JP2015006658A - 飲料を濾過又は処理するためのボトルシステム及び方法 - Google Patents

飲料を濾過又は処理するためのボトルシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ボトル内の飲料をユーザーにフィルターを通して吸いながら飲むことを要求しない、飲料を処理及び摂取する為のボトルシステム及び方法の提供。
【解決手段】ボトル22、蓋24、及び、フィルター要素58等の飲料改良要素を有し、フィルター要素は、ボトルの内部空間を濾過済み飲料室54と未濾過飲料室42に分けるように配置され、管44は、フィルターを通過して濾過済み飲料室と流体連通しており、管は、未濾過飲料室を通ってボトルの蓋のノズルまで延在し、蓋カバー28は、ノズル30を囲んで閉鎖するように蓋に固定可能であり、フィルターカートリッジを設けてもよく、紫外線殺菌装置を設けてもよく、空気バイパスを設けてもよい飲料濾過又は処理ボトルシステム20。
【選択図】図1

Description

(関連出願の参照)
本出願は、参照することにより本明細書に援用される、2013年5月20日出願の米国仮特許出願番号第61/825,209号の利益を主張する。
本発明は、概して、飲料を濾過又は処理するための飲料ボトルシステムに関し、より詳細には、ボトルに取り付けられたフィルター又は処理要素を含む、飲料を濾過又は処理するための飲料ボトルシステムに関する。
人は、運動中、通勤中、仕事中、ハイキング中、旅行中、休養中、又は他のときに水分補給をしようとすることが多い。人は、この行為を円滑にするため、ウォーターボトルを持ち歩く場合がある。
人は、例えば、ディスポーザブルウォーターボトルを購入する場合がある。ディスポーザブルボトルで販売される水は天然水もあるが、濾過された水道水の場合もあり、場合によっては、保存性と風味が改良されている。人は、ディスポーザブルボトルの水を飲んだ後、大抵ボトルを捨てる。そのため、彼らは、次に水を飲みたいときに、別のディスポーザブルウォーターボトルを購入することになる。ディスポーザブルボトルの水を購入することは、消費者にとって不経済となり得る。また、市販のウォーターボトリングには、一般的に、設備費用と、水のボトル詰め、小売店へのボトルの輸送、及びシングルユースが多いボトルの再利用にかかるエネルギーやその他の資源の消費が必要である。更に、再利用しないと、シングルユースボトルが埋め立てゴミの一因となる。シングルユースディスポーザブルウォーターボトルには、数多くの欠点が伴うことが明らかである。
シングルユースウォーターボトルの一部の欠点を克服するため、多くの人は再利用可能なウォーターボトルを利用し始めた。しかしながら、再利用可能なウォーターボトルに通常の水道水を詰めると、通常の水道水の欠点が残される。例えば、水道水の風味を好まない人もいる。また、ある種の水道水は汚染物質や不純物を含んでいる。一部の人は、再利用可能なボトルに注ぐ前の水を予め濾過することができるように、彼らの自宅や会社に複雑又はかなり大きな水濾過システムを設置する場合がある。しかしながら、ユーザーは、そのような複雑又はかなり大きなシステムを利用できない場合、予め濾過された水を入手できない。
濾過プロセスを容易にするために、一部の再利用可能なボトルはウォーターフィルターを含むように構成されている。よくあるタイプのウォーターフィルターは、飲用管の入口に配置された濾過要素を含んでいて、ユーザーが水を飲用管に吸い込むとき、水がフィルターを通して飲用管に吸い込まれるようになっている。そのような既知のウォーターボトルフィルターは、フィルターを通して水を吸い込むためにユーザーが十分な吸引力を発揮することが必要な場合がある。ユーザーは、この行動で疲れて、場合によっては飲む水の量が少なくなる可能性がある。また、ユーザーが水を吸い出し始めるまで水が濾過されないので、水がボトルから出る速度を濾過プロセスが遅らせる可能性があり、場合によっては水流が連続的でなくなるようになって、これがユーザーをイライラさせることになる。
ユーザーにフィルターを通して吸いながら飲むことを要求しない、飲料を処理及び摂取するための単一システム及び方法が必要である。少なくとも本発明の特定の実施形態は、この要求を満足させる。
本発明の特定の実施形態は、少なくとも、ボトル本体と、蓋と、飲料濾過又は処理又は調整又は改良要素と、通路要素とを有する飲料濾過又は飲料処理システムを含む。
ボトル本体は、飲料(その一例が水である)等の液体物質を収容するように構成される。ボトル本体は、ユーザーが容易に持ち歩いて直接便利に取り出せるように持ち運びのできるような寸法及び形状にされる。ボトル本体の特定の実施形態は、底部本体壁及び側部本体壁を含む。一般に、底部本体壁及び側部本体壁は内部空間を規定し、その内部空間は室に更に細分される。側部本体の下端は底部本体壁に接続して、下部本体交差部を形成する。側部本体の上端は終端をなして、本体開口部を規定する上部本体縁を形成する。
蓋は、ボトル本体と一致し、できる限り、本体開口部の全部又は一部を覆って、ボトル本体から飲料がこぼれるのを最小限に抑えるように構成される。蓋は、内部空間を利用できるように、例えば、飲料を内部空間に注ぐことができるように取り外し可能である。蓋は、開口、ノズル、管、又はストローの1つ又は複数を含み得る飲用開口部を備えており、この飲用開口部は、蓋がボトル本体に取り外し可能に取り付けられたまま、ユーザーが飲料を飲むことができるように構成されている。飲用開口部は、飲用縁によって規定される。
特定の実施形態において、蓋には、下蓋及び蓋カバーが含まれる。蓋カバーは、下蓋に取り付けられて、ユーザーがボトルから飲まないときに任意で飲用開口部を覆うことができる。蓋カバーは、蓋カバーを閉位置に保持するためのラッチを有してもよい。特定の実施形態において、蓋は、蓋カバーを閉位置から解除するように構成された解除ボタンを有する。
飲料改良要素は、飲料をボトル本体に保存しながら濾過又は処理又は調整するように構成される。飲料改良要素は、ボトル本体内に配置され、内部空間を2つ以上の飲料室、例えば、第1飲料室及び第2飲料室に分けることができる。第1飲料室は、未処理の飲料を保存するように構成してもよく、そのような実施形態では、「未処理飲料室」と呼ばれる。第2飲料室は、処理済みの飲料を保存するように構成してもよく、そのような実施形態では、「処理済み飲料室」と呼ばれる。特定の実施形態において、飲料改良要素は、ボトル本体が直立位置にあるときに未処理飲料室が処理済み飲料室の上にあるように配置される。そのような実施形態では、飲料が重力によって飲料改良要素を通して処理済み飲料室に吸い込まれる。
飲料改良要素の例としては、フィルター、浄化剤、香味剤、又は液体調整剤が挙げられる。フィルターは、ゴミ、有機物、塩素、鉄やその他の鉱物、並びに、バクテリア、原生動物、及びその他の微生物等のある種の汚染物質を飲料から除去するように構成される。浄化剤は、ゴミ、有機物、塩素、鉄やその他の鉱物、並びに、バクテリア、原生動物、ウィルス、及びその他の微生物等のある種の汚染物質を除去するように構成される。香味剤は、飲料に風味を加える、例えば、水にレモン味やキュウリ味を加えるように構成される。液体調整剤は、ビタミン、甘味料、着色剤、粒子、及び/又はその他の物質を飲料に添加したり、飲料から除去したりするように構成される。例えば、液体調整剤は、例えばグリッター又はその他の材料を含有することによってきらめくように、或いは、暗闇で光るように、或いは、蒸気を放出するため、ユーザーが処理済み液体を飲むときに蒸気を吐き出すように見えるように、飲料を処理することができる。飲料のその他の調整も同様に行うことができる。特定の飲料改良要素の実施形態は、水のみ、水以外の飲料のみ、摂取を目的に構成された飲料のみ、非摂取用液体のみ、又は別の液体群で使用するように構成してもよい。
飲料改良要素(例えば、フィルター)は、飲料改良又は処理システムの寿命を延ばすために、ユーザーによって容易に交換することができる。
飲料処理システムは、通路要素を更に含んでもよい。通路要素の特定の実施形態は、移送管、場合によっては、通気管を含む。
移送管は、処理済み飲料室から飲用開口部への処理済み飲料の移送を可能にするように構成される。より詳細には、移送管は、処理済み飲料室と蓋の飲用開口部の間の流体連通を提供するように構成された飲料流路を規定することができる。移送管は、未処理飲料の飲料流路への侵入を防止するか又は最小限に抑えるように構成される。移送管の第1端はボトル本体に配置されたフィルターホルダーに取り付けられ、移送管の第2端は、蓋がボトル本体に固定されているときに飲用開口部と流体連通して蓋のスリーブに配置される。特定の実施形態では、ボトルを飲用位置に上げ起こすことによって、処理済み飲料が処理済み飲料室からノズル、管、ストロー、又はその他の飲用開口部へ流れるようになる。特定の実施形態では、移送管は、概して内部空間の中心を通ってリング状飲料フィルターの略中央開口部まで延在する。他の実施形態では、移送管は、内部空間内の中心からずれた位置に配置してもよい。
通気管は、ユーザーが飲料を飲むときに空気を処理済み飲料室に流すことができるように構成された通気チャネルを規定することができる。そのような通気管は、処理済み飲料室からの圧力の放出を促進することができる。
本システムの特定の実施形態は、少なくとも2つの個別要素、第1ボトル本体要素及び第2ボトル本体要素から形成されたボトル本体を有する。第1ボトル本体要素は未処理飲料室又はその一部を形成するような寸法及び形状にされ、第2ボトル本体要素は処理済み飲料室又はその一部を形成するような寸法及び形状にされる。ボトル本体要素は、互いに対して取り外し可能に接続できるように構成される。他の実施形態では、本システムは、やはり室に分けられる内部空間を規定する単一ボトル本体を有する。そのような実施形態では、処理済み飲料室は、未処理飲料室と一体的に形成される。ボトル本体は、断熱されていても断熱されていなくてもよい。
本発明の実施形態とその特性及び利点は、添付図面と共に取り入れられた、特定の企図された実施形態の以下の詳細な説明を参照することにより更に理解及び認識されるであろう。
図1は、本発明に係る飲料処理システムの第1の実施形態の側面断面図であり、その断面は、図2において線A−Aで示すボトルの軸に沿っている。 図1の飲料処理システムの上面図であり、線A−Aが示されている。 図1の飲料処理システムのヒンジ付き蓋カバーを備えた蓋の上面斜視図であり、図示の蓋はボトルから取り外されている。 図1の飲料処理システムの上面斜視図であり、蓋は図示のボトルから取り外されている。 分離可能な下部室を有するボトル本体の上面斜視図であり、この下部室は、図1の飲料処理システムの上部室から分離されて示されている。 図6は、図1の飲料処理システムの下部室の上面斜視図であり、図示の下部室は、図5のボトル本体から取り外されて示されている。 図1の飲料処理システムの移送管及びフィルターホルダーの上面斜視図である。 図1の飲料処理システムのリング状フィルター、フィルターカバー、及びガスケットの分解図である。 図1の飲料処理システムの切欠斜視図であり、そこから蓋が取り外され、その中に水又は別の飲料が案内されている。 図1の飲料処理システムの蓋の切欠斜視図である。 図1の飲料処理システムの切欠斜視図であり、開位置にある蓋カバーと、飲んだり分配したりするために略上向きに傾けられた飲料ボトルを示している。 本発明に係る飲料処理システムの第2の実施形態の上面背面斜視図である。 図12の飲料処理システムの上面図であり、線B−Bを示している。 図13の線B−Bに沿った図12の飲料処理システムの断面図である。 本発明に係る飲料処理システムの第3の実施形態の上面背面斜視図である。 図15の飲料処理システムの垂直軸に沿った断面図である。 飲料処理システム用の蓋の更なる実施形態の分解斜視図である。 図17の蓋を含む飲料処理システムの垂直軸に沿った断面図である。 図18の蓋及び飲料処理システムの切欠斜視図である。 飲料処理システムの更なる実施形態の上面、背面、側面斜視図である。 図20の飲料処理システムの上面図であり、切断線C−Cを示している。 図21の切断線C−Cに沿った図20の飲料処理システムの断面図であり、フィルターカートリッジを含んでいる。 飲料処理システムの更に別の実施形態の上面、背面、側面斜視図である。 概して図21に示す同一の切断線C−Cに沿った図23の飲料処理システムの断面図であり、フィルターカートリッジを含んでいる。 飲料処理システムのフィルターホルダー及び移送管の側面立面図である。 図25のフィルターホルダー及び移送管の上面分解斜視図であり、フィルターカートリッジを示している。 図25のフィルターホルダー及び移送管の垂直軸に沿った断面図である。 図27のフィルターホルダーの外部フィルターカートリッジ壁及び内面の部分拡大断面図である。 図27の移送管の内部フィルターカートリッジ壁及び外面の部分拡大断面図である。 図26のフィルターカートリッジの底面斜視図であり、開状態で示されている。 フィルターホルダー及び移送管の更なる実施形態の側面立面図である。 図31のフィルターホルダー及び移送管の上面図であり、切断線D−Dを示している。 図32の切断線D−Dに沿った図31のフィルターホルダー及び移送管の断面図である。 図31のフィルターホルダー及び移送管の底面斜視図である。 図31のフィルターホルダー及び移送管の上面斜視図である。 飲料処理システム用の蓋の一実施形態の上面、側面、正面斜視図である。 図36の蓋の上面、側面、背面斜視図である。 図36の蓋の上面図であり、切断線E−Eを示している。 図38に示す切断線E−Eに沿った図36の蓋の断面図であり、ラッチ位置にある蓋カバーを示している。 図39と同様の断面図であり、ラッチ解除位置にある蓋カバーを示している。 図36の蓋の上面側面斜視図であり、開位置にある蓋カバーを示している。 図36の蓋の中のガスケットを示す部分拡大断面図であり、このガスケットは、蓋とフィルターホルダーの移送管の間のシールを形成する。 図36の蓋の通気バルブを示す部分拡大断面図である。 図36の蓋の分解斜視図である。 飲料処理システム用の蓋の別の実施形態の上面、背面、側面斜視図である。 図45の蓋の上面、正面、側面斜視図である。 図45の蓋の垂直断面図である。 図45の蓋の底面斜視図である。 図45の蓋のバルブの部分拡大断面図であり、閉位置で示されている。 図45の蓋のバルブの部分拡大断面図であり、開位置で示されている。 図45の蓋の上面斜視図であり、蓋カバーが開位置で示されている。 図51の開放蓋を通る垂直断面図である。 図45の蓋の分解図である。 フィルターホルダー及び移送管の別の実施形態の側面斜視図であり、回転ロックを備えたフィルターカートリッジ及びフィルターホルダーを示している。 ロック解除位置にある、図54の回転ロックフィルターカートリッジ及びホルダーの正面立面図である。 ロック位置にある、図54の回転ロックフィルターカートリッジ及びホルダーの正面立面図である。 回転ロックの部分拡大図である。 フィルターカートリッジの側面立面図であり、2つの回転ロック突出部を示している。 移送管及びフィルターホルダーの垂直断面図であり、フィルターホルダー内のロック位置に係合するフィルターカートリッジを示している。 (a)及び(b)は、フィルターカートリッジとフィルターホルダーの間のシールを示す部分拡大断面図である。 紫外線殺菌装置ユニットを備えた飲料濾過又は処理システムの一実施形態の分解図である。 図61の飲料濾過又は処理システムで使用するための紫外線殺菌装置ユニットの上面斜視図である。 紫外線殺菌装置ユニットを備えた飲料濾過又は処理システムの垂直断面図である。 ロック機構を有するフィルターカートリッジの正面立面図である。 図64のフィルターカートリッジの側面立面図である。 図64のフィルターカートリッジの底面分解斜視図である。 移送管及びフィルターホルダーの垂直断面図であり、図64のフィルターカートリッジがロック状態でフィルターホルダー内に取り付けられて示されている。 図67の図に対して垂直な、移送管及びフィルターホルダーの垂直断面図であり、整合タブを示している。 図67のロックボタンを通る部分拡大断面図である。 図68の整合タブを通る部分拡大断面図である。 紫外線殺菌装置ユニットの別の実施形態の上面斜視図である。 ボトル本体から分離された、図71の紫外線殺菌装置ユニットの底面分解図である。 飲料処理システムの一実施形態の垂直断面図であり、蓋カバーが閉じているときの飲料濾過中に生じる可能性がある圧力差を釣り合わせるための空気再循環チャネルを備えている。 図73の空気再循環チャネルを有する蓋の上面斜視図である。 図74の蓋の上面斜視図であり、開位置にある蓋カバーが示されている。 図75の蓋の上面斜視図であり、蓋の空気再循環口から空気再循環部材が分離された、図75の蓋の上面斜視図である。
図面を全体的に参照すると、例えば図1に示すように、飲料濾過又は処理システム20(本明細書では飲料ボトルシステムとも呼ばれる)の特定の実施形態は、ボトル本体22と、蓋24と、飲料濾過又は処理又は調整又は改良要素25と、通路要素27とを含んでいる。
ボトル本体22は、飲料等の液体物質を収容するように構成される。ボトル本体22の特定の実施形態は、底部本体壁51及び側部本体壁53を含む。通常、底部本体壁51及び側部本体壁53は内部空間41を規定する。側部本体壁53の下端は底部本体壁51に接続して、下部本体共通部55を形成する。側部本体壁53の上端は終端をなして、本体開口部59を規定する上部本体縁57を形成する。
ボトル本体22は略円筒体であって、2つ又はそれ以上の飲料室31を形成することができる内部空間41を提供するように伸長している。ボトル本体22は、剛性又は可撓性材料からなっていてもよく、不透明、半透明、又は透明であってもよい。ボトル本体22は、単一色又は単一材からなっていても、或いは単一色又は多色の複数材から形成されてもよい。ボトル本体22を可撓性材料で形成した場合、ユーザーが握りしめて飲料の飲用及び/又は濾過を容易にすることができる。
蓋24は、ボトル本体22に取り付け、できる限り、本体開口部59の全部又は一部を覆ってボトル本体22から飲料がこぼれるのを最小限に抑えるように構成される。蓋24は、内部空間41を利用できるように、例えば、飲料を内部空間41に注ぐことができるように取り外し可能である。蓋24は、蓋24がボトル本体22に取り外し可能に取り付けられたまま、ユーザーが飲料を飲むことができるように構成された飲用開口部29を備えている。
特定の実施形態において、蓋24には、下蓋26及び蓋カバー28が含まれる。蓋カバー28は、下蓋26に取り付けられて、ユーザーがボトルから飲まないときに任意で飲用開口部29を覆うことができる。蓋カバー28は、蓋カバー28を閉位置に保持するためのラッチ36を有してもよい。特定の実施形態において、蓋24は、蓋カバー28を閉位置から解除するように構成されたラッチボタン76を有する。
より詳細には、特定の実施形態において、下蓋26の飲用開口部はノズル30を含んでおり、ユーザーはそこから、飲料ボトルシステム20からの水或いはその他の飲料又は流体を飲むことができる。ノズル30は、蓋カバー28が図示の閉位置にあるときに蓋カバーのノズルストッパー32によって閉鎖可能である。ノズルストッパー32は、ノズル30を押圧することによって流体密封シールを形成するゴム材料又はその他の材料で作られるのが好ましい。蓋カバー28は、ヒンジ34によって下蓋26に取り付けられ、このヒンジ34は、蓋カバー28を開位置に回転させてノズル30を利用できるようにすること、又は閉位置に回転させてノズル30を覆うことができる。ラッチ36は、ラッチ36が係合しているときに蓋カバー28を閉位置に固定するように設けられる。ラッチ36は、−例えば、ラッチボタン76を押すか、又は別の方法でラッチを操作することによって−蓋カバー28を閉位置から解除するようにユーザーが操作可能であって、蓋カバー28が開位置に回転することができるようになっている。下蓋26は、ねじ接続部38又は別の取り外し可能な接続構造によってボトル本体22に取り外し可能に取り付けられる。蓋ガスケット40は、下蓋26とボトル本体22の間に設けられ、下蓋26とボトル本体22の間に流体密封シールを形成するように構成される。
飲料濾過又は処理システム20はまた、移送管44、場合によっては、通気管50を含み得る、通路要素27を有する。移送管44は、濾過済み又は処理済み飲料室54と蓋の飲用開口部29の間の流体連通を提供するように構成された飲料流路を規定することができる。特定の実施形態では、ボトルを飲用位置に上げ起こすことによって、濾過済み又は処理済み飲料が処理済み飲料室54からノズル30又はその他の飲用開口部へ流れるようになる。特定の実施形態では、移送管44は、内部空間41の中心を通って飲料フィルター又はその他の飲料改良要素58の略中央開口部まで延在する。他の実施形態では、移送管44は、内部空間41内の中心からずれた位置に配置してもよい。通気管50は、ユーザーが飲料を飲むときに空気を濾過済み又は処理済み飲料室54に流すことができるようにするための通気チャネルを規定するように構成される。
本願明細書は飲料ボトルから飲料を飲むことに言及しているが、本発明の技術的範囲は、ボトルから飲料を注ぐこと、或いは飲む又はその他の用途のために別の方法で飲料を分配することにも及ぶ。
より詳細には、図1に示す実施形態では、移送管44は、一方の管端部でノズル30又はその他の飲用開口部に、直接的又は間接的に、流体連通して接続され、もう一方の管端部では、移送管44が、フィルターホルダー46に、直接的又は間接的に、流体連通して接続される。移送管44は、移送管の上端を蓋の飲用開口部と流体連通して接続することができるように、ほぼボトル本体の本体開口部まで延在する。移送管上端は、飲用開口部との流体連通を確立できさえすれば、本体開口部まで延在しても、本体開口部を越えて延在しても、本体開口部に達していなくてもよい。ガスケット48は、移送管44のもう一方の端部とノズル30の間に配置される。移送管44は、その長さに沿って流体流通路を形成するように少なくとも部分的に中空であり、本実施形態では、移送管44内に位置する通気管50が含まれる。
システム20の特定の実施形態は、少なくとも2つの個別要素、第1ボトル本体要素47及び第2ボトル本体要素49から形成されたボトル本体22を有する。第1ボトル本体要素47は未濾過又は未処理飲料室42を形成するような寸法及び形状にされ、第2ボトル本体要素は処理済み飲料室54を形成するような寸法及び形状にされる。ボトル本体要素47及び49は、互いに対して取り外し可能に接続できるように構成される。他の実施形態では、システム20は、やはり室に分けられる内部空間を規定する単一ボトル本体を有する。そのような実施形態では、処理済み飲料室は、未処理飲料室と一体的に形成される。
本発明の特定の実施形態では、第2ボトル本体要素49は、底部本体壁51及び側部本体壁の一部から形成された基部52として構成される。基部52は、処理済み飲料室54、より詳細には、処理が濾過である実施形態では、濾過済み飲料室54を規定する略中空内部を有する。基部52は、飲料を保持するように構成され、ねじ接続部56又はその他の取り外し可能な接続構造によって本体22に接続することができる。
第1ボトル本体要素47は、側部本体壁53の一部から形成された中間要素として構成される。中間要素47は、略中空内部と略円筒形状を有する。中間要素47は、一端付近は蓋24に固定し、他端付近は基部52に固定するように構成される。
上記のように、飲料フィルター又は改良要素58は、処理済み飲料室54から未処理飲料室42を分離するように配置される。本発明の特定の実施形態では、飲料改良要素はフィルターである。そのような実施形態を本出願で説明しているが、それらの説明は限定ではない。特定のフィルターに基づいた実施形態は、単にフィルターを別の種類の飲料改良要素と交換することによって他の飲料改良要素と共に用いることができる。本発明の技術的範囲内のその他の実施形態は、具体的にはフィルターでない飲料改良要素と共に用いるように構成される。
本発明の特定の実施形態は、ボトル本体22に対して飲料改良要素を位置決めするように構成された飲料改良要素リテーナ46を含む。例えば、飲料改良要素リテーナは、ボトル本体22内に位置し、未処理飲料室(例えば、未濾過飲料室42)と処理済み飲料室(例えば、濾過済み飲料室54)の間の境界を規定するフィルターホルダー46であってよい。フィルターホルダー46は、フィルター要素58を収容するように構成される。
フィルターカバー60等のカバーは、システムが直立位置にある場合、フィルター要素58の上部に固定される。フィルターホルダーガスケット62は、未濾過飲料室42と濾過済み飲料室54の間の流体密封シールを形成するように構成される。図示の実施形態のフィルターホルダーガスケット62は、ボトル本体22の下部リムに対するシールを形成するように構成される。濾過済み飲料室54内の支持フランジ又は支持要素64は、フィルターホルダー46をボトル本体22の下端の所定の位置に押圧し、フィルターホルダーガスケット62をボトル本体22の下部リムに対して密封するように構成される。支持フランジ又は支持要素64は、基部52の内部壁からの支持突出部として形成してもよく、隆起構造260(別の実施形態に示す)であってもよい。そのような支持フランジ64は1つ又は複数設けてもよい。
フィルターカバー60は、未濾過飲料室42内の水又はその他の飲料がフィルター要素58又はその他の飲料改良要素を通って流れることができるようにする開口部を含むことができる。フィルター要素58は多孔質で、フィルター要素58を通って流れる飲料を濾過する。フィルターホルダー46の下端は、濾過済み飲料がフィルター要素58からそれを通って流れることができる開口部を含む。従って、未濾過飲料室42内の未濾過飲料は、システムが図示のように立っているか又は直立に保持されているときの重力を受けて図1において図示される矢印で示すようにフィルターを通って流れて、濾過済み飲料室54内で濾過済み飲料となる。
ボトル本体22は、テーブル面、カウンター、又はデスク等の略水平面66上でボトル本体22を支持して、濾過済み飲料室54の上に未濾過飲料室42を位置させる(本明細書では直立位置と呼ぶ)ための支持面として成形された下端及び底部本体壁51を有する。ボトル本体22は、システム20を直立位置に維持するようなその他の形状をとってもよく、例えば、ホルダーに収まるように成形しても、又はユーザーによって直立位置に保持することができるように成形してもよい。システム20は、支持体から直立位置にぶら下げても、支持体に対して直立位置に取り付けても、ホルダー内で直立位置に位置させても、又は別の方法で重力がフィルター58を通して飲料を引き込むように濾過済み飲料室54の上に未濾過飲料室42がある直立位置に配置してもよい。重力は、フィルター58を通して飲料を引き込むように単独で作用させてもよく、或いは、どちらか一方の飲料室の圧力を増減することによって、遠心力等の1つ又は複数のその他の力によって補助してもよい。例えば、ユーザーは、キャリーループを手に持ちながらシステム20を回転させて飲料をより急速に濾過させたり、ボトル本体22に締め付け力を与えてより急速な飲料濾過を生じさせたりすることができる。
図2を参照すると、蓋カバー28は、内部にノズルストッパー32が固定されたノズル位置合わせ開口部70を有する。特定の実施形態のノズルストッパー32は、マッシュルーム又は傘形状を有しており、図1及び2を比較すると分かるように、蓋カバー28の開口部70内に固定されたマッシュルームの「ステム(柄)」と、蓋カバーが閉位置にあるときにノズル30の開口部と密封係合状態で圧入されたマッシュルーム形状の「かさ」部分とを備えている。図示の実施形態では、ノズルストッパー32は、ボトル20の中心を通って延在する移送管44の上部を覆っている。
蓋カバー28は、ヒンジ34によって下蓋26に接続することができる。ヒンジ34は、下蓋26に接続され、中央ヒンジピン開口部を有する中央ヒンジ要素72を含む。中央ヒンジ要素72の対向端には、サイドヒンジ要素74が設けられ、蓋カバー28に取り付けられている。ヒンジピン(この図には示していない)は、周知のように、中央ヒンジピン開口部を通って延在する。
ヒンジ34の反対側に、ラッチ36がある。ラッチ36を解除することによって、ユーザーは、蓋カバー28を開位置に旋回させることができる。図示の実施形態のラッチ36は、ラッチボタンを押してラッチを解除状態に操作するプッシュボタンラッチである。ラッチ36には付勢要素が含まれていて、蓋カバー28が閉位置に押されたときにラッチを係合状態に付勢する。
図3は、ボトル本体22から取り外された蓋24を示している。ノズルストッパー32は、蓋カバー28の開口部70に固定される。蓋カバー28は、下蓋26上の閉位置にあり、そこでラッチ26によって保持される。ラッチ36は、ユーザーによって押されてラッチを解除し、蓋カバー28を開くことができるラッチボタン76を含む。ラッチボタン76は、カラー78によって囲まれてラッチの不用意な解除を防止又は阻止する。
蓋24の後部のヒンジ34は、外側ヒンジ要素74及び中央ヒンジ要素72を通って延在するヒンジピン80を有する。蓋カバー28は、図示の実施形態の下蓋26よりも全径が小さいが、全ての実施形態においてそのようにする必要はない。
図4を参照すると、ボトル本体22は本体開口部59を有しており、その一実施形態は、未濾過飲料室42を利用できるように構成された上部開口部82である。上部開口部82は、上部本体縁57によって囲まれており、その一実施形態は、蓋と本体が互いに固定されているときに蓋24内のガスケット40を押圧する上部リム84である。リム84の下に、蓋24内のねじ山と協働してねじ接続部38を形成するねじ付きカラー86がある。移送管44は、上部開口部82の中心に配置され、蓋24内のガスケット48を密封する管リム88を有する。移送管44は、濾過済み飲料がそれを通って流れて飲まれる中央通路89と、ユーザーがボトル20から飲むときに空気がそれを通って濾過済み飲料室に流れる2つの通気管又は通路50を有する。
ボトル本体22は、下端に大径部92を有する略円筒外側本体壁90を含む。大径部92の下に、それによって本体22を基部52に接続するねじ接続部56がある。基部52及びボトル本体22は、飲料保持容器を形成する。
図5は、上部にねじ付きカラー86備えたボトル本体22を示している。基部52は、大径部92の下に延在する下部ねじ付きカラー94を見せるために取り外されている。下部ねじ付きカラー94は不連続ねじ山を有して示されているが、一部の実施形態では連続ねじ山を設けてもよい。本発明の技術的範囲内で、代わりにその他の接続構造を設けてもよい。
図6において、基部52は、濾過済み飲料室54を形成する中空内部を有する円筒本体96を有する。雌ねじを有するねじ付きカラー98は大径であり、ボトル本体22のねじ付きカラー94にねじ係合してねじ接続部56を形成する。支持フランジ又は支持要素64は、基部52内に見える。
図7を参照すると、移送管44は細長く、略円筒形状である。特定の実施形態において、移送管44は、上端から下端に向かって直径が増加する僅かなテーパーを有する。移送管44の第1端を囲んで、フィルターホルダー46がある。フィルターホルダー46は、フィルターを収容し、移送管44を支持するように構成される。図示の実施形態では、移送管44は、中央のフィルターホルダーに接続される。フィルターホルダー46の外壁100は円筒状であり、フィルターカバー60と係合する環状リセスを備えた上部リム102を有する。外壁100は、フィルターホルダー46がボトル本体22の下端にぴったり係合して収まるように、ボトル本体22の下部ねじ付きカラー94の内径にほぼ等しい外径を有する。リセス104は、外壁100の下部分に設けられて、そこにガスケット62が嵌合する。フランジ106は、フィルターホルダー46の下端から半径方向外方に延在して、ガスケット62がボトル本体22の下部リムに対して押圧されたときにガスケット62を支持するための台座面を形成する。
フィルターホルダー46内に、移送管44の外側と外壁100の内部の間に延在する半径方向リブ108によって形成されたフロアがある。半径方向リブ108は、リブ間に開口部を有し、流体がフロアを通って流れることができるようにする。
図8は、フィルターホルダー46に収まる交換可能なフィルター要素58を示している。フィルター要素58は、中央開口部110を備えた円筒の形状である。フィルター要素58はフィルターホルダー46に嵌合し、フィルター要素58の中央開口部110を通って移送管44が延在している。フィルター要素58は、炭素又は木炭、天然又は人工物質、織り繊維又は不織繊維、顆粒状物質、発泡体、1つ又は複数の膜、或いは液体を濾過するための任意のその他の材料又は構造等の、フィルター媒体又はフィルター材料で作られる。特定の実施形態において、フィルター要素は中央開口部を有する単一部材で形成されて、フィルターホルダーに容易に挿脱できるようになっている。他の実施形態では、フィルター要素は、粒状又は顆粒状物質、層状物質、或いは、要望通りの、その他の構造からなっていてもよく、フィルターカートリッジ又はその他のハウジング内に入れられる。特定の実施形態において、フィルター要素は、生物分解可能であるか又は少なくとも環境に優しいものである。例えば、フィルター要素は、活性炭を含んでもよく、多孔紙の外装を設けてもよい。
図8のフィルターカバー60は、それを通って移送管44が延在する中央開口部112と、例えば所定の位置にはめ込むことによってフィルターホルダー46のリム102に取り付けられる外部リム114と、フィルターカバー60に広がるように配置されたフィルターカバー開口部116とを有する。フィルター要素58がフィルターホルダー46に入れられて、フィルターカバー60がフィルターホルダーに取り付けられると、フィルターカバー60の開口部116と、フィルターホルダー46のリブ108間の開口部により、流体は、フィルター要素58を通過することによって、フィルターホルダー46の片側からフィルターホルダー46の反対側まで流れることができるようになる。好ましくは、フィルター要素58がフィルターハウジングに十分にぴったりと嵌合して、フィルター材料又はフィルター媒体を通過せずには流体がほとんど又は全くフィルター要素を飛び越えることができなくなる。
更に図8では、フィルターホルダー46のチャネル又はリセス104に嵌合するガスケット62が示されている。図示のガスケット62は、半径方向突出部122を備えた円筒状ガスケット本体120を有し、ガスケット全体が略「L」字型断面を形成している。円筒状ガスケット本体120はフィルターホルダー46のチャネル104に嵌合し、突出部122は、フィルターホルダー46が本体の下端の所定の位置に入れられたときにボトル本体22の下部リムに対して取り付けられるようにフランジ106によって支持される。それにより、ガスケット62は、未濾過飲料室42を濾過済み飲料室54から密封して、濾過済み飲料室内の未濾過飲料を最小限に抑える。濾過済み飲料室54内の支持フランジ64は、フィルターホルダー46及びガスケット62を所定の位置に押圧する。
図9は、注入するために蓋24が取り外された濾過又は処理システム20を示している。ユーザーは、矢印で示すように、水又はその他の飲料を未濾過飲料室42に添加する。飲用水を濾過したいユーザーは、未濾過飲料室に水を添加し、未濾過の水が、ボトル本体の下部分の濾過済み飲料室につながる移送管44の内部に入ることができないようにしなければならない。移送管44のリム88は、ボトル本体22のリム84を超えて延在して、水を未濾過飲料室に案内するのを補助する。移送管44のリムは、例えば開口部を狭くすること(バルブ、カバー、バッフル、又はその他の流入を制限するものを含む)によって、侵入可能な未濾過飲料を防止又は削減するように構成されることが予想される。移送管44のリム88は、後述するように、蓋24のノズル30と接続するようにテーパーが付けられる。
未濾過飲料が室42内にあって、濾過又は処理システム20がほぼ直立位置に位置していると、重力によって、室42内の水又はその他の飲料がフィルターカバー60の開口部116を通してフィルター要素58に吸い込まれる。フィルター要素58は、水又はその他の飲料から化学物質、鉱物、バクテリア、及びその他の物質を除去することができる。濾過された水又はその他の飲料はフィルター58からリブ108間の空間を通って濾過済み飲料室54へと流れ込む。室42内の未濾過の水又はその他の飲料は、濾過済み飲料室54が一杯になるまで、或いは未濾過の水又はその他の飲料が濾過対象の室42内にもう残っていなくなるまで、濾過済み飲料室へと流れ続けることになる。
濾過済み飲料室の寸法によって、一度に濾過することができる飲料の量が制限される。図示の実施形態では、濾過済み飲料室54は、ユーザーが濾過済み飲料を数回飲み込むことができる十分な寸法である。ユーザーが濾過済み飲料室54から飲料を飲むと、未濾過飲料室42内に残っている飲料が濾過され、濾過済み飲料室54へと流れ込む。未濾過飲料室42は、濾過済み飲料室54よりも大きなものが意図的に選択される。これにより、飲料がフィルターを通過するのを待つことによって生じる遅れがなく、大量の飲料でボトル本体22を迅速に満たすこと、又は少なくとも未濾過飲料室42を迅速に満たすことが可能になる。フィルター58の材料又は構造又は状態が、飲料がフィルターを通ってゆっくりと流れるような場合は、ユーザーは、それにかかわらずボトルに飲料を急いで追加して、ボトルに蓋をして移動しても、濾過済み飲料を必要なときに利用できることが保障されている。
特定の実施形態において、飲料室の相対寸法は、増減させることができ、且つ/又はフィルターの材料又は構造を変更して、濾過速度又は濾過品質を増減させることができる。例えば、飲料から汚染物質又はその他の物質を除去することにより積極的なフィルターはもっとゆっくり作用させてもよく、既に比較的きれいで純粋な飲料用のフィルターはより迅速に機能するように構成してもよい。
図9のボトル用の蓋24が図10に示されている。蓋24は、開口部70内に取り付けられた柔軟なノズルストッパー32を含む蓋カバー28を有する。ノズルストッパー32は、開口部70の蓋カバー28内に延在するスリーブ126に嵌合するステム124を有する。ステム124及びスリーブ126は、ノズルストッパー32が蓋カバー28から不用意に外れるのを防止又は抑止するように構成された大径の段差部を含む。ノズルストッパー32は、ステム124から外方に延在し、且つ蓋カバー28の内面に向かって湾曲する湾曲ディスク部128を含む。ディスク部128は、ノズル30のリムを押圧して、蓋カバー28が閉じているときにノズル30から流体が漏れるのを共に防止又は削減するように構成されている。
蓋カバー28は、ヒンジ34によって下蓋26に取り付けられる。図2に示すように、ヒンジ34は、部分的には下蓋26から延在する中心部72によって形成される。中心部72は、上部分の周囲の湾曲外面130と、下部分に向かう略平坦面132とを有する。曲面130と平坦面132の間には、僅かな斜面134が設けられる。蓋カバー28は、下端と両側が蓋28の本体に固定されていないリテーナスプリング136を有する。蓋カバー28の本体からリテーナスプリング136の側面を切り離す切欠きが137で示されている。リテーナスプリング136は、リテーナスプリング136の自由端に、蓋カバー28の中へ内方に延在するアーム138を有する。リテーナスプリング136は、蓋カバー28の閉位置にある中心部72の湾曲面130を支え、その間に蓋カバー28が開位置に向かってヒンジ34の周囲を旋回する。蓋カバー28が全開位置に達すると、リテーナスプリング136は平坦面132に達して屈曲し、蓋カバー28を開位置に保持するようにアーム138を平坦面132に対して位置付ける。ユーザーは、蓋カバー28に妨げられることなくノズル30から飲むことができる。ユーザーが蓋カバー28を閉じたい場合、蓋カバー28を閉位置に向かって旋回させることによって、リテーナスプリング136とアーム138が斜面134にぶつかり、この斜面134が、蓋カバー28が閉位置に向かって旋回することができるように、リテーナスプリング136を湾曲面130の上へ押し上げる。
蓋カバー28は、ラッチ36によって閉位置に保持される。ラッチ36は、図3に関して述べたように、カラー78内に解除ボタン76を有する。ボタン76は、下蓋26のボタントンネル144内で滑り運動するように取り付けられる。ボタン76は、ボタントンネル144内に内側部分146を含んでおり、この内側部分146は、蓋カバー28から延在するキャッチタブ150内に形成されたキャッチ開口部148に係合するキャッチ突出部を有する。キャッチタブ150は、ボタン76の内側部分146が蓋カバー28のキャッチ開口部に係合可能であるようにボタントンネル144の開口部内に延在する。ボタン76は、ボタントンネル144内に取り付けられた、ゴム圧縮ばね等のスプリング152によって係合位置に付勢される。
ラッチボタン76を押すことによって、ラッチボタン76がボタントンネル144内に摺動してスプリング152を圧縮する。蓋カバー28が閉位置且つラッチ位置にあるとき、ボタン76の滑り運動によって、キャッチ開口部148に収容されているラッチボタン76のキャッチ突出部が蓋カバー28のキャッチ開口部から外れて移動するため、蓋カバーがラッチ位置から解除され、開位置まで旋回可能になる。ノズルストッパー32はノズル30のリムに十分な力を及ぼして、ラッチ36の解除によって蓋カバー28が開位置に向かって自由に動くようにすることができる。ラッチに失敗すると蓋カバーが部分開位置に動いてしまうので、このラッチが解除されていることを明確に示すことが、ユーザーに対して蓋カバー28がラッチ状態であるかどうかの指標ともなる。
内蓋26は、ユーザーがそこから飲むことができるノズル30を有する。ノズル30は、内蓋26の隆起中心部154上で支持される。隆起中心部154の下側には、管44の第2の自由端に係合し、それをノズル30の下側のガスケット48と接触するように案内する内方傾斜リムを備えたカラー156を有している。カラー156は、ガスケット48用の台座が形成されるようにノズル30よりも大きな直径を有する。図示のガスケットはU字型断面を有しているが、その他の形状のガスケットも可能であり、本特許の範囲に包含される。上記したように、移送管44のリム88は、管44をカラー156内に案内するのを補助するために外方に傾斜している。
内蓋26の隆起中心部154は、移送管44の第2端とボトル本体22のリム84の高低差に適応する。移送管44の第2端とボトル本体22の位置の違いによって、隆起中心部と内蓋26の本体の高低差が多い場合も少ない場合も考えられる。図示の実施形態では、隆起内側部分154の高さはボタントンネル144の高さと等しいが、全ての実施形態においてそのようにする必要はない。
蓋ガスケット40は、ボトルと共にねじ接続部38を形成する雌ねじ部160に隣接する下蓋26の下側に設けられる。蓋ガスケット40は、隆起リング162によって形成されたチャネル内に位置する。蓋ガスケット40はC字型断面を有しているが、その他のガスケット形状も可能である。蓋24とボトル本体22の間のねじ接続部の代わりに、スナップ接続、バヨネット接続、又はその他の接続を用いてもよい。
図11は、飲用位置に上げ起こした濾過済み飲料ボトルを示している。蓋カバー28は、蓋カバー28が開いたまま保たれるようにリテーナスプリング136が中央ヒンジ要素72の平坦部を支えている全開位置まで旋回させられている。これにより、ノズル30からノズルストッパー32が開封されて、ユーザーが濾過済み飲料をノズルから飲んだり注いだりすることができるようになる。
濾過又は処理システム20の底部を上げ起こすことによって、濾過済み飲料室54内の濾過済み飲料が移送管44を通ってノズル30から流れ出て、ユーザーによって利用又は摂取される。飲料をノズル30から注ぎながら濾過済み飲料室54を通気するために、通気管50は、空気をノズル30の領域から濾過済み飲料室54へと運ぶ。図示の実施形態では、2つの通気管50が移送管44内に配置されている。それより多い又は少ない通気管を設けてもよい。移送管44内に通気管50を設けることによって、ノズルストッパー32が管44及び通気管50の両方を密封する。下蓋26は未濾過飲料室42を閉鎖し、これらは共に、濾過済み飲料が取り出されているときに未濾過飲料が濾過又は処理システム20から出るのを実質的に防ぐように構成される。従って、ユーザーには濾過又は処理システムから濾過済み飲料のみが与えられる。
特定の実施形態のフィルターは、両方向の飲料の流れを可能にするように構成される。濾過又は処理システムを飲用位置に傾けることによって、濾過済み飲料室54内の一部の濾過済み飲料がフィルター58を通って未濾過飲料室42へと逆流するようになる。大部分の実施形態では、フィルターを通る流れは、移送管44を通るスムーズな流れと比べて遅い。そのため、少量の濾過済み飲料がフィルターを通って逆流するが、濾過済み飲料室内のほとんどの飲料は利用可能である。注入又は飲用中に逆流する少量の飲料は、ボトルシステムを直立位置に戻して、飲料が再び未濾過飲料室42から濾過済み飲料室54へと濾過され始めるようにすることによって相殺される。ボトルシステムを上げ起こしたときにフィルター58を通る飲料の逆流によってフィルターを洗浄することができ、濾過効率が向上する。濾過又は処理システムから飲む間、及び濾過又は処理システムを直立位置から傾けたときにフィルターを通る逆流を低減又は排除するために、方向性流量制限器を含むことも予想される。
濾過済み飲料室54では、フィルターホルダー46をボトル本体22の下部リムに対して保持する2つの支持フランジ又は支持要素64が明らかになる。そのような支持体をそれより多く又は少なく設けてもよい。フィルターホルダー46がその他の手段によって所定の位置に保持されることもまた可能である。
ユーザーが図1〜11の濾過済み飲料ボトルシステムを使用して大量の飲料を濾過した後は、フィルター要素58を交換する必要がある。ユーザーが図5及び6に示すように本体22から基部52を回して外すことで、本体22の開放底部からフィルターホルダー46及び管44を自由に取り外すことができる。フィルターカバー60は、管44からリング状フィルターカバー60を持ち上げて外すことによってフィルターホルダー46から取り外される。フィルター要素58は、フィルターホルダー46から取り外される。フィルターホルダーから湿ったフィルター要素58を取り出すためには、管44及びフィルターホルダー46を逆さにすることが必要な場合がある。新品又は別のフィルター要素58を移送管44にかぶせてフィルターホルダー46に入れてから、例えばパチンとはめることによって、フィルターカバー60が交換される。移送管44及びフィルターホルダー46が本体22内で交換され、基部52がボトル本体22にねじ込まれる。飲料ボトルシステム20は、新品又は別のフィルターで使える状態になる。
図12は、濾過又は処理システム200の第2の実施形態を開示している。蓋202は、ヒンジ206によって蓋202に接続された蓋カバー204を有する。ボタン解除ラッチ208は、閉位置にある蓋カバー204を固定するために設けられている。中央開口部210は、ノズルストッパー212を有する。蓋の構造は、第1の実施形態と同一であってもよく、構造、材料、又は設計が異なっていてもよい。ボトル本体214は単一片であり、フィルター要素を交換するための取り外し可能な基部はない。
図13は、第2の実施形態の蓋の上部を示しており、図14の断面図のための切断線を示している。
図14では、第1及び第2の実施形態間の更なる相違点を見ることができる。濾過又は処理システムのボトル本体214は、取り外し可能な基部のない単一片として形成されている。支持フランジ220は、フィルターホルダー222及び移送管224を下から支持する。支持フランジ202は更に、フィルターホルダー222の位置決めを補助し、且つフィルターホルダーがボトル本体214内に希望よりも更に押し下げられてしまい、濾過済み飲料要素の寸法を減少させることになる可能性を最小限に抑えるように構成することができる。フィルターホルダー222及び移送管224は、ボトル本体214から蓋202を取り外し、濾過又は処理システムの開放上部からフィルターホルダー222及び管224を取り外して挿入することによって、取り外して交換される。ボトル本体の底部リムを密封するガスケットの代わりに、第2の実施形態のフィルターホルダー222は、フィルターホルダー222のチャネル内のガスケット226を用いて本体214の内面を密封する。その他の点では、第2の実施形態は全般的に第1の実施形態のように機能する。
第3の実施形態を図15に示す。濾過又は処理システム240は、蓋カバー244を備えた蓋242を有する。蓋242は、濾過又は処理システムのボトル本体246に固定される。蓋242及び蓋カバー244は、前述したのとほぼ同じである。ボトル本体246は、上部セグメント248と、リング250と、下部セグメント252と、基部254とを有する。リング250は、ボトル本体246の残りの部分よりも小さな直径を有する。上部及び下部セグメント248及び252は、リング250から直径が増加するようにテーパーが付いている。
図16は、略円筒状である内壁256と、ボトル本体の外側輪郭を規定する外壁258とを有する真空断熱ボトルであるボトル本体246を示している。内壁256は、フィルターハウジング262を支持するリッジ260を備えている。フィルターハウジング262のチャネル内のガスケット264は内壁256を密封し、これらは共に、濾過済み及び未濾過飲料室間で、本明細書で説明したようなフィルター要素58の特性を有するフィルター要素266以外を通る流体流を防止又は削減するように構成される。真空断熱ボトル本体246は、温かい飲料は温かく、冷たい飲料は冷たく保つ。内壁及び外壁のセグメントは、本実施形態の真空ボトルを形成するために組み立てられる構成要素のことを意味している。その他のセグメント及びセグメント位置ももちろん可能である。
もちろん、本濾過又は処理システムは、水のみの濾過に限定されるものではなく、その他の飲料又は流体も同様に濾過又は処理するために使用することもできる。濾過又は処理システムは、飲料から物質を除去する代わりに飲料に物質を添加するように構成することも想定される。例えば、フィルター室に紅茶、コーヒー、ハーブ、浸出剤、調味料、ビタミン又はミネラルサプリメント、或いはその他の材料を添加することによって、濾過又は処理システムを使用してフレーバー又は栄養補助飲料を作ることができる。
飲料濾過又は処理システムの更なる実施形態をここで説明する。飲料濾過又は処理システムと共に使用するための様々な構成要素を説明するが、この構成要素は同様に非濾過飲料システムと共に使用してもよい。ここで説明した実施形態の要素は他の実施形態の要素と同一又は同様のものであり、それらの要素は示すたびに詳細に説明しないこともあるが、そのような説明は図面の他の図に示す同一又は同様の要素の説明に従うものとする。
図17を参照すると、濾過飲料ボトルシステム又はその他のボトルであってよい、飲料ボトルに取り付けるための蓋300が示されている。蓋300は、カラー304から突出する中央ノズル306を含んでいる。ノズル302は、蓋300が取り付けられるボトルの内部と流体連通する中央開口部306を含む。カラー304は、ボトルに応じて、ボトルに固定するための雌ねじ又はスナップコネクタを含む。通気開口部308がカラー304に設けられる。分解図の蓋300の下に、通気開口部308において蓋300の中に固定される通気ガスケット310がある。移送管ガスケット312は、濾過飲料ボトルの蓋300と移送管の第2端の間を密封するために設けられる。更に、蓋300とボトルの間を密封する蓋ガスケット314も設けられる。ガスケット312及び314は特定の実施形態ではU字型断面を有しているが、その他のガスケット形状ももちろん可能であり、本発明の技術的範囲内である。図示の実施形態の通気ガスケット310は、通気開口部308内に固定する上部キャッチ部316と、上部キャッチ部316に接続するステム318と、空気が通気開口部308に入ることができるようにするが流体が出るのを防止又は削減するように構成される下部分320とを有する。
図18では、飲料濾過又は処理システム322に固定された図17の蓋300が示されている。蓋300及びボトル本体301は共に、飲料濾過又は処理システム322を形成する。濾過又は処理システム322は、本明細書で説明した濾過又は処理システムと同様であり、フィルター328によって分けられた未濾過飲料室324と濾過済み飲料室326を含む。フィルター328は、移送管330の下端を囲む。移送管330の上端は、蓋300がボトル本体301に固定されているときは、蓋300のレセプタクル332に入り込む。レセプタクル332は、シールを形成する移送管ガスケット312を含んでおり、これは移送管330の内部及びノズル302の内部306への未濾過飲料の漏れを防止又は削減するように構成されている。蓋300はボトル301にねじ係合し、ガスケット314は、蓋とボトルの間のシールを形成してボトルシステムからの流体の漏れを防止又は削減する。
通気ガスケット310は、蓋の通気開口部308と協働して、飲料がフィルター328を通り抜けて未濾過飲料室324から抜け出るときに空気が未濾過飲料室に入ることができるように成形される。通気ガスケット310の下部分320は、通気開口部308の、対応して成形された部分を押圧する比較的薄い湾曲部材として形成される。未濾過飲料室内の気圧が低下するにつれて、比較的薄い湾曲部分は外気が入ることができるように屈曲する。下部分320は、液体が通気ガスケット310の内部に接触したときに蓋の対応部分を押圧するように成形されて、通気開口部308を通る漏れに対してボトルを密封するようになっている。
図19は、飲用位置まで上げ起こされた濾過又は処理システム322を示している。濾過済み飲料室326内の濾過済み飲料は、矢印で示すように、移送管330を通ってノズル302へと流れて飲むことができる。未濾過飲料室324内の未濾過飲料は、ボトルガスケット314及び通気ガスケット310によってボトル本体301からの漏れを防止又は抑止され、移送管ガスケット312によって濾過済み飲料の流れに入ることが防止又は抑止される。
図20では、蓋カバー344を有する蓋342が取り付けられた濾過又は処理システムの特定の実施形態の飲料ボトル本体340が示されている。蓋342は、ボトル本体340の拡大上端345に固定される。蓋カバー344及び蓋342はヒンジ346によって互いに接続されており、ユーザーが蓋カバーを開けて飲むときに蓋342を利用できるようになる。キャリーループ348は、ヒンジ346で蓋342に接続される。キャリーループ348は、図示の収納位置と、ループ348を用いて濾過又は処理システムを持ち歩くことができる位置の間で動くようにヒンジ346に枢着される。キャリーループの他又は代わりに、吊りストラップ又はショルダーストラップ或いはその他のハンドル又は支持体を飲料濾過又は処理システムに設けてもよい。突出部350は、蓋カバー344の開位置にある蓋カバーと係合するようにヒンジ346に設けられる。シール取付部352は、蓋カバー344の上部に設けられる。
図21は、蓋カバー344及び蓋342の上部を示しており、シール取付部352及びヒンジ346を含んでいる。蓋カバー344を閉位置から解除するためのボタン354が、蓋342の、ヒンジ346の反対側に設けられる。
図22は、ボトル本体340、蓋342、及び蓋カバー344の内部を示している。ボトル本体340は断熱されておらず、滑らかな外側面を有する。複数のフィン又はストラット360がボトル本体340の下部分に設けられてフィルターホルダー362を支持し、それによって濾過済み飲料室364が規定される。フィルターホルダー362は、未濾過飲料室368を通って蓋342まで延在する移送管366に接続される。移送管366は蓋342上のレセプタクル370に嵌合し、レセプタクル370はそこで、蓋342と移送管366の間のシールを形成するガスケット372に係合する。ガスケット372は、ユーザーがノズル374から飲むときに、未濾過飲料が濾過済み飲料と混合するのを防止又は削減するように構成される。
蓋カバー344は、ボタン354が蓋カバー344の下部縁のキャッチノーズ376に係合したことにより、ラッチ位置にある。ボタン354は、ボタン354の内側部分と蓋342のボタン保持リセスの内側部分の間に延在するスプリング378によって係合位置に保持される。図示の実施形態のスプリング378は、ボタン354がユーザーによって内方に押圧され、その後非押圧位置に戻ることができるように圧縮可能である、柔軟なゴム状物質の管である。ボタン354は、ボタン354のノッチに嵌合するロックピン380によって蓋342のボタン保持リセスから出るのを防止又は抑止される。ノッチ内のピン380は、押圧されたときのボタン354の内方移動も制限する。
蓋カバー344は、シール取付部352によって蓋カバー344の内部に固定されたノズル密封ディスク又はノズルストッパー382を用いてノズル374の開放端を密封する。ノズル密封ディスク又はノズルストッパー382は、図示の実施形態ではドーム状であり、ノズル374と蓋カバー344の間の液密シールを形成するように構成された柔軟性材料で形成される。
傘状バルブ384は、蓋342の開口部内に取り付けられる。傘状バルブ384は、蓋の開口部内に取り付けられた胴体と、蓋342の下側と接触する外縁を有するドーム状バルブ部分386とを有する。バルブ部分386は蓋を密封し、ボトルシステムからの液体漏れを防止又は削減するように構成されているが、可撓性であって、例えば、ユーザーがボトルシステムから飲むときや、飲料が未濾過飲料室368から濾過済み飲料室364へと濾過されているときに起こり得る、内気圧が外気圧よりも低い場合に空気がボトルシステムに流れ込むことができるように構成されている。空気は、傘状バルブ384が取り付けられている開口部の周囲の蓋に形成された隙間を通って傘状バルブ384でボトルシステムに流れ込むことができる。
ガスケット388は、蓋342がボトル本体340に固定されているときにボトル本体の内部を密封するように、蓋342の下部周辺部に取り付けられる。図示の実施形態のガスケット388は、ボトルシステムの幅狭本体340とボトルシステムの拡大上端345の間の移行部を押圧する。蓋342は、拡大上端345内にねじ係合する雄ねじを備えている。
蓋カバー344は、蓋カバー344と蓋342の間に延在するOリング390によって全開位置に付勢される。Oリング390は、ユーザーがノズル374から飲む間、蓋カバー344を開いたまま保つようにヒンジ346の要素の周りに延在する。
図22の実施形態は、フィルターホルダー362内に取り付けられ、且つ濾過媒体又は濾過要素478等の濾過材料又は処理材料を封入するためのフィルター空間を含む、フィルターカートリッジ450を含む。
図23は、図20の実施形態と同様だが、代わりに断熱ボトルシステム400を含む、飲料濾過又は処理システム及び蓋カバーの一実施形態である。ボトルシステム400は、ボトル本体404に取り付けられた基部402を含む。ボトル本体404は、拡大上端408につながるテーパー部406を含む。本実施形態のボトルシステム400は、真空断熱ボトルである。蓋342及び蓋カバー344は前述の実施形態と同様であり、その説明を参照することによりここで援用する。
図24は、絶縁ボトルシステム400を断面で示しており、ボトルシステムの内部を外気温度から断熱するための真空空間を提供する二重壁構造が明らかになっている。特に、外壁404は、ユーザーが把持するための外面を形成する。外壁404は、飲料収容空間を規定し、且つ断熱隙間412によって外壁404から離間される内壁410を囲む。断熱隙間412は排気されて、ボトル400内の材料に環境温度からの断熱性能をもたらすように外壁と内壁の間の空間に真空又はほぼ真空を提供することができる。内壁及び外壁410及び404は特定の実施形態ではステンレススチールで形成されているが、その他の材料も可能である。特定の実施形態では、断熱隙間412は、空気、ガス、又は発泡体等の断熱材で充填することもできる。
スチールの内壁410は、例えば、ボトル400内のフィルター要素を支持するための支持フィンを形成するのが、プラスチック等の容易に成形できる材料で形成された実施形態ほど容易ではないため、内壁及びフィルター要素は本明細書で説明した他の実施形態とは若干異なって構成されることになる。内壁410は、フィルターホルダー415及びフィルターカートリッジ450が取り付けられる第1の内方延長部分414と、第1の内方延長部分414よりも小さな内径を有する第2の内方延長部分418とを含む。第2の内方延長部分418はフィルターホルダー415を支持するものであり、フィルターホルダー415はそれに対して位置決めされて密封される。フィルターホルダー415は、第1の内方延長部分414によって規定された空間に嵌合する外壁部分420を含む。嵌め合いは、ユーザーがボトル400からフィルターホルダー415が挿脱するのを防止又は抑止するほどきつくなくぴったりと合うのが好ましい。外壁410の下部分は、外壁部分420上の取付リブに取り付けることによってフィルターホルダー415に固定されるガスケット422を備えている。ガスケットは、フィルターホルダー415と第2の内方延長部分418の間のシールを形成し、且つ、フィルターカートリッジ450内のフィルター又は処理材料478を通過せずに未濾過飲料室424内の未濾過飲料が濾過済み飲料室426へと漏れるのを防止又は削減するように構成される。
断熱ボトル400は、断熱空間412を排気及び密封する過程でボトル400に取り付けられる基部430を含む。図示の実施形態による断熱ボトル400は、蓋434が係合するときに蓋がねじ込まれる雌ねじ432を備えている。拡大上端408は、雌ねじ432用に大径が与えられている。フィルターホルダー、移送管、内蓋及び外蓋カバー、キャリーループ、並びに解除ボタンを含む、濾過飲料ボトルのその他の要素は、本明細書で説明した他の実施形態の要素と同様であり、当業者であれば更なる説明がなくてもその構造及び作用を十分理解するであろう。
1つの相違点は、内壁410内の内方突出面を支えるために蓋434の下縁に設けられたガスケット436が追加されていることである。このガスケットは、蓋と未濾過飲料室424の間のシールを形成するように構成される。
図25は、本発明の一実施形態によるフィルターホルダー440及び移送管442を示している。フィルターホルダー440は、濾過飲料ボトル内に収まるように構成された外壁444を含む。ガスケット取付リング446は、外壁444の下部分の周囲に設けられる。ガスケット取付リング446は、その上にガスケットが取り付けられる3つの平行配置されたリングを含む。他の実施形態では、それより多い又は少ないリングを有しても、或いはそのようなリングを全く有していなくてもよい。リング446又はその他のガスケット取付構造は、確実にガスケットが所定の位置にとどまり、ボトルから出ずにボトル内に残るように構成される。
外壁444は、ユーザーがフィルターホルダー440内に取り付けられたフィルターカートリッジ450を把持することができるようにするフィンガーリセス448を含む。フィンガーリセス448は、リング状フィルターカートリッジ450を把持して移送管442上で取り外すことができるように、フィルターホルダー440の反対側の同様のフィンガーリセスと合わせることが好ましい。図示の実施形態の移送管442は、幅狭自由端からフィルターホルダー442の大外径底部端までテーパーが付けられて、フィルターカートリッジ450が移送管442にぴったりと取り付けられ、フィルターカートリッジと移送管の間の漏れを防止又は削減するように構成されるようになっている。
図26では、フィルターカートリッジ450が取り外されたフィルターホルダー440が示されている。フィルターホルダー440は、フィルターカートリッジ450がフィルターホルダー440に挿入されたときに置かれる底部カートリッジ壁452を含む。底部カートリッジ壁452は、濾過済み飲料がフィルターカートリッジ450を通過した後に通過する複数の開口部454を含む。開口部454は、移送管442と外壁444の間に延在するセグメント壁456によって規定される。フィルターホルダー440の内部は、外壁から内方に延在する段差部458を含んでおり、フィルターホルダー450を収容するための小径部分が形成される。移送管442の外側には、その基部に段差部459も設けられている。段差部458及び459は、フィルターホルダー440とフィルターカートリッジ450の間の流体密封係合を提供する。
図示の実施形態の移送管442は、ユーザーが濾過済み飲料室から飲料を飲むときに濾過済み飲料室内に空気を通気する2つの通気管460を含む。単一の通気管のみ又は2つ以上の通気管を備えた、或いは通気管を備えていない移送管を設けることも可能であり、全て本発明の技術的範囲内である。
ガスケット462は、ボトルの内部に対してフィルターホルダーを密封するために設けられて、未濾過飲料室と濾過済み飲料室の間の流体密封シールを形成するようになっている。ガスケット462は、図25に関して述べたようにフィルターホルダー440に取り付けられる。
フィルターホルダーから取り外されたフィルターカートリッジ450が示されている。フィルターカートリッジ450は、外側円筒壁464と、内側円筒壁466によって規定される略中央開口部とを有する中空円筒ハウジングを含む。外側円筒壁464は、フィルターホルダー440内の段差部458を支えるようにそこから突出するリップ468を含む。リップ469は、内側円筒壁466から内方に突出して設けられ、移送管442の段差部459を密封する。フィルターカバー又はカートリッジカバー470は、フィルターカートリッジ450の上部に取り付けられる。フィルターカバー470は、より一般的には有孔壁と呼ばれる透かし格子を形成する半径方向リブと同心円リブを含んでおり、飲料はそれを通って未濾過飲料室からフィルター媒体へと流れ込むことになる。フィルターカートリッジ450は、飲料がフィルター媒体から濾過済み飲料室へと流れることができるように、更に下部有孔壁(図示の実施形態では、透かし格子としても形成される)を有する。フィルターカートリッジ450は、フィルター空間内に単一のフィルター要素又はフィルター媒体或いはその他のフィルター材料又は処理材料を封入することができる。
図27を参照すると、フィルターカートリッジ450は、カートリッジがフィルターホルダー440及び移送管442と共にシールを形成するように移送管442を囲んで取り付けられている。フィルターカートリッジ450は外方突出リム474を含んでおり、これをユーザーがリセス448に係合させて、フィルターカートリッジ450をフィルターホルダー440内の取付及び密封位置から取り外すことができる。飲料がフィルターカートリッジ450に入れるようにするための開口部を備えているのはフィルターカバー470だけではなく、フィルターカートリッジ450の底部476もまた飲料を流すことができる開口部を備えている。フィルターカートリッジは、濾過材料478を保持するための中空内部を含む。
濾過材料478は、カートリッジのフィルター空間又は媒体空間に嵌合するような固形物であるか又はそのように一体成形してもよく、或いは、顆粒状濾過材料等のばら材料であってもよい。顆粒状又はばら材料は、一体カバーの中に封入することができる。あらゆる濾過材料、又は濾過材料の組み合わせをフィルターカートリッジ内に供給してもよく、例えば、炭素濾過材料、繊維濾過材料、膜濾過材料、織り又は不織ウェブ濾過材料、或いはその他の濾過材料が含まれる。フィルター材料は、飲料中の選択された汚染物質に対して吸収性があってもよく、飲料中の汚染物質又はその他の物質と反応してもよく、中和剤又は触媒を含んでもよく、飲料中に放出される物質を含んでもよく、或いはこれらの組み合わせであってもよい。フィルター材料は生物分解可能であってもよく、且つ/又はフィルターハウジングも生物分解可能であってもよい。特定の実施形態では、フィルターハウジングは、澱粉系材料又はオレフィンで形成される。
フィルターカートリッジは、フィルターホルダー内の濾過材料又はフィルター要素を交換することによって新しくしてもよく、或いは、使用済みのフィルターホルダーを新しい濾過材料が入っている新しいフィルターホルダーと交換することによって新しくしてもよい。フィルターカートリッジは、確実に未濾過飲料が未濾過飲料室から濾過済み飲料室へと通ることができず、ユーザーがボトルから飲むときにユーザーの口に到達するのを防ぐように構成される。未濾過飲料がユーザーに到達するのを避ける方法は、例えば、汚染水の供給に役立つ。一方、フィルターが単に既にきれいな供給水の味覚を改善するために設けられている場合、若干の未濾過水が濾過水と共にユーザーに到達する可能性があるが、ユーザーが感じる味覚に悪影響を与えることはない。そのため、本発明の技術的範囲は未濾過飲料の濾過済み飲料への若干の漏れを許容するフィルター及び濾過要素も包含する。
図示の実施形態のフィルターホルダー440は、フィルター要素からの粗粒材料を遮断すると共に粗粒材料が移送管に入るのを遮断するための格子又はその他の手段(図示せず)が取り付けられる下面を含む。格子は、フィルターホルダーにパチンとはめるか、フィルターホルダーにねじ付けるか、又は別の方法でそれに取り付けてもよい。格子は、開口部全体にわたって移送管まで延在するだけでもよく、フィルターホルダーの下面及び開口部全体にわたって移送管まで延在し、それによって粒子がフィルター要素に接触するのと移送管に入るのとを防いでもよい。例えば、ユーザーがレモンスライス又はレモンウェッジを濾過済み飲料室に入れたい場合があったり、カットフルーツや他の材料を添加して飲料に風味を加えたい場合があったりする。フィルターホルダーの下面の格子は、フルーツの種、果肉、皮、又はその他の部分が移送管に入ったり、フィルターにはまり込んだりするのを防ぐ。従って、ユーザーは、フルーツの種や一部が移送管にはまり込むリスクを伴わずにフルーツ味の飲料を楽しむことができる。
図28では、フィルターカートリッジ450とフィルターホルダー440の間のシールの詳細が示されている。フィルターホルダー440は内壁に段差部458を含んでおり、この段差部でフィルターホルダーの内径が減少する。フィルターカートリッジ450は、そこから外方に延在する突出リップ468を備えている。段差部458とリップ468は互いに押圧して、濾過済み飲料室へと漏れる未濾過飲料を防止又は削減するように構成された流体密封シールを形成する。段差部458は、段差部458の上部に幅狭突出部480を備えている。突出部480は、更なるシールを形成し、リップ468と協働してフィルターカートリッジ450を所定の位置に固定する。
図29は、移送管442の段差部459とフィルターカートリッジ450の内方突出リップ469を示している。段差部459とリップ469は、濾過済み飲料室へと漏れる未濾過飲料を防止及び削減するための流体密封シールを形成する。リップ468及びリップ469は、ほとんど同じ意味で第1及び第2のリップと呼ぶ場合がある。
フィルターカートリッジ450を更に詳細に図30に示す。この図では、フィルターカートリッジ450が開いて、フィルター媒体、フィルター材料、又はフィルター要素或いは処理材料を入れるための内部フィルター空間481(媒体空間又はフィルター空間とも呼ばれる)が見えている。フィルターカートリッジ450は、外壁464のリップ468と、内壁466のリップ469を有する。上部フィルターカバー470の透かし格子又は第1の有孔壁は、内壁間に延在して見える。上部フィルターカバー470は、フィルターカートリッジに永久的に取り付けてもよく、ユーザーによってそこから取り外し可能であってもよい。外方突出リム474は、外壁464から延在する。フィルターカートリッジ450は、下部フィルターカバー482を取り外すことによって開けられている。内壁466の外側は、その自由端が外方に延在する複数の突出タブ又は突出部484を有する。外壁464の内側は、その縁部が内方に延在する複数のタブ又は突出部486を有する。タブ484及び486は、下部フィルターカバー482の内縁及び外縁の溝488及び490内に延在して、下部フィルターカバーをカートリッジホルダー450の所定の位置に固定する。
底部又は下部フィルターカバー482は、飲料流開口部の透かし格子、より一般的には上部フィルターカバー470のものと同様の第2の有孔壁を形成する半径方向及び同心リブの構成を含んでいるが、開口部の構成の上部及び下部フィルターカバー間の相違も本発明の技術的範囲内である。カートリッジの上部及び底部壁の透かし格子は開口部の一般的な構成として設けられているが、あらゆる有孔壁構造を本発明の技術的範囲内で設けることができる。
フィルターホルダー500の別の実施形態を図31に示す。フィルターホルダー500は、フィルターホルダーから延在する移送管502と、フィルターホルダー500の外壁506に形成されたフィンガーリセス504とを含む。外壁506の下縁には、ガスケット取付リング及びリセス508を含む。移送管502の上端は、510で傾斜している。フィルターホルダー500の下端は、突出仕切板512を含む。仕切板512は、内壁及び外壁間の位置でフィルターホルダーの他の要素の下端の下に突出する。これにより、フィルターを通る飲料の流れ及び滴下を内壁又は外壁ではなくフィルター要素の中心に案内する。仕切板の湾曲下縁部は、滴下帯及び滴下線を形成する。
フィンガーグリップリセス504を有する外壁506を含む、フィルターホルダー500及び移送管502を図32に示す。フィルターホルダーは、中央に位置する移送管502と外壁506の間に延在する仕切板又はリブ512によって形成された開口部516を備えた底部壁514を有する。本実施形態の移送管502は、上記した実施形態で設けられた通気チャネルが欠けている。一部の実施形態では、濾過済み飲料室に空気を通気するための通気管は不要である。
フィルターホルダー500は図33にも示されており、フィルターホルダーの内部は、外壁506から内方に延在する段差部518と、移送管502から外方に延在する段差部520とを有する。チャネル508は、ガスケットをフィルターホルダー500の下部分に保持するためのリブを有する。チャネル508はフィルターホルダー500の外壁から内方に延在し、チャネル508の内側部分はフィルターホルダーのフロア514の一部を形成する。
図34は、フィルターを通って流れる飲料の滴下帯における滴下制御を行う湾曲リブ又は仕切板512を示している。その他の形状の滴下制御用のリブ又は仕切板も本発明の技術的範囲内である。
図35では、フィルターホルダー500とフィルターカートリッジ450の間のシールを形成するのを補助する段差部518及び520が、フィルターカートリッジ450がない状態で示されている。
蓋530の更なる実施形態を図36に示す。蓋530は、雌ねじボトルに嵌合するねじ付き基部532を含む。もちろん、本実施形態及び本明細書に開示したその他の実施形態において雄ねじボトル用の蓋を構成することも可能である。蓋530は、ユーザーによって選択的に開閉可能な蓋カバー534を含む。蓋カバー534は、蓋カバー534が開くように操作するための前面の解除ボタン536と、背面のヒンジ538とを有する。ヒンジ538は、運搬位置又は図示の収納位置まで旋回可能なキャリーループ540に接続される。ねじ付き基部532の下縁には、ボトルの蓋を密封するためのガスケット542が設けられている。ノズルストッパー544は、蓋カバー534の内部に取り付けられ、蓋カバーの上部で見られる。
図37の蓋530を見ると、キャリーループ540は略U字型であり、その対向端がヒンジ538のヒンジピンに接続されており、ユーザーがキャリーループ540を上方延在位置まで旋回させて、例えば、ボトルを持ち歩いたり、フック又はペグにボトルを掛けたりすることができるようになっている。図示の実施形態のキャリーループ540は、ヒンジ538に接続された端部分540bよりもループ端540aの幅が広い。その他の形状ももちろん可能である。ヒンジ538のバレル又は中心部分546は、蓋カバー534の一部に接触するように配置された隆起リブ548を有しており、例えばユーザーがボトルから飲むときなど、蓋カバーが全開位置にあるときに蓋カバーを全開位置に保持するようになっている。隆起リブ548により、ユーザーの僅かな力だけを用いて蓋カバーを全開位置まで動かしたり、全開位置から動かしたりすることが可能になる。
ヒンジ538は、蓋カバーを開位置又は閉位置のどちらかに付勢するOリングスプリング550を更に含む。Oリングスプリング550は、Oリングスプリングの第1部分を蓋530に保持するためのヒンジ538のバレル546から延在するスプリングフック552によって保持される。Oリングスプリング550の第2部分は、ヒンジ538の周囲に延在し、蓋カバー534に係合する。Oリングスプリング550の第2部分は、蓋カバーのOリングキャッチ556によって蓋カバー内に保持される。Oリングスプリング550は、蓋カバー534が閉位置にあるとき、ヒンジ538を回った後に近くで折り畳まれる。ヒンジ538は、蓋カバー534とヒンジ538の間に接続されたヒンジコネクタ554を含む。
図38を参照すると、ボタン536は、ユーザーによって押される湾曲外端558を含んでいる。ヒンジ540は、キャリーループ540の幅広ループ部分540aの内側にキャリーループの端部540bを有する。
図39の断面図は、ヒンジ538によって接続された蓋530及び蓋カバー534を示している。蓋530は、ねじ部分532の下縁にガスケット542を有する。蓋530の内部には、スリーブ560を収容する移送管がある。スリーブ560は、蓋530がフィルターアセンブリを有するボトルに取り付けられているときに移送管の端部に取り付けられる。スリーブ560の下端562は、移送管を所定の位置に案内するための内方傾斜斜面を含む。ガスケット564は、スリーブ560内に取り付けられて、蓋530と移送管の間のシールを形成する。蓋530は、スリーブ560と流体連通するノズル566を含む。スリーブ560はボトルの長手方向軸を中心として、蓋530がボトルの所定の位置にねじ込まれるにつれて移送管がスリーブ560に滑り込むようになっている。
蓋530は、スリーブ560と流体連通するノズル566を含む。図示の実施形態のノズル566は、蓋530の中心からオフセットされている。オフセットによって、ノズル566内に輪郭内面568が生じることになる。ノズル566の上端は、飲用中のユーザーの快適さのために構成されたその上端に拡大リム570を含んでいる。ノズル566の上端又はリム570は、蓋カバー534の開口部576内に固定された中心ポスト572を有するノズルストッパー544によって密封される。ノズルストッパー544は、中心ポスト572に取り付けられたドーム状端部574を含んでおり、蓋カバー534の内部と係合するように湾曲している。ドーム状端部574は、ノズル566のリム570を密封し、蓋カバー534が閉じているときのノズルからの流体漏れを防止又は削減するように構成される。蓋カバーの開口部576は中心ポスト572に沿って延在する内側延長部578を有し、ドーム状端部574は蓋カバー534の内部に向かって延在するスカート部分580を有する。スカート580が設けられる蓋カバーの内部に、リセスが形成される。ドーム状端部574の反対側の中心ポスト572の端部には、開口部576の対応する拡大部に嵌合し、それによって蓋カバー534内のノズルストッパー544を固定する半径方向拡大部582がある。
ボトルの軸からオフセットされたノズルを有する実施形態では、オフセット移送管及びオフセットノズルを設けることが可能である。オフセットノズル及び移送管は、ボトルに対してそのオフセット位置で維持され、ノズル及び移送管を着脱するときにそれらを回転させずにオフセットノズルをボトルに固定する回転カラーによって所定の位置に固定される。非回転蓋及び蓋カバー要素の回転カラーは当該技術において周知であり、ここで更に開示しない。
ラッチボタン536は、蓋530のボタンチャネル内に摺動する。ボタンチャネルの内端には、ボタンをラッチ位置に向けて付勢する弾性スプリング584が含まれる。特定の実施形態の弾性スプリング584は、ゴム管である。ボタン536は、使用中にボタン536がボタンチャネルから抜け出るのを防止及び抑止すると共に、ボタン536の移動を制限する保持ピン586を有する。ボタン536のキャッチノーズ588は、蓋カバー534の内部のキャッチ突出部に係合して、蓋カバーを閉位置に固定し、ボタン536を押すことによってユーザーが蓋カバーを解除することができるようにする。
傘状シール590は、スリーブ560とヒンジ538の間の蓋の中に固定される。傘状シール590は、蓋530の開口部内に固定されるキャッチ突出部591を備えた中心ポストを有する。開口部は、キャッチ突出部591に係合する内方突出部分592を含んで、傘状シールを所定の位置に固定する一方で、空気が開口部を通って中心ポストを越えて流れるような空気流路を形成するようになっている。傘状バルブ590は、蓋530の内部と接触する外周を有する弾性ドーム部分594を含む。傘状バルブ590は一方向フローバルブとして機能し、弾性ドーム部分が蓋530から離れて曲がって、例えば、ユーザーがボトルから飲むにつれて、ボトル内の圧力が低下したとき、ボトルの内部に空気が流れ込むことができるようにするが、蓋530の内部を押圧して密封し、流体がボトルから漏れるのを防止又は削減する。
Oリングスプリング550は、蓋カバー534内に固定された第1部分と、蓋530に固定された第2部分とを含む。ヒンジ538の中心のヒンジピン596は、蓋カバー534及びキャリーループ540のための旋回軸を形成する。
図40は図39の図を示しているが、例外として、ボタン536が力Fによって押され、スプリング584の付勢力に打ち勝つことによってボタン536がボタンチャネルに滑り込んでいる。ボタン536は、継続して力Fを与えないと図示の位置にとどまらない。ボタン536を図示の解除位置に動かすことによって、キャッチノーズ588が蓋カバー534の内部の突出部598との係合から移動して蓋カバーが解除される。ノズルストッパー544がノズル566を支えることによって、蓋カバーが図示の部分開位置まで開くことになる。ボタン536の内方移動は、ボタンに形成された保持ピンリセス600内の保持ピン586によって制限される。図40のボタンは、その内方移動限界にある。突出部598及びキャッチノーズ588の傾斜面によって、蓋カバー534の閉鎖中に蓋カバー534がボタンを内方に滑らせ、蓋カバーが全閉位置になるとすぐに、スプリング584がボタン536を係合位置にパチンとはまらせるようにすることができる。
図41では、全開位置にある蓋カバー534が示されている。蓋カバー534はノズルストッパー574を有しており、これは、蓋カバーが閉じているときはノズル566の開放端に取り付けられるが、蓋カバーが開いているときはユーザーがノズル566から飲むことができるように蓋カバー534の状態を維持する。ボタン536のキャッチノーズ588に係合する蓋カバー534の突出部598は、蓋カバーのリセス602に配置される。リセス602は、蓋カバー534が閉じているときはボタン536の上に合わさる。ボタン保持ピン586は、保持ピン穴604で蓋530内に保持される。
ノズル566内には、ノズル内部からスリーブ560のスリーブ開口部606への液体流路を成形する輪郭568が見える。蓋530の開口部内の傘状シール590は、内方延在突出部592によって保持される。
ヒンジ538において、Oリングスプリングがヒンジバレル546の対向端部のスプリングフック552内に保持される。ヒンジバレル546の各端と対応する蓋カバーのヒンジコネクタ554の間には、Oリングチャネル608が設けられる。Oリング550は、蓋カバーが閉じているときはOリングチャネル608内に配置されるが、蓋カバー534が開いているときはOリングチャネル608から出される。蓋534のOリングキャッチ556は、Oリングスプリング550の、蓋530のスプリングフック552内に保持されているのと反対側を保持する。
図42は、移送管の端部を収容するためのスリーブ560内のガスケット564を示している。ガスケットは、スリーブ560の端部に形成されたガスケット台座610に取り付けられる。上記したように、ノズル566はスリーブ560に対してオフセットされる。ガスケット台座610は、図42の片側でスリーブ560とノズル566の間の流路に延在するのに対して、ノズルとスリーブの間のオフセットが反対側のガスケット台座を形成する。スリーブ560とノズル566の間の湾曲面を表す輪郭線568は図42ではっきり見える。
図43では、ボトルに空気を通気する傘状バルブ590がより詳細に見える。傘状バルブのステム612及びキャッチ突出部591は、傘状バルブ590が取り付けられる開口部614よりも小さい。突出部592のみが開口部内に延在して、傘状バルブの段差部612及びキャッチ突出部591に係合する。それにより、気流隙間がステム612の周りに形成される。突出部592がそこから延在する開口部614の周囲にカラー616が設けられる。カラー616の外側の蓋530に、環状リセス618が形成される。傘状バルブ590のシール部分594は、環状リセス618を超えて蓋530に取り付けられる。
蓋の要素が図44に示されており、オフセットノズル566、傘状バルブ開口部614、及びヒンジ538を備えた蓋本体530が含まれている。蓋530の上部内側部分は、ねじ部分532の上にあるカラー622がその下に延在する隆起部分620を含む。ボタントンネル624は、隆起部分620内に延在する。蓋カバー534は、閉じているときは隆起部分620の上にあって、蓋がボトルにねじ込まれて蓋カバー534が閉じているときはカラー622のみが見えるようになっている。
蓋カバー534は、ボタン536用のリセス602と、ノズルストッパー544用の開口部576と、後部から延在する蓋カバーのヒンジコネクタ554とを有する。蓋カバーのヒンジコネクタ554は、キャリーループ540の旋回コネクタ628がその中に延在する比較的大きな旋回開口部626を有する。蓋本体530のヒンジ538は、キャリーループ540の旋回コネクタ628がそこに嵌合する比較的大きな旋回開口部630を更に含む。特定の実施形態の旋回コネクタ628は、長手方向に延在するスロットを有し、2つの周辺係合リングを含んでおり、コネクタが旋回開口部626及び630に嵌合するように圧縮及び変形することができ、蓋及び蓋カバーの対応するチャネルに係合するリングによってそこに保持されるようになっている。ヒンジピン596は、旋回コネクタ628の中央開口部内に延在し、それによって旋回コネクタが圧縮されることとそれによりヒンジ538から解除されることを防止又は抑止する。ピン596は、ヒンジ538において蓋、蓋カバー、及びキャリーループの強固な係合を提供する。
Oリングスプリング550は、第1部分が蓋530内のOリングフックによって保持され、第2部分が蓋カバー534内のOリングキャッチ内で保持されることによって、ヒンジのOリングチャネル内に隠れて見えるような変形状態で示されている。弛緩状態では、Oリングは略円形である。本発明の蓋に取り付けられると、Oリングは蓋530と蓋カバー534の間で張力を発揮する。
雌ねじボトルと蓋530の間を密封するガスケット542は、蓋530のリブに取り付けられて蓋を所定の位置に保持する内部チャネル632を含む。スリーブ560の内部に取り付けられるガスケット564は、対照的に、外部チャネルを含む。傘状バルブ590は、蓋530の下に示されている。
ボタン536は、ボタンチャネル624内に延在するボタン本体634を含む。ボタン本体634は、圧縮スプリング584がその中に取り付けられるスプリング収容隙間を規定する脚部636を有する。蓋530のピン開口部604に嵌合すると共に、ノッチ600に係合することによってボタン536を所定の位置に保持するボタン保持ピン586が示されている。上記したように、ノズルストッパー544は、中央ステム572と、環状スカート580と、外側部分574とを含む。
蓋の更なる実施形態を図45に開示する。繰り返しを避けるため、上記の実施形態と異なる蓋の部分のみについて詳細に述べることとする。2つの実施形態の間で共通、又はほぼ共通の機構に関しては、上記の説明を参照する。蓋640は、ヒンジ646に隣接して形成されたリセス644を備えた蓋カバー642を有する。リセス644は、内部に通気シール648が取り付けられている。Oリングクリップ650は、Oリング652の片側に係合する。Oリングは、蓋642が閉位置にあるときはヒンジ646の周囲に配置される。Oリング652の反対側は、蓋640のOリングフック654内に固定される。ノズルストッパー660と同じように、キャリーループ656及びボタン658が設けられる。
図46では、Oリングを収容するために形成されたチャネル内のヒンジ646の周囲に配置されたOリングスプリング652が見られる。
図47の断面図は、上記の実施形態との多くの類似点と少しの相違点を示している。蓋カバー642のリセス644は、通気シール648が取り付けられるリセスフロア662を含む。通気シール648は、蓋640の通気開口部664を押圧する。通気開口部664は、バルブリーフ対を含むリーフバルブとして構成される通気バルブ668に通じている。
蓋640は、飲料フィルターの移送管の上部部分が嵌合するスリーブ670を含む。スリーブ670は、スリーブ内に取り付けられて移送管と蓋の互いの間のシールを形成するガスケット672を含む。ガスケット672は、その自由端が傾斜しており、移送管の端部を覆ってシール品質を向上させるガスケットスリーブ674を含んでいる。
蓋640のねじ部分676は、ボトルの内部に対してぴったりとはまるように構成されたボトルガスケット678を含む。
ボタン658は、上記の実施形態のボタンよりも背が高い。ボタン658が嵌合するボタントンネルは、蓋カバー642を超えて延在し、その中に蓋カバー642のキャッチ延長部682が延在する開口部680を含む。キャッチ延長部は、ボタン658のキャッチノーズによって係合される。特定のその他の図示の実施形態のように、ボタン658は、圧縮スプリングによって付勢され、ボタン保持ピンによって所定の位置に保持される。
図48の下面図では、スリーブ670は蓋640の中央に配置されている。ガスケットスリーブ674は、スリーブ670内に配置される。通気バルブ又はリーフバルブ668は、バルブ保持リング688によって蓋640内に保持される。ボトル内からの流体の漏れを防止又は削減する閉位置にあるリーフバルブ668が示されている。蓋640内にボタントンネル684が形成される。
図49は、リーフバルブ668の一実施形態の詳細を示している。蓋640に、蓋が取り付けられるボトルの内部に向けられたリセス686が形成される。リセス686は、リーフバルブ668を所定の位置に保持する環状保持リング688が内部にはめ込まれている。リセス686は環状突出部690を含み、リーフバルブ668は、環状突出部690に合う対応するチャネルを有する。保持リング688は、通常、環状突出部690と同じ直径を有し、リーフバルブ668のチャネル692に嵌合する。チャネルは、略三角形断面を有すると共に、環状突出部690及び保持リング688と協動してリーフバルブ668を所定の位置に保持する保持リング694を形成する。保持リングは、リセス686内の内方傾斜延在突出部698に係合する外方傾斜延在突出部696を含み、保持リング688によってリーフバルブ668を所定の位置に保持するスナップファスナーがそれによって形成される。
リーフバルブ668は、第1及び第2の内方傾斜リーフ要素700を含んでおり、それらは、ゴム又はその他の柔軟性ポリマー等の薄い可撓性材料で形成され、弛緩状態にあるときにリーフ要素700の自由端同士がシール面702において互いに接触するように配置されている。リーフ要素700は、通常、ボトル内の流体に露出しているときはシール面702の密封接触を保持し、それによってボトルからの漏れを防止又は削減する。
リーフバルブ668は通気開口部664に設けられ、空気がリーフ要素700間を通過することによって通気開口部664を通り、更にリーフバルブ668を通って流れることができるようになっている。図49は、閉位置にある蓋カバー642を示している。閉じた蓋カバーによって、通気開口部664を通過する空気又は液体から通気開口部を密封するように通気シール648が通気開口部に押圧されることになる。蓋カバー642が開位置に動かされると、通気シール648は空気が開口部を通過することができるように通気開口部664から解放される。
図50は、通気開口部664が開放状態であるリーフバルブ668を示している。蓋が取り付けられているボトル内の気圧は、例えばユーザーがボトルから飲むことによって、外気圧よりも低くなる。気圧差によってリーフ要素700が外方に屈曲して、リーフ要素700の密封面702に空気流路704を形成する。ボトル内の気圧が外気圧と等しくなった後、リーフ要素700は互いに接触する弛緩状態に戻り、それによって内部に収容された液体の漏れに対して蓋を密封する。それにより、リーフ要素700は、空気は流入させるが液体の漏れは防止又は削減する一方向バルブを形成する。
図51は、開放状態にある図45の蓋を示している。蓋640は、蓋カバー642に収まる隆起部分706と、ねじ部分676が取り付けられる外方延在リップ708とを有する。ノズル710は隆起部分706から延在しており、蓋カバー642が閉じているときはノズルストッパー660によって密封されている。ボタントンネル712はノズル710から延在し、隆起部分706の上に現れている。ボタン658は、蓋カバー係合位置と蓋カバー解除位置の間のボタントンネル712内に摺動する。ボタントンネル712の上部、正面には、蓋カバー642が閉じているときに蓋カバーのキャッチ延長部682がそこに延在する開口部680を備えている。ボタン658がボタントンネル712から抜け出るのを防止又は抑止するボタン保持ピンは、ピン開口部714を通して所定の位置に挿入される。
通気シール648は、蓋カバー642のリセス644で見られる。リセス644の主な機能は、蓋カバー642が閉じているときに通気シール648が通気開口部664上の所定の位置に動くように補助することである。Oリングスプリング652は、蓋642のリセス644とヒンジ646に隣接した蓋640の両方の所定の位置に掛けられているのが見える。ヒンジ646は、蓋カバー642が閉じているときにOリングスプリング652が嵌合するOリングチャネル716を有する。
図52を参照すると、蓋カバー642は、キャッチ延長部682がボタン658から解除された開位置にある。Oリングスプリング652は張力を受けて蓋カバー642を全開位置の方へ引っ張るため、ユーザーがノズル710から飲むときに蓋カバーが邪魔にならない所に保持される。ユーザーが飲んで、ボトルの中身が取り出されるにつれて、空気が通気開口部664を通り、更にリーフバルブ668を通ってボトルの内部へと入る。ユーザーは、蓋カバー642をヒンジ646の周囲で旋回させ、蓋カバー542のOリングスプリング652の張力に打ち勝つことによって、蓋カバーを閉位置に向けて動かすことができる。蓋カバーが閉位置に達すると、蓋カバーのキャッチ延長部682がボタントンネル712のキャッチ開口部680に入り、ボタン658のキャッチノーズに係合する。ボタンスプリング718の圧縮力は封じられ、ボタン658のピンノッチ内のボタンピン720によってボタンが摺動してキャッチ延長部682を収容することができる。完全に閉じると、ボタンが係合位置にきちんとはまって閉じた蓋カバー642を保持し、ノズルストッパー660がノズル710を覆い、通気シール648が通気開口部664を覆う。蓋は、漏れに対して密封されるように構成される。
図53を参照すると、蓋640は、ボタン658、ボタンスプリング718、及びボタンピン720を収容するためのボタントンネル684を備えている。ノズルストッパー660と通気シール648は、蓋カバー642に嵌合する。キャリーループ656及びヒンジピン722が蓋640と蓋カバー642を互いに接続する一方で、Oリングスプリング652は蓋と蓋カバーの互いに対する移動を付勢する。ボトルガスケット678はボトルに対して蓋640を密封し、ガスケットスリーブ674はフィルターアセンブリの移送管に対して蓋640を密封する。保持リング688は、リーフバルブ668を保持する。
図54に示す更なる実施形態において、フィルターカートリッジホルダー730及びフィルターカートリッジ732は、ホルダー730及びカートリッジ732を互いに密封係合状態で係合させるためのロック(ツイストロックとも呼ばれる)を備えている。特に、フィルターカートリッジホルダー730は、円筒状フィルターホルダー730まで延在する移送管734を有しており、このホルダーは、内壁736を有し、壁736の円周の周囲に延在するシール段差部738を備えている。壁736は、軸方向部分742と傾斜部分又は傾斜チャネル744を含む2つの係止スロット又はチャネル740を備えている。スロット又はチャネル740はフィルターホルダーの壁を通って延在しているが、フィルターホルダーの壁のリセスとして構成してもよい。ロックの傾斜部分又は傾斜チャネル744は、回転運動を含む、フィルターホルダーとフィルターカートリッジの互いに対する運動によって係止を行う。円筒状フィルターカートリッジホルダー730の開放端にある係止スロット740の端部には、支持リング746を備えている。支持リング746は、スロット740の軸方向部分742のスロット開口部748を超えて広がっており、このスロットはスロット開口部748から半径方向外方の位置にある。支持リング746はフィルターホルダー730を一周し、フィルターホルダー730の円筒状壁からその上端で外方に突出する。ガスケット750は、フィルターホルダー730の下端に取り付けられて、飲料濾過ボトルの内壁と密封係合する。
フィルターカートリッジ732はフィルター要素を収容することができ、移送管734を収容するための中央開口部752と、飲料がそれを通って流れて、フィルターカートリッジ732内に収容されるフィルター要素等のフィルター媒体によって濾過される上部壁の開口部754とを備えている。フィルターカートリッジ732は円筒状外面756を有しており、この外面756にはそこから外方に突出する密封リブ758が設けられている。密封リブ758は、フィルターカートリッジ732がフィルターホルダー730内に完全に取り付けられているときに、フィルターホルダー730内の密封段差部738を押圧して密封係合する。密封係合は、カートリッジホルダー730からカートリッジ732を挿脱するのに比較的大きな力を必要とするくらい十分にきつくてもよい。ユーザーがフィルターカートリッジ732を密封状態でフィルターカートリッジホルダー730に配置するための力を発揮するのを助けるため、円筒状外面756から延在する突出部760が設けられる。突出部760は、係止スロット740内に位置決めされる。カートリッジ732がフィルターカートリッジホルダー730に対して回転するにつれて、突出部760はスロット740に沿って動き、カートリッジ732は、突出部がスロット740の傾斜面に沿って移動するので、密封リブ758が密封段差部738と密封係合した状態でフィルターホルダー730内の略密封位置に移る。
フィルターホルダー730へのフィルターカートリッジ732の挿入は、それに伴って押圧力が発揮されるので、ユーザーが比較的容易に達成することができる。しかしながら、ホルダー730からのカートリッジ732の取り外しには、カートリッジ732の挿入と比較してユーザーのより大きな力が必要になる。カートリッジ732を取付回転と反対方向に回転させることによって、ユーザーはカートリッジホルダー内の密封位置からカートリッジ732を取り外すことが可能になる。これは、突出部760が係止スロット740の傾斜部分744の傾斜面に沿って移動するためである。カートリッジ732はこのようにして、ユーザーがより簡単に取り外すことができる。
ユーザーによるカートリッジ732の回転を容易にするために、リブ付きグリップリング762がフィルターカートリッジ732の上端に沿って設けられる。リブ付きグリップリング762は、ユーザーが把持しやすいようにフィルターホルダー730の上方及び外方に突出している。グリップリング762は、カートリッジをホルダー730内に取り付けるための第1の方向への回転と、カートリッジをフィルターホルダー730から取り外すための反対方向への回転の両方に用いることができる。グリップリング762によって、係合が非常にきつい場合であっても、ユーザーが密封リブ758を密封段差部738から外すことが可能になる。
密封リブ758が密封段差部738から離されると、傾斜スロット744内を動く突出部760によってもたらされる傾斜回転力が必要なくなる。この時点で、突出部760はスロットの軸方向部分742内にあり、カートリッジを容易に取り外すことができる。
図55は、突出部760が係止スロット740の入口748に位置しているカートリッジ732を示している。カートリッジ732は、図示の位置から、カートリッジ732の円筒状壁736がホルダー730に嵌合するように、ユーザーによって移送管734に沿って軸方向に押圧される。突出部760は、支持リング746の後ろに移動することによってスロット740に入り、軸方向部分742に沿って移動する。傾斜部分744に達すると、突出部は軸方向と円周方向の両方に移動し始めて、フィルターカートリッジ732をホルダー730の所定の位置に回転させる。ユーザーは、リブ付きグリップリング762を把持してカートリッジ732を所定の位置に移動させることができる。
図56を参照すると、カートリッジ732はカートリッジホルダー730内に完全に取り付けられている。突出部760は、スロット740の傾斜部分744の端部に位置している。これにより、カートリッジ732の密封リブがホルダー730の密封段差部に押されて密封係合することになり、それによってカートリッジとホルダーの間に水密シールが形成される。ガスケット750は、ボトルの内部との水密シールを形成する。このことにより、ボトルの濾過済み飲料室が未濾過飲料室から密封される。
図56から容易に分かるように、グリップリング762は、カートリッジが完全に取り付けられているときはカートリッジホルダー730の外に延在して、ユーザーがグリップリング762を把持して容易にカートリッジを取り外すことができるようになっている。フィルターカートリッジは容易に取り外して、新しいカートリッジを挿入することができるようになっている。
図57を参照すると、係止スロット740の閉鎖端部内の完全取付位置にある突出部760が示されている。特定の実施形態では、スロット740は、スロット740に沿って突出部760が自由運動を行うように構成されている。この図に示す代替実施形態では、スロット740は、スロット740内に延在するバンプ764のために狭くなっている。バンプ764はスロット740を十分にくびれさせて、スロットに沿った突出部760の通過を妨害するが、力を受けたときは依然として突出部がスロット740に沿って移動することができるようにする。突出部760はバンプ764によって完全取付位置に保持されるが、突出部760を完全取付位置からバンプ764を超えて移動させるのに必要なのはユーザーのほんの僅かなねじり力だけである。特定の実施形態では、バンプ764は存在しない。スロット740内の軸方向経路、そして傾斜経路に沿った突出部760の経路は、矢印で示している。
カートリッジ732の側面図は、図示の実施形態では2つの突出部760が設けられていることを示している。1つの突出部を設けること、又は2つ以上の突出部を設けることも考えられる。突出部760は円形状突出部として示されているが、その他の形状も可能である。突出部を収容するためのスロットはホルダーの貫通開口部として示されているが、その代わりにホルダーの外側に対して閉鎖されたチャネルとして形成してもよい。スロットは軸方向部分及び傾斜部分を有するものとして示されているが、傾斜部分のみ、軸方向部分のみ、又はその他の形状の部分を有してもよい。密封リブ758はカートリッジ上に示されているが、その代わりに密封リブをカートリッジホルダー内に設けると共に、段差部又はその他の密封面をカートリッジ上に設けてもよい。カートリッジとカートリッジホルダーの間のシールのその他の構成もまた可能であり、本発明の技術的範囲内である。
図59は、フィルターカートリッジ730及びカートリッジ732を図56の線C−Cに沿った断面で示している。カートリッジ732は、移送管734の上を通してフィルターホルダー730内に収められており、突出部760がホルダー730のスロット740を通って延在している。グリップリング762は、フィルターホルダー730から、ユーザーがグリップリング762を把持して回転させ、それによってフィルターカートリッジ732を除去又は交換することができる位置まで延在する。フィルターカートリッジ732は、そこに未濾過飲料室内の飲料が流れ込む上部フィルターカバー766の開口部と、その中にフィルター媒体及び/又はその他の材料が供給される内部空間768と、それを通って濾過済み飲料がボトルの濾過済み飲料室へと流れ込む開口部を備えると共に、フィルター媒体を内部空間768内に保持する底部フィルターカバー770とを有する。フィルターホルダー730は、フィルターカートリッジ732を支持する底部772を有し、濾過済み飲料用の流体流開口部が設けられている。
移送管734は、濾過済み飲料室に開口し、ユーザーが飲むための移送管に大量の濾過済み飲料を入れることができる張り出し下端部774を有する。張り出し下端部774は段差部が付けられているが、漸増径形状又はその他の形状も可能である。ガスケット750は、フィルターホルダー730の下端の小径部分に配置された隆起リブに取り付けられる。ガスケット750は、フィルターホルダーが入れられるボトルの内壁と接触するその外面に複数の外方延在薄肉リブを含んでいる。
図60(a)及び60(b)は、フィルターカートリッジ732の密封リブ758の拡大図であり、フィルターカートリッジホルダー730の密封段差部738に押圧されている。フィルターカートリッジ732がカートリッジホルダー730に挿入されるとき、密封リブ758は、リブ758が段差部738に達するまでホルダー730の内部とほとんど又は全く接触しないことになる。段差部738において、リブ758(フィンとも呼ばれる)は、段差部738を押圧しながら変形して流体密封シールを形成する。段差738にかかる変形リブ又はフィン758の力は、回転力の発揮でカートリッジを回転方向及び軸方向の両方に動かす傾斜スロットによる助けがもしなかったら、ユーザーがカートリッジ732をホルダー730から取り外すのに比較的大きな力を十分発揮することが必要になる。これは、シール領域が濡れていて、飲料の表面張力に静止摩擦が加わることで、表面の互いに対する初期移動が防止又は抑止される場合に特に当てはまる。
ホルダー730へのカートリッジ732の挿入中、リブ又はフィン758は、段差部738に達するまでカートリッジの表面から半径方向に延在している。ホルダー730の内壁736と段差部738の間の移行部として、ランプ776が設けられる。ランプ776は、リブが屈曲して段差部738の上に載るときに損傷を与えずにリブ又はフィン758を屈曲させる。もちろん、カートリッジとホルダーの間の空間を密封するために複数のリブ又はフィンを設けてもよい。リブ又はフィンは、どちらかの構成要素、又は両方から延在させてもよい。
本明細書に開示した濾過又は処理システムは、化学汚染物質、バクテリア、原生動物、シスト、粒子、及び、場合によってはウィルスを含むその他の水質汚染物質を含む、ほとんど又は全ての汚染物質を飲料から除去することができる。しかしながら、サイズが小さいため、一部のウィルスが濾過済み飲料に残ることがある。例えば、濾過済み飲料から生存ウィルスを排除するための更なる手段を含む濾過又は処理システムの別の実施形態を図61に示す。濾過又は処理システムのこの実施形態では、ボトル本体780は、未濾過飲料室784を形成する内部空間へのねじ開口部782を備えている。ねじ開口部は、雌ねじ開口部である。ボトル本体780は、内部にフィルターホルダー及びフィルターカートリッジが配置されており、これらは、本明細書において示したタイプのものであり、図61で見られる移送管786の端部に配置される。
蓋788は、ボトル本体780のねじ山782に嵌合する雄ねじ部分790を有する。蓋カバー792は、解除ボタン794を操作することによって閉位置から解除可能である。蓋カバー792の下には、飲料ノズル又はその他の分配開口部が設けられており、これは、移送管786を介してノズルに流れる濾過済み又は処理済み飲料を飲んだり分配したりするためのものである。
ボトル本体780の反対端部には、更に雌ねじ開口部796も有する。紫外線飲料処理機構は、開口部796に固定されるように構成された紫外線殺菌装置ユニット798を含む。紫外線殺菌装置ユニット798は、開口部796と係合するように構成された雄ねじ部分800と、紫外線をボトル本体の内部に透過させるために配置される紫外線透過部分802と、紫外線を作動又は停止させるように操作可能な電源スイッチ804とを含む。ボトル本体780は、流体が開口部796に出入りできない内部濾過済み飲料室を有しているが、紫外線殺菌装置ユニット798によって生成された紫外線がボトル本体780内の濾過済み飲料室に到達することができるようにする紫外線透過部分を含んでいるのが好ましい。紫外線殺菌装置ユニット798はボトル本体から分離可能で、バッテリー交換等の修理が可能であるが、ボトル本体から分離できない紫外線殺菌装置ユニットもまた本発明の技術的範囲内である。
図62は、紫外線殺菌装置ユニット798の一実施形態を示している。雄ねじ部分800は、ボトル本体の雌ねじ開口部に嵌合する小径段差部分でユニット798の上部の周囲に延在する。円筒外面806は、通常、紫外線殺菌装置ユニット798がボトル本体に取り付けられたときにボトル本体と連続外面を形成するように、ボトル本体と同じ直径を有する。この図では、紫外線透過部分802が紫外線殺菌装置ユニット798から取り外されて、紫外線発光バルブ808が見えている。紫外線発光バルブ808は、紫外線発光バルブ808に対する支持と電力供給を行うクリップ810内に取り付けられる。紫外線発光バルブ808の下には、紫外線発光バルブ用の電源装置及び制御回路を入れるためのハウジングがある。紫外線発光バルブ808を作動させるための電源スイッチはユニット798の反対側にあって、この図では見えない。他のスイッチ位置もまた可能である。紫外線発光装置の他の構成も可能であり、本発明の技術的範囲内である。
図63では、紫外線殺菌装置ユニット798がボトル本体780の雌ねじ開口部に取り付けられている。紫外線発光バルブ808は、紫外線殺菌装置ユニット798の紫外線透過部分802を通して、更にボトル780の紫外線透過部分812を通して紫外線を透過させるように機能する。電源制御部814は紫外線殺菌装置ユニット798内に配置されており、バッテリー及び紫外線制御回路を含んでいることが好ましい。電源スイッチ804は、殺菌装置ユニット798の側で利用できる。例えば電源スイッチ804の操作によって、ユーザーが紫外線殺菌装置ユニット789を作動させると、紫外線発光バルブ808が発した紫外線が濾過済み飲料室816内の任意の飲料に透過される。濾過済み飲料室816内の飲料は、未濾過飲料室784からフィルター818のフィルター媒体を通過してきている。そのため、あらゆる粒子並びに多くの化学及び生物的汚染物質が既に除去されている。フィルターを通過したかもしれないウィルス及びその他の小さな汚染物質は、紫外線による飲料の更なる殺菌によって死滅することになる。従って、化学薬品や複雑な高圧濾過機構に頼らずに、更なる安全性の下で水又はその他の飲料を飲んだり用いたりすることができる。ユーザーは、濾過又は処理システムのノズルから飲料を飲んだり、その飲料を料理、洗濯などに分けて使用したりすることができる。ノズル、解除カバー、蓋のバルブ及びシール、キャリーループ、内部フィルターホルダー支持体、並びに蓋及びボトル本体のその他の構造は、本明細書で詳細に説明した実施形態で示したものと同様であり、当業者であればその構造及び作用を十分理解できるため、更なる説明はここでは示さない。
代替実施形態が図64に示されており、フィルターカートリッジ820がロックボタン824に隣接するリブ付き把持部分822を有している。ロックボタン824は、把持部分822を押すことによって内側に変形可能である。フランジ826がフィルターカートリッジ820の上端の周囲に設けられ、密封リブ又はフィン828がフィルターカートリッジ820の円筒壁から延在して設けられている。
図65では、フィルターカートリッジ820を側面図で示す。2つのリブ付き把持部分822が、フィルターカートリッジ820の両側に1つずつ設けられる。2つのロックボタン824が、各々把持部分822に隣接して設けられる。カートリッジ820の、フランジ826と反対の下端にアライメントノッチ830が形成される。
図66は、底部フィルターカバー832が取り外されたフィルターカートリッジ820を示している。底部フィルターカバー832は所定の位置に固定されて、フィルターカートリッジの媒体室834を包囲する。フィルターカバー832は、フィルターカートリッジ820のカートリッジ本体821に永久的に取り付けられるのが好ましい。アライメントノッチ830は、フィルターカートリッジ本体821の対向端の厚壁部分836に設けられる。フィルターカバー832は、フィルターカバー832がカートリッジ本体821に取り付けられたときにノッチ830と整合するノッチ838を更に有する。他の実施形態と同様に、図示のフィルターカートリッジ820は、フィルターホルダーの移送管を受け入れるための中央開口部840と、開口部840内の密封リブ又はフィン842と、カートリッジ本体821の流体流開口部844及びフィルターカバー832の流体流開口部846とを有する。
図67では、フィルターカートリッジ820が示されており、把持部分822を受け入れるためのリセス850と、ロックボタン824を収容するための開口部852とを有するフィルターホルダー848に取り付けられている。フィルターカートリッジ820は、ロックボタン824が開口部852に達するようにフィルターホルダー848に挿入すると、所定の位置にパチンとはまる。フィルターカートリッジ820は、リブ付き把持部分822を把持して内方に押しながら、ロックボタン824が開口部852から解放されるようにフィルターカートリッジ820をフィルターホルダー848から引っ張ることによって取り外される。フィルターカートリッジ820をフィルターホルダー848から解除した後、移送管854を外すことができ、新しいフィルターカートリッジを取り外されたカートリッジの所定の位置に挿入することができる。
図68は、フィルターホルダー848の内壁の下部分にある突出部856を示している。突出部856は、フィルターカートリッジ820のノッチ830に嵌合する。フィルターホルダー848は、リブ付き把持部分822を受け入れるためのリセス850が設けられている場所以外は、フィルターカートリッジ820の円周の周囲のフィルターカートリッジ820のフランジ826まで延在する。
図69は、フィルターホルダー848の開口部852内に延在する位置にあるロックボタン824を示している。リブ付き把持部分822は、リセス850内に配置される。係止ボタン824は自由端の角が丸くなっていて、係止ボタンを内方に押し下げて、フィルターカートリッジ820がフィルターホルダー848から引っ張られたときにフィルターカートリッジ820の壁を僅かに変形させることができる。このフィルターカートリッジ壁の内方変形が、場合により、フィルターホルダー壁の外方変形と、ユーザーが把持部分822にかける内向き圧力と相まって、フィルターカートリッジ820がフィルターホルダー848から解除されることになる。係止ボタン824の丸角は更に、フィルターカートリッジ820をフィルターホルダー848の係止及び完全挿入位置に挿入するのを容易にする。
図70では、フィルターカートリッジ820が所定の位置に配置されて完全に挿入されたとき、フィルターホルダー848の内壁の突出部856がフィルターカートリッジのノッチ830内に延在している。所定の位置に配置されていないか、又は突出部を収容するためのノッチが欠けているフィルターカートリッジは、完全取付及び密封状態でホルダー848内に挿入することができない。図示の実施形態の把持部分822及びロックボタン824は、ノッチ830及び突出部856から円筒状フィルターカートリッジの一周のほぼ4分の1に配置される。その他の構成の突出部、係止ボタン、及び/又は把持部分も可能であり、本発明の技術的範囲内である。例えば、ノッチ及び/又は突出部をより多く又は少なく設けてもよく、他の形状又は配置のノッチ及び突出部を設けてもよく、係止ボタンをより多く又は少なく設けてもよい。これらの要素の1つ又はそれ以上を排除してもよい。これら及びその他の配置及び係合機構は、カートリッジのホルダーへの適切な配置及び位置決めを保証し、且つ、適切に寸法決め及び構成されたカートリッジを提供することによって、フィルターホルダーとフィルターカートリッジの間の流体密封シールを確保することを保証するように構成される。流体密封シールがない場合、未濾過の、場合によっては汚染された飲料がフィルターを飛び越えて、濾過済み飲料室に到達する可能性がある。
図71を参照すると、紫外線殺菌装置ユニット860は、係止ラグコネクタ862を用いてボトル本体の底部に固定されるように構成されている。係止ラグコネクタは、本明細書で説明した別の実施形態のねじ込み式コネクタの代わりに設けられる。ラグコネクタ862は、そこから2つのフランジ866が延在する中央円筒部分864を含んでおり、2つのフランジは円筒部分864の円周の一部を越えて半径方向外方に突出して、フランジ866の下に保持空間868を形成する。フランジ866の第1回転方向の端部には、ストップ870がある。各フランジ866の下側には、保持バンプ872が設けられる。紫外線殺菌装置ユニット860内の紫外線源によって光がそれを通して発せられるレンズ874は、円筒状突出部864の中央に配置される。
図72は、ボトル本体876から係合解除された紫外線殺菌装置ユニット860を示している。ボトル本体876は、その円周の一部の上にボトル本体876の下縁から内方に延在する共働ラグ878を有する。ラグ878間の空間は、紫外線殺菌装置ユニット860のフランジ866を受け入れて、紫外線殺菌装置ユニットがボトル本体876の底部に固定されるようになっている。ボトル本体876に対して紫外線殺菌装置ユニット860を回転させることによって、ボトル本体876の共働ラグ878は紫外線殺菌装置ユニット860の保持空間868内に移動する。継続して回転させることによって、ラグ878が保持バンプ872と接触してストップ870にぶつかることになる。このことにより、紫外線殺菌装置ユニット860がボトル本体876の底部に固定される。レンズ874を通して発せられた紫外線は、ボトル本体876の底部パネル880を通して、ボトル本体の濾過済み飲料室に透過される。
ボトル本体876からの紫外線殺菌装置ユニット860の取り外しは、ラグ878が保持空間868から抜け出るようにボトル本体876に対して紫外線殺菌装置ユニット860を逆回転させることで、ラグ878及びフランジ866を互いに解き、それによって紫外線殺菌装置ユニットをボトル本体から緩めるようにすることによって達成される。紫外線殺菌装置ユニットをボトル本体に取り付けるための他の固定手段もまた可能であり、本発明の技術的範囲内である。
紫外線殺菌装置ユニット860は回転して、ボトル本体876に取り付けられ、そこから取り外される。特定の実施形態では、紫外線殺菌装置ユニットは、その間に回転グリップ884があるリセス882を有しており、ユーザーはその回転グリップによって紫外線殺菌装置ユニットを把持することができ、紫外線殺菌装置ユニットが取付及び解除中に動くときのグリップが向上する。他の形状のグリップ向上手段もまた可能である。
図73は、飲料濾過又は処理システム890の更に別の実施形態を示す。濾過又は処理システム890は、フィルターカートリッジ900を収容するフィルターホルダー898によって分けられた未濾過飲料室894及び濾過済み飲料室896を有するボトル本体892を含む。移送管902は、濾過済み飲料室896から蓋906の中のノズル904まで延在する。蓋カバー908は、ノズル904の開放端に係合して飲料の漏れを防止又は削減するノズルストッパー910を備えている。蓋カバー908が開いているとき、未濾過飲料室894内の未濾過飲料は比較的急速にフィルターカートリッジ900を通過し、流入する飲料によって追い出された濾過済み飲料室内の空気は移送管902を通過してボトル890から出る。未濾過飲料室894内の未濾過飲料は、蓋906内の通気バルブ912を通過する空気に入れ替わる。
例えば図47に示した実施形態において図73の部品番号を参照すると、蓋カバー908が閉位置にあり、それによって外気が飲料室に出入りすることができないように気密シールで飲料室を密封した場合、フィルターを通した飲料の濾過によって飲料室間に圧力差が生じることになる。この圧力差は、未濾過飲料室894内の飲料が濾過方向にフィルターを通過するときに、濾過済み飲料室896内の空気がゆっくりと移動すること、又はフィルターカートリッジ900を逆方向に全く通り抜けないことのためである。圧力差によって、飲料の飲料濾過速度が減速することになる。飲料濾過速度を増加させるために、ノズル904と通気バルブ912の間に接続された空気再循環部材914(バイパス管とも呼ばれる)が設けられる。空気再循環部材914は、ノズル904の第1空気再循環口916と、通気バルブ912の上の蓋906の第2空気再循環口918とに接続される。空気再循環部材914は、空気再循環チャネルを形成し、空気が濾過済み飲料室896から、移送管902を通り、ノズル904を通って通気バルブ912まで流れて、未濾過飲料室894に流れ込む。空気再循環部材914を通る空気の流れ又は再循環によって、未濾過飲料室及び濾過済み飲料室間に生じる気圧差が軽減されて、蓋カバー908が閉じているときに飲料がフィルターカートリッジ900を通ってより速い速度で流れるようになる。空気再循環チャネルを有する実施形態の濾過速度は、蓋カバー908が開いていた場合に生じる濾過速度と等しくなる。通気バルブ912は、未濾過飲料室894から濾過済み飲料室896への空気又は飲料の逆流を防止又は削減する。
図示の空気再循環チャネルは、蓋カバーが閉じている状態での飲料の高速濾過を可能にする空気再循環チャネルの一実施形態に過ぎない。本発明は、当業者には明らかなように、空気バイパス又は再循環通路及び/又は圧力逃がし手段の他の実施形態も包含する。空気再循環チャネルの利用により、例え蓋カバーが閉じていても飲料が漏れたりこぼれたりするリスクを増加させることなく、飲料の急速な濾過が促進される。
図73は、移送管902の上端の一部の上及び周囲に配置された移送管ガスケット901も示している。移送管ガスケット901は、移送管902がスリーブ903内に配置されているときに、移送管902の上端と蓋のスリーブ903の間のシールを形成するように構成される。特定の実施形態では、シールは流体密封シールであって、蓋906が所定の位置にあるときに未濾過飲料室内の流体がノズル904から漏れ出ることがないようにすることができる。移送管ガスケット901は、蓋906がボトル本体892から取り外されたときに移送管902の上端に残るように構成される。移送管ガスケット901は、液密シールを円滑にするために柔らかい可撓性材料で形成される。
図74では、蓋カバー908は、ノズル904を閉鎖するノズルストッパー910を備えている。図45の蓋カバーと比べて、図74の蓋カバー908はリセス644が欠けており、その代わりに、蓋カバー908が閉位置にあるときに空気再循環部材又はバイパス管914を収容する形状の傾斜面920を有している。蓋カバー908は、本明細書の他の場所で説明した実施形態と同様のキャリーループ、ヒンジ、ラッチ及びその他の機構を有しているが、ここでは更に詳細には説明しない。
図75は、図73の蓋906を示しており、蓋カバー908が開位置にあってノズル904が見えている。ノズル904から飲むユーザーの邪魔にならない位置でノズル904と蓋906とに接続されたバイパス管914が設けられている。
図76を参照すると、ノズル904及びノズル906から取り外されたバイパス管914が示されており、空気再循環口916及び918が見えている。空気再循環口916及び918は、空気再循環部材914内の開口部に延在する管状コネクタを含む。空気再循環部材又はバイパス管914は、通常はノズル及び蓋に取り付けられたままだが、例えば、取り外して洗浄することができる。
本明細書に示す蓋は、濾過性能を有するボトル本体と共に使用するのが好ましく、水又はその他の液体をボトル本体内で濾過又は処理し、濾過済み又は処理済み液体をノズルを通してボトルから飲むか、ボトル本体から分配するようになっている。しかしながら、蓋及びそれらの様々な機構及び構成要素は、フィルター又は処理要素を含む必要のないボトル本体又はその他の容器と共に使用してもよい。同様に、本明細書において開示した蓋、ボトル、フィルターホルダー、シール、ガスケット、又はその他の要素は、一般にボトル、蓋、容器等に設けられているものと同様に本明細書において開示したその他のそのような機構、構造、構成要素、外観、及び機能と置き換えて設けてもよい。
従って、ユーザーが迅速且つ簡単に未濾過飲料又は未処理飲料を添加することができる飲料濾過又は処理システムが図示及び説明されており、その飲料の少なくとも一部がフィルター要素又は処理要素を通過した後、ユーザーはボトルから濾過済み又は処理済み飲料を飲むことができる。ユーザーは、飲むときにフィルター要素を通して飲料を吸い込もうとする必要はなく、フィルターに邪魔されずに濾過済み飲料を簡単に注ぐことができる。濾過済み又は処理済み飲料は、ノズル又はその他の開口部から直接飲んだり、グラス、カップ、又はその他の容器に注いだりすることができる。飲料フィルター要素は、ユーザーが容易に変えられる。飲用管が中央に位置することにより、ユーザーが濾過済み飲料を飲むためにボトルをある方向に向ける必要がなくなる。例えボトルの回転配向が起ころうとも、ボトルに対して同じ飲用動作が適用される。
本発明の実施形態は、重力供給飲料濾過又は処理システムを包含し、これは、ボトル内の飲料フィルター又は処理要素の上に飲料を縦に並べて配置し、ユーザーがフィルター又は処理要素の下の濾過済み又は処理済み飲料室から飲むことができるようにするものである。図示の実施形態の中央に配置された移送管は、濾過済み又は処理済み飲料を濾過済み又は処理済み飲料室から得るための1つの手段に過ぎない。濾過済み又は処理済み飲料室から飲料を得るためのその他の手段も本発明の技術的範囲内である。
当業者によってその他の修正及び変更が提案される可能性があるが、合理的且つ適正に当該技術に対する寄与範囲内にある全ての変更及び修正を本書を根拠とする特許内で具現化することは本発明者の意図するところである。

Claims (56)

  1. 内部の飲料室と、本体開口部とを規定するボトル本体と、
    前記ボトル本体の前記飲料室内に配置され、それによって前記飲料室を濾過済み飲料室と未濾過飲料室に分けるフィルターと、
    前記濾過済み飲料室からほぼ前記本体開口部まで延在する移送管であって、前記未濾過飲料室と流体連通することなく前記未濾過飲料室を通過する前記移送管と、
    前記ボトル本体に固定可能で、それによって前記本体開口部を全般的に覆う蓋であって、飲用縁によって規定される飲用開口部を含んでおり、前記飲用開口部は、前記移送管を介して前記濾過済み飲料室と流体連通して、前記蓋が前記ボトル本体に固定されているときに、前記濾過済み飲料室からの濾過済み飲料が前記濾過済み飲料室から流れて前記移送管を通って前記飲用開口部から出るようになっている前記蓋と、を有する、飲料ボトルシステム。
  2. 前記移送管は、第1端及び第2端を有し、前記第1端は、前記ボトル本体内に配置されており、前記第2端は、前記蓋が前記ボトル本体に固定されているときに前記飲用開口部と流体連通して構成されており、
    前記移送管の前記第1端に取り付けられたフィルターホルダーであって、前記フィルター及びフィルターホルダーが前記ボトル本体の前記飲料室を前記濾過済み飲料室と前記未濾過飲料室に分けるように、前記ボトル本体内で前記フィルターを位置付ける、前記フィルターホルダーを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  3. 前記フィルターホルダーは、前記移送管の前記第1端に取り付けられてそれを囲んでおり、
    前記フィルターは、前記フィルターが前記フィルターホルダーに取り付けられたときに前記移送管がそれを通って延在する開口部を規定する、請求項2に記載の飲料ボトルシステム。
  4. 前記フィルターは、前記フィルターが前記フィルターホルダーに取り付けられたときに前記移送管がそれを通って延在する中央開口部を規定する単体構造のフィルター材料を有する、請求項3に記載の飲料ボトルシステム。
  5. 前記フィルターホルダーに取り外し可能に配置されたフィルターカートリッジであって、フィルター媒体を含んでおり、前記フィルター媒体は、飲料が前記未濾過飲料室から前記濾過済み飲料室へ前記フィルター媒体を通過するときに前記飲料を濾過するように構成されている、前記フィルターカートリッジを更に有する、請求項3に記載の飲料ボトルシステム。
  6. 前記フィルターカートリッジは、カートリッジ本体とフィルターカバーを含んでおり、前記フィルターカバーは、前記カートリッジ本体内のフィルター空間にフィルター媒体を囲むように前記カートリッジ本体に固定可能である、請求項5に記載の飲料ボトルシステム。
  7. 前記カートリッジ本体は、内側略円筒壁と、前記内側略円筒壁と略同軸になるように配置された外側略円筒壁とを含み、前記内側略円筒壁と前記外側略円筒壁の間に延在する第1有孔壁を含んでおり、
    前記フィルターカバーは第2有孔壁を有する、請求項6に記載の飲料ボトルシステム。
  8. 前記カートリッジ本体は、
    前記外側略円筒壁と前記フィルターホルダーの間に延在する第1リップと、
    前記内側略円筒壁と前記移送管の間に延在する第2リップとを有する、請求項7に記載の飲料ボトルシステム。
  9. 前記移送管は、前記カートリッジ本体の前記内側略円筒壁を受け止めるように構成された段差部を含んでおり、
    前記フィルターハウジングは、前記カートリッジ本体の前記外側略円筒壁を受け止めるように構成された段差部を有する、請求項7に記載の飲料ボトルシステム。
  10. 前記フィルターカートリッジは外壁を含んでおり、
    前記フィルターホルダーは、前記フィルターカートリッジの前記外壁の部分に露出するリセスを前記フィルターホルダーに規定し、前記フィルターカートリッジの前記外壁の前記露出部分は、前記フィルターホルダーから前記フィルターカートリッジを取り外すときにユーザーが把持するように構成された前記フィルターカートリッジのグリップ部分である、請求項5に記載の飲料ボトルシステム。
  11. 前記フィルターホルダーは、環状外壁と、前記環状外壁を前記移送管に接続する複数のリブとを有する、請求項2に記載の飲料ボトルシステム。
  12. 前記複数のリブは、前記フィルターホルダーの下端に滴下帯を規定するために、前記リブの湾曲下縁を有する、請求項11に記載の飲料ボトルシステム。
  13. 前記フィルターホルダーと前記フィルターカートリッジの間で操作可能で、前記フィルターカートリッジを前記フィルターホルダー内に選択的に固定するロックを更に有する、請求項2に記載の飲料ボトルシステム。
  14. 前記ロックは、前記フィルターホルダーと前記フィルターカートリッジの間の回転運動によって少なくとも部分的に機能するように構成される、請求項13に記載の飲料ボトルシステム。
  15. 前記ロックは、前記フィルターカートリッジから延在する突出部と、前記フィルターカートリッジから延在する前記突出部と係合する前記フィルターホルダーの傾斜チャネルとを有する、請求項14に記載の飲料ボトルシステム。
  16. 前記ボトル本体は、前記濾過済み飲料室を有する内部空間を規定する取り外し可能なボトル本体要素を有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  17. 前記ボトル本体の前記飲料室内に位置する支持要素であって、フィルターホルダーを受け止めて、前記フィルターホルダーを前記ボトル本体の所定の位置に支持するように構成された前記支持要素を更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  18. 前記支持要素は、前記ボトル本体の壁から内方に延在して、前記フィルターホルダーが配置される表面を規定する少なくとも1つの支持突出部を有する、請求項17に記載の飲料ボトルシステム。
  19. 前記少なくとも1つの支持突出部は、前記濾過済み飲料室の底部から延在するフィンを有する、請求項18に記載の飲料ボトルシステム。
  20. 前記移送管は、第1端及び第2端を有し、前記第1端は、前記ボトル本体内に配置されており、前記第2端は、前記蓋が前記ボトル本体に固定されているときに前記飲用開口部と流体連通するように構成されており、
    前記飲用開口部と流体連通して接続されたスリーブであって、前記蓋が前記ボトル本体に固定されているときに前記移送管の前記第2端を受け止めるように構成されている前記スリーブを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  21. 前記スリーブ内に配置されて、前記移送管の前記第2端と密封係合するように構成されているガスケットを更に有する、請求項20に記載の飲料ボトルシステム。
  22. 前記蓋の通気開口部に配置された通気バルブであって、前記ボトル本体の前記飲料室に空気が流れ込むことを可能にするが、前記通気バルブを介して液体が前記ボトル本体の前記飲料室から出るのを遮断するように構成されている、前記通気バルブを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  23. 前記通気バルブは中央ステムを有する傘状バルブであって、前記中央ステムは、前記中央ステムと前記蓋の間の空気流開口部を規定するように前記通気開口部内に接続されており、前記傘状バルブは、前記中央ステムから延在し、前記蓋と接触する傘状膜を含んでおり、前記膜は、屈曲して前記ボトル本体の前記飲料室に空気が流れ込むことを可能にするように構成されるが、前記通気開口部を介して液体が前記ボトル本体の前記飲料室から流れるのを遮断するように密封されたままである、請求項22に記載の飲料ボトルシステム。
  24. 前記通気バルブは、前記通気開口部を介して液体が前記ボトル本体の前記飲料室から流れ出るのを抑止する密封面と密封接触する少なくとも1つのリーフ部材を含み、前記少なくとも1つのリーフ部材は、前記ボトル本体内の気圧が外気圧以下に低下したときに前記ボトル本体の前記飲料室への空気入口を形成するために屈曲して密封接触を断つように構成されている、請求項22に記載の飲料ボトルシステム。
  25. 前記少なくとも1つのリーフ部材は、前記密封面で互いに密封接触する第1及び第2のリーフ要素を含み、前記第1及び第2のリーフ要素は、前記ボトル本体の前記飲料室内の気圧が外気圧以下に低下したときに前記ボトル本体の前記飲料室への空気入口を形成するために屈曲して互いの密封接触を断つように構成されている、請求項24に記載の飲料ボトルシステム。
  26. 前記蓋の前記少なくとも1つのリーフ部材を保持する保持リングを更に有する、請求項24に記載の飲料ボトルシステム。
  27. 前記蓋に枢着された蓋カバーと、
    前記蓋カバーを前記蓋の閉位置に固定するように前記蓋と前記蓋カバーの間で係合可能なラッチであって、前記蓋カバーを前記閉位置から解除するように選択的に操作可能である前記ラッチと、を更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  28. 前記蓋カバー内に配置され、前記蓋カバーが前記閉位置に固定されているときに前記飲用開口部を密封するように構成されたノズルストッパーを更に有する、請求項27に記載の飲料ボトルシステム。
  29. 前記蓋カバーが開位置に移動した後、前記蓋カバーを全開位置に保持するように前記蓋と前記蓋カバーの間で接続されるOリングスプリングを更に有する、請求項27に記載の飲料ボトルシステム。
  30. 前記蓋カバーを前記蓋に接続するヒンジであって、前記Oリングスプリングは、前記蓋カバーが前記閉位置にあるときに少なくとも部分的に前記ヒンジの周囲に配置されている、前記ヒンジを更に有する、請求項29に記載の飲料ボトルシステム。
  31. 前記蓋は前記飲料室への通気開口部を規定し、
    前記蓋カバーのリセスであって、リセスフロアを有する前記リセスと、
    前記リセスフロアに配置され、前記蓋カバーが前記閉位置にあるときに前記通気開口部と密封接触するように構成された通気シールと、を更に有する、請求項27に記載の飲料ボトルシステム。
  32. 前記蓋を前記蓋カバーに接続するヒンジと、
    前記ヒンジに接続されたキャリーループであって、前記蓋及び前記蓋カバーの一方と旋回接触する旋回コネクタを含み、前記旋回コネクタは前記ヒンジの軸方向に延在する中央開口部を規定している、前記キャリーループと、
    前記中央開口部に配置されたヒンジピンと、を更に有する、請求項27に記載の飲料ボトルシステム。
  33. ボトル本体は、支持面を有する略円筒体と、前記略円筒体の反対側の本体開口部とを含み、前記ボトル本体が直立していて前記支持面が略水平面の上にあるときに前記前記未濾過飲料室が前記濾過済み飲料室の上に配置されており、
    前記フィルターは、前記ボトル本体が直立しているときに前記未濾過飲料室内の飲料が重力によって前記フィルターを通って前記濾過済み飲料室に流れ込むことができるように構成される、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  34. 前記フィルターホルダーに取り付けられ、前記未濾過飲料室と前記濾過済み飲料室の間の液密シールを形成するために前記ボトル本体の内面と密封係合して配置されたガスケットを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  35. 前記移送管は、ほぼ前記移送管の長さに沿って延在し、空気通路を形成するように構成された少なくとも1つの通気管を有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  36. 前記移送管と前記蓋の間で密封係合し、前記未濾過飲料室内の未濾過飲料が、前記移送管を通って前記ノズルに入った濾過済み飲料と接触するのを実質的に防止するように構成されたガスケットを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  37. 前記ボトル本体は、二重壁構造を有する真空断熱ボトル本体である、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  38. 前記ボトル本体は略円筒状であり、
    前記移送管は、前記略円筒状ボトル本体の長手方向軸にほぼ沿って配置される、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  39. 前記飲用開口部は、前記ボトル本体の前記軸からオフセットされる、請求項38に記載の飲料ボトルシステム。
  40. 前記ボトル本体に取り付けられるように構成され、前記ボトル本体の前記濾過済み飲料室に紫外線を放出するように操作可能である紫外線殺菌装置ユニットを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  41. 前記濾過済み飲料室と前記未濾過飲料の間に空気通路を形成するように構成された空気再循環チャネルを更に有する、請求項1に記載の飲料ボトルシステム。
  42. 前記蓋は前記飲料室への通気開口部を規定し、前記空気再循環チャネルは、前記移送管及び前記通気開口部と流体連通して接続されており、
    前記空気再循環チャネルと流体連通する通気バルブであって、
    空気が前記濾過済み飲料室から前記未濾過飲料室に流れることを可能にすると共に、前記未濾過飲料室から前記濾過済み飲料室への流体流を遮断するように構成されている、前記通気バルブを更に有する、請求項41に記載の飲料ボトルシステム。
  43. ボトル本体と前記ボトル本体内に取り付けられたフィルターホルダーを有するシステム用のフィルターであって、前記フィルターホルダーは、前記ボトル本体の内部空間を未濾過飲料室と濾過済み飲料室に分けており、前記システムは、前記フィルターホルダーの略中心に接続された移送管を更に有しており、
    フィルター要素及びフィルターカートリッジであって、一方が前記フィルターホルダーに嵌合するように構成された外側略円筒壁を有し、一方が前記移送管の一部の周囲に適合するように構成された内側略円筒壁を有し、一方がそれを通って流れる飲料を濾過するためのフィルター媒体含んでいる、前記フィルター要素及び前記フィルターカートリッジを更に有する、フィルター。
  44. 前記内側略円筒壁は、前記外側略円筒壁と略同軸である、請求項43に記載のフィルター。
  45. 前記フィルター要素は生物分解性材料からなる、請求項43に記載のフィルター。
  46. 前記フィルター要素及び前記フィルターカートリッジの一方は、
    前記内側略円筒壁と前記外側略円筒壁の間に延在する第1及び第2の有孔壁であって、前記フィルター要素及び前記フィルターカートリッジの一方は、その中に前記フィルター媒体が配置される内部フィルター空間を規定している、前記第1及び第2の有孔壁からなる、請求項43に記載のフィルター。
  47. 前記フィルターカートリッジは生物分解性材料からなる、請求項46に記載のフィルター。
  48. 飲料室と本体開口部を規定し、支持面を有するボトル本体と、
    前記飲料室を濾過済み飲料室と未濾過飲料室に分けるように前記ボトル本体の前記飲料室に配置されたフィルターであって、前記ボトル本体が前記支持面に支持されているときは前記未濾過飲料室が前記濾過済み飲料室の上に配置されており、前記未濾過飲料室内の飲料が重力によって前記フィルターを通って前記濾過済み飲料室に流れ込むことができるように構成されている前記フィルターと、
    前記濾過済み飲料室からほぼ前記本体開口部まで延在し、前記濾過済み飲料室と飲用開口部の間に流体連通を提供するように構成された移送管であって、前記ボトル本体が前記支持面に支持されているときは前記未濾過飲料室内の飲料と流体連通することなく、ほぼ前記未濾過飲料室の底部から前記未濾過飲料室の上部まで延在する前記移送管と、
    前記ボトル本体に固定可能で、前記飲用開口部を規定する蓋であって、前記飲用開口部は、前記濾過済み飲料室からの濾過済み飲料が前記濾過済み飲料室から前記移送管を通って前記飲用開口部から流れ出ることができるように前記移送管と流体連通している、前記蓋と、を有する、飲料ボトルシステム。
  49. 前記ボトル本体は、第1端に前記本体開口部を、第2端に前記支持面を備えた略円筒状である、請求項48に記載の飲料ボトルシステム。
  50. 前記移送管は、ほぼ前記未濾過飲料室の中心を通って延在する、請求項48に記載の飲料ボトルシステム。
  51. 飲料室と本体開口部を規定するボトル本体と、
    前記飲料室を濾過済み飲料室と未濾過飲料室に分けるように前記ボトル本体の前記飲料室に配置されたフィルターホルダーと、
    前記フィルターホルダー内のフィルターであって、前記フィルター及び前記フィルターホルダーの一方が、前記フィルターと前記フィルターホルダーの間の流体密封シールを形成するように前記フィルター及び前記フィルターホルダーの他方と接触する突出リップを含んでいる、前記フィルターと、
    前記濾過済み飲料室との流体連通を提供するように前記濾過済み飲料室からほぼ前記本体開口部まで延在する移送管であって、前記未濾過飲料室と流体連通することなく前記未濾過飲料室を通過する前記移送管と、
    前記ボトル本体に固定可能で、飲用開口部を規定する蓋であって、前記飲用開口部は、前記濾過済み飲料室からの濾過済み飲料が前記濾過済み飲料室から前記移送管を通って前記飲用開口部から流れ出ることができるように前記移送管と流体連通している、前記蓋と、を有する、飲料ボトルシステム。
  52. 前記フィルターは、
    前記フィルターホルダーによって保持されるように構成され、内部空間を規定するフィルターカートリッジと、
    前記フィルターカートリッジの前記内部空間に配置されたフィルター媒体とからなる、請求項51に記載の飲料ボトルシステム。
  53. 前記フィルターは、前記フィルターホルダーと接触する円筒外壁と、それを通って前記移送管が延在する開口部を規定する円筒内壁とからなる、請求項51に記載の飲料ボトルシステム。
  54. 内部飲料室と本体開口部を規定し、支持面を有するボトル本体と、
    前記飲料室を処理済み飲料室と未処理飲料室に分けるように前記ボトル本体の前記飲料室に配置された飲料処理要素であって、前記ボトル本体が立っていて前記支持面が略水平面の上にあるときは前記未処理飲料室が前記処理済み飲料室の上に配置されており、前記未処理飲料室内の飲料が重力によって前記飲料処理要素を通って前記処理済み飲料室に流れ込むことができるように構成されている前記飲料処理要素と、
    前記処理済み飲料室との流体連通を提供するように前記処理済み飲料室からほぼ前記本体開口部まで延在する移送管であって、前記未処理飲料室と流体連通することなく前記未処理飲料室の底部から前記未処理飲料室の上部まで延在する前記移送管と、
    前記ボトル本体に固定可能で、飲用開口部を規定する蓋であって、前記飲用開口部は、前記処理済み飲料室からの調整済み飲料が前記処理済み飲料室から前記移送管を通って前記飲用開口部から流れ出ることができるように前記移送管と流体連通している、前記蓋と、を有する、飲料ボトルシステム。
  55. 前記飲料処理要素は、飲料フィルター、調味料、甘味料、ビタミン解放剤、色素解放剤、及び粒子解放剤の少なくとも1つである、請求項54に記載の飲料ボトルシステム。
  56. ボトルシステムの未濾過飲料室に未濾過飲料を収容するステップと、
    濾過済み飲料を得るために、前記未濾過飲料を重力によって前記ボトルシステム内に取り付けられたフィルターを通して濾過するステップと、
    前記ボトルシステムの濾過済み飲料室に前記濾過済み飲料を収容するステップであって、前記濾過済み飲料室は、前記未濾過飲料室と共通ハウジングを共有し、前記フィルターによって前記未濾過飲料室から分けられている、前記ステップと、
    前記濾過済み飲料を前記濾過済み飲料室から前記ボトルシステムの分配開口部に前記未濾過飲料室を通って延在する移送管を介して分配するステップと、を有する、飲料の濾過方法。
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