JP2001338783A - 放電灯点灯装置およびそれを用いる照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置およびそれを用いる照明器具

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JP2001338783A JP2000157277A JP2000157277A JP2001338783A JP 2001338783 A JP2001338783 A JP 2001338783A JP 2000157277 A JP2000157277 A JP 2000157277A JP 2000157277 A JP2000157277 A JP 2000157277A JP 2001338783 A JP2001338783 A JP 2001338783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台で段調光や連続調光を行うことのできる放
電灯点灯装置およびそれを用いる照明器具を提供する。 【解決手段】制御部10は、外部から入力される調光信
号をV/F変換するV/F変換部12を有し、調光信号
はV/F変換部12でV/F変換され、インバータ制御
部11が調光信号の電圧値に応じた動作周波数でインバ
ータ回路2を動作させることにより、放電灯Laへの供
給電力を変化させ、放電灯Laの調光比が連続的に変化
する。ここで、モード切替スイッチSW3をオンにし、
接続端子CN1a,CN1b間に段調光切替スイッチS
W1を接続すると、段調光切替スイッチSW1のオン/
オフに応じて、V/F変換部12への入力電圧が2段階
に切り替えられ、制御部10の動作モードが段調光点灯
モードに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置お
よびそれを用いる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放電灯点灯装置を用いた照明器具
が提供されており、特に省エネや演出などの用途に広く
用いられていた。また放電灯点灯装置としては、放電灯
の光出力が一定のものだけではなく、調光レベルが段階
的に切り替えられる段調光機能を有するものや、調光レ
ベルを連続的に変化させる連続調光機能を有するもの
や、時間経過に応じて発生する放電灯の光束減退を補正
する光束補正機能を有するものなど、用途に応じた機能
を有する放電灯点灯装置が提供されていた。
【0003】ところで、図13は連続調光機能を有する
放電灯点灯装置の回路図であり、この放電灯点灯装置は
インバータ回路を用いたものを採用している。すなわ
ち、交流電源ACを全波整流するダイオードブリッジよ
りなる整流器DB1を備え、整流器DB1の直流出力端
間にはインダクタL1を介してMOSFETよりなるス
イッチング素子Q3が接続される。さらに、スイッチン
グ素子Q3の両端間にはダイオードD1と平滑コンデン
サC1との直列回路が接続され、この平滑コンデンサC
1を電源としてインバータ回路2が駆動されるようにな
っている。ここに、インダクタL1、スイッチング素子
Q3、ダイオードD1及び平滑コンデンサC1から所謂
昇圧チョッパ回路1が構成される。
【0004】インバータ回路2は、平滑コンデンサC1
の両端間に接続されたMOSFETからなる一対のスイ
ッチング素子Q1,Q2の直列回路を備え、ローサイド
のスイッチング素子Q2の両端間に、直流カット用のコ
ンデンサC2と共振用のインダクタL2と放電灯Laと
の直列回路が接続された構成を有している。また、放電
灯Laの両フィラメント電極の非電源側端間には、イン
ダクタL2とともに共振回路を構成するコンデンサC3
が接続される。ここで、スイッチング素子Q1〜Q3は
インバータ制御部11によってオン/オフが制御されて
おり、スイッチング素子Q1,Q2は高周波で交互にオ
ン/オフされる。
【0005】インバータ回路2の動作は周知のものであ
って、昇圧チョッパ回路1により整流器DB1の出力電
圧を昇圧し、スイッチング素子Q1,Q2を交互にオン
/オフさせることによって、放電灯Laに交番電流が供
給される。ここで、放電灯Laへの給電経路にはインダ
クタL2及びコンデンサC3が存在するので、スイッチ
ング素子Q1,Q2のオン/オフの周期(すなわち、イ
ンバータ回路2の動作周波数)と、インダクタL2及び
コンデンサC3などから構成される共振回路の共振周波
数との関係によって放電灯Laに供給するエネルギを調
節することができる。
【0006】ここで、調光信号入力端子CN1a,CN
1b間には調光器30が接続されており、調光器30か
ら0〜10Vの直流電圧信号よりなる調光信号が入力さ
れる。この調光信号はV/F変換部12でV/F変換さ
れ、インバータ制御部11が調光信号の電圧値に応じた
動作周波数でスイッチング素子Q1,Q2をオン/オフ
することにより、放電灯Laに供給するエネルギを変化
させて、放電灯Laを調光点灯する。
【0007】また、整流器DB1の交流入力端子間には
抵抗R1,R2の直列回路が接続されており、交流電源
ACの交流電圧は抵抗R1,R2で分圧され、ダイオー
ドブリッジよりなる整流器DB2で整流された後、平滑
コンデンサC4により平滑される。そして、平滑コンデ
ンサC4の両端電圧を3端子レギュレータRG1により
定電圧化した電圧VCCが、インバータ制御部11及び
V/F変換部12などから構成される制御部10に動作
電圧として供給される。
【0008】ところで、上述した放電灯点灯装置は連続
調光機能を有しているが、放電灯点灯装置としては段調
光機能を有するものも提供されており、図14に段調光
機能を有する放電灯点灯装置の回路図を示す。尚、放電
灯点灯装置の基本的な構成は上述した図13の放電灯点
灯装置と同様であるので、同一の構成要素には同一の符
号を付して、その説明を省略する。
【0009】本回路では、段調光入力端子CN2a,C
N2b間にスイッチSW1を接続しており、スイッチS
W1のオン/オフに応じて放電灯Laの調光レベルを段
階的に変化させるようになっている。ここで、3端子レ
ギュレータRG1の出力端子間には抵抗R3,R4の直
列回路を接続しており、抵抗R3,R4の接続点を段調
光入力端子CN2aに接続している。また、段調光入力
端子CN2bと回路のグランドとの間には抵抗R17,
R18の直列回路を接続しており、抵抗R17,R18
の接続点の電圧をV/F変換部12に入力している。
【0010】ここで、抵抗R17,R18の接続点の電
圧V1はV/F変換部12でV/F変換され、インバー
タ制御部11は電圧V1の電圧値に応じた動作周波数で
スイッチング素子Q1,Q2をオン/オフさせることに
より、放電灯Laに供給するエネルギを段階的に変化さ
せて、放電灯Laを段調光点灯する。すなわち、スイッ
チSW1がオフの場合は電圧V1が0Vであるので、イ
ンバータ制御部11は放電灯Laを全点灯状態で点灯さ
せる。一方、スイッチSW1がオンの場合、電圧V1は
電圧VCCを抵抗R3,R4,R17,R18で分圧し
た電圧となり、この電圧に応じた動作周波数でスイッチ
ング素子Q1,Q2がオン/オフされ、放電灯Laが調
光点灯する。
【0011】ところで、放電灯点灯装置としては初期照
度補正機能を有するものも提供されており、図15に初
期照度補正機能を有する放電灯点灯装置の回路図を示
す。尚、放電灯点灯装置の基本的な構成は上述した図1
3の放電灯点灯装置と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0012】本回路では、照度補正部20からの補正信
号に応じてインバータ制御部11がスイッチング素子Q
1,Q2の動作周波数を変化させており、放電灯Laに
供給する電力を変化させて、放電灯Laの光出力を略一
定に制御している。
【0013】照度補正部20はマイクロコンピュータに
より構成され、平滑コンデンサC4の両端電圧が規定電
圧以上である期間を計時する点灯時間タイマ21と、点
灯時間タイマ21による計時時間を読み書きすると共に
照度補正部20において用いる補正用テーブルを格納し
たEEPROMからなる不揮発性メモリ22とが設けら
れている。補正用テーブルは放電灯Laの使用時間と補
正用の調光比とを対応付けたテーブルであって、照度補
正部20に設けた調光比設定部23において点灯時間タ
イマ21により計時された使用時間を用いて不揮発性メ
モリ22から調光比を読み出すことで、放電灯Laの光
出力を略一定に保つための調光比を決定することができ
る。調光比設定部23により決定した調光比は調光信号
生成部24に与えられ、インバータ制御部11に与える
調光信号が生成される。ここにおいて、制御部10及び
照度補正部20の電源は、平滑コンデンサC4の両端電
圧を定電圧化する3端子レギュレータRG1より供給さ
れる。
【0014】しかして、図16に示すように電源投入
(図16のS1)の直後に点灯時間タイマ21の初期設
定処理(図16のS2)が行われて、点灯時間タイマ2
1が不揮発性メモリ22に書き込まれている点灯時間
(つまり使用時間)を読み出す。こうして点灯時間タイ
マ21に点灯時間がセットされると、調光比設定部23
が点灯時間タイマ21から点灯時間を読み出し(図16
のS4)、読み出した使用時間に基づいて放電灯Laか
ら所定の光出力が得られるように調光比を決定し(図1
6のS5)、その調光比に応じた調光信号を調光信号生
成部24が出力する(図16のS6)。インバータ制御
部11は、この調光信号に従ってインバータ回路2の動
作周波数を変化させ、放電灯Laへの供給電力を調節す
る。次に、点灯時間タイマ21は点灯時間(つまり使用
時間)を計時し(図16のS7)、計時後の点灯時間を
不揮発性メモリ22に格納する(図16のS8)。以後
は、不揮発性メモリ22からの点灯時間の読み出し及び
調光制御と、不揮発性メモリ22への点灯時間の書き込
みとを繰り返すのである。
【0015】ところで、照度補正部20には、点灯時間
タイマ21や不揮発性メモリ22の点灯時間をリセット
するためのリセット制御部25が設けられており、リセ
ット制御部25に接続されたリセットスイッチSW2を
操作することにより、点灯時間をリセットすることがで
きる。ここで、リセットスイッチSW2の両端にはリセ
ット制御部25によって、たとえば5Vの電圧が印加さ
れており(リセットスイッチSW2には図示しない抵抗
が直列接続される)、リセットスイッチSW2がオンに
なるとリセット制御部25への入力電圧が引き下げられ
点灯時間タイマ21と不揮発性メモリ22の点灯時間を
リセットするようになっている。しかして、図16に示
すように、リセットスイッチSW2の操作によるリセッ
ト信号がリセット制御部25に入力されると(図16の
S3)、点灯時間タイマ21および不揮発性メモリ22
における点灯時間がリセットされるのである(図16の
S9)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の放電灯点灯
装置では、連続調光機能を有するものと、段調光機能を
有するものと、初期照度補正機能を有するものとが別々
に設けられているので、例えば商業ビルディングのテナ
ントのように使用者が代わったり、省エネ対策や演出効
果などの仕様が変更された場合には、放電灯点灯装置を
所望の機能を有するものに変更しなければならなかっ
た。
【0017】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、1台で段調光や連続
調光を行うことのできる放電灯点灯装置およびそれを用
いる照明器具を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、放電灯と、放電灯を調光点灯
させる調光点灯部とを備え、前記調光点灯部を、外部か
ら入力される調光信号に応じて前記放電灯の調光レベル
を連続的に変化させる連続調光手段と、調光レベル切替
用接点の接点信号に応じて前記放電灯の調光レベルを段
階的に切り替える段調光手段とで構成し、何れかの調光
手段で放電灯を調光点灯することを特徴とし、連続調光
手段と段調光手段の両方を設けることによって、1台の
放電灯点灯装置に連続調光機能と段調光機能の2つの機
能を持たせることができる。
【0019】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記調光信号が入力される端子と、調光レベル切
替用接点の接続端子とを共通化したことを特徴とし、端
子を共通化することによって部品数を減らすことができ
る。
【0020】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、放電灯の調光状態を連続調光または段調光に切り
替える第1の切替スイッチを調光点灯部本体に設け、前
記第1の切替スイッチの切り替えに応じて連続調光手段
または段調光手段の何れかが放電灯を調光点灯させるこ
とを特徴とし、第1の切替スイッチを用いて調光手段を
連続調光手段又は段調光手段の何れかに切り替えること
により、放電灯点灯装置の動作モードを所望の動作モー
ドに切り替えることができる。
【0021】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記段調光手段の動作モードを複数に切り替える
ための第2の切替スイッチを調光点灯部本体に設けたこ
とを特徴とし、第2の切替スイッチを用いて段調光手段
の動作モードを所望の動作モードに切り替えることがで
きる。
【0022】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記放電灯の点灯累積時間の経過とともに発生す
る光束減退を補正する補正手段を設けたことを特徴と
し、時間の経過と共に発生する光束減退を補正手段を用
いて補正することができ、1台の放電灯点灯装置に連続
調光機能と段調光機能と光束補正機能の3つの機能を持
たせることができる。
【0023】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、前記調光信号として所定の信号が入力されると、
前記計時手段の計時した点灯累積時間をリセットして計
時動作を再開させるリセット手段を設けたことを特徴と
し、複数の放電灯点灯装置に調光信号として所定の信号
を入力することにより、各放電灯点灯装置の計時手段が
計時した点灯累積時間を一度にリセットすることがで
き、リセット操作に要する手間を少なくできる。
【0024】請求項7の発明では、請求項1記載の放電
灯点灯装置を用いる照明器具であって、放電灯の点灯累
積時間を計時する計時手段と、計時手段の計時結果に応
じて点灯累積時間の経過とともに発生する光束減退を補
正する補正手段と、リセットスイッチの操作に応じて計
時手段の計時した点灯累積時間をリセットして計時動作
を再開させるリセット手段とを備え、放電灯、調光点灯
部、計時手段、補正手段及びリセット手段を保持する器
具本体の表面に前記リセットスイッチを設けたことを特
徴とし、リセットスイッチは器具本体の表面に設けられ
ているので、器具本体の外部からリセットスイッチを操
作することができ、点灯累積時間のリセット操作を容易
に行うことができる。
【0025】請求項8の発明では、請求項7の発明にお
いて、リセットスイッチの接続端子が前記調光点灯部の
電源入力端子の近傍に設けられたことを特徴とし、調光
点灯部の出力側には高周波の高い電圧が発生するため、
リセットスイッチの接続端子を出力側の近傍に設けた場
合はノイズの影響を受けやすいが、リセットスイッチの
接続端子を電源入力端子の近傍に設けているので、出力
側の近傍に設けた場合に比べてノイズの影響を受け難く
できる。
【0026】請求項9の発明では、請求項7又は8の発
明において、放電灯の周りに配置され、放電灯の光を反
射して所望の方向に配光する反射板を器具本体に設け、
前記リセットスイッチが反射板に取り付けられたことを
特徴し、リセットスイッチを反射板に取り付けているの
で、器具本体の外部からリセットスイッチを操作するこ
とができ、点灯累積時間のリセット操作を容易に行うこ
とができる。
【0027】請求項10の発明では、請求項7乃至9の
発明において、前記リセットスイッチは定常時に開状態
とし、リセット時に閉状態とすることを特徴とし、定常
時はリセットスイッチの端子間を開状態としているの
で、定常時にリセットスイッチの端子間にノイズが乗っ
て誤動作するのを防止できる。
【0028】請求項11の発明では、請求項10の発明
において、前記リセットスイッチの端子間電圧を、開状
態において略3V以上、閉状態において略1V以下にす
ることを特徴とし、請求項10の発明と同様の作用を奏
する。
【0029】請求項12の発明では、請求項6の発明に
おいて、接点の切替状態に応じて点灯回路の動作モード
を、点灯回路の機能を検査するテストモードに切り替え
るための動作モード切替スイッチを設け、前記調光信号
が入力される端子と、前記調光レベル切替用接点の接続
端子と、前記リセットスイッチの接続端子と、前記動作
モード切替スイッチの接続端子とを共通化したことを特
徴とし、各端子を共通化することによって部品数を削減
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0031】(実施形態1)本発明の実施形態1を図1
を参照して説明する。この放電灯点灯装置は、交流電源
ACを全波整流するダイオードブリッジよりなる整流器
DB1を備え、整流器DB1の直流出力端間にはインダ
クタL1を介してMOSFETよりなるスイッチング素
子Q3が接続される。さらに、スイッチング素子Q3の
両端間にはダイオードD1と平滑コンデンサC1との直
列回路が接続され、この平滑コンデンサC1を電源とし
てインバータ回路2が駆動されるようになっている。こ
こに、インダクタL1、スイッチング素子Q3、ダイオ
ードD1及び平滑コンデンサC1から所謂昇圧チョッパ
回路1が構成される。
【0032】インバータ回路2は、平滑コンデンサC1
の両端間に接続されたMOSFETからなる一対のスイ
ッチング素子Q1,Q2の直列回路を備え、ローサイド
のスイッチング素子Q2の両端間に、直流カット用のコ
ンデンサC2と共振用のインダクタL2と放電灯Laと
の直列回路が接続された構成を有している。また、放電
灯Laの両フィラメント電極の非電源側端間には、イン
ダクタL2とともに共振回路を構成するコンデンサC3
が接続される。ここで、スイッチング素子Q1〜Q3は
インバータ制御部11によってオン/オフが制御されて
おり、スイッチング素子Q1,Q2は高周波で交互にオ
ン/オフされる。
【0033】インバータ回路2の動作は周知のものであ
って、昇圧チョッパ回路1により整流器DB1の出力電
圧を昇圧し、スイッチング素子Q1,Q2を交互にオン
/オフさせることによって、放電灯Laに交番電流が供
給される。ここで、放電灯Laへの給電経路にはインダ
クタL2及びコンデンサC3が存在するので、スイッチ
ング素子Q1,Q2のオン/オフの周期(すなわち、イ
ンバータ回路2の動作周波数)と、インダクタL2及び
コンデンサC3などから構成される共振回路の共振周波
数との関係によって放電灯Laに供給するエネルギを調
節することができる。
【0034】ここで、制御部10は上述したインバータ
制御部11と、外部から入力される調光信号をV/F変
換するV/F変換部12とで構成され、調光信号はV/
F変換部12によりV/F変換され、インバータ制御部
11が調光信号の電圧値に応じた動作周波数でスイッチ
ング素子Q1,Q2をオン/オフさせることにより、放
電灯Laに供給するエネルギを変化させて、放電灯La
を調光点灯する。
【0035】尚、整流器DB1の交流入力端子間には抵
抗R1,R2の直列回路が接続されており、交流電源A
Cの交流電圧を抵抗R1,R2で分圧し、ダイオードブ
リッジよりなる整流器DB2で整流して、平滑コンデン
サC4で平滑した後、さらに3端子レギュレータRG1
により定電圧化した電圧VCCが動作電圧として制御部
10に供給される。
【0036】この放電灯点灯装置には、例えば0〜10
Vの直流電圧信号よりなる調光信号を発生する調光器3
0、又は、放電灯Laの調光レベルを段階的に切り替え
るための段調光切替スイッチSW1が接続される接続端
子CN1a,CN1bが設けられている。そして、一方
の接続端子CN1aを抵抗R6を介してV/F変換部1
2の一方の入力端子に接続すると共に、他方の接続端子
CN1bに抵抗R7の一端を接続し、抵抗R7の他端を
V/F変換部12の他方の入力端子と共に回路のグラン
ドに接続する。また、3端子レギュレータRG1の出力
端子間に抵抗R3,R4の直列回路を接続し、抵抗R
3,R4の接続点と接続端子CN1bとの間に抵抗R5
を介してモード切替スイッチ(第1の切替スイッチ)S
W3を接続する。
【0037】ところで、放電灯点灯装置の動作モードを
段調光モードに切り替える場合は、モード切替スイッチ
SW3をオンにして、接続端子CN1a,CN1b間に
段調光切替スイッチ(調光レベル切替用接点)SW1を
接続する。モード切替スイッチSW3がオンになると、
抵抗R3,R4の接続点と接続端子CN1bとの間が抵
抗R5を介して接続される。ここで、段調光切替スイッ
チSW1をオンにすると、電圧VCCを抵抗R3〜R7
で分圧した電圧がV/F変換部12に入力され、V/F
変換される。そして、この分圧電圧に応じた動作周波数
で段調光手段としてのインバータ制御部11がスイッチ
ング素子Q1,Q2をオン/オフさせることにより、放
電灯Laへの供給電力が調節され、放電灯Laが所定の
調光レベルで調光点灯されるのである。一方、段調光切
替スイッチSW1をオフにすると、V/F変換部12の
入力電圧は0Vとなり、インバータ制御部11は放電灯
Laを全点灯状態で点灯させる。なお、本実施形態のV
/F変換部12では、V/F変換部12に入力される調
光信号の電圧値が高いほど、動作周波数を高くしてい
る。
【0038】一方、放電灯点灯装置の動作モードを連続
調光モードに切り替える場合は、モード切替スイッチS
W3をオフにして、接続端子CN1a,CN1b間に調
光器30を接続する。モード切替スイッチSW3をオフ
にすると、接続端子CN1a,CN1bに接続された調
光器30の調光信号が抵抗R6,R7を介してV/F変
換部12に入力される。調光器30は例えば0〜10V
の直流電圧よりなる調光信号を発生するものであり、調
光器30の調光信号はV/F変換部12によりV/F変
換され、連続調光手段としてのインバータ制御部11が
調光信号の電圧値に応じた動作周波数でスイッチング素
子Q1,Q2をオン/オフさせることにより、放電灯L
aへの供給電力を変化させ、放電灯Laの調光比を所定
の下限値(例えば約20%)から100%まで連続的に
変化させることができる。
【0039】このように、本実施形態の放電灯点灯装置
では動作モードを段調光モード又は連続調光モードに切
り替えるためのモード切替スイッチSW3を設けてお
り、モード切替スイッチSW3の切替操作によって、イ
ンバータ制御部11が連続調光手段又は段調光手段とし
て動作するので、1台の放電灯点灯装置に連続調光機能
と段調光機能の両方の機能を持たせることができる。ま
た、一対の接続端子CN1a,CN1bを、連続調光用
の調光信号が入力される入力端子と、調光比を段階的に
切り替えるための接点信号が入力される入力端子とに共
用しているので、入力端子を共用することによって部品
数を減らすことができる。
【0040】(実施形態2)本発明の実施形態2を図2
及び図3を参照して説明する。尚、放電灯点灯装置の基
本的な構成及びその動作は実施形態1と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
を省略する。
【0041】本回路では、動作モードを連続調光モード
と段調光モードとに切り替えるためにマイクロコンピュ
ータよりなる制御用IC13を設けている。制御用IC
13は入力ポートK1〜K3を3つ、出力ポートP1を
1つ備えており、出力ポートP1の出力電圧をV/F変
換部12に入力している。そして、制御用IC13は、
入力ポートK1,K2の電圧レベルに応じて動作モード
を連続調光モード、段調光モード,、固定点灯モー
ドの4つのモードに切り替えている。本実施形態では段
調光モードに複数のモードを設けており、段調光モード
とは調光比を50%又は100%に段階的に切り替え
るモードであり、段調光モードとは調光比を20%又
は100%に段階的に切り替えるモードである。
【0042】入力ポートK1,K2は、それぞれ、抵抗
R8,R9の直列回路、抵抗R10,R11の直列回路
を介して3端子レギュレータRG1の出力電圧VCCに
プルアップされる。抵抗R8,R9の接続点はモード切
替スイッチSW3aの一端に接続されると共に、抵抗R
10,R11の接続点はモード切替スイッチSW3bの
一端に接続されており、モード切替スイッチSW3a,
SW3bの他端は抵抗R14を介して回路のグランドに
接続される。また、入力ポートK3は抵抗R12を介し
て3端子レギュレータRG1の出力電圧VCCにプルア
ップされると共に、抵抗R13を介して接続端子CN1
bに接続されている。なお、接続端子CN1aはモード
切替スイッチSW3a,SW3bと抵抗R14との接続
点に接続されている。
【0043】ここで、モード切替スイッチSW3a,S
W3bのオン/オフに応じて制御用IC13の動作モー
ドを4つのモードに切り替えることができ、モード切替
スイッチSW3a,SW3bのオン/オフと放電灯点灯
装置の動作モードとの関係を表1に示す。ここに、モー
ド切替スイッチSW3a,SW3bから、調光状態を連
続調光または段調光に切り替える第1の切替スイッチ
や、段調光手段としての制御用IC13の動作モードを
複数に切り替えるための第2の切替スイッチが構成され
る。
【0044】
【表1】
【0045】2つのモード切替スイッチSW3a,3b
を両方共にオフすると、入力ポートK1,K2には電圧
VCCが印加され、入力ポートK1,K2の電圧レベル
は共にHレベルとなる。この時、制御用IC13の動作
モードは連続調光モードに切り替えられ、接続端子CN
1a,CN1b間には調光器30が接続され、入力ポー
トK3には調光器30からの調光信号が入力される。制
御用IC13の内部に設けたA/D変換部が入力ポート
K3に印加された調光信号をA/D変換し、所定の演算
を行った後、D/A変換部でD/A変換した電圧を出力
ポートP1からV/F変換部12に出力する。V/F変
換部12では制御用IC13の出力電圧をV/F変換し
てインバータ制御部11に出力し、インバータ制御部1
1が制御用IC13の出力電圧に応じた動作周波数でス
イッチング素子Q1,Q2を発振させることにより、放
電灯Laへの供給電力を調節して、放電灯Laを調光点
灯させるのである。
【0046】また、2つのモード切替スイッチSW3
a,3bを両方共にオンすると、入力ポートK1には電
圧VCCを抵抗R8,R9で分圧した電圧が入力される
と共に、入力ポートK2には電圧VCCを抵抗R10,
R11で分圧した電圧が入力されるので、入力ポートK
1,K2の電圧レベルは共にLレベルとなる。この時、
制御用IC13の動作モードは、調光比を50%又は1
00%に段階的に切り替える段調光モードに切り替え
られ、接続端子CN1a,CN1b間には段調光切替ス
イッチSW1が接続される。ここで、段調光切替スイッ
チSW1のオン/オフに応じて、入力ポートK3に印加
される電圧が2段階に変化するので、制御用IC13が
入力電圧に応じて出力電圧を2段階に変化させることに
より、インバータ回路2の動作周波数が2段階に切り替
えられ、放電灯Laの調光比が50%又は100%に切
り替えられる。
【0047】さらに、モード切替スイッチSW3aをオ
ン、モード切替スイッチSW3bをオフすると、入力ポ
ートK1には電圧VCCを抵抗R8,R9で分圧した電
圧が入力されると共に、入力ポートK2には電圧VCC
が入力され、入力ポートK1の電圧レベルがLレベル、
入力ポートK2の電圧レベルがHレベルになる。この
時、制御用IC13の動作モードは、調光比を20%又
は100%に段階的に切り替える段調光モードに切り
替えられ、接続端子CN1a,CN1b間には段調光切
替スイッチSW1が接続される。ここで、段調光切替ス
イッチSW1のオン/オフに応じて、入力ポートK3に
印加される電圧が2段階に変化するので、制御用IC1
3が入力電圧に応じて出力電圧を2段階に変化させるこ
とにより、インバータ回路2の動作周波数が2段階に切
り替えられ、放電灯Laの調光比が20%又は100%
に切り替えられる。
【0048】また更に、モード切替スイッチSW3aを
オフ、モード切替スイッチSW3bをオンすると、入力
ポートK1には電圧VCCが入力されると共に、入力ポ
ートK2には電圧VCCを抵抗R10,R11で分圧し
た電圧が入力され、入力ポートK1の電圧レベルがHレ
ベル、入力ポートK2の電圧レベルがLレベルになる。
この時、制御用IC13の動作モードは固定点灯モード
に切り替えられ、出力ポートP1から所定電圧値の調光
信号を出力する。この調光信号はV/F変換部12によ
りV/F変換され、インバータ制御部11は調光信号の
電圧値に応じた動作周波数でスイッチング素子Q1,Q
2をオン/オフさせることにより、例えば70%の調光
比で放電灯Laを調光点灯する。
【0049】ところで、図3はこの放電灯点灯装置の動
作を示しており、電源投入時に制御用IC13のリセッ
ト動作(図5のS1)が行われ、初期設定(図5のS
2)が行われた後、制御用IC13では入力ポートK
1,K2の電圧、すなわちスイッチSW3a,SW3b
の切替状態を読み込み(図3のS3)、スイッチSW3
a,SW3bが共にオフとなっているか否かを判断する
(図3のS4)。ここで、スイッチSW3a,SW3b
が共にオフであれば、制御用IC13の動作モードが連
続調光モードに切り替えられ、制御用IC13は入力ポ
ートK3の電圧を読み込み(図3のS5)、調光器30
から入力される調光信号に応じた電圧値を演算により求
め(図3のS6)、D/A変換を行って出力ポートP1
から電圧信号をV/F変換部12に出力し(図3のS
7)、調光信号の電圧値に応じた動作周波数でインバー
タ回路2が発振動作し、放電灯Laが調光点灯される。
【0050】一方、スイッチSW3a,SW3bが共に
オフになっていなければ、制御用IC13では再び入力
ポートK1,K2の電圧、すなわちスイッチSW3a,
SW3bの切替状態を読み込み(図3のS8)、スイッ
チSW3a,SW3bのオン/オフに応じて動作モード
を段調光モード、又は固定点灯モードに切り替え
る。そして、制御用IC13の動作モードが段調光モー
ド又はの場合、制御用IC13は段調光切替スイッ
チSW1の操作入力があるか否かを判断し(図3のS
9)、スイッチSW1の操作入力に応じて調光比を決定
する(図3のS10)。一方、制御用IC13の動作モ
ードが固定点灯モードの場合、制御用IC13は調光比
を所定値(例えば70%)とする。そして、制御用IC
13はD/A変換を行って出力ポートP1から電圧信号
をV/F変換部12に出力し(図3のS12)、調光信
号の電圧値に応じた動作周波数でインバータ回路2が発
振動作し、放電灯Laが調光点灯される。
【0051】このように、本実施形態の放電灯点灯装置
ではモード切替スイッチSW3a,SW3bを2つ設
け、モード切替スイッチSW3a,SW3bの切替操作
によって動作モードを連続調光モード、段調光モード
,、固定点灯モードの4つに切り替えているので、
1台の放電灯点灯装置に連続調光機能と段調光機能の両
方の機能を持たせ、且つ、段調光機能でも2つのモード
を選択できるようにしている。また、一対の接続端子C
N1a,CN1bを、連続調光用の調光信号が入力され
る入力端子と、調光比を段階的に切り替えるための接点
信号が入力される入力端子とに共用しているので、入力
端子を共用することによって部品数を減らすことができ
る。
【0052】尚、本実施形態ではモード切替スイッチS
W3a,SW3bを2つ設けているが、切り替える動作
モードが2つの場合はモード切替スイッチを1つにして
も良い。また、本実施形態ではモード切替スイッチSW
3a,SW3bとは別に、調光レベルを段階的に切り替
えるための段調光切替スイッチSW1を設けているが、
段調光切替スイッチSW1を設ける代わりに、モード切
替スイッチSW3a,SW3bのオン/オフの組み合わ
せで調光レベルを段階的に切り替えるようにしても良
く、モード切替スイッチSW3a,SW3bで段調光切
替スイッチを兼用することができる。
【0053】(実施形態3)本発明の実施形態3を図4
乃至図6を参照して説明する。尚、放電灯点灯装置の基
本的な構成及びその動作は実施形態1又は2と同様であ
るので、同一の構成要素には同一の符号を付して、その
説明を省略する。
【0054】本回路では、動作モードを連続調光モード
と段調光モードと初期照度補正モードとに切り替えるた
めにマイクロコンピュータよりなる制御用IC13を設
けている。制御用IC13は入力ポートK1〜K4を4
つ、出力ポートP1を1つ備えており、出力ポートP1
の出力電圧をV/F変換部12に入力している。図5は
制御用IC13の内部ブロック図であり、入力ポートK
4には平滑コンデンサC4の平滑電圧を抵抗R15,R
16で分圧した電圧が入力され、入力ポートK4の電圧
が所定のしきい値電圧以上である期間(すなわち平滑コ
ンデンサC4の両端電圧が規定電圧以上である期間)を
計時する点灯時間タイマ(計時手段)21と、点灯時間
タイマ21による計時時間を読み書きすると共に初期照
度を補正するために用いる補正用テーブルを格納したE
EPROMである不揮発性メモリ22とが設けられてい
る。補正用テーブルは放電灯Laの使用時間と補正用の
調光比とを対応付けたテーブルであって、制御用IC1
3の内部に設けた調光比設定部23において点灯時間タ
イマ21により計時された使用時間を用いて不揮発性メ
モリ22から調光比を読み出すことで、放電灯Laの光
出力を略一定に保つための調光比を決定することができ
る。調光比設定部23により決定した調光比は調光信号
生成部24に与えられ、インバータ制御部11に与える
調光信号が生成される。ここに、調光比設定部23や不
揮発性メモリ22などから、点灯時間タイマ21による
計時時間(点灯累積時間)の経過とともに発生する光束
減退を補正する補正手段が構成される。
【0055】また、制御用IC13には、点灯時間タイ
マ21や不揮発性メモリ22の点灯時間をリセットする
ためのリセット制御部(リセット手段)25が設けられ
ており、接続端子CN1a,CN1b間に接続されたリ
セットスイッチSW2を操作することにより、点灯時間
をリセットすることができる。すなわち、リセットスイ
ッチSW2がオンになると、入力ポートK3への入力電
圧が引き下げられ、リセット制御部25が点灯時間タイ
マ21と不揮発性メモリ22の点灯時間をリセットする
ようになっている。
【0056】ここで、表2に示すように、モード切替ス
イッチSW3a,SW3bのオン/オフに応じて入力ポ
ートK1,K2の電圧レベルが変化し、制御用IC13
の動作モードが連続調光モード、段調光モード、初期照
度補正モード、の4つのモードに切り替えられる。
【0057】
【表2】
【0058】2つのモード切替スイッチSW3a,3b
を両方共にオフすると、入力ポートK1,K2の電圧レ
ベルは共にHレベルとなり、実施形態2と同様に制御用
IC13の動作モードが連続調光モードに切り替えられ
る。この時、接続端子CN1a,CN1b間には調光器
30が接続され、制御用IC13は入力ポートK3に印
加された調光信号に応じて放電灯Laを連続調光する。
【0059】また、2つのモード切替スイッチSW3
a,3bを両方共にオンすると、入力ポートK1,K2
の電圧レベルは共にLレベルとなり、制御用IC13の
動作モードは段調光モードとなる。この時、接続端子C
N1a,CN1b間には段調光切替スイッチSW1が接
続され、段調光切替スイッチSW1のオン/オフに応じ
て入力ポートK3に印加される電圧が2段階に変化する
ので、制御用IC13が入力電圧に応じて出力電圧を2
段階に変化させることにより、インバータ回路2の動作
周波数が2段階に切り替えられ、放電灯Laの調光比が
例えば50%又は100%に切り替えられる。
【0060】さらに、モード切替スイッチSW3aをオ
ン、モード切替スイッチSW3bをオフすると、入力ポ
ートK1の電圧レベルがLレベル、入力ポートK2の電
圧レベルがHレベルになり、制御用IC13の動作モー
ドは、放電灯Laの初期照度を略60%の調光比に補正
する初期照度補正モードに切り替えられる。この時、
接続端子CN1a,CN1b間にはリセットスイッチS
W2が接続され、リセットスイッチSW2をオンする
と、入力ポートK3への入力電圧(すなわちリセット制
御部25への入力電圧)が引き下げられ、リセット制御
部25が点灯時間タイマ21、不揮発性メモリ22の点
灯時間をリセットする。
【0061】また更に、モード切替スイッチSW3aを
オフ、モード切替スイッチSW3bをオンすると、入力
ポートK1の電圧レベルがHレベル、入力ポートK2の
電圧レベルがLレベルになり、制御用IC13の動作モ
ードは、放電灯Laの初期照度を略70%の調光比に補
正する初期照度補正モードに切り替えられる。この
時、接続端子CN1a,CN1b間にはリセットスイッ
チSW2が接続され、リセットスイッチSW2をオンす
ると、入力ポートK3への入力電圧(すなわちリセット
制御部25への入力電圧)が引き下げられ、リセット制
御部25が点灯時間タイマ21、不揮発性メモリ22の
点灯時間をリセットする。
【0062】ところで、図6はこの放電灯点灯装置の動
作を示しており、S1〜S12の動作は実施形態2と同
様であるので、その説明は省略する。ここで、スイッチ
SW3a,SW3bが共にオフではなく(図6のS
4)、且つ共にオンではない場合(図6のS13)、制
御用IC13はスイッチSW3a,SW3bの切替状態
を再度読み込み、動作モードを初期照度補正モード又
はに切り替える(図6のS14)。そして、制御用I
C13では点灯時間タイマ21から点灯時間を読み出し
(図6のS16)、読み出した使用時間に基づいて放電
灯Laから所定の光出力が得られるように調光比設定部
23が調光比を決定し(図6のS17)、その調光比に
応じた調光信号を調光信号生成部24が出力する(図6
のS18)。インバータ制御部11は、この調光信号に
従ってインバータ回路2の動作周波数を変化させ、放電
灯Laへの供給電力を調節し、放電灯Laを所定の調光
比(60%又は70%)で点灯させる。次に、点灯時間
タイマ21は点灯時間(つまり使用時間)を計時し(図
6のS19)、計時後の点灯時間を不揮発性メモリ22
に格納する(図6のS20)。以後は、不揮発性メモリ
22からの点灯時間の読み出し及び調光制御と、不揮発
性メモリ22への点灯時間の書き込みとを繰り返すので
ある。ところで、初期照度補正モードで動作中にリセッ
トスイッチSW2の操作によるリセット信号がリセット
制御部25に入力されると(図6のS15)、点灯時間
タイマ21および不揮発性メモリ22における点灯時間
がリセットされるのである(図6のS21)。
【0063】このように、本実施形態の放電灯点灯装置
ではモード切替スイッチSW3a,SW3bを2つ設
け、モード切替スイッチSW3a,SW3bの切替操作
によって動作モードを連続調光モード、段調光モード、
初期照度補正モード,の4つに切り替えているの
で、1台の放電灯点灯装置に連続調光機能と段調光機能
と初期照度補正機能の3つの機能を持たせ、且つ、初期
照度補正機能でも2つのモードを選択できるようにして
いる。また、一対の接続端子CN1a,CN1bを、連
続調光用の調光信号が入力される入力端子と、調光比を
段階的に切り替えるための接点信号が入力される入力端
子と、点灯時間をリセットするためのリセット信号が入
力される入力端子とに共用しているので、入力端子を共
用することによって部品数を減らすことができる。
【0064】(実施形態4)本発明の実施形態4を図7
及び表3を参照して説明する。尚、本実施形態の放電灯
点灯装置の回路構成は実施形態3と同様であるので、図
示及び説明は省略する。
【0065】本回路では、表3に示すように、モード切
替スイッチSW3a,SW3bのオン/オフに応じて制
御用IC13の動作モードが連続調光モード、段調光モ
ード、初期照度補正モード、の4つのモードに切り
替えられる。初期照度補正モード以外の動作モード
は、実施形態3で説明した動作モードと同様であるので
その説明は省略する。
【0066】
【表3】
【0067】モード切替スイッチSW3aをオフ、モー
ド切替スイッチSW3bをオンすると、入力ポートK1
の電圧レベルがHレベル、入力ポートK2の電圧レベル
がLレベルになり、制御用IC13の動作モードは、放
電灯Laの初期照度を略70%の調光比に補正する初期
照度補正モードに切り替えられる。この初期照度補正
モードは、接続端子CN1a,CN1bに所定電圧値
の直流電圧を印加することによって点灯時間をリセット
する動作モードであり、接続端子CN1a,CN1b間
には例えば直流の電圧信号からなる調光信号を発生する
調光器30が接続される。そして、制御用IC13の入
力ポートK3に例えば5Vの電圧が印加されるように、
調光器30から調光信号が入力されると、制御用IC1
3のリセット制御部25はリセット信号が入力されたと
判断し(図7のS15’)、点灯時間タイマ21と不揮
発性メモリ22の点灯時間をリセットする(図7のS2
1)。この動作モードでは、接続端子CN1a,CN1
bに所定電圧値の直流電圧を印加することによって点灯
時間をリセットすることができるので、例えば複数の放
電灯点灯装置が設置され、各放電灯点灯装置が初期照度
補正モードで動作しているような場合には、放電灯の
一斉交換時に各放電灯点灯装置に所定電圧値のリセット
信号を印加することによって、各放電灯点灯装置の点灯
時間を一度にリセットすることができ、各放電灯点灯装
置のリセットスイッチを操作して点灯時間をリセットす
る場合に比べて、点灯時間をリセットする手間を少なく
できる。
【0068】(実施形態5)本発明の実施形態5を図8
及び表4を参照して説明する。尚、本実施形態の放電灯
点灯装置の回路構成は実施形態3と同様であるので、図
示及び説明は省略する。
【0069】本回路では、表4に示すように、モード切
替スイッチSW3a,SW3bのオン/オフに応じて制
御用IC13の動作モードが連続調光モード、段調光モ
ード、初期照度補正モード、工程調整モードの4つの
モードに切り替えられる。尚、工程調整モード以外の動
作モードは、実施形態1又は2で説明した動作モードと
同様であるのでその説明は省略する。
【0070】
【表4】
【0071】モード切替スイッチSW3aをオフ、モー
ド切替スイッチSW3bをオンすると、入力ポートK1
の電圧レベルがHレベル、入力ポートK2の電圧レベル
がLレベルになり、制御用IC13の動作モードは工程
調整モードに切り替えられる。この工程調整モードは、
製造時などに接続端子CN1a,CN1bに所定の直流
電圧信号を印加することによってテストプログラムを動
作させて、放電灯点灯装置の動作確認を行うための動作
モードであり、接続端子CN1a,CN1b間には例え
ば直流の電圧信号からなる調光信号を発生する調光器3
0が接続される。この時、入力ポートK3に約3Vの電
圧を2秒間印加した後、1秒間停止する状態を3回繰り
返すと(図8のS22)、制御用IC13は動作確認の
ためのテストプログラムを動作させる(図8のS2
3)。
【0072】このテストプログラムは、放電灯点灯装置
の機能を確認するために各種の動作を行うよう予め設定
されており、例えば各調光状態での電気的特性を確認す
るためであれば、調光比と点灯時間とをプログラムすれ
ば良い。また、初期照度度補正モードのリセット動作
を確認するためであれば、入力ポートK3に所定電圧値
の直流電圧を印加した際にリセット動作を行ったことを
知らせるため、放電灯を点滅させるようにプログラムし
ても良く、このような工程調整モードを設けることによ
って、放電灯点灯装置の動作確認を効率良く行うことが
できる。
【0073】(実施形態6)本発明の実施形態6を図9
を参照して説明する。本実施形態の照明器具は、上述し
た実施形態3〜5の放電灯点灯装置を用いた照明器具で
あり、放電灯点灯装置の構成及び動作は実施形態3〜5
と同様であるので、図示及び説明は省略する。
【0074】ところで、図17は従来の照明器具の外観
斜視図であり、器具本体50の内部には上述した放電灯
点灯装置が収納されている。そして、器具本体50の下
面に設けたランプソケット51,51に放電灯Laの口
金を保持することにより、放電灯Laが器具本体50に
取り付けられると共に、放電灯点灯装置に電気的に接続
される。なお、各ランプソケット51,51の間の器具
本体50下面の部位には反射板52が設けられており、
反射板52によって放電灯Laから器具本体50側に放
射された光が照明空間側に放射される。このような照明
器具において、リセットスイッチSW2を器具本体50
の内部に取り付けると、点灯時間をリセットする際に、
例えば反射板52を取り外したりして、リセットスイッ
チSW2の操作を行わなければならず、手間がかかって
いた。
【0075】そこで、本実施形態の照明器具では、図9
に示すように反射板52の表面から操作部を露出させた
状態で、リセットスイッチSW2を器具本体50に取り
付けており、器具本体50の内部に収納された放電灯点
灯装置の器体40とリセットスイッチSW2とは電線5
3を介して電気的に接続される。このように、本実施形
態ではリセットスイッチSW2を反射板52の表面に取
り付けているので、器具本体50の外部からリセットス
イッチSW2を操作することができ、リセット操作を容
易に行える。尚、リセットスイッチSW2の取付位置を
反射板52に限定する趣旨のものではなく、器具本体5
0の外部から操作可能な場所であれば、図10に示すよ
うに器具本体50の側面に取り付けても良いし、図11
に示すようにランプソケット51の表面に取り付けても
良い。
【0076】また、リセットスイッチSW2としてはス
ライドスイッチや非復帰タイプのトグルスイッチを用い
ても良いが、復帰させる手間が不要であるので、復帰タ
イプの押釦スイッチを用いるのが望ましい。また、放電
灯点灯装置としてインバータタイプの放電灯点灯装置を
用いているので、リセットスイッチSW2や電線53に
ノイズが乗り易いため、リセットスイッチSW2として
は定常時に開放状態となる復帰タイプの押釦スイッチを
用いるのが望ましい。さらに、ノイズによる誤動作を防
止するため、リセットスイッチSW2の端子間電圧を開
放時は約3V以上、短絡時は1V以下とし、開放時と短
絡時の端子間電圧にノイズマージンを設けることによ
り、ノイズの影響を受けにくくできる。尚、開放時の端
子間電圧の上限値及び短絡時の端子間電圧の最小値は、
回路設計上好適な電圧値に設定すれば良い。
【0077】(実施形態7)本発明の実施形態7を図面
を参照して説明する。尚、本実施形態の放電灯点灯装置
の回路構成及び動作は実施形態1〜5の放電灯点灯装置
と同様であるので、図示及び説明は省略する。
【0078】この放電灯点灯装置の正面図を図12
(a)に、右側から見た側面図を図12(b)に、下側
から見た側面図を図12(c)にそれぞれ示す。この放
電灯点灯装置は、器体40の内部に上述の回路が形成さ
れた回路基板(図示せず)を収納したものである。器体
40の長手方向の一側には、電源線が接続される電線接
続部41aと、上記接続端子CN1a,CN1bを構成
する電線接続部41bとが設けられ、長手方向の他側に
はランプソケット(図示せず)からの電線がそれぞれ接
続される2組の電線接続部41c,41dが設けられて
いる。また、器体40の長手方向における電源側には、
スライドスイッチよりなるモード切替スイッチSW3
a,SW3bが配設されている。
【0079】各電線接続部41a〜41dは電線の芯線
がそれぞれ挿入される一対の電線挿入口42を有し、器
体40の内部には電線挿入口42に臨むようにして接続
端子が収納されており、電線挿入口42から挿入された
電線が接続端子に電気的且つ機械的に接続されるように
なっている。
【0080】ここで、リセットスイッチSW2などの接
続される電線接続部41bや、モード切替スイッチSW
3a,SW3bを、ランプソケットへの電線が接続され
る出力側の電線接続部41c,41dの近傍に設けても
良いが、出力側の電線接続部41c,41dには高周波
の高い電圧が発生するため、ノイズの影響を受け易くな
る。それに対して、本実施形態の放電灯点灯装置では、
リセットスイッチSW2などの接続される電線接続部4
1bや、モード切替スイッチSW3a,SW3bを電源
側に設けているので、ノイズの影響を低減することがで
きる。また、電源線の接続される電線接続部41aの近
傍は、マイコンよりなる制御用IC13などの電源を確
保しやすいため、制御用IC13を電源側に配置するこ
とにより、リセットスイッチSW2などの接続される電
線接続部41b及びモード切替スイッチSW3a,SW
3bと制御用IC13との間の配線長を短くでき、ノイ
ズの影響を受けにくくできる。
【0081】なお、この放電灯点灯装置を用いる照明器
具の器具本体(図示せず)に、リセットスイッチSW2
などの接続される電線接続部41bやモード切替スイッ
チSW3a,SW3bを設けても良いが、器具本体の構
造によっては取付強度や耐電圧などの問題が生じる虞が
あり、また器具本体に例えば穴開け加工などの加工を施
す必要があるため、放電灯点灯装置の器体40にリセッ
トスイッチSW2などの接続される電線接続部41bや
モード切替スイッチSW3a,SW3bを設けるのが望
ましい。
【0082】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、放電
灯と、放電灯を調光点灯させる調光点灯部とを備え、前
記調光点灯部を、外部から入力される調光信号に応じて
前記放電灯の調光レベルを連続的に変化させる連続調光
手段と、調光レベル切替用接点の接点信号に応じて前記
放電灯の調光レベルを段階的に切り替える段調光手段と
で構成し、何れかの調光手段で放電灯を調光点灯するこ
とを特徴とし、連続調光手段と段調光手段の両方を設け
ることによって、1台の放電灯点灯装置に連続調光機能
と段調光機能の2つの機能を持たせることができるとい
う効果がある。
【0083】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記調光信号が入力される端子と、調光レベル切替
用接点の接続端子とを共通化したことを特徴とし、端子
を共通化することによって部品数を減らすことができる
という効果がある。
【0084】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、放電灯の調光状態を連続調光または段調光に切り替
える第1の切替スイッチを調光点灯部本体に設け、前記
第1の切替スイッチの切り替えに応じて連続調光手段ま
たは段調光手段の何れかが放電灯を調光点灯させること
を特徴とし、第1の切替スイッチを用いて調光手段を連
続調光手段又は段調光手段の何れかに切り替えることに
より、放電灯点灯装置の動作モードを所望の動作モード
に切り替えることができるという効果がある。
【0085】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記段調光手段の動作モードを複数に切り替えるた
めの第2の切替スイッチを調光点灯部本体に設けたこと
を特徴とし、第2の切替スイッチを用いて段調光手段の
動作モードを所望の動作モードに切り替えることができ
るという効果がある。
【0086】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記放電灯の点灯累積時間の経過とともに発生する
光束減退を補正する補正手段を設けたことを特徴とし、
時間の経過と共に発生する光束減退を補正手段を用いて
補正することができ、1台の放電灯点灯装置に連続調光
機能と段調光機能と光束補正機能の3つの機能を持たせ
ることができるという効果がある。
【0087】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記調光信号として所定の信号が入力されると、前
記計時手段の計時した点灯累積時間をリセットして計時
動作を再開させるリセット手段を設けたことを特徴と
し、複数の放電灯点灯装置に調光信号として所定の信号
を入力することにより、各放電灯点灯装置の計時手段が
計時した点灯累積時間を一度にリセットすることがで
き、リセット操作に要する手間を少なくできるという効
果がある。
【0088】請求項7の発明は、請求項1記載の放電灯
点灯装置を用いる照明器具であって、放電灯の点灯累積
時間を計時する計時手段と、計時手段の計時結果に応じ
て点灯累積時間の経過とともに発生する光束減退を補正
する補正手段と、リセットスイッチの操作に応じて計時
手段の計時した点灯累積時間をリセットして計時動作を
再開させるリセット手段とを備え、放電灯、調光点灯
部、計時手段、補正手段及びリセット手段を保持する器
具本体の表面に前記リセットスイッチを設けたことを特
徴とし、リセットスイッチは器具本体の表面に設けられ
ているので、器具本体の外部からリセットスイッチを操
作することができ、点灯累積時間のリセット操作を容易
に行うことができるという効果がある。
【0089】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、リセットスイッチの接続端子が前記調光点灯部の電
源入力端子の近傍に設けられたことを特徴とし、調光点
灯部の出力側には高周波の高い電圧が発生するため、リ
セットスイッチの接続端子を出力側の近傍に設けた場合
はノイズの影響を受けやすいが、リセットスイッチの接
続端子を電源入力端子の近傍に設けているので、出力側
の近傍に設けた場合に比べてノイズの影響を受け難くで
きるという効果がある。
【0090】請求項9の発明は、請求項7又は8の発明
において、放電灯の周りに配置され、放電灯の光を反射
して所望の方向に配光する反射板を器具本体に設け、前
記リセットスイッチが反射板に取り付けられたことを特
徴し、リセットスイッチを反射板に取り付けているの
で、器具本体の外部からリセットスイッチを操作するこ
とができ、点灯累積時間のリセット操作を容易に行える
という効果がある。
【0091】請求項10の発明は、請求項7乃至9の発
明において、前記リセットスイッチは定常時に開状態と
し、リセット時に閉状態とすることを特徴とし、定常時
はリセットスイッチの端子間を開状態としているので、
定常時にリセットスイッチの端子間にノイズが乗って誤
動作するのを防止できるという効果がある。
【0092】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記リセットスイッチの端子間電圧を、開状態
において略3V以上、閉状態において略1V以下にする
ことを特徴とし、請求項10の発明と同様の効果を奏す
る。
【0093】請求項12の発明は、請求項6の発明にお
いて、接点の切替状態に応じて点灯回路の動作モード
を、点灯回路の機能を検査するテストモードに切り替え
るための動作モード切替スイッチを設け、前記調光信号
が入力される端子と、前記調光レベル切替用接点の接続
端子と、前記リセットスイッチの接続端子と、前記動作
モード切替スイッチの接続端子とを共通化したことを特
徴とし、各端子を共通化することによって部品数を削減
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の放電灯点灯装置の回路図である。
【図2】実施形態2の放電灯点灯装置の回路図である。
【図3】同上の動作を説明するフローチャートである。
【図4】実施形態3の放電灯点灯装置の回路図である。
【図5】同上の一部省略せるブロック図である。
【図6】同上の動作を説明するフローチャートである。
【図7】実施形態4の放電灯点灯装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図8】実施形態5の放電灯点灯装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図9】実施形態6の照明器具の一部破断せる外観斜視
図である。
【図10】同上の別の照明器具の一部破断せる外観斜視
図である。
【図11】同上のまた別の照明器具の一部破断せる外観
斜視図である。
【図12】実施形態7の照明器具を示し、(a)は正面
図、(b)は右側から見た側面図、(c)は下側から見
た側面図である。
【図13】従来の放電灯点灯装置の回路図である。
【図14】従来の別の放電灯点灯装置の回路図である。
【図15】従来のまた別の放電灯点灯装置の回路図であ
る。
【図16】同上の動作を示すフローチャートである。
【図17】同上の外観斜視図である。
【符号の説明】
2 インバータ回路 10 制御部 11 インバータ制御部 12 V/F変換部 CN1a,CN1b 接続端子 La 放電灯 SW1 段調光切替スイッチ SW3 モード切替スイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯と、放電灯を調光点灯させる調光点
    灯部とを備え、前記調光点灯部を、外部から入力される
    調光信号に応じて前記放電灯の調光レベルを連続的に変
    化させる連続調光手段と、調光レベル切替用接点の接点
    信号に応じて前記放電灯の調光レベルを段階的に切り替
    える段調光手段とで構成し、何れかの調光手段で放電灯
    を調光点灯することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】前記調光信号が入力される端子と、調光レ
    ベル切替用接点の接続端子とを共通化したことを特徴と
    する請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】放電灯の調光状態を連続調光または段調光
    に切り替える第1の切替スイッチを調光点灯部本体に設
    け、前記第1の切替スイッチの切り替えに応じて連続調
    光手段または段調光手段の何れかが放電灯を調光点灯さ
    せることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】前記段調光手段の動作モードを複数に切り
    替えるための第2の切替スイッチを調光点灯部本体に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】放電灯の点灯累積時間を計時する計時手段
    と、計時手段の計時結果に応じて点灯累積時間の経過と
    ともに発生する光束減退を補正する補正手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】前記調光信号として所定の信号が入力され
    ると、前記計時手段の計時した点灯累積時間をリセット
    して計時動作を再開させるリセット手段を設けたことを
    特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の放電灯点灯装置を用いる照
    明器具であって、放電灯の点灯累積時間を計時する計時
    手段と、計時手段の計時結果に応じて点灯累積時間の経
    過とともに発生する光束減退を補正する補正手段と、リ
    セットスイッチの操作に応じて計時手段の計時した点灯
    累積時間をリセットして計時動作を再開させるリセット
    手段とを備え、放電灯、調光点灯部、計時手段、補正手
    段及びリセット手段を保持する器具本体の表面に前記リ
    セットスイッチを設けたことを特徴とする照明器具。
  8. 【請求項8】リセットスイッチの接続端子が前記調光点
    灯部の電源入力端子の近傍に設けられたことを特徴とす
    る請求項7記載の照明器具。
  9. 【請求項9】放電灯の周りに配置され、放電灯の光を反
    射して所望の方向に配光する反射板を器具本体に設け、
    前記リセットスイッチが反射板に取り付けられたことを
    特徴とする請求項7又は8記載の照明器具。
  10. 【請求項10】前記リセットスイッチは定常時に開状態
    とし、リセット時に閉状態とすることを特徴とする請求
    項7乃至9記載の照明器具。
  11. 【請求項11】前記リセットスイッチの端子間電圧を、
    開状態において略3V以上、閉状態において略1V以下
    にすることを特徴とする請求項10記載の照明器具。
  12. 【請求項12】接点の切替状態に応じて調光点灯部の動
    作モードを、調光点灯部の機能を検査するテストモード
    に切り替えるための動作モード切替スイッチを設け、前
    記調光信号が入力される端子と、前記調光レベル切替用
    接点の接続端子と、前記リセットスイッチの接続端子
    と、前記動作モード切替スイッチの接続端子とを共通化
    したことを特徴とする請求項7記載の照明器具。
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