JP2015011013A - 物理量センサ - Google Patents

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久幸 矢澤
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勝也 菊入
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Abstract

【課題】本発明は、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサを提供することを目的とする
【解決手段】ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサ1であって、第1絶縁層10上に形成される第1導電型のウェル層4と、第1導電型のウェル層4の表面側に形成される複数の第2導電型のピエゾ抵抗層2と、複数の第2導電型のピエゾ抵抗層2の間に、第1導電型のウェル層4の表面から第1絶縁層10まで貫通する第2導電型の分離層5と、を有することを特徴とする物理量センサ1。
【選択図】図4

Description

本発明は、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサに関する。
従来、シリコンなどの半導体のピエゾ抵抗効果を利用して、圧力、加速度、および荷重などの物理量を検知する物理量センサが知られている。たとえば、自動車のタイヤ空気圧などを検知する物理量センサとして、ダイアフラム型の圧力センサが知られている。
図12は、特許文献1に開示される圧力センサの断面図である。図13は、特許文献1に開示される圧力センサのダイアフラムの断面図である。特許文献1に開示される従来例の圧力センサ220は、図12に示すように、固定部(厚肉部)222と薄いダイアフラム221を備えたP型半導体のシリコン基板231を有して構成されている。
そして、ダイアフラム221は、図13に示すように、P型半導体のシリコン基板231に、N型不純物層のウェル層204a、204bが複数個形成されている。そして、これらN型不純物層のウェル層204a、204b内にそれぞれピエゾ抵抗効果をもつP型不純物層のピエゾ抵抗層202a、202bが形成されている。
複数のウェル層204a、204bは、シリコン基板231そのものである不純物層と逆方向バイアスされることにより、互いに絶縁分離されている。そして、複数のピエゾ抵抗層202a、202bは、互いに絶縁分離される各ウェル層204a、204b内に設けられることにより、互いに絶縁分離されている。このように、従来例の圧力センサ220は、シリコン基板231に複数のウェル層204a、204bを形成したのち、このウェル層204a、204b内にピエゾ抵抗層202a、202bを形成することにより構成される。
そして、シリコン基板231の表面にはシリコン酸化膜などの絶縁層211が形成されており、絶縁層211上に所定パターンを有するアルミニウム(Al)などからなる接続配線層208が形成されている。そして、絶縁層211には絶縁層211を貫通する第1接続孔213a、および第2接続孔213bが形成されており、接続配線層208が、ピエゾ抵抗層202a、202b、およびウェル層204a、204bと接続されて、ブリッジ回路を構成している。
特許第2789291号公報
従来例の圧力センサ220においては、図13に示すように、シリコン基板231に形成される複数のウェル層204a、204bおよび複数のピエゾ抵抗層202a、202bは、不純物層である。不純物層は、イオン注入などによって、シリコン基板231に硼素(B)や、燐(P)などの不純物元素をドープすることで形成される。
不純物層は、シリコン基板231に不純物元素をドープすることにより形成されるので、不純物層には歪みが生じ易い。この歪みのために、不純物層には格子欠陥や、転位などの結晶欠陥が生じ易い。
イオン注入を行った後には、不純物元素の活性化や、結晶欠陥などの修復のために、アニール処理が行われる。結晶欠陥は、アニール処理により低減されるが、従来例の圧力センサ220においては、シリコン基板231に、ピエゾ抵抗層202a、202bを形成するための不純物元素と、ウェル層204a、204bを形成するための不純物元素と、が2重にドープされる。そのため、従来例の圧力センサ220においては、ピエゾ抵抗層202a、202bの歪みや、その周辺の歪みは大きく、アニール処理によってピエゾ抵抗層202a、202bの結晶欠陥や、その周辺の結晶欠陥を十分に低減させることができなかった。
そのため、従来例の圧力センサ220においては、ピエゾ抵抗層202a、202bとウェル層204a、204bとの接合面や、ウェル層204a、204bとシリコン基板231そのものである不純物層との接合面に、結晶欠陥が存在して、これらの接合面にリーク電流が生じることがあった。
ピエゾ抵抗層202a、202bとウェル層204a、204bとの接合面にリーク電流が生じると、リーク電流に応じてピエゾ抵抗層202a、202bを流れる電流が変動する。そのため、従来例の圧力センサ220においては、圧力の検知精度が劣化するという課題があった。
ウェル層204a、204bとシリコン基板231そのものである不純物層との接合面にリーク電流が生じると、ウェル層204a、204bの電位が変動するため、ピエゾ抵抗層202a、202bとウェル層204a、204bを逆方向バイアスする電圧値が変動する。そのため、ピエゾ抵抗層202a、202bとウェル層204a、204bとの間を流れる暗電流が変動し、ピエゾ抵抗層202a、202bを流れる電流が変動することがあった。そのため、従来例の圧力センサ220においては、圧力の検知精度が劣化するという課題があった。
従来例の圧力センサ220は、図13に示すように、複数のウェル層204a、204bは、シリコン基板231そのものである不純物層と逆方向バイアスされることにより、互いに絶縁分離される。このように、従来例の圧力センサ220は、逆方向バイアスされる半導体不純物層の接合面のみを用いて絶縁分離されるため、複数のウェル層204a、204b間の絶縁分離は不十分であった。そのため、従来例の圧力センサ220においては、圧力の検知精度が劣化するという課題があった。
本発明の目的は、このような課題を顧みてなされたものであり、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサを提供することである。
本発明の物理量センサは、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサであって、第1絶縁層上に形成される第1導電型のウェル層と、前記第1導電型のウェル層の表面側に形成される複数の第2導電型のピエゾ抵抗層と、前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層の間に、前記第1導電型のウェル層の表面から前記第1絶縁層まで貫通する第2導電型の分離層と、を有することを特徴とする。
このような態様であれば、複数のピエゾ抵抗層、および複数のピエゾ抵抗層周辺のウェル層に、不純物元素が2重にドープされることはない。よって、本発明の物理量センサにおいては、複数のピエゾ抵抗層、および複数のピエゾ抵抗層周辺の歪みは小さいため、アニール処理によって、複数のピエゾ抵抗層、および複数のピエゾ抵抗層周辺の結晶欠陥を十分に低減することができる。
各ウェル層は、第1絶縁層を用いて絶縁分離されるので、逆方向バイアスされるウェル層と分離層との接合面を小さくすることができる。そのため、本発明による各ウェル層の絶縁分離は、逆方向バイアスされる半導体不純物層の接合面のみを用いて絶縁分離するものに比べて絶縁性が高い。
よって、本発明によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサを提供することができる。
前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層は、電源パッドに近い位置に形成される第1のピエゾ抵抗層と、前記電源パッドから遠い位置に形成される第2のピエゾ抵抗層とを含み、前記第1のピエゾ抵抗層を有する第1のピエゾ抵抗素子と、前記第2のピエゾ抵抗層を有する第2のピエゾ抵抗素子と、を有したブリッジ回路を構成し、前記分離層を、前記第1のピエゾ抵抗素子と、前記第2のピエゾ抵抗素子との間に形成したことが好ましい。
各ピエゾ抵抗素子の抵抗変化は電源に対する距離で異なる。電源との距離が異なると、各ピエゾ抵抗素子で電位が異なり、逆方向バイアスで生じる暗電流に起因する抵抗変化が異なってしまう。そのため、電源パッドに近い方のピエゾ抵抗素子と遠い方のピエゾ抵抗素子とを分離層で分離することで、調整回路により各ピエゾ抵抗素子の電位を個別に調整することができる。これにより、近い方のピエゾ抵抗素子と遠い方のピエゾ抵抗素子との暗電流に起因する抵抗変化を合わせることができ、検知精度の優れる物理量センサを実現することができる。
前記第2導電型の分離層が、前記第1導電型のウェル層の周囲を囲むように形成されていることが好ましい。このような態様であれば、複数のピエゾ抵抗層が形成される各ウェル層は、複数のピエゾ抵抗層のレイアウトに制限されることなく、絶縁分離することができる。
前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層が形成される前記第1導電型のウェル層のそれぞれが、所定の電位に設けられることが好ましい。
ピエゾ抵抗層が形成される複数のウェル層間は、第1絶縁層と、逆方向バイアスする各ウェル層と分離層との接合面によって絶縁分離できるので、各ウェル層に所定の電位を設定することが可能である。そのため、各ウェル層に所定の電位を設定することにより、複数のピエゾ抵抗層は、夫々各ウェル層と適切な電圧値で逆方向バイアスすることができる。よって、複数のピエゾ抵抗層の抵抗値は、夫々適切に制御することができる。
前記第1導電型のウェル層の表面に形成される第2絶縁層を有する物理量センサであって、前記第2絶縁層と前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層との間に位置する前記第1導電型のウェル層内に、前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層と平面視で重なるように第1導電型のシールド層が設けられていることが好ましい。
第2絶縁層の表面が汚れや水分などに汚染され、汚れや水分などが電荷を有すると、ピエゾ抵抗層に、蓄積層、空乏層、あるいは反転層が形成され、抵抗値が変動することがある。ところが、ピエゾ抵抗層と第2絶縁層との間に、ピエゾ抵抗層に重なるようにシールド層が設けられていると、汚れや水分などが有する電荷の影響をシールド層が遮蔽し、ピエゾ抵抗層に、蓄積層、空乏層、あるいは反転層が形成されることが抑制される。また、シールド層は、外部から侵入する電磁ノイズも遮蔽する。よって、ピエゾ抵抗層に重なるようにシールド層が設けられると、ピエゾ抵抗層の抵抗値の変動が抑制される。
前記第1導電型のウェル層の表面に形成される第2絶縁層と、前記第2導電型のピエゾ抵抗層に接続されると共に、前記第1導電型のウェル層内に形成される第2導電型の引出配線層と、を有する物理量センサであって、前記第1導電型のウェル層内に、前記第2絶縁層に接触すると共に、前記第2導電型の引出配線層と平面視で重ならないように前記第1導電型のシールド層が設けられていることが好ましい。
このような態様であれば、汚れや水分などが有する電荷の影響をシールド層が遮蔽し、ウェル層に、蓄積層、空乏層、あるいは反転層が形成されることが抑制される。また、シールド層は、外部から侵入する電磁ノイズも遮蔽する。そのため、ウェル層内の電位は適切に制御されるので、ピエゾ抵抗層とウェル層を逆方向バイアスする際、ウェル層からピエゾ抵抗層に流れる暗電流を適切に制御できる。よって、ピエゾ抵抗層の抵抗値の変動が抑制される。
前記第1導電型のシールド層が、前記第1導電型のウェル層と同電位に設けられていることが好ましい。このような態様であれば、シールド層は、外部の電荷や、外部から侵入する電磁ノイズなどの影響を安定的に遮蔽することができる。
前記第1導電型のウェル層が、2枚のシリコン基板が酸化膜を挟んで貼り合わされたSOI基板の一方のシリコン基板からなることが好ましい。このような態様であれば、本発明に係る物理量センサを実現することができる。
本発明によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサを提供することができる。
第1の実施形態に係わる物理量センサの平面図である。 第1図に示すA−A線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。 第1図に示す一点鎖線Bで囲む領域の部分拡大図である。 第3図に示すC−C線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。 第1の実施形態に係わるブリッジ回路の説明図である。 第1の実施形態に係わる物理量センサの製造説明図である。 第1の実施形態に係わる物理量センサの製造説明図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係わる物理量センサの平面図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係わる物理量センサの平面図である。 第2の実施形態に係わる物理量センサの平面図である。 図10に示すD−D線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。 特許文献1に開示される圧力センサの断面図である。 特許文献1に開示される圧力センサのダイアフラムの断面図である。
以下、本発明の実施形態の物理量センサとその製造方法について図面を用いて詳細に説明する。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係わる物理量センサの平面図である。図2は、第1図に示すA−A線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。図3は、第1図に示す一点鎖線Bで囲む領域の部分拡大図である。図4は、第3図に示すC−C線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。
図1に図示する本実施形態の物理量センサ1は、圧力センサ20である。圧力センサ20は、SOI(Silicon on Insulator)基板を用いて形成される。SOI基板30は、図2に示すように、第1シリコン基板31と第2シリコン基板32とが第1絶縁層10を介して接合される構造である。本実施形態に係る第1絶縁層10は、シリコン酸化膜である。
本実施形態に係る物理量センサ1は、圧力センサ20としたが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る物理量センサ1は、加速度や、荷重などの物理量を検知する物理量センサであることも可能である。
図2に示すように、第1シリコン基板31が上面(Z1方向)側で、第2シリコン基板32が下面(Z2方向)側であり、第2シリコン基板32にはキャビティ(凹部)23が形成されており、キャビティ23上の第1絶縁層10および第1シリコン基板31などによりダイアフラムが形成されている。図1では、ダイアフラム21の領域を点線で示している。第1シリコン基板31の表面側(図2に図示するZ1方向)から圧力が作用すると、ダイアフラム21は圧力に応じて歪み、ダイアフラム21の周囲は歪みが生じない固定部22である。なお、ダイアフラム21は、キャビティ23側に撓むことにより歪む。
本実施形態に係るダイアフラム21は、図1に示すように、平面視にて、左右(X)方向、あるいは前後(Y)方向に略平行であると共に、左右(X)方向、および前後(Y)方向の略中央に位置する4つの縁部を備える多角形に形成される。4つの各縁部の略中央に、それぞれ第1ピエゾ抵抗素子3a、第2ピエゾ抵抗素子3b、第3ピエゾ抵抗素子3c、第4ピエゾ抵抗素子3dが形成される。
本実施形態に係る各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、前後(Y)方向に細長く、左右(X)方向に間隔を空けて並設される3本のピエゾ抵抗層2と、3本のピエゾ抵抗層2をミアンダ形状に連結する2本の連結配線層7aと、ミアンダ形状の両端に接続されて、ピエゾ抵抗層2を外部と接続する引出配線層7bとを有して構成される。
図1に示すように、各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、引出配線層7bに接続される接続配線層8を介して、各パッド9a、9b、9c、9dに接続される。第1ピエゾ抵抗素子3aと第2ピエゾ抵抗素子3bとが、接続配線層8および第1出力パッド9cを介して直列に接続される。また、第3ピエゾ抵抗素子3cと第4ピエゾ抵抗素子3dとが、接続配線層8および第2出力パッド9dを介して直列に接続される。
第1ピエゾ抵抗素子3aと第3ピエゾ抵抗素子3cは、接続配線層8および電源パッド9aを介して、および、第2ピエゾ抵抗素子3bと第4ピエゾ抵抗素子3dは、接続配線層8およびグランドパッド9bを介して、それぞれ接続される。
図1に示すように、上記した第1出力パッド9c、第2出力パッド9d、電源パッド9a、およびグランドパッド9b、および接続配線層8は、いずれも固定部22の表面に形成される。
第1出力パッド9c、第2出力パッド9d、電源パッド9a、グランドパッド9b、および接続配線層8は、アルミニウム(Al)や金(Au)などの良導体のメッキ層やスパッタ層で形成される。
以下、「P型不純物層」、「P++型不純物層」、「N型不純物層」、および「N++型不純物層」という用語を使用する。「P型不純物層」、および「P++型不純物層」は共にシリコン基板に例えば3価元素である硼素(B)などをドープしてなるP型半導体を指す。「N型不純物層」、および「N++型不純物層」は共にシリコン基板に例えば5価元素である燐(P)などをドープしてなるN型半導体を指す。「P++型不純物層」および「N++型不純物層」は、「P型不純物層」および「N型不純物層」に比べてドープ量が多く、「P型不純物層」および「N型不純物層」でのドープ量(不純物濃度)は、1017〜1018cm−3程度であり、一方、「P++型不純物層」および「N++型不純物層」でのドープ量(不純物濃度)は、1019〜1020cm−3程度である。そのため、「P++型不純物層」および「N++型不純物層」の方が、「P型不純物層」および「N型不純物層」に比べて抵抗率が小さい。
ピエゾ抵抗層2は、図2、図4に示すように、ダイアフラム21の表面(Z1方向)側にP型不純物層として形成される。そして、図1に示すピエゾ抵抗層2は、3本の前後(Y)方向に細長いP型不純物層(ピエゾ抵抗層2)が、左右(X)方向に間隔を空けて並設され、2本の連結配線層7aによりミアンダ形状に連結されて、各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dを構成する。すなわち、各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dの長手方向の向きは、前後(Y)方向である。
各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dの長手方向の向きは、ダイアフラム21が圧力を受けて歪んだときに、第2ピエゾ抵抗素子3bおよび第3ピエゾ抵抗素子3cは抵抗値が大きくなるように、また第1ピエゾ抵抗素子3aおよび第4ピエゾ抵抗素子3dは抵抗値が小さくなるように、設けられている。
図1、図5に示すように、ダイアフラム21の歪みに応じて抵抗値が変化する4つのピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、ブリッジ回路を構成している。電源パッド9a、第1ピエゾ抵抗素子3a、第2ピエゾ抵抗素子3b、およびグランドパッド9bが直列に接続されると共に、電源パッド9a、第3ピエゾ抵抗素子3c、第4ピエゾ抵抗素子3d、およびグランドパッド9bが直列に接続される。第1ピエゾ抵抗素子3aと第2ピエゾ抵抗素子3bとの間に第1出力パッド9cが接続されると共に、第3ピエゾ抵抗素子3cと第4ピエゾ抵抗素子3dとの間に第2出力パッド9dが接続される。
図1、図5に示す本実施形態に係るブリッジ回路は、図示していない差動増幅器に接続されており、電源パッド9aに電圧が印加され、グランドパッド9bが接地される。圧力センサ20は、図2に図示する第1シリコン基板31の表面側から圧力が作用すると、ダイアフラム21が撓み、このダイアフラム21の撓みに応じてピエゾ抵抗層2の抵抗値が変化する。そして、ブリッジ回路の中点電位である第1出力パッド9cおよび第2出力パッド9dの電位が変化し、この電位差が差動増幅器で増幅されて圧力が測定される。
すなわち、ダイアフラム21に圧力が作用しないときは、4つのピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dの抵抗値は同じになるように設定されている。そのため、第1出力パッド9cおよび第2出力パッド9dの電位は、電源パッド9aに印加される電圧の1/2で同じ値であり、差動増幅器からの出力はゼロである。
ダイアフラム21に圧力が作用すると、第2ピエゾ抵抗素子3bおよび第3ピエゾ抵抗素子3cの抵抗値は大きくなり、第1ピエゾ抵抗素子3aおよび第4ピエゾ抵抗素子3dの抵抗値は小さくなる。そのため、第1出力パッド9cの電位は、電源パッド9aに印加される電圧の1/2より大きくなり、第2出力パッド9dの電位は、電源パッド9aに印加される電圧の1/2より小さくなる。よって、第1出力パッド9cと第2出力パッド9dとの電位差が増幅されて、差動増幅器から出力される。
各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dを構成するピエゾ抵抗層2は、図1、図4に示すように、各ピエゾ抵抗層2に対応するN型不純物層である各ウェル層4内に形成されている。そして、各ウェル層4の間にはP型不純物層である分離層5が形成されており、各ウェル層4は互いに分離層5によって絶縁分離される。
図4に示すように、ピエゾ抵抗層2、ピエゾ抵抗層2を連結する連結配線層7a、およびピエゾ抵抗層2を外部に接続する引出配線層7bは、第1シリコン基板31の表面側に形成されている。そして、分離層5が、第1シリコン基板31の表面から第1絶縁層10に貫通して形成されている。
シリコン基板は、たとえばチョクラルシキー(CZ)法などで形成され、所定濃度の不純物元素が添加される。そして、結晶欠陥のほとんど無いシリコン基板が得られる。第1シリコン基板31は、たとえばチョクラルシキー(CZ)法などで形成されるN型不純物結晶基板であり、N型不純物層を有して構成される。第1シリコン基板31を構成する結晶欠陥のほとんど無いN型不純物層内に、ピエゾ抵抗層2、連結配線層7a、引出配線層7b、および分離層5は、それぞれに対応する不純物元素をドープ、すなわち1重にドープすることにより形成される。その際、不純物元素がドープされない領域、換言すれば、図8に示すようにピエゾ抵抗層が分離層5に囲まれた領域、もしくは、図1に示すように第1シリコン基板31の端面と分離層5とで各ピエゾ抵抗層2が他のピエゾ抵抗層2に対して絶縁分離された領域が、N型不純物層である各ウェル層4として形成される。このように、本実施形態においては、シリコン基板31が有するN型不純物層を、ウェル層4として用いるため、不純物元素を1重にドープすることにより、ピエゾ抵抗層2、連結配線層7a、引出配線層7b、および分離層5を形成することができる。
本実施形態における第1シリコン基板31の不純物濃度、および厚さは、夫々1014〜1015cm−3程度、4.5〜5.0μm程度である。第1絶縁層10の厚さは、0.3μm程度である。ピエゾ抵抗層2の接合深さは、1.5〜2.0μm程度であり、連結配線層7aおよび引出配線層7bの接合深さは、0.8〜1.0μm程度である。
第1シリコン基板31の表面には、たとえばリンケイ酸ガラス(PSG)などからなる第2絶縁層11が形成される。第2絶縁層11には第1接続孔13a、および第2接続孔13bが形成され、第2絶縁層11上に形成される接続配線層8が、第1接続孔13aを介して引出配線層7bと接続され、第2接続孔13bを介してウェル層4と接続される。
接続配線層8の上には、たとえばプラズマCVD(Chemical vapor deposition)などで形成されるプラズマナイトライド膜などからなる保護層12が形成される。保護層12は、機械的な損傷や、水分などの侵入を抑制し、圧力センサ20を保護する。
本実施形態に係る圧力センサ20においては、図4に示すように、ウェル層4の表面から第1絶縁層10まで貫通する分離層5を用いてウェル層4を絶縁分離しているので、ピエゾ抵抗層2の近傍である第1シリコン基板31のN型不純物層内で不純物元素が2重にドープされる領域はない。よって、ピエゾ抵抗層2内や、その周辺に結晶欠陥が発生することが抑制される。そのため、本実施形態に係る圧力センサにおいては、結晶欠陥に起因するリーク電流が抑制される。
よって、本実施形態によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して圧力を検知する圧力センサを提供することができる。
本実施形態に係る第1ピエゾ抵抗素子3aおよび第3ピエゾ抵抗素子3cには、図1、図4に示すように、電源パッド9aから接続配線層8を経由して電流が流れる。その際、ピエゾ抵抗素子3a、3cに対して、接続配線層8は、第2接続孔13bを介してウェル層4に接続され、次に、第1接続孔13aを介して引出配線層7bに接続される。第2接続孔13bの位置の電位は、電源パッド9aの電圧から、電源パッド9aから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位である。そして、ピエゾ抵抗素子3a、3cに対応するピエゾ抵抗層2の電位は、第2接続孔13bの位置の電位から、第2接続孔13bから接続配線層8、引出配線層7b、およびミアンダ配線と経由する間の電圧降下を引いた電位である。そして、ウェル層4内には、ほとんど電流が流れないため電圧降下はほとんど無く、ウェル層4内の電位は、第2接続孔13bの位置の電位に固定される。
このように、本実施形態によれば、ピエゾ抵抗素子3a、3cにおいて、ピエゾ抵抗層2とウェル層4とは、第2接続孔13bから接続配線層8、引出配線層7b、およびミアンダ配線と経由する間の降下電圧により逆方向バイアスされ、ピエゾ抵抗層2はウェル層4と絶縁分離される。また、ウェル層4は、電源パッド9aの電圧から、電源パッド9aから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に固定される。
ピエゾ抵抗素子3b、3dにおいても、ピエゾ抵抗素子3a、3cと同様である。但し、ピエゾ抵抗素子3b、3dが設けられる各ウェル層4は、第1出力パッド9c、あるいは第2出力パッド9dの電位、すなわち中点電位から、第1出力パッド9c、あるいは第2出力パッド9dから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に固定される。
本実施形態においては、ピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dに対して、互いに同じ構成要素に関しては同じ形状、同じ寸法で形成しているので、ピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dにおいては、各ピエゾ抵抗層2と各ウェル層4とはほぼ同じ電圧で逆方向バイアスされるので、暗電流はほぼ同じである。そのため、ピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dに対して、逆方向バイアスで生じる暗電流による抵抗値変化はほぼ同じである。
図5に図示するブリッジ回路を用いて説明する。ピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dの抵抗値が、暗電流により同じ値で大きくなるように変化すると仮定する。その際、第1出力パッド9cの電位は、第1ピエゾ抵抗素子3aにより減少し、第2ピエゾ抵抗素子3bにより増加するので、相殺して変化しない。また、第2出力パッド9dの電位は、第3ピエゾ抵抗素子3cにより減少し、第4ピエゾ抵抗素子3dにより増加するので、相殺して変化しない。ピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dの抵抗値が、暗電流により同じ値で小さくなるように変化する場合も同様である。
そのため、本実施形態に係るピエゾ抵抗素子3a、3c、3b、3dでブリッジ回路を構成すると、同じ抵抗値変化に対して中点電位の変化は相殺されるので、逆方向バイアスで生じる暗電流により検知精度が劣化することを抑制できる。
本実施形態においては、ピエゾ抵抗素子3a、3cに対応する各ウェル層4は、電源パッド9aの電圧から、電源パッド9aから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に、およびピエゾ抵抗素子3b、3dに対応する各ウェル層4は、中点電位から、第1出力パッド9c、あるいは第2出力パッド9dから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に、安定的に固定される。このように、本実施形態によれば、ピエゾ抵抗層2が形成されるウェル層4のそれぞれが、所定の電位に設けられる。
よって、本実施形態によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して圧力を検知する圧力センサを提供することができる。
本実施形態によれば、各ウェル層4が設けられる所定の電位は、電源パッド9a、第1出力パッド9c、あるいは第2出力パッド9dから第2接続孔13bまでの間の降下電圧によって設定されているが、これに限定されるものではない。各ウェル層4を、所定の電位を有する接点などに接続することも可能である。
本実施形態に係るピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、図1、図4に示すように、第1絶縁層10と、N型不純物層のウェル層4の表面から第1絶縁層10まで貫通するP型不純物層の分離層5とによって絶縁分離される。本実施形態においては、各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3d間の絶縁分離に第1絶縁層10を用いることにより、P型不純物層とN型不純物層からなる接合面を低減している。そのため、本実施形態に係るピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dの絶縁分離は良好であり、本実施形態に係る圧力センサ20は、圧力を検知する検知精度に優れる。
ところが、図13に図示する従来例の圧力センサ220においては、P型半導体のシリコン基板231からなるP型不純物層205内に、各ピエゾ抵抗素子203a、203bが形成される。各ピエゾ抵抗素子203a、203bにおいては、N型不純物層の各ウェル層204a、204b内にP型不純物層の各ピエゾ抵抗層202a、202bが形成される。そして、各ウェル層204a、204bがP型不純物層205と逆方向バイアスされることにより、各ピエゾ抵抗素子203a、203b間は、絶縁分離される。逆方向バイアス時には、P型不純物層205と各ウェル層204a、204bとの接合面を通って、P型不純物層205から各ウェル層204a、204bに暗電流が流入する。そのため、従来例の圧力センサ220のように、逆方向バイアスされる各ウェル層204a、204bとP型不純物層205、すなわち半導体不純物層の接合面のみを用いて絶縁分離されるため、ウェル層204a、204bとP型不純物層205間、および各ウェル層204a、204b間の絶縁分離は不十分である。そのため、従来例の圧力センサ220においては、各ピエゾ抵抗素子203a、203bは、P型不純物層205の電位変動などの影響を受け不安定である。
図6、および図7は、第1の実施形態に係わる物理量センサの製造説明図である。本実施形態に係る圧力センサの製造方法について、図6、図7を用いて説明する。図6(a)に示す工程で、第1シリコン基板31と第2シリコン基板32とが第1絶縁層10を介して接合されるSOI基板30を用意する。
図6(b)に示す工程で、SOI基板を熱酸化して、第1シリコン基板31の表面(上面)に熱酸化膜36を形成する。次に、フォトリソグラフィ技術により、熱酸化膜36の上に、分離層5に対応するフォトレジストパターン35を形成する。次に、フォトレジストパターン35をマスクにして、分離層5が形成される領域に、硼素(B)などのP型不純物元素をイオン注入する。なお、分離層5は、第1シリコン基板31の表面(上面)から第1絶縁層10まで、硼素(B)などのP型不純物元素が拡がって形成されている。
図6(c)に示す工程で、フォトレジストパターン35を全面除去したのち、硼素(B)などのP型不純物元素の活性化と、結晶欠陥などの修復のために、アニール処理を行う。
図6(d)に示す工程で、図6(b)および図6(c)に示す工程と同様にして、ピエゾ抵抗層2、連結配線層7a、および引出配線層7bを形成する。
図6(e)に示す工程で、コンタクト層14に対応するフォトレジストパターンをフォトリソグラフィ技術により形成し、燐(P)などのN型不純物元素をイオン注入する。次に、第1シリコン基板31の表面(上面)に、たとえば、シリコン酸化膜中に燐(P)が添加されるリンケイ酸ガラス(PSG)などからなる第2絶縁層11を、常圧CVD(atmospheric pressure chemical vapor deposition)などで形成する。次に、第1接続孔13aおよび第2接続孔13bに対応するフォトレジストパターンを、フォトリソグラフィ技術により形成する。次に、フォトレジストパターンをマスクにして、RIE(reactive ion etching)などで第2絶縁層11および熱酸化膜36(図示せず)をエッチングすることにより、第1接続孔13aおよび第2接続孔13bを形成する。次に、接続配線層8とウェル層4とをオーミックコンタクトさせるためにアニール処理を行う。
次に、第2絶縁層11上に、アルミニウム(Al)などの金属層を、スパッタ法などの成膜技術により成膜する。そして、フォトリソグラフィ技術により形成したフォトレジストパターンをマスクにして、RIEなどでアルミニウム(Al)などの金属層をエッチングすることにより、接続配線層8を形成する。次に、接続配線層8上に、プラズマCVDなどでプラズマナイトライド膜などからなる保護層12を形成する。
このように、ピエゾ抵抗層2、分離層5、および接続配線層8などが第1シリコン基板31に形成されて、SOI基板30が用意される。
図7(a)に示す工程で、図6(d)で用意されたSOI基板30において、ベース基板33との接合面となる第2シリコン基板32の表面をグラインドして、第2シリコン基板32を所定の厚さに形成する。
図7(b)に示す工程で、ダイアフラムを形成する際のエッチング用のマスクとして、第2シリコン基板32の表面(下面)に、フォトリソグラフィ技術によりフォトレジストパターン37を形成する。
図7(c)に示す工程で、フォトレジストパターン37をマスクにして、RIEなどにより第2シリコン基板32を掘り、ダイアフラム21を形成する。RIE用のガスとしては、たとえば、C、SFなどを用いることができる。第2シリコン基板32のエッチングが進み、第1絶縁層10まで達すると、第1絶縁層10がエッチングストッパーとなって、第2シリコン基板32に平面視多角形のキャビティ23が形成される。このようにして、キャビティ23の上面となる第1絶縁層10、第1シリコン基板31、接続配線層8、および保護層12などを有するダイアフラム21が形成される。
図7(d)に示す工程で、第2シリコン基板32の表面(下面)から、フォトレジストパターン37を全面除去する。そして、第2シリコン基板32の表面(下面)に、真空状態でベース基板33を接合する。これにより、ダイアフラム21とベース基板33との間のキャビティ23が真空室とされ、絶対圧センサ構造が得られる。
必要に応じて、ベース基板33の表面(下面)をグラインドしてその厚さを調整する。そうして、SOI基板30とベース基板33とが接合された基板をダイシングカットしてチップ単位に分断する。分断された各チップが、圧力センサ20となる。
<第1の変形例>
図8は、第1の実施形態の第1の変形例に係わる物理量センサの平面図である。本変形例に係る分離層5は、図8に示すように、第1出力パッド9cと第2出力パッド9dを結ぶ方向に第1シリコン基板31を貫通して形成される。そのため、電源パッド9aに近い位置に形成される第1ピエゾ抵抗素子3aおよび第3ピエゾ抵抗素子3cと、電源パッド9aから遠い位置に形成される第2ピエゾ抵抗素子3bおよび第4ピエゾ抵抗素子3dとの間に分離層5が形成されて、互いに分離層5によって絶縁分離される。第1ピエゾ抵抗素子3aおよび第3ピエゾ抵抗素子3cに備えられるピエゾ抵抗層2が、電源パッド9aに近いので第1のピエゾ抵抗層であり、第2ピエゾ抵抗素子3bおよび第4ピエゾ抵抗素子3dに備えられるピエゾ抵抗層2が、電源パッド9aから遠いので第2のピエゾ抵抗層である。このようにして、本変形例のピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、図8に示すように、ブリッジ回路を構成する。
図8に示すように、電源パッド9aに近い位置に形成されるピエゾ抵抗素子3a、3cは同一のウェル層4内に形成され、電源パッド9aに遠い位置に形成されるピエゾ抵抗素子3b、3dも同一のウェル層4内に形成される。そして、ピエゾ抵抗素子3a、3cが形成されるウェル層4は、電源パッド9aから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に固定される。また、ピエゾ抵抗素子3b、3dが形成されるウェル層4は、第1出力パッド9cおよび第2出力パッド9dから第2接続孔13bまでの間の降下電圧を引いた電位に固定される。
ピエゾ抵抗素子3a、3cにおいて、ピエゾ抵抗層2とウェル層4とは、第2接続孔13bから接続配線層8、引出配線層7b、およびミアンダ配線と経由する間の降下電圧により逆方向バイアスされ、ピエゾ抵抗素子3b、3dにおいても、ピエゾ抵抗素子3a、3cと同様である。
そのため、本変形例において、ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dは、電位が固定されたウェル層4とほぼ同じ値で逆方向バイアスされるので、調整回路により近い方のピエゾ抵抗素子3a、3cおよび遠い方のピエゾ抵抗素子3b、3dの暗電流に起因する抵抗変化を合わせる、すなわちほぼ同じにすることができる。
よって、本変形例によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する圧力センサを提供することができる。
本変形例において、4つのピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dによってブリッジ回路を形成した物理量センサとしたが、これに限定されるものではない。電源パッド9a、第1のピエゾ抵抗素子3a、第1出力パッド9c、第2のピエゾ抵抗素子3b、およびグランドパッド9bを直列に接続してハーフブリッジ回路を形成することも可能である。つまり、少なくとも電源パッド9aに近い位置に形成されるピエゾ抵抗素子を1つと、遠い位置に形成されるピエゾ抵抗素子を1つ備えていればよい。
<第2の変形例>
図9は、第1の実施形態の第2の変形例に係わる物理量センサの平面図である。本変形例に係る分離層5は、図9に示す一点鎖線Eの右側(X2方向側)であって、4つのウェル層4の外側の領域に設けられる。そして、図9に示す点線F内に、たとえばICなどのデバイスが設けられる。
本変形例においては、図9に示すように、第4ピエゾ抵抗素子3dが設けられるウェル層4の周囲を囲むように、分離層5が設けられる。そのため、第4ピエゾ抵抗素子3dは、図9に示すように、他のピエゾ抵抗素子3a、3b、3cが周辺部に配置されているのに対して、中央部に配置することが可能である。すなわち、第4ピエゾ抵抗素子3dを中央部に配置しても、他のピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、および点線F内に設けられるICなどのデバイスと絶縁分離が可能であるからである。
このように、分離層5に周囲から囲まれるウェル層4内に設けられる第4ピエゾ抵抗素子3dは、レイアウトに制限されることなく絶縁分離される。そのため、図9に示すように、第4ピエゾ抵抗素子3dの左側(X1方向側)に、ICなどのデバイスを設けるスペースを確保することが可能である。そのため、同一のシリコン基板上などに、ICなどのデバイスと圧力センサ20を形成できるので、コストや小型化などに優れる。
本変形例では、第4ピエゾ抵抗素子3dが設けられるウェル層4の周囲を囲むように、分離層5が設けられているとしたが、これに限定されるものではない。他のピエゾ抵抗素子3a、3b、3cが設けられるウェル層4の周囲を囲むように、分離層5が設けられることも可能である。
<第2の実施形態>
図10は、第2の実施形態に係わる物理量センサの平面図である。図11は、図10に示すD−D線に沿って切断して矢印方向から視る断面図である。第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ構成要素は、同じ符号で示している。
本実施形態に係る物理量センサは、第1の実施形態と同様に、圧力センサである。本実施形態に係る圧力センサ50は、図10、図11に示すように、図4に図示する第1の実施形態に係る圧力センサ20に対して、シールド層6が設けられていることが異なる。
シールド層6は、図10、図11に示すように、各ピエゾ抵抗素子3a、3b、3c、3dに対して設けられ、ピエゾ抵抗層2と平面視で重なるように各ウェル層4内に形成される。そして、シールド層6は、ウェル層4に当接して平面視で重なる領域があり、ウェル層4に接続される。よって、シールド層6は、ウェル層4と同じ電位に設けられる。
シールド層6は、燐(P)などの不純物元素がドープされるN++型不純物層である。シールド層6は、図11に示すように、ピエゾ抵抗層2と第2絶縁層11との間や、ウェル層4と第2絶縁層11との間に設けられる。
型不純物層、あるいはN型不純物層の上に絶縁膜が形成されて、その絶縁層の表面が汚れや水分などに汚染され、汚れや水分などが電荷を有すると、P型不純物層、あるいはN型不純物層の抵抗値が変化することは周知である。すなわち、絶縁層上の電荷量に応じて、P型不純物層、あるいはN型不純物層に、蓄積層、空乏層、あるいは反転層が形成され、抵抗値が変化する。
また、ピエゾ抵抗層がウェル層内にある圧力センサにおいて、ウェル層の抵抗値が変化すると、ウェル層内の電位分布が変化する。その結果、ピエゾ抵抗層とウェル層との逆方向バイアスの電圧値が変化し、逆方向バイアス電流である暗電流が変化し、ピエゾ抵抗層の抵抗値が変化することがある。また、ウェル層に反転層が生じると、リーク電流が反転層を流れ、ピエゾ抵抗層の抵抗値が変化することがある。
本実施形態においては、ピエゾ抵抗層2と第2絶縁層11との間、およびウェル層4と第2絶縁層11との間に、N++型不純物層のシールド層6を設けている。そのため、第2絶縁層11上が電荷を有する汚れや、水分などに汚染されても、その影響をN++型不純物層のシールド層6が遮蔽し、ピエゾ抵抗層2およびウェル層4に、蓄積層、空乏層、あるいは反転層が生じることが抑制され、ピエゾ抵抗層2の抵抗値変化は抑制される。また、シールド層6は、外部から侵入する電磁ノイズも遮蔽する。よって、外部から侵入する電磁ノイズによるピエゾ抵抗層の抵抗値の変動も抑制される。このように、本実施形態によれば、汚れなどの電荷や、外部から侵入する電磁ノイズなどの外乱が、シールド層6によって遮蔽される。
よって、本実施形態によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して圧力を検知する圧力センサを提供することができる。
本実施形態に係るウェル層4は、第1の実施形態と同様に、所定の電位に固定されている。そして、シールド層6は、ウェル層4に接続されている。そのため、本実施形態に係るシールド層6は、所定の電位に固定されているので、外部からの外乱を安定的に遮蔽することが可能である。
ピエゾ抵抗層2の不純物濃度を下げることにより、圧力センサ50の高感度化を行うことができる。そして、ピエゾ抵抗層2の不純物濃度を下げると、ピエゾ抵抗層2の抵抗値は、第2絶縁層11上の電荷に敏感になり変化し易い。そのため、圧力センサ50の高感度化を進める上においては、シールド層6は重要な構成要素である。
本実施形態に係るピエゾ抵抗層2の上面および下面は、図11に示すように、シールド層6とウェル層4とで上下から逆方向バイアスされて絶縁分離されており、ピエゾ抵抗層2の上面および下面からの漏れ電流が抑制されている。
シリコン基板の表面は、製造プロセスにおいて雰囲気に晒されるので汚染され易い。また、シリコン(Si)基板とシリコン酸化(SiO)膜との界面は、SiとSiOとの異質な物資同士の接合面であり、界面準位が存在することは公知である。また、シリコン酸化膜に電荷が蓄積されていることも公知である。そのため、電流が、Si表面や、Si/SiO界面に接して流れると、Si表面の汚れ、界面準位、あるいはSiO中の電荷の影響によって、増減することがある。たとえば、キャリアが、界面準位にトラップされたり、界面準位から放出されることで、Si/SiO界面においては、シリコン(Si)基板とシリコン酸化(SiO)膜との間にリーク電流が生じる。
本実施形態に係るシールド層6は、図11に示すように、ピエゾ抵抗層2と第2絶縁層11との間に設けられる。そのため、本実施形態によれば、ピエゾ抵抗層2は、同質で清浄なシリコン結晶中に形成されるので、ピエゾ抵抗層2内を流れる電流は安定している。このように、本実施形態に係るシールド層6は、外乱を遮蔽する機能に加えて、ピエゾ抵抗層2を同質で清浄なシリコン結晶中に設ける機能も有している。
よって、本実施形態によれば、検知精度の優れる、ピエゾ抵抗効果を利用して圧力を検知する圧力センサを提供することができる。
本実施形態においては、シールド層6は、ピエゾ抵抗層2と第2絶縁層11との間、およびウェル層4と第2絶縁層11との間に設けられているが、これに限定されるものではない。シールド層6は、ピエゾ抵抗層2と第2絶縁層11との間、あるいはウェル層4と第2絶縁層11との間のどちらか一方に設けられることも可能である。
1 物理量センサ
2 ピエゾ抵抗層
3a 第1ピエゾ抵抗素子
3b 第2ピエゾ抵抗素子
3c 第3ピエゾ抵抗素子
3d 第4ピエゾ抵抗素子
4 ウェル層
5 分離層
6 シールド層
7a 連結配線層
7b 引出配線層
8 接続配線層
9a 電源パッド
9b グランドパッド
9c 第1出力パッド
9d 第2出力パッド
10 第1絶縁層
11 第2絶縁層
12 保護層
13a 第1接続孔
13b 第2接続孔
14 コンタクト層
20 圧力センサ
21 ダイアフラム
22 固定部
23 キャビティ
30 SOI基板
31 第1シリコン基板
32 第2シリコン基板
33 ベース基板

Claims (8)

  1. ピエゾ抵抗効果を利用して物理量を検知する物理量センサであって、
    第1絶縁層上に形成される第1導電型のウェル層と、
    前記第1導電型のウェル層の表面側に形成される複数の第2導電型のピエゾ抵抗層と、
    前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層の間に、前記第1導電型のウェル層の表面から前記第1絶縁層まで貫通する第2導電型の分離層と、を有することを特徴とする物理量センサ。
  2. 前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層は、
    電源パッドに近い位置に形成される第1のピエゾ抵抗層と、
    前記電源パッドから遠い位置に形成される第2のピエゾ抵抗層と、
    を含み、
    前記第1のピエゾ抵抗層を有する第1のピエゾ抵抗素子と、
    前記第2のピエゾ抵抗層を有する第2のピエゾ抵抗素子と、
    を有したブリッジ回路を構成し、
    前記分離層を、前記第1のピエゾ抵抗素子と、前記第2のピエゾ抵抗素子との間に形成したことを特徴とする請求項1に記載の物理量センサ。
  3. 前記第2導電型の分離層が、前記第1導電型のウェル層の周囲を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物理量センサ。
  4. 前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層が形成される前記第1導電型のウェル層のそれぞれが、所定の電位に設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  5. 前記第1導電型のウェル層の表面に形成される第2絶縁層を有する物理量センサであって、前記第2絶縁層と前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層との間に位置する前記第1導電型のウェル層内に、前記複数の第2導電型のピエゾ抵抗層と平面視で重なるように第1導電型のシールド層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  6. 前記第1導電型のウェル層の表面に形成される第2絶縁層と、前記第2導電型のピエゾ抵抗層に接続されると共に、前記第1導電型のウェル層内に形成される第2導電型の引出配線層と、を有する物理量センサであって、前記第1導電型のウェル層内に、前記第2絶縁層に接触すると共に、前記第2導電型の引出配線層と平面視で重ならないように前記第1導電型のシールド層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の物理量センサ。
  7. 前記第1導電型のシールド層が、前記第1導電型のウェル層と同電位に設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の物理量センサ。
  8. 前記第1導電型のウェル層が、2枚のシリコン基板が酸化膜を挟んで貼り合わされたSOI基板の一方のシリコン基板からなることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の物理量センサ。
JP2013138931A 2013-07-02 2013-07-02 物理量センサ Pending JP2015011013A (ja)

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