JP2015006769A - 孔版印刷装置 - Google Patents

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寛央 小松崎
Hirohisa Komatsuzaki
寛央 小松崎
正紀 高橋
Masanori Takahashi
正紀 高橋
香川 英之
Hideyuki Kagawa
英之 香川
康一郎 及川
Koichiro Oikawa
康一郎 及川
隆行 西
Takayuki Nishi
隆行 西
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Abstract

【課題】版の無駄をなくし、印刷時間を短縮することが可能な孔版印刷装置を提供する。【解決手段】印刷部2と、版胴10に巻装される孔版原紙の搬送方向に複数の製版画像を並べて製版することが可能な製版部3と、一方の面に印刷がなされた用紙を印刷部2に向けて再給紙する再給紙手段8とを有し、複数の製版画像のうち第1の画像を用紙の表面に印刷し、印刷された用紙を再給紙手段8により印刷部2に再給紙して該用紙の裏面に第2の画像を印刷することにより両面印刷を行う両面印刷モードと、複数の製版画像のそれぞれに対応させて複数枚の用紙を給紙して版胴10の1回転中に複数枚の用紙に印刷を行う倍速印刷モードとを有する孔版印刷装置1において、奇数枚の原稿枚数で両面印刷モードが設定された場合に、最終原稿は孔版原紙に同じ画像を並べて複数個製版して倍速印刷モードによって印刷を行う。【選択図】図1

Description

本発明は孔版印刷装置に関し、詳しくは表面印刷済み用紙を一時的に載置する再給紙トレイを備え、再給紙トレイ上に載置された表面印刷済み用紙を印刷部に向けて再給紙することにより両面印刷を行う孔版印刷装置に関する。
従来、簡便な印刷方法としてデジタル式感熱孔版印刷が知られている。この孔版印刷に用いられる孔版印刷装置は、微細な発熱素子が一列に配置されたサーマルヘッドを孔版原紙に接触させ、パルス的に発熱素子に通電させながら孔版原紙を搬送することで画像情報に応じて孔版原紙を加熱溶融穿孔し、この孔版原紙を多孔性円筒状の版胴の外周面に巻装した後に用紙を介して版胴外周面をプレスローラ等の押圧手段によって押圧することで、孔版原紙穿孔部よりインキを透過させてこれを用紙に転移させることにより印刷画像を得るものである。
この孔版印刷において、近年では用紙の消費量及び書類の保管スペースを低減させるため等の目的から、用紙の両面に印刷を行う両面印刷が頻繁に行われるようになってきている。この両面印刷は、従来の方法では給紙部に積載した用紙を印刷部に通紙し、一方の面に印刷をした後に用紙を裏返して再度印刷部に通紙して他方の面に印刷をすることで両面印刷物を得ていたが、一度排紙された用紙を再度給紙部にセットしたり片面印刷後の用紙を揃えたりする作業が面倒であるという問題点があった。また、印刷部への通紙を2回行うために正味の印刷時間においても片面印刷に比して2倍の時間を要し、時間がかかりすぎるという問題点もあった。
上述の問題点を解決するため、版胴の回転方向に第1製版画像と第2製版画像とが2面並んだ分割製版済み孔版原紙を用い、給紙部より1枚目の用紙を給送してこの表面に何れか一方の製版画像を印刷した後にこの用紙を再給紙トレイ(補助トレイ)に案内し、給紙部より2枚目の用紙を給送してこの表面に何れか一方の製版画像を印刷した後にこの用紙を再給紙トレイに案内すると共に、再給紙トレイより1枚目の用紙を再給紙してこの裏面に何れか他方の製版画像を印刷してこの用紙を排紙トレイに排出し、この動作を連続して行うことにより1工程で両面印刷物を得る孔版印刷装置が、例えば「特許文献1」に開示されている。また「特許文献1」には、版胴1回転中に2枚の印刷物を得る技術が開示されている。
上記公報に開示された技術では、その表面に印刷画像が形成された表面印刷済み用紙を再給紙トレイ上に一時的に貯容し、再給紙トレイ上に貯容された用紙を再給紙手段によって印刷部に再給紙して用紙の両面に印刷を行っている。再給紙トレイの下方には再給紙搬送部材が一体的に配設され、これらは両面に印刷がなされた印刷済み用紙を搬送する排紙搬送部材の下方に配置されている。再給紙搬送部材は、プレスローラを回転自在に支持するプレスローラ支持部材にその一端を揺動可能に支持されると共に他端を装置本体に揺動自在に支持されており、プレスローラの揺動に伴って揺動される。再給紙トレイの上方には、プレスローラの揺動に伴って再給紙トレイ及び再給紙搬送部材が揺動できるだけのスペースが確保されていればよいので、装置の小型化が図られている。
上述の孔版印刷装置では、画像読取時に2枚の原稿を順次読み取ってこれ等の画像を1枚の孔版原紙に製版するため、原稿の枚数が偶数枚の場合は最後まで同様に製版が行われるが、原稿の枚数が奇数枚の場合は最後に最終原稿+ダミー(または無製版)といった形で製版が行われる。これによりダミーの版が無駄になってしまうという問題点があった。
本発明は上述の問題点を解決し、両面印刷と倍速印刷とを組み合わせて、両面印刷であって原稿が奇数枚の場合には最終原稿を並べて製版して倍速印刷することにより版の無駄をなくし、印刷時間を短縮することが可能な孔版印刷装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、版胴を有する印刷部と、前記版胴に巻装される孔版原紙の搬送方向に複数の製版画像を並べて製版することが可能な製版部と、一方の面に印刷がなされた用紙を前記印刷部に向けて再給紙する再給紙手段とを有し、前記複数の製版画像のうち第1の画像を用紙の表面に印刷し、印刷された用紙を前記再給紙手段により前記印刷部に再給紙して該用紙の裏面に第2の画像を印刷することにより両面印刷を行う両面印刷モードと、前記複数の製版画像のそれぞれに対応させて複数枚の用紙を給紙して前記版胴の1回転中に複数枚の用紙に印刷を行う倍速印刷モードとを有する孔版印刷装置において、奇数枚の原稿枚数で両面印刷モードが設定された場合に、最終原稿は孔版原紙に同じ画像を並べて複数個製版して倍速印刷モードによって印刷を行うことを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷であってかつ原稿枚数が奇数枚の場合には両面印刷動作と倍速印刷動作とを組み合わせ、最終原稿の製版において同一の製版画像を複数個並べて製版して倍速印刷を行うので、従来の構成に比して孔版原紙の無駄をなくし印刷時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態を適用可能な孔版印刷装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる制御手段のブロック図である。 本発明の一実施形態における原稿枚数が奇数枚で両面印刷モードが選択された場合に最終原稿以外を両面印刷で印刷して最終原稿を倍速印刷で印刷する場合の製版方法を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における最終原稿の倍速印刷時に原稿サイズと孔版原紙長さとから製版可能な画像数を算出する方法を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における印刷後に印刷済みの用紙がページ順に並ぶように製版順序を変更した場合を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態における動作を説明するフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態を適用した孔版印刷装置を示している。同図において孔版印刷装置1の装置本体中央部には印刷部2が設けられ、印刷部2は版胴10、クランパ10a、支持軸11、インキ供給手段12、プレスローラ16等を有している。版胴10は多孔質の円筒状金属板とその外周に巻装されたメッシュスクリーンとで構成され、外周の一部に孔版原紙の先端部を係止するクランパ10aを有している。版胴10はインキ供給パイプを兼ねた支持軸11に回転自在に支持され図示しない駆動手段で矢印方向に回転駆動される。版胴10の内部には、インキローラ13及びドクターローラ14で構成されるインキ供給手段12が配置されている。支持軸11より供給されたインキはインキローラ13とドクターローラ14との近接部においてインキ溜まり15を形成し、インキ溜まり15のインキがインキローラ13とドクターローラ14との近接部を通過してインキローラ13の周面に層状に供給される。プレスローラ16は、図示しない印圧駆動手段によって版胴10の所定エリアにタイミングを合わせて押圧制御が行われるように構成されている。これにより、版胴10の内周面にインキローラ13が接触することで版胴10の内周面にインキが供給され、版胴10の開孔部より滲出して用紙へと転写される。
印刷部2の右上方に製版部3が配設されている。製版部3は孔版原紙ロール20、プラテンローラ22、サーマルヘッド23、カッタ24、給版ローラ対25等を有している。巻成された孔版原紙ロール20の孔版原紙21がプラテンローラ22によってサーマルヘッド23に押し付けられて加熱穿孔製版され、給版ローラ25によって版胴10の外周面に向かって給版搬送される。製版済みの孔版原紙はクランパ10aにその先端を係止されることで版胴10の外周面に保持された後に版胴10の回転によって巻装され、カッタ24によって1版分の長さで切断される。
製版部3の下方には給紙部4が配設されている。給紙部4は給紙トレイ30、給紙ローラ31、分離ローラ32、分離パッド33、レジストローラ対34等を有している。給紙トレイ30は図示しない本体側板内側に用紙搬送方向に対して直交する上下方向に移動自在に取り付けられており、用紙の幅方向の揃えを行う1対のサイドフェンス35が互いに同期して移動可能に構成されている。給紙トレイ30の上方には、それぞれの表面に高摩擦抵抗部材を有する給紙ローラ31と分離ローラ32とが配置され、図示しない駆動手段により回転駆動される。給紙トレイ30が上昇した際に給紙ローラ31が所定の圧力で用紙を圧接し、分離ローラ32と分離パッド33とで用紙を1枚ずつに分離してレジストローラ対34に搬送する。レジストローラ対34は図示しない駆動手段により所定のタイミングで回転駆動され、版胴10とプレスローラ16との間に向けて用紙を搬送する。
印刷部2の左上方には排版部5が配設されている。排版部5は上排版部40、下排版部41、排版ボックス42、圧縮板43等を有している。上排版部材40及び下排版部材41はそれぞれ駆動ローラ44,47、従動ローラ45,48、無端ベルト46,49を有しており、図示しない駆動手段によって駆動ローラ44及び従動ローラ47が回転することで無端ベルト46,49が移動する。排版ボックス42は印刷装置本体に着脱自在に設けられ、内部に上排版部材40と下排版部材41によって搬送された使用済みの孔版原紙を貯容する。圧縮板43は図示しない昇降手段によって上下動自在に支持されており、上排版部材40と下排版部材41とによって排版ボックス42に搬送された使用済み孔版原紙を排版ボックス42の内部に押し込む。
排版部5の下方には排紙部6が配設されている。排紙部6は、剥離爪50、排紙搬送部材51、排紙トレイ52等を有している。剥離爪50は、版胴10の外周面より印刷済みの用紙を剥離する。剥離爪50は支軸によって装置本体の側板に揺動自在に支持されており、図示しない揺動手段によってその先端が版胴10の外周面に近接する位置と、版胴10の回転によって移動するクランパ10a等と干渉しない位置とに選択的に揺動される。
排紙搬送部材51は駆動ローラ53、従動ローラ54、無端ベルト55、吸引ファン56等を有している。駆動ローラ53及び従動ローラ54は図示しないユニット側板に回転自在に支持されており、駆動ローラ53は図示しない駆動手段によって回転駆動される。駆動ローラ53と従動ローラ54とには複数の開孔を有する無端ベルト55が掛け渡されており、駆動手段により駆動ローラ53を駆動して無端ベルト55下方の吸引ファン56で印刷済みの用紙を無端ベルト55上に吸引しつつ排紙トレイ52へと搬送する。排紙トレイ52は、排紙搬送部材51によって搬送される印刷済みの用紙を積載する排紙台57、印刷済みの用紙を揃えるためのサイドフェンス58及びエンドフェンス59を有している。サイドフェンス58は用紙幅方向に、エンドフェンス59は用紙搬送方向にそれぞれ移動自在に設けられている。
孔版印刷装置1の外装を構成する装置本体上部には、操作パネルと画像読取部7とが配設されている。画像読取部7は、原稿を載置するコンタクトガラス60、コンタクトガラス60に接離自在に設けられた圧板61、複数枚の原稿を自動的に順次送るための自動原稿搬送装置(ADF)62を有している。また画像読取部7は、原稿画像を走査して読み取る反射ミラー63,64,65,66及び蛍光灯67、走査された画像を集束するレンズ68、集束された画像を処理するCCD等の画像センサ69を有している。さらに画像読取部7は、原稿のサイズを検出する複数の原稿サイズ検出手段70、読み取られた画像データを記憶する情報蓄積手段としての画像メモリ71、読み取られる原稿の枚数を検出する原稿枚数検出手段72等を有している。
印刷部2の下方には再給紙手段である再給紙部8が配設されている。再給紙部8は、表面印刷済みの用紙をプレスローラ16の周面に沿わせて搬送する再給紙案内部材81、表面印刷済みの用紙を貯容する補助トレイ82を有している。また再給紙部8は、補助トレイ82上に貯容された用紙をプレスローラ16の周面に接触させて送り出す再給紙レジストローラ83等を有している。プレスローラ16の左下方には補助トレイ82を有する再給紙搬送ユニット80が設けられており、これには再給紙位置決め部材84が一体的に設けられている。再給紙搬送ユニット80の上方には、補助トレイ82の上面に沿って移動自在な用紙受け板85が設けられている。
図2は、孔版印刷装置1に用いられる制御手段90のブロック図を示している。制御手段90は、操作パネル91から入力された印刷方法及び印刷モードから両面印刷や倍速印刷等の印刷方法を判断する。これ等の両面印刷動作及び倍速印刷動作は、特開2008−6656号公報に開示されている方法と同様の方法によって行われるので、ここではその詳細な説明を省略する。制御手段90は、操作パネル91による入力または原稿枚数検出手段72による検出枚数または画像メモリに蓄積された画像データ数から、原稿枚数が偶数枚であるのか奇数枚であるのかを判断する。倍速印刷時には、画像読取部7から原稿のサイズを原稿サイズ検出手段70によって読み取り、製版可能な画像数を算出する。また、印刷物がページ順となるように制御する場合には、ページ順に並んだ原稿を画像読取部7で全て読み取って画像メモリ71に蓄積する。そして、蓄積したデータを最終ページから製版及び印刷を行い、印刷終了時に原稿ページ番号が最小の印刷物が排紙トレイ52の最上位に載置されるように積載する。
図3は、原稿枚数が奇数枚で両面印刷モードが選択された場合、最終原稿以外を両面印刷で印刷し、最終原稿を倍速印刷で印刷する場合の製版方法を示している。ここで、最終原稿以外は両面印刷を行うので、図3(b)に示すように複数種類の原稿を並べて製版を行い両面印刷を実行する。最終原稿は1画像しかないために製版領域が余ってしまうため、図3(c)に示すように同じ画像を複数個並べて製版を行い倍速印刷を実施する。
図4は、本発明の第1の実施形態における孔版印刷装置1の動作を示している。先ず原稿をセットし、操作パネル91にて印刷方式を入力する。制御手段90は両面印刷か否かの判断を行い(ST01)、両面印刷以外の場合には通常印刷モードへと移行する(ST02)。両面印刷の場合には、原稿枚数が奇数か否かの判断を行い(ST03)、偶数の場合には両面印刷モードに移行する(ST04)。原稿枚数が奇数の場合には、両面印刷プラス倍速印刷モードに移行し、両面印刷後(ST05)に次の画像が最終原稿か否かの判断を行う(ST06)。最終原稿以外の場合にはステップST05に戻って同様の処理を繰り返し、最終原稿の場合には倍速印刷モードへと移行して倍速印刷を行う(ST07)。
上述の構成によれば、両面印刷であってかつ原稿枚数が奇数枚の場合には両面印刷動作と倍速印刷動作とを組み合わせ、最終原稿の製版において同一の製版画像を複数個並べて製版して倍速印刷を行う。このため、従来の構成に比して孔版原紙の無駄をなくし印刷時間を短縮することができる。
図5は、最終原稿の倍速印刷時に原稿サイズと孔版原紙長さとから製版可能な画像数を算出する方法を示しており、原稿のサイズによって孔版原紙に製版できる画像の面数が変化する。孔版原紙の製版可能領域をx、原稿の幅をa、画像間の未製版部分の幅をb、製版面数をcとしたとき、x−{ac+b(c−1)}≧0を満たす場合に製版が可能である。この条件を満たすcの最大値を求めることにより製版可能な面数、すなわち画像数を計算する。
図6は、本発明の第2の実施形態における孔版印刷装置1の動作を示している。先ず原稿をセットし、画像読取部7で原稿を読み取る(ST11)。そして、読み取った原稿のサイズを画像データまたは原稿サイズ検出手段70によって検出し(ST12)、倍速印刷時に製版可能な面数を算出する(ST13)。そして両面印刷後(ST14)、次の画像データが最終原稿の画像データか否かを判断し(ST15)、最終原稿ではない場合にはステップST14に戻る。最終原稿の場合には倍速印刷となるため、算出した製版可能面数分の画像を並べて製版を行い(ST16)、倍速印刷を実施する(ST17)。
上述の構成によれば、最終原稿の製版において同一の製版画像を可能な限り複数個並べて製版して倍速印刷を行うので、第1の実施形態に比してさらに孔版原紙の無駄をなくし印刷時間を短縮することができる。
図7は、印刷後に印刷済みの用紙がページ順に並ぶように製版順序を変更した場合を示している。図に示すように、最終ページから順番に製版及び印刷動作を行うことにより、印刷終了時に印刷物がページ順に並ぶこととなる。方法としては、ページ順に並んだ原稿を全て読み取り、画像データを画像メモリ71に蓄積する。そして、画像メモリ71に蓄積したデータを最終ページから順次読み出して製版及び印刷動作を行い、印刷終了時において原稿ページ番号が最小の印刷物が最上位に位置するように排紙トレイ52に積載することにより、印刷物をページ順に積載する。
図8は、本発明の第3の実施形態における孔版印刷装置1の動作を示している。先ずページ順に並んだ原稿をセットし、画像読取部7で全ての原稿を読み取る(ST21)。そして、読み取った原稿の画像データを画像メモリ71に蓄積し(ST22)、印刷終了時に原稿ページ番号が最小の印刷物が最上位に位置するように製版及び印刷順序を並べ替える(ST23)。次に最終原稿から製版を行って倍速印刷を実施し(ST24)、残りを両面印刷によって印刷していく(ST25)。そして、蓄積した画像データを全て印刷したか否かを確認し(ST26)、印刷が終了していなければステップST25に戻ることを繰り返し、蓄積した画像データを全て印刷したら終了する。このように、最終ページから製版及び印刷動作を行うことにより、印刷終了時に原稿ページ番号が最小の印刷物が最上位に位置し、印刷物がページ順に積載される。
上述の構成によれば、印刷後の印刷物が最上位よりページ順に並ぶので、第1の実施形態に比して印刷物の取り扱いを良好に行うことができる。
1 孔版印刷装置
2 印刷部
3 製版部
7 画像読取部
8 再給紙部(再給紙手段)
10 版胴
52 排紙トレイ
70 原稿サイズ検出手段
71 情報蓄積手段(画像メモリ)
72 原稿枚数検出手段
特開2008−6656号公報

Claims (5)

  1. 版胴を有する印刷部と、前記版胴に巻装される孔版原紙の搬送方向に複数の製版画像を並べて製版することが可能な製版部と、一方の面に印刷がなされた用紙を前記印刷部に向けて再給紙する再給紙手段とを有し、前記複数の製版画像のうち第1の画像を用紙の表面に印刷し、印刷された用紙を前記再給紙手段により前記印刷部に再給紙して該用紙の裏面に第2の画像を印刷することにより両面印刷を行う両面印刷モードと、前記複数の製版画像のそれぞれに対応させて複数枚の用紙を給紙して前記版胴の1回転中に複数枚の用紙に印刷を行う倍速印刷モードとを有する孔版印刷装置において、
    奇数枚の原稿枚数で両面印刷モードが設定された場合に、最終原稿は孔版原紙に同じ画像を並べて複数個製版して倍速印刷モードによって印刷を行うことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 請求項1記載の孔版印刷装置において、
    原稿枚数検出手段を備え原稿を読み取る画像読取部を有し、前記原稿枚数検出手段により検出された原稿枚数に基づき、両面印刷モード時に原稿枚数が奇数枚の場合に、最終原稿は自動的に倍速印刷モードとすることを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 請求項2記載の孔版印刷装置において、
    前記画像読取部は原稿サイズを検出する原稿サイズ検出手段を有し、前記倍速印刷モード時において前記原稿サイズ検出手段によって検出された原稿サイズと前記孔版原紙の長さとから製版可能な画像数を算出することを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 請求項2記載の孔版印刷装置において、
    前記画像読取部は読み取った画像情報を蓄積する情報蓄積手段を有し、複数枚の原稿が読み取られて両面印刷動作が行われる際に、読み取った原稿の順序とは逆の順序で印刷動作を行うことを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 請求項4記載の孔版印刷装置において、
    印刷された用紙が積載される排紙トレイを有し、前記排紙トレイ上には印刷済みの用紙がページ順に積載されることを特徴とする孔版印刷装置。
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