JP2015009618A - 自動車のピラー上部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、リインフォース等の板厚寸法をアップさせることなくピラーの上部の強度を向上させることを目的とする。【解決手段】本発明に係る自動車のピラー構造におけるピラーの上部は、アウタパネル171とインナパネル173とリインフォース175とを備え、アウタパネル171の端縁に形成されたフランジ部171f,eとインナパネル173の端縁に形成されたフランジ部173f,e間にリインフォース175の端縁に形成されたフランジ部175f,eが挟まれてそれらのフランジ部が相互に接合される構成であり、リインフォース175は、少なくともピラーの上部中央に配置されており、そのリインフォース175のフランジ部以外の部位に形成された第1の受け面175rが、アウタパネル171のアッパレール支持面171uに重ねられ、この重なり部分にアッパレール43xが連結されるように構成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、自動車の前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるピラーの上部構造に関する。
上記した自動車のピラー上部構造に関連する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された自動車におけるピラー上部100は、図9(A)に示すように、ルーフサイドレールの一部を構成して車両前後方向に延びる横筒部100yと縦筒状のピラー本体部100mとから側面略T字形に形成されている。
ピラー上部100は、側面略T字形をしたアウタパネル101と、同じく側面略T字形をしたインナパネル103とを備えており、図9(B)に示すように、アウタパネル101の端縁のフランジ部101fがインナパネル103の端縁のフランジ部103fに接合されている。そして、アウタパネル101とインナパネル103により形成された空間内に補強用のリインフォース105が空間を横断するように配置されている。前記リインフォース105に端縁にはフランジ部105fが形成されており、そのフランジ部105fがアウタパネル101とインナパネル103とのフランジ部101f,103f間に挟まれて固定されている(図9(B)参照)。
特開平8−310443号
上記したピラー上部構造では、アウタパネル101とインナパネル103と補強用のリインフォース105とは、互いの端縁部分に形成されたフランジ部101f,103f,105fの位置で接合されており、これ以外の位置では互いに連結されていない。この構造において、ピラー上部100の強度を向上させるためには、リインフォース105等の板厚寸法アップするか、あるいはリインフォース105とアウタパネル101間に新たな補強部材を追加する必要があり、コストがアップする。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、リインフォース等の板厚寸法をアップさせることなくピラーの上部の強度を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、スライドドアによって開閉される乗降口の端位置に立設されて、車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるピラーと、乗降口の上側に設けられ、前記スライドドアの前後スライドをガイドするアッパレールとを備える自動車のピラー上部構造であって、前記ピラーの上部は、アウタパネルとインナパネルとリインフォースとを備え、前記アウタパネルの端縁に形成されたフランジ部と前記インナパネルの端縁に形成されたフランジ部間に前記リインフォースの端縁に形成されたフランジ部が挟まれてそれらのフランジ部が相互に接合される構成であり、前記リインフォースは、少なくとも前記ピラーの上部中央に配置されており、そのリインフォースの前記フランジ部以外の部位に形成された第1の受け面が、前記アウタパネルのアッパレール支持面に重ねられ、この重なり部分にアッパレールが連結されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、リインフォースは、少なくともピラーの上部中央に配置されており、リインフォースの端縁のフランジ部がアウタパネルの端縁のフランジ部とインナパネルの端縁のフランジ部とに挟まれて接合されている。また、アウタパネルとリインフォースとはフランジ部以外の部位、即ち、アッパレール支持面と第1の受け面とで連結されるため、ピラーの上部の強度が向上するようになる。
さらに、アウタパネルのアッパレール支持面とリインフォースの第1の受け面とにアッパレールが連結されるため、アウタパネルとリインフォースとがアッパレールによって補強される。これにより、ピラーの上部における強度が向上する。
したがって、リインフォース等の板厚寸法をアップさせることなく、また他の補強部材を追加することなく、前記ピラーの上部の強度を向上させることができる。
請求項2の発明によると、リインフォースには、フランジ部以外の部位に第2の受け面が形成されており、第2の受け面がインナパネルのインフレータ支持面に重ねられ、この重なり部分にエアバックのインフレータが連結されるように構成されていることを特徴とする。
このため、インナパネルとリインフォースとが互いのフランジ部の位置と、それ以外の部位、即ち、第2の受け面とインフレータ支持面とで連結されるため、ピラーの上部の強度が向上するようになる。
さらに、インフレータがインナパネルのインフレータ支持面とリインフォースの第2の受け面とに連結される構成のため、インフレータの支持強度も向上する。
請求項3の発明によると、ピラーの上部は、ルーフサイドレールの一部を構成して車両前後方向に延びる横筒部と縦筒状のピラー本体部とから側面略T字形に形成されており、前記リインフォースは、上端縁と下端縁とにフランジ部を備え、前記ピラーの上部の横筒部を横断するように構成されて、少なくとも前記ピラー本体部の前側から後側まで延びていることを特徴とする。
請求項4の発明によると、リインフォースは、ピラー本体部の上端部を横断するように構成されて、そのリインフォースの下端縁の前後に設けられたフランジ部がそれぞれピラー本体部を構成するアウタパネルとインナパネルとのフランジ部間に挟まれていることを特徴とする。
本発明によると、リインフォース等の板厚寸法をアップさせることなくピラーの上部の強度を向上させることができる。
本発明の本実施形態1に係るピラー上部構造を備える自動車のボディの模式斜視図である。 前記ピラーの上部を表す斜視図(図1のII矢視拡大図)である。 アウタパネルを除いた状態のピラー上部構造を表す斜視図である。 アウタパネルとリインフォースとを除いた状態のピラー上部構造を表す側面図である。 図2のV-V矢視平断面図である。 図2のVI-VI矢視平断面図である。 図2のVII-VII矢視縦断面図である。 図2のVIII-VIII矢視縦断面図である。 従来のピラー上部構造を表す斜視図(A図)、及びA図のB-B矢視縦断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図8に基づいて本発明の実施形態1に係る自動車のピラー上部構造について説明する。本実施形態に係る自動車のピラー上部構造は、ワンボックス車両10におけるCピラーの上部構造に関する。
ここで、図中の前後左右及び上下はワンボックス車両10の前後左右及び上下に対応している。
<ワンボックス車両10の概要について>
Cピラーの上部構造について説明する前にワンボックス車両10の概要について説明する。
ワンボックス車両10(以下、車両10という)は、図1に示すように、運転席側乗降口(図示省略)と助手席側乗降口12とを備えており、助手席側乗降口12の後方に中央乗降口14が形成されている。そして、運転席側乗降口と助手席側乗降口12とが扉状のフロントドア(図示省略)によって開閉され、中央乗降口14がスライドドア40(図5、図6等の平断面図参照)によって開閉されるように構成されている。
図1に示すように、助手席側乗降口12(運転席側乗降口)の前側にはAピラー15が設けられており、助手席側乗降口12の後側(中央乗降口14との境界位置)にはBピラー16が立設されている。さらに、中央乗降口14の後端位置にはCピラー17が立設されており、Cピラー17の後側に車室側壁部18と後窓部19とが設けられている。また、ワンボックス車両10の後端位置にはDピラー(図示省略)が設けられている。
そして、左右のAピラー15、Bピラー16、Cピラー17、及びDピラーによって車両前後方向に延びる左右のルーフサイドレール21が支持されている。また、左右のルーフサイドレール21間には、梁状のルーフリインフォース(図示省略)が渡されており、左右のルーフサイドレール21と前記ルーフリインフォースとによって角形のルーフパネル23が支持されている。
<Cピラー17の上部構造について>
Cピラー17の上部17uは、図2に示すように、ルーフサイドレール21の一部を構成して車両前後方向に延びる横筒部Yと縦筒状のピラー本体部Mとから側面略T字形に形成されている。Cピラー17の上部17uには、車両10の外側に、図2に示すように、スライドドア40のアッパレール43の後端部が取付けられており、車室内に、図4等に示すように、エアバックのインフレータ53が取付けられている。
Cピラー17の上部17uは、図2に示すように、車両10の外観意匠を構成するアウタパネル171と、図3、図4に示すように、前記アウタパネル171と共に中空閉断面状のCピラー17の上部17uを構成するインナパネル173と、Cピラー17の上部17uの補強板であるリインフォース175とから構成されている。
ここで、図3は、図2において、Cピラー17のアウタパネル171とルーフサイドレール21のアウタパネル21uとを取外して内部を見えるようにした斜視図であり、図4は、図3においてリインフォース175を取外した状態を表す側面図である。
アウタパネル171は、図2に示すように、側面略T字形に形成されており、横筒部Yを構成する部分の上端縁、即ち、ルーフサイドレール21とルーフパネル23との境界延長線上の位置に上端縁フランジ部171fが形成されている。また、アウタパネル171には、前記横筒部Yを構成する部分の下端縁前部からピラー本体部Mの前端縁までの範囲、即ち、中央乗降口14の周縁位置に下端前側フランジ部171eが形成されている。さらに、アウタパネル171には、横筒部Yを構成する部分の下端縁後部からピラー本体部Mの後端縁までの範囲、即ち、後窓部19の窓枠内周位置に下端後側フランジ部171dが形成されている。
さらに、アウタパネル171の表面側には、図2に示すように、ピラー本体部Mの中心よりも前側にスライドドア40が収められる窪み部171kが形成されている。そして、アウタパネル171の窪み部171kの上部がルーフサイドレール21のアウタパネル21uの窪み部(図番省略)と連続するように構成されている。ここで、ルーフサイドレール21のアウタパネル21uの窪み部は中央乗降口14の上側でBピラー16(図1参照)の位置までほぼ直線状に延びている。
そして、ルーフサイドレール21のアウタパネル21uの窪み部と、Cピラー17のアウタパネル171の窪み部171kの上部とに、スライドドア40を前後スライド可能にガイドするアッパレール43が取付けられている。
また、Cピラー17のアウタパネル171の窪み部171kには、アッパレール43の取付け金具43xがボルト止めされるアッパレール支持面171uがフランジ部171f,171e,171dから離れた位置に形成されている(図5(図2のV-V矢視平断面図)、図7(図2のVII-VII矢視平断面図)参照)。
インナパネル173は、図3、図4に示すように、アウタパネル171と同様に側面略T字形に形成されている。そして、インナパネル173には、図3、図4に示すように、横筒部Yを構成する部分の上端縁に上端縁フランジ部173fが形成されている。また、インナパネル173には、横筒部Yを構成する部分の下端縁前部からピラー本体部Mの前端縁までの範囲に下端前側フランジ部173e、横筒部Yを構成する部分の下端縁後部からピラー本体部Mの後端縁までの範囲に下端後側フランジ部173dが形成されている。
そして、インナパネル173の上端縁フランジ部173f、下端前側フランジ部173e、下端後側フランジ部173dがアウタパネル171の上端縁フランジ部171f、下端前側フランジ部171e、下端後側フランジ部171dにそれぞれ接合されるように構成されている。
また、インナパネル173には、図4に示すように、横筒部Yを構成する部分の前端縁に前側フランジ部173mが形成されており、後端縁に後側フランジ部173bが形成されている。そして、インナパネル173の前側フランジ部173mと後側フランジ部173bとがそれぞれルーフサイドレール21のインナパネル21eのフランジ部21xに接合されている。
また、インナパネル173の裏側(室内側)には、図5、図8等に示すように、エアバックのインフレータ53の取付け金具53zが連結されるインフレータ支持面173uがフランジ部173f,173e,173d,173m,173bから離れた位置に形成されている。
Cピラー17の上部17uの補強板であるリインフォース175は、図5から図8等に示すように、Cピラー17の横筒部Yとピラー本体部Mの上端部とを横断することでCピラー17の上部を補強できるように構成されている。リインフォース175には、図3に示すように、横筒部Yを横断する部分の上端縁に上端縁フランジ部175fが形成されており、横筒部Yを横断する部分の前端縁に前側フランジ部175mが形成されている。また、リインフォース175には、横筒部Yを横断する部分の下端縁前部からピラー本体部Mを横断する部分の前端縁までの範囲に下端前側フランジ部175eが形成されており、横筒部Yを横断する部分の下端縁後部からピラー本体部Mを横断する部分の後端縁までの範囲に下端後側フランジ部175dが形成されている。
そして、リインフォース175の上端縁フランジ部175f、下端前側フランジ部175e、下端後側フランジ部175dが、図6、図7等に示すように、それぞれインナパネル173とアウタパネル171の上端縁フランジ部173f,171f、下端前側フランジ部173e,171e、下端後側フランジ部173d,171dに挟まれて互いに接合されるように構成されている。
また、リインフォース175の前側フランジ部175mが、図3、図5に示すように、インナパネル173の前側フランジ部173mに接合されるように構成されている。
さらに、前記リインフォース175には、フランジ部175f,175e,175d,175mから離れた位置に、図5、図7に示すように、アウタパネル171のアッパレール支持面171uと重ねられる第1の受け面175rと、図5、図8に示すように、インナパネル173のインフレータ支持面173uと重ねられる第2の受け面175sとが形成されている。
<Cピラー17の上部17uの組立等について>
次に、Cピラー17の上部17uの組立、及びアッパレール43、インフレータ53の取付けについて説明する。
Cピラー17の上部17uの組立では、先ず、図4、図5に示すように、インナパネル173の横筒部Yを構成する部分の前側フランジ部173mと後側フランジ部173bとがそれぞれ前後のルーフサイドレール21におけるインナパネル21eのフランジ部21xに接合される。
次に、インナパネル173に対して、図3に示すように、リインフォース175がセットされる。即ち、リインフォース175の上端縁フランジ部175f、前側フランジ部175m、下端前側フランジ部175e、下端後側フランジ部175dがそれぞれインナパネル173の上端縁フランジ部173f、前側フランジ部173m、下端前側フランジ部173e、下端後側フランジ部173dに合わせられる。また、リインフォース175の第2受け面175sが、図5、図8に示すように、インナパネル173のインフレータ支持面173uに重ねられる。この状態で、インナパネル173のフランジ部173f,173m,173e,173dとリインフォース175のフランジ部175f,175m,175e,175dとが溶接等により接合される。
次に、リインフォース175の第1の受け面175rにアウタパネル171のアッパレール支持面171uが重ねられた状態で、図6〜図8に示すように、アウタパネル171の上端縁フランジ部171f、下端前側フランジ部171e、下端後側フランジ部171dがインナパネル173及びリインフォース175の上端縁フランジ部173f,175f、下端前側フランジ部173e,175e、下端後側フランジ部173d,175dにそれぞれ溶接等により接合される。この状態で、Cピラー17の上部17uの組立が完了する。
そして、Cピラー17におけるアウタパネル171の上端縁フランジ部171f、リインフォース175の上端縁フランジ部175f、インナパネル173の上端縁フランジ部173fの接合部位に、図7、図8示すように、ルーフパネル23のフランジ部23fが接合される。
次に、図5、図7に示すように、アッパレール43の取付け金具43xがCピラー17のアウタパネル171のアッパレール支持面171uとリインフォース175の第1の受け面175rとにボルト止めされる。また、室内側では、図5、図8に示すように、インフレータ53の取付け金具53zがCピラー17のインナパネル173のインフレータ支持面173uとリインフォース175の第2の受け面175sとに連結される。
<本実施形態に係るCピラーの上部構造の長所について>
本実施形態に係るCピラーの上部構造によると、リインフォース175は、少なくともCピラー17の上部中央に配置されており、リインフォース175の端縁のフランジ部175f,175e,175dがアウタパネル171の端縁のフランジ部171f,171e,171dとインナパネル173の端縁のフランジ部173f,173e,173dとに挟まれて接合されている。また、アウタパネル171とリインフォース175とはフランジ部以外の部位、即ち、第1の受け面175rとアッパレール支持面171uとで連結されるため、Cピラー17の上部17uの強度が向上するようになる。
さらに、アウタパネル171のアッパレール支持面171uとリインフォース175の第1の受け面175rとにアッパレール43が連結されるため、アウタパネル171とリインフォース175とがアッパレール43によって補強される。これにより、Cピラー17の上部17uにおける強度が向上する。
したがって、リインフォース175等の板厚寸法をアップさせることなく、また他の補強部材を追加することなく、Cピラー17の上部17uの強度を向上させることができる。
また、インナパネル173とリインフォース175とが互いのフランジ部173f〜d,175f〜dの位置と、第2の受け面175sとインフレータ支持面173uとで連結されるため、Cピラー17の上部17uの強度が向上するようになる。
さらに、インフレータ53がインナパネル173のインフレータ支持面173uとリインフォース175の第2の受け面175sとに連結される構成のため、インフレータ53の支持強度も向上する。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、Cピラー17の上部17uに本発明を適用する例を示したが、Bピラー16の上部に本発明を適用することも可能である。
また、本実施形態では、アウタパネル171のアッパレール支持面171uとリインフォース175の第1の受け面175rとを一組設け、そこにアッパレール43の取付け金具43xを一箇所でボルト止めする例を示した。しかし、アウタパネル171のアッパレール支持面171uとリインフォース175の第1の受け面175rとを複数組設け、そこにアッパレール43の取付け金具43xを複数箇所でボルト止めすることも可能である。
10・・・・ワンボックス車両(車両)
17・・・・Cピラー
17u・・・上部
Y・・・・・横筒部
M・・・・・ピラー本体部
171・・・アウタパネル
171u・・アッパレール支持面
171f・・上端縁フランジ部
171e・・下端前側フランジ部
171d・・下端後側フランジ部
173・・・インナパネル
173u・・インフレータ支持面
173f・・上端縁フランジ部
173e・・下端前側フランジ部
173d・・下端後側フランジ部
173m・・前側フランジ部
175・・・リインフォース
175f・・上端縁フランジ部
175e・・下端前側フランジ部
175d・・下端後側フランジ部
175m・・前側フランジ部
175r・・第1の受け面
175s・・第2の受け面
21・・・・ルーフサイドレール
40・・・・スライドドア
43・・・・アッパレール
53・・・・インフレータ

Claims (4)

  1. スライドドアによって開閉される乗降口の端位置に立設されて、車両前後方向に延びるルーフサイドレールを支えるピラーと、前記乗降口の上側に設けられ、前記スライドドアの前後スライドをガイドするアッパレールとを備える自動車のピラー上部構造であって、
    前記ピラーの上部は、アウタパネルとインナパネルとリインフォースとを備え、前記アウタパネルの端縁に形成されたフランジ部と前記インナパネルの端縁に形成されたフランジ部間に前記リインフォースの端縁に形成されたフランジ部が挟まれてそれらのフランジ部が相互に接合される構成であり、
    前記リインフォースは、少なくとも前記ピラーの上部中央に配置されており、そのリインフォースの前記フランジ部以外の部位に形成された第1の受け面が、前記アウタパネルのアッパレール支持面に重ねられ、この重なり部分に前記アッパレールが連結されるように構成されていることを特徴とする自動車のピラー上部構造。
  2. 請求項1に記載された自動車のピラー上部構造であって、
    前記リインフォースには、フランジ部以外の部位に第2の受け面が形成されており、
    前記第2の受け面が前記インナパネルのインフレータ支持面に重ねられ、この重なり部分にエアバックのインフレータが連結されるように構成されていることを特徴とする自動車のピラー上部構造。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された自動車のピラー上部構造であって、
    前記ピラーの上部は、前記ルーフサイドレールの一部を構成して車両前後方向に延びる横筒部と縦筒状のピラー本体部とから側面略T字形に形成されており、
    前記リインフォースは、上端縁と下端縁とにフランジ部を備え、前記ピラーの上部の横筒部を横断するように構成されて、少なくとも前記ピラー本体部の前側から後側まで延びていることを特徴とする自動車のピラー上部構造。
  4. 請求項3に記載された自動車のピラー上部構造であって、
    前記リインフォースは、前記ピラー本体部の上端部を横断するように構成されて、そのリインフォースの下端縁の前後に設けられたフランジ部がそれぞれピラー本体部を構成するアウタパネルとインナパネルとのフランジ部間に挟まれていることを特徴とする自動車のピラー上部構造。
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