JP2015009976A - エレベータのガラス窓清掃装置 - Google Patents

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大黒屋 篤
Atsushi Daikokuya
篤 大黒屋
雅宏 山▲崎▼
Masahiro Yamazaki
雅宏 山▲崎▼
総 西江
Satoshi Nishie
総 西江
隆行 渡邉
Takayuki Watanabe
隆行 渡邉
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Abstract

【課題】乗り場のガラス窓の清掃を保守員を介在させずに自動的に行うことができ、比較的簡単な装置構成とすることができるエレベータのガラス窓清掃装置の提供。【解決手段】本発明は、エレベータの乗り場に配置される乗り場ドア8に設けられる透明な乗り場ドア8のガラス窓8Aを清掃するエレベータのガラス窓清掃装置であって、乗りかご6に設けられ、乗り場ドア8のガラス窓8Aを撮影するカメラ11と、このカメラ11の画像に基づいて乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する判定部5Bを含み、判定部5Bで乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、乗りかご6を昇降させながら清掃部14による乗り場ドア8のガラス窓8Aの清掃を実施させる制御を行う清掃制御手段とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの乗り場ドアの透明なガラス窓を清掃するエレベータのガラス窓清掃装置に関する。
エレベータ設備は周知のように、各階床毎に乗り場ドアが設けられ、この乗り場ドアは乗りかごの着床時にかごドアと連動して開閉するように構成されている。これらの乗り場ドア及びかごドアには、防犯のために透明なガラス窓が嵌め込まれている構造のものがある。これらのガラス窓は透明であることから、くもの巣や埃などの汚れが目立ちやすい。このようなことから、定期的に保守員が乗りかごの上から、若しくは乗りかごの中からかごドアを開けるなどして、乗り場ドアのガラス窓に付着した汚れの清掃を行っている。また、エレベータの所有者等から乗り場ドアのガラス窓の清掃を要望されたときなどには、定期作業以外であっても保守員が現場に急行し、エレベータの通常運転を一旦停止させて清掃を行うこともある。
このようなエレベータの乗り場ドアのガラス窓を清掃するエレベータのガラス窓清掃装置が、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1に開示された従来技術は、乗りかごドアの外面下部にブラシ状の清掃本体を有する清掃装置の基端部を保守員が取り付け、この状態でモータを駆動させてブラシ状の清掃本体を回転させ、この間、通常運転速度よりも低速で乗りかごを走行させるようにしたものである。乗り場ドアのガラス窓の裏面をブラシ状の清掃本体が摺動接触することにより、乗り場ドアの窓ガラスの裏面が清掃される。
特許文献2に開示された従来技術は、清掃具が、保持板と、この保持板の一面に設けられ乗り場側の戸体、すなわち乗り場ドアの窓ガラスの裏面に接触可能に配置されたブラシとを有している。この清掃具を乗り場ドアの開閉動作と連動させて、ブラシによって乗り場ドアのガラス窓の裏面を清掃する構成となっている。
特開2006−256753号公報 特開平10−258978号公報
特許文献1に開示された従来技術は、乗り場ドアのガラス窓の清掃に際して常に保守員が清掃装置の着脱を繰り返さなければならず、このために乗り場ドアのガラス窓の清掃が煩雑になって、清掃作業の能率の向上を見込めない問題がある。
これに対して、特許文献2に開示された従来技術は、乗り場ドアの開閉に応じて乗り場ドアのガラス窓の清掃を保守員を介在させずに自動的に行えるので、清掃作業を能率良く行うことができる。しかし、この特許文献2に示される従来技術は、各乗り場の乗り場ドア毎に、清掃具を設けるとともに、清掃具と乗り場ドアとを連動させる機構を設けなければならず、清掃装置の全体が大掛かりになって製作コストが高くなる。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、乗り場のガラス窓の清掃を保守員を介在させずに自動的に行うことができ、また、比較的簡単な装置構成とすることができるエレベータのガラス窓清掃装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るエレベータのガラス窓清掃装置は、エレベータの乗り場に配置される乗り場ドアに設けられる透明なガラス窓を清掃するエレベータのガラス窓清掃装置において、乗りかごに設けられ、前記乗り場ドアの前記ガラス窓を撮影するカメラと、前記乗りかごに設けられ、前記乗り場の前記ガラス窓を清掃する清掃部と、前記カメラの画像に基づいて前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する判定部を含み、前記判定部で前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、前記乗りかごを昇降させながら前記清掃部による前記乗り場ドアの該当する前記ガラス窓の清掃を実施させる制御を行う清掃制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明に係るエレベータのガラス窓清掃装置は、清掃制御手段を作動させることにより、乗り場ドアのガラス窓の清掃を保守員を介在させずに自動的に行うことができる。また本発明は、乗りかごに設けられるカメラ及び清掃部と、信号処理を行う判定部を含む清掃制御手段とを有する比較的簡単な装置構成とすることができる。これにより本発明は、従来に比べて製作コストを安価にすることができ、実用性に富む。
本発明に係るエレベータのガラス窓清掃装置の第1実施形態の基本構成を示す図である。 図1の要部を拡大して示した図である。 第1実施形態で実施されるガラス窓の清掃に至るまでの処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態で実施されるガラス窓の清掃運転における清掃部の位置制御を説明する図である。 本発明の第2実施形態の基本構成を示す図である。 第1,第2実施形態に備えられる清掃部の別の例を示す図である。
以下、本発明に係るエレベータのガラス窓清掃装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るガラス窓清掃装置が備えられるエレベータは、昇降路1内に配置された乗りかご6及びつり合いおもり7と、例えば機械室2に配置され、乗りかご6とつり合いおもり7とを連結するワイヤロープが巻き掛けられた巻上機3と、乗りかご6の昇降を制御する制御部4とを備えている。このエレベータは、乗りかご6に備えられる各機器や部材、乗り場に備えられる各機器や部材、及び昇降路1内に設けられる各機器や部材などの保守点検のために、例えば定期的に診断運転されるエレベータである。
このエレベータの各乗り場には乗り場ドア8が配置され、この乗り場ドア8には透明なガラス窓8Aが設けられている。また、乗りかご6のかごドア9にも、乗り場ドア8のガラス窓8Aに対向可能なように透明なガラス窓9Aが設けられている。すなわち、図1に示すエレベータは、防犯を目的として、乗りかご6の内部の状況がわかるように、乗場ドア8及びかごドア9のそれぞれに透明なガラス窓8A,9aを設けてある。
また、このエレベータは、乗りかご6に設けた位置検出器12と、図示しないガイドレールに取り付けたブラケット等に固定され、位置検出器12が係合可能な検出板13とを備えている。巻上機3に設けられる図示しないエンコーダによる位置情報と、前述した位置検出器12と検出板13との係合によって出力される信号とに基づいて、各階の乗り場の正規の高さ位置に乗りかご6が停止するように、制御部4によって制御される。乗りかご6が正規の高さ位置に停止し、かごドア9が開くと、それに連動して乗り場ドア8が開き、乗りかご6内の乗客が乗り場に出ることができ、また逆に、乗り場の乗客が乗りかご6に乗り込むことができる。
このようなエレベータに備えられ、乗り場ドア8のガラス窓8Aを清掃する本発明に係るエレベータのガラス窓清掃装置の第1実施形態は、例えば乗りかご6の外側部分の下方位置に設けられ、乗り場ドア8のガラス窓8Aを撮影するカメラ11と、このカメラ11と同様に乗りかご6の外側部分の下方位置に設けられ、乗り場ドア8のガラス窓8Aを清掃する清掃部14とを備えている。
また、本実施形態に係るガラス窓清掃装置は、カメラ11の画像に基づいて乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する判定部5Bを含み、この判定部5Bで乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、乗りかご6を昇降させながら清掃部14による乗り場ドア8のガラス窓8Aの清掃を実施させる制御を行う清掃制御手段を備えている。
この清掃制御手段は、乗りかご6の昇降を制御するとともに、カメラ11の制御及び清掃部14の駆動を制御する前述した制御部4と、乗りかご6の診断運転を実施させる診断運転指令部5とを含んでいる。
診断運転指令部5は、乗りかご6の診断運転の実施を指令する信号を出力する診断運転指令出力部5Aと、乗りかご6の診断運転中に制御部4を介して送信されるカメラ11の画像に基づいて乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する前述した判定部5Bとを含んでいる。また、この診断運転指令部5は、判定部5Bで乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在すると判定されたときに、制御部4に清掃部14を駆動させながら乗りかご6を昇降させる清掃運転を指令する信号を出力する清掃運転指令出力部5Cも含んでいる。
図2に示すように、前述した清掃部14は、例えば乗り場ドア8のガラス窓8Aにエアを吹き付けて、乗り場ドア8のガラス窓8Aに付着した汚れを吹き飛ばすエア噴出装置、すなわちエアブロアー14Aを有する構成にしてある。
このように構成した第1実施形態に係るガラス窓清掃装置のガラス窓8Aの清掃に至るまでの処理手順を図3に基づいて説明する。
はじめに、制御部4は診断運転指令部5の診断運転指令出力部5Aから診断運転の指令が出力されているかどうか判断する(ST1)。この判断で診断運転の指令が出力されていると判断されたときには、乗りかご6の位置検出を行う(ST2)。次に検出された乗りかご6の位置が最下階かどうか判断する(ST3)。乗りかご6の位置が最下階でないときには、制御部4は乗りかご6を最下階に直行させる制御を行う(ST4)。乗りかご6が最下階にあるときには、制御部4は通常速度をキャンセルし、乗かご6を最上階まで低速で運転する制御を行う(ST5)。
このように乗りかご6を上昇させる間、位置検出器12と検出板13との係合による信号に基づいて、制御部4に含まれる図示しない演算部で、各乗り場ドア8毎に、該当するガラス窓8Aの位置が演算で求められる。所定の位置に乗りかご6が到達した際に、乗りかご6に設けられたカメラ11が駆動されて乗り場ドア8のガラス窓8Aの撮影が開始される。この撮影は最上階までに存在する各乗り場ドア8のガラス窓8Aに対して順に行われる。カメラ11によって撮影された該当する乗り場ドア8のガラス窓8Aの画像は、制御部4を介して診断運転指令部5に送信される。これに応じて診断運転指令部5の判定部5Bは、各ガラス窓8Aのいずれかに清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する(ST6)。この判定で、清掃を要する汚れが存在していないと判定されたときには処理が終了する(ST7)。また、同判定で清掃を要する汚れが存在していると判定されたとき、診断運転指令部5の清掃運転指令出力部5Cから制御部4に、清掃運転の実施が指令される(ST8)。
制御部4は、清掃運転指令出力部5Cから清掃運転指令が出力されているかどうか判定する(ST9)。今の場合は清掃運転指令が出力されていることから、清掃部4は、清掃すべき汚れが存在するガラス窓8Aを有する乗り場ドア8が設置された該当する対象階へ乗りかご6を高速で移動させる(ST10)。ここで制御部4は後述するように、位置検出器12と検出板13との係合による信号と、前述したエンコーダからの情報とに基づいて、対象階の乗り場ドア8のガラス窓8Aの下端まで低速で乗りかご6を移動させ、下端で乗りかご6を停止させる(ST11)。このようにして清掃準備の状態となる(ST12)。ここで制御部4は、清掃部14のエアブロワー14Aを起動させ、該当する乗り場ドア8のガラス窓8Aに向ってエアを噴出させる(ST13)。
また制御部4は、このようにエアブロワー14Aからエアを噴出させた状態で、乗り場ドア8のガラス窓8Aの下端から上端までの間を低速運転で往復させる。この場合、複数回乗りかご6を往復させるようにしてもよい(ST14)。これにより、乗り場ドア8のガラス窓8Aに付着した汚れが基本的には除去される。乗りかご6を往復させる動作が終了した後、制御部4はエアブロワー14Aの駆動を停止させる(ST15)。
ここで、制御部4に含まれる図示しない確認運転指令部から、ガラス窓8Aの清掃状態を確認する確認運転指令が出力される(ST16)。これに応じて制御部4は、乗りかご6を低速で動かして、清掃したガラス窓8Aの画像データを収集する(ST17)。
診断運転指令部5の判定部5Bにおいて、確認画像に基づいて該当するガラス窓8Aに清掃を要する汚れがまだ存在しているかどうか、すなわち所望の清掃が完全に行われたかどうか、判定が行われる(ST18)。汚れが存在すると判定されたときには、ST13に戻り、再び該当するガラス窓8Aに対して清掃が行われる。清掃が行われたガラス窓8Aに汚れが存在しないと判定されたときには、他の階の乗り場ドア8のガラス窓8Aに汚れが存在するかどうか診断運転指令部5の判定部5Bで判定される(ST19)。この判定で他の乗り場ドア8のガラス窓8Aに汚れが存在すると判定されたときには、ST10に戻り制御部4は該当する対象階まで乗かご6を高速で運転し、前述と同様の清掃運転を実行する。また、ST19の判定部5Bにおける判定で、他の乗り場ドア8のガラス窓8Aに汚れが存在しないと判定されたときには、制御部4は乗かご6を所定の位置まで高速移動させ、処理が終了する(ST20)。
ここで、清掃運転における乗りかご6、すなわち乗りかご6に設けた清掃部14の位置制御について図4に基づいて説明する。
同図4の左側の図で示すように、清掃を要するガラス窓8Aが設けられた乗り場ドア8が設置された対象階に乗りかご6が停止しているときには、乗りかご6の位置検出器12が検出板13の中央付近に係合した状態となる。このときの清掃部14のエアブロワー14Aからガラス窓8Aの下端までの寸法を仮にaとし、ガラス窓8Aの下端からガラス窓8Aの上端までの寸法をbとする。
ここで、同図4の左側の図で示す状態から、中央の図で示す状態まで乗りかご6を移動させるために、制御部4に含まれる図示しない演算部で、寸法aに相当する乗りかご6の移動距離が演算される。その演算値に応じて制御部4は、乗りかご6を寸法aに相当する移動距離だけ上昇させる低速移動制御を行う。
また、清掃部14のエアブロワー14Aを駆動してガラス窓8Aの清掃を実施する間、同図4の中央で示す状態から、右側の図で示す状態まで乗りかご6を移動させるために、制御部4に含まれる図示しない演算部で、寸法bに相当する乗りかご6の移動距離が演算される。その演算値に応じて制御部4は乗りかご6を、寸法bに相応する移動距離だけ上昇させる低速移動制御を行う。
また、同図4の右側の図で示す状態から、同図4の中央の図で示す状態まで乗りかご6を移動させる場合も同様にして、制御部4は乗りかご6を、寸法bに相応する移動距離だけ下降させる低速移動制御を行う。
このようにしてガラス窓8Aの清掃に際し、乗りかご6を、すなわち乗りかご6の清掃部14を所定位置に位置決めし、ガラス窓8Aの下端と上端との間で往復させることにより所望の清掃を実施させることができる。
このように構成した第1実施形態は、例えば診断運転時に乗り場ドア8のガラス窓8Aに清掃を要する汚れが存在していた場合には、制御部4及び診断運転指令部5の判定部5Bを含む清掃制御手段を作動させることにより、清掃部14のエアブロワー14Aからエアを噴出させて、乗り場ドア8のガラス窓8Aの清掃を保守員を介在させずに自動的に行うことができる。
また、この第1実施形態は、乗りかご6に設けられるカメラ11及び清掃部14と、信号処理を行う判定部5Bを含む清掃制御手段とを有する比較的簡単な装置構成にすることができる。これにより第1実施形態は、製作コストを安価にすることができ、実用性に富む。
図5に示す本発明の第2実施形態は、第1実施形態の構成に加えて、乗りかご6のかごドア9のガラス窓9Aを撮影する別のカメラ10を例えば乗りかご6内に設けてある。また、この第2実施形態は、所定階床の乗り場に設けられ、かごドア9のガラス窓9Aを清掃する別の清掃部15を備えている。この別の清掃部15も、例えばエアブロワーを有するエア噴出装置によって構成されている。
また、この第2実施形態は、清掃制御手段が、第1実施形態におけるのと同等の構成を有するとともに、さらに別のカメラ10の画像に基づいてかごドア9のガラス窓9Aに清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する図示しない別の判定部を含み、この別の判定部でかごドア9のガラス窓9Aに清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、乗りかご6を昇降させながら別の清掃部15によるかごドア9のガラス窓9Aの清掃を実施させる制御も行う構成になっている。
このように構成した第2実施形態は、第1実施形態と同等の作用効果が得られる他、乗りかご6のかごドア9のガラス窓9Aの清掃も保守員を介在させることなく自動的に行うことができる。また、この第2実施形態は、乗りかご6に設けられる別のカメラ10及び別の清掃部15と、信号処理を行う判定部5B及び図示しない別の判定部を含む清掃制御手段とを有する比較的簡単な構成とすることができる。
なお、前述した第1,第2実施形態は、エアブロワー14Aを含む清掃部14を、乗りかご6の外側部分の下方位置に設けた構成にしてあるが、エアブロワー14Aを含む清掃部14を、乗りかご6の外側部分の上方位置に設けてもよい。
また、前述した第1,第2実施形態は、エアブロワー14Aを有する清掃部14、あるいはエアブロワーを有する別の清掃部15を設けた構成にしてあるが、本発明は、これらの清掃部14、あるいは別の清掃部15を種々の構成とすることができる。例えば図6に示すように、清掃部14を、乗り場ドア8のガラス窓8Aに付着した汚れを除去する清掃具14C1と、清掃運転時に清掃具14C1を乗り場ドア8のガラス窓8Aに当接するように移動させる移動機構とを含む構成とすることもできる。
この場合、清掃具14C1として、ブラシ、不織布、あるいはスポンジ等を設けることができる。また、清掃具14C1を移動させる移動機構を、例えば清掃部14の本体内に収納されたモータ14Bと、このモータ14Bの出力軸に設けたギヤと噛み合い、先端に清掃具14C1が取り付けられたラック14Cとの組み合せとすることもできる。
第2実施形態における別の清掃部15も同様に、かごドア9のガラス窓9Aに付着した汚れを除去する清掃具と、清掃運転時に清掃具をかごドア9のガラス窓9Aに当接するように移動させる移動機構とを含む構成とすることができる。
4 制御部(清掃制御手段)
5 診断運転指令部(清掃制御手段)
5A 診断運転指令出力部
5B 判定部
5C 清掃運転指令出力部
6 乗りかご
8 乗り場ドア
8A ガラス窓
9 かごドア
9A ガラス窓
10 別のカメラ
11 カメラ
12 位置検出器
13 検出板
14 清掃部
14A エアブロワー(エア噴出装置)
14B モータ(移動機構)
14C ラック(移動機構)
14C1 清掃具
15 別の清掃部

Claims (5)

  1. エレベータの乗り場に配置される乗り場ドアに設けられる透明なガラス窓を清掃するエレベータのガラス窓清掃装置において、
    乗りかごに設けられ、前記乗り場ドアの前記ガラス窓を撮影するカメラと、
    前記乗りかごに設けられ、前記乗り場の前記ガラス窓を清掃する清掃部と、
    前記カメラの画像に基づいて前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する判定部を含み、前記判定部で前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、前記乗りかごを昇降させながら前記清掃部による前記乗り場ドアの該当する前記ガラス窓の清掃を実施させる制御を行う清掃制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータのガラス窓清掃装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータのガラス窓清掃装置において、
    前記清掃制御手段は、
    前記乗りかごの昇降を制御するとともに、前記カメラの制御及び前記清掃部の駆動を制御する制御部と、前記乗りかごの診断運転を実施させる診断運転指令部とを含み、
    前記診断運転指令部は、
    前記制御部に前記乗りかごの診断運転の実施を指令する信号を出力する診断運転指令出力部と、
    前記乗りかごの診断運転中に前記制御部を介して送信される前記カメラの画像に基づいて前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する前記判定部と、
    前記判定部で前記乗り場ドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在すると判定されたときに、前記制御部に前記清掃部を駆動させながら前記乗りかごを昇降させる清掃運転を指令する信号を出力する清掃運転指令出力部とを含むことを特徴とするエレベータのガラス窓清掃装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータのガラス窓清掃装置において、
    前記乗りかごは、透明なガラス窓を設けたかごドアを有するものから成り、
    前記かごドアの前記ガラス窓を撮影する別のカメラと、
    前記乗り場に設けられ、前記かごドアの前記ガラス窓を清掃する別の清掃部とを備え、
    前記清掃制御手段は、前記別のカメラの画像に基づいて前記かごドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在するかどうか判定する別の判定部を含み、前記別の判定部で前記かごドアの前記ガラス窓に清掃を要する汚れが存在すると判定された場合に、前記乗りかごを昇降させながら前記別の清掃部による前記かごドアの該当する前記ガラス窓の清掃を実施させる制御を行うことを特徴とするエレベータのガラス窓清掃装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータのガラス窓清掃装置において、
    前記清掃部は、前記乗り場ドアの前記ガラス窓にエアを吹き付けて、前記乗り場ドアの前記ガラス窓に付着した汚れを吹き飛ばすエア噴出装置から成ることを特徴とするエレベータのガラス窓清掃装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータのガラス窓清掃装置において、
    前記清掃部は、前記乗り場ドアの前記ガラス窓に付着した汚れを除去する清掃具と、清掃運転時に前記清掃具を前記乗り場ドアの前記ガラス窓に当接するように移動させる移動機構とを含むことを特徴とするエレベータのガラス窓清掃装置。
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