JP2015009737A - 車両のドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアインナパネルのドアヒンジが設けられた一方の側辺部の下部角部にビードを設けることにより、角部の剛性を向上し、ドア下がりを低減することができる車両のドア構造を提供する。
【解決手段】 ドアパネルを構成するドアインナパネルの一方の側辺部の上下にドアヒンジを取り付け、前記ドアインナパネルの他方の側辺部の上下方向中間位置にロック装置を取り付け、前記ドアヒンジを介して車体のドア取付枠に組付けられる車両のドア構造において、前記ドアインナパネル1の下部側ドアヒンジ4の近傍から前記ドアインナパネル1の下辺部15に向けて斜めに接続された補強用第1ビード30Aを設け、前記ドアインナパネル1の一方の側辺部10からドアインナパネル1の角部1aを介して下辺部15に至る下側外周ビード16Aを設け、前記補強用第1ビード30Aの両端を前記下側外周ビード16Aに結合したことにある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のドアにおけるドア下がりを防止することができる車両のドア構造に関する。
自動車等の車両において、一般に、ドアパネルのヒンジ取付部は、ドアパネルを構成するドアインナパネルの前端部の上下2か所に設けられている。このような、車両のドアパネルが開いている状態でドアパネルにもたれかかる等により、上下荷重がドアパネルに作用することで、所謂、ドア下がりが発生する。
そこで、従来では、このようなドア下がりを防ぐために、ヒンジ金具の剛性を上げるとともにドアパネルを構成するドアインナパネルの板厚を上げることが行われている。また、合わせてドアインナパネルの前端下部の角部に補強部材を設けて補強することが行われている(特許文献1,2,3参照)。
特許3255032号公報 実公平4−33130号公報 実開昭57−48116号公報
しかしながら、従来技術のよると、ドアインナパネルの板厚を上げることは、重量が増大し、かつコストが大幅に増大することになる。また、ドアインナパネルの前端下部の角部に補強部材を設けて補強する場合も、ドアパネルの重量が増大し、かつ補強部材をドアインナパネルに組み付ける作業が必要となり、部品点数の増大に伴う経費の増大および重量増を招くことになる。近年、軽量化の要求が高まるにつれ、板金の薄板化が進み、従来構造のまま、ドアインナパネル、補強部材の薄板化をしては、ドア剛性の確保が困難となる。
本発明は、ドアパネルを構成するドアインナパネルにおけるドアヒンジが設けられた一方の側辺部の下部角部に補強用ビードを設けることにより、ドアインナパネルの角部の剛性を向上し、ドア下がりを低減することができる車両のドア構造を提供することを目的とする。また、合わせてドアインナパネルの他の角部の剛性を向上あるいはドアインナパネル全体のパネル剛性を向上することで、ドア下がりを低減することができる車両のドア構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、ドアパネルを構成するドアインナパネルの一方の側辺部の上下にドアヒンジを取り付け、前記ドアインナパネルの他方の側辺部の上下方向中間位置にロック装置を取り付け、前記ドアヒンジを介して車体のドア取付枠に組付けられる車両のドア構造において、前記ドアインナパネルの下部側ドアヒンジの近傍から前記ドアインナパネルの下辺部に向けてコーナ部を跨るように斜めに接続された補強用第1ビードを設け、前記ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介して下辺部に至る下部側外周ビードを設け、前記補強用第1ビードの両端部を前記下部側外周ビードに結合したことにある。
また、本発明は、前記ドアインナパネルの上部側ドアヒンジの近傍から前記ドアインナパネルのベルトライン部に向けてコーナ部を跨るように斜めに接続された補強用第2ビードを設け、前記ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介してベルトライン部に至る上部側外周ビードを設け、前記補強用第2ビードの両端部を前記上部側外周ビードに結合したことにある。
さらに、本発明は、前記ドアインナパネルの下辺部に設けられた前記下部側外周ビードを、前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設したことにある。
またさらに、本発明は、前記ドアインナパネルのベルトライン部に設けられた前記上部側外周ビードを、前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設したことにある。
また、前記ドアインナパネルの他方の側辺部と前記下辺部とによって形成される角部に、前記他方の側辺部と前記下辺部をコーナ部を跨るように結合する補強用第3ビードを設け、前記ドアインナパネルの他方の側辺部と前記ベルトライン部とによって形成される角部に、前記他方の側辺部と前記ベルトライン部をコーナ部を跨るように結合する補強用第4ビードを設け、前記補強用第3ビードの両端部を前記下部側外周ビードに連結し、前記補強用第4ビードの両端部を前記上部側外周ビードに連結したことにある。
さらに、前記補強用第2ビードと前記補強用第3ビードを連続的に結合する第5のビード又は/及び、前記補強用第1ビードと前記補強用第4ビードを連続的に結合する第6のビードを前記ドアインナパネルに設けたことにある。
またさらに、前記上部側外周ビードと前記下部側外周ビードは、前記一方の側辺部および前記他方の側辺部に沿って互いに延設されて前記ドアインナパネルのパネル面の全周にわたって連続する外周ビードを形成することにある。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
ドアインナパネルの下部側ドアヒンジの近傍からドアインナパネルの下辺部に向けてコーナ部を跨るように斜めに接続された補強用第1ビードを設け、ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介して下辺部に至る下部側外周ビードを設け、補強用第1ビードの両端部を下部側外周ビードに結合することにより、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネルの下部側ドアヒンジ取付部周辺の剛性を高めてドアインナパネルの変形を抑えることができ、ドア下がりを低減することができる。
また、上記補強用第1ビードとともに、ドアインナパネルの上部側ドアヒンジの近傍から前記ドアインナパネルのベルトライン部に向けてコーナ部を跨るように斜めに接続された補強用第2ビードを設け、ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介してベルトライン部に至る上部側外周ビードを設け、補強用第2ビードの両端を上部側外周ビードに結合することにより、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネルの上部側ドアヒンジ取付部周辺の剛性を高めてドアインナパネルの変形を抑えることができ、ドア下がりを低減することができる。
さらに、ドアインナパネルの下辺部に設けられた下部側外周ビードを、前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設することにより、ドアインナパネルの下部側ドアヒンジ取付部周辺から下辺部周辺の剛性を高めることができ、ドアインナパネルの変形をさらに抑制することができ、ドア下がりを更に低減することができる。
またさらに、ドアインナパネルのベルトライン部に設けられた前記上部側外周ビードを前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設することにより、ドアインナパネルの上部側ドアヒンジ取付部周辺からベルトライン部周辺の剛性を高めることができ、ドアインナパネルの変形をさらに抑制することができ、ドア下がりを更に低減することができる。
また、上記補強用第1ビードおよび補強用第2ビードに合わせて、ドアインナパネルの他方の側辺部と下辺部とによって形成される角部に、他方の側辺部と下辺部をコーナ部を跨るように結合する補強用第3ビードを設け、ドアインナパネルの他方の側辺部とベルトライン部とによって形成される角部に、他方の側辺部と前記ベルトライン部をコーナ部を跨るように結合する補強用第4ビードを設け、補強用第3ビードの両端部を下部側外周ビードに連結し、補強用第4ビードの両端部を上部側外周ビードに連結することにより、ドアインナパネルのねじり剛性を高めてドアインナパネルの変形をさらに抑制することができ、ドア下がりを更に低減することができる。
さらに、補強用第2ビードと前記補強用第3ビードを連続的に結合する第5のビード又は/及び、前記補強用第1ビードと前記補強用第4ビードを連続的に結合する第6のビードを前記ドアインナパネルに設けることにより、ドアインナパネルのねじり剛性をさらに高めてドアインナパネルの変形をよりさらに抑制することができ、ドア下がりを更に一層低減することができる。
またさらに、上記補強用第1ビード、補強用第2ビード、補強用第3ビード、および補強用第4ビードに合わせて、上部側外周ビードと前記下部側外周ビードは、前記一方の側辺部および前記他方の側辺部に沿って互いに延設されて前記ドアインナパネルのパネル面の全周にわたって連続する外周ビードが形成されていることにより、ドアインナパネルのねじり剛性をさらに高めてドアインナパネルの変形をよりさらに抑制することができ、ドア下がりを更に一層低減することができる。
本発明の第1ないし第5の実施の形態による車両のドア構造を示す概念図である。 図1の前方室内側からドアインナパネルを見た斜視図である。 図2の前部下端部を拡大して見た斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。
以下、本発明の第1ないし第5の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の車両のドア構造を示すもので、フロントドアに用いられるドアパネルのドアインナパネルを室内側から見た概念図である。図2は図1の斜視図である。
図1および図2において、ドアインナパネル1は、図示しないドアアウタパネルに組付けられてドアパネル2を構成するもので、ドアインナパネル1の車両前方側に位置する一方の側辺部10には、上下方向に一定間隔をおいてドアヒンジとしての上部側ヒンジ3と下部側ヒンジ4が設けられている。また、ドアインナパネル1の車両後方側に位置する他方の側辺部11には、上下方向の中間位置にロック装置としてのラッチ機構5が設けられている。ドアパネル2は、図示しない車体のドアパネル2前方側に設けられたピラー部に前記上部側ヒンジ3と下部側ヒンジ4を介して開閉自在に取り付けられる。このとき、前記ラッチ機構5を介して車体のドアパネル2後方側に設けられたピラー部のストライカに係合してドアパネル2が閉じ位置でロックされる。
前記ドアインナパネル1には、上部側に設けられた窓枠12の下部側に室内側に突出したパネル面13が設けられている。このパネル面13には、前記窓枠12の下縁に沿った所謂ベルトライン部14および前記ドアインナパネル1の前後の側辺部10,11並びに下辺部15に沿った4辺にビード16が連続して設けられている。
前記ドアインナパネル1のパネル面13には、下部側ヒンジ4の取付位置または、その近傍から前記ドアインナパネル1の下辺部15に向けてコーナ部を跨るように一定角度で斜めに補強用第1ビード30Aが設けられている。
ドアインナパネル1の前端下部角部1Aには、図3ないし図6に示すように、一方の側辺部10からドアインナパネル1の前端下部角部1aを通って下辺部15に至る下部側外周ビード16Aが設けられており、前記補強用第1ビード30Aの両端部を、前記下部側外周ビード16Aに連続するように結合してビード16A,30Aで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の前端下部角部1Aに形成している。
上記実施の形態によると、ドアパネル2の開閉に伴って、ドアパネル2にかかる荷重は、下部側ヒンジ4を介して車体のピラー部に加わる。ドアパネル2にかかる荷重は、ドアインナパネル1の前端下部角部1Aに作用し、下部側ヒンジ4に伝わる。
一方、ドアインナパネル1の前端下部角部1Aには、ドアインナパネル1の下部側ヒンジ4の近傍からドアインナパネル1の下辺部15に向けてコーナ部を跨るように斜めに接続された補強用第1ビード30Aが設けられ、ドアインナパネル1の一方の側辺部10からドアインナパネル1の角部1aを通って下辺部15に至る部分には下部側外周ビード16Aが設けられている。こうして、補強用第1ビード30Aの両端部をコーナ部を跨るように下部側外周ビード16Aに結合することにより、ビード16A,30Aで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の前端下部角部1Aに形成することができるので、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネル1の下部側ヒンジ4取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、ドアインナパネル1の変形を抑えることができ、ドアパネル2のドア下がりを低減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、図1及び図2に戻って、前記ドアインナパネル1のパネル面13には、上部側ヒンジ3の取付位置または、その近傍から前記ドアインナパネル1のベルトライン部14に向けてコーナ部を跨るように一定角度で斜めに補強用第2ビード30Bが設けられている。
ドアインナパネル1の前端上部角部1Bには、一方の側辺部10からドアインナパネル1の前端上部角部1bを通ってベルトライン部14に至る上部側外周ビード16Bが設けられており、前記補強用第2ビード30Bの両端部を、前記上部側外周ビード16Bに連続するように結合してビード16B,30Bで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1のパネル面13の前端上部角部1Bに形成している。
上記実施の形態によると、ドアパネル2の開閉に伴って、ドアパネル2にかかる荷重は、上部側ヒンジ3および下部側ヒンジ4を介して車体のピラー部に加わる。ドアパネル2にかかる荷重は、ドアインナパネル1の前端下部角部1Aに作用し、下部側ヒンジ4に伝わると共にドアインナパネル1の前端上部角部1Bに作用し、上部側ヒンジ3に伝わる。
一方、ドアインナパネル1の前端上部角部1Bには、ドアインナパネル1の上部側ヒンジ3の近傍からドアインナパネル1のベルトライン部14に向けて斜めに接続された補強用第2ビード30Bが設けられ、ドアインナパネル1の一方の側辺部10からドアインナパネル1の角部1bを通ってベルトライン部14に至る部分には上部側外周ビード16Bが設けられている。こうして、補強用第2ビード30Bの両端をコーナ部を跨るように上部側外周ビード16Bに結合することにより、ビード16B,30Bで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の前端上部角部1Bに形成することができるので、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネル1の上部側ヒンジ3取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、ドアインナパネル1の変形を抑えることができ、ドアパネル2のドア下がりを低減することができる。
なお、上記第1の実施の形態の補強用第1ビード30Aの両端をコーナ部を跨るように下部側外周ビード16Aに結合することにより、ビード16A,30Aで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の前端下部角部1Aに形成することができる。
また、上記第2の実施の形態の補強用第2ビード30Bの両端をコーナ部を跨るように上部側外周ビード16Bに結合することにより、ビード16B,30Bで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の前端上部角部1Bに形成することができる。
こうして、上部側ヒンジ3と下部側ヒンジ4の周辺の剛性を向上することができるので、ドアパネル2のドア下がりを確実に低減することができる。
(第3の実施の形態)
次に、図1及び図2に戻って、前記ドアインナパネル1のパネル面13には、ラッチ機構5が設けられている取付位置の近傍から前記ドアインナパネル1の下辺部15に向けてコーナ部を跨るように一定角度で斜めに補強用第3ビード30Cが設けられている。
ドアインナパネル1の後端下部角部1Cには、他方の側辺部11からドアインナパネル1の後端下部角部1cを通って下辺部15に至る下部側外周ビード16Cが設けられており、前記補強用第3ビード30Cの両端部を、コーナ部を跨るように前記下部側外周ビード16Cに連続するように結合してビード16C,30Cで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の後端下部角部1Cに形成している。
こうして、補強用第3ビード30Cの両端をコーナ部を跨るように下部側外周ビード16Cに結合することにより、下部側外周ビード16C,補強用第3ビード30Cで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の後端下部角部1Cに形成することができるので、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネル1のラッチ機構5が設けられた取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、前記実施の形態1,2の構成と相俟って、ドアインナパネル1の変形を抑えることができ、ドアパネル2のドア下がりを低減することができる。
(第4の実施の形態)
また、図1及び図2において、前記ドアインナパネル1のパネル面13には、ラッチ機構5が設けられている取付位置の近傍から前記ドアインナパネル1のベルトライン部14に向けてコーナ部を跨るように一定角度で斜めに補強用第4ビード30Dが設けられている。
ドアインナパネル1の後端上部角部1Dには、他方の側辺部11からドアインナパネル1の後端上部角部1dを通ってベルトライン部14に至る上部側外周ビード16Dが設けられており、前記補強用第4ビード30Dの両端部を、コーナ部を跨るように前記上部側外周ビード16Dに連続するように結合してビード16D,30Dで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1のパネル面13の後端上部角部1Dに形成している。
こうして、補強用第4ビード30Dの両端をコーナ部を跨るように上部側外周ビード16Dに結合することにより、ビード16D,30Dで囲まれた三角形Tをドアインナパネル1の後端上部角部1Dに形成することができるので、重量、コストを抑制しながら、ドアインナパネル1のラッチ機構5が設けられた取付部周辺の剛性を高めることができる。よって、前記実施の形態1,2の構成と相俟って、ドアインナパネル1の変形を抑えることができ、ドアパネル2のドア下がりを低減することができる。
(第5の実施の形態)
図1および図2において、このドアインナパネル1のパネル面13には、ドア前端に位置する前記前端上部角部1Bの補強用第2ビード30Bと、ドア後端に位置する後端下部角部1Cの補強用第3ビード30Cを結合する第5のビード20が設けられている。この第5のビード20の先に、それぞれ二股に分岐された二股ビード部20a,20bが設けられ、これら二股ビード部20a,20aおよび20b,20bを前端上部角部1Bの補強用第2ビード30Bおよび後端下部角部1Cの補強用第3ビード30Cにそれぞれ結合している。
このドアインナパネル1のパネル面13には、ドア前端に位置する前端下部角部1Aの補強用第1ビード30Aと、ドア後端に位置する後端上部角部1Dの補強用第4ビード30Dを結合する第6のビード20が設けられている。
また、ドアインナパネル1のパネル面13には、補強用第1ビード30A、補強用第2ビード30B、補強用第3ビード30C、補強用第4ビード30D、下部側外周ビード16A、上部側外周ビード16B、下部側外周ビード16C、上部側外周ビード16D、第5のビード20、および第6のビード20が設けられている部分を除いて穴22を設けることで、ドアインナパネル1の軽量化を、より一層図ることができる。
上記第5の実施の形態によれば、補強用第2ビード30Bと補強用第3ビード30Cを結合する第5のビード20および、補強用第1ビード30Aと補強用第4ビード30Dを結合する第6のビード20によって、交叉するようにビードが設けられている。これにより、ドアインナパネル1のパネル面13をより補強することができるので、ドアインナパネル1のねじり剛性をさらに高めてドアインナパネル1の変形をより抑制することができる。よって、ドア下がりを一層低減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記第1ないし第5の実施の形態により、それぞれの構成および作用効果について説明したが、それぞれの第1ないし第5の実施の形態の構成を組み合わせて用いることも可能であり、また、その構成に基づく作用効果が重ねて得られることは言うまでもない。また、上記実施の形態では、フロントドアに用いられるドアパネルのドアインナパネルについて説明したが、リヤドアの場合にも同様に適用できるのは勿論である。その他、本発明の技術的範囲を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
1 ドアインナパネル
2 ドアパネル
3 上部側ヒンジ
4 下部側ヒンジ
5 ラッチ機構(ロック装置)
10 ドア前端の側辺部(一方の側辺部)
11 ドア後端の側辺部(他方の側辺部)
12 窓枠
13 パネル面
14 ベルトライン部
15 下辺部
16 ビード(外周ビード)
16A 下部側外周ビード
16B 上部側外周ビード
16C 下部側外周ビード
16D 上部側外周ビード
20 第5のビード
20 第6のビード
20a,20b 二股ビード部
30A 補強用第1ビード
30B 補強用第2ビード
30C 補強用第3ビード
30D 補強用第4ビード
A、B、C、三角形

Claims (7)

  1. ドアパネルを構成するドアインナパネルの一方の側辺部の上下にドアヒンジを取り付け、前記ドアインナパネルの他方の側辺部の上下方向中間位置にロック装置を取り付け、前記ドアヒンジを介して車体のドア取付枠に組付けられる車両のドア構造において、前記ドアインナパネルの下部側ドアヒンジの近傍から前記ドアインナパネルの下辺部に向けて斜めに接続された補強用第1ビードを設け、前記ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介して下辺部に至る下部側外周ビードを設け、前記補強用第1ビードの両端部を前記下部側外周ビードに結合したことを特徴とする車両のドア構造。
  2. 前記ドアインナパネルの上部側ドアヒンジの近傍から前記ドアインナパネルのベルトライン部に向けて斜めに接続された補強用第2ビードを設け、前記ドアインナパネルの一方の側辺部からドアインナパネルの角部を介してベルトライン部に至る上部側外周ビードを設け、前記補強用第2ビードの両端部を前記上部側外周ビードに結合したことを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。
  3. 前記ドアインナパネルの下辺部に設けられた前記下部側外周ビードを、前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のドア構造。
  4. 前記ドアインナパネルのベルトライン部に設けられた前記上部側外周ビードを前記ドアインナパネルの他方の側辺部に設けられたロック装置の取付部近傍まで延設したことを特徴とする請求項2または3に記載の車両のドア構造。
  5. 前記ドアインナパネルの他方の側辺部と前記下辺部とによって形成される角部に、前記他方の側辺部と前記下辺部を結合する補強用第3ビードを設け、前記ドアインナパネルの他方の側辺部と前記ベルトライン部とによって形成される角部に、前記他方の側辺部と前記ベルトライン部を結合する補強用第4ビードを設け、前記補強用第3ビードの両端部を前記下部側外周ビードに連結し、前記補強用第4ビードの両端部を前記上部側外周ビードに連結したことを特徴とする請求項4に記載の車両のドア構造。
  6. 前記補強用第2ビードと前記補強用第3ビードを連続的に結合する第5のビード又は/及び、前記補強用第1ビードと前記補強用第4ビードを連続的に結合する第6のビードを前記ドアインナパネルに設けたことを特徴とする請求項5に記載の車両のドア構造。
  7. 前記上部側外周ビードと前記下部側外周ビードは、前記一方の側辺部および前記他方の側辺部に沿って互いに延設されて前記ドアインナパネルのパネル面の全周にわたって連続する外周ビードが形成されていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の車両のドア構造。
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