JP2015012050A - 放熱部品、電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の電子部品間の熱移動を抑制しつつ単一の部材により放熱する。
【解決手段】 複数の電子部品が発した熱を吸熱して複数の電子部品を放熱する放熱部品10であって、電子部品から吸熱する吸熱部10a,10bと、吸熱部10a,10bが吸熱した熱を放熱する放熱部10cと、を有してなり、吸熱部10a,10bは、電子部品の数に対応して複数設けられ、放熱部10cは、複数の吸熱部10a,10bのそれぞれと熱的に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放熱部品と電子機器とに関するものである。
撮像装置その他の電子機器において、電子機器の高性能化に伴い搭載される電子部品の発熱が大きくなる傾向がある。電子部品の発熱が大きくなる要因として、撮像装置の場合には、例えば撮像素子の高画素化、画像処理を行う集積回路の高機能化などが挙げられる。
電子部品の発熱による影響として、撮像装置の場合には、例えば撮像素子の温度が上昇して熱ノイズにより画質が劣化する不具合や、ジャンクション温度を超えることによる故障が生ずるおそれがある。
特に、近年の電子機器は、小型化を達成するために、複数の電子部品が筐体内の基板上に高密度に配置されるため、電子部品の放熱の問題がより深刻となっている。
そこで、電子機器に搭載される複数の電子部品を単一の放熱部品に接触させて放熱する技術が開示されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
しかしながら、従来の技術では、単一の放熱部品に複数の電子部品が接触している場合に、複数の電子部品のうち1つの電子部品の熱が放熱部品を介して他の電子部品に移動してしまう問題がある。この場合に、熱移動した他の電子部品に、不具合や故障が生ずるおそれがある。
本発明は、複数の電子部品間の熱移動を抑制しつつ単一の部材により放熱することができる放熱部品を提供することを目的とする。
本発明は、複数の電子部品が発した熱を吸熱して複数の電子部品を放熱する放熱部品であって、電子部品から吸熱する吸熱部と、吸熱部が吸熱した前記熱を放熱する放熱部と、を有してなり、吸熱部は、電子部品の数に対応して複数設けられ、放熱部は、複数の吸熱部のそれぞれと熱的に接続する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の電子部品間の熱移動を抑制しつつ単一の部材により放熱することができる。
本発明に係る放熱部品の実施の形態を示す斜視図である。 上記放熱部品を示す正面図である。 上記放熱部品を示す平面図である。 本発明に係る電子機器(撮像装置)の実施の形態を示す斜視図である。 上記撮像装置の背面斜視図である。 上記撮像装置の背面図である。 上記撮像装置の側断面図である。 上記撮像装置の縦断面図である。 上記撮像装置のカメラモジュールの斜視図である。 上記撮像装置のカメラモジュールの背面斜視図である。 上記撮像装置の基板の斜視図である。 上記基板の背面斜視図である。 本発明に係る放熱部品の別の実施の形態を示す斜視図である。 図13の放熱部品の正面図である。 図13の放熱部品を取り付けたカメラモジュールの斜視図である。
以下、本発明に係る放熱部品と電子機器との実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●放熱部品(1)●
まず、本発明に係る放熱部品の実施の形態について説明する。本発明に係る放熱部品は、電子機器に搭載された複数の電子部品が発した熱を吸熱して放熱するための部品である。
図1は、本発明に係る放熱部品の実施の形態を示す斜視図である。同図に示すように、放熱部品10は、吸熱部10a,10bと、放熱部10cと、遮断部10dと、屈曲部10eと、取付部10fとを有する。
放熱部品10は、アルミニウムや銅などの熱伝導率の高い材料を使用して作製される。
放熱部品10は、アルミニウムを用いて作製した場合に、表面に黒アルマイト処理を施してもよい。放熱部品10の表面に黒アルマイト処理を施すことで、放熱部品10の輻射率は上がり、放熱部品10の表面からの輻射熱は大きくなる。
放熱部品10は、上述の熱伝導率の高い材料を曲げ加工や鋳造加工することで、不図示の電子部品からの熱を吸熱する吸熱部10a,10bと、吸熱部10a,10bが吸熱した熱を放熱する放熱部10cと、を一体に有してなる。
吸熱部10a,10bは、電子部品の数に対応して複数設けられている。図1において、放熱部品10は、2つの電子部品の熱を放熱するために、2つの吸熱部10a,10bを有している。
吸熱部10a,10bは、電子機器の基板に搭載された複数の電子部品のそれぞれと熱的に接続することができるように、基板に搭載された電子部品と平行な面を有する。
放熱部10cは、屈曲部10eを介して吸熱部10a,10bの電子部品との接触面の反対側に設けられ、吸熱部10a,10bと熱的に接続する。
図2は、放熱部品10の正面図である。同図に示すように、放熱部品10は、複数の吸熱部10a,10bのそれぞれを熱的に遮断する遮断部10dを有する。
遮断部10dは、吸熱部10aと吸熱部10bとの間に設けられる。遮断部10dは、例えば間隙のように吸熱部10aと吸熱部10bとの間に介在し、吸熱部10a,10b相互の直接的な熱移動を防止する部分である。
放熱部品10では、吸熱部10a,10bが吸熱した熱は、必ず放熱部10cに到達する。つまり、遮断部10dを設けることにより、放熱部品10では、複数の吸熱部10a,10b間の熱移動の距離が長くなる。
したがって、放熱部品10によれば、吸熱部10a,10bの一方が吸熱した電子部品の熱を他方の吸熱部10a,10bを介して他の電子部品に伝熱しないようにすることができる。
屈曲部10eは、吸熱部10a,10bと放熱部10cとの間(本実施の形態では長手方向の一側面)に設けられている。屈曲部10eにより、放熱部品10では、吸熱部10a,10bの電子部品との接触面の反対面上に放熱部10cが重なり合うように設けることができる。つまり、放熱部品10によれば、X軸方向やY軸方向(基板に沿った方向)の面積を増大させることなく放熱部10cの面積を確保することができる。
放熱部品10は、吸熱部10a,10bと放熱部10cとを合計した表面積が、電子部品が搭載される基板の表面積を上回る。ここで、放熱部品10では、電子部品が搭載される基板に相当する面積を放熱部10cの面積として確保することができる。また、放熱部品10では、吸熱部10a,10bの表面からも輻射熱により放熱するため、放熱面積に含まれる。
つまり、放熱部品10では、電子部品が搭載される基板よりも広い放熱面積を確保することができるため、基板に取り付けられた電子部品の放熱を効率よく行うことができる。
取付部10fは、放熱部品10を電子機器の基板を取り付けるために設けられている。取付部10fは、複数の吸熱部10a,10bそれぞれを個別に支持することができるように設けられている。
また、取付部10fには、電子機器の基板に放熱部品10を取り付ける際にネジなどの固定部材を挿通させる孔が設けられている。
図3は、放熱部品10を示す平面図である。同図に示すように、放熱部品10は、取付部10fと吸熱部10a,10b(図3では吸熱部10aのみ図示)と放熱部10cとが、Z軸方向(高さ方向)においてそれぞれ異なる位置に設けられている。
この構成により、放熱部品10は、吸熱部10a,10bと放熱部10cとの高さ方向の間隔を確保することができる。このため、放熱部品10によれば、X軸方向やY軸方向(基板に沿った方向)の電子機器の基板の面積を上回ることなく放熱部10cの面積を確保することができる。
吸熱部10a,10bと取付部10fとを高さ方向において異なる位置に設けることにより、放熱部品10では、基板上の電子部品との間隔を確保することができる。つまり、放熱部品10によれば、基板上の通電部分と放熱部品10とが接触してショートすることを防ぐことができる。
●電子機器●
次に、本発明に係る電子機器の実施の形態について、撮像装置を例に説明する。
図4は、本発明に係る電子機器(撮像装置)の実施の形態を示す斜視図である。また、図5は、撮像装置の背面斜視図である。図4,5に示すように、撮像装置1は、前カバー2と後カバー3と回転軸4とカメラモジュール30とを有してなる。
前カバー2と後カバー3とは、一体に組み合わせられることで撮像装置1の筐体を構成する。
カメラモジュール30は、外部に露出するレンズユニット9を除き、前カバー2、後カバー3により構成される筐体内部に囲繞されている。
回転軸4を中心に撮像装置1を回転させることにより、撮像装置1が撮影する方向を変化させることができる。ここで、レンズユニット9のレンズ光軸方向をZ軸として撮像装置1の長手方向をX軸として短手方向をY軸としたとき、回転軸4は、X軸またはY軸方向に取り付けられる。本実施の形態において、回転軸4の軸方向はX軸方向であり、撮像装置1はX軸周りに回転するように取り付けられる。
図6は、撮像装置1の背面図である。同図に示すように、後カバー3には、通気用スリット3a,3bが設けられている。通気用スリット3a,3bは、回転軸4を挟んで両側に設けられている。通気用スリット3a,3bを設けることで、撮像装置1の内外の通気が実現される。
図7は、撮像装置1の側断面図である。また、図8は、撮像装置1の縦断面図である。図7,8に示すように、撮像装置1は、筐体内部に、基板(PCB;Printed Circuit Board)5と、撮像素子6とが搭載されている。また、撮像装置1は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)7と、レンズホルダ8と、レンズユニット9とが搭載されている。また、撮像装置1は、筐体内部に、放熱部品10と、熱伝導性部材11,12,13,14とが搭載されている。
また、図8に示すように、撮像装置1の筐体内部において、放熱部10cは、通気用スリット3a,3bから導入される外気に触れる位置に配置される。
図9は、カメラモジュール30の斜視図である。また、図10は、撮像装置1のカメラモジュール30の背面斜視図である。
図9,10に示すように、PCB5と、撮像素子6と、FPGA7と、レンズホルダ8と、レンズユニット9と、放熱部品10とは、カメラモジュール30を構成する。
PCB5の正面側には、レンズユニット9を保持したレンズホルダ8が固定されている。また、PCB5の背面側には、撮像素子6と放熱部品10とが固定されている。
撮像素子6は、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサまたはCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサなどの、光電変換素子によるイメージセンサである。撮像素子6は、使用時に発熱するが、高温になると熱ノイズが発生して画質が劣化してしまう。
FPGA7は、撮像素子6が取得した撮影画像の処理などに使用される電子部品である。FPGA7も、撮像素子6と同様に使用時に発熱する。FPGA7は、想定されるジャンクション温度(半導体部品のチップ接合面の温度)を超えると、故障するおそれがある。
ここで、撮像素子6やFPGA7は、撮影画像の高画素化や画像処理の高機能化などにより発熱量は大きくなる傾向にある。
また、近年の撮像装置では、小型化を達成するために部品が筐体内に高密度に配置されることが多いため、1枚のPCB5上に撮像素子6やFPGA7などの電子部品が密集し、電子部品の放熱がより困難になっている。
ところで、電子機器に搭載される複数の電子部品は、それぞれ発熱量や耐熱保証温度(例えば、撮像素子6に用いられるCMOSでは70℃以下、FPGA7では85℃以下)が異なることが多い。このため、複数の電子部品を冷却する放熱部品10は、電子部品の相互の熱の移動を極力抑えつつ、効果的に放熱することが要求される。
つまり、放熱部品10は、高温側の電子部品の熱が低温側の電子部品に移動することで、低温側の電子部品が過熱しないように構成する必要がある。
レンズユニット9は、撮像素子6に被写体像を結像させて画像データを生成する。生成された画像データは、FPGA7により画像処理が行われる。
撮像素子6とFPGA7で発生した熱は、PCB5に固定された放熱部品10に伝熱し、放熱部品10から放熱される。
図11は、PCB5の斜視図である。また、図12は、PCB5の背面斜視図である。
PCB5は、回路基板の一例である。PCB5の正面(物体側)には、撮像素子6が実装されて、PCB5の背面(像面側)にはFPGA7が実装されている。
PCB5は、取付部10fが取り付けられる取り付け位置に、取付孔5aが設けられている。また、取付孔5aの周囲には、導電部材5bが露出している。このように構成することにより、PCB5は、放熱部品10を取り付けた際に導電部材5bを介して熱を放熱部品10に伝熱することができる。
熱伝導性部材11,12,13,14は、例えばセラミックフィラーなどの熱伝導性の高い材料を配合した部材である。熱伝導性部材11,12,13,14は、シリコーンシートなどの弾性部材であることが望ましい。
熱伝導性部材11は、吸熱部10aと撮像素子6を搭載するPCB5の背面との間に挟まれている。熱伝導性部材11は、本発明における第2熱伝導性部材に対応する。
熱伝導性部材11は、撮像素子6と吸熱部10aとの熱的な接触度合いを高めることで、撮像素子6の熱を吸熱部10aに伝える。また、熱伝導性部材11は、放熱部品10とPCB5との高さのばらつきを吸収し、PCB5に応力などの過度の負荷がかかるのを防ぐ。
熱伝導性部材12は、吸熱部10bとFPGA7の背面の間に挟まれている。熱伝導性部材12は、本発明における第2熱伝導性部材に対応する。
熱伝導性部材12は、FPGA7と吸熱部10bとの熱的な接触度合いを高めることで、FPGA7の熱を吸熱部10bに伝える。また、熱伝導性部材12は、放熱部品10とFPGA7との高さのばらつきを吸収し、PCB5に応力などの過度の負荷がかかるのを防ぐ。
熱伝導性部材13は、吸熱部10aと放熱部10cとの間に挟まれている。
熱伝導性部材13は、吸熱部10aと放熱部10cとの熱的な接触度合いを高めることで、吸熱部10aが吸熱した熱を放熱部10cにより伝えやすくする。
熱伝導性部材14は、放熱部10cの表面(放熱部10cの2面のうち、吸熱部10a,10bの対向面ではない面)に配置される。熱伝導性部材14は、後カバー3取付時に、後カバー3と放熱部10cとの間に挟まれて、放熱部10cと後カバー3の内面との熱的な接触度合いを高めることで、放熱部10cが受熱した熱を後カバー3に伝熱する。
また、熱伝導性部材14は、放熱部品10と後カバー3の高さのばらつきを吸収し、放熱部品10やPCB5に応力などの過度の負荷がかかるのを防ぐ。
撮像素子6の熱は、熱伝導性部材11を通して吸熱部10aに伝わる。吸熱部10aが受熱した熱は、屈曲部10eと熱伝導性部材13とを介して放熱部10cに伝熱して後カバー3で放熱されるとともに、放熱部品10の表面からも対流熱伝達により放熱される。
FPGA7の熱は、熱伝導性部材12を通して吸熱部10bに伝わり、吸熱部10bから屈曲部10eを介して放熱部10cへ伝熱して後カバー3で放熱される。また、放熱部10cが受熱した熱は、放熱部品10の表面からも対流熱伝達により放熱される。
吸熱部10a,10bは、撮像素子6の熱が伝わる吸熱部10aとFPGA7の熱が伝わる吸熱部10bとが分離されている。このため、放熱部品10では、撮像素子6とFPGA7との間で熱の移動を極力抑えながら、上述のように電子部品ごとに独立して放熱することができる。
●放熱部品(2)●
次に、本発明に係る放熱部品の別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図13は、本発明に係る放熱部品の別の実施の形態を示す斜視図である。また、図14は、図13の放熱部品を示す正面図である。
図13,14に示すように、本実施の形態に係る放熱部品20は、吸熱部20bと放熱部20cとを熱的に接続する屈曲部20gの設けられる位置が、先に説明した放熱部品10の吸熱部10bと異なっている。
すなわち、吸熱部20aと放熱部20cとを熱的に接続する屈曲部20eの設けられる位置が放熱部品20の長手方向の一側面であるのに対して、屈曲部20gは、放熱部品20の短手方向の一側面に設けられる。
図15は、放熱部品20を取り付けたカメラモジュール40を示す斜視図である。同図に示すように、カメラモジュール40は、先に説明したカメラモジュール30と同様に、撮像素子6の熱は、吸熱部20aに伝わる。吸熱部20aが受熱した熱は、屈曲部20eを介して放熱部20cに伝熱して不図示の後カバーで放熱されるとともに、放熱部品20の表面からも対流熱伝達により放熱される。
FPGA7の熱は、吸熱部20bに伝わり、吸熱部20bから屈曲部20gを介して放熱部20cへ伝熱して後カバーで放熱される。また、放熱部20cが受熱した熱は、放熱部品20の表面からも対流熱伝達により放熱される。
吸熱部20a,20bは、撮像素子6の熱が伝わる吸熱部20aとFPGA7の熱が伝わる吸熱部20bとが分離されている。このため、放熱部品20では、撮像素子6とFPGA7との間で熱の移動を極力抑えながら、上述のように電子部品ごとに独立して放熱することができる。
●本発明の効果
以上説明した放熱部品10,20によれば、複数の電子部品(熱源)の熱を1つの部品により独立して放熱する構造を、低コストかつ省スペースで実現することができる。
1 :撮像装置
2 :前カバー
3 :後カバー
3a :通気スリット
3b :通気スリット
4 :回転軸
5 :PCB
6 :撮像素子
7 :FPGA
8 :レンズホルダ
9 :レンズユニット
10 :放熱部品
10a :吸熱部
10b :吸熱部
10c :放熱部
10d :遮断部
10e :屈曲部
10f :取付部
11 :熱伝導性部材
12 :熱伝導性部材
13 :熱伝導性部材
14 :熱伝導性部材
20 :放熱部品
20a :吸熱部
20b :吸熱部
20c :放熱部
20d :遮断部
20e :屈曲部
20f :取付部
30 :カメラモジュール
40 :カメラモジュール
特開2004−020798号公報 特開2004−104632号公報 特開2011−259101号公報

Claims (10)

  1. 複数の電子部品が発した熱を吸熱して放熱する放熱部品であって、
    前記電子部品からの熱を吸熱する吸熱部と、
    前記吸熱部が吸熱した前記熱を放熱する放熱部と、
    を有してなり、
    前記吸熱部は、前記電子部品の数に対応して複数設けられ、
    前記放熱部は、前記複数の吸熱部のそれぞれと熱的に接続する、
    ことを特徴とする放熱部品。
  2. 前記複数の吸熱部のそれぞれを熱的に遮断する遮断部を有する、
    請求項1記載の放熱部品。
  3. 前記遮断部は、前記複数の吸熱部それぞれの間に設けられる間隙である、
    請求項2記載の放熱部品。
  4. 前記吸熱部と前記放熱部との間に屈曲部を有し、
    前記放熱部は、前記屈曲部を介して前記吸熱部の前記電子部品との接触面の反対側に設けられる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の放熱部品。
  5. 前記吸熱部と前記放熱部とを熱的に接触させる熱伝導性部材を有する、
    請求項4記載の放熱部品。
  6. 前記電子部品が取り付けられる基板と前記吸熱部との間隔を確保して前記基板に取り付けるための取付部を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の放熱部品。
  7. 前記電子部品と前記吸熱部とを熱的に接触させる第2熱伝導性部材を有する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の放熱部品。
  8. 複数の電子部品が搭載されて構成される電子機器であって、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の放熱部品を有してなる、
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 前記放熱部品は、前記電子部品が搭載される基板に取り付けられ、
    前記基板は、前記放熱部品の取り付け位置において導電部材が露出している、
    請求項8記載の電子機器。
  10. 前記電子部品と前記放熱部品とが取り付けられた前記基板を囲繞する筐体と、
    前記放熱部品と前記筐体の内面とを接触させる熱伝導性部材と、
    を有する、
    請求項8または9記載の電子機器。
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