JP2015004488A - 製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製氷装置によって製氷された氷の側面に製氷皿に設けられた連通溝部で製氷された氷の一部が残って突起形状となってしまい、不恰好で舌触りも良くない氷となってしまっている。【解決手段】 本発明に係る製氷装置は、上面が開口している複数の製氷セルが第1の方向に並んで配置され、隣り合う前記製氷セルの側壁間には製氷セルへの給水時に給水路となる第1の連通溝が形成されている製氷皿と、第1の方向を回転軸として製氷皿を90度以上回動させるとともに製氷皿の第1の方向の一方の端部の回動量と他方の端部の回動量とを異なる量とすることで第1の方向を軸とする捻り力を発生させて、製氷セルに製氷された氷を下方に離氷する離氷機構とを備えた製氷装置であって、第1の連通溝の側壁と製氷セルの側壁との境界部の角度が上面側から見て鋭角となる部分を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、給水された水を製氷し離氷する機能を備えた製氷装置、およびそれを備えた冷蔵庫に関する。
従来の製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この製氷装置は、区画壁によって区画された複数個の凹部を有する製氷皿を備えており、各凹部に水を貯留して製氷し、製氷後に製氷皿を捻ることで離氷する。そして、区画壁には隣り合う凹部間を連通する連通溝が形成されているため、給水時に各凹部に均等に水を供給することができる。
しかしながら、この連通溝にも水が貯留し製氷されるため、凹部に形成された氷同士を繋げる氷となってしまい、離氷不良を引き起こしたり、いびつな形の氷ができてしまうといった問題がある。
特許文献2には、上記の問題を解決するために、連通溝内に突状部を設けて、離氷時の捻りにより連通溝内の突状部を起点としたクラックを生じさせることによって、氷の分割を助長する技術が開示されている。
特開平4−260769号公報 特開平7−305930号公報
しかしながら、特許文献2に開示された製氷装置であっても、製氷区画で製氷された氷の側面には連通溝部で製氷された氷が連結されたままであり、氷の側面に連通溝部の一部が突起として残るため、不恰好で舌触りも良くない氷となってしまっている。
本発明は、上記の問題に鑑みて、離氷性に優れ、且つ、表面に突起の少ない氷を製氷できる製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る製氷装置は、上面が開口している複数の製氷セルが第1の方向に並んで配置され、隣り合う製氷セルの側壁間には製氷セルへの給水時に給水路となる第1の連通溝が形成されている製氷皿と、第1の方向を回転軸として製氷皿を90度以上回動させるとともに製氷皿の第1の方向の一方の端部の回動量と他方の端部の回動量とを異なる量とすることで第1の方向を軸とする捻り力を発生させて、製氷セルに製氷された氷を下方に離氷する離氷機構とを備えた製氷装置であって、第1の連通溝の側壁と製氷セルの側壁との境界部の角度が上面側から見て鋭角となる部分を有する。
本発明の一実施態様においては、第1の連通溝の第1の方向における中間部が両端部に比べて幅広となるように、第1の連通溝の側壁が上面側から見て円弧状に形成されていても良い。
本発明の一実施態様においては、第1の連通溝の表面には製氷セルの表面よりも深い凹凸が形成されていても良い。
本発明の一実施態様においては、製氷セルが第1の方向と直交する第2の方向にも配置され、第2の方向に隣り合う少なくとも一対の製氷セルの側壁間には製氷セルへの給水時に給水路となる第2の連通溝が形成されており、第2の連通溝の側壁と製氷セルの側壁との境界部の角度が上面側から見て鋭角となる部分を有していても良い。
本発明に係る冷蔵庫は、上記のいずれかの製氷装置が冷凍室に備えられ、給水皿に水を給水する給水装置を備える冷蔵庫である。
本発明によれば、第1の連通溝の側壁と製氷セルの側壁との境界部の角度が上面側から見て鋭角となる部分を有しているので、離氷の際の捻り力が上記境界部に接する氷へのせん断応力として働くことができ、製氷セルに形成された氷と第1の連通溝に形成された氷とを製氷セルの側壁に沿ってせん断することができる。したがって、製氷セルにて形成された氷の表面には大きな突起が残らず、美観に優れ、また舌触りのよい氷を製氷することができる。また、上記のせん断応力により製氷セルで形成された各氷は分離されることになるため、離氷性も向上する。
製氷装置付冷蔵庫の断面図である。 第1実施形態の製氷装置を上面から見た概略図である。 第1実施形態の製氷皿における連通溝の概略図である。 第1実施形態の製氷皿によって製氷された氷の離氷前の状態を示す図である。 第1実施形態の製氷皿および製氷皿によって製氷された氷に対して、離氷動作中にかかる応力を説明する図である。 第1実施形態の製氷皿によって製氷された氷の離氷後の状態を示す図である。 従来の技術によって製氷された氷の離氷後の状態を示す図である。 第2実施形態の製氷皿における連通溝の概略図である。 第3実施形態の製氷皿における連通溝の概略図である。 第4実施形態の製氷皿における連通溝の概略図である。 第5実施形態の製氷皿における連通溝の概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。
図1に製氷装置を備えた冷蔵庫の構成例を示す。図1において、左側が冷蔵庫1の正面側、右側が冷蔵庫1の背面側となる。
冷蔵庫1の筐体2の内部空間は水平な仕切壁3により上下に二分され、上方の空間が冷蔵室4、下方の空間が冷凍室5となっている。冷蔵室4の正面開口部は扉6で閉ざされ、冷凍室5の正面開口部は扉7で閉ざされる。
冷蔵室4の内部には上下3段にわたり棚8、9、10が配置されている。冷凍室5の内部には上下3段にわたり引出式のケースが配置されている。最上段のケースは貯氷ケース11、その下のケースは第1の冷凍食品用ケース12、最下段のケースは第2の冷凍食品用ケース13である。
冷凍室5の奥には仕切壁14で仕切られた空間があり、ここに蒸発器15が配置されている。図示しない圧縮機で圧縮され、図示しない凝縮器で放熱した冷媒が蒸発器15の内部で蒸発することにより、蒸発器15の表面温度が下がり、冷蔵室4及び冷凍室5を冷却するための冷気が生成される。冷気は冷気循環ファン16により図示しないダクトに送り込まれ、ダクトを通じて冷蔵室4及び冷凍室5に所定量が吹き込まれる。これにより冷蔵室4は冷蔵温度になり、冷凍室5は冷凍温度になる。蒸発器15の下方には蒸発器15に付着した霜を融かすための除霜用ヒータ17が配置されている。
貯氷ケース11と冷凍室5の天井部との間には空間が存在し、この空間が製氷室18となる。製氷室18は冷凍室5の天井部から垂下する仕切壁19により冷凍室5の正面開口部から隔離されている。
製氷室18の内部には製氷皿21が配置される。製氷皿21は低温でも弾性を失わない合成樹脂により成型され、略四角錐台の氷を製造する製氷セルを複数個備えている。製氷皿21には製氷セルの内部の温度を監視するサーミスタ22が取り付けられている。
製氷皿21は離氷機構23により支持される。離氷機構23は、製氷皿21が固定される回転軸と、この回転軸を軸線まわりに回転させる減速機付モータにより構成される。所定時間の経過またはサーミスタ22による製氷セル内部の温度検知によって、製氷皿21の内部で製氷が完了したと判断すると、離氷機構23が回転軸を通して製氷皿21を回転させ、製氷皿21を90度以上、好ましくは上下を反転させるまで回動させる。回転軸の回動が90度以上となる所定の角度において、製氷皿21の中でも離氷機構23の回転軸から遠い方の端に設けたストッパが製氷室18に設けた係止部に当たり回動が制限される。一方で製氷皿21の回転軸側の端には依然として回転駆動力がかかるので、製氷皿21がねじれ、製氷セルの内部の氷が製氷セルから分離して貯氷ケース11に落下する。その後離氷機構23は回転軸を逆回転させ、製氷皿21の向きを上面側が上となるように戻す。冷蔵庫1の製氷装置20は、この製氷皿21と離氷機構23とを含んでいる。
仕切壁3の上には給水タンク24と給水ポンプ25が配置される。給水タンク24は製氷用の水を貯水するものであり、冷蔵室4の底面板26の上に載置される。給水ポンプ25は給水タンク24に貯水された水を製氷皿21に送るためのものであり、冷蔵室4の奥の仕切壁27の裏側に配置されている。
給水タンク24に貯水された水が少なくなったときは冷蔵室4の正面開口部から給水タンク24を引き出し、水を補充する。水を補充した給水タンク24を冷蔵室4の奥に向けて押し込むと、ある位置に達した時点で給水タンク24と給水ポンプ25との接続が生じる。以後、給水ポンプ25を運転することにより、製氷皿21に対し給水が行われる。底面板26の下には給水タンク24の凍結防止ヒータ28が配置されている。
給水ポンプ25が給水タンク24から吸い上げて送り出す水は、仕切壁3を貫通する給水パイプ29を通じて給水ノズル30から製氷皿21に届けられる。冷蔵庫1の給水装置は、この給水タンク24と給水ポンプ25とを含んでいる。
本発明は、製氷皿21の構造に関するものであり、以下、それぞれの実施形態として説明する。
〔第1実施形態〕
図2は第1実施形態に係る製氷装置20を上面から見た図を示している。
製氷皿21はシリコンを含有したポリプロピレン等により形成されて可撓性を有し、回転軸31を軸として回転自在となるように配される。製氷皿21には上面を開口した複数の製氷セル32が設けられて区画壁33によって区画されている。
製氷セル32は回転軸31の軸方向(図2では第1の方向)に延びる縦区画壁33a及び軸方向に直交する方向(図2では第2の方向)に延びる横区画壁33bによって区画される。これにより、本実施形態の製氷セル32は軸方向に対して直交する方向(第2の方向)に2列並設され、軸方向(第1の方向)に4列並設される。
隣接する製氷セル32の間の区画壁33の一部には連通溝34が形成される。横区画壁33bには第1の方向に隣接する製氷セル32を連通する連通溝34bが形成される。また、一部の縦区画壁33aには第2の方向に隣接する製氷セル32を連通する連通溝34aが形成される。連通溝34は上面が開放されて給水の水路を形成し、給水ノズル30の直下の製氷セル32から連通溝34を介して各製氷セル32に順次給水が行われる。連通溝34の下端は給水ノズル30からの給水によって製氷皿21に所定の水量が給水された際の各製氷セル32の水位よりも下方に配される。これにより、製氷皿21に所定の水量が給水された際に、各製氷セル32の水位を均一にすることができる。
製氷皿21に所定の水量が給水された後、所定時間の経過またはサーミスタ22による製氷セル32の内部の温度の検知によって製氷が完了したと判断される。製氷が完了すると、続けて離氷動作が行われる。すなわち、離氷機構23によって製氷皿21が回転駆動される。製氷皿21の回動によって製氷セル32の上面が下方に面した位置となったところで、製氷皿21の回転軸31から離れた第1の方向の一端の回動が停止させられ、その上で更に回転軸31を回転することによって第1の方向を軸として捻られる。これにより、製氷セル32から氷が離氷して落下し、貯氷ケース11に貯氷される。
たとえば、図2において製氷皿21は右側が紙面手前方向に、左側が紙面奥方向に移動するように回動を開始する。そして、ストッパ34が約半周して左側に回動したところで製氷室18に設けた係止部に係止し、回動が制限される。一方、回転軸31はストッパ34が係止部に係止した後も引き続き回転駆動力を製氷皿21に加えるので、製氷皿21はストッパ34を支点として捻られることになる。図2の製氷皿21では、右上のストッパ34を支点として左下側が紙面奥に引っ込むように捻られ、したがって製氷皿21の上面がより開くように製氷皿21が変形して、各製氷セル32にて製氷された氷が離氷する。
図3に本実施形態の連通溝34を示す。図3(a)は区画壁33に設けた連通溝34の斜視図である。図3(b)は図3(a)に示す(イ)方向から見た連通溝34の図(上面図)であり、図3(c)は図3(a)に示す(ロ)方向から見た連通溝34の図(側面図)である。なお、区画壁33によって隠れている箇所は点線で示している。
区画壁33は幅を有しており、上面側から底面側に向けて徐々に幅広となっている。したがって、区画壁33によって区画される製氷セル32は、上面よりも底面が小さい略四角錐台の形状を有する。
そして、一方の製氷セル32側となる区画壁33の面には上面側に位置する35aおよび35cと底面側に位置する35eおよび35gとで囲まれる領域を有し、他方の製氷セル32側となる区画壁33の面には上面側に位置する35bおよび35dと底面側に位置する35fおよび35hとで囲まれる領域を有していて、この両領域間をくり抜くように、連通溝34が上面側を開放した溝形状に形成される。したがって、35a〜35hの各箇所は製氷セル32の側壁と連通溝34との境界に形成されるコーナー部となる。
なお、35aと35bとは隣り合う製氷セル32の両側面に位置して区画壁33を挟んで互いに対向している。35cと35d、35eと35f、および35gと35hも同様に区画壁33を挟んで互いに対向している。
そして、本実施形態では、互いに対向しているコーナー部35aと35bとの間で、35aおよび35bよりも外側(図3(b)では左側)となる位置に頂点35iが設けられている。同様に、互いに対向しているコーナー部35cと35dとの間の外側(図3(b)では右側)には頂点35jが、互いに対向しているコーナー部35eと35fとの間の外側(図3(b)では左側)には頂点35kが、互いに対向しているコーナー部35gと35hとの間の外側(図3(b)では右側)には頂点35lがそれぞれ設けられている。
そして、連通溝34は、35a、35e、35k、35iによって囲まれる面と、35b、35f、35k、35iによって囲まれる面とが、35iと35kとを結ぶ直線にて交差する形状の壁面を成し、反対側の壁面も同様に、35c、35g、35l、35jによって囲まれる面と、35d、35h、35l、35jによって囲まれる面とが、35jと35lとを結ぶ直線にて交差する形状の側壁を成している。すなわち、連通溝34の側壁は上面側から見て外側に突出するV字状の断面を有している。
これによって、図3(b)や図3(c)に示すように、連通溝34の幅は、製氷セル32部に面する間口の部分は狭く、中間部で広くなっている。また、連通溝34の側壁と製氷セル32側の区画壁33の側面との境界部は、製氷皿21の上面側から見て鋭角となるように構成されている。
たとえば、図3(b)に示すように、区画壁33の上面において連通溝34との境界を形成するコーナー部35aでは、区画壁33の製氷セル32側の側面がコーナー部35aで鋭角(θa)に折れ曲がって連通溝34の側面に連なり、連通溝34内の頂点35iに向かっている。また、連通溝34の底部におけるコーナー部35eにおいては、区画壁33の製氷セル32側の側面がコーナー部35eで鋭角(θe)に折れ曲がって連通溝34の側面に連なり、連通溝34内の頂点35kに向かっている。他のコーナー部35b,35c、35d、35f、35g、35hについても同様に、区画壁33の製氷セル32側の側面と連通溝34の側壁との角度が、製氷皿21の上面側から見て鋭角を成している。
図4は本実施形態の製氷皿によって製氷された氷が離氷動作によって離氷される前の状態を表している。図4では、図2に示す製氷皿21にて第1の方向に隣り合う任意の2つの製氷セル32によって製氷された氷を示していて、図2において紙面上側となる製氷セル32によって製氷された氷36aと紙面下側となる製氷セル32によって製氷された氷36bと、連通溝34bの部分にできた氷36cとからなっている。
本実施形態の製氷皿21は上記のように区画壁33との交差角が鋭角とされた連通溝34を備えているので、製氷皿21によって形成された氷36aと36cとの境界部には、この鋭角形状の境界部によってくびれ部となる境界部37a−37e、および37c−37gが形成される。同様に、氷36bと36cとの境界部には、この鋭角形状の境界部によってくびれ部となる境界部37b−37f、および37d−37hが形成される。
図5は本実施形態の製氷皿によって製氷された氷に対して、離氷動作中にかかる応力を説明する図である。図5では、氷36a、氷36bおよび氷36cの上面を示している。
上記の通り離氷動作では第1の方向を軸として製氷皿21が捻られることで製氷皿21の各製氷セル32から氷36が離氷するが、第1の方向を軸とする捻れ応力は、第1の方向に隣り合う製氷セル32および製氷された氷36a、氷36bに対しては、第2の方向の応力となって印加されることになる。図2に示す製氷皿21では、たとえば右上のストッパ34を支点として左下側が紙面奥に引っ込むように捻られた場合は、図5に矢印で示すように、紙面下側の製氷セル32および氷36bには第2の方向に紙面左側に向かう応力Fbがかかる。一方、紙面上側の製氷セル32および氷36aには、上記の応力の反作用力で第2の方向に紙面右側に向かう応力Faがかかる。
製氷皿21は可撓性を有するのでこれらの応力によって容易に変形するが氷は固く変形し難いため、第2の方向において製氷皿21と氷36との境界となる部分に応力が集中することになる。連通溝34付近においては区画壁33bと連通溝34との境界部が上記の応力集中部分になる。
本実施形態では、製氷セル32の側壁となる区画壁33bの部分と連通溝34の側壁との境界部が製氷皿21の上面側から見て鋭角となるように、連通溝34の側壁を形成している。図5に示す形態では、たとえば区画壁33bと連通溝34との境界となるコーナー部35a、35b、35c、35dは、それぞれ鋭角を成す形状となっている。
これに図5に矢印にて示す方向の応力が製氷皿21にかかると、区画壁33bのコーナー部35aには右方向の応力Faの一部がかかるが、35aは鋭角であるので、その先端に応力が集中することになる。そして区画壁33bはこの応力に応じて変形しながらコーナー部35aに集中した応力で連通溝34に形成された氷36aおよび36cを押すことになるが、氷は変形し難いのでコーナー35aに集中した応力は氷36cと氷36aとの境界部37aに集中することになる。つまり、コーナー35aが楔となって氷36cと氷36aとの境界部37aに楔を打つような状態になる。
その結果、氷36cと氷36aとの境界部37aには、境界部37aを起点として右方向に亀裂が入りやすくなる。同様に、区画壁33bのコーナー35dには左方向の応力Fbの一部がかかり、氷36cと氷36bとの境界部37dには、境界部37dを起点として左方向に亀裂が入りやすくなる。また、区画壁33bのコーナー35cには氷36cと氷36aとの境界部37cが押し付けられるので、鋭角とされたコーナー部35cの先端が楔となって氷36cと氷36aとの境界部37cに食い込むことになり、境界部37cを起点として左方向に亀裂が入りやすくなる。同様に、区画壁33bのコーナー35bには氷36cと氷36bとの境界部37bが押し付けられるので、鋭角とされたコーナー部35bの先端が楔となって氷36cと氷36bとの境界部37bに食い込むことになり、境界部37bを起点として右方向に亀裂が入りやすくなる。図5には氷36cと氷36a、および氷36cと氷36bの境界部に亀裂が入った状態を図示している。
つまり、離氷動作により第2の方向にかかる応力を利用して、区画壁33bの連通溝34との境界部にせん断応力を発生させて連通溝34の部分に製氷された氷36cを分断する。そして、製氷セル32の側壁と連通溝34の側壁との境界部を鋭角となるように連通溝34の側壁を形成することで、上記のせん断応力を、製氷セル32に製氷された氷36aおよび氷36bと連通溝34の部分に製氷された氷36cとの境界部に集中させるので、氷36a、氷36bと氷36cとの境界に沿って亀裂を生じさせて分断させることができる。
これによって、製氷セル32にて製氷された氷36a、氷36bが製氷皿21から離氷する際に、連通溝34の部分に製氷された氷36cの一部が氷36a、氷36bの側面に残って大きな突起部となってしまうことを防止でき、図6に示すように、突起部38が少なく、美観も食感にも優れた氷を作ることができる。
図7には、比較例として、特許文献2に記載の技術を用いて製氷された氷39を示している。このように、従来技術では連通溝の部分で製氷された氷が製氷セルにて製氷された氷と繋がったまま離氷されてしまうので、突起部40が大きく残ってしまう。これに対し、本実施形態では上記の通り、突起部38が少ない氷36を作ることができる。
なお、本実施形態では製氷セル32の側壁と連通溝34の側壁との境界部の角度が鋭角であることを特徴としているが、実質的に鋭角であればよく、製氷セル32の側壁面と連通溝34の側壁面とが交差する角度が鋭角であれば、実際に接する部分の角度が鋭角でなくともよい。たとえば、製氷セル32の側壁面の端部が連通溝34の側壁面に連続するように面取り処理をしていたとしても、この面取り部が氷に対してせん断応力をかけた際に氷に亀裂を生じさせることができればよい。
また、製氷セル32の側壁と連通溝34の側壁との境界部の角度は80度以下とすることが好ましい。これにより、製氷セル32の側壁と連通溝34の側壁との境界部に確実にせん断応力を集中させることができる。一方で、上記の角度は60度以上とすることが好ましい。角度が小さいほどせん断応力が先端に集中する傾向があるが、先端の機械的な強度は下がる傾向となる。そこで、上記の角度を60度以上とすることで、製氷や離氷の際に製氷皿21にかかる応力に対して十分な強度を保つことができる。
また、連通溝34は図3(c)に示すように、底面側よりも上面側のほうが幅広となる形状とすることが好ましい。これは、連通溝34の間口部分、例えば35aと35cとの間の幅を35eと35gとの間の幅よりも広くするだけでなく、連通溝34の中途部分、例えば35iと35jとの間の幅を35kと35lとの間の幅よりも広くすることが好ましい。これにより製氷セル32で製氷された氷が離氷する際に底面側の氷がより上面側の区画壁33に引っ掛かってしまい、製氷セル32から離氷できずに残ってしまうことを防ぐことができる。
なお、図3では連通溝34の底面を平面としているがこれに限らず任意の曲面としてもよく、例えば下方に膨らむ曲面としてもよい。
図2には、第2の方向に隣接する製氷セル32を連結する連通溝34aも示されている。図2のように第2の方向に複数の列を成して製氷セル32が並べられる場合は、第2の方向に隣接する製氷セル32間にも連通溝34aを設けることで、第2の方向に並ぶ製氷セル32の水位を均一にすることができる。
この連通溝34aについても上記のように製氷セル32の側壁と連通溝34aの側壁との境界部の角度を鋭角とすることができる。これにより、離氷動作において製氷皿21が捻られることにより発生する第2の方向の応力を、区画壁33aの連通溝34aとの境界部に設けた鋭角部によって分断できるので、連通溝34aの部分に製氷された氷が第2の方向に移動してしまうことにより上記の応力を受け流してしまうことを防ぎ、製氷セル32と連通溝34aとの境界で氷を分断されることを促進できる。
〔第2実施形態〕
図8に、第2実施形態に係る製氷装置20における製氷皿21に形成される連通溝44を示す。図8(a)は区画壁33に設けた連通溝44の斜視図である。図8(b)は図8(a)に示す(イ)方向から見た連通溝44の図(上面図)であり、図8(c)は図8(a)に示す(ロ)方向から見た連通溝44の図(側面図)である。なお、区画壁33によって隠れている箇所は点線で示している。
本実施形態は、連通溝44の側壁が多面ではなく曲面で形成されていること以外は、第1実施形態と同じである。このように、連通溝44の側壁を曲面とすることでも、製氷セル32の側壁と連通溝44の側壁との境界部の角度を鋭角とすることができる。この実施形態であっても、区画壁33の連通溝44に面するコーナー45a〜45hが製氷皿21の上面側から見て鋭角となるように連通溝44を形成することで、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、第2実施形態では、連通溝44の側壁面が、製氷セル32の側壁面との境界部以外に角を有さないので、連通溝44の中途の部分に、第2の方向の応力の一部が集中することがなくなり、製氷セル32の側壁と連通溝44の側壁との境界部に第2の方向の応力をより集中させて、氷に亀裂を生じさせることができる。
〔第3実施形態〕
図9に、第3実施形態に係る製氷装置20における製氷皿21に形成される連通溝54を示す。図9(a)は区画壁33に設けた連通溝54の斜視図である。図9(b)は図9(a)に示す(イ)方向から見た連通溝54の図(上面図)である。なお、区画壁33によって隠れている箇所は点線で示している。
本実施形態においては、連通溝54の上面に面する区画壁33の部分には鋭角部が設けられていない。製氷セルにて製氷できる氷の容積を増やすために、製氷皿の面積に対する製氷セルの面積を増やそうとすると、区画壁33の特に上面が細くなり区画壁33の上面側にくびれや鋭角部を設けることが難しくなる。
本実施形態では上記のような場合に対応し、区画壁33の上面にはくびれや鋭角部を設けておらず、連通溝54の底面側の区画壁33の部分にくびれや鋭角部が設けられている。図9では、区画壁33の上面55a、55bには鋭角部が設けられておらず、連通溝54の底面に接する側壁と製氷セル32の側壁との境界部であるコーナー部55c、55d、55e、55fの角度が鋭角となっている。また、55cと55dとの間の連通溝54の側壁には頂点55gによるくびれ部が、55eと55fとの間の連通溝54の側壁には頂点55hによるくびれ部が設けられている。したがって、連通溝54の側壁は上面側に向かって閉じた錐形に抉られた形状となっている。
本実施形態では、連通溝54の部分で製氷された氷の上面には、区画壁33の鋭角部によって形成されたくびれ部がない場合があるため、氷の上面側では亀裂が発生できない可能性がある。しかしながら、鋭角部を形成できないほどに区画壁が細くなっているということは、すなわち連通溝54の長さが短くなっていることであり、もし鋭角部が無いが故に製氷セル32の側壁に沿って亀裂が生じなかったとしても、離氷後の氷に残る突起部の突出高さは僅かであり、美観や食感を損ねる程の大きさにはならない。一方で、連通溝54の長さが長くなる底面側には鋭角に形成されたコーナー部55c、55d、55e、55fが形成されているので、製氷セル32の側壁に沿って亀裂を生じさせることができ、大きな突起が残らない氷を製氷することができる。
〔第4実施形態〕
図10に、第4実施形態に係る製氷装置20における製氷皿21に形成される連通溝64を示す。図10(a)は区画壁33に設けた連通溝64の斜視図である。図10(b)は図10(a)に示す(イ)方向から見た連通溝64の図(上面図)である。なお、区画壁33によって隠れている箇所は点線で示している。
本実施形態では、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bが製氷セル32の側壁32aよりも表面粗さが粗くなるように形成している。また、製氷セル32の側壁と連通溝64の側壁との境界部の角度を鋭角としていない。すなわち、第1〜3実施形態で説明した製氷セル32の側壁と連通溝64の側壁との境界部の角度を鋭角とする構成に代えて、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面粗さを製氷セル32の側壁32aよりも粗くすることを特徴としている。
このように、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面を製氷セル32の側壁32aの表面よりも粗い面とすることで、連通溝64の部分に製氷された氷は連通溝64の表面との間により強い力で結着し離氷しにくくなる。したがって、連通溝64の部分に製氷された氷はあたかも区画壁33の一部であるかのように振舞うので、離氷動作において製氷皿21が捻られることにより発生する第2の方向の応力は、連通溝64と製氷セル32の側壁32aとの境界に集中し、製氷した氷を連通溝64と製氷セル32の側壁32aとの境界で分断することができる。
図10の例では、側壁64aと製氷セル32の側壁32aとの境界線である65a−65eおよび65c−65gと、底壁64bと製氷セル32の側壁32aとの境界線である65e−65gとによって囲まれた面よりも連通溝64側で製氷された氷は、側壁64aおよび底壁64bに施された粗面処理によって、離氷しにくくなる。一方で、65a、65e、65gおよび65cによって囲まれた面よりも製氷セル32側で製氷された氷は、離氷動作による応力を受けて製氷セル32の側壁32aから容易に離氷するため、上記の65a、65e、65gおよび65cによって囲まれた境界面が離氷できていない箇所となる。したがって、離氷動作による応力はこの境界面に集中することになり、この境界面で氷が分断されやすくなる。同様に、65b、65f、65hおよび65dによって囲まれた境界面で氷が分断されやすくなる。
そして、この境界面に沿って分断された氷のうち、製氷セル32側の氷は製氷セル32から離氷しているので、貯氷ケース11に落下し貯氷される。一方、連通溝64側の氷は離氷しにくいために残るが、熱容量が非常に小さいため、次の給水動作によって製氷皿21に温度の高い水が給水された際にその水ですぐに溶けてしまうので、連通溝64を塞ぐことなく各製氷セル32に均一に給水することができる。
以上のように、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面を製氷セル32の側壁32aの表面よりも粗い面とすることで、連通溝64と製氷セル32の側壁32aとの境界面に沿って氷を分断することができ、連通溝64の部分で製氷された氷が突起部として残りにくい氷を作ることができる。
なお、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面には、製氷セル32の側壁32aの表面よりも高低差をつけることによって表面粗さを粗くすることができる。たとえば、製氷セル32の側壁32aの表面は10μm以下の凹凸として滑らかな面とする一方で、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面は、100μm以上の凹凸を設けることで氷が引っかかりやすい面とすることができる。製氷皿21の表面全体を10μm以下の凹凸としてから、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面をサンドブラスト加工などを施すことで粗面加工してもよく、製氷皿21の表面全体を100μm以上の凹凸を有する粗面にて形成してから、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面をマスキングした後に化学研磨などで研磨加工することで、連通溝64の側壁64aおよび底壁64bの表面以外のの表面を10μm以下の凹凸の滑らかな表面としてもよい。
〔第5実施形態〕
図11に、第5実施形態に係る製氷装置20における製氷皿21に形成される連通溝74を示す。図11(a)は区画壁33に設けた連通溝74の斜視図である。図11(b)は図11(a)に示す(イ)方向から見た連通溝74の図(上面図)である。なお、区画壁33によって隠れている箇所は点線で示している。
本実施形態は、第1実施形態に第4実施形態を組み合わせた形態である。本実施形態では、粗面加工した連通溝74の側壁74aおよび底壁74bによって、第4実施形態と同様に連通溝74内の氷を離氷しにくくした上で、区画壁33に設けた鋭角部75a〜75hによって連通溝74と製氷セル32の側壁32aとの境界面の氷に亀裂を生じさせることができる。すなわち、連通溝74内の氷の移動を制限した上で、連通溝74と製氷セル32の側壁32aとの境界面の氷に楔を打つことになるので、より確実に境界面に亀裂を生じさせることができる。なお、第2実施形態や第3実施形態を第4実施形態と組み合わせてもよい。
本発明によると、製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 筐体
3 仕切壁
4 冷蔵室
5 冷凍室
6、7 扉
8、9、10 棚
11 貯氷ケース
12 第1の冷凍食品用ケース
13 第2の冷凍食品用ケース
14 仕切壁
15 蒸発器
16 冷気循環ファン
17 除霜用ヒータ
18 製氷室
19 仕切壁
20 製氷装置
21 製氷皿
22 サーミスタ
23 離氷機構
24 給水タンク
25 給水ポンプ
26 底面板
27 仕切壁
28 凍結防止ヒータ
29 給水パイプ
30 給水ノズル
31 回転軸
32 製氷セル
33 区画壁
33a 縦区画壁
33b 横区画壁
34 連通溝
35a〜35h コーナー部
35i〜35l 頂点
36a、36b 製氷セル部で製氷された氷
36c 連通溝部で製氷された氷
37a〜37h 氷の境界部
38 突起部
39 製氷セル部で製氷された氷
40 突起部
44 連通溝
45a〜45h コーナー部
54 連通溝
55a〜55f コーナー部
55g,55h 頂点
64 連通溝
64a 連通溝側壁
64b 連通溝底壁
65a〜65h コーナー部
74 連通溝
74a 連通溝側壁
74b 連通溝底壁
75a〜75h コーナー部

Claims (5)

  1. 上面が開口している複数の製氷セルが第1の方向に並んで配置され、隣り合う前記製氷セルの側壁間には前記製氷セルへの給水時に給水路となる第1の連通溝が形成されている製氷皿と、
    前記第1の方向を回転軸として前記製氷皿を90度以上回動させるとともに前記製氷皿の第1の方向の一方の端部の回動量と他方の端部の回動量とを異なる量とすることで前記第1の方向を軸とする捻り力を発生させて、前記製氷セルに製氷された氷を下方に離氷する離氷機構とを備えた製氷装置であって、
    前記第1の連通溝の側壁と前記製氷セルの側壁との境界部の角度が前記上面側から見て鋭角となる部分を有する、製氷装置。
  2. 前記第1の連通溝の前記第1の方向における中間部が両端部に比べて幅広となるように、前記第1の連通溝の前記側壁が前記上面側から見て円弧状に形成されている、請求項1に記載の製氷装置。
  3. 前記第1の連通溝の表面には前記製氷セルの表面よりも深い凹凸が形成されている、請求項1または2に記載の製氷装置。
  4. 前記製氷セルが前記第1の方向と直交する第2の方向にも配置され、前記第2の方向に隣り合う少なくとも一対の前記製氷セルの側壁間には前記製氷セルへの給水時に給水路となる第2の連通溝が形成されており、
    前記第2の連通溝の側壁と前記製氷セルの側壁との境界部の角度が前記上面側から見て鋭角となる部分を有する、請求項1から3のいずれかに記載の製氷装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の製氷装置が冷凍室に備えられ、前記給水皿に水を給水する給水装置を備えた、冷蔵庫。
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