JP2015005476A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】格納されている制御コードがどのようなものであるかを簡単に確認することができる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は発光部及びこれを制御する制御部と、発光部の制御コードを格納する格納部を備える。発光部はメイン照明部4と常夜灯5により構成され、制御部はマイコン8により構成され、格納部はフラッシュROM16のデータROM18により構成される。マイコン8は、発光部を制御コードに固有の発光パターンで発光させることにより、格納部に格納された制御コードが何であるかを開示させる制御コード確認装置として機能する。【選択図】図1

Description

本発明は照明装置に関する。
近年の照明装置、特に屋内用の照明装置は、マイクロコンピュータ(以下本明細書では「マイコン」の略称を用いる)で点灯・消灯から明るさの調整、さらには照明の色調の変更までを行うようになっているものが多い。マイコンで制御を行う照明装置の例を特許文献1に示す。特許文献1に記載された照明装置は、被照射面の反射光を検出する照度検出部を備え、この照度検出部が出力する検出値が、所望の明るさに対応した目標値と略一致するように光出力の調節を行う自動調光機能を有している。
特開2010−97901号公報
マイコンは制御プログラム及び制御データ(これらを包括する概念として本明細書では「制御コード」の語を用いる)に従って動作し、照明装置を制御する。かつては内蔵のマスクROMに制御コードを書き込んだマイコンが用いられるケースが多かったが、最近では制御コードの書き換えが可能なフラッシュROMを内蔵したマイコンが用いられるケースが多くなっている。
照明装置にフラッシュROM内蔵のマイコンが用いられた場合、制御コードの書き換えが容易であることを利用して、出荷用の製品を生産するため生産用制御コードを格納するという通常作業の他、製品評価用あるいは動作テスト用の専用制御コードを格納することもしばしば行われる。
製品評価用の制御コードや動作テスト用の制御コードを格納した照明装置は、生産用の制御コードを格納した照明装置と外見では見分けがつかない。ところで製品評価用の制御コードや動作テスト用の制御コードには、特定の部品に過剰な負荷をかけるといった制御
が含まれていたり、本来の動作時間を短縮して実行する制御が含まれていたり、通常の動作の一部または全部が省略されていたりすることがある。そのような制御コードを格納した照明装置が手違いで市販用に出荷されてしまった場合、購入先で、製品寿命が短くなったり、想定されている動作時間が短くなったり、動作を行わせることができなかったりするという事態が生じる可能性がある。
計測機器やパーソナルコンピュータをマイコンに接続すれば、マイコンにどのような制御コードが格納されているかを確認することができる。しかしながらマイコンへの接続端子は、もし存在したとしても照明装置の外面に露出されないよう設計されることが多いので、照明装置のカバーを取り外すなどの準備が必要となる。シーリングライトのように天井に取り付けられる照明装置では、それを天井から下ろすか、天井に取り付けた状態のままケーブルを接続する必要があり、作業者の負担が大きい。また準備作業や確認作業を行う際、照明器具に損傷が生じるおそれもある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、格納されている制御コードがどのようなものであるかを簡単に確認することができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、発光部と、前記発光部を制御する制御部と、前記発光部の制御コードを格納する格納部と、前記発光部を前記制御コードに固有の発光パターンで発光させることにより前記格納部に格納された制御コードが何であるかを開示させる制御コード確認装置と、を備えることを特徴としている。
この構成によると、照明装置本来の機能である発光機能を利用して、格納された制御コードを容易に確認することができる。
上記構成の照明装置において、前記発光部は少なくとも一部が発光ダイオードで構成されることが好ましい。
上記構成の照明装置において、前記発光部は複数の発光系統を含み、前記複数の発光系統の発光の組み合わせで前記発光パターンが形成されることが好ましい。
上記構成の照明装置において、リモートコントローラを有し、当該リモートコントローラの操作により前記制御コード確認装置が動作することが好ましい。
上記構成の照明装置において、前記発光パターンを表す表示が外面になされることが好ましい。
本発明によると、カバーを取り外したりケーブルを接続したりする手間なしに制御コードを確認することができるから、制御コードの確認を1台毎にでも行うことができ、製品評価用の制御コードや動作テスト用の制御コードが格納された照明装置が市場に出回る危険性を低減することができる。また制御コードの確認作業時に照明装置が損傷するという懸念も払拭される。
本発明の第1実施形態に係る照明装置のブロック構成図である。 マイコンのブロック構成図である。 フラッシュROMの構成を示す図である。 リモートコントローラの機能を示す表である。 照明装置の回路基板の構成を示す図である。 メイン照明の回路図である。 常夜灯の回路図である。 照明装置に貼付されるラベルの構成例を示す図である。 マイコンに格納されるデータの表である。 照明装置に貼付されるラベルの他の構成例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第1例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第2例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第3例を示す図である。 制御コード確認動作のフローチャートである。 制御コードを表す発光パターンの第4例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第5例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第6例を示す図である。 制御コードを表す発光パターンの第7例を示す図である。
以下、図に基づき各実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1に照明装置の第1実施形態を示す。照明装置1は部屋の天井に取り付けられるシーリングライトである。照明装置1は電源スイッチ2で操作することもでき、リモートコントローラ(以下「リモコン」の略称を用いる)3で操作することもできる。
照明装置1の発光部は2系統の発光系統を含む。一方の発光系統はメイン照明部4であり、他方の発光系統は常夜灯5である。メイン照明部4は発光ダイオード(以下「LED」の略称を用いる)のアレイにより構成され、常夜灯5は1個のLEDにより構成される。メイン照明部4と常夜灯5はLEDドライバである駆動部6により駆動される。駆動部6には電源部7より電力が供給される。電源部7は照明装置1の制御部となるマイコン8にも電力を供給する。
リモコン3からの信号は受信部9で受信され、マイコン8に伝達される。マイコン8は接続端子10に接続されており、接続端子10を通じてマイコン8に格納された情報を読み取ったり新たに情報を書き込んだりすることができる。制御端子10は、マイコン8に制御コードを書き込んだり、制御コードをアップデートしたり、制御コードが正しく書き込まれているかどうかを確認したりするのに用いられる。
マイコン8は駆動部6及び電源部7と、ブザー11に対し制御指令を発する。ブザー11は受信部9がリモコン3からの信号を受信したときに鳴動し、操作指令を受け付けたことを使用者に報知する。
照明装置1には、図1に示した構成要素以外の周辺機能、例えば制御のタイミングの調整に使用するタイマーや、赤外線受光器との通信に使用するシリアル通信部、LEDの明るさの調整やブザー11の振動に使用するパルス幅変調機能(pulse width modulation:PWM)などを備えさせることができる。
マイコン8の構成を図2に示す。マイコン8は、マイコンとしての主要な処理を実行する中央演算部(以下「CPU」の略称を用いる)12以外に、入出力インターフェイス13、周辺機能部14、機能レジスタ15、及びフラッシュROM16を備えている。
マイコン8は入出力インターフェイス13を介して外部機器に接続される。例えば駆動部5、電源部7、受信部9、接続端子10、ブザー11などが入出力インターフェイス13に接続される。マイコン8は入出力インターフェイス13を介して駆動部6、電源部7、及びブザー11に制御信号を出力する。受信部9の受信信号が入出力インターフェイス13を介して入力される。また接続端子10を通じてフラッシュROM16の記録内容の消去・書き込み・読み出しなどを行うことができる。
前述した照明装置1の周辺機能は周辺機能部14と機能レジスタ15により制御される。フラッシュROM16に対しCPU12は、専用のアドレスやデータの制御信号を用いて、あるいは機能レジスタ15を介して、アクセス可能である。
フラッシュROM16の構成例を図3に示す。図3のフラッシュROM16はプログラムROM17とデータROM18に分割されている。プログラムROM17にはマイコン8が実行する制御プログラムが格納される。データROM18には各種パラメータ等の制御プログラムが利用するデータが格納される。
マイコン8は、プログラムROM17に格納されたプログラムを実行することで、プログラムROM17の内容消去や書き込みを禁止することが可能である。そのようにすれば、制御プログラムを変更することなく照明装置1を使い続けることができる。データROM18の内容消去や書き込みは禁止されないので、データの変更を容易にアップデートすることができる。
電源スイッチ2は通常部屋の壁に取り付けられる。短期間の間に電源スイッチ2のオン・オフを繰り返すことで、照明装置1の動作モードを切り替えることができる。それは、電源スイッチ2のオン・オフ回数をマイコン8がカウントし、回数に応じて発光系統や発光強度を切り替えることで可能となる。例えば、消灯→メイン照明部4が50%の明るさで点灯→メイン照明部4が100%の明るさで点灯→常夜灯5が点灯→消灯と順次切り替えることができる。複雑な操作まで電源スイッチ2のオン・オフで行おうとするのは無理があるが、上記のような単純なシーケンスは十分に可能である。
リモコン3の通信手段としては赤外線が想定されているが、他の通信手段、例えば電波や超音波であってもよい。リモコン3には図4の表の左側の欄に示すボタン、すなわち「全灯」「消灯」「常夜灯」「明るく」「暗く」「暖色」「寒色」「お気に入り」などのボタンを設定することができる。
各ボタンを押したときの照明装置1の動作は次の通りである。「全灯」を押すとメイン照明部4が最大の明るさで点灯する。「消灯」を押すとメイン照明部4と常夜灯5の両方が消灯する。「常夜灯」を押すとメイン照明部4が消灯し、常夜灯5が点灯する。「明るく」を押すとメイン照明部4が明るくなる。「暗く」を押すとメイン照明部4が暗くなる。「暖色」を押すとメイン照明部4が暖色系統の色調で発光する。「寒色」を押すとメイン照明部4が寒色系統の色調で発光する。「お気に入り」を押すと、マイコン8に「お気に入り」として登録された設定でメイン照明部4が点灯する。また「お気に入り」のボタンを長押しすることにより、その時点での点灯の設定をお気に入りに登録することができる。
メイン照明部4と常夜灯5からなる発光部は図5に示すように構成される。メイン照明部4を構成するのは4枚のメイン照明部基板20である。各メイン照明部基板20の表面には複数ずつのLED21が分散配置される。各メイン照明部基板20の表面のLED21は、図5に示すように4枚のメイン照明部基板20を90°間隔で配置したとき、仮想の円周を描くように配列される。仮想円周は、直径大、直径中、直径小と計3個のものが同心円を描くように存在している。
4枚のメイン照明部基板20には1枚毎に24個のLED21が搭載される。24個のLED21は図6に示す通り直列接続され、アノード(+)側とカソード(−)側の電位差により全てのLED21が発光する。なおメイン照明部基板20とLED21の数量及び配置、接続構成などはいずれも単なる例示であり、発明を限定するものではない。
リング状に配置された4枚のメイン照明部基板20の中心の空間には、電源基板22、制御基板23、及び常夜灯基板24が配置される。電源基板22には駆動部6と電源部7が搭載されており、メイン照明部基板20、制御基板23、及び常夜灯基板24に電力を供給する。制御基板23にはマイコン8、受信部9、及びブザー11が搭載される。制御基板23には電源スイッチ2が接続され、また接続端子10が設けられる。常夜灯基板24に搭載される常夜灯5は、図7に示す通り、1個のLED25により構成される。常夜灯5には大輝度が求められないため、1個のLED25で賄うことが可能である。
照明装置1の外面には図8に例示するようなラベル26が貼付される。ラベル26には照明装置1の品番27、シリアル番号28、及びそれらのバーコード29等が印刷されている。品番27を表示することで異なる商品の混入を防止でき、シリアル番号28を表示することで品質問題が生じた場合などに生産ロットを容易に特定でき、バーコード29を表示することで照明装置1の生産や流通の追跡が可能となる。これらに加えて、電気的な仕様や適合規格などが表示されることもある。
マイコン8のフラッシュROM16のデータROM18には図9に例示するようなリビジョン(revision)のデータが格納される。この例では、アドレス0200h〜02FFh(末尾の“h”は16進数表記であることを表す)の256バイトがデータ容量として確保されており、そのうち0220h〜0223hの4バイトが、格納された制御コードを表す内容となっている。
先頭の0220hには、制御コードの用途を示す‘P’、‘T’、‘E’のキャラクターコードのいずれかが格納される。‘P’は生産用のコードであることを表し、‘T’は動作テスト用のコードであることを表し、‘E’は評価用のコードであることを表す。0221hに格納されるのはメジャーバージョン番号であり、比較的大きな仕様変更や機能変更が実施された場合に変更される。0222hに格納されるのはマイナーバージョン番号であり、比較的小さな仕様変更や機能変更が実施された場合に変更される。0223hに格納されるのはビルド番号であり、制御コードの何らかの変更が適用されたときに更新される。
制御コードのリビジョン番号は、メジャーバージョン番号、マイナーバージョン番号、及びビルド番号の3個の数字をピリオドで区切って、例えば“4.1.2”のように表現される。図10に示す通り、ラベル26にリビジョン番号30を表示しておくことができる。
本発明は、発光部を制御コードに固有の発光パターンで発光させることにより格納部に格納された制御コードが何であるかを開示させる制御コード確認装置を備えることを特徴としている。第1実施形態では、メイン照明部4と常夜灯5を合わせたものが発光部となり、マイコン8のフラッシュROM16のデータROM18が格納部となり、マイコン8が制御コード確認装置となる。以下図11から図13に示す3種類の例に基づきフラッシュROM16に格納された制御コードのリビジョンを固有の発光パターンで確認させる点についての説明を行う。なおこれらの例ではリビジョン番号が“4.1.2”とされている。
図11に示す例は生産用の制御コードが格納された(すなわち、データROM18のアドレス0220hに格納された値が‘P’)場合の発光パターンである。メイン照明部4は、時刻t0の後所定の短い時間間隔で4回発光した後、少し間を置いて1回発光し、再度少し間を置いて2回発光する。常夜灯5はメイン照明部4の発光の区切り毎に1回ずつ、すなわち時刻t1、t2、t3で1回ずつ、発光し、メイン制御部4が「4回」「1回」「2回」の発光を完了したことを報知する。メイン照明部4の発光回数をカウントすることで、制御コードのリビジョン番号を構成する3項目の数値を確認することができる。
図12に示す例は動作テスト用の制御コードが格納された(すなわち、データROM18のアドレス0220hに格納された値が‘T’)場合の発光パターンである。ここでは時刻t0の前に用途表示用の発光が行われる。すなわちメイン照明部4と常夜灯5の両方が同時に1回、比較的長期間の点灯を行う。これにより、制御コードが動作テスト用であることが表される。時刻t0以降の発光パターンは生産用の制御コードと同じである。
図13に示す例は評価用の制御コードが格納された(すなわち、データROM18のアドレス0220hに格納された値が‘E’)場合の発光パターンである。ここでも時刻t0の前に用途表示用の発光が行われる。すなわちメイン照明部4と常夜灯5の両方が同時に比較的長期間の点灯を行うことが2回繰り返される。これにより、制御コードが評価用であることが表される。時刻t0以降の発光パターンは生産用の制御コードと同じである。
このように、発光部が図11から図13のどの発光パターンで発光するかを観察することにより、照明装置1のフラッシュROM16に格納された制御コードが何であるかを確認することができる。
特定のリビジョン番号を持つ制御コードを発光部の発光パターンで表示する制御の流れを図14のフローチャートで説明する。このフローチャートは発光パターンが実現可能であることを示すためのものであり、マイコン8のプログラムROM17に実際に格納される制御コードとは異なる。
ステップS001ではデータROM18のアドレス0220hの内容をレジスタAに読み出す。
ステップS002ではレジスタAの値を判別し、‘P’ならば生産用の制御コードなのでステップS011に進む。‘P’でない場合はステップS003に進む。
ステップS003では用途表示用の発光、すなわちメイン照明部4と常夜灯5の比較的長期間の同時点灯が1回行われる。
ステップS004ではレジスタAの値を判別し、‘T’ならば動作テスト用の制御コードなのでステップS011に進む。‘T’でない場合はステップS005に進む。
ステップS005に進んだ場合は評価用の制御コードということなので、用途表示用の発光がもう一度行われる。その後ステップS011に進む。
このように、データROM18に格納された制御コードが生産用であれば(すなわちアドレス0220hに‘P’が格納されていれば)用途表示の発光は実施されないが、それが動作テスト用であれば(すなわちアドレス0220hに‘T’が格納されていれば)用途表示用の発光が1回実施され、それ以外、つまり評価用であれば(すなわちアドレス0220hに‘E’が格納されていれば)用途表示用の発光が2回実施される。
ステップS011からは時刻t0以降の動作ということになる。
ステップS011ではレジスタBにゼロが代入される。
ステップS012ではデータROM18のアドレス(0221h+B)に格納された内容をレジスタAに読み出す。ここで読み出すアドレスの内容は、Bの変化に従って変化する。
ステップS013ではレジスタAの値を判別し、ゼロよりも大きければステップS014に進む。そうでなければステップS016に進む。
ステップS014ではメイン照明部4が所定の短い時間だけ発光する。
ステップS15ではレジスタAにA−1の値が代入され、ステップS013に戻る。A−1の値が依然としてゼロよりも大きければ再びステップS014に進み、そうでなくなっていればステップS016に進む。
ステップS016では常夜灯5が所定の短い時間だけ発光する。
ステップS017ではレジスタBにB+1の値が代入される。すなわちインクリメントが行われる。
ステップS018ではレジスタBの値を判別し、Bが3に到達すればフローは終了となる。Bが3に到達していなければステップS011に戻る。
このように、ステップS012からステップS016までの処理は、ステップS017でインクリメントを行いステップS018で判定した値が0、1、2の場合に繰り返される。
レジスタBの値がゼロの場合は、データROM18のアドレス0221hに格納された値(すなわちメジャーバージョン番号)に一致する回数、メイン照明部4が点灯と消灯を繰り返した後に、常夜灯5が点灯し消灯する。
レジスタBの値が1の場合は、データROM18のアドレス0222hに格納された値(すなわちマイナーバージョン番号)に一致する回数、メイン照明部4が点灯と消灯を繰り返した後に、常夜灯5が点灯し消灯する。
レジスタBの値が2の場合は、データROM18のアドレス0223hに格納された値(すなわちビルド番号)に一致する回数、メイン照明部4が点灯と消灯を繰り返した後に、常夜灯5が点灯し消灯する。
このようにして、データROM18に格納された制御コードの設定値に基づき図14のフローチャートに従った処理を行うことにより、発光部は所定パターンで発光する。リビジョン番号が“4.1.2”の制御コードであれば、それに基づき図11〜13の時刻t0〜t3の発光が生じることになる。
図14のフローチャートでは、データROM18のアドレス0220hに格納される、制御コードの用途を表す値が、規定の3種類以外であった場合には、評価用の制御コードとして扱うものとしている。これは、照明装置1の開発段階であれば評価用の制御コードを書き込むことが多く、本発明のような制御コード管理手法を適用することが難しいためである。しかしながら、万全を期して、制御コードの用途が想定以外のものであった場合、エラーを知らせる処理を実施することが好ましい。リビジョン番号の各項目の数値についても適正な範囲を定め、その範囲に該当しない場合はエラーとして報知する処理を実施することが好ましい。これらのエラー処理は一般に採用されているやり方で実行すればよい。
本発明では、照明装置の必須構成要素である発光部の発光を利用して制御コードの確認を行うから、制御コード確認用に特段の構成や部品を用意する必要がない。また最近の照明装置にはリモコンを備えたものが多くなっており、リモコンを用いて制御コードの確認作業を開始させられるようにすれば、確認作業が容易になる。第1実施形態の場合、照明装置1はシーリングライトであるから天井に取り付けられているが、照明装置1に手を伸ばすことなく、リモコン3の操作のみで制御コードの用途とリビジョン番号を簡単に確認することができる。なお、製品に付属するリモコン3による操作で制御コードの確認動作が実行されることが好ましくない場合、生産工程やアフターサービスの場面では特別なリモコンを使用し、そのリモコンから発せられる指示により制御コードの確認動作を実行する構成も可能である。
電源スイッチ2の特殊な操作で制御コードの確認作業を開始させられるようにすることもできる。このようにすれば、リモコン有りかリモコン無しかに関わらず制御コードを確認することができる。
このように照明装置1では、カバーを取り外したりケーブルを接続したりする手間なしに制御コードを確認することができるから、制御コードの確認を1台毎にでも行うことができ、製品評価用の制御コードや動作テスト用の制御コードが格納された照明装置1が市場に出回る危険性を低減することができる。また制御コードの確認作業時に照明装置1に傷がつくという懸念も払拭される。
<第2実施形態>
第2実施形態として、図11から図13に示した制御コードの表現方法とは異なる表現方法を採用した照明装置1を紹介する。第2実施形態の照明装置1は、図15から図18に示すやり方で制御コードを表現している。図11から図13に示した例と同様、リビジョン番号は“4.1.2”とされている。
図15に示す例では、リビジョン番号“4.1.2”の各項目の数値である“4”、“1”、“2”に一致する回数だけメイン照明部を所定の短い時間点滅させ、メイン照明部のみでリビジョン番号“4.1.2”を表現させている。数値の区切りの消灯時間は通常の点滅時の消灯時間よりも長くし、数値の区切りであることを明確化している。
図15の手法によれば、発光系統を1系統しか持たない照明装置(例えば直管型蛍光灯、白熱灯、ダウンライト等)であっても、制御コードのリビジョン番号を発光により表現できる。但し、カウントを間違えないように数値の区切りの消灯時間を十分に長く確保する必要がある。また“0”という数値は表現できない。
図16に示す例では、数値を表す点灯パターンでは完全に消灯することはなく、明るい点灯と暗い点灯が実施される。数値の区切りのみ消灯が用いられる。
図16の手法によれば、図15の手法と同じく、発光系統を1系統しか持たない照明装置であっても制御コードのリビジョン番号を発光により表現できる。図15の手法と異なり、数値の区切りとして長い消灯時間を置く必要がないので、発光パターンの全体時間を長くしないで済む。また“0”という数値を暗い点灯1回で表現することもできる。但し、「明るい点灯」「暗い点灯」「消灯」を間違いなく区別できるよう、明るさの段階を適切に設定する必要がある。
図17に示す例では、メイン照明部と常夜灯の2系統の発光を用いて制御コードのリビジョン番号を表現し、但しその時間が長くならないようにしている。すなわち、図11から図13の例では常夜灯消灯時にメイン照明部を点滅させた後、常夜灯を点灯しつつメイン照明部も点灯することで数値の区切りとしている。
図17の手法によれば、メイン照明部を連続的に点滅させつつ、それと重畳する形で常夜灯を点灯することにより、リビジョン番号の中の異なる項目であることを示すから、長めの消灯時間が必要でなく、発光パターンの全体時間を短くすることができる。
図18に示す例もメイン照明部と常夜灯の2系統の発光を用いて制御コードのリビジョン番号を表現している。ここでは“4.1.2”の“1”を常夜灯の点灯で表現する。
図18の手法によれば、メイン照明部の点滅と常夜灯の点滅を交互に利用することでリビジョン番号を表現するから、長めの消灯時間が必要でなく、発光パターンの全体時間を短くすることができる。
図15から図18に示した手法は、いずれも発光パターンの総表示時間を短くすることができる。このため、短時間でリビジョン番号を確認したい状況、例えば生産工程で全数検査を行う場合などに有利である。
<その他>
本発明は、発光部の光源がLEDである場合に好適である。LEDはオン・オフの制御が容易であり、蛍光灯のようなちらつきを無くすことも容易である。従って点灯・消灯を容易に区別することができ、点灯回数のカウントが容易である。また、LED照明装置は高機能の照明装置とされていることが多く、多様な操作を可能とするためリモコンが付属していることが多い。従ってリモコンによる制御コードの確認機能を容易に導入することができる。
これまで、複数の照明系統としてメイン照明部と常夜灯のみを掲げたが、それ以外の構成も可能である。例えばメイン照明部に相当する部分を複数個に分割し、個別に発光を制御することとすることができる。この場合、それらの複数の部分を利用して制御コードのリビジョン番号を表現することができる。分割数が十分に多い場合は、発光を時間的に変化させるのでなく、どの部分とどの部分が発光しているかという、複数の部分の発光状態の組み合わせでリビジョン番号を表現することもできる。
上記実施形態では3項目の数字の組み合わせでリビジョン番号を表現する例を紹介したが、これは例示であり、発明を限定するものではない。1項目の数字だけでリビジョン番号を表現することもでき、2項目の数字で、あるいは4項目以上の数字でリビジョン番号を表現することもできる。
図10に示したラベル26を照明装置1の外面に貼付しておけば、発光のカウントをリビジョン番号30の数字と比較することにより、フラッシュROM16に格納されている制御コードのリビジョン番号を誤り無く確認することができる。なおリビジョン番号の表示手段はラベル26に限られない。印刷やレーザーマーキングで照明装置1の外面に直接表示を形成することとしてもよい。
以上、本発明の各実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は照明装置に広く適用可能である。
1 照明装置
2 電源スイッチ
3 リモコン
4 メイン照明部
5 常夜灯
8 マイコン
16 フラッシュROM
17 プログラムROM
18 データROM
21、25 LED
26 ラベル

Claims (5)

  1. 発光部と、
    前記発光部を制御する制御部と、
    前記発光部の制御コードを格納する格納部と、
    前記発光部を前記制御コードに固有の発光パターンで発光させることにより前記格納部に格納された制御コードが何であるかを開示させる制御コード確認装置と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光部は少なくとも一部が発光ダイオードで構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記発光部は複数の発光系統を含み、前記複数の発光系統の発光の組み合わせで前記発光パターンが形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. リモートコントローラを有し、当該リモートコントローラの操作により前記制御コード確認装置が動作することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記発光パターンを表す表示が外面になされることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の照明装置。
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