JP2015011836A - リレー制御装置 - Google Patents

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隆太 津田
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隆太 津田
竹三 杉村
Takezo Sugimura
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【課題】リレーの電力損失を簡単な構成で小さくすることが可能なリレー制御装置を提供する。【解決手段】電磁式リレー20に供給される電力を制御するリレー制御装置において、電磁式リレーの温度を検出する検出手段(サーミスタ11,23)と、検出手段によって電磁式リレーの温度の上昇を検出した場合には、電磁式リレーの電磁コイルに電力が供給されていると判定する判定手段(制御部10)と、判定手段によって、電磁式リレーの電磁コイルに電力が供給されていると判定された場合には、接点が閉じている状態を継続して保持できるレベルまで電磁コイルに供給される電力を減少させる制御を行う制御手段(制御部10、電流制御部12)と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、リレー制御装置に関するものである。
車両のジャンクションボックスやECUには、車両に搭載される各種負荷の制御や各システムへの電源供給を制御するための電磁式リレーが使用されている。電磁式リレーは、過電圧や過電流に対するロバスト性や取り扱い、コストに優れている一方で、MOS−FETやGTO等の半導体スイッチに比べ、リレー接点を励磁するためのコイル電流が必要とされ、エネルギーロスが大きい。また、リレー接点を励磁するためのコイルに通電すると、電力損失が発生し、電力が熱に変換されて装置や基板の温度を上昇させる。すなわち装置大型化や低損失・高放熱施策・過熱保護対策のコストアップを招く。
特許文献1に開示されている技術は、リレーのコイルにおける温度上昇を低減することにより、リレーの温度上昇と雰囲気温度との合計がコイルの絶縁階級における最高許容温度以下にすることで、リレーの信頼性を高め、また、小型で低コストのリレーを使用することで、リレーの実装面積を小さくすることを可能としている。リレーの駆動開始時にはコイルの定格電圧にて動作させ、電解コンデンサに電荷が蓄えられた後の定常的な運転時にはリレーのコイルに印加する電圧を開放電圧と定格電圧の間に設定する構成となっている。
特許文献2に開示されている技術は、リレー接点がオンとなった後にリレーコイルに流れる電流を低減させてリレーコイルの発熱を低減することを特徴としている。リレー回路の駆動開始時には、最小動作電流よりも大きい電流をリレーコイルに通電させるPWM信号でMOS−FETを駆動し、リレー接点がオンとなった後には、このリレー接点のオン状態を保持可能な最小保持電流よりも大きく、かつ最小動作電流よりも小さい電流をリレーコイルに通電させるPWM信号でMOSFETを駆動する。
特開平6−38359号公報 特開2009−289671号公報
ところで、リレーがオンの状態を保持するためには、電流を流し続ける必要があるが、このオンの状態を維持するための電流(以下、「オン保持電流」と称する)は、リレー温度(搭載環境)の影響を大きく受ける。すなわち、コイルの温度が上昇すると、磁性体の温度特性によって磁力が低下することから、オン保持電流は温度上昇に伴って上昇する場合がある。このため、ある程度のマージンを持ってオン保持電流を設定しなければならず、マージンの分だけ損失が生じ、省電力、低損失効果は小さくなるという問題点がある。また、コイルの温度が上昇すると、コイルの導体抵抗が増加するため、コイルに一定電圧を印加した場合には、温度の上昇とともにコイルに流れる電流が減少し、オン保持電流を保つことができなくなる場合がある。これらに対し、使用環境温度に応じて、コイル通電電流を制御するという方法もあるが、電流測定手段や経過時間計測手段(タイマ、カウンタ、時定数)に加え、温度測定手段が必要となり、回路の複雑化(コストアップ)、ひいては装置の大型化につながるという問題点がある。また、コイルに通じる電流を少なくすると保持力が落ちるため、車両の振動等によって誤遮断を招く恐れがあるという問題点もある。
そこで、本発明はリレーの電力損失を簡単な構成で小さくすることが可能なリレー制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電磁式リレーに供給される電力を制御するリレー制御装置において、前記電磁式リレーの温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記電磁式リレーの温度の上昇を検出した場合には、前記電磁式リレーの電磁コイルが動作中と判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記電磁式リレーが動作中と判定された場合には、前記接点が閉じている状態を継続して保持できるレベルまで前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、リレーの電力損失を簡単な構成で小さくすることが可能となる。また、計時手段が不要となるとともに、温度を検出する手段として、加熱検出の保護機能を兼用することができる。
また、本発明の一側面は、前記制御手段は、前記電磁式リレーの保持力の電流特性と温度特性に基づいて、想定される温度範囲内において、前記前記接点が閉じている状態を継続して保持できるレベルの電力を求出して用いることを特徴とする。
このような構成によれば、環境温度が変化した場合であっても、電磁式リレーの接点が閉じている状態を維持できる。また、電磁式リレーに流れる電流を環境温度に応じた最適な値に設定していることから、省電力化が可能になる。
また、本発明の一側面は、前記制御手段は、前記検出手段によって、所定以上の温度上昇が検出された場合には、前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御の実行を保留するか、または、減少させる電力量を少なくすることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、環境温度が高くなった場合であっても、電磁式リレーの接点が閉じている状態を維持できるとともに、保持力が低下する高温環境において、誤遮断のリスクを軽減することができる。
また、本発明の一側面は、前記検出手段は、一方は前記電磁式リレーの電磁コイルの近傍に配置され、他方は前記電磁コイルから離れた場所に配置された2つの検温素子によって構成されるとともに、直列接続されたこれら2つの検温素子には電圧が印加され、前記判定手段は、前記2つの検温素子に現れる電圧の比によって前記電磁式リレーの温度の上昇を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、環境温度と電磁コイルの温度の比を確実に検出することが可能になる。また、経年劣化の影響を軽減するとともに、外部からの伝熱影響としての外乱の影響を軽減し、結果として精度を向上させることができる。
また、本発明の一側面は、前記判定手段は、前記2つの検温素子に現れる電圧の比の大小によって、前記電磁式リレーの絶対温度を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、絶対温度を参照することで、電磁式リレーをより正確に制御することができる。また、絶対温度を測定する素子を用いることなく、推定した絶対温度を過熱保護等に使用することが可能となるとともに、高温環境下で省電力制御するか否かの判断にも使用することができる。
また、本発明の一側面は、前記電磁式リレーから電力が供給される負荷および前記接点の接続点と、前記2つの検温素子の接続点との間には、前者にアノードが接続され後者にカソードが接続されたダイオードが配置され、前記接点の状態および前記負荷の状態を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、接点の状態および負荷の状態をダイオードの電圧に基づいて検出することができる。また、誤遮断の検出を、温度検出と兼用することができるので、装置を簡略化することができる。
また、本発明の一側面は、前記判定手段が、前記電磁式リレーが動作中に、前記接点が閉じていないことを検出した場合には、前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御の実行を保留するか、または、減少させる電力量を少なくすることを特徴とする。
このような構成によれば、電磁式リレーの接点が誤って開いた場合には、接点を確実に閉じることができる。
また、本発明の一側面は、前記他方の検温素子と前記グランドとの間にスイッチが配置され、このスイッチをオフの状態にして、前記負荷の状態を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、スイッチをオン/オフすることで、ダイオードの電圧を簡単に検出することが可能になる。また、断線の検出を、温度検出と兼用化することができるので、装置を簡略化することができる。
また、本発明の一側面は、前記2つの検温素子に加えて、素子値が温度依存性を有しない抵抗素子が直列に接続され、この抵抗素子との電圧の比に基づいて、前記電磁コイルの絶対温度を検出し、前記制御手段は、検出した絶対温度に基づいて制御を行うことを特徴とする。
このような構成によれば、相対的な温度ではなく、絶対的な温度に基づいて、電磁コイルに供給する電力を制御することができる。
本発明によれば、リレーの電力損失を簡単な構成で小さくすることが可能なリレー制御装置を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るリレー制御装置の構成例を示す図である。 図1に示す電流制御部の構成例を示す図である。 図1に示す第1実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係るリレー制御装置の構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るリレー制御装置の構成例を示す図である。 サーミスタの配置例を示す図である。 サーミスタのみの場合と抵抗を加えた場合の接続状態を示す図である。 電磁式リレーの保持電流と環境温度との関係を示す図である。 電磁式リレーの熱的な等価回路を示す図である。 環境温度が異なる場合の電磁コイルの温度の時間の変化を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係るリレー制御装置の構成例を示す図である。この図に示すように、第1実施形態に係るリレー制御装置は、制御部10、サーミスタ11、電流制御部12、負荷13、電磁式リレー20、および、電源30,31を有している。ここで、制御部10は、サーミスタ11,23に印加される電圧に応じて電磁式リレー20の電磁コイル22の温度変化を検出し、検出された温度変化に基づいて電流制御部12を制御する。サーミスタ11は、電磁式リレー20に内蔵されているサーミスタ23と直列接続され、温度変化に応じた電圧を制御部10に供給する。電流制御部12は、例えば、制御部10から供給される電圧に応じた電流を電磁コイル22に供給する。
図2は、電流制御部12の構成例を示している。この図2に示すように、電流制御部12は演算増幅器121、トランジスタ122、および、抵抗素子123を有している。演算増幅器121は、非反転入力端子が制御部10に接続され、反転入力端子がトランジスタ122のエミッタ端子に接続され、出力端子がトランジスタ122のベース端子に接続されている。トランジスタ122は、例えば、NPN型バイポーラトランジスタによって構成され、コレクタ端子が電磁コイル22に接続され、ベース端子が演算増幅器121の出力端子に接続され、エミッタ端子が抵抗素子123に接続されている。抵抗素子123は、一端がトランジスタ122のエミッタ端子および演算増幅器121の反転入力端子に接続され、他端が接地されている。電流制御部12は、制御部10から電圧が印加されると、この電圧に応じた電流を電磁コイル22に通じる電圧制御電流源として動作する。
負荷13は、電磁式リレー20の接点21と直列に接続され、接点21がオンの状態になった場合には電源31から電力が供給される。電磁式リレー20は、接点21、電磁コイル22、および、サーミスタ23を主要な構成要素としている。ここで、電磁コイル22は、電流制御部12によって電流が供給されると帯磁状態となり、これによって接点21がオンの状態になる。接点21は、負荷13と直列に接続されて電源31に接続されている。電源30は、サーミスタ11,23に対して直流電圧(例えば、5V)を供給する。電源31は、電磁式リレー20および負荷13に対して直流電力(例えば、12V)または交流電力を供給する。
(B)第1実施形態の動作の説明
つぎに、第1実施形態の動作を説明する。図3は、第1実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。図3(A)に示すようにタイミングt1において制御部10に入力されているリレー制御信号がハイの状態になると、制御部10は電流制御部12に供給する制御信号を所定の電圧に設定する。これにより、電流制御部12から電磁コイル22に電流が通じる。この結果、図示しない磁芯が磁化され、接点21がオンの状態になり、電源31から負荷13に電力が供給される。
電力の供給が開始されると、制御部10は図3(B)に示すように、電磁コイル22の温度監視を開始する(タイミングt2)。電磁コイル22への電力の供給が開始されると図3(C)に示すように電磁コイル22の温度が上昇し始める。サーミスタ11,23が同じ温度特性を有しているとすると、これらの温度が同じである場合には電源30の電圧が2分された電圧が制御部10に入力される。サーミスタ23は、電磁コイル22に近接されて配置され、サーミスタ23は電磁コイル22から離れた場所に配置されていることから、電磁コイル22の通電が開始されてその温度が上昇すると、サーミスタ11,23の温度に差が生じる。例えば、サーミスタ11,23がともにNTC(Negative Temperature Coefficient)である場合には、サーミスタ23の温度上昇によってサーミスタ23の抵抗値が減少することから、制御部10に入力される電圧が高くなる。また、サーミスタ11,23がともにPTC(Positive Temperature Coefficient)である場合には、サーミスタ23の温度上昇によってサーミスタ23の抵抗値が増加することから、制御部10に入力される電圧が低くなる。なお、サーミスタ23は電磁コイル22から離れた場所に配置されるが、電磁式リレー20の外部の環境温度に対してはサーミスタ11と略等しく影響を受ける場所に配置される。
この結果、サーミスタ11,23の温度差に応じて、分圧比が変化するため、制御部10には温度差に応じた電圧が入力される。ここで、サーミスタ11,23は、通電前は同じ温度(環境温度と同じ温度)であり、電磁コイル22への通電が開始されると、サーミスタ23の温度のみが上昇する。もちろん、車両に搭載されている場合には、エンジンの始動によってエンジンルームの温度が上昇するが、この温度上昇は、サーミスタ11,23の双方に対して略同じ影響を与えることから、エンジンルームの温度上昇は、分圧比には略影響しない。そして、電磁コイル22への通電が開始されると温度が急上昇するため、サーミスタ23の温度が上昇して分圧比が変化し、制御部10に入力される電圧が変化する。そして、図3(C)に示すように、電磁コイル22の温度(相対的な温度)が所定の閾値を超えた場合には、制御部10は、電磁コイル22への通電が安定したと判定し、電流制御部12に供給する電圧を減少させ、これにより図3(D)に示すように、電流をI1からI2に減少させる(タイミングt3)。なお、電流I2は、温度が上昇した場合であっても、接点21をオンの状態に継続的に維持できる電流(保持電流)に設定されている。電磁式リレー20において、電磁コイル22に定格電圧を印加した後、徐々に印加電圧を減少して接点21が開いた状態になった時の電圧を「開放電圧」と呼ぶ。電磁コイル22の抵抗値は温度とともに増加することから、開放電圧は電磁コイル22の温度に応じて増加する特性となる。そこで、想定される温度範囲内における最大の開放電圧において流れる電流から保持電流を求める(例えば、最大の開放電圧において流れる電流に所定のマージンを加えた値を保持電流とする)ことができる。このような方法によれば、電流を減少させた場合であっても、想定される温度範囲内では接点21はオンの状態を維持することができる。なお、開放電圧の温度特性は、電磁式リレー20の特性として公開されているので、環境温度の想定範囲(上限値)と、この公開された値を参照することで、保持電流をそれぞれの電磁式リレーに応じて最適に設定することができる。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、サーミスタ11,23を直列に接続し、サーミスタ23を電磁式リレー20の電磁コイル22の近傍に配置するとともに、サーミスタ11,23の分圧比を検出し、分圧比が所定の閾値を超えた場合には、電磁コイル22に通電されていると判定して、電磁コイル22に流れる電流を制限するようにしたので、電力の浪費を抑えることができる。また、電磁コイル22が発熱したり、発熱によって寿命が短くなったりすることを防止できる。さらに、接点21がオンの状態を継続的に維持できる電流値に制限することにより、例えば、車両の振動等によって接点21がオンの状態になることを防止できる。さらに、サーミスタ11,23の電圧比を求めることで温度を検出するようにしたので、絶対温度を検出する場合に比較して、回路構成を単純化することができるとともに、サーミスタ11,23は略等しく経年変化することから、素子の劣化による誤検出を防止することができる。
(C)第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。なお、この図4において図1と対応する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。図4では、図1に比較すると、サーミスタ23と電源30の間に半導体スイッチ40が追加されるとともに、サーミスタ11およびサーミスタ23と、電磁式リレー20および負荷13との間にダイオード41が追加されている。これら以外の構成は、図1の場合と同様である。ここで、半導体スイッチ40は、例えば、MOS−FETによって構成され、ゲート端子が制御部10に接続され、ドレイン端子が電源30に接続され、ソース端子がサーミスタ23に接続されている。半導体スイッチ40は、制御部10から供給される制御信号によってオン/オフされる。ダイオード41は、アノード端子がサーミスタ11およびサーミスタ23の間に接続され、カソード端子が電磁式リレー20および負荷13の間に接続される。
(D)第2実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。なお、電磁コイル22の温度上昇を検出して、電磁コイル22に流れる電流を制限する動作については第1実施形態の場合と同様であるので、その説明は省略する。第2実施形態では、各部が正常に動作しているか否かを判定することができる。すなわち、以下の2つについて判定することができる。
(1)電磁コイル22に通電されている場合に、ダイオード41のアノード端子の電圧が所定の閾値以下である場合には、接点21がオフになっていると判定する。
(2)電磁コイル22に通電されていない場合に、ダイオード41のアノード端子の電圧が所定の閾値以上である場合には、負荷13が有するヒューズ(不図示)が断線していると判定する。
まず、(1)について説明する。制御部10が、電流制御部12を制御して電磁コイル22に通電したとする。このような状態において、制御部10が、半導体スイッチ40をオンの状態に制御すると、電源30からサーミスタ23,11を介してグランドに電流が流れる。
電磁式リレー20の接点21が閉じている場合には、ダイオード41のカソード端子には、電源31の電圧が印加される。ここで、電源31の電圧は、電源30の電圧よりも高いので、ダイオード41は逆バイアス状態になり、遮断した状態になる。このため、制御部10には、サーミスタ23,11によって電源30の電圧が分圧された電圧が入力される。一方、電磁式リレー20の接点21がオフの場合には、ダイオード41のカソード端子が負荷13を介して接地された状態となる。ここで、負荷13は、抵抗値が小さいので、ダイオード41は順バイアス状態になり、導通した状態になる。このため、制御部10には、略0Vの電圧が入力される。以上より、制御部10が、電流制御部12により電磁コイル22に電流を供給した場合に、ダイオード41のノード端子の電圧が所定の閾値以下である場合には、接点21がオンの状態になっていないと判定することができる。なお、接点21がオンになっていないと判定した場合には(例えば、車両の振動によって接点21が開いてしまった場合)、制御部10は、電流制御部12に対して、再度、制御信号を送ることによって、電力を減少させる制御の実行を保留して、電磁コイル22に電流を供給し、接点21をオンの状態にさせることができる。あるいは、電磁コイル22に供給する電流を通常レベル(例えば、周囲温度が想定範囲内で、接点が閉じている状態を保持できるレベル)よりも大きく設定することにより、接点21をオンの状態にすることができる。それでもオンにならない場合には、不具合が発生したと判定して、上位の装置(図示しないECU)に対してその旨を通知することができる。これによりECUは、接点21に異常が発生していることを認識し、必要に応じてユーザーに通知することができる。なお、リトライによって接点21がオンになった場合には、電流制御部12を制御して電流を減らすようにしてもよい。しかしながら、電流を減らしたことによって、再度、接点21がオフになった場合には、それ以降は電流を減らす制御を実行しないようにするか、減少量を減らしてリトライするようにしてもよい。
つぎに、(2)について説明する。制御部10が、電流制御部12を制御して電磁コイル22への通電を停止したとする。このような状態において、制御部10が、半導体スイッチ40をオンの状態に制御すると、電源30からサーミスタ23,11を介してグランドに電流が流れる。
接点21が開いている場合には、前述のように、ダイオード41は順バイアスが印加された状態となり、導通した状態になるので、正常であれば、制御部10には、略0Vの電圧が入力される。しかし、負荷13に異常が生じた場合(例えば、負荷13が有する図示しないヒューズが断線している場合)には、サーミスタ23,11によって分圧された電圧が入力される。このため、制御部10が、電流制御部12により電磁コイル22に電流を供給していない場合に、ダイオード41のノード端子の電圧が所定の閾値以上である場合には、負荷13が異常であると判定することができる。なお、負荷13に異常が発生していると判定した場合には、制御部10は上位の装置(図示しないECU)に対してその旨を通知することができる。これによりECUは、負荷13に異常が発生していることを認識し、必要に応じてユーザーに通知することができる。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態によれば、サーミスタ23,11の間と、電磁式リレー20および負荷13との間にダイオード41を設けるようにしたので、接点21が正常に動作しているか否かを判定することができる。また、接点21がオンの状態でない場合には、リトライによって接点21をオンの状態に再設定することができる。さらに、電磁コイル22に通電していない場合に、負荷13の電圧を検出することで、負荷13が正常であるか否かを判定することができる。さらにまた、異常が発生したと判定した場合には、異常の発生を上位の装置に伝えることで、異常の発生をユーザーに伝えるとともに、部品の交換を促すことができる。
(E)第3実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の構成について説明する。図5は本発明の第3実施形態の構成例を示す図である。なお、この図5において図4と対応する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。図5では、図4に比較すると、サーミスタ11とグランドの間に新たな半導体スイッチ50が設けられている。これ以外の構成は、図4の場合と同様である。ここで、半導体スイッチ50は、例えば、MOS−FETによって構成され、ゲート端子が制御部10に接続され、ドレイン端子がサーミスタ11に接続され、ソース端子がグランドに接続されている。制御部10が、ゲート端子に印加する電圧を制御することで、半導体スイッチ50のオン/オフの状態を制御することができる。
(F)第3実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の動作について説明する。なお、電磁式リレー20がオンの状態になった場合においてサーミスタ23の抵抗の変化から、電磁コイル22に流れる電流を制御する動作は第1実施形態の場合と同様であり、また、異常検出の基本的な動作は、第2実施形態と同様であるので、以下では、第1および第2実施形態と異なる部分について説明する。
第3実施形態では、負荷13の異常の有無を判定する場合には、制御部10は、電流制御部12を制御して電磁コイル22への通電を停止し、半導体スイッチ40をオンの状態、半導体スイッチ50をオフの状態にする。半導体スイッチ50がオフの状態にされると、サーミスタ11には電流が通じないため、負荷13が異常である場合には、ダイオード41に電流が通じないことから、ダイオード41のアノード端子には電源30の電圧が出力されてハイの状態になる。一方、負荷13が正常である場合には、ダイオード41が順バイアス状態となることから、ダイオード41のアノード端子はローの状態になる。この結果、制御部10は、ダイオード41のアノード端子の論理値(ロー/ハイ)を検出することで、負荷13の状態を判定することができる。そして、負荷13の異常検出した場合には、制御部10は上位の装置に対して、異常の発生を通知する。
以上に説明したように、本発明の第3実施形態によれば、サーミスタ11とグランドとの間に半導体スイッチ50を設けるようにしたので、負荷13の状態を検出する際にこの半導体スイッチ50をオフの状態にすることで、ダイオード41のアノード端子の論理値を観測することで、簡易に判定を行うことができる。
(G)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、サーミスタ23を配置する位置については詳細に説明していないが、例えば、図6に示すような配置の態様が考えられる。例えば、図6にAで示すようにサーミスタ23を電磁コイル22に接触するように配置したり、Bで示すようにサーミスタ23を電磁コイル22に接触させずに近接して配置したり、電磁コイル22が巻回されているコアに接触するように配置したりしてもよい。これ以外にも、例えば、電磁式リレー20が筐体に収容されている場合には、この筐体内の一部にサーミスタ23を配置するようにしてもよい。なお、電磁コイル22が発生する熱が伝達されやすい場所に配置することにより、温度変化を迅速に検出することができる。
また、以上の実施形態では、図7(A)に示すように、サーミスタ23とサーミスタ11を直列に接続し、接続点から電圧を検出するようにしたが、例えば、図7(B)に示すように、サーミスタ23とサーミスタ11と抵抗素子60を直列に接続し、それぞれの接続点から電圧を検出するようにしてもよい。このような構成によれば、素子値が温度依存性を持たない抵抗素子60と、サーミスタ11,23との電圧比を求めることにより、相対的な温度ではなく絶対的な温度を検出することが可能になる。この結果、例えば、電磁コイル22の温度が所定の閾値を超えた場合には、電流を制限する制御を行うことが可能になる。また、サーミスタ23を電磁コイル23の直近に配置し、サーミスタ11を電磁式リレー20の筐体内に配置するようにしてもよい。このような配置によれば、抵抗素子60とサーミスタ11の間の電圧を測定することで絶対的な温度を検出することができるとともに、サーミスタ11,23の間の電圧を測定することで電磁式リレー20内の相対的な温度を検出することができる。もちろん、直列接続の方法は、図7(B)に示す方法だけに限定されるものではない。
また、以上の各実施形態では、電磁コイル22の温度が上昇した場合には電磁コイル22に流れる電流を一律に制限する(減少させる)ようにしたが、周囲温度の状況、または、電磁コイル22の到達温度によっては、減少させる制御の実行を保留したり、減少させる電力量を通常よりも(例えば、周囲温度が想定範囲内である場合よりも)少なくするようにしたりしてもよい。図8は、環境温度と電磁コイル22に流れる電流との関係を示す図である。この図8に一点鎖線で示すように、電磁式リレー20がオンの状態を保持するためのオン保持電流は環境温度Taの上昇に応じて大きくなる。従来においては、環境温度が高くなった場合であっても電磁式リレー20がオンの状態を維持するために、ある程度のマージンを含めて電流値を設定していた。前述した各実施形態では、この従来の設定よりも電流の値を低めに設定することができるが、環境温度が頻度の高い環境温度の範囲を超えて高くなった場合には、電磁式リレー20がオンの状態を維持できなくなる場合も想定される。そこで、例えば、図7(B)に示す構成(または後述する構成)を用いることで環境温度の絶対値を検出し、この温度が所定の範囲を超えた場合には、図8に二重線で示すように、電流の制限を解除して、高温環境下でも電磁式リレー20がオンの状態を維持できる電流値に設定するようにしてもよい。なお、低減する方法としては、例えば、電流の制限を解除して、解除前と同じ電流とするか、または、図8に示すようにある程度のマージンを含めた新たな電流値を設定することができる。もちろん、これ以外の方法でもよい。
また、電磁コイル22の温度を推定する方法としては、例えば、電磁コイル22を定電圧制御することで、電磁コイル22の温度の上昇幅から絶対温度を推定することができる。より詳細には、図9に示すように、電磁コイル22を単位時間に熱量Qを放出する熱源と仮定し、電磁コイル22の温度をTcとし、環境温度をTaとし、電磁コイル22から環境に対して熱抵抗Rtを介して熱が放出されるモデルを想定した場合、これらの間には、以下の式(1)が成立する。
Tc−Ta=Rt×Q ・・・(1)
仮に、式(1)の右辺の値が温度によらず一定であるとすると、左辺のTc−Taも一定になるため、電磁コイル22の温度Tcと環境温度Taの差は常に一定となる。つまり、電磁コイル22の温度は、環境温度Taによって定まる。しかし、実際には、式(1)の右辺の熱抵抗Rtは温度によらず一定の値であるが、電磁コイル22を定電圧制御する場合には熱量Qは温度に応じて増減する。すなわち、図3(A)において、リレー制御信号がハイの状態になった場合には、図2に示すトランジスタ122が飽和領域で動作するように、制御部10からの信号を設定する。この結果、トランジスタ122がオンの状態になり、また、抵抗素子123の素子値は非常に小さいことから、電源31の電圧のほとんどが電磁コイル22に印加され、電磁コイル22は定電圧制御の状態となる。電磁コイル22の抵抗値をRcとし、また、電磁コイル22に印加される電圧(電源31の電圧に略等しい)をVとすると、電磁コイル22が発生する熱量Qは、Q=V/Rcで計算される。電磁コイル22の抵抗値Rcは、温度上昇に応じて増加するので、電磁コイル22の発熱量Qは温度の上昇に応じて減少する。このため、式(1)の右辺の値は温度上昇に伴って減少するので、左辺の(Tc−Ta)も電磁コイル22の温度上昇に応じて減少する。この結果、電磁コイル22の温度Tcと環境温度Taの差は、環境温度Taが高いほど小さくなり、低いほど大きくなる。図10にこの様子を示す。
図10は電磁式リレー20の環境温度が異なる場合に、電磁コイル22の温度上昇の時間的な変化を示している。この図に示すように、環境温度が低い場合には温度が大きく上昇し、高い場合には温度上昇は小さい。このため、図7(A)に示す構成を用いた場合であっても、サーミスタ11,23に現れる電圧比と、前述した図10に示すデータに基づいて、電磁コイル22の絶対温度を推測することができる。すなわち、サーミスタ11,23に現れる電圧比が小さい場合には高い絶対温度であり、また、電圧比が大きい場合には低い絶対温度であると推定できる。このようにして、絶対温度を推定することで、電磁コイル22に流れる電流をより正確に制御することができる。例えば、開放電圧の温度特性に基づいて、図3(D)に示す電流I2を設定することで、接点が閉じた状態を維持できるとともに、消費電力を減らすことができる。なお、図2の例では、トランジスタ122を飽和領域で動作させるようにしたが、例えば、図2の回路に対して半導体スイッチを並列に接続し、この半導体スイッチをオン/オフすることで、飽和領域で動作させる場合と同様の機能を実現するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、電磁コイル22の温度上昇を検出した後は、一定の電流に設定するようにしたが、オン保持電流の温度特性に基づいて、環境温度の変化に応じて保持電流を調整するようにしてもよい。具体的には、オン保持電流は、環境温度の変化に応じて増加するので、サーミスタ11,23によって検出された温度に基づいて、オン保持電流の値を増加するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、図3に示すように、電磁コイル22の温度上昇を検出した場合には電磁コイル22に流れる電流を急激に減少させるようにしたが、急激に減少させると自己誘導によって誘導電圧が発生することがあるので、ある程度の時間(例えば、数百ミリ秒〜数秒)をかけてゆっくり減少させるようにしてもよい。また、ゆっくり減少させることによって、急激な電流の変化に基づく衝撃によって接点21が乖離することを防止できる。
また、以上の各実施形態では、サーミスタを用いて温度を検出するようにしたが、サーミスタ以外の温度検知素子を用いるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、2つの電源30,31を用いるようにしたが、これらを1つにまとめるとともに、電源30としては降圧した電圧を供給するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、電流制御部12を用いて電磁コイル22に通電するようにしたが、電磁コイル22に供給される電力を調整することができれば、電流制御部12以外の回路(例えば、電圧制御電圧源等)を用いるようにしてもよい。
10 制御部(判定手段、制御手段)
11 サーミスタ(検出手段、検温素子)
12 電流制御部(制御手段)
13 負荷
20 電磁式リレー
21 接点
22 電磁コイル
23 サーミスタ(検出手段、検温素子)
30,31 電源
41 ダイオード
40,50 半導体スイッチ
60 抵抗素子

Claims (9)

  1. 電磁式リレーに供給される電力を制御するリレー制御装置において、
    前記電磁式リレーの温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記電磁式リレーの温度の上昇を検出した場合には、前記電磁式リレーの電磁コイルが動作中と判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記電磁式リレーが動作中と判定された場合には、前記接点が閉じている状態を継続して保持できるレベルまで前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とするリレー制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記電磁式リレーの保持力の電流特性と温度特性に基づいて、想定される温度範囲内において、前記前記接点が閉じている状態を継続して保持できるレベルの電力を求出して用いることを特徴とする請求項1に記載のリレー制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段によって、所定以上の温度上昇が検出された場合には、前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御の実行を保留するか、または、減少させる電力量を少なくすることを特徴とする請求項1または2に記載のリレー制御装置。
  4. 前記検出手段は、一方は前記電磁式リレーの電磁コイルの近傍に配置され、他方は前記電磁コイルから離れた場所に配置された2つの検温素子によって構成されるとともに、直列接続されたこれら2つの検温素子には電圧が印加され、
    前記判定手段は、前記2つの検温素子に現れる電圧の比によって前記電磁式リレーの温度の上昇を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリレー制御装置。
  5. 前記判定手段は、前記2つの検温素子に現れる電圧の比の大小によって、前記電磁式リレーの絶対温度を検出することを特徴とする請求項4に記載のリレー制御装置。
  6. 前記電磁式リレーから電力が供給される負荷および前記接点の接続点と、前記2つの検温素子の接続点との間には、前者にアノードが接続され後者にカソードが接続されたダイオードが配置され、前記接点の状態および前記負荷の状態を検出することを特徴とする請求項4に記載のリレー制御装置。
  7. 前記判定手段が、前記電磁式リレーが動作中に、前記接点が閉じていないことを検出した場合には、前記電磁コイルに供給される電力を減少させる制御の実行を保留するか、または、減少させる電力量を少なくすることを特徴とする請求項6に記載のリレー制御装置。
  8. 前記他方の検温素子と前記グランドとの間にスイッチが配置され、このスイッチをオフの状態にして、前記負荷の状態を検出することを特徴とする請求項6に記載のリレー制御装置。
  9. 前記2つの検温素子に加えて、素子値が温度依存性を有しない抵抗素子が直列に接続され、この抵抗素子との電圧の比に基づいて、前記電磁コイルの絶対温度を検出し、
    前記制御手段は、検出した絶対温度に基づいて制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のリレー制御装置。
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