JP2009167005A - 給紙装置及び孔版印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の蛇行や斜行の発生を防止して良好な印刷物を得ることが可能であり、設置スペースを小さくすることが可能な給紙装置及びこれを備えた孔版印刷装置を提供する。
【解決手段】装置本体に支持されその上面に用紙Pを積載する給紙トレイ20と、給紙トレイ20の上面に配設された一対のサイドフェンス30,31と、各サイドフェンス30,31の用紙搬送方向下流側端部にそれぞれ取り付けられ用紙Pの幅方向の揃えを行う補助フェンス32,33と、前記装置本体に回転自在に支持され給紙トレイ20上の用紙Pを給送する給紙ローラ21とを具備する給紙装置4において、補助フェンス32,33を給紙トレイ20の上昇時に給紙ローラ21と干渉する位置に配設し、補助フェンス32,33に給紙ローラ21との干渉を防止する切欠部34,35を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は孔版印刷装置に関し、詳しくは給紙トレイの構造に関する。
従来、簡便な印刷方法としてデジタル式感熱孔版印刷が知られている。これは、熱可塑性樹脂フィルムと多孔質支持体とを貼り合わせたマスタに微細な発熱素子を複数有するサーマルヘッドを接触させ、この発熱素子に対しパルス的に通電を行いながらマスタをプラテンローラ等の搬送手段で搬送することにより、マスタの熱可塑性樹脂フィルムに画像情報に基づいた穿孔画像を熱溶融穿孔製版した後、この穿孔製版されたマスタを多孔性円筒状の版胴に巻装させ、押圧手段によって用紙を版胴の外周面に押圧させることで版胴の開孔部及びマスタの穿孔部から滲出したインキを用紙に転移させ、用紙上に印刷画像を得るものである。
上述の孔版印刷装置において、印刷を行う印刷部に対して用紙を供給する給紙部には多数の用紙を積載可能な給紙トレイが設けられている。この給紙トレイは図示しない昇降手段によって上下動され、その上面に積載された用紙を1枚ずつ分離給送するものが主流であり、給紙トレイ上には給送される用紙が斜めに搬送されることを防止するための一対のサイドフェンスが設けられている。給紙トレイ上の用紙は各サイドフェンスによってその両側縁部をガイドされ、真っ直ぐな状態で装置内部へと給送される。
最近の孔版印刷装置として自動的に給排版を行う全自動タイプのものが主流であり、このような孔版印刷装置では上下動する給紙トレイの上部に給版装置や排版装置等の部材が設けられている。このような構成において給紙トレイが上下動するため、給紙トレイの上面に配設されたサイドフェンスが上記各部材に接触することを防止すべく、サイドフェンスを給紙トレイの用紙先端側から離間した位置に設置する必要が生じている。
しかし、用紙の両側縁部をガイドするサイドフェンスが用紙先端側から離間した位置に配置されると、用紙の短手側を通紙する場合やハガキ等の長さが短い用紙を通紙する場合等において、用紙の後端が搬送途中で早めに各サイドフェンスから外れることによりガイド機能が甘くなり、分離搬送装置に設けられた分離部の左右において摩擦力に差が生じた場合や用紙搬送手段との片当たりによりスキュー力が作用する場合等には、送り出された用紙の後端が各サイドフェンスを抜けたとき(始動時も含む)に蛇行や斜行が発生してしまう。この状態でレジストローラ対に当接することで先端位置が整合されても用紙は左右にずれた状態となるため、この状態で印刷が行われると用紙幅方向における画像の位置ずれが生じ、その位置ずれ量も大きくなってしまうという問題点がある。これは、重ね刷りや両面印刷を行った場合等には特に顕著であり、これにより印刷物の品質が大幅に低下してしまう。
上述の問題点を解決すべく、各サイドフェンスの内面部に、少なくとも最大積載高さにある給紙中の用紙を給紙方向の少なくとも後方の側縁部で規制する移動自在な補助プレートを設ける技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
特開2004−345822号公報
しかし「特許文献1」に開示された技術では、給紙トレイの上昇に伴い補助プレートが給紙ローラの支軸に干渉するため、給紙トレイ上に積載された用紙の後端側のみしかガイドすることができず、蛇行が発生してしまう虞がある。「特許文献1」の図15には給紙ローラの支軸を超えて用紙をガイドする補助プレートが開示されているが、通常給紙ローラの支軸は給紙トレイの幅よりも長いためこの構成では補助プレートが支軸に干渉してしまう。
また最近の孔版印刷装置はユーザの多種多様なニーズに応えるため多機能なものが主流であるが、孔版印刷装置が多機能となるとその装置本体も大きくなり、設置スペースが大きくなってしまう。設置スペースを小さくするためには装置本体の主要部から突出した部位を少なくし、非稼働時には突出部が装置本体内部に収納されることが望ましい。
本発明は上述した問題点を解決し、用紙の蛇行や斜行の発生を防止して良好な印刷物を得ることが可能であり、設置スペースを小さくすることが可能な給紙装置及びこれを備えた孔版印刷装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、装置本体に上下動自在に支持されその上面に用紙を積載する給紙トレイと、前記給紙トレイの上面に用紙の幅方向に向けて移動可能に配設された一対のサイドフェンスと、前記各サイドフェンスの用紙搬送方向下流側端部にそれぞれ取り付けられ前記各サイドフェンスと共に用紙の幅方向の揃えを行う補助フェンスと、前記装置本体に回転自在に支持され前記給紙トレイ上の用紙を給送する給紙ローラとを具備する給紙装置において、前記補助フェンスは前記給紙トレイの上昇時に前記給紙ローラと干渉する位置に配設され、前記補助フェンスには前記給紙ローラとの干渉を防止する切欠部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の給紙装置において、さらに前記給紙トレイは前記装置本体に支持された第1のトレイと第1のトレイに回動自在に取り付けられた第2のトレイとを有し、前記各サイドフェンスは第2のトレイに取り付けられると共にそれぞれ起立した第1の態位と内方に向けて倒伏した第2の態位とを選択的に占め、前記各補助フェンスは前記各サイドフェンスの用紙搬送方向下流側端部にそれぞれ回動自在に取り付けられ、前記各サイドフェンスが第2の態位を占めた状態で第2のトレイを回動させることにより、前記給紙トレイが前記装置本体の内部に収納されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の給紙装置を有する孔版印刷装置であることを特徴とする。
本発明によれば、各補助フェンスが給紙ローラとの干渉を防止する切欠部を有することにより、各補助フェンスによる用紙の揃えを最終の用紙まで行うことができるので用紙の蛇行や斜行の発生が最後まで防止され、良好な印刷物を継続して得ることができる。また、非稼働時において孔版印刷装置の装置本体側板から突出しない位置に給紙トレイを収納することができるので、孔版印刷装置の設置スペースを小さくすることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置を示している。同図において孔版印刷装置1は、印刷部2、製版部3、給紙装置としての給紙部4、共に図示しない排版部、排紙部、画像読取部等を有している。
図示しない装置本体のほぼ中央に配設された印刷部2は、版胴6及びプレスローラ7等を有している。
版胴6はインキ供給パイプを兼ねた支軸8に回転自在に支持されており、図示しない版胴駆動手段によって回転駆動されると共に図示しない装置本体に対して着脱自在に構成されている。版胴6の内部には、インキローラ9、ドクターローラ10等を有するインキ供給手段11が配設されており、版胴6の外周面にはマスタの先端を保持するクランパ12が開閉自在に取り付けられている。
版胴6の下方には、一対のアーム部材13によってその支軸両端を回転自在に支持されたプレスローラ7が配設されている。プレスローラ7は、各アーム部材13が図示しない揺動手段によって揺動されることにより、図1に示す版胴6の外周面より離間した離間位置と版胴6の外周面に所定の圧接力で圧接する圧接位置とを選択的に占める。
装置本体8の右上部には製版部3が配設されている。製版部3は、図示しないマスタ保持部材、プラテンローラ14、サーマルヘッド15、マスタ切断手段16、マスタ搬送ローラ対17、マスタガイド板18等を有している。
図示しないマスタ保持部材は図示しない装置本体の図示しない側板に取り付けられており、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせてなるマスタ19をロール状に巻成したマスタロール19aの芯部を回転自在かつ着脱自在に支持する。
図示しないマスタ保持部材の左方に配設されたプラテンローラ14は図示しない装置本体の図示しない側板に回転自在に支持されており、図示しないステッピングモータによって回転駆動される。プラテンローラ14の下方に位置し多数の発熱素子を有するサーマルヘッド15は図示しない装置本体の図示しない側板に取り付けられており、図示しない付勢手段の付勢力によってその発熱素子面をプラテンローラ14の周面に圧接されている。サーマルヘッド15は、マスタ19の熱可塑性樹脂フィルム面に接触しつつ各発熱素子を選択的に発熱させ、マスタ19に対して熱溶融穿孔製版を行う。
プラテンローラ14及びサーマルヘッド15の左方にはマスタ切断手段16が配設されている。図示しない装置本体の図示しないフレームに固設された固定刃と、この固定刃に対して移動自在に支持された可動刃とを有するマスタ切断手段16は、固定刃に対して可動刃が回転移動あるいは上下動することによりマスタ19を切断する。
マスタ切断手段16の左方にはマスタ搬送ローラ対17が配設されている。マスタ搬送ローラ対17は図示しない装置本体の図示しない側板にそれぞれ回転自在に支持された駆動ローラと従動ローラとを有しており、駆動ローラは図示しない駆動手段によってプラテンローラ14と同期して同方向に回転駆動され、従動ローラは図示しない付勢手段によって駆動ローラに圧接されている。
マスタ搬送ローラ17の左方にはマスタガイド板18が配設されている。マスタガイド板18は図示しない装置本体の図示しない側板に固設されており、マスタ搬送ローラ対17によって搬送されるマスタ19を印刷部2に向けて案内する。
製版部3の下方には給紙部4が配設されている。給紙部4は、給紙トレイ20、給紙ローラ21、分離ローラ対22、レジストローラ対23等を有している。給紙トレイ20及び給紙トレイ20と一体的に構成された部材については後述する。
給紙トレイ20の左端上方には、表面に高摩擦抵抗部材を有する給紙ローラ21が配設されている。給紙ローラ21は図示しない装置本体に揺動自在に支持された図示しないブラケットに回転自在に支持されており、給紙トレイ20が図示しない昇降手段によって上昇されたときに、所定の圧接力で給紙トレイ20上の最上位の用紙Pに圧接する。給紙ローラ21はステッピングモータからなる図示しない給紙モータによって回転駆動される。
給紙ローラ21の左方には分離ローラ対22が配設されている。分離ローラ対22は、表面にそれぞれ高摩擦抵抗部材を有する上ローラと下ローラとを有しており、上ローラは図示しない給紙モータによって給紙ローラ21の回転時にこれと同期して同方向に回転駆動される。下ローラは図示しない付勢手段の付勢力によって上ローラに所定の圧接力で圧接されており、上ローラと同方向へのみ回転自在に構成されている。
分離ローラ対22の左方には、駆動ローラと従動ローラとを有するレジストローラ対23が配設されている。駆動ローラは図示しない装置本体の側板間に回転自在に支持されており、図示しないステッピングモータによって回転駆動される。従動ローラも図示しない装置本体の側板間に回転自在に支持されており、図示しない付勢手段の付勢力によって所定の圧接力で駆動ローラに圧接されている。
印刷部2の左上方には図示しない排版部が配設されている。図示しない排版部は、上排版部材、下排版部材、排版ボックス、圧縮板等を有する周知の構成である。
排版部5の下方には図示しない排紙部が配設されている。図示しない排紙部は、剥離爪24、剥離ファン、用紙搬送手段、排紙トレイ等を有する周知の構成である。
図示しない装置本体の上部には図示しない画像読取部が配設されている。図示しない画像読取部は、原稿を載置するコンタクトガラス、コンタクトガラスに対して接離自在な圧板、原稿画像を走査して読み取る走査ユニット、走査された画像を集束するレンズ、集束された画像を処理するCCD等の画像センサ等を有する周知の構成である。
ここで、本発明の特徴部である給紙トレイ20及び給紙トレイ20と一体的に構成された部材について説明する。
上面に多数の用紙Pを積載可能な給紙トレイ20は、第1のトレイ25と第2のトレイ26とを有している。積載される用紙Pの搬送方向下流側に位置する第1のトレイ25は、図示しない装置本体に上下動自在に支持されており、図示しない昇降手段によって上下動される。第2のトレイ26は第1のトレイ25の用紙搬送方向上流側端部にその用紙搬送方向下流側端部を回動自在に取り付けられており、図示しないストッパによって第1のトレイ25と同一平面をなす位置に保持されている。
第2のトレイ26の上面には、図2に示すように用紙Pの幅方向に沿ってレール27が形成されており、レール27には一対のフェンスブラケット28,29が用紙幅方向に向けて互いに同期して移動自在に取り付けられている。各フェンスブラケット28,29は、レール27に設けられた図示しないストッパにより定型用紙サイズに応じた位置で停止可能に構成されている。各フェンスブラケット28,29には一対のサイドフェンス30,31がそれぞれ回動自在に取り付けられており、各サイドフェンス30,31は図示しないストッパにより、図1及び図2に実線で示す起立した第1の態位と、図2に二点差線で示す互いに内方に向けて倒伏した第2の態位とを選択的に占めることが可能に構成されている。
各フェンスブラケット28,29の用紙搬送方向下流側端部には、各サイドフェンス30,31と共に用紙Pの幅方向の揃えを行う補助フェンス32,33が配設されている。各補助フェンス32,33はそれぞれの底部を第1のトレイ25の上面に接触させる態様で配置されており、それぞれ内面は各サイドフェンス30,31の内面と同一平面をなすように構成されている。各補助フェンス32,33は、図示しない昇降手段によって給紙トレイ20が上昇した際に給紙ローラ21の支軸を超える高さとなるように設定されており、各補助フェンス32,33には給紙ローラ21の支軸と干渉することを防止するための切欠部34,35がそれぞれ形成されている。また各補助フェンス32,33は、各サイドフェンス30,31が第2の態位を占めた状態で第2のトレイ26が図3に示すように上方へ向けて回動された際に、第2のトレイ26に取り付けられている各フェンスブラケット28,29の回動がスムースに行えるように、各フェンスブラケット28,29にそれぞれ回動自在に取り付けられている。第2のトレイ26は、図3に示す位置に回動された際に図示しないストッパによって保持される。
上述の構成に基づき、以下に孔版印刷装置1の動作を説明する。
オペレータにより図示しない画像読取部に原稿が載置され、給紙トレイ20上に用紙Pが積載され、用紙Pのサイズに合わせて各サイドフェンス30,31の位置決めが行われた後に図示しない製版スタートキーが押下されると、画像読取部において原稿画像の読取動作が行われる。画像読取動作と並行して図示しない排版部では版胴6の外周面上から使用済みマスタを剥離する排版動作が行われる。排版後、版胴6が所定の給版位置まで回転して停止し、クランパ12が開放されて孔版印刷装置1は給版待機状態となる。
孔版印刷装置1が給版待機状態となると、プラテンローラ14及びマスタ搬送ローラ対17が回転駆動され、マスタロール19aよりマスタ19が引き出される。引き出されたマスタはサーマルヘッド15を通過する際に穿孔され、その熱可塑性樹脂フィルム面に製版画像を形成される。マスタ19は製版されつつクランパ12へと送られ、マスタ19の先端がクランパ12によって保持可能な位置まで搬送されるとクランパ12が閉じられ、製版されたマスタ19はその先端部を版胴6の外周面上に保持される。
その後、版胴6がマスタ19の搬送速度と同じ周速度で回転駆動され、マスタ19の版胴6への巻装動作が行われる。そして、1版分のマスタ19が製版されると、プラテンローラ14及びマスタ搬送ローラ対17の作動が停止されると共にマスタ切断手段16が作動してマスタ19が切断される。切断されたマスタ19は版胴6の回転によって製版部3より引き出され、版胴6がホームポジションまで回転して停止することにより製版動作及び給版動作が完了する。
給版動作に引き続き版付け動作が行われる。版胴6がホームポジションで停止すると、給紙ローラ21及び分離ローラ対22が作動して給紙トレイ20上より最上位の1枚の用紙Pが引き出され、その先端をレジストローラ対23に挟持されると共に版胴6が図1において時計回り方向に低速で回転駆動される。そして、版胴6に巻装されたマスタ19の版胴回転方向における画像領域先端部がプレスローラ7との接触部に到達する所定のタイミングでレジストローラ対23が回転駆動され、用紙Pが版胴6とプレスローラ7との接触部に向けて給送される。レジストローラ対23の回転とほぼ同時に図示しない揺動手段の作動によりプレスローラ7がその周面を版胴6の外周面に圧接させ、給送された用紙Pが版胴6上のマスタ19に圧接される。この押圧動作によりプレスローラ7と用紙Pとマスタ19と版胴6とが圧接し、インキローラ9によって版胴6の内周面に供給されたインキが版胴6の開孔部より滲出し、マスタ19の多孔性支持体に充填された後にマスタ19の穿孔部を介して用紙Pに転写され、いわゆる版付けが行われる。
版付けによって画像を転写された用紙Pは、剥離爪24及び図示しない剥離ファンによって版胴6の外周面より剥離され、図示しない排紙部へと送られる。その後、版胴6が再びホームポジションまで回転して停止し、版付け動作を終えて孔版印刷装置1は印刷待機状態となる。
孔版印刷装置1が印刷待機状態となった後、印刷枚数が置数された後に図示しない印刷スタートキーが押下されると、給紙部4から用紙Pが連続的に給送されて印刷動作が行われる。そして設定された印刷枚数が消化されると、版胴6がホームポジションで停止して孔版印刷装置1は再び印刷待機状態となる。
上述の孔版印刷装置1では、印刷動作が進んで給紙トレイ20上に積載された用紙が減少すると、用紙Pの減少分だけ昇降手段の作動によって給紙トレイ20が上昇し、この上昇に伴い給紙トレイ20と一体的に構成された各補助フェンス32,33も上昇することとなるが、各補助フェンス32,33が給紙ローラ21の支軸と干渉することを防止するための切欠部34,35を有することにより、図4に示すように各補助フェンス32,33による用紙Pの揃えを最終の用紙Pまで行うことができるので、用紙Pの蛇行や斜行の発生が最後まで防止され、良好な印刷物を継続して得ることができる。
また、孔版印刷装置1の非稼働時において各サイドフェンス30,31が第2の態位を占めた状態で第2のトレイ26を上方に向けて回動させ、この位置において第2のトレイ26を保持することができるので、図3に示すように孔版印刷装置1の装置本体側板5から突出しない位置に給紙トレイ20を収納することができ、孔版印刷装置1の設置スペースを小さくすることが可能となる。
上述の実施形態では、本発明の給紙装置を孔版印刷装置1に適用した例を示したが、本発明の給紙装置が適用可能な例はこれに限られず、複写装置、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等の画像形成装置にも本発明の給紙装置は適用可能である。
本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置の要部概略正面図である。 本発明の一実施形態に用いられる給紙トレイの概略平面図である。 本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置の給紙トレイ収納時における要部概略正面図である。 本発明の一実施形態を採用した孔版印刷装置の給紙トレイ上昇時における要部概略正面図である。
符号の説明
1 孔版印刷装置
4 給紙装置(給紙部)
20 給紙トレイ
21 給紙ローラ
25 第1のトレイ
26 第2のトレイ
30,31 サイドフェンス
32,33 補助フェンス
34,35 切欠部
P 用紙

Claims (3)

  1. 装置本体に上下動自在に支持されその上面に用紙を積載する給紙トレイと、前記給紙トレイの上面に用紙の幅方向に向けて移動可能に配設された一対のサイドフェンスと、前記各サイドフェンスの用紙搬送方向下流側端部にそれぞれ取り付けられ前記各サイドフェンスと共に用紙の幅方向の揃えを行う補助フェンスと、前記装置本体に回転自在に支持され前記給紙トレイ上の用紙を給送する給紙ローラとを具備する給紙装置において、
    前記補助フェンスは前記給紙トレイの上昇時に前記給紙ローラと干渉する位置に配設され、前記補助フェンスには前記給紙ローラとの干渉を防止する切欠部が設けられていることを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1記載の給紙装置において、
    前記給紙トレイは前記装置本体に支持された第1のトレイと第1のトレイに回動自在に取り付けられた第2のトレイとを有し、前記各サイドフェンスは第2のトレイに取り付けられると共にそれぞれ起立した第1の態位と内方に向けて倒伏した第2の態位とを選択的に占め、前記各補助フェンスは前記各サイドフェンスの用紙搬送方向下流側端部にそれぞれ回動自在に取り付けられ、前記各サイドフェンスが第2の態位を占めた状態で第2のトレイを回動させることにより、前記給紙トレイが前記装置本体の内部に収納されることを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1または2記載の給紙装置を有することを特徴とする孔版印刷装置。
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