JP2015007740A - 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】供給回収一体方式で、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを効果的に抑制することができる現像装置、並びにこの現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置5は、現像スリーブ51上の汲み上げ部511と、変極点512との間の表面に対して、現像スリーブ51の長手方向の全域に渡って上端部が対向する仕切板520を備え、仕切板520は、現像装置5内における汲み上げ部511が対向する空間と変極点512が対向する空間とを仕切り、下端部が供給回収搬送路53aの上方に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いる現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に用いられるこの種の現像装置は、一般に、現像剤担持体に沿って現像剤担持体回転軸方向に延びる現像剤供給搬送路に沿って二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という。)を攪拌しながら搬送する。さらに、現像剤担持体の下方に配置された現像剤供給搬送路を搬送されている現像剤を、回転している現像剤担持体の表面に担持させ、現像剤担持体の回転により現像剤を現像領域へ供給する。従来の現像装置では、現像領域でトナーを消費した現像済み現像剤を現像剤担持体から離間させ、再び現像剤供給搬送路へ戻す供給回収一体方式を採用するものがある(特許文献1乃至4等)。
この供給回収一体方式の現像装置では、現像剤担持体の表面上における現像領域を通過し、現像剤担持体から離間した現像済み現像剤が、現像剤供給搬送路内の現像剤と攪拌されることなく、すぐに現像剤担持体に供給されることがある。これは、現像剤担持体から離間した現像済み現像剤が、現像剤供給搬送路内から現像剤担持体に供給される現像剤に混ざることによって生じる。現像済み現像剤はトナーを消費し、トナー濃度が低くなっているため、現像剤担持体に供給されると、現像領域にトナー濃度が低下した現像剤が供給されることとなり、画像濃度が低下するおそれがある。
現像済み現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを抑制する方法として、現像剤担持体の表面上における現像剤供給搬送路内から現像剤が供給される供給位置と、現像済み現像剤が現像剤担持体から離間する離間位置との距離を離す方法が考えられる。
現像剤担持体が現像領域で上方から下方に表面移動するように回転する構成では、現像領域の下流側端部は、現像剤担持体の上端部よりも低い位置となる。また、現像剤担持体の下方に位置する現像剤供給搬送路から現像剤を供給される供給位置も現像剤担持体の下部に位置する。現像剤担持体の上端部よりも低い位置の現像領域の下流側端部と、現像剤担持体の下部に位置する供給位置との限られた範囲に離間位置を設定する必要があるため、供給位置と離間位置との距離を離すことが困難である。
一方、特許文献1乃至4には、現像剤担持体が現像領域で下方から上方に表面移動するように回転し、現像剤担持体の表面上における供給位置が現像剤担持体の下端部近傍となる現像装置が記載されている。このような現像装置では、現像領域を下方から上方に移動した現像剤担持体の表面が、現像剤担持体の上端部に到達した後、上方から下方に移動する部分の略全域の広い範囲に離間位置を設定することが可能となる。このため、現像剤担持体が現像領域で上方から下方に表面移動するように回転する構成よりも供給位置と離間位置との距離を離すことが可能となり、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを抑制することが可能となる。
しかしながら、現像剤担持体が現像領域で下方から上方に表面移動するように回転する供給回収一体方式の現像装置であっても、より効果的に離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを抑制することが望まれる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、次の通りである。すなわち、供給回収一体方式で、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを効果的に抑制することができる現像装置、並びにこの現像装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、現像領域で下方から上方に表面移動するように回転する現像剤担持体と、該現像剤担持体の下方で該現像剤担持体の回転軸方向に延びる現像剤供給搬送路内に配置され、該現像剤供給搬送路内のトナー及びキャリアを含んだ二成分現像剤を該現像剤担持体の軸方向に沿って搬送しつつ、該現像剤供給搬送路内の二成分現像剤を該現像剤担持体の表面に供給する現像剤供給搬送部材とを備え、該現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤を現像領域へ搬送し、現像領域にて二成分現像剤中のトナーを潜像担持体表面上の潜像に付着させて該潜像を現像するとともに、現像領域を通過した二成分現像剤を該現像剤担持体から離間させ、該現像剤供給搬送路に回収する現像装置において、上記現像剤担持体の表面上における上記現像剤供給搬送路内から二成分現像剤が供給される供給位置と、現像領域を通過した二成分現像剤が該現像剤担持体から離間する離間位置との間の表面に対して、該現像剤担持体の回転軸方向の全域に渡って上端部が対向し、該現像装置内における該供給位置が対向する空間と該離間位置が対向する空間とを仕切り、下端部が上記現像剤供給搬送路の上方に位置する仕切板を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、供給回収一体方式で、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを効果的に抑制することができるという優れた効果がある。
本実施形態に係る現像装置の断面説明図。 本実施形態に係る複写機の概略構成図。 作像ユニットの概略構成図。 作像ユニットの斜視説明図。 現像装置内の現像剤の循環経路を模式的に示す上面図。 使用開始前の現像装置の断面説明図。 使用前の現像装置の斜視説明図。 連通口封止部材の分解斜視図。 現像下ケースに取り付けられた枠体と磁性板との位置関係を示す斜視図。 仕切板を備えていない従来の供給回収一体方式の現像装置の概略断面図。 仕切板を備える現像装置で現像スリーブから離間した現像剤の経路を示した説明図。 仕切板の配置は適切でない場合の現像装置の断面図。 仕切板先端部の位置規定の説明図。
以下、本発明を適用した画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機(以下、複写機500という)の実施形態について説明する。
図2は、複写機500の概略構成図である。複写機500は、画像形成装置の本体部としてのプリンタ部100の上方に、原稿読込部4及び原稿搬送部3を備え、プリンタ部100の下方に給紙部7を備える。原稿搬送部3は、原稿読込部4に原稿を搬送し、原稿読込部4は搬送されてきた原稿の画像情報を読み込む。給紙部7は、記録媒体である転写紙Pを収容する記録媒体収容部であり、転写紙Pが複数枚重ねて収容される給紙カセット26と、給紙カセット26内の転写紙Pをプリンタ部100に向けて送り出す給紙ローラ27とを備える。図2中の一点鎖線は、複写機500内での転写紙Pの搬送経路を示す。
プリンタ部100の上部は、出力画像が形成された転写紙Pが積載される排紙トレイ30となっている。プリンタ部100は、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像を形成する作像部としての四つの作像ユニット6(Y,M,C,K)と、中間転写ユニット10とを備える。各作像ユニット6(Y,M,C,K)は、各色トナー像が形成される像担持体としてのドラム状の感光体1(Y,M,C,K)、及び、各感光体(Y,M,C,K)の表面上に形成された静電潜像を現像する現像装置5(Y,M,C,K)を備える。
中間転写ユニット10は、複数の張架ローラによって張架された中間転写ベルト8や一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)を備える。中間転写ベルト8は、各感光体1(Y,M,C,K)の表面上に形成された各色トナー像が重ねて転写され、表面上でカラートナー像が形成される中間転写体である。また、一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)は、トナーの正規帯電極性とは逆極性の転写バイアスが印加され、各感光体1(Y,M,C,K)の表面上に形成されたトナー像を中間転写ベルト8に転写する一次転写手段である。また、作像ユニット6(Y,M,C,K)は、中間転写ユニット10の中間転写ベルト8に対向するように並べて配置されている。
プリンタ部100は、中間転写ベルト8上のカラートナー像を転写紙P上に転写するための二次転写バイアスローラ19を備える。また、プリンタ部100は、給紙ローラ27によって送り出された転写紙Pの搬送を一度停止し、中間転写ベルト8と二次転写バイアスローラ19とが対向する二次転写ニップに搬送するタイミングを調整するレジストローラ対28を備える。さらに、プリンタ部100は、二次転写ニップの上方に転写紙P上の未定着トナー像を定着する定着装置20を備える。
また、プリンタ部100内の排紙トレイ30の下方、且つ、中間転写ユニット10の上方には、各色のトナー容器11(Y,M,C,K)が配置されている。各色のトナー容器11(Y,M,C,K)は、各現像装置5(Y,M,C,K)に供給する各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを収容する。各色のトナー容器11(Y,M,C,K)は、それぞれプリンタ部100に対して着脱自在(交換自在)に設置されている。
さらに、プリンタ部100内の四つの作像ユニット6(Y,M,C,K)の下方には、各感光体(Y,M,C,K)の表面上にレーザ光Lを照射して静電潜像を形成する潜像形成手段である露光装置12を備える。
図3は、四つの作像ユニット6(Y,M,C,K)のうちの一つの拡大説明図である。四つの作像ユニット6(Y,M,C,K)は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外は、その構成・動作がほぼ同様であるので、以下の説明では、対応する色を示す符号Y、M、C、Kを適宜省略して説明する。
図4は、作像ユニット6の斜視説明図である。図4に示すように、作像ユニット6は、感光体1及び現像装置5を一体的に支持するプロセスカートリッジとなっており、このプロセスカートリッジは複写機500本体に対して着脱可能となっている。これにより、現像装置5を備えた複写機500本体での現像装置5の交換性が容易となり、複写機500のメンテナンス性が向上する。
また、作像ユニット6は、感光体1の周囲に現像装置5以外に、感光体クリーニング装置2と帯電装置40とを備える。本実施形態の作像ユニット6では、感光体クリーニング装置2は、クリーニングブレード2aによってクリーニングする構成であり、帯電装置40は帯電ローラ4aによって帯電する構成である。さらに、作像ユニット6は、転写後の感光体1の表面の表面電位を除去する不図示の除電手段を備える。
以下、本実施形態の複写機500における通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿搬送部3の原稿台に原稿がセットされた状態で、不図示のスタートボタンが押されると、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、露光装置12に送信される。そして、露光装置12からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光Lが、それぞれ、対応する感光体1(Y,M,C,K)上に向けて発せられる。
一方、四つの感光体1(Y,M,C,K)は、それぞれ、不図示の駆動モータによって、図2及び図3中の時計回り方向に回転している。そして、まず、感光体1(Y,M,C,K)の表面は、帯電装置40の帯電ローラ4aとの対向部で、一様に帯電される(帯電工程)。これにより、感光体1(Y,M,C,K)の表面上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体1(Y,M,C,K)表面は、レーザ光Lが照射される位置に達する。
露光装置12において、四つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過して、各感光体1(Y,M,C,K)の表面に照射される(露光工程)。
イエロー成分に対応したレーザ光Lは、図2中の紙面左側から一番目のイエロー用感光体1Y表面に照射される。このとき、イエロー用作像ユニット6Yの下方に配置された露光装置12から画像信号に基づいて照射されたイエロー成分のレーザ光Lは、高速回転するポリゴンミラーにより、イエロー用感光体1Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。このようにレーザ光Lが走査されながら、複数の光学素子を介してイエロー用感光体1Yに照射されることで、帯電装置40によって帯電された後のイエロー用感光体1Yの表面上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光Lは、図2中の紙面左から二番目のマゼンタ用感光体1M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光Lは、図2中の紙面左から三番目のシアン用感光体1C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光Lは、図2中の紙面左から四番目のブラック用感光体1K表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体1(Y,M,C,K)表面は、それぞれ、現像装置5との対向位置に達する。そして、各色トナーとキャリアとからなる現像剤を収容する現像装置5(Y,M,C,K)から感光体1(Y,M,C,K)の表面上に各色トナーが供給されて、感光体1(Y,M,C,K)上の潜像が現像される(現像工程)。これにより、各感光体1(Y,M,C,K)の表面上に対応する色のトナー像が形成される。
現像装置5との対向部である現像領域を通過した後の感光体1(Y,M,C,K)表面は、それぞれ、中間転写ベルト8との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト8の内周面に当接するように一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)が設置されている。この中間転写ベルト8を挟んで感光体1(Y,M,C,K)と一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)とが対向することで、一次転写ニップを形成する。そして、中間転写ベルト8が図中矢印方向(反時計回り方向)に表面移動して、各一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)の一次転写ニップを順次通過する。この一次転写ニップで、各感光体1(Y,M,C,K)上に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に、順次重ねて転写される(一次転写工程)。これにより、中間転写ベルト8上にカラートナー像が形成される。
一次転写ニップを通過した後の感光体1表面上には、僅かながら未転写トナーが残存する。一次転写ニップを通過した後の感光体1表面は、それぞれ、感光体クリーニング装置2との対向位置に達する。そして、感光体クリーニング装置2との対向位置で、感光体1上に残存する未転写トナーがクリーニングブレード2aによって掻き取られ、機械的に回収される(感光体クリーニング工程)。
感光体クリーニング装置2との対向部を通過した感光体1の表面は、不図示の除電手段と対向する除電部を通過して残留電荷が除電され、感光体1における一連の作像プロセスが終了し、次の作像動作に備える。
四つの感光体1(Y,M,C,K)上の各色トナー像が重ねて転写され、カラートナー像を担持する中間転写ベルト8は、図2中の反時計方向に表面移動して、二次転写バイアスローラ19との対向位置である二次転写ニップに達する。二次転写ニップでは、二次転写バイアスローラ19と、張架ローラの一つとの間に中間転写ベルト8を挟み込んで、二次転写ニップを形成している。
一方、給紙部7の給紙ローラ27が図2中の反時計周り方向に回転駆動されると、給紙カセット26に収容された転写紙Pのうちの一番上の転写紙Pが給送される。転写紙Pを収容する給紙カセット26から、給紙ローラ27により給送された転写紙Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ対28に導かれ、レジストローラ対28に突き当たり、一度停止する。レジストローラ対28に突き当たった転写紙Pは、中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像が二次転写ニップに向かうタイミングに合わせてレジストローラ対28が回転駆動されることで二次転写ニップに向けて搬送される。
そして、二次転写ニップで中間転写ベルト8上に担持されたカラートナー像が転写紙P上に転写される(二次転写工程)。
二次転写ニップを通過した中間転写ベルト8表面には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが残存する。二次転写ニップを通過した中間転写ベルト8表面は、不図示の中間転写ベルトクリーニング装置との対向部に達する。この対向部で、中間転写ベルト8上に付着した転写残トナーが不図示の中間転写ベルトクリーニング装置に回収されて、中間転写ベルト8における一連の転写プロセスが終了する。
二次転写ニップでカラートナー像が転写された転写紙Pは、定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラと加圧ローラとによって形成される定着ニップにて、熱と圧力とによってカラー画像が転写紙P上に定着される(定着工程)。
定着装置20を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対25によってプリンタ部100の外に出力画像として排出されて、排紙トレイ30上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図1は、本実施形態の現像装置5の断面説明図である。
現像装置5は、内部に磁界発生手段としてのマグネットローラ55と、マグネットローラ55の周囲を回転する現像剤担持体としての現像スリーブ51とから構成される現像ローラ50を備える。現像ローラ50は、現像剤担持体収容部としての現像ローラ収容部62内に設けられている。
現像スリーブ51はマグネットローラ55を内包し、回転自在な非磁性材料からなる円筒形状の部材である。現像スリーブ51の表面上には、複数の磁極として、第一磁極P1(S極)、第二磁極P2(N極)、第三磁極P3(S極)、第四磁極P4(N極)、及び、第五磁極P5(N極)の五つの磁極がマグネットローラ55によって形成されている。なお、図1中のP1〜P5は、各磁極によって形成される磁場の現像スリーブ51の表面上における法線方向磁束密度(絶対値)の分布を示している。
現像スリーブ51は、良好に現像剤を担持できるよう、長手方向(回転軸方向)の画像形成領域表面にブラスト処理が施されている。現像スリーブ51の表面の一部は現像ローラ収容部62を形成するケーシング60の開口部61から部分的に露出しており、感光体1と対向して現像領域を形成している。
また、現像領域から現像スリーブ51の表面移動方向上流側には、現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクタブレード52が設けられている。また、ドクタブレード52の現像スリーブ51の表面移動方向上流側に隣接して磁性板58が設けられている。この磁性板58は、基底部がドクタブレード52の上流側側面に支持されており、先端側が略水平に折り曲げられて、ドクタブレード52の上流側で現像スリーブ51表面と対向する対向面58aを形成している。
現像ローラ収容部62の下方には、キャリアとトナーとからなる二成分現像剤である現像剤Gを収容する現像剤収容部としての供給回収搬送路53a及び循環搬送路54aが設けられている。循環搬送路54aは、図3に示すように、その上方に形成された開口部を介してトナー補給口64に連通している。
現像剤収容部は、仕切壁57によって現像スリーブ51側の供給回収搬送路53aと、トナー補給口64側の循環搬送路54aとに仕切られている。供給回収搬送路53aとトナー補給口64側の循環搬送路54aとは、仕切壁57の端部の設けられた開口部(不図示)により連通している。現像スリーブ51側の供給回収搬送路53aは現像ローラ収容部62との連通口59を備えている。供給回収搬送路53a及び循環搬送路54a内に、トナーを撹拌搬送するための供給回収スクリュ53、循環スクリュ54をそれぞれ設けている。供給回収スクリュ53及び循環スクリュ54は、図1中の矢印で示すように、反時計回り方向に回転する。
現像装置5内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5内のトナー消費に応じて、不図示のトナー補給装置が駆動され、トナー容器11(図2参照)に収容されているトナーが、トナー補給装置を介して循環搬送路54a内に補給される。
また、循環搬送路54aの底面には、現像剤のトナー濃度を検知するための濃度検知センサ56が設けられている。この濃度検知センサ56が現像剤収容部内でトナー濃度不足を検知すると、不図示のトナー補給装置が駆動され、トナー容器11(図2参照)よりトナー補給口64を介して循環搬送路54a内にトナーが補給される。
図5は、現像装置5内の現像剤Gの循環経路を模式的に示す上面図であり、図5中の破線の矢印が現像剤Gの流れを示し、図5中の実線の矢印が、トナー補給口64から補給されるトナーの流れを示している。現像装置5では、供給回収搬送路53a内の現像剤Gが現像スリーブ51に供給され、現像スリーブ51に担持されて現像領域を通過した現像剤Gは、供給回収搬送路53a内に回収される。図5中の破線の四角で示す濃度検知センサ56は、ケーシング60の循環搬送路54aを形成する部分の下に設置されている。
次に、現像装置5の動作について説明する。
トナー補給装置により現像装置5に補給されるトナーは、トナー補給口64から現像剤収容部の循環搬送路54a内に補給される。現像装置5の循環搬送路54aに補給されたトナーは循環スクリュ54によってトナーとキャリアとからなる現像剤Gと攪拌される。循環搬送路54a内では、トナーとキャリアとからなる現像剤Gと補給されたトナーとが循環スクリュ54により攪拌されながら軸方向に搬送され、補給されたトナーが現像剤G中に取り込まれる。
循環スクリュ54に搬送され、循環搬送路54aの搬送方向下流側端部に達した現像剤Gは、仕切壁57の端部の開口部(循環下流端開口部57a)を通過し、供給回収搬送路53aへと移動する。供給回収搬送路53a内の現像剤Gは供給回収スクリュ53により攪拌されながら循環搬送路54a内の現像剤Gとは反対方向に搬送される。そして、供給回収搬送路53aの搬送方向下流側端部に達すると、仕切壁57の端部の開口部(供給下流端開口部57b)を通過して循環搬送路54aへと移動する。このように現像剤は供給回収スクリュ53及び循環スクリュ54によって、供給回収搬送路53aと循環搬送路54aとから構成される現像剤収容部内を循環している。また、図1及び図3中に矢印で示すように、現像スリーブ51は、図中の反時計回り方向に回転している。
供給回収搬送路53a内で供給回収スクリュ53により攪拌・搬送される現像剤Gのうち、マグネットローラ55の第五磁極P5の磁力によって現像スリーブ51に引き寄せられた現像剤Gが後述する連通口59を通って現像スリーブ51上に担持される。第五磁極P5の磁極によって引き寄せられた現像剤Gは、現像スリーブ51表面上の供給位置である汲み上げ部511に担持される。現像剤G中のキャリアは、現像スリーブ51に内包されるマグネットローラ55の磁力により現像スリーブ51にひきつけられ、現像スリーブ51上に担持される。また、現像剤G中のトナーは現像剤Gが攪拌されることでキャリアとの摩擦帯電により、キャリアとは逆極性に帯電し、キャリアとの間には静電力が働くため、キャリアに吸着してキャリアとともに現像スリーブ51上に担持される。そして、現像スリーブ51に担持された現像剤Gは、現像スリーブ51の回転に伴い、現像ローラ50の周りを移動する。
現像スリーブ51に担持された現像剤Gは、現像スリーブ51の回転に伴い、図1中の反時計周り方向に搬送され、ドクタブレード52と現像スリーブ51の表面とが対向する位置に到達する。そして、現像スリーブ51上の現像剤Gは、この位置でドクタブレード52と現像スリーブ51の表面との間の隙間(ドクタギャップ)を通過することで層厚が規制され、現像剤量が適量化される。ドクタブレード52の上流側には、磁性板58の対向面58aが現像スリーブ51に対向するよう設けられている。この対向面58aの作用により、ドクタブレード52部における現像剤の攪拌機能を向上させることができる。
ドクタブレード52を通過した現像スリーブ51上の現像剤Gは、感光体1と対向する現像領域に搬送されると、マグネットローラ55の磁力により現像スリーブ51上に穂立ちした状態となる。ここで、現像スリーブ51は、現像領域において感光体1の表面よりも速い線速で同方向に表面移動する。そして、現像スリーブ51上に穂立ちしたキャリアは、感光体1の表面を摺擦しながら、キャリア表面に付着したトナーを感光体1の表面に供給する。このとき、現像スリーブ51には、図示しない電源から現像バイアスが印加され、これにより現像領域には現像電界が形成される。
そして、感光体1上の静電潜像と現像スリーブ51との間では、現像スリーブ51上のトナーに静電潜像側に向かう静電力が働くことになる。これにより、現像スリーブ51上のトナーは、感光体1上の静電潜像に付着することになる。この付着によって感光体1上の静電潜像は、それぞれ対応する色のトナー像に現像される。その後、現像スリーブ51上のトナーが消費された現像剤Gは、回転にともない現像ローラ収容部62の上方に達して、この位置で現像スリーブ51から離間する。
このとき、現像スリーブ51の表面上の現像剤Gは、隣り合う同極性(N極)の磁極である第四磁極P4と第五磁極P5とによって構成される剤離れ磁極となる変極点512における磁力による作用によって現像スリーブ51の表面上から離脱する。
次に、本実施形態の現像装置5の特徴部について説明する。
現像装置5は、現像スリーブ51上の汲み上げ部511と、変極点512との間の表面に対して、現像スリーブ51の長手方向の全域に渡って上端部が対向する仕切板520を備える。仕切板520は、現像装置5内における汲み上げ部511が対向する空間と変極点512が対向する空間とを仕切り、下端部が供給回収搬送路53aの上方に位置する。
このような構成により、変極点512で離間した現像剤Gは、仕切板520の傾斜面521に沿って仕切板520を挟んで変極点512が対向する側の空間を通って、供給回収搬送路53aに回収される。一方、供給回収搬送路53aから現像スリーブ51の表面に供給される現像剤Gは、仕切板520を挟んで汲み上げ部511が対向する側の空間を通って、現像スリーブ51の表面に供給される。
変極点512で離間した現像剤Gの経路と、汲み上げ部511に供給される現像剤Gの経路とを、仕切板520によって仕切ることが出来る。このため、変極点512で離間した現像剤Gが汲み上げ部511に供給される現像剤Gに混ざることを効果的に抑制することが出来る。よって、変極点512で離間した現像剤Gを供給回収搬送路53aに回収する供給回収一体方式で、変極点512で離間した現像剤Gがすぐに現像スリーブ51に供給されることを効果的に抑制することができる。
また、現像装置5では変極点512で現像スリーブ51から離間した現像剤Gを仕切板520の傾斜面521に流すことが出来る。さらに、仕切板520があることで、離間した現像剤Gが第五磁極P5に引き寄せられ、現像スリーブ51の表面に再着磁することを防止できる。
変極点512で形成される反発磁界が弱いと現像剤Gから余り離れず、表面移動方向に沿った慣性力によって、汲み上げ部511で汲み上げられる現像剤Gに混合することがある。現像領域を通過した現像剤Gはトナー濃度が低くなっており、この現像剤Gが通常通りに汲み上げられた現像剤に混ざった状態で現像がなされると、現像領域の供給される現像剤Gの濃度差が生じ、画像濃度が変動した異常画像が形成される。
これに対して、本実施形態の現像装置5を備えた複写機500では、変極点512で離間した現像剤Gがすぐに現像スリーブ51に供給されることを効果的に抑制できるため、画像変動を抑制し、安定した画像形成を行うことが出来る。
また、現像剤供給搬送部材は、供給回収スクリュ53は、現像スリーブ51の回転軸方向に延在する搬送回転軸であるスクリュ軸53b中心に搬送羽部であるスクリュ羽部53cが回転することによって供給回収搬送路53a内の現像剤Gを搬送する。
ここで、供給回収搬送路53a内でスクリュ軸53bを境に水平方向に二つに分けられる空間のうち、供給回収スクリュ53の回転に伴いスクリュ羽部53cが下方から上方に移動する空間(図1中の右側の空間)を羽部上昇空間とする。一方、供給回収スクリュ53の回転に伴いスクリュ羽部53cが上方から下方に移動する空間(図1中の左側の空間)を羽部下降空間とする。このとき、図1に示すように、供給回収搬送路53a内の現像剤Gは羽部上昇空間から現像スリーブ51表面に供給され、仕切板520の下端部は、スクリュ軸53bの上方、または、羽部下降空間の上方に位置する。
このような構成により、変極点512で現像スリーブ51から離間した現像剤Gは、羽部下降空間内に受け渡され、羽部下降空間内でのスクリュ羽部53cの動きに伴い、供給回収搬送路53a内の現像剤G内に取り込まれ、攪拌される。これにより、現像スリーブ51から離間した現像剤Gが、供給回収搬送路53a内の現像剤Gと攪拌されることなく、すぐに現像スリーブ51に供給されることを、より効果的に抑制できる。
また、図1に示すように仕切板520は、上端部から下端部に掛けて現像スリーブ51の回転軸に対する水平方向の位置が離れるように、傾斜している。このような構成により、変極点512で現像スリーブ51から離間した現像剤Gを全て仕切板520によってスクリュ軸53bを挟んで現像スリーブ51から遠い側へ落下させることができる。これにより、変極点512で離間した現像剤Gがすぐに現像スリーブ51に供給されることを、さらに効果的に抑制することができる。
図1に示すように、仕切板520の下端部は、供給回収スクリュ53の上端部よりも上方に位置し、供給回収搬送路53a内の現像剤Gに接触しない構成である。このような仕切板520の下端部にマイラー等の可撓性のシート部材を設け、その下端部が供給回収搬送路53a内の現像剤Gに接触する構成としてもよい。このようなシート部材を設けることで、現像スリーブ51から離間した現像剤Gを羽部下降空間で下降する供給回収搬送路53a内の現像剤G内に確実に供給することができる。これにより、変極点512で離間した現像剤Gがすぐに現像スリーブ51に供給されることを、さらに効果的に抑制することが可能となる。
図6は、使用開始前の現像装置5の断面説明図であり、図7は、使用前の現像装置5の斜視説明図である。なお、図4に示す作像ユニット6も使用前の状態である。
現像装置5のケーシングは、現像ローラ収容部62の内壁を含む現像上ケース60aと、供給回収搬送路53aと循環搬送路54aとから構成される現像剤収容部の内壁を含む現像下ケース60bとで、主に構成されている。現像下ケース60bには、軸受(不図示)を介して現像スリーブ51が取り付けられ、ドクタブレード52、磁性板58等も取り付けられている。これらの部材が取り付けられた現像下ケース60bの上側に、現像上ケース60aが取り付けられる。
また、現像下ケース60bには、現像上ケース60aにより形成される現像ローラ収容部62と、現像下ケース60bにより形成される供給回収搬送路53aとをつなぐ連通口59を封止する連通口封止部材80が取り付けられる。連通口封止部材80は、作像ユニット6を単体で運ぶときに、現像ローラ収容部62の開口部から現像剤が洩れて、飛散することを防止することができる。また、現像剤収容部が外気と遮断されるため、現像剤Gが空気に触れることによる現像剤Gの劣化を防止することができる。使用開始時には、連通口封止部材80による封止を解除して、上述の画像形成動作を行う。
図8は、連通口封止手段である連通口封止部材80の分解斜視図である。連通口封止部材80は、連通口59としての開口を形成する枠体81と、枠体81に開口を覆うように熱圧着(ヒートシール)することにより直接接着されたシール部材82とを備えている。シール部材82は、連通口59となる開口を覆うように図6中の手前側端部から奥側端部までの枠体81に接着されて連通口59を封止し、且つ、奥側端部で折り返されて先端部を手前側端部に戻している。シール部材82を引き抜くために、その先端部が引きしろ部分として図4及び図7に示すように、枠体81の端部から外側に出ている。
シール部材82の引きしろ部分を開口面と平行に図8中右手前方向に引き抜くことで、枠体81に熱圧着したシール部材82が剥がされ、枠体81に形成した開口が現れ、供給回収搬送路53aと現像ローラ収容部62との連通口59を形成する。これにより、供給回収搬送路53aから連通口59を通して現像ローラ収容部62に現像剤を供給できるようになる。
また、枠体81はシール部材82を引き抜く方向に対して横方向に位置する枠体端部を折り曲げて形成された曲げ部83を有している。このような曲げ部83を設けることで、シール部材82を開口面に平行な方向に引き抜いて枠体81から剥がす力に対する強度のアップを図ることができる。
枠体81の材質としては、ポリプロピレン(PP)で曲げに強い樹脂材を使用している。このように、材質をポリプロピレン(PP)にしたのは、PET樹脂に比べ成形性が良好であり、板厚の厚いものでも亀裂、毛羽立ち等を発生させることなく安定して形成することができるためである。亀裂を生じた場合は、例えば亀裂部のゴミ(かす)等の異物が現像剤内に混入し、白スジなどの異常画像が発生する虞がある。また、板厚に関しては、0.8[mm]以下のものを使用している。枠体81に曲げ部83を設けることで、平板に比べこのような板厚でも十分強度を持たせることができる。また、ポリプロピレン(PP)を用いているので、PET樹脂に比べコスト的に安価である。
シール部材82としては、イージーピールフィルム(サンエー化研製)を用いた。このイージーピールフィルムからなるシール部材82をポリプロピレンの枠体81に両面テープを使わずに熱圧着により直接接着する。このため、シール部材82の引き剥がし時に両面テープが現像スリーブ51に当接したり現像ローラ収容部62に混入したりして異常画像を発生させてしまうおそれがない。また、両面テープを貼り付けてからさらにシール部材82を貼り付ける二工程の製造工程に比べ、シール部材を熱圧着により直接接着する一工程の製造工程であり、製造が容易である。
しかし、上記構成では、現像装置5奥側のシール部材82の折り返し部82aで浮き上がりが生じる。この浮き上がりがシール部材82を引き抜く際に枠体81の上方に配置された部材のエッジ部等に引っかかり、シール部材82に裂け目が入ったり、途中で切れてしまったりすることがあり、シール部材82を良好に剥がすことができないという問題が発生した。
具体的には、枠体81の上方には、ドクタブレード52の上流側に隣接した磁性板58の、現像スリーブ51表面との対向するよう略水平に折り曲げられた対向面58aが配置されている。
図9は、現像装置奥側における現像下ケース60bに取り付けられた枠体81と磁性板58との位置関係を示す斜視図である。現像スリーブ51の長手方向の画像形成領域では、磁性板58の先端部を略水平に折り曲げた、現像スリーブ51のブラスト処理されたブラスト面51aと対向する磁性板58の対向面58aが形成されている。一方、画像形成領域外となる奥側端部では、磁性板58の先端部を折り曲げずに、ドクタブレード52の上流側側面に沿わせて、先端部を現像スリーブ51のブラスト処理されていない非ブラスト領域51bに対向させている。これにより、現像スリーブ51の画像形成領域外となる奥側端部において磁気シールを形成し、現像スリーブ51端部からの現像剤Gの漏れを防止している。
枠体81により形成される連通口59の長手方向端部は、磁性板58の対向面58aの端部58bよりも奥側に配置される。この連通口59を覆うようにシール部材82を枠体81に接着して折り返すと、シール部材82の折り返し部82a(図8参照)は、長手方向に関して対向面58aの端部58bよりも奥側に配置される。枠体81と磁性板58の対向面58aとの間は、おおよそ1〜2[mm]ほどの狭い隙間を有しており、折り返されたシール部材82はこの狭い隙間に配置される。
この構成では、シール部材82を引き抜く際、シール部材82の折り返し部82aが、上方に磁性板58の対向面58aの端部58bが配置された位置を通過する。この時、磁性板58の対向面58aと枠体81との間隙が狭いため、折り返し部82aの浮き上がりが、上方に配置された磁性板58の対向面58aの端部58bに引っかかる場合がある。シール部材82が端部58bに引っかかると、シール部材82に、裂け目が入ったり、途中で切れてしまったりすることがあり、連通口59から良好にシール部材を剥がすことができない。また、シール部材82が引っかかる対象としては磁性板58に限るものではない。
また、シール部材82がちぎれてしまうと、複写機500本体から作像ユニット6を取り外し、作像ユニット6から現像装置5を取り外し、さらに、現像装置5から現像スリーブ51を取り外して、リカバリーの処理する必要がある。このため、作業が煩雑であり、ユーザーではリカバリーできない。
本実施形態の現像装置5では、シール部材82の折り返し部82aが上方に配置される磁性板58の対向面58aの端部58bに引っかからないようにするため、折り返し部82aの浮き上がりを上から押さえる押さえ部材70を設けている。さらに、仕切板520の下端部も折り返し部82aの浮き上がりを上から押さえる機能を備えている。
押さえ部材70の材質は、例えば東レ ルミラー等の樹脂製の薄板が適しており、薄板の厚みは0.1〜0.2[mm]が適している。薄すぎるとシール部材82の折り曲げ部82aを押さえる力が弱くなり、厚すぎると押さえる力が強すぎて不適である。
押さえ部材70及び仕切板520の下端部によって、シール部材82の折り返し部82aの浮き上がりを枠体81側に押さえることで、シール部材82は上方に配置された磁性板58の対向面58aの端部58bに引っかかることが防止される。
このような押さえ部材70は、磁性板58の対向面58aの端部58b周辺で、枠体81に接着したシール部材82と磁性板58との間の、狭い隙間に入れ込む必要がある。本実施形態では、押さえ部材70を貼付した現像上ケース60aを、磁性板58、シール部材82、磁性板58等が取り付けられた現像下ケース60bに取り付けることで、押さえ部材70をシール部材82と磁性板58との間の狭い隙間にセットする。
一方、仕切板520の下端部でシール部材82を押さえる構成では、狭い隙間に部材を入れ込まなくても、シール部材82が磁性板58等に引っかかることを防止できる。
このように押さえ部材70や仕切板520の下端部でシール部材82の上面を押さえることで、シール部材82を引き抜く際に、シール部材82の折り返し部82aの浮き上がりをおさえることができる。これにより、シール部材82が枠体81の上方に配置された磁性板58の対向面58aの端部58b等に引っかからないようになる。このため、シール部材82を引き抜く際、シール部材82に裂け目が入ったり、途中で切れてしまったりすることが抑制され、シール部材82を、枠体から良好に剥がすことができる。
以上、本実施形態においては、シール部材82を引き抜く際、折り返し部82aの浮き上がりが枠体81の上方に配置される磁性板58の対向面58aの端部58bに引っかからないようにする例を用いて、本発明を説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記実施形態の中で示唆した以外にも、上記実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。例えば、シール部材の折り返し部の浮き上がりが、枠体の上方に配置される部材に引っかかるものであれば、適用可能であり、同様の効果が得られる。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、仕切板520の下端部に可撓性のシート部材を設ける構成では、シール部材82を引き抜く前はシール部材82の上方に位置させるように可撓性のシート部材を取り付ける。そして、シール部材82を引き抜くことで、可撓性のシート部材の下端部が供給回収搬送路53a内の現像剤Gに接触する構成とする。
上記実施形態の現像装置5は、現像領域でトナーを消費した現像済み現像剤を現像ローラ50等の現像剤担持体から離間させ、再び現像剤供給搬送路である供給回収搬送路53aへ戻す供給回収一体方式である。現像済み現像剤を現像剤担持体から回収する他の方式として、現像剤担持体から離間させた現像済み現像剤を現像剤供給搬送路以外の現像剤搬送路で回収する供給回収分離方式の現像装置が知られている。
供給回収分離方式の現像装置では、現像済み現像剤全体分の現像剤量が現像剤供給搬送路における搬送方向下流側ほど減少するため、その減少量は多くなる。このような現像剤供給搬送路における搬送方向下流側ほど現像剤が減少する影響を抑制する構成として、現像剤供給搬送路内を搬送する現像剤の搬送量の全体を増加させたり、現像剤供給搬送路内で現像剤を搬送する搬送速度を大きくしたりする構成が知られている。現像剤供給搬送路内を搬送する現像剤の搬送量の全体を増加させると現像装置全体の大型化に繋がり、搬送速度を大きくすると駆動源や搬送部材の高コスト化に繋がる。
一方、供給回収一体方式の現像装置では、現像に消費したトナー分の現像剤量は、現像剤供給搬送路における搬送方向下流側ほど減少するものの、その減少量は少ない。このため、現像剤の搬送量の全体を増加させたり、搬送速度を大きくしたりすることが不要であり、現像装置の小型化や駆動源や搬送部材の低コスト化が可能である。
しかし、現像済み現像剤が現像剤供給搬送路に戻った後、十分に攪拌されないまま再び現像剤担持体に供給される問題が生じることがある。以下、この問題を「再汲み上げ」と呼ぶ。再汲み上げが生じると、局所的にトナー濃度が薄い現像剤によって現像が行われることになり、ムラ画像が発生する場合がある。
本実施形態の現像装置5では仕切板520を備え、供給回収搬送路53a内における現像ローラ50から離れた位置となる羽部下降空間に現像済みを落下させるため、再汲み上げを防止することが出来る。
しかし、仕切板520の位置を適切に配置しないと現像ローラ50から離れた現像剤が仕切板520に接触する前に再び現像ローラ50に付着してしまい、再汲み上げ防止機能が十分得られない場合がある。このため、より確実に再汲み上げを防止できるように、仕切板520の位置を適切に配置することが求められる。
図10は、仕切板520を備えていない従来の供給回収一体方式の現像装置5の概略断面図である。図10に示す現像装置5では、現像スリーブ51、供給回収スクリュ53及び循環スクリュ54ともに図中の反時計回り方向に回転している。なお、循環スクリュ54については、時計回り方向に回転する構成としても良い。
現像領域を通過した現像剤Gは供給回収スクリュ53に向かって現像スリーブ51から離間する。離間した現像剤Gが落下する位置により供給回収スクリュ53によって他の現像剤Gと十分に攪拌されるか、攪拌不十分なまま現像スリーブ51に再度汲み上げられるかが決まる。図10では、現像スリーブ51から離間した現像剤Gの経路を破線の矢印で示している。
図10の構成では現像スリーブ51から離間した現像剤Gの一部が攪拌不十分なまま再汲み上げされてしまう。特に出力している画像が高画像面積画像の場合は、現像領域を通過した後のトナー濃度は低くなっており、供給回収搬送路53a内にある現像剤Gと現像領域通過後の現像剤Gとではトナー濃度に差が生じる。そのため高画像面積画像出力時には、トナー濃度が下がった現像剤Gが再汲み上げされることで局所的に画像濃度が薄くなる異常画像が発生する場合がある。
なお、供給回収搬送路53a及び循環搬送路54a内の現像剤Gに関しては、供給回収搬送路53a内の現像剤Gは供給回収スクリュ53によって図10中の奥側に向けて搬送される。一方、循環搬送路54a内の現像剤Gは循環スクリュ54によって図10中の手前側に向けて搬送される。
図11は、上述した実施形態と同様に、仕切板520を備える現像装置5の断面図であり、現像スリーブ51から離間した現像剤Gの経路を破線の矢印で示した説明図である。図11に示すように、本実施形態の現像装置5は、現像スリーブ51から離間した現像剤Gを、供給回収搬送路53a内における現像スリーブ51から遠い位置に案内する仕切板520を設けた構成である。
図11中の破線の矢印で示すように、現像領域を通過し、現像スリーブ51から離間した現像剤Gは仕切板520に沿って搬送され、供給回収搬送路53a内における現像スリーブ51から遠い位置に落下する。供給回収搬送路53a内に落下した現像剤Gは供給回収スクリュ53の回転によって供給回収搬送路53a内の他の現像剤Gと攪拌されてから現像スリーブ51に汲み上がる。したがって現像領域を通過した現像剤Gは、供給回収搬送路53a内の他の現像剤Gと十分に攪拌されてから現像スリーブ51に供給されるためトナー濃度ムラによる異常画像の発生を抑制できる。
また、仕切板520から落下した現像剤Gは、少なくともスクリュ軸53bよりも現像スリーブ51から遠い側に落下することが求められる。スクリュ軸53bよりも現像スリーブ51に近い側に落下すると、供給回収スクリュ53によって攪拌される前に再汲み上げになってしまう可能性があるためである。
図12は、仕切板520の配置は適切でない場合の現像装置5の断面図である。図12においても現像スリーブ51から離間した現像剤Gの経路を破線の矢印で示している。
図12に示すように、仕切板520の位置が適切でない場合、現像スリーブ51から離間した現像剤Gが仕切板520に当たる前に再度、現像スリーブ51に付着してしまう場合がある。この場合は現像領域通過後の現像剤Gが供給回収スクリュ53によって攪拌されないためにトナー濃度が低くなった現像剤Gが現像領域に供給されることになり、画像濃度ムラへと繋がってしまう。
仕切板520の現像スリーブ51側の先端(以下、「仕切板先端部520a」と呼ぶ)の位置規定について説明する。図13は、仕切板先端部520aの位置規定の説明図であり、現像ローラ50、ドクタブレード52及び供給回収スクリュ52を示した断面図に、反発磁気力が影響する領域を記載した図面である。
図13中の破線で示す「55a」、「55b」及び「55c」は、離間位置周辺の現像スリーブ51の表面上のキャリアに作用する「r方向」(現像ローラ50の径方向)の磁気力の絶対値を示している。そして、楕円で示す領域α内の「55c」で示す部分が現像スリーブ51の表面から離れる方向に働く磁気力、つまり反発磁気力を表している。
現像剤Gは、反発磁気力によって現像スリーブ51から離れる力を受けて離間する。仕切板520は、現像スリーブ51から現像剤Gが離間した位置に仕切板先端部520aが位置するように配置する必要がある。現像剤Gが離れる位置は図13中の一点鎖線で示す反発磁気力ピークとなる位置よりも現像スリーブ51の表面移動方向下流側に設定する。反発磁気力が作用している部分では、現像剤Gは現像スリーブ51から離れる力を受けているため、領域αで示す反発磁気力が作用している範囲では、一度、現像スリーブ51から離れた現像剤Gはさらに離れる方向に力を受ける。
磁気力は反発から吸引(現像スリーブ51に引き寄せられる方向)に変わると現像剤Gが現像スリーブ51に引き寄せられる方向に作用する。仕切板先端部520aの位置は反発磁気力ピークとなる位置よりも現像スリーブ51の表面移動方向下流側となる位置であることが望ましく、かつ、反発磁気力が働いている領域よりも下流側の方が良い。これは、磁気力が反発から吸引に変わってもすぐに現像剤Gを現像スリーブ51に付着させるような大きな力にはならないためである。しかし、仕切板先端部520aの位置が吸引磁気力に変わってから下流側になりすぎると、目的の機能が果たせなくなる。
図13では、現像スリーブ51の回転中心と反発磁気力ピークとなる位置とを結ぶ仮想直線を一点鎖線βで示し、現像スリーブ51の回転中心と仕切板先端部520aとを結ぶ仮想直線を一点鎖線γで示している。そして、図13に示す実施例では、反発磁気力ピークとなる位置に対する仕切板先端部520aの角度θを、現像スリーブ51の表面移動方向下流側に20[°]程度となる位置に設定している。この角度θが、40[°]以上となるように、反発磁気力ピークとなる位置に対する仕切板先端部520aの位置が離れると、現像スリーブ51から離間した現像剤Gが仕切板520に接触する前に、現像スリーブ51に再付着していしまう場合がある。この場合、仕切板520が狙いの機能を果たすことが出来なくなる。
なお、磁気力計算方法は、例えば、特開2012−145937号公報等に開示されているため、詳細説明は省略する。
次に、仕切板520の傾斜面521の傾斜角度について説明する。
現像スリーブ51を離間した現像剤Gは、仕切板520の傾斜面521上を滑って供給回収搬送路53a内に落下する。現像剤Gが傾斜面521上を滑るためには、傾斜面521の傾斜に制限があり、少なくとも現像剤Gの安息角以上になる必要がある。傾斜角度が現像剤Gの安息角未満であると、傾斜面521に着地した現像剤Gが、傾斜面521の傾斜面521上で堆積するおそれがある。これに対して、傾斜面521の傾斜角度を現像剤Gの安息角以上に設定することにより、傾斜面521上で現像剤Gが堆積することを抑制でき、現像スリーブ51から離間した現像剤Gをより確実に供給回収搬送路53aに案内することが出来る。
現像剤Gの安息角は30〜50[°]である。安息角はトナーの流動性やトナー濃度で変わるが、50[°]よりも大きくなることはほとんどない。よって、傾斜面521の水平方向に対する角度が50[°]以上となるように仕切板520を配置することが望ましい。しかし、傾斜面521の水平方向に対する角度が急すぎると、現像スリーブ51から遠い位置に現像剤Gを運ぶ本来の機能が果たせなくなる。
図13に示す実施例では、安息角に対する余裕度と現像剤Gを現像スリーブ51から遠い位置に落下させる機能を両立させるために、傾斜面521の水平方向に対する傾斜が55[°]となるように、仕切板520を配置している。
なお、安息角の測定方法は、例えば、特開2012−145937号公報等に開示されているため、詳細説明は省略する。
仕切板520の配置としては、仕切板先端部520aの位置は反発磁気力が作用する範囲との位置関係で決まり、傾斜面521の水平方向に対する傾斜は現像剤Gの安息角に対して決まる。この関係は、本実施形態の現像装置5と同様の構成に限らず、他の現像装置でも適用できる設定である。
供給回収一体方式の現像装置5は、供給回収搬送路53aから現像スリーブ51に現像剤Gを汲み上げ、現像領域を通過するときにトナーが現像される。そのため現像領域を通過した後の現像剤Gはトナー濃度(現像剤重量に対するトナー重量の割合)が減っている。トナー濃度が減少して供給回収搬送路53aに戻された現像剤Gが供給回収搬送路53a内の他の現像剤Gと十分に攪拌されないまま再度、現像スリーブ51に汲み上がってしまうと、トナー濃度が下がった現像剤Gが現像領域に搬送されてしまう。このような場合、感光体1の潜像に現像されるトナーの量はトナー濃度が低いと少なくなるため、感光体1上のトナーの量が少なくなり、画像濃度が薄い部分が発生してしまう。
これに対して、本実施形態の現像装置5では、現像領域通過後の現像剤Gをガイド部材として現像剤Gを案内する仕切板520を用いて、供給回収搬送路53a内における現像スリーブ51から離れた部分に現像剤Gを搬送している。これにより、攪拌不十分のまま現像スリーブ51に再度汲み上がることを抑制できる。
また、再度汲み上がることを防止するために、現像スリーブ51から現像剤Gが離間した後に仕切板520の傾斜面521に着地するように仕切板520を配置することが必要である。通常、現像スリーブ51から現像剤Gを話す場合は、反発磁気力(現像スリーブ51から離れる方向に働く力)と重力、遠心力を用いる。この中で特に反発磁気力は現像剤Gを離すときに重要な要素である。本実施形態の現像装置5では、反発磁気力が働いて現像剤Gが現像スリーブ51から離間した後に接触するように仕切板520を配置している。これにより、現像剤Gが現像スリーブ51から離間した後に、仕切板520により現像剤Gを現像スリーブ51から遠くに運ぶ、という目的を達成することが出来る。
本実施形態の現像装置5では、供給回収一体方式であるため、現像装置の小型化や駆動源や搬送部材の低コスト化を実現しつつ、再汲み上げによる異常画像の発生を防ぐことが出来る。これまで現像ローラのみで改善していた異常画像対策を仕切板520も用いることで、現像ローラの公差を広く、そして安くすることが出来る。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
現像領域で下方から上方に表面移動するように回転する現像スリーブ51等の現像剤担持体と、現像剤担持体の下方で現像剤担持体の回転軸方向に延びる供給回収搬送路53a等の現像剤供給搬送路内に配置され、現像剤供給搬送路内のトナー及びキャリアを含んだ現像剤G等の二成分現像剤を現像剤担持体の軸方向に沿って搬送しつつ、現像剤供給搬送路内の二成分現像剤を現像剤担持体の表面に供給する供給回収スクリュ53等の現像剤供給搬送部材とを備え、現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤を現像領域へ搬送し、現像領域にて二成分現像剤中のトナーを潜像担持体表面上の潜像に付着させて潜像を現像するとともに、現像領域を通過した二成分現像剤を現像剤担持体から離間させ、現像剤供給搬送路に回収する現像装置5等の現像装置において、現像剤担持体の表面上における現像剤供給搬送路内から二成分現像剤が供給される汲み上げ部511等の供給位置と、現像領域を通過した二成分現像剤が現像剤担持体から離間する変極点512等の離間位置との間の表面に対して、現像剤担持体の回転軸方向の全域に渡って上端部が対向し、現像装置内における供給位置が対向する空間と離間位置が対向する空間とを仕切り、下端部が現像剤供給搬送路の上方に位置する仕切板520等の仕切板を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、離間位置で離間した現像剤は、仕切板を挟んで離間位置が対向する側の空間を通って、現像剤供給搬送路に回収される。一方、現像剤供給搬送路から現像剤担持体の表面に供給される現像剤は、仕切板を挟んで供給位置が対向する側の空間を通って、現像剤担持体の表面に供給される。離間位置で離間した現像剤の経路と、供給位置に供給される現像剤の経路とを、仕切板によって仕切ることが出来るため、離間位置で離間した現像剤が供給位置に供給される現像剤に混ざることを効果的に抑制することが出来る。よって、本態様では、離間位置で離間した現像剤を現像剤供給搬送路に回収する供給回収一体方式で、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを効果的に抑制することができる。
(態様B)
態様Aにおいて、現像スリーブ51等の現像剤担持体の内側に配置され、離間位置で現像剤G等の二成分現像剤が現像剤担持体から離間するように反発磁気力を発生させるマグネットローラ55等の磁界発生手段を備え、現像剤担持体の表面上に仕切板520等の仕切板が最も近接する仕切板先端部520a等の仕切板最近接位置は、現像剤担持体の表面上における反発磁気力ピークとなる位置等の反発磁気力が最大となる位置に対して、現像剤担持体の表面移動方向下流側に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、反発磁気力が最大となる位置までに現像スリーブから離間した現像剤を仕切板に着地させることができ、より確実に再汲み上げを防止できる。
(態様C)
態様Bにおいて、仕切板先端部520a等の仕切板最近接位置は、現像スリーブ51等の現像剤担持体の表面上における反発磁気力が影響する領域に対して、現像剤担持体の表面移動方向下流側に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、再汲み上げを防止できる。これは以下の理由による。すなわち、磁気力は反発から吸引(現像剤担持体に引き寄せられる方向)に変わると現像剤G等の現像剤が現像剤担持体に引き寄せられる方向に作用する。しかし、磁気力が反発から吸引に変わってもすぐに現像剤を現像剤担持体に付着させるような大きな力にはならないためである。
(態様D)
態様A乃至Cにおいて、供給回収スクリュ53等の現像剤供給搬送部材は、現像スリーブ51等の現像剤担持体の回転軸方向に延在するスクリュ軸53b等の搬送回転軸を中心にスクリュ羽部53c等の搬送羽部が回転することによって供給回収搬送路53a等の現像剤供給搬送路内の現像剤G等の二成分現像剤を搬送し、現像剤供給搬送路内で現像剤供給搬送部材の搬送回転軸を境に水平方向に二つに分けられる空間を、現像剤供給搬送部材の回転に伴い搬送羽部が下方から上方に移動する羽部上昇空間、及び、搬送羽部が上方から下方に移動する羽部下降空間としたときに、現像剤供給搬送路内の現像剤は該羽部上昇空間から現像剤担持体表面に供給され、仕切板520等の仕切板の下端部は、搬送回転軸の上方、または、羽部下降空間の上方に位置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、離間位置で現像剤担持体から離間した現像剤は、羽部下降空間内に受け渡され、羽部下降空間内での搬送羽部の動きに伴い、現像剤供給搬送路内の現像剤内に取り込まれ、攪拌される。これにより、現像剤担持体から離間した現像剤が、現像剤供給搬送路内の現像剤と攪拌されることなく、すぐに現像剤担持体に供給されることを、より効果的に抑制できる。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、仕切板520等の仕切板は、上端部から下端部に掛けて現像スリーブ51等の現像剤担持体の回転軸に対する水平方向の位置が離れるように、傾斜している。
これによれば、上記実施形態について説明したように、離間位置で現像剤担持体から離間した現像剤を全て仕切板によって搬送回転軸を挟んで現像剤担持体から遠い側へ落下させることができる。これにより、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを、さらに効果的に抑制することができる。
(態様F)
態様Eにおいて、仕切板520等の仕切板の傾斜面521の傾斜角度等の傾斜角は、現像剤G等の二成分現像剤の安息角よりも大きい。
これによれば、上記実施形態について説明したように、仕切板上で二成分現像剤が堆積することを抑制でき、現像スリーブ51等の現像剤担持体から離間した二成分現像剤をより確実に供給回収搬送路53a等の現像剤供給搬送路内に案内することが出来る。
(態様G)
態様A乃至Fの何れかの態様において、現像スリーブ51等の現像剤担持体を収容する現像ローラ収容部62等の現像剤担持体収容部と、現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、供給回収スクリュ53等の現像剤供給搬送路を含む現像剤収容部と、現像剤担持体収容部と現像剤収容部とを連通させる連通口59等の連通口を形成する枠体81等の枠体と、連通口を覆うように回転軸方向の一端部から他端部までを枠体に接着され、且つ、他端側で折り返されて一端側まで延在するシール部材82等のシール部材とを備え、シール部材を一端側から連通口面と平行な方向に引き抜いて枠体から剥がすことにより、連通口の封止を解除する構成で、仕切板520等の仕切板の下端部がシール部材の折り返された部分の浮き上がりを押さえる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤担持体収容部と現像剤収容部との連通口を封止するシール部材を良好に引き抜いて剥がすことができる。
(態様H)
態様A乃至Gの何れかの態様において、供給回収搬送路53a等の現像剤供給搬送路内から現像スリーブ51等の現像剤担持体の表面に供給され、現像剤担持体の表面に担持されて現像領域に向かう現像剤の量を規制するドクタブレード52等の現像剤規制部材と、現像剤担持体の表面移動方向に関して現像剤規制部材の上流側で、現像剤担持体に対向する対向面58a等の対向面を有する磁性板58等の磁性板とを有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、これによれば、上記実施形態について説明したように、磁性板の対向面の作用により、現像剤規制部材が現像剤を規制する規制部における現像剤の攪拌効果が得られる。
さらに、態様Dの構成を備えることで、磁性板にシール部材が引っかかることに起因するシール部材の損傷を防止し、磁性板を備える態様であっても、シール部材を良好に引き抜いて剥がすことができる。
(態様I)
潜像を担持する感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える複写機500等の画像形成装置における少なくとも潜像担持体と現像手段とを一つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にした作像ユニット6等のプロセスカートリッジにおいて、現像手段として、態様A乃至Hの何れかの態様の現像装置5等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることを効果的に抑制できる現像装置を備えた画像形成装置での現像装置の交換が容易となり、画像形成装置のメンテナンス性が向上する。
(態様J)
少なくとも感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体表面を帯電させるための帯電装置40等の帯電手段と、潜像担持体上に静電潜像を形成するための露光装置12等の潜像形成手段と、静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する複写機500等の画像形成装置において、現像手段として、態様A乃至Hの何れかの態様の現像装置5等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、離間位置で離間した現像剤がすぐに現像剤担持体に供給されることに起因する画像濃度の低下を抑制し、安定した画像形成を行うことができる。
1 感光体
1Y イエロー用感光体
1C シアン用感光体
1K ブラック用感光体
1M マゼンタ用感光体
2 感光体クリーニング装置
2a クリーニングブレード
3 原稿搬送部
4 原稿読込部
4a 帯電ローラ
5 現像装置
6 作像ユニット
7 給紙部
8 中間転写ベルト
9 一次転写バイアスローラ
10 中間転写ユニット
11 トナー容器
12 露光装置
19 二次転写バイアスローラ
20 定着装置
25 排紙ローラ対
26 給紙カセット
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
30 排紙トレイ
40 帯電装置
50 現像ローラ
51 現像スリーブ
51a ブラスト面
51b 非ブラスト領域
52 ドクタブレード
53 供給回収スクリュ
53a 供給回収搬送路
53b スクリュ軸
53c スクリュ羽部
54 循環スクリュ
54a 循環搬送路
55 マグネットローラ
56 濃度検知センサ
58 磁性板
57 仕切壁
58a 対向面
58b 端部
59 連通口
60 ケーシング
60a 現像上ケース
60b 現像下ケース
61 開口部
62 現像ローラ収容部
64 トナー補給口
70 押さえ部材
80 連通口封止部材
81 枠体
82 シール部材
82a 折り返し部
83 曲げ部
100 プリンタ部
500 複写機
511 汲み上げ部
512 変極点
520 仕切板
520a 仕切板先端部
521 傾斜面
G 現像剤
L レーザ光
P 転写紙
P1 第一磁極
P2 第二磁極
P3 第三磁極
P4 第四磁極
P5 第五磁極
特開2005−189249号公報 特開2006−189734号公報 特開2009−251036号公報 特開2010−276974号公報

Claims (10)

  1. 現像領域で下方から上方に表面移動するように回転する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の下方で該現像剤担持体の回転軸方向に延びる現像剤供給搬送路内に配置され、該現像剤供給搬送路内のトナー及びキャリアを含んだ二成分現像剤を該現像剤担持体の軸方向に沿って搬送しつつ、該現像剤供給搬送路内の二成分現像剤を該現像剤担持体の表面に供給する現像剤供給搬送部材とを備え、
    該現像剤担持体の表面に担持された二成分現像剤を現像領域へ搬送し、現像領域にて二成分現像剤中のトナーを潜像担持体表面上の潜像に付着させて該潜像を現像するとともに、現像領域を通過した二成分現像剤を該現像剤担持体から離間させ、該現像剤供給搬送路に回収する現像装置において、
    上記現像剤担持体の表面上における上記現像剤供給搬送路内から二成分現像剤が供給される供給位置と、現像領域を通過した二成分現像剤が該現像剤担持体から離間する離間位置との間の表面に対して、該現像剤担持体の回転軸方向の全域に渡って上端部が対向し、該現像装置内における該供給位置が対向する空間と該離間位置が対向する空間とを仕切り、下端部が上記現像剤供給搬送路の上方に位置する仕切板を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、
    上記現像剤担持体の内側に配置され、上記離間位置で二成分現像剤が該現像剤担持体から離間するように反発磁気力を発生させる磁界発生手段を備え、
    該現像剤担持体の表面上に上記仕切板が最も近接する仕切板最近接位置は、該現像剤担持体の表面上における該反発磁気力が最大となる位置に対して、該現像剤担持体の表面移動方向下流側に位置することを特徴とすることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2の現像装置において、
    上記仕切板最近接位置は、該現像剤担持体の表面上における上記反発磁気力が影響する領域に対して、該現像剤担持体の表面移動方向下流側に位置することを特徴とすることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置において、
    上記現像剤供給搬送部材は、上記現像剤担持体の回転軸方向に延在する搬送回転軸を中心に搬送羽部が回転することによって上記現像剤供給搬送路内の二成分現像剤を搬送し、
    該現像剤供給搬送路内で該現像剤供給搬送部材の該搬送回転軸を境に水平方向に二つに分けられる空間を、該現像剤供給搬送部材の回転に伴い該搬送羽部が下方から上方に移動する羽部上昇空間、及び、該搬送羽部が上方から下方に移動する羽部下降空間としたときに、
    該現像剤供給搬送路内の現像剤は該羽部上昇空間から上記現像剤担持体表面に供給され、
    上記仕切板の下端部は、該搬送回転軸の上方、または、該羽部下降空間の上方に位置することを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかの現像装置において、
    上記仕切板は、上端部から下端部に掛けて該現像剤担持体の回転軸に対する水平方向の位置が離れるように、傾斜していることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項5の現像装置において、
    上記仕切板の傾斜角は、二成分現像剤の安息角よりも大きいことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置において、
    上記現像剤担持体を収容する現像剤担持体収容部と、
    該現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、上記現像剤供給搬送路を含む現像剤収容部と、
    該現像剤担持体収容部と該現像剤収容部とを連通させる連通口を形成する枠体と、
    該連通口を覆うように上記回転軸方向の一端部から他端部までを該枠体に接着され、且つ、該他端側で折り返されて該一端側まで延在するシール部材とを備え、
    該シール部材を該一端側から該連通口面と平行な方向に引き抜いて該枠体から剥がすことにより、該連通口の封止を解除する構成で、
    上記仕切板の下端部が該シール部材の折り返された部分の浮き上がりを押さえることを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の現像装置において、
    上記現像剤供給搬送路内から上記現像剤担持体の表面に供給され、該現像剤担持体の表面に担持されて該現像領域に向かう現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    該現像剤担持体の表面移動方向に関して該現像剤規制部材の上流側で、該現像剤担持体に対向する対向面を有する磁性板とを有することを特徴とする現像装置。
  9. 潜像を担持する潜像担持体と、
    該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを一つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
    上記現像手段として、請求項1乃至8の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 少なくとも潜像担持体と、
    該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、
    該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
    該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成装置において、
    該現像手段として、請求項1乃至8の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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