JPH07305930A - 製氷装置 - Google Patents

製氷装置

Info

Publication number
JPH07305930A
JPH07305930A JP9727094A JP9727094A JPH07305930A JP H07305930 A JPH07305930 A JP H07305930A JP 9727094 A JP9727094 A JP 9727094A JP 9727094 A JP9727094 A JP 9727094A JP H07305930 A JPH07305930 A JP H07305930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
tray
partition wall
ice tray
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9727094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Inamori
昭平 稲森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9727094A priority Critical patent/JPH07305930A/ja
Publication of JPH07305930A publication Critical patent/JPH07305930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は製氷皿への給水量が通常より多く、
また少なくなった場合でも、製氷皿に均等に供給でき、
しかも確実に離氷できると共に、個々の氷に分割できる
製氷装置を提供することを目的としたものである。 【構成】 製氷皿22の内部を複数の小区画25に区画
する縦区画壁23,横区画壁24には、隣合う小区画2
5間を連通する連通溝27と、連通溝27内に突状部2
8を形成した製氷皿22を備えたことで構成する。 【効果】 本発明は以上のことから、給水量が通常より
多く、また少なくなった場合でも、製氷皿に均等に供給
でき、離氷のため製氷皿がひねられると、氷には連通溝
の突状部を起点としたクラックが生じ、個々の氷に分割
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷皿の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の製氷装置は、図11に示す
ように、特開平4−260769号公報に開示されてい
る。この従来例を図11を参考に説明すると、3は縦区
画壁1,横区画壁2を備えた製氷皿で、上記縦区画壁
1,横区画壁2に連通溝4と、横区画壁2に他の部位よ
り高くなった凸部5が形成されている。
【0003】上記製氷皿3の1か所の小区画6に給水さ
れた水が連通溝4を通じて移動して、各小区画6に均等
に供給する製氷皿3が設けられているものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、製氷皿3の小区画6に給水された水が、縦区画壁
1,横区画壁2に形成された連通溝4を通じて各小区画
6に均等に給水するも、なんらかの理由で通常より多い
状態で給水され、製氷後に離氷のために製氷皿3がひね
にれると、氷には横区画壁2の凸部5を起点としてクラ
ックが発生し、クラックより離氷が助長はされるが、給
水が通常より少ない状態では上記凸部5の効果は期待で
きない。
【0005】給水の多い,少ないに関係なく、連通溝4
においては、氷がつながっており、製氷皿3がひねられ
ても、個々の氷に分離されないまま連なった状態になっ
てしまい扱い難いといった問題点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点を鑑み、製氷皿への給
水量が多く、また少なくなった場合でも、離氷時におい
て確実に離氷ができると共に、個々の氷に分割でき、し
かも給水時の水の移動に支障となることもない製氷装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するため
に本発明の製氷装置は、縦区画壁および横区画壁を一部
陥没させて設けた連通溝と、連通溝内に突状部を形成し
た連通溝と、前記連通溝の幅に違いを設けた縦区画壁と
横区画壁とからなる構成を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、製氷皿への給
水量が多く、また少なくなった場合、連通溝部分の氷の
連なりが多くなったり、少なくなった状態となる。離氷
時に製氷皿をひねると、連通溝の突状部よりクラックが
発生し、そのクラックにより個々の氷が分割でき易く、
確実に離氷するものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の第1実施例の製氷装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1から図8は、本発明の第1実施例にお
ける製氷装置を示すもので、図1において、7は冷蔵庫
本体で、冷凍室8と冷蔵室9からなり、冷却器10によ
り生成された冷気がファン11により各室8,9に供給
されるようになっている。
【0011】上記冷凍室8内には、図2に示す製氷装置
12を配設している。冷蔵室9内には、水を貯える貯水
容器13と、給水ポンプ14と、給水管15と、これら
を冷蔵室9内に取り付ける取り付け板16が設けられて
いる。
【0012】冷凍室8内の製氷装置には、短形箱状をな
し内部に図示しないモータ及びギヤ機構等からなる駆動
機構が配設された本体ケース17と、この本体ケース1
7に設けられた支持部18と、これら支持部18を受け
る受け板19と上記受け板19と一体の支持部材20
に、製氷皿の軸部21を介して回動可能に支持されたプ
ラスチック製の製氷皿22とから構成され、駆動機構に
より製氷皿22が製氷皿の軸部21を中心に回動される
ようになっている。
【0013】製氷皿22は、上面を開放した薄型の短形
容器状をなし、内部は縦区画壁23及び横区画壁24に
より複数の小区画25されており、製氷皿の軸部21側
端部には水受け部26が突出形成されている。
【0014】また、各区画壁23,24には隣合う小区
画25間を連通するための連通溝27が形成され、そし
て、水受け部26から一番遠ざかった小区画25、2個
に通じる各区画壁23,24の連通溝27には、図8の
U字状の突状部28を形成している。
【0015】また、突状部28の連通溝27幅は、他の
連通溝27より広くなっている。なお、製氷皿22の裏
側の所定部位には、製氷完了温度検出用の温度センサー
22aを取り付けている。
【0016】そして、冷凍室8の後部において、ファン
11によって送られてくる冷気を冷凍室8内に案内する
突出口を冷却器カバー29に形成しており、冷気が製氷
皿22に沿って流れるようにしている。
【0017】製氷皿22の下方に位置して貯氷容器30
が出し入れ可能に収納されており、また、この貯氷容器
30内に貯留される氷の量を検出するための貯氷検知レ
バー31が本体ケース17に回動可能に取り付けられて
いる。
【0018】次に、上記構成の作用を説明する。いま、
製氷皿22が水平な製氷位置にあるものてする。製氷
は、この製氷位置にある製氷皿22への給水、すなわち
給水ポンプ14が一定時間駆動されることから行われ
る。給水ポンプ14が駆動されると、貯水容器13内の
水が汲み上げられ、給水管15から製氷皿22の水受け
部26を介して該水受け部26に連通した一つの小区画
25に供給される。この小区画25に供給された水は、
各連通溝27を通り、他の各小区画25にも移動して貯
留される。
【0019】この時、水受け部26より一番遠い複数の
小区画25にある縦区画壁23,横区画壁24の連通溝
27幅bが他の連通溝27幅aより広いため、供給され
た水か少ない場合、連通溝27部において表面張力で水
か留まることなく各小区画25に均等に供給できる。
【0020】ここで、製氷皿22への給水量が給水ポン
プ14にかかる電圧変動等により、通常より多く、また
少なくなると、縦区画壁23,横区画壁24の上面まで
と、さらに低い位置で貯留された状態となる。
【0021】一方、冷却器カバー29から吐出する冷気
は製氷皿22に沿って流れ、製氷皿22をその冷気によ
り冷却する。この時、製氷皿22内に貯留された水が連
通溝27で連なって氷の状態となる。
【0022】製氷皿22の水が完全に凍ると、製氷皿2
2の温度が急激に低下し、製氷皿22に設けられた温度
センサー22aにより検出温度が製氷完了温度以下にな
ると、本体ケース17内の駆動機構のモータが通電さ
れ、その駆動機構により製氷皿22が図中矢印イ方向へ
回動される。
【0023】図3は製氷皿22が最も回動された状態を
示しており、この状態で製氷皿22の軸部21端面が受
け板19のストッパー部32に当接し、この状態から製
氷皿22の本体ケース17側が回動されることによっ
て、製氷皿22がひねられ、このひねりにより離氷が行
われる。
【0024】ここで、製氷時に隣合う小区画25の氷が
連通溝27で連なっていたとしても、製氷皿22がひね
られることに伴い、氷の分割に至り、さらに本体ケース
17側の駆動部に近い小区画25のひねりの量が少ない
ものにあっては、連通溝27内の突状部28を起点とし
たクラックが生じ、このクラックにより氷の分割が助長
されるようになるから、各小区画25に対応した氷に分
割される。製氷皿22から離間した氷は貯氷容器30に
落下貯留される。この離氷動作が完了すると、駆動機構
のモータが逆転され、製氷皿22は矢印イとは反対方向
へ回動されて元の製氷位置へ戻される。
【0025】この後、前述と同様にして製氷皿22内へ
の給水が行われて製氷されるという動作がくり返され
る。なお、貯氷検知レバー31により貯氷容器30内の
氷の量が一定量以上になったことが検出されると、上記
製氷動作は停止される。
【0026】上記した実施例によれば、製氷皿22への
給水量が通常よりも多い、また少ない状態で給水されて
も、各小区画に均等に供給でき、続いて製氷されたとし
ても、製氷後に離氷のために製氷皿22がひねられる
と、本体ケース17側の駆動部に近い小区画25のひね
りの少ない氷には、縦区画壁23,横区画壁24の連通
溝27の突状部28を起点としてクラックが発生し、そ
のクラックにより個々の氷に分割され得ることができ
る。
【0027】図9,図10は本発明の第2実施例を示
し、この第2実施例は、製氷皿22の縦区画壁23,横
区画壁24の連通溝27全部に突状部28を形成したも
のである。この第2実施例においても第1実施例と同様
な作用効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、製氷皿の内部の縦区画壁と横区画壁の連通溝の幅を
変えることと、突状部を形成したことにより、製氷皿へ
の給水量が多く、また少なくなった場合でも、給水時に
おける水の移動の支障とはならなず、水を均等に給水で
き、しかも、確実に離氷できると共に個々の氷に分割で
きる等、優れた製氷装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における製氷装置を備えた
冷蔵庫の断面図
【図2】製氷装置の斜視図
【図3】離氷時における正面図
【図4】製氷皿の平面図
【図5】図4のA−A線に沿う断面図
【図6】図4のB−B線に沿う断面図
【図7】図4のC−C線に沿う断面図
【図8】図4の要部の斜視図
【図9】本発明の第2実施例を示す図5相当の断面図
【図10】図8相当の断面図
【図11】従来例の製氷皿の斜視図
【符号の説明】
22 製氷皿 23 縦区画壁 24 横区画壁 25 小区画 27 連通溝 28 突状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦区画壁と横区画壁によって区画された
    複数の小区画を有する製氷皿を備え、製氷後に製氷皿を
    ひねることによって離氷するものにおいて、前記縦区画
    壁及び横区画壁を一部陥没させて設けた連通溝と、連通
    溝内に突状部を形成した連通溝と、前記各連通溝の幅に
    違いを設けた縦区画壁と横区画壁とからなる製氷装置。
JP9727094A 1994-05-11 1994-05-11 製氷装置 Pending JPH07305930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9727094A JPH07305930A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9727094A JPH07305930A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 製氷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07305930A true JPH07305930A (ja) 1995-11-21

Family

ID=14187846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9727094A Pending JPH07305930A (ja) 1994-05-11 1994-05-11 製氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07305930A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101000A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007120820A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 自動製氷機を備えた貯蔵庫
JP2015004488A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫
KR20160149097A (ko) * 2015-06-17 2016-12-27 동부대우전자 주식회사 냉장고 제빙장치의 아이스 트레이 및 그 제조 방법 및 제빙장치의 아이스 트레이를 포함하는 냉장고
WO2019106923A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 日本電産サンキョー株式会社 製氷機
AU2017402441B2 (en) * 2017-03-08 2020-04-16 Mitsubishi Electric Corporation Automatic ice maker and freezer refrigerator
WO2024080537A1 (ko) * 2022-10-13 2024-04-18 엘지전자 주식회사 냉장고

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101000A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007120820A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 自動製氷機を備えた貯蔵庫
JP2015004488A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 シャープ株式会社 製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫
KR20160149097A (ko) * 2015-06-17 2016-12-27 동부대우전자 주식회사 냉장고 제빙장치의 아이스 트레이 및 그 제조 방법 및 제빙장치의 아이스 트레이를 포함하는 냉장고
US10184709B2 (en) 2015-06-17 2019-01-22 Dongbu Daewoo Electronics Corporation Ice tray apparatus and method
AU2017402441B2 (en) * 2017-03-08 2020-04-16 Mitsubishi Electric Corporation Automatic ice maker and freezer refrigerator
WO2019106923A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 日本電産サンキョー株式会社 製氷機
CN110114624A (zh) * 2017-11-30 2019-08-09 日本电产三协株式会社 制冰机
CN110114624B (zh) * 2017-11-30 2021-06-25 日本电产三协株式会社 制冰机
US11378321B2 (en) 2017-11-30 2022-07-05 Nidec Sankyo Corporation Ice making machine
WO2024080537A1 (ko) * 2022-10-13 2024-04-18 엘지전자 주식회사 냉장고

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101529173B (zh) 具有制冰机的冰箱
US7430873B2 (en) Refrigerator
CN101650105B (zh) 制冰器及制冰方法以及具有该制冰器的冰箱
US7934389B2 (en) Ice tray assembly for refrigerator
US20080034779A1 (en) Refrigerator
CN107850365B (zh) 冰箱
JP3781767B2 (ja) 冷蔵庫
KR20050028225A (ko) 냉장고의 제빙장치
US20090308095A1 (en) Ice maker and refrigerator having the same
JP2781549B2 (ja) 自動製氷機の温度センサー支持構造
JP2007120822A (ja) 自動製氷機を備えた貯蔵庫
JPH07305930A (ja) 製氷装置
US20070119194A1 (en) Refrigerator and control method for the same
JP4595743B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002130883A (ja) 自動製氷装置及び自動製氷装置を備えた冷蔵庫
KR20180020767A (ko) 제빙 장치
JP2007120819A (ja) 自動製氷機を備えた貯蔵庫
KR20080006235U (ko) 제빙장치 및 이를 구비한 냉장고
JP2007120853A (ja) 自動製氷機を備えた貯蔵庫
KR0164747B1 (ko) 냉장고용 자동제빙기의 테스트 스위치
JPH04260769A (ja) 製氷装置
KR20070034680A (ko) 냉장고
JPH05296625A (ja) 電気冷蔵庫
JP4822802B2 (ja) 自動製氷機を備えた貯蔵庫
KR0164755B1 (ko) 급수조절장치를 구비한 냉장고용 자동제빙기