JP2015006736A - 画像形成装置、通知方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで異常の通知を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成処理において、画像形成装置の動作異常を検出し、その検出回数をカウントする。所定の期間内において、カウントされた動作異常の検出回数が所定の回数以上であるか否かを判定し、所定の回数以上であると判定された場合、検出された動作異常を外部に通知する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成処理における動作異常を検出する画像形成装置、通知方法およびプログラムに関する。
近年、画像形成装置においては、複写機能、プリンタ機能、ファクス機能などの高機能化に伴う制御機構や部品の数の増大化が進んでいる。一方、複数の画像形成装置と、販売やサービスの拠点に設置されたホストコンピュータ(中央制御装置)とがデータ通信装置および通信回線を介して接続されたシステムが知られている。そのようなシステムにおいては、不特定多数のユーザのオフィスなどに設置された画像形成装置をデータ通信装置および公衆回線等の通信回線を利用して、販売、サービスの拠点などに設置されている中央管理装置と接続可能にしたものが一般的である。そのようなシステムでは、画像形成装置に異常が発生した場合、その異常状態によっては、中央管理装置に異常発生の通知を行い、異常個所の修理を依頼するものがある。しかしながら、画像形成装置が検出した異常が誤検出であった場合には、サービスマンの出動などの処置が無駄となってしまう。
そのような問題に対し、特許文献1では、以下のような解決策が提案されている。画像形成装置に異常が発生すると、前回異常が発生したときのトータルカウンタと現在のトータルカウンタとの差分をとる。その差を予め設定した差分と比較して所定値以上であれば、中央管理装置に対して異常の通知を行い、所定値未満であれば、中央管理装置に対して通知は行わない。
特許第3774341号公報
1つの要因について複数個所や複数部品に対して異常を検出することや、同一箇所や同一部品に対して短い期間のうちに複数回異常を検出する場合がある。そのような場合には、特定の箇所や部品が故障や異常を引き起こしている可能性が高いので、直ちに異常の通知を行う必要がある。しかしながら、特許文献1では、そのような場合に、中央管理装置に対して適切なタイミングで異常の通知を行うことについては何ら考慮されていない。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、適切なタイミングで異常の通知を行う画像形成装置、通知方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、画像形成処理を実行する画像形成装置であって、前記画像形成処理において、前記画像形成装置の動作異常を検出する検出手段と、前記検出手段による前記動作異常の検出回数をカウントするカウント手段と、所定の期間内において、前記カウント手段によりカウントされた前記動作異常の検出回数が所定の回数以上であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記検出回数が前記所定の回数以上であると判定された場合、前記検出手段により検出された前記動作異常を外部に通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切なタイミングで異常の通知を行うことができる。
画像形成装置の内部のブロック構成を示す図である。 RAMの記憶領域に記憶されるデータを説明するための図である。 不揮発性メモリの記憶領域に記憶されるデータを説明するための図である。 3種類のモータについて故障内容を示すエラーコード一覧を示す図である。 エラー検出方法の処理の手順を示すフローチャートである。 図5の連続発生エラーの判定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、画像形成装置10の内部のブロック構成を示す図である。画像形成装置10は、プリント機能や、ファクス機能や、コピー機能等を有する。以下、そのような各機能の実現に必要なデータ処理や、記憶媒体の搬送処理等を総称して画像形成処置という。画像形成装置10は、単一の機能、例えばプリント機能のみを有するプリンタであっても良いし、上記の各機能が統合されたいわゆるMFP(Multi Functional Peripheral)であっても良い。また、画像形成装置10がプリンタである場合には、その記録方式はインクジェット記録方式であっても良いし、レーザービーム記録方式であっても良い。
図1は、画像形成装置10内で画像形成処理を行うための制御部(コントローラ)の構成を示す図である。制御部では、CPU11とROM12とRAM13と不揮発性メモリ14とモータドライバ15とが、システムバス19を介して相互に通信可能に接続される。図1に示す各ブロック以外に、例えば、拡大/縮小/回転等の各種画像処理を行う画像処理部や、色空間等のデータ変換を行う変換部や、外部装置と画像データやコマンド等を送受信するための各種インタフェース部が含まれても良い。ここで、外部装置とは、例えば汎用的なパーソナルコンピュータである。また、記録ヘッド等の特定のハードウェアを制御するための特殊用途集積回路(ASIC)が含まれても良い。
画像形成装置10の制御部は、上記のプリント機能、ファクス機能、コピー機能等に特有の各ハードウェアを制御することができる。ここで、ハードウェアとは、例えば、記録ヘッドやキャリッジ等を含むプリント部や、原稿台に載置された原稿を光学的に読み取るスキャン部をいう。また、印刷用紙等の記録媒体を給紙したり搬送するための各種ローラやモータ等も含まれる。
モータドライバ15は、CPU11の制御の下で、メインモータ16や定着モータ17やポリゴンモータ18の駆動を制御する。メインモータ16は、記録媒体の搬送用のローラや、感光ドラム等を駆動する。定着モータ17は、記録媒体に画像を定着させるための定着器の回転部材を駆動する。ポリゴンモータ18は、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を、反射走査光として感光ドラムに照射させるために等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)を駆動する。メインモータ16、定着モータ17、ポリゴンモータ18の駆動状態を示す信号が、例えばパルス信号として随時CPU11に入力される。CPU11は、モータドライバ15に対して出力した制御内容と、各モータから出力された駆動状態とを一定周期ごとに比較して監視する。ここで、制御内容と出力された駆動状態とが一致しないと判定された場合には、該当するモータの故障(動作異常、エラー)と判断する。モータの駆動状態については後述する。
CPU11は、画像形成装置10全体の動作を制御し、上記各機能を実行する。ROM12は、画像形成装置10を制御するためのファームウェア(アプリケーションプログラム)や起動用のブートプログラム等を記憶する。CPU11は、それらの各種プログラムをROM12から読み出し、RAM13に展開して実行する。RAM13は、CPU11の作業領域や画像データ等の一時記憶領域としても用いられる。
表示部20は、例えばディスプレイであり、画像形成装置10の状態(ジャムや紙切れ等や各モータ16〜18の動作異常をユーザに対して通知することができる。ここで、ユーザに対する通知は、表示部20を介して行われるだけでなく、上述のインタフェース部を介して外部装置に対して行われても良い。また、表示部20は、表示機能だけでなく、ハードキーやタッチパネル等によって、ユーザからの各機能実行等の指示を受け付けることができる。
図2は、RAM13の記憶領域に記憶されるデータを説明するための図である。図2に示すように、RAM13は、記憶領域131〜133を有する。記憶領域131は、画像形成装置10の通算の画像形成枚数(印刷枚数等)、即ち累計枚数を示すトータルカウント値を記憶する。記憶領域132は、画像形成装置10にエラーが発生した場合のエラー情報を記憶する。記憶領域133は、所定期間のうちに発生したエラー情報の合計をカウントするための連続発生エラー情報を記憶する。本実施形態においては、所定期間とは、例えば一日間である。
記憶領域131のトータルカウント値は、記録媒体1枚分の画像形成(印刷等)が行われる毎にインクリメントされる。記憶領域132のエラー情報は、エラー発生時のトータルカウント値と、エラーの種類を示すエラーコードと、エラーが発生した部品(モータ等)を特定する部品IDとを一対として記憶する。記憶領域133の連続発生エラー情報は、エラーが発生した部品を特定する部品IDと、その部品IDで示されるエラーの発生回数とを一対として記憶する。図3に示す記憶領域133は、連続発生エラー情報1〜3の複数領域に分かれている。
図3は、不揮発性メモリ14の記憶領域に記憶されるデータを説明するための図である。図3に示すように、不揮発性メモリ14は、記憶領域141〜142を有する。記憶領域141は、画像形成装置10の通算の画像形成枚数、つまり累計枚数を示すトータルカウント値を記憶する。記憶領域142は、画像形成装置10において過去に発生したエラー履歴を記憶する。
記憶領域141は、RAM13の記憶領域131のトータルカウント値のバックアップ領域である。つまり、画像形成動作を伴う各種ジョブの終了、または、画像形成枚数が所定の枚数になる度に、RAM13の記憶領域131のトータルカウント値を、記憶領域141にコピーする。また、CPU11は、画像形成装置10の電源投入時に、記憶領域141のトータルカウント値をRAM13の記憶領域131に展開する。
記憶領域142は、過去に発生したエラー履歴を複数記憶する。エラー履歴情報の内容は、RAM13の記憶領域132のエラー情報と同じである。本実施形態では、最新の3種類のエラー情報をエラー履歴として記憶する。なお、エラー履歴情報は1種類のみでも良いし、画像形成装置10が検出し得るエラーの種類分構成されても良い。
図4は、3種類のモータについて故障内容を示すエラーコードと、各モータの部品IDの一覧を示す図である。図4に示すように、エラーコードは、故障したモータを識別するための大分類と、故障の種類を示す小分類とで構成される。メインモータ16、定着モータ17、ポリゴンモータ18における小分類は3種類存在し、部品IDは小分類ごとに割り付けられる。
小分類0000は、停止状態の各モータに対し、CPU11からモータドライバ15を介して、ある目標回転速度に到達するまで回転速度を加速するよう指示したにも関わらず、一定時間が経過しても目標回転速度となっていない状態であることを示す。小分類0001は、一旦目標回転速度に到達した各モータに対し、CPU11からモータドライバ15を介してその目標回転速度を維持する旨を指示したにも関わらず、目標回転速度から外れている状態が一定時間続いている状態であることを示す。小分類0002は、第1の目標回転速度を維持し回転しているモータに対して、第1の目標回転速度とは異なる第2の目標回転速度への変更を指示したにも関わらず、一定時間経過後第2の目標回転速度に変化していないことを示す。各モータの故障発生時に、故障発生時の記憶領域131のトータルカウント値とともに、故障した個所を特定する部品IDと、発生した故障に応じたエラーコードとが、エラー情報を記憶する記憶領域132やエラー履歴を記憶する記憶領域142に記憶される。
図5及び図6を参照しながら、本実施形態におけるエラー検出方法について説明する。図5及び図6に示す各処理は、例えば、CPU11が各部を制御することにより実行される。S501において、CPU11は、メインモータ16、定着モータ17、ポリゴンモータ18についてエラーの発生状況を監視し、S502において、各モータ16〜18について図4に示すエラーが発生しているか否かを判定する。ここで、各モータ16〜18についてエラーが発生していると判定された場合には、図4に示すエラーコード及び部品IDをRAM13の記憶領域132にエラー情報として記憶する(S503)。ここでは、エラー発生時のトータルカウント値、エラーの種類を示すエラーコード、エラー箇所を特定するための部品IDがエラー情報として記憶領域132に記憶される。
次に、CPU11は、不揮発性メモリ14の記憶領域142に記憶されているエラー履歴情報の中に、記憶領域132のエラー情報に記憶されているエラーコードと一致するエラー履歴情報が存在するか否かを判定する(S504)。エラーコードと一致するエラー履歴情報とは、例えば、エラー情報とエラー履歴情報とが同じポリゴンモータについての「回転開始指示後、一定時間経過しても目標回転速度にならない」エラーということである。一致するエラー履歴情報が存在すると判定された場合には、そのエラー履歴情報のトータルカウント値と、RAM13の記憶領域132のエラー情報のトータルカウント値との差分を算出する(S505)。そして、CPU11は、記憶領域142のエラー履歴情報のトータルカウント値に、RAM13の記憶領域132のエラー情報のトータルカウント値をコピーする(S506)。
次に、CPU11は、S505における算出結果が5000以下であるか否かを判定する。ここで、5000以下であると判定された場合には、RAM13の記憶領域132のエラー情報を、画像形成装置10内で発生したエラーとして確定する(S508)。一方、5000より大きいと判定された場合には、RAM13の記憶領域132のエラー情報を無効とし、ジャム発生状態であることを確定する(S509)。
ここで、S507で用いる「5000」は、画像形成装置10の1ヶ月あたりの画像形成枚数の目安値である。つまり、S505で記憶領域142のエラー履歴情報のトータルカウント値と記憶領域132のエラー情報のトータルカウント値との差分を算出して5000と比較することで、最後に発生したエラー発生時から1ヶ月が経過したか否かを判定することとしている。そのような枚数判定において、所定の枚数以下(例えば5000以下)であると判定された場合に、所定期間内(1ヶ月内)であると判定している。また、本実施形態においては、同じエラーコードで示されるエラーが1ヶ月の間に発生したと2回判定された時点で、つまり、1ヶ月の間の同じエラーコードの検出回数が2回になった時点で、ユーザに通知すべきエラーとして確定する。
再び、S504を参照する。S504にて、不揮発性メモリ14の記憶領域142に記憶されているエラー履歴情報の中に、記憶領域132のエラー情報に記憶されているエラーコードと一致するエラー履歴情報が存在しないと判定された場合には、S510に進む。S510において、CPU11は、所定期間内、例えば1日の間に、種類を問わず複数回、エラー検出が行われたか否かを判定する連続発生エラー判定処理を実行する。
図6は、図5のS510の連続発生エラー判定処理の詳細な手順を示すフローチャートである。まず、CPU11は、S601において、所定期間内に発生したエラー情報を記憶する、RAM13の記憶領域133の連続発生エラー情報を初期化する(S601)。そして、CPU11は、記憶領域132のエラー情報を、記憶領域133の連続発生エラー情報として記憶する(S602)。具体的には、記憶領域132のエラー情報の、エラー箇所を特定するための部品IDを、記憶領域133の連続発生エラー情報の空きレコードに対してコピーし、同レコードの発生回数を「1」にする。
次に、CPU11は、不揮発性メモリ14の記憶領域142の1つのエラー履歴情報のトータルカウント値と、RAM13の記憶領域132のエラー情報のトータルカウント値との差分を算出する(S603)。そして、CPU11は、その算出結果が250以下であるか否かを判定する(S604)。ここで、250以下であると判定された場合は、そのエラー履歴情報の部品IDがRAM13の記憶領域133に連続発生エラー情報として記憶済みであるか否かを判定する(S605)。ここで、記憶済みであると判定された場合には、CPU11は、その部品IDを記憶するRAM13の記憶領域133の連続発生エラー情報の発生回数をインクリメントする(S606)。一方、S605で記憶済みでないと判定された場合には、そのエラー履歴情報が保持している部品IDを、RAM13の記録領域133の連続発生エラー情報の空きレコードにコピーし、同レコードの発生回数を「1」とする(S607)。
ここで、S604で用いられる「250」とは、画像形成装置10の1日あたりの画像形成枚数の目安値である。つまり、S604で記憶領域142のエラー履歴情報のトータルカウント値と、記憶領域132のエラー情報のトータルカウント値との差分を算出して250と比較することで、最後に発生したエラー発生時から1日が経過したか否かを判定することとしている。つまり、本実施形態においては、S604〜S607を各エラー履歴情報について行うことで、複数種類のモータそれぞれについてエラーが1日のうちに何回発生しているかを部品IDごとに集計することができる。
次に、CPU11は、S603からの処理を、不揮発性メモリ14の記憶領域142の全てのエラー履歴情報に対して行ったか否かを判定する(S608)。ここで、全てのエラー履歴情報に対して行ったと判定された場合、RAM13の記憶領域133の連続発生エラー情報の全てのレコードについての発生回数の総和を算出する(S609)。そして、CPU11は、S609の算出結果が所定の回数以上、例えば3以上であるか否かを判定する(S610)。ここで、3以上であると判定された場合は、エラー状態であることを確定し(S611)、3未満であると判定された場合は、エラー状態ではないと確定する(S612)。S608において、全てのエラー履歴情報に対して行っていないと判定された場合には、S603からの処理をまだ行っていないエラー履歴情報について、S603から繰り返す。S611及びS612の処理後は、図5のS511に進む。S508やS611及びS612、後述するS513での確定処理は、例えば、RAM13内にフラグ領域を確保することによって、CPU11が確定結果を認識可能なようにして実現する。
S511において、RAM13の記憶領域132のエラー情報を、不揮発性メモリ14の記憶領域142のエラー履歴情報に登録する。具体的には、記憶領域142のエラー履歴情報の空きレコードが存在していれば、そのレコードに、記憶領域132のエラー情報の内容をコピーする。また、空きレコードが存在していない場合には、各レコードのうち、最も古いエラー履歴を消去するために、トータルカウント値が一番小さいレコードについての記憶領域142のエラー履歴情報に、記憶領域132のエラー情報の内容をコピーする。
S512において、S510の連続発生エラー判定処理において、S611でエラー状態であると確定されたか、若しくは、S612でエラー状態でないと確定されたかを判定する。ここで、エラー状態であると確定された場合には、記憶領域133の連続発生エラーが記憶している各レコードの中から、発生回数が一番多い部品についてのエラー状態であることを確定する(S513)。一方、S612でエラー状態でないと確定された場合には、S509において、RAM13の記憶領域132のエラー情報を無効とし、ジャム発生状態であることを確定する。図5及び図6の処理後は、S508及びS513でエラー状態であると確定されたエラーコードの内容を表示部20や、通信インタフェースを介して外部装置に通知する。
以上のように、本実施形態によると、所定期間、例えば1ヶ月や1日とみなす期間のうちに発生したエラー回数が所定回数以上である場合は、画像形成装置10をエラー状態であると決定してユーザや外部装置に通知する。その結果、対応の必要性が高いエラーの検出時に直ちに対応することが可能となる。また、誤検出や、部品そのものの性能に因るエラーの可能性が低いジャムの検出等に応じての不要な対応の機会を低減することができる。
なお、本実施形態においては、S507における算出結果の比較値を5000、S604における算出結果の比較値を250、S610における算出結果の比較値を3とした。しかしながら、それらの数値は一例であり、画像形成装置の特徴や傾向から、適正な数値を定義することにより、同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施例においては、各モータに対して同一の部品IDを割り振っていたが、画像形成装置10を構成する他の部品やユニットに対して割り振るようにしても良い。例えば、小分類コードが0000となるエラーコード発生要因として、モータドライバ15の故障の可能性が高くなる場合には、上記エラーコードが示す部品IDを、モータドライバ15にも割り当てるようにしても良い。

Claims (7)

  1. 画像形成処理を実行する画像形成装置であって、
    前記画像形成処理において、前記画像形成装置の動作異常を検出する検出手段と、
    前記検出手段による前記動作異常の検出回数をカウントするカウント手段と、
    所定の期間内において、前記カウント手段によりカウントされた前記動作異常の検出回数が所定の回数以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記検出回数が前記所定の回数以上であると判定された場合、前記検出手段により検出された前記動作異常を外部に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、複数種類の動作異常を検出し、
    前記カウント手段は、前記複数種類の動作異常それぞれについて前記検出回数をカウントし、
    前記判定手段は、所定の期間内において、前記カウント手段によりカウントされた前記複数種類の動作異常それぞれの前記検出回数の合計が所定の回数以上であるか否かを判定し、
    前記通知手段は、前記判定手段により前記検出回数の合計が所定の回数以上であると判定された場合に、最も検出回数が多い種類の前記動作異常を外部に通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の期間とは、所定の枚数の記録媒体に前記画像形成処理が実行される期間であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段により検出された前記動作異常と、当該検出時での前記画像形成処理が実行された前記記録媒体の累計枚数とを対応づけて履歴として記憶する記憶手段と、
    前記検出手段により前記動作異常が検出されると、当該検出時の前記画像形成処理が実行された前記記録媒体の累計枚数と、前記記憶手段に記憶された累計枚数との差を算出し、当該差が前記所定の枚数以下であるか否かを判定する枚数判定手段と、をさらに備え、 前記枚数判定手段により前記差が前記所定の枚数以下であると判定された場合に、前記判定手段は、前記カウント手段によりカウントされた前記動作異常の検出回数が所定の回数以上であるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記動作異常は、前記画像形成処理に用いられるモータの動作異常であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成処理を実行する画像形成装置において実行される通知方法であって、
    前記画像形成装置の検出手段が、前記画像形成処理において、前記画像形成装置の動作異常を検出する検出工程と、
    前記画像形成装置のカウント手段が、前記検出工程における前記動作異常の検出回数をカウントするカウント工程と、
    前記画像形成装置の判定手段が、所定の期間内において、前記カウント工程においてカウントされた前記動作異常の検出回数が所定の回数以上であるか否かを判定する判定工程と、
    前記画像形成装置の通知手段が、前記判定工程における前記検出回数が前記所定の回数以上であると判定された場合、前記検出工程において検出された前記動作異常を外部に通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする通知方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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