、また、周溝部5Anに耳垢群MA1gとして蓄えられて保持されたまま、イヤーピース5Aと共に外部に排出される。
従って、イヤホン51Aを使用する度に、外耳道Gの内壁Gaにおける距離AR3に対応した周方向範囲の耳垢Mが除去される。この除去は、耳垢Mが多量であっても良好に行われる。
耳垢Mをイヤーピース5Aに保持させて外部へ排出するときにも、壁部5Ag,溝部5Am,壁部5Aj,及び周溝部5Anが設けられているために、放音孔5Ae内に耳垢Mが進入する可能性が少ない。
また、未洗浄で挿入経歴があるイヤーピース5Aを洗浄して耳垢Mを除去した後、再度外耳道G内に挿入した際の、又は、別のイヤーピース5Aを外耳道G内に挿入した際の耳垢Mの付着量が低減され、放音孔5Ae内に耳垢Mが進入する可能性がより少なくなる。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
イヤーピース5,5Aは、スピーカSPを音筒部4の内部に収納したイヤホン(図示せず)に装着されるようになっていてもよい。
また、イヤーピース5,5Aは、スピーカSPを筐体内に収納した第2のタイプのイヤホンに装着されるようになっていてもよい。
図16は、第2のタイプのイヤホン52にイヤーピース5Aを装着した例を説明するためのイヤーピース5Aのみを断面にした一部断面図である。スピーカSPは筐体1Bの内部に収納されており、音筒部4BにはスピーカSPからの音声を通過させる放音孔4Baが設けられている。
フランジ部5f,5Afは、外耳道Gの内壁Gaの耳垢Mを良好にこそぎ落とすため、ある程度しっかりした腰がありつつ、それでいて内壁Gaに突っ張らないように撓めるものであるとよい。これをより良好に実現するための形状例が、図17(a)〜図17(d)に、イヤーピース5のフランジ部5fの形状にて示されている。
図17(a)は、フランジ部5fの肉厚が、径方向の先端側でフランジ天面5f1側に偏って細くなっている例である。この例では先端部が根本側よりも撓み易くなっており、撓み易い方向は矢印DR17方向である。
図17(b)は、フランジ部5fの肉厚が、径方向の先端側でフランジ底面5f2側に偏って細くなっている例である。この例も先端部が根本側よりも撓み易くなっており、フランジ部5fの撓み易い方向は矢印DR18方向である。
図17(c)は、フランジ部5fの肉厚が、径方向の先端に向かうに従って徐々に細くなっている例である。この例では、フランジ底面5f2側に偏って徐々に細くなっており、フランジ部5fの撓み易い方向は矢印DR18方向である。
図17(d)は、フランジ部5fの肉厚が、根本において細くなっている例である。この例では、フランジ底面5f2側が抉られて細くなっており、フランジ部5fの撓み易い方向は矢印DR18方向である。
フランジ部5f,5Afが撓み易い方向性が付与されていると、フランジ部5f,5Afが軸線CLに対して直交する姿勢で留まりにくくなるので、状態C,ACにおいて使用者がフランジ部5f,5Afに対して違和感をより持ちにくくなって好ましい。特に、イヤーピース5,5Aの挿入時になびく方向、すなわち、フランジ部5f,5Afは筐体1側に撓み易くなっていると、挿入もよりスムースになるので好ましい。
イヤーピース5,5Aにおける傘状部5c,5Acは、一つのものに限らない。軸線CL方向において並列に複数有していてもよい。
フランジ部5f,5Afは、例えば基部5k,5Akと同一部材で形成されていなくてもよい。例えば、色,材質,又は表面状態の異なる別部材として基部5k,5Akと一体化されていてもよい。この場合の別部材とは、例えば多色成型によって形成された色,材質,又は表面状態の異なる部材も含まれる。
イヤーピース5Aは、溝部5Am及び周溝部5Anのいずれか一方が設けられているものでもよい。
イヤーピース5,5Aの放音孔5e,5Aeは、音声が実質的に通過可能であればよく、音質調整用のフィルタ(不織布など)で覆われるようになっていてもよい。
イヤーピース5,5Aにおける溝部5Amと周溝部5Anとのいずれかは、他の部位とは異なる色に着色されているとよい。
これにより、耳垢の付着有無や量の多少が明確に把握でき、洗浄等で耳垢を確実に除去できたか否かが良好に判別できる。
放音装置51としては、上述のイヤホンの他に、補聴器や頭部に掛けるバンド等を有するヘッドホンなどの音声を放出する種々の装置が該当する。
1,1B 筐体
2 ブッシング
3 コード
4,4B 音筒部
4a 周溝、4Ba 放音孔
5,5A イヤーピース
5a,5Aa 周リブ、5b,5Ab 孔、5c,5Ac 傘状部
5d,5Ad 天壁部、5e,5Ae 放音孔、5f,5Af フランジ部
5f1,5Af1 フランジ天面、5f2,5Af2 フランジ底面
5g,5Ag,5Aj 壁部、5h 天面、5k,5Ak 基部
6 スピーカホルダ、6a 天壁部、6b 放音孔
5Am 溝部、5An 周溝部
51,51A,52 放音装置(イヤホン)
AR1,AR1A リング状範囲、AR2〜AR4,AR2A〜AR4A 距離
CL 軸線
Dc,Df,DAc,DAf 外径、De,Dg,DAe,DAg 内径
G 外耳道、Ga 内壁
Hm 幅
M,M1 耳垢、Mg,M1g,MAg,MA1g 耳垢群
SP スピーカ、W1,W2 幅

Claims (6)

  1. 筒状に形成された基部と、前記基部の一方の端部側を起点として他方の端部側に向け傘状に延出した傘状部と、を有するイヤーピースにおいて、
    前記基部の前記起点よりも先端側に設けられ径方向外側に張り出したフランジ部と、
    前記基部の前記一方の端部に設けられ前記基部の軸線方向に環状に突出した壁部と、
    前記壁部で囲まれた範囲内に開口した放音孔と、
    を有することを特徴とするイヤーピース。
  2. 径方向において前記壁部と前記放音孔との間に前記軸線方向に環状に突出した別の壁部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のイヤーピース。
  3. 前記壁部と前記別の壁部との間に、前記別の壁部の厚みの幅よりも広い幅のリング状溝部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のイヤーピース。
  4. 前記軸線方向において前記傘状部と前記フランジ部との間に周溝部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のイヤーピース。
  5. 筐体と、前記筐体から突出した音筒部と、音声を放出するスピーカと、前記音筒部に着脱自在に装着された請求項1〜4のいずれか1項に記載のイヤーピースと、を備え、前記イヤーピースの前記放音孔から前記スピーカの音声が放出されるよう構成されていることを特徴とする放音装置。
  6. 前記スピーカは、前記筐体の内部,前記音筒部の先端部,又は前記音筒部の内部に配置されていることを特徴とする請求項5記載の放音装置。
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