JP2015011001A - 経路探索装置および経路探索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ユーザが設定した料金以下であり、かつユーザが設定した経路探索条件を満足する経路を探索することが可能な経路探索装置および経路探索方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明による経路探索装置1は、有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する入力部2と、自車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部3と、目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する経路探索部4とを備え、経路探索部4は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが有料道路の通行に使用する料金を考慮した経路探索を行う経路探索装置および経路探索方法に関する。
従来、予め指定した料金(金額)を超さない範囲の利用料金に基づいて算出された経路コストにより経路の選択を行う経路案内方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、出発地道路から目的地道路までの走行距離を経路コストとし、この経路コストが最も低くなる最適な推奨経路を探索する機能を備えている。また、経路走行に必要な料金を求め、料金を経路コストに反映させて推奨経路を探索している。このとき、予め指定した料金も考慮されており、当該料金以下で走行可能な経路を探索している。
特開2002−303522号公報
特許文献1では、経路コストを、道路リンクの距離(メートル)+料金×料金係数(メートル/円)で求めている。すなわち、料金を距離に換算して経路コストに組み込んでいる。従って、予め指定した料金以下で走行可能な経路が、必ずしもユーザが所望する経路探索条件(例えば、出発地から目的地までの距離が最短となる経路)を満足するものであるとはいえなかった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、ユーザが設定した料金以下であり、かつユーザが設定した経路探索条件を満足する経路を探索することが可能な経路探索装置および経路探索方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による経路探索装置は、有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する入力部と、自車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部と、地図データを取得する地図データ取得部と、目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する経路探索部とを備え、経路探索部は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索することを特徴とする。
また、本発明による経路探索方法は、(a)有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する工程と、(b)自車両の現在地の位置情報を取得する工程と、(c)地図データを取得する工程と、(d)目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する工程とを備え、工程(d)は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索することを特徴とする。
本発明によると、経路探索装置は、有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する入力部と、自車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部と、地図データを取得する地図データ取得部と、目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する経路探索部とを備え、経路探索部は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索するため、ユーザが設定した料金以下であり、かつユーザが設定した経路探索条件を満足する経路を探索することが可能となる。
また、経路探索方法は、(a)有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する工程と、(b)自車両の現在地の位置情報を取得する工程と、(c)地図データを取得する工程と、(d)目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する工程とを備え、工程(d)は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索するため、ユーザが設定した料金以下であり、かつユーザが設定した経路探索条件を満足する経路を探索することが可能となる。
本発明の実施の形態による経路探索装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態による経路探索装置の動作を説明するための図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
まず、本発明の実施の形態による経路探索装置の構成について説明する。
図1は、経路探索装置1の構成の一例を示す図である。
経路探索装置1は、入力部2と、位置情報取得部3と、経路探索部4と、地図データ記憶部5と、記憶部6と、通信部7と、表示部8と、制御部9とを備えている。
入力部2は、有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する。すなわち、ユーザは、入力部2を介して各情報を設定する。
ここで、経路探索条件とは、現在地(出発地)から目的地までの経路を探索する際の条件のことである。本実施の形態では、経路探索条件として、現在地から目的地までの距離が最短であること、現在地から目的地までの時間が最短であること、現在地から目的地までの燃料消費が最も少ないこと、および現在地から目的地までに要する料金が最低であることのうちのいずれかであるものとする。
位置情報取得部3は、自車両の現在地の位置情報を取得する。位置情報取得部3としては、例えば、GPS(Global Positioning System)センサが挙げられる。
経路探索部4は、現在地の位置情報、目的地、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する。
地図データ記憶部5は、地図データを記憶している。なお、地図データ記憶部5は、地図データを予め取得して記憶しておいてもよく、必要時に外部から通信部7を介して地図データを取得するようにしてもよい。すなわち、地図データ記憶部5は、地図データを取得する地図データ取得部の機能を有する。
記憶部6は、経路探索部4にて探索された経路や、有料道路の通行に必要な料金情報などを記憶する。
通信部7は、交通情報(例えば、渋滞情報等)等の種々の情報を外部から通信によって取得する。
表示部8は、現在地を含む地図や、現在地から目的地までの経路等、種々の情報をユーザに対して表示する。
制御部9は、上記の各構成要素の制御を行う。また、制御部9は、有料道路抽出部91と、区間分割部92とを備えている。
有料道路抽出部91は、経路探索部4にて経路探索条件に基づいて探索された経路の候補(第1の経路候補)に含まれる有料道路を抽出する。
区間分割部92は、有料道路抽出部91にて抽出された有料道路を予め定められた区間ごとに分割する。
ここで、予め定められた区間とは、本実施の形態では、有料道路における各インターチェンジ区間(以下、IC区間という)のことをいう。
次に、経路探索装置1の動作について説明する。
図2は、経路探索装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、ユーザは、上述の経路探索条件のうちのいずれかを、入力部2を介して設定する。ここでは、経路探索条件として「現在地から目的地までの距離が最短」を設定するものとする。
ステップS2において、ユーザは、有料道路の通行に使用する料金を、入力部2を介して設定する。すなわち、有料道路を通行するために使用可能な料金の上限を設定する。ここでは、有料道路の通行に使用する料金として「500円」を設定するものとする。
ステップS3において、経路探索部4は、ステップS1にて設定した経路探索条件に従い、現在地から目的地までの経路(第1の経路候補)を探索する。このとき、経路探索部4は、位置情報取得部3から現在地の位置情報を取得し、地図データ記憶部5から地図データを取得する。また、目的地の情報は、ステップS3の処理を行う前に、ユーザによって入力部2を介して設定されているものとする。すなわち、経路探索部4は、現在地の位置情報、目的地、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する。探索された経路は、記憶部6に記憶される。
ステップS4において、有料道路抽出部91は、ステップS3にて探索された経路に有料道路が含まれているか否かを判断する。有料道路が含まれていないと判断した場合は、ステップS7に移行する。一方、有料道路が含まれていると判断した場合は、ステップS3にて探索された経路から有料道路を抽出し、ステップS5に移行する。具体的には、有料道路抽出部91は、記憶部6からステップS3にて探索された経路を取得し、当該経路から、地図データに含まれる道路リンク属性に基づいて有料道路リンク(以下、単に有料道路という)を抽出する。
ステップS5において、区間分割部92は、有料道路抽出部91にて抽出された有料道路をIC区間ごとに分割する。なお、IC区間の情報は、地図データに含まれている。
図3は、有料道路をIC区間ごとに分割した経路の一例を示している。
図3に示すように、有料道路は、IC区間A〜Dの4つのIC区間に分割されている。また、各IC区間A〜Dに示されている料金は、各IC区間A〜Dを走行するために必要な料金を示している。
なお、図3において、三角印はIC(インターチェンジ)を示している。特に、黒塗りの三角印は自車両が通行するIC区間の始端と終端を示している。また、白抜き矢印は経路探索部4にて探索された経路を示し、黒塗り矢印は自車両が通行する経路を示している。
ステップS6において、経路探索部4は、設定した料金以下となる経路の候補(第2の経路候補)を選出し、経路探索条件に従い経路の候補から一の経路を探索する。以下、具体的に説明する。
まず、経路探索部4は、自車両に最も近いIC区間を先頭として、当該先頭のIC区間と、先頭のIC区間よりも目的地側のIC区間との全ての組み合わせを算出する。
図4は、図3に示す各IC区間A〜DのうちのIC区間Aを先頭として、IC区間AとIC区間B〜Dとの全ての組み合わせを算出した結果を示す図である。図4において、A〜Dの各々は、IC区間A〜Dに対応している。また、「1」は該当するIC区間を使用する(該当するIC区間を通行する)ことを示し、「0」は該当するIC区間を使用しない(該当するIC区間を通行しない)ことを示している。組み合わせの算出結果は、記憶部6に記憶される。
図5〜7は、IC区間Aを先頭としたときにおける、各IC区間B〜Dとの組み合わせの一例を示す図である。なお、図5〜7において、白抜きの三角印は自車両が通行しないIC区間の始端または終端を示している。他の三角印および矢印は、図3と同様である。
図5では、自車両が有料道路のIC区間Aを通行し、IC区間B,C,Dを通行しない(有料道路以外の道路を通行する)場合を示している。なお、図5は、図4におけるIC区間Aが「1」、IC区間Bが「0」、IC区間Cが「0」、IC区間Dが「0」である場合に対応している。
図6では、自車両が有料道路のIC区間A,Bを通行し、IC区間C,Dを通行しない場合を示している。なお、図6は、図4におけるIC区間Aが「1」、IC区間Bが「1」、IC区間Cが「0」、IC区間Dが「0」である場合に対応している。
図7では、自車両が有料道路のIC区間A,Dを通行し、IC区間B,Cを通行しない場合を示している。なお、図7は、図4におけるIC区間Aが「1」、IC区間Bが「0」、IC区間Cが「0」、IC区間Dが「1」である場合に対応している。
次に、経路探索部4は、IC区間Aに次いで自車両に近いIC区間Bを先頭として、IC区間BとIC区間C,Dとの全ての組み合わせを算出する。算出した結果を図8に示す。なお、図8に示す「1」および「0」は、図4と同様である。組み合わせの算出結果は、記憶部6に記憶される。
図9は、IC区間Bを先頭としたときにおける、各IC区間C,Dとの組み合わせの一例を示す図である。なお、図9に示す三角印および矢印は、図5〜7と同様である。
図9では、自車両が有料道路のIC区間B,Cを通行し、IC区間A,Dを通行しない場合を示している。なお、図9は、図8におけるIC区間Aが「0」、IC区間Bが「1」、IC区間Cが「1」、IC区間Dが「0」である場合に対応している。
以降、IC区間C,Dの各々を先頭とした場合についても、上記と同様に算出する。
上記より、経路探索部4は、区間分割部92にて分割されたIC区間の全ての組み合わせを算出する。
次に、経路探索部4は、ユーザが設定した料金以下となる経路の候補(第2の経路候補)を選出する。具体的には、経路探索部4は、上記のように算出し記憶部6に記憶しているIC区間の組み合わせと、記憶部6に記憶している有料道路の通行に必要な料金情報(各IC区間ごとの料金情報)とに基づいて、ステップS2においてユーザが設定した有料道路の通行に使用する料金以下となるIC区間の組み合わせを経路の候補(第2の経路候補)として選出する。ここでは、500円以下となる経路の候補が選出される。
図10〜12は、経路探索部4が選出した経路の候補の一例を示す図である。なお、図10は図6に対応し、図11は図9に対応し、図12は図7に対応している。また、図10〜12以外にも複数の経路の候補が選出されるものとする。
図10〜12では、ステップS2においてユーザが設定した料金(500円)以下となるIC区間の組み合わせが経路の候補として示されている。
上記より、経路探索部4は、IC区間の組み合わせから、ユーザが設定した料金以下となる経路の候補を選出する。すなわち、経路探索部4は、ステップS3において探索した経路(第1の経路候補)から有料道路を通行する区間(IC区間)を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の経路の候補(第2の経路候補)を選出する。
次に、経路探索部4は、ステップS1において設定した経路探索条件に従い、選出した経路の候補から一の経路を探索する。ここでは、経路探索条件として設定されている「現在地から目的地までの距離が最短」となる一の経路を探索する。
図2に戻り、ステップS7において、経路探索部4は、経路探索条件を満足する経路を最適な経路として採用し、処理を終了する。具体的には、ステップS6において最終的に探索された一の経路を最適な経路として採用する。また、ステップS4において有料道路が含まれていないときは、ステップS3において探索された経路を最適な経路として採用する。
図2に示す処理の後、経路探索部4にて探索された経路は、表示部8に表示される。
以上のことから、本実施の形態によれば、設定した経路探索条件に基づいて探索した経路から設定料金以下となる経路の候補を選出し、選出した経路の候補から設定した経路探索条件を満足する経路を探索することができる。すなわち、ユーザが設定した料金以下であり、かつユーザが設定した経路探索条件を満足する経路を探索することが可能となる。
以上で説明した経路探索装置1は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能な、PND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。この場合、経路探索装置1の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。
具体的には、経路探索装置1の一部の機能を携帯通信端末、PNDあるいはサーバに配置することができる。また、車載装置としてDA(Display Audio)を用いた場合、DAは表示および音声出力のみが可能なのでそれ以外の機能を携帯通信端末、PND、あるいはサーバに配置することができる。
例えば、経路探索装置1の機能がサーバに配置される場合において、経路探索装置1は、有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む設定情報を取得する設定情報取得部と、対象車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部と、地図データを取得する地図データ取得部と、目的地、位置情報、および地図データに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する経路探索部とを備え、経路探索部は、経路探索条件に従い経路の候補となる第1の経路候補を探索し、第1の経路候補に有料道路が含まれる場合、第1の経路候補から有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、経路探索条件に従い第2の経路候補から一の経路を探索する。
上記の構成とした場合であっても、実施の形態と同様の効果が得られる。
また、実施の形態における動作を実行するソフトウェア(経路探索方法)を必要に応じて、例えば、携帯通信端末、PND、あるいはサーバに組み込んでもよい。実施の形態における動作を実行するソフトウェアを必要に応じて携帯通信端末、PND、あるいはサーバに組み込んで動作させることによって、実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、図1において、入力部2、位置情報取得部3、経路探索部4、通信部7の各々は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理を実行することによって実現されるものとして説明したが、可能であれば、入力部2、位置情報取得部3、経路探索部4、通信部7の各々を、ハードウェア(例えば、電気信号に対して特定の演算あるいは処理を行うように構成された演算/処理回路等)として構成するようにしてもよい。また、上記の両者を混在させてもよい。
図1において、地図データ記憶部5および記憶部6は、データを記憶しておく機能を、例えばHDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリなどによって構成してもよい。また、地図データ記憶部5および記憶部6は、例えばHDD、DVD、半導体メモリなどの外付けの記憶装置を装着するためのスロットとしての機能を有してもよい。
有料道路の通行に使用する料金の設定は、種々の方法を用いることができる。例えば、経路探索装置側で予め料金を定義しておいてもよい。具体的には、1000円以下は「定額」、1001円から1500円は「通常」、1501円以上は「高額」と定義しておき、これら3つの選択肢(「定額」、「通常」、「高額」)を表示部8に表示し、入力部2を介してユーザに選択させる方法や、予め定義された複数の料金の選択肢(例えば、「1000円」、「3000円」、「5000円」等)を表示部8に表示し、入力部2を介してユーザに選択させる方法であってもよい。また、他の方法として、任意の料金(金額)を、入力部2を介してユーザに直接入力させるようにしてもよい。
通信部7は、地図データや有料道路の通行に必要な料金情報を取得するようにしてもよい。このようにすることによって、地図データ記憶部5に記憶されている地図データや、記憶部6に記憶されている料金情報を最新の情報に更新することができる。
図2のステップS6では、ステップS1において設定した経路探索条件に基づいて、経路の候補から一の経路を探索する際、一の経路ではなく複数の経路が探索される場合がある。例えば、経路探索条件を「現在地から目的地までの距離が最短」とすると、経路候補から距離が最短である複数の経路が探索される場合がある。このような場合において、例えば「料金が最低」という条件をさらに付加することによって、距離が最短である複数の経路から料金が最低となる一の経路に絞り込むことができる。すなわち、経路の候補から複数の経路が探索される場合において、さらに他の経路探索条件を付加することによって一の経路を探索するようにしてもよい。なお、付加する経路探索条件は1つに限らず複数であってもよい。
図2では、経路探索条件として「現在地から目的地までの距離が最短」を設定するものとして説明したが、他の経路探索条件(時間が最短、燃料消費が最少、料金が最低)であってもよい。
図2では、有料道路の通行に使用する料金として「500円」を設定するものとして説明したが、上記の種々の方法によって設定するようにしてもよい。
図3,5〜7,9〜12における各IC区間の料金は簡略化のために示されたものであり、これに限るものではない。例えば、割引等の種々の情報が加味された料金としてもよい。
本実施の形態において、区間分割部92はIC区間ごとに分割するものとして説明したが、IC以外の他の地点あるいは施設(例えば料金所)等ごとに分割するようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 経路探索装置、2 入力部、3 位置情報取得部、4 経路探索部、5 地図データ記憶部、6 記憶部、7 通信部、8 表示部、9 制御部、91 有料道路抽出部、92 区間分割部。

Claims (6)

  1. 有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する入力部と、
    自車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    地図データを取得する地図データ取得部と、
    前記目的地、前記位置情報、および前記地図データに基づいて、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、
    を備え、
    前記経路探索部は、前記経路探索条件に従い前記経路の候補となる第1の経路候補を探索し、前記第1の経路候補に前記有料道路が含まれる場合、前記第1の経路候補から前記有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が前記設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、前記経路探索条件に従い前記第2の経路候補から一の前記経路を探索することを特徴とする、経路探索装置。
  2. 前記経路探索条件は、前記現在地から前記目的地までの距離が最短であること、前記現在地から前記目的地までの時間が最短であること、前記現在地から前記目的地までの燃料消費が最も少ないこと、および前記現在地から前記目的地までに要する料金が最低であることのうちのいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 前記第1の経路候補に含まれる前記有料道路を抽出する有料道路抽出部と、
    前記有料道路抽出部にて抽出された前記有料道路を予め定められた区間ごとに分割する区間分割部と、
    をさらに備え、
    前記経路探索部は、前記区間分割部にて分割された区間の全ての組み合わせから前記第2の経路候補を選出することを特徴とする、請求項1または2に記載の経路探索装置。
  4. 前記区間は、前記有料道路における各インターチェンジ区間であることを特徴とする、請求項3に記載の経路探索装置。
  5. (a)有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む情報を入力する工程と、
    (b)自車両の現在地の位置情報を取得する工程と、
    (c)地図データを取得する工程と、
    (d)前記目的地、前記位置情報、および前記地図データに基づいて、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する工程と、
    を備え、
    前記工程(d)は、前記経路探索条件に従い前記経路の候補となる第1の経路候補を探索し、前記第1の経路候補に前記有料道路が含まれる場合、前記第1の経路候補から前記有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が前記設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、前記経路探索条件に従い前記第2の経路候補から一の前記経路を探索することを特徴とする、経路探索方法。
  6. 有料道路の通行に使用する料金の設定金額、経路探索条件、および目的地を含む設定情報を取得する設定情報取得部と、
    対象車両の現在地の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    地図データを取得する地図データ取得部と、
    前記目的地、前記位置情報、および前記地図データに基づいて、前記現在地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と、
    を備え、
    前記経路探索部は、前記経路探索条件に従い前記経路の候補となる第1の経路候補を探索し、前記第1の経路候補に前記有料道路が含まれる場合、前記第1の経路候補から前記有料道路を通行する区間を異ならせることによりその通行料金が前記設定金額以下となる少なくとも1つ以上の第2の経路候補を選出し、前記経路探索条件に従い前記第2の経路候補から一の前記経路を探索することを特徴とする、経路探索装置。
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