JP2015006089A - モータケースにおけるコネクタ固定構造 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、図4において、ステータコア1、コイル2、ステータスロット部の絶縁物3、端子6、固定用突起部をプラスチックにて成形したコネクタ7、端子6との接続のためのコイル先端5、コイル2を絶縁させ外枠形成をするために一体成形されたプラスチック4からなるステータを示す。
すなわち、コネクタを有する突起部のみでステータコアとハウジングに接しているため、樹脂部分の熱伝導性が低いが故に、モータ発熱の放熱作用に悪影響を与えることになり、モータ発熱の原因となっていた。
また、コネクタも取付部も樹脂であるため、固定のための別部品を必要とし、温度変化によって樹脂部分とハウジング部分との間に隙間が形成されてしまい、ガタが発生することがあった。
また、コネクタの突起部をステータコアに取付けるためにステータコアに溝を形成しなければならず、ステータコアの転積やスキュー構造とする場合には、ステータコアの製作が困難となっていた。
すなわち、全体形状が円筒形をなすモータケースの一端に設けられ複数の第1固定用孔を有するフランジ受け体と、前記フランジ受け体の上部に設けられ複数の第2固定用孔を有するインサート板金をインサート成形したコネクタ部品体と、前記インサート板金の上部に設けられ複数の第3固定用孔を有するフランジ体と、よりなり、前記フランジ受け体、前記インサート板金及び前記フランジ体は互いに積層され、前記各固定用孔は互いに同一位置に積層して整列配設され、前記コネクタ部品体のコネクタ部は前記モータケースの側部に配設されていることにより、前述のモータケースのフランジ受け体、インサート板金及びフランジ体が全て金属同士であるため、モータで発生する熱の熱伝導が良好で、コネクタ付であるにも拘わらず、モータ発生熱の外部への熱放出が効果的にできる。
また、前述のようにインサート板金とモータケースのフランジ受け体は金属同士の接触であるため、隙間やガタが発生しにくく、コネクタの固定の信頼性も向上すると共に、熱放出の効果も向上する。
また、インサート板金はコネクタと共にインサート成形されているが、インサート板金とコネクタが一体構造であるため、従来よりも部品点数が少なく生産効率の向上となる。
また、前記コネクタ部品体は、前記モータケースの軸方向と直交する方向からみて全体形状がL字形をなし、前記インサート板金は前記コネクタ部が接続された円筒状部にインサート成形されていることにより、L字形の部品でありながら製作が容易である。
また、前記フランジ受け体は、前記モータケースに対して、一体又は別体にて設けられていることにより、モータケースへの取付けが極めて容易である。
また、前記フランジ体の周縁には、前記モータケースの軸方向に沿って延設された二股状の複数の突起部が形成され、前記各突起部は、前記インサート板金及び前記フランジ受け体の周縁に形成された各凹部と係合し、かつ、曲折されてカシメられていることにより、突起部が円周方向に拡開し、モータケースの外径をそのままに保つことができる。
また、前記フランジ体は先メッキ鋼板よりなり、前記インサート板金及びフランジ受け体は鋼板よりなることにより、タップを用いることがなく、フランジ体の耐久性を高めることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号10で示されるものは全体形状が筒状をなすモータケースであり、このモータケース10の一端10aには全体形状が輪状をなすフランジ受け体20が一体又は別体で設けられている。
前記コネクタ部品体35は、モータケース10の軸方向Aと直交する方向からみた場合、全体形状がL字形をなすと共に円筒状部36とコネクタ部7が射出成形によって一体に成形され、前記円筒状部36には、その外形状が前記フランジ受け体20と同一形状をなすと共に、その内径がフランジ受け体20及びモータケース10の内径より十分に小なる内径で形成された輪状のインサート板金40がインサート成形されている。
尚、前記インサート板金40は、例えば、板厚0.6ミリの鋼板より構成されている。
従って、前記円筒状部36の外周には、前記インサート板金40の各第2突縁部41、第2固定用孔42及び凹部43が水平方向に突出し、かつ、露出した状態で配設されている。
前記モータケース10の各第1突縁部31、インサート板金40の各第2突縁部41及びフランジ体51の各第3突縁部52は、前記モータケース10に対して、図2で示されるように前記コネクタ部品体35及びフランジ体51を積層させた場合、前記各突縁部31,41及び突縁部52は互いにその位置が一致した状態で積層され、前記各固定用孔32,42及び53は同一位置に積層される。
また、前記コネクタ部7は、前記インサート板金40によって支持されているため、前記モータケース10の周面10bに対して非接触状態となるように構成されている。
10 モータケース
10a 一端
10b 周面
20 フランジ受け体
20A 周縁
A 軸方向
B 周方向
30 凹部
31 第1突縁部
32 第1固定用孔
35 コネクタ部品体
36 円筒状部
40 インサート板金
41 第2突縁部
42 第2固定用孔
43 凹部
50 開口
51 フランジ体
51a 周縁
52 第3突縁部
53 第3固定用孔
54 突起部
60 カシメ手段
Claims (5)
- 全体形状が円筒形をなすモータケース(10)の一端(10a)に設けられ複数の第1固定用孔(32)を有するフランジ受け体(20)と、前記フランジ受け体(20)の上部に設けられ複数の第2固定用孔(42)を有するインサート板金(40)をインサート成形したコネクタ部品体(35)と、前記インサート板金(40)の上部に設けられ複数の第3固定用孔(53)を有するフランジ体(51)と、よりなり、
前記フランジ受け体(20)、前記インサート板金(40)及び前記フランジ体(51)は互いに積層され、前記各固定用孔(32,42,53)は互いに同一位置に積層して整列配設され、前記コネクタ部品体(35)のコネクタ部(7)は前記モータケース(10)の側部に配設されていることを特徴とするモータケースにおけるコネクタ固定構造。 - 前記コネクタ部品体(35)は、前記モータケース(10)の軸方向(A)と直交する方向からみて全体形状がL字形をなし、前記インサート板金(40)は前記コネクタ部(7)が接続された円筒状部(36)にインサート成形されていることを特徴とする請求項1記載のモータケースにおける固定構造。
- 前記フランジ受け体(20)は、前記モータケース(10)に対して、一体又は別体にて設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のモータケースにおけるコネクタ固定構造。
- 前記フランジ体(51)の周縁(51a)には、前記モータケース(10)の軸方向(A)に沿って延設された二股状の複数の突起部(54)が形成され、前記各突起部(54)は、前記インサート板金(40)及び前記フランジ受け体(20)の周縁(20A)に形成された各凹部(43,30)と係合し、かつ、曲折されてカシメられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のモータケースにおけるコネクタ固定構造。
- 前記フランジ体(51)は先メッキ鋼板よりなり、前記インサート板金及びフランジ受け体は鋼板よりなることを特徴とする請求項1ないし4記載モータケースにおけるコネクタ固定構造。
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Cited By (1)
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