JP2017535390A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、機械製造技術分野に属し、建築外壁洗浄設備に関し、具体的には高層建築の壁面洗浄機に関する。
現在、高層建築外壁洗浄作業の2種類の主要な方式は、以下のとおりとなる。(1)通常、揺りかごによって、作業員をホイスティングし、または所謂「クモの人」のように、作業員を半空中を掲げる方式で人工外壁洗浄を行う。この種類の人工洗浄の作業方式は、効率が非常に低いとともに、大きな安全弊害が存在している。(2)窓掃除機の方式、すなわち、人がクレーンで掲げるハンギングバスケットに立ち、人工で手による洗浄壁面を行う。この種類の方式の労働強度が大きい。
人工洗浄作業に存在する上記問題を解決するために、高層建築の外壁への洗浄について、ハンガーロープに合わせて取り付けられることができる外壁洗浄機も多く現れ、建築外壁洗浄の機械化作業を実現するようになる。既存の外壁洗浄機は効率、安全性の弊害が存在するか、高壁の外壁の表面が違っているかの原因で、外壁洗浄機の適用性が阻害され、この種類の外壁洗浄機は広く応用されていない。
本発明の目的は、壁面洗浄機を提供し、壁面洗浄機のラックには、レール、及びレールに沿って運行する壁面洗浄装置が設けられることによって、最終に、壁洗浄機の昇降と移動によって、建築壁面の表面の清潔を完成し、既存の高層建築壁面洗浄機が存在する上記問題解決した。
本発明の壁面洗浄機は、ラックと制御装置とを含む壁面洗浄機であって、前記ラックには、鉛直に設けられるレールが接続固定され、前記レールには、レールに沿って運行される、洗浄ドラム及びワイパー付きの壁面洗浄装置が少なくとも1つ設けられ、ニーズに応じて壁面へのドラム洗浄とワイパニングとが自在に転換され、ラックには、送水管と接続可能なノズルレバーが固定されるとともに、壁面吸着装置及び衝突防止装置が設けられることを特徴とする壁面洗浄機。
前記レールは、直線レールであっても、環状レールであってもよく、二段の直線ガイドレールと二段の半円状ガイドレールから交互に固定連接棒で接続構成される。
前記壁面洗浄装置の洗浄ドラムは、転輪ブラシ、鋼線ローラブラシやローラーブラシであってもよい。
前記壁面洗浄装置の洗浄ドラムは、転輪ブラシ、鋼線ローラブラシやローラーブラシであってもよい。
好ましくは、前記壁面洗浄装置は、モータにより駆動される洗浄ドラム及びワイパープレートを含み、前記レールの外側に歯付ベルトが取付固定され、内側に複数の導電帯が設けられ、洗浄ドラム及びワイパーが歯付ベルトと噛み合うことで、このレールに沿って運行することを実現する。
より好ましくは、前記洗浄ドラム及びワイパープレートが全体に取り付けられ、二つのワイパープレートが洗浄ドラムの両側に位置し、電磁石、モータ、バネ及び吸盤機構によって、ワイパープレート及び洗浄ドラムと壁面の間の相対位置の変化を実現する。
他のより好ましくは、前記壁面洗浄装置は、駆動モータ及び同期歯車により駆動される主駆動スライドと、ワイヤロープで主駆動スライドに首尾接続の従動スライドと、を備え、主駆動スライダの取付ホルダには、第1のワイパープレートが設けられ、従動スライドの取付ホルダには、アウターロータモータにより駆動される洗浄ドラムが取り付けられる。
壁面に二次汚染を受けないために、ラックの下端に集水板が固定され、集水板の横断面はJ形であり、両側がシールされて容器部が形成され、集水板の容器部に導水管が接続される。
好ましくは、衝突防止装置は保護枠の周辺に均一に分布される。
好ましくは、衝突防止装置は保護枠と衝突防止輪とを備え、保護枠がラックの上下両端に固定され、衝突防止輪が保護枠に設けられる。
好ましくは、衝突防止輪は空気輪である。
好ましくは、衝突防止装置は保護枠の周辺に均一に分布される。
好ましくは、衝突防止装置は保護枠と衝突防止輪とを備え、保護枠がラックの上下両端に固定され、衝突防止輪が保護枠に設けられる。
好ましくは、衝突防止輪は空気輪である。
本発明の壁面洗浄機は、一般的な場合には、無人操縦であるが、作業面は平坦ではなく、または他の作業条件に制限される場合、人工操作もできる。この目的を実現するために、前記ラックには、作業員を載置するためのハンギングバスケットが設けられ、ラックの下端に集水板が固定され、集水板の横断面はJ形であり、そのフック部が内側に設置され、集水板のフック部には、集水器に接続される導水管が接続される。
本発明の壁面洗浄機は、ラック上の制御装置におけるPLCやシングルチップのプログラミング指令に基づいて動作し、壁面洗浄機のラックに取り付けられる壁面吸着装置によって、壁面に吸着し、そして、壁面洗浄機のラックに取り付けられる、レール付き、且つレールに沿って運行する壁面洗浄装置によって、洗浄ドラム及びワイパーを駆動して、一定方向に移動し、一つずつ壁の壁面を洗浄する。最終には、壁面洗浄機の昇降と移動によって、高層建築壁面の表面の清潔を完成させる。
本発明は、構造が器用で、形式がいろいろであり、昇降機に合わせて壁面への洗浄に便利で、安全かつ効率が高く、高空の外壁の広い面積の清掃処理を実現した。壁面洗浄機の環状レールに沿って運行する壁面洗浄装置は、洗浄ドラム及び第1のワイパープレートを駆動して、循環洗浄を行うことで、壁面の清潔度向上を確保できる。
以下、図面及び具体的な実施形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
<実施例1>
<実施例1>
本発明の壁面洗浄機は、図1に示すように、複数の横方向及び縦方向の連接棒2からなる壁面洗浄機のラック1、及びラック1に取り付けられる制御装置3を備え、前記ラック1が上下両端の連接棒2によって鉛直に設けられる1つの環状レール4を接続固定し、前記環状レール4には、レールに沿って運行する壁面洗浄装置5を少なくとも1つ設けられ、環状レール4の上部には、ラックの連接棒2には、送水管に接続される一本または二本のノズルレバー6が固定され、ラック1の上下二本の横の連接棒2の両側には、移動可能な壁面吸着装置7及び衝突防止装置8を対称にそれぞれ設けられる。
図2a、2bに示すように、本発明の壁面洗浄機は、ラック1に貯水容器9を設けるラック板10が設けられ、貯水容器9は、送水管を介してダイヤフラムポンプ及び電磁弁に接続され、そして、ラック1の横の連接棒2上のノズルレバー6の送水管に接続される。
図3a、3bに示すように、本発明の環状レール4は、二段の直線ガイドレール41と二段の半円状ガイドレール42とが固定連接棒43を介して接続して構成され、環状レール4の外側中部に歯付ベルト45が取付固定され、内側に複数の導電帯46が設けられ、前記壁面洗浄装置5は、歯付ベルトと噛み合うことで、この環状レール4に沿って運行することを実現する。
図4a、4b及び4cに示すように、本発明の壁面洗浄装置5は、駆動モータ52及び駆動モータの出力軸に取り付けられる歯車53が駆動構成される主駆動スライド51を備え、ワイヤロープで主駆動スライド51と環状レール4に設けられる従動スライド51’とを首尾接続させ、主駆動スライダ51の取付ホルダ54に第1のワイパープレート55が設けられ、従動スライド51’の取付ホルダ54には、アウターロータモータシステム56により駆動される洗浄ドラム57が設けられる。
従動スライド51’における洗浄ドラム57のみを使って壁面を洗浄すれば、これに首尾接続され駆動モータが設けられる主駆動スライダ51の取付ホルダ54における第1のワイパープレート55を取り外せればよい、つまり、従動スライド51’の上昇と下降に用いられるバランスウエイトとなる。
図5には、壁面洗浄装置に第1のワイパープレート56が設けられる洗浄用具の他の形態を示す。主駆動スライダ51の取付ホルダ54には、取付ホルダ54に平行に固定される二組の複数の弾性クランプ59がワイパーゴム板60を挟んで構成される第1のワイパープレート55が設けられる。ワイパーゴム板60は、調整と交換便利の特徴を有する。
図6a、6bに示すように、本発明の壁面吸着装置7は、ラック1の上下の二本の連接棒2に対称に取り付けられる四つの直線往復モータ71と、直線往復モータ71により駆動される直線移動棒72と、を含め、直線移動棒72に吸盤74を取り付ける先端ねじ穴77と直線移動棒72の一方側にくぐる小穴とは貫通し、小穴の上端に1つの気管快速インタフェース76が固定され、気管快速インタフェース76がホースを介して真空ポンプシステム73に接続され、それぞれの直線移動棒72に距離センサー75が設けられる。距離センサー75がだんだん壁面に近づく時、一定の距離になると、吸盤は壁面に貼り付け、且つPLCやシングルチップに信号を発送し、ほとんど同時に真空ポンプシステム73がオンになり、ホースを介して、吸盤74の中の空気を抽出し、壁面洗浄機を壁面にしっかり吸着させる。
図6cに示すように、本発明の壁面吸着装置7は、気圧棒や油圧棒の形式を使用して、油圧や気圧71により、直線移動棒72に取り付けられる吸盤74の前部分であるスポンジ78が、センサー75の先端に貼り付けられ、センサーが吸盤の中に取付固定される。吸盤74がだんだん壁面に近づく時、吸盤の辺縁が壁面に貼り付け、同時にスポンジ78が感じる圧力をセンサー75へ伝送するとともに、センサー75がPLCやシングルチップに信号を発送し、ほとんど同時に真空ポンプシステム73がオンになり、ホースを介して、吸盤74中の空気を抽出し、壁面洗浄機を壁面にしっかり吸着させる。
図6a、図6b、図6cはすべてが吸着装置の構造模式図である
図7に示すように、本発明の壁面洗浄機の構造は、必要に応じて、ラック1の上下両端に保護枠11が固定され、壁面吸着装置7及び衝突防止装置8が保護枠11の周辺に均一な分布される構造形式を採用してもよい。
図7に示すように、本発明の壁面洗浄機の構造は、必要に応じて、ラック1の上下両端に保護枠11が固定され、壁面吸着装置7及び衝突防止装置8が保護枠11の周辺に均一な分布される構造形式を採用してもよい。
本発明の壁面洗浄機は、ラック1の衝突防止装置8が設ける衝突防止輪は、空気輪を採用し、両方面の機能があり、一方は衝突防止に用いられ、環状レール4を有する直線ガイドレール41より高さが高くさせることで、壁面に衝突しないよう直線ガイドレール41を保護し、他方は壁面洗浄機を安定させ、その変位への制限に機能するとともに、調節の機能を有することができる。
図8に示す本発明の壁面洗浄機は、比較的に軽便且つ簡単で、軽量であり、特別に高層の壁面の洗浄に好適する。
図9a、9bには、本発明が窓掃除機のハンギングバスケットに合せて使用される二つの形態を示す。
図9a、9bには、本発明が窓掃除機のハンギングバスケットに合せて使用される二つの形態を示す。
安全防護と人の乗るのために、ラック1の上下両端に保護枠11を固定することを採用してもよい。図9aに示すように、本発明の壁面洗浄機を窓掃除機のハンギングバスケット12外にセットさせ、同時に貯水容器9を窓掃除機のハンギングバスケット12の中に入れる構造形式を採用してもよい。貯水容器9を窓掃除機のハンギングバスケット12の中に入れてもよい。図8bに示すように、本発明の壁面洗浄機を窓掃除機のハンギングバスケット12の下面に掛かる構造形式を採用してもよい。
壁面洗浄機を人が操作する時、必ずしもノズルレバー6と壁面吸着装置7を取り付けるとは限らない。状況が許す場合は、必ずしも貯水容器9を配備するとは限らない。
洗いにくい壁面やでこぼこしている壁面に対して、窓掃除機のハンギングバスケット12内に作業者を立たせて、人工でこのような壁面を洗浄処理することができる。壁面を処理する時に、具体的な実施状況により、壁面吸着装置7を使用するかを選択し、または人工で壁面吸着装置7を操作して、高空壁面洗浄機を固定することができる。
洗いにくい壁面やでこぼこしている壁面に対して、窓掃除機のハンギングバスケット12内に作業者を立たせて、人工でこのような壁面を洗浄処理することができる。壁面を処理する時に、具体的な実施状況により、壁面吸着装置7を使用するかを選択し、または人工で壁面吸着装置7を操作して、高空壁面洗浄機を固定することができる。
図10に示すように、本発明の壁面洗浄機は、ラック1の正面の下衝突防止輪軸13の上方に水止め板14が設けられる構造形式を採用する。壁面洗浄機が下から上へ壁面を洗浄する時、壁面を洗浄した汚水がしばしば下に流れて、二次汚染になってしまう。下衝突防止輪軸13の上方に水止め板14が設けられることで、できるだけ壁面洗浄装置5に近づいて、且つその下の区域を覆って保護し、二次汚染の問題を最大限で解決する。水止め板14がJ形に設計されてもよい、下端の内曲中間に、ホースに接続することに用いられる1本の細管を固定接続できるため、汚水の収集に便利となる。
水止め板14の構造形式は二種類があり、
提案一:図11aに示すように、壁面洗浄機の作業面に近づくの一端の左右直立柱における下端にそれぞれ水止め板14が取り付けられるアーム141を溶接し、アーム141の他端の上下面に二つの小さな横板を溶接し、小さな横板に線形穴142が設けられ、小さな横板と水止め板14の長い横板144上の接続片とがスクリューで接続し、また、水止め板14の伸ばす距離を適当に調節して装着することができる。水止め板14の長い横板144の他の側に、表面に接着剤を貼る等の方式の表面処理を行うことができる。
提案一:図11aに示すように、壁面洗浄機の作業面に近づくの一端の左右直立柱における下端にそれぞれ水止め板14が取り付けられるアーム141を溶接し、アーム141の他端の上下面に二つの小さな横板を溶接し、小さな横板に線形穴142が設けられ、小さな横板と水止め板14の長い横板144上の接続片とがスクリューで接続し、また、水止め板14の伸ばす距離を適当に調節して装着することができる。水止め板14の長い横板144の他の側に、表面に接着剤を貼る等の方式の表面処理を行うことができる。
提案二:図11bに示すように、壁面洗浄機の作業面に近づくの一端の左右直立柱における下端にそれぞれ水止め板14が取り付けられるアーム141を溶接し、アーム141の端部に1つの薄板を溶接し、薄板の一側に1〜2個の直線軸受143を固定し、相応の水止め板14の長い横板144上に、アーム141と直線軸受143に対応する位置においてガイドスクリュー145とばね146が設けられ、水止め板14の長い横板144の一側に、同様に表面に接着剤を貼る等の方式の表面処理を行う。ガイドスクリュー145と直線軸受143との配合、及びばね146の作用のため、水止め板14が壁面に当接する時、伸縮し、自動的に距離を調整することができる。
本発明の壁面洗浄機は、高層建築物の壁面洗浄に用いられる場合、先に壁面洗浄機のラック1と昇降機及びクレーンとを合わせて接続して使う。誰かが壁面洗浄機を操作する時、人工で壁面吸着装置7を置くことにより、壁面洗浄装置5を起動させ、制御システム3におけるPLCやシングルチップが予定のプログラムに基づいて、ノズルレバー6から水又は清潔剤を噴出させ、そして、壁面洗浄装置5が環状レール4に沿って予定のプログラムによって、壁面に対し洗浄を行う。洗浄が完了した後、窓掃除機のハンギングバスケットの作業方式によって、人工手動で適切な距離を下げて、洗浄プログラムを再起動する。
誰も操作しない場合、本発明の壁面洗浄機は窓掃除機のハンギングバスケット12の外や窓掃除機のハンギングバスケット12の下にセットされ、あるいはクレーンの直接的なハングで、適切な位置に下げるようになる。壁面吸着装置7の直線往復モータ71が起動し、直線移動棒72がだんだん壁面に近づいて、同時に直線移動棒72が前へ移動することにつれて、直線移動棒72における距離センサー75も同様に壁面に近づいて、設定距離になる時に、吸盤74が壁面に貼り付け、距離センサー75が制御装置3のPLCやシングルチップへ信号を発送し、直線往復モータ71の回動(または反転)を停止させる。真空ポンプシステム73作業が起動し、即ち、真空ポンプシステム73がオンになり、電磁弁がオフになり、吸盤74に対して真空に抽出させ、直線往復モータ71が反転し、起動の原点に戻す。ノズルレバー6が清潔剤又は水を噴出し、壁面洗浄装置5が予定のプログラムに基づいて、壁面に対して洗浄を行う。この過程では、使用者は具体的な状況によって、一つや二つのノズルレバー6、1つや複数の洗浄装置5を使用することができる。しかし、駆動モータが設けられる主駆動スライダ51は一つのみを使用する。壁面の洗浄が終了後、PLCやシングルチップが予定のプログラムに基づいて指令を出し、壁面吸着装置7が壁面を離脱し、他の箇所の作業面までクレーンを降下または上昇させる。この過程では、人の手で遠隔操作することができるとともに、距離センサー等を取り付けることで信号を発送できるため、クレーンを制御し、完全自動化操作を実現することができる。
図10に示すように、本発明の壁面洗浄機は、ラック1正面の衝突防止輪軸13の上方に水止め板14が設けられる構造形式を採用する。
ラック1正面に取り付けられる衝突防止輪8が衝突防止輪軸13に替わって、衝突防止輪軸13が壁面に当接する時、ラック1正面の水止め板14も壁面に当接するため、壁面へ噴出す水が下方へ勝手に飛ぶことなく、阻まれるようになる。衝突防止輪軸13の構造は、ゴムタイヤの外にスポンジをセットする方式を採用する。
ラック1正面に取り付けられる衝突防止輪8が衝突防止輪軸13に替わって、衝突防止輪軸13が壁面に当接する時、ラック1正面の水止め板14も壁面に当接するため、壁面へ噴出す水が下方へ勝手に飛ぶことなく、阻まれるようになる。衝突防止輪軸13の構造は、ゴムタイヤの外にスポンジをセットする方式を採用する。
ノズルレバー6のノズルが壁面へ噴出す水が壁に沿って下へ流れる時に、第1のワイパープレート55が設けられる主駆動スライド51に固定される駆動モータ52が起動し、駆動モータ52の軸端と環状ガイド4上の歯付ベルト45に噛み合う歯車53との回転を駆動することで、主駆動スライド51をガイド4沿って前へ運行するように駆動する。ワイヤロープで主駆動スライド51に首尾接続される従動スライド51’は、壁面洗浄装置5の洗浄ドラム57を駆動してガイドに沿って前へ運行して、直線ガイド41までに移動した後、下から上へ壁面洗浄を始める。壁面洗浄装置5の洗浄ドラム57が壁面を洗浄した後、従動スライド51’から半円状ガイドレール42段へ回転する。洗浄ドラム57が壁面を離れた後、壁面洗浄装置5の主駆動スライド51の取付ホルダ54における第1のワイパープレート55は、駆動モータ52の歯車54に駆動されることで、上から下へ壁面上のウォーターマークと残留物をこそげ、ここの壁面の自動洗浄を実現する。すべての壁面洗浄の後、屋根の昇降機によって外壁洗浄機を下の洗浄位置に降下させ、引き続き次回の自動洗浄作業を行う。底層までに洗浄された後、屋根の昇降機によって壁面洗浄機を横方向に一つの洗浄ドラム57の幅の距離を移動させてから、下から上へ壁面に洗浄を行う。説明する必要なのは、下から上への洗浄の時、第1のワイパープレート55が設けられる主駆動スライド51における駆動モータ52は逆方向回転である。このように、主駆動スライド51で従動スライド51’における洗浄ドラム57を駆動して、下から上へ一段一段と壁面を洗浄する。主駆動スライド51の取付ホルダ54における第1のワイパープレート55で、下から上へ一段一段と壁面上のウォーターマークをこそげる。水の滴ることがなければ、ワイパー作業を行わなくてもよい。
非滑らかな壁面に対して、第1のワイパープレート55が設けられる壁面洗浄装置5を使用する必要がなく、洗浄ドラム57が設けられるものを使用すればよい。壁面の汚染状況によって、洗浄ドラム57を便利に鋼線ローラブラシに入れ替わって、あるいはローラーブラシで洗浄処理を行うことで、壁面洗浄の清潔度を確保する。
本発明の壁面洗浄機、壁面洗浄装置5の主駆動スライド51の中に、環状レール4内側表面のそれぞれの導電帯46と伝導接触する導電輪58が設けられるため、壁面洗浄装置5のそれぞれのスライド51が別々に各自のラック内の導電輪58によって、それと接触する導電帯46で、制御装置3から出力した電源を妨害を生じることなく、取得する。
図13には、本発明の壁面洗浄機の環状ガイド4に複数セットの壁面洗浄装置5が設けられることを示す。比較的汚い壁面の洗浄に対して、一週を循環する過程において、複数セットの壁面洗浄装置5の洗浄ドラム57と第1のワイパープレート55によって、壁面の汚れをきれいに洗浄ことができるため、作業の効率を大きく高める。
本発明の壁面洗浄機には、吊り上げのバランスと強さを考慮して、通常の連接棒2に穿孔してワイヤロープを接続固定する方式を使わず、ラック1の連接棒2にクランプ15が取り付けられる。具体には、一つの方形(または円形)のクランプ15のキャビティを対称する両部分に分けられ、クランプ15の両辺に対称する側ブロック151が設けられ、側ブロック151にワイヤロープ挿通孔152を有し、クランプ15のキャビティ内にゴム153が設けられ、スクリューネジナット154を介してクランプ15を連接棒2上の適切な平衡位置に固定され、そして、クランプ15を通すワイヤロープと孔に挿通する昇降ワイヤロープとをそれぞれに係止すればよい。
もちろん、この提案は、電動ハンギングバスケットの吊り上げ構造及び安全ロックに切り替わる。
本発明の制御プロセスは、以下のようになる。PLC(又はシングルチップ)が指令を発送し、直線往復モータが回転し、直線移動棒がそれに装着される吸盤及びセンサーとともにだんだん作業面に近づいて、同時に時間S1を記憶する。センサーが作業面に一定の範囲を近づくと、吸盤が作業面に貼り付け、指令を発送し、直線往復モータの前進を停止させ、真空ポンプがオンになり、吸盤が壁面に吸着させる。
本発明の制御プロセスは、以下のようになる。PLC(又はシングルチップ)が指令を発送し、直線往復モータが回転し、直線移動棒がそれに装着される吸盤及びセンサーとともにだんだん作業面に近づいて、同時に時間S1を記憶する。センサーが作業面に一定の範囲を近づくと、吸盤が作業面に貼り付け、指令を発送し、直線往復モータの前進を停止させ、真空ポンプがオンになり、吸盤が壁面に吸着させる。
直線往復モータが反転し、同様に時間S1を運行し、モータの最初位置に到着する。四つの直線往復モータは、このような動作が完了した後、PLC(又はシングルチップ)は、指令を発送し、壁面洗浄機を予定のプログラムに基づいて作業面に対し洗浄させる(同様に、異なる領域の設定時間を設計することでセンサーの使用を減少する)。洗浄作業が終わった後、PLC(又はシングルチップが指令を発送し、真空ポンプが停止し、吸盤が離れて、壁面洗浄機が上昇又は降下可能となる。
また、本発明の適宜の位置において、クレーン昇降機の昇降に用いられる距離センサーが取り付けられてもよい。
<実施例2>
<実施例2>
本実施例は、実施例1との異なる点は、以下のようになる。
本実施例において、二段の直線ガイド41のみを使用し、二段の直線ガイド41の両端には、それぞれに固定連接棒42に接続され、固定連接棒42と直線ガイドレール41の接続点には、転向プーリ98が設けられる。
本実施例において、二段の直線ガイド41のみを使用し、二段の直線ガイド41の両端には、それぞれに固定連接棒42に接続され、固定連接棒42と直線ガイドレール41の接続点には、転向プーリ98が設けられる。
従動スライド51’の背部には、ガイドレバー90が張り出し、ガイドレバー90には、バネ91が設けられる。洗浄ドラム57の外側には、洗浄ドラム57の上方と下方にそれぞれ設けられて、弾性クリップに接続される二つの第2のワイパープレート92と、弾性クリップが張り出すワイパーホルダ93と、を備えるワイパー機構が設けられる。ワイパーホルダ93のガイドレバー90に対応する位置において、引導穴94が設けられ、ガイドレバー90は、引導穴94に摺動接続され、バネ91は、従動スライド51’とワイパーホルダ93との間に位置し、従動スライド51’の背部には、吸着によってワイパーホルダ93を従動スライド51’に対し摺動することで、第2のワイパープレート92を張り出せてワイパーを行う吸引ノズル95が設けられる。
具体的には、壁面洗浄装置の洗浄ドラムと第2のワイパープレートとが、一体に設けられ、洗浄ドラムは、レールを貫通させて、内部にプーリ群が装着されるキャビティを有し、このキャビティの一側には、アウターロータ型モータシステムを装着する洗浄ドラムを有し、その他側の外部の4つの角は、ネジなし部分付けのスクリューである。スクリューは、バネに接続され、中間部分には、吸引ノズルが取付固定され、スクリュー及び吸引ノズルは、第2のワイパープレートに対応し、第2のワイパープレート及び4つのスクリューは、取付固定された4つの直線軸受に対応し、吸引ノズルは、滑らかな平面に対応している。
下から上へ洗浄する時、下に流れる汚水が洗浄された位置に二次汚染を生じることを防ぐために、ラックの下端にJ形である集水板96を固定し、そのフック部97は、内側であるラックに向く側に設けられて、ワイパーされた水を収集することに用いられる。水を収集する際に、集水板96におけるフック部97には、集水器に接続される水誘導管が接続されることができる。
本発明において、直線ガイドレールの両端には、上ストロークセンサーと下ストロックセンサーを設けることができる。下から上へ洗浄する時、主駆動スライド51は、ワイヤロープで転向プーリ98を介して転向された後、従動スライド51’における洗浄ドラム57を駆動して下から上へ壁面を洗浄する。従動スライド51’が直線ガイドレールの上端に到着すると、上ストロークセンサーがトリガーされて、信号をPLCにフィッドバックした後、主駆動スライド51を停止させるように制御する。その後、一つの洗浄距離を移動する。PLCは、主駆動スライド51を下へ移動して壁面を洗浄するように制御する。落ちる水があれば、集水板により収集する。また、PLCによって主駆動スライド51の移動時間を設置することで、その上下移動を制御する。
本発明は、室外において洗浄を行うことができるとともに、室内において壁面を洗浄することもできる。室内の壁面に対し洗浄を行う場合、ラック1の下部にキャスター99を設け、洗浄している時、キャスター99を介して洗浄必要な位置に移動した後、壁面吸着装置がしっかり吸着して位置決めしてから、洗浄を行う。室内の壁面に対し洗浄を行う場合、壁面吸着装置は、張り出すアームの構造を採用しなくてもよい。
制御のプロセスは、以下のようになる。PLC(又はシングルチップ)は、指令を発送し、直線往復モータが回動する。直線移動棒72は、それに装着される吸盤74及び距離センサーとともに、だんだん作業面に近づいて、同時に時間S1を記憶する。距離センサーが作業面に一定の範囲を近づくと、吸盤74が作業面に貼り付け、指令を発送し、直線往復モータ71の前進を停止させ、真空ポンプ73がオンになる。このように、吸盤74が壁面に吸着することができる。
直線往復モータが反転し、同様に時間S1を運行し、モータの最初位置に到着する。四つの直線往復モータは、何れもこのような動作が完了した後、PLC(又はシングルチップ)は、指令を発送し、壁面洗浄機の洗浄ドラムを予定のプログラムに基づいて作業面に対し洗浄させる。洗浄ドラム57の作業が終わった後、PLC(又はシングルチップ)が指令を発送し、洗浄ドラム57と第1のワイパープレート55との間に接続される吸引ノズルの真空ポンプシステムが起動し、吸引ノズルがワイパーホルダ93を従動スライド51’に対し引いて第2のワイパープレート92を張り出させてワイパーを行うようにする。ワイパー作業が終わった後、吸盤と吸盤が離れて、壁面洗浄機が上昇又は降下可能となる。
図20、21、22,23,24に示すように、壁面洗浄装置は、スライド100、洗浄ドラム100A及びワイパー100Bの3つの部分に分けられる。2〜4個の電磁石(又は、モータ、吸盤)103は、スライド100の左右の両端に固定される。電磁石(モータ)103は、2組に分けられ、左右にそれぞれ2個があり、それぞれに軸を張り出し、洗浄ドラム100Aとワイパー100Bの上面にそれぞれ固定され、洗浄ドラム100A及びワイパー100Bに対しプッシュプルを行う。よって、洗浄ドラム100Aとワイパー100Bとの間に開閉状態を形成することで、必要に応じて壁面のローラ洗浄とワイパーの自由転換を行うことができる。また、より使用便利、及びプッシュプル抵抗の低減のため、中間がスライド100に固定される昇降軸101を設けた。対応する洗浄ドラム100A及びワイパー100Bにおいて、直線軸受が取り付けられ、昇降軸は、それぞれ直線軸受に対応して接続されることで、電磁石のプッシュプル抵抗を低減させる。
勿論、必要に応じて洗浄ドラム100Aとスライド100とを一体化に設計することができる。2つの電磁石103の使用を減少可能となる。
上記実施形態は、本発明の好ましい実例のみであり、発明の実施及び保護範囲への制限に用いられるものではない。本発明出願の保護範囲に基づいて等価の変更と修正したものであれば、何れも本発明出願の保護範囲に含まれる。
上記実施形態は、本発明の好ましい実例のみであり、発明の実施及び保護範囲への制限に用いられるものではない。本発明出願の保護範囲に基づいて等価の変更と修正したものであれば、何れも本発明出願の保護範囲に含まれる。
Claims (6)
- ラックと制御装置とを含む壁面洗浄機であって、
前記ラックには、鉛直に設けられるレールが接続固定され、
前記レールには、レールに沿って運行される、洗浄ドラム及びワイパー付きの壁面洗浄装置が少なくとも1つ設けられ、ニーズに応じて壁面へのドラム洗浄とワイパニングとが自在に転換され、
前記ラックには、送水管と接続可能なノズルレバーとが固定されるとともに、壁面吸着装置及び衝突防止装置が設けられることを特徴とする、
壁面洗浄機。 - 前記壁面洗浄装置は、モータにより駆動される洗浄ドラム及びワイパープレートを含み、
前記レールの外側に歯付ベルトが取付固定され、内側に複数の導電帯が設けられ、
前記洗浄ドラム及びワイパーが、前記歯付ベルトと噛み合うことで、このレールに沿って運行することを実現することを特徴とする、
請求項1に記載の壁面洗浄機。 - 前記洗浄ドラム及び前記ワイパープレートが全体に取り付けられ、二つの前記ワイパープレートが前記洗浄ドラムの両側に位置し、電磁石、モータ、バネ及び吸盤機構によって、前記ワイパープレート及び前記洗浄ドラムと壁面の間の相対位置の変化を実現することを特徴とする、
請求項2に記載の壁面洗浄機。 - 前記レールは環状レールであり、二段の直線ガイドレールと二段の半円状ガイドレールとが交互に接続されて構成されており、
各前記直線ガイドレールと隣接する前記半円状ガイドレールが固定連接棒で接続されていることを特徴とする、
請求項1に記載の壁面洗浄機。 - 前記壁面洗浄装置は、駆動モータ及び同期歯車により駆動される主駆動スライドと、ワイヤロープで主駆動スライドに首尾接続の従動スライドと、を備え、
前記主駆動スライダの取付ホルダには、第1のワイパープレートが設けられ、前記従動スライドの取付ホルダには、アウターロータモータにより駆動される洗浄ドラムが取り付けられることを特徴とする、
請求項1、2又は4に記載の壁面洗浄機。 - 前記ラックの下端に集水板が固定され、前記集水板の横断面はJ形であり、両側がシールされて容器部が形成され、前記集水板の前記容器部に導水管が接続されることを特徴とする、
請求項1に記載の壁面洗浄機。
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