JP2013040729A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013040729A JP2013040729A JP2011178733A JP2011178733A JP2013040729A JP 2013040729 A JP2013040729 A JP 2013040729A JP 2011178733 A JP2011178733 A JP 2011178733A JP 2011178733 A JP2011178733 A JP 2011178733A JP 2013040729 A JP2013040729 A JP 2013040729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- ice making
- water
- tray
- refrigerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
【課題】大きさの異なる氷を確実に製氷するとともに大きな氷の離氷を確実に行うことのできる製氷装置を備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】上面を開口して給水される複数の製氷ポケット22を給水の水路を形成する連結溝22cにより連結した可撓性の製氷皿21を有し、製氷ポケット22に給水して製氷を行うとともに、製氷皿21を捻りながら回転して離氷を行う製氷装置20を備えた冷蔵庫1において、製氷ポケット22に第1水位H1まで給水して製氷する第1製氷モードと、第1水位H1よりも高い第2水位H2まで給水して製氷する第2製氷モードとを有して異なる大きさの氷16を製氷するとともに、連結溝22cの下端が第1水位H1よりも下方に配され、連結溝22cの下部の流路幅を上部の流路幅よりも大きくした。
【選択図】図3
【解決手段】上面を開口して給水される複数の製氷ポケット22を給水の水路を形成する連結溝22cにより連結した可撓性の製氷皿21を有し、製氷ポケット22に給水して製氷を行うとともに、製氷皿21を捻りながら回転して離氷を行う製氷装置20を備えた冷蔵庫1において、製氷ポケット22に第1水位H1まで給水して製氷する第1製氷モードと、第1水位H1よりも高い第2水位H2まで給水して製氷する第2製氷モードとを有して異なる大きさの氷16を製氷するとともに、連結溝22cの下端が第1水位H1よりも下方に配され、連結溝22cの下部の流路幅を上部の流路幅よりも大きくした。
【選択図】図3
Description
本発明は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関する。
製氷装置を備えた従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は冷蔵室、冷凍室及び製氷室を備えている。製氷室は冷凍室に連通し、製氷装置による製氷を行うとともに製氷装置によって離氷された氷を貯氷する。
製氷装置は冷蔵室に配される給水タンクと、製氷室に配して給水タンクから給水される製氷皿とを有している。製氷皿の下方には貯氷容器が配される。製氷皿は可撓性を有し、回転自在に配される。製氷皿には上面を開口して氷を区画する複数の製氷ポケットが設けられる。製氷ポケットは回転軸の軸方向に対して水平に直交する方向に2列並設される。また、隣接する製氷ポケットは給水の通路を形成する連結溝によって連結される。
上記構成の冷蔵庫において、給水タンクから製氷皿の一の製氷ポケットに給水されると、連結溝を介して各製氷ポケットに水が供給される。各製氷ポケットに所定水位まで給水されると給水が停止される。これにより、製氷室内の冷気によって製氷皿が冷却され、製氷が行われる。
製氷皿内の水が凍結して製氷が完了すると、製氷皿が回転駆動される。製氷皿は製氷ポケットの上面が下方に面した位置で軸方向の一端が係止され、更に他端を回転することによって捻られる。これにより、製氷ポケットから氷が離氷して落下し、貯氷容器に貯氷される。
製氷装置によって製氷を行う冷蔵庫に対し、体積を大きくして氷を融けにくくしたいというニーズがある一方で、使用状況に応じて体積の小さい氷のニーズもある。このため、製氷ポケットを大型化し、使用者の選択によって製氷ポケットに異なる給水水位で製氷を行い、大きさの異なる氷を得る製氷装置が知られている。即ち、製氷ポケットに所定の第1水位まで給水して体積の小さい氷を製氷し、第1水位よりも高い第2水位まで給水して体積の大きな氷を製氷する。これにより、冷蔵庫の利便性を向上することができる。
この時、製氷ポケットの大型化に伴って連結溝は流路長が長くなるため表面張力が大きくなる。また、製氷皿に給水を行うと連結溝を介して各製氷ポケットに水が供給され、給水位置から離れるに従って製氷ポケットの水位が順に低くなる。このため、第1水位まで給水する際に給水位置から離れた位置で隣接した製氷ポケットからの水の落差が小さくなる。これにより、給水位置から離れた位置の連結溝に水が流れにくくなる。従って、製氷皿全体に水が行き渡らず、製氷ポケットの数に応じた氷を製氷できない問題があった。
また、連結溝が深くなるため、第2水位まで給水すると連結溝内に形成される氷の体積が大きくなる。これにより、連結溝内の氷の強度が高くなり、隣接する製氷ポケット内の氷が連結した状態で離氷される問題もあった。
本発明は、大きさの異なる氷を確実に製氷するとともに大きな氷の離氷を確実に行うことのできる製氷装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、上面を開口して給水される複数の製氷ポケットを給水の水路を形成する連結溝により連結した可撓性の製氷皿を有し、前記製氷ポケットに給水して製氷を行うとともに、前記製氷皿を捻りながら回転して離氷を行う製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷ポケットに第1水位まで給水して製氷する第1製氷モードと、第1水位よりも高い第2水位まで給水して製氷する第2製氷モードとを有して異なる大きさの氷を製氷するとともに、前記連結溝の下端が第1水位よりも下方に配され、前記連結溝の下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きいことを特徴としている。
この構成によると、第1製氷モードが選択されると製氷皿の所定位置に給水され、連結溝を介して隣接する製氷ポケット内に順次水が供給される。この時、連結溝の下部の流路幅が大きいため流通抵抗が小さく、給水位置から離れた製氷ポケットに水が行き渡る。各製氷ポケット内に第1水位まで給水されると給水が停止され、冷気によって製氷皿内の水が凍結して体積の小さい氷が製氷される。製氷が完了すると製氷皿が捻りながら回転駆動され、製氷ポケットから氷が離氷して落下する。
第2製氷モードが選択されると製氷皿の所定位置に給水され、連結溝を介して隣接する製氷ポケット内に順次水が供給される。各製氷ポケット内に第2水位まで給水されると給水が停止され、冷気によって製氷皿内の水が凍結して体積の大きい氷が製氷される。製氷が完了すると製氷皿が捻りながら回転駆動され、製氷ポケットから氷が離氷して落下する。この時、連結溝の上部の流路幅が小さいため連結溝内に形成される氷が製氷皿を捻った際に容易に破壊し、各製氷ポケット内の氷が分離して離氷される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記連結溝の両側壁の間隔を上部に対して下部を広くしたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記連結溝の上部の側壁に突出する突起部を設けたことを特徴としている。この構成によると、連結溝の上部の流路が蛇行して形成される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記突起部を前記連結溝の両側壁に設け、流路の方向に互い違いに配したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記連結溝が前記製氷ポケットの並設方向に対して傾斜することを特徴としている。この構成によると、製氷ポケットの壁面と連結溝の一方の側壁とが平面的に見て鋭角を形成する。
本発明によると、第1水位よりも下方に下端を配した連結溝の下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きいので、第1製氷モードで小さい氷を製氷する際に連結溝の流路抵抗を小さくして製氷皿の各製氷ポケットに水を行き渡らせることができる。従って、小さい氷を確実に製氷することができる。また、第2製氷モードで大きい氷を製氷する際に連結溝内に形成される氷の体積を小さくし、隣接する製氷ポケットの氷を確実に分離して離氷させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫の要部を示す側面断面図である。冷蔵庫1は上部に冷蔵室2が配置され、冷蔵室2の下方に野菜室18が配される。冷蔵室2は貯蔵物を冷蔵保存し、野菜室18は冷蔵室2よりも高温の野菜等の保存に適した冷蔵温度で貯蔵物を冷蔵保存する。
野菜室18の下方には冷凍室(不図示)に連通する製氷室3が配置される。冷凍室及び製氷室3は氷点よりも低温に維持される。冷蔵室2は扉8により開閉され、製氷室3は扉13により開閉される。また、冷蔵庫1には冷蔵室2に配される給水部5と製氷室3に配される製氷部6とを有した製氷装置20が設けられている。
給水部5は給水タンク4、給水パイプ14、給水ポンプ7、給水タンク検知部19及び凍結防止ヒータ15を備えている。給水タンク4は製氷用の水が貯水され、扉8の開閉によって冷蔵室2から着脱自在に配される。給水パイプ14は給水タンク4から導出され、製氷部6の製氷皿21上まで延びて設けられる。
給水ポンプ7は給水パイプ14の経路中に配され、給水タンク9から水を汲上げて製氷皿21に給水を行う。給水タンク検知部19は給水タンク4の装着状態を検知する。凍結防止ヒータ15は給水パイプ14に接して設けられ、給水パイプ14内を流通する水の凍結を防止する。給水タンク4の周辺に凍結防止ヒータを設けてもよい。これにより、給水タンク4内の水の凍結が防止される。
製氷室3には貯氷容器11の上方に製氷装置20の製氷部6が配される。貯氷容器11は氷16を貯氷し、扉13の開閉により出し入れすることができる。製氷部6は製氷皿21、製氷モータ10及び検知レバー17を備えている。製氷皿21は給水タンク4から給水され、氷点以下の製氷室3内で氷16を製氷する。製氷モータ10は製氷皿21に連結される回転軸12を有し、製氷皿21を回転駆動する。詳細を後述するように、製氷皿21は捻りながら回転して離氷される。検知レバー17は貯氷容器11が満量か否かを検知する。
図2は製氷皿21の上方から見た斜視図を示している。製氷皿21はシリコンを含有したポリプロピレン等により形成されて可撓性を有し、回転軸12で回転自在に配される。製氷皿21には上面を開口した複数の製氷ポケット22が設けられる。
製氷ポケット22は回転軸12の軸方向(本実施形態では前後方向)に延びる縦仕切壁22a及び軸方向に直交する方向(本実施形態では左右方向)に延びる横仕切壁22bによって区画される。これにより、本実施形態の製氷ポケット22は軸方向に対して水平に直交する方向(左右方向)に2列並設され、軸方向(前後方向)に4列並設される。尚、製氷皿21の軸方向を左右方向に配置してもよい。
横仕切壁22b及び一部の縦仕切壁22aには上面を開放して隣接する製氷ポケット22を連結する連結溝22cが形成される。連結溝22cは給水の水路を形成し、給水パイプ14の直下の製氷ポケット22から連結溝22cを介して各製氷ポケット22に順次給水が行われる。
また、製氷皿21には上端の両側面から垂下して製氷ポケット22の側面に対向する遮蔽リブ23が設けられている。遮蔽リブ23によって製氷ポケット22の上部に当たる冷気が遮蔽される。遮蔽リブ23には横仕切壁22bに対向して切欠き部23aが設けられる。切欠き部23aによって製氷皿21の剛性を小さくし、製氷皿21を容易に捻ることができる。
各製氷ポケット22の底面にはヒータ線をシリコンゴム等で被覆したコード状の製氷ヒータ(不図示)が配される。製氷ヒータの駆動によって製氷ポケット22の水が上部から徐々に凍結し、透明な氷16(図1参照)を得ることができる。
図3は製氷皿21の正面断面図を示している。製氷皿21の上面は軸方向に対して水平に直交する方向(左右方向)の両端部21aが回転中心から同一距離に配置される。これにより、両端部21aは同一の回転軌跡上を回転する。
製氷装置20は製氷皿21に水位H1まで給水して製氷を行う第1製氷モードと、水位H1よりも高い水位H2まで給水して製氷を行う第2製氷モードとを有している。第1、第2製氷モードは使用者の操作によって切り換えられる。
給水の水路を形成する連結溝22cの下端は水位H1よりも下方に配される。これにより、第1製氷モード及び第2製氷モード時に連結溝22cを介して各製氷ポケット22に給水される。また、連結溝22cの両側壁22dは上端から下方に平行に延び、水位H1と水位H2との間で拡幅して断面が略円形に形成される。これにより、連結溝22cの下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きくなっている。
上記構成の冷蔵庫1において、給水タンク4が装着されたことを給水タンク検知部19により検知すると、凍結防止ヒータ15が駆動される。第1製氷モードが指示されると給水ポンプ7が駆動され、製氷皿21には給水パイプ14の直下の製氷ポケット22に給水が行われる。
そして、給水パイプ14の直下の製氷ポケット22から連結溝22cを介して隣接する製氷ポケット22に順に給水される。この時、給水パイプ14から離れた製氷ポケット22では水の落差が小さくなる。しかし、連結溝22cの下部は流路幅が大きいため流通抵抗が小さく、水の自重による押し出し力が連結溝22cの表面張力を上回る。これにより、給水パイプ14から離れた製氷ポケット22に水が行き渡る。
製氷ポケット22の水位H1まで給水が行われると給水ポンプ7が停止され、製氷ヒータが駆動される。これにより、製氷室3内の冷気と製氷ヒータの加熱によって製氷ポケット22の水が徐々に凍結し、体積の小さい透明な氷16を得ることができる。
製氷皿21に給水した後、所定時間が経過すると製氷が完了したと判断される。これにより、検知レバー17によって貯氷容器11が満量でないことが検知されると、離氷動作が行われる。即ち、製氷モータ10によって製氷皿21が回転駆動される。製氷皿21は製氷ポケット22の上面が下方に面した位置で回転軸12から離れた軸方向の一端が係止され、更に回転軸12を回転することによって捻られる。これにより、製氷ポケット22から氷16が離氷して落下し、貯氷容器11に貯氷される。
また、第2製氷モードが指示されると給水ポンプ7が駆動され、製氷皿21には給水パイプ14の直下の製氷ポケット22に給水が行われる。そして、給水パイプ14の直下の製氷ポケット22から連結溝22cを介して隣接する製氷ポケット22に順に給水される。この時、給水量が多いため、給水パイプ14から離れた製氷ポケット22でも水の落差が大きく、水が行き渡る。
製氷ポケット22の水位H2まで給水が行われると給水ポンプ7が停止され、製氷ヒータが駆動される。これにより、製氷室3内の冷気と製氷ヒータの加熱によって製氷ポケット22の水が徐々に凍結し、第1製氷モードよりも体積の大きい透明な氷16(例えば、第1製氷モードの2.5倍)を得ることができる。
また、第1製氷モードと同様に製氷皿21が回転しながら捻られて氷16が離氷される。この時、連結溝22cの上部の流路幅が小さいため、連結溝22c内に形成された氷が製氷皿21を捻ることによって容易に破壊する。これにより、各製氷ポケット22内の氷が分離して離氷される。
本実施形態によると、第1水位H1よりも下方に下端を配した連結溝22cの下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きい。これにより、第1製氷モードで小さい氷16を製氷する際に、連結溝22cの流路抵抗を小さくして製氷皿21の各製氷ポケット22に水を行き渡らせることができる。従って、小さい氷16を確実に製氷することができる。
また、第2製氷モードで大きい氷16を製氷する際に、連結溝22c内に形成される氷の体積を小さくすることができる。これにより、隣接する製氷ポケット22の氷を確実に分離して離氷させることができる。加えて、連結溝22c内の水の凍結部分は離氷された氷16の周面に突出する突出部を形成する。このため、氷16の突出部の体積を小さくし、氷16の美感を向上させるとともに氷16を口に入れた際の安全性を向上することができる。
また、連結溝22cの両側壁22dの間隔を上部に対して下部を広くしたので、下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きい連結溝22cを容易に実現することができる。
次に、図4は第2実施形態の冷蔵庫1の製氷装置20の製氷皿21を示す正面断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は製氷皿21の連結溝22cの形状が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
給水の水路を形成する連結溝22cの下端は水位H1よりも下方に配される。また、連結溝22cの両側壁22dは上端から傾斜して下方に向かって間隔が広げられ、下端部で断面が略半円形に形成される。これにより、連結溝22cの下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きくなっている。
従って、第1実施形態と同様に、第1水位H1まで給水して小さい氷16を製氷する際に、確実に製氷することができる。また、第2水位H2まで給水して大きい氷16を製氷する際に、隣接する製氷ポケット22の氷を確実に分離して離氷させることができる。
また、連結溝22cの両側壁22dの間隔を上部に対して下部を広くしたので、下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きい連結溝22cを容易に実現することができる。
次に、図5、図6は第2実施形態の冷蔵庫1の製氷装置20の製氷皿21を示す正面断面図及び製氷皿21の一部を示す上面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は製氷皿21の連結溝22cの形状が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
給水の水路を形成する連結溝22cの下端は水位H1よりも下方に配される。また、連結溝22cの両側壁22dは上端から平行に下方に延び、下端部で断面が略半円形に形成される。また、両側壁22dの上部には突起部22eが突出して形成される。突起部22eは水の流通方向に互い違いに複数設けられる。これにより、連結溝22cの下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きくなっている。
従って、第1実施形態と同様に、第1製氷モードで小さい氷16を製氷する際に、確実に製氷することができる。また、第2製氷モードで大きい氷16を製氷する際に、隣接する製氷ポケット22の氷を確実に分離して離氷させることができる。
また、連結溝22cの上部の側壁22dに突出する突起部22eを設けたので、下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きい連結溝22cを容易に実現することができる。加えて、連結溝22cの上部の流路が突起部22eによって蛇行するため、第2製氷モードで製氷した氷16を離氷する際に連結溝22c内に形成される氷が細かく粉砕されやすくなる。従って、氷16をより確実に分離できるとともに、連結溝22c内の水の凍結部分による氷16の突出部をより小さくすることができる。
特に、突起部22eを両側壁22dに設け、流路の方向に互い違いに配したことにより、連結溝22c内に形成される氷をより細かく粉砕することができる。
本実施形態において、図7の上面図に示すように、突起部22eを流路の入口側及び出口側がなだらかに広くなるような形状で片側の側壁22dに設けてもよい。この形状によって連通溝22cの流通抵抗を大きく減らすことができる。
尚、第1実施形態及び第2実施形態の製氷皿21の連結溝22cの側壁22dの上部に本実施形態と同様の突起部21eを設けてもよい。
第1〜第3実施形態において、連結溝22cにより連結される製氷ポケット22の並設方向に対して連結溝22cを傾斜してもよい。これにより、連結溝22cは両端部で一方の側壁22dが縦仕切壁22aや横仕切壁22bに対して平面視鋭角に形成される。このため、離氷時に製氷皿21を捻った際に該鋭角部分によって連結溝22c内の氷をより確実に破壊することができる。
本発明によると、製氷装置を備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 製氷室
4 給水タンク
5 給水部
6 製氷部
7 給水ポンプ
10 製氷モータ
12 回転軸
14 給水パイプ
15 凍結防止ヒータ
16 氷
17 検知レバー
18 野菜室
20 製氷装置
21 製氷皿
21a 端部
22 製氷ポケット
22a 縦仕切壁
22b 横仕切壁
22c 連結溝
22d 側壁
22e 突起部
23 遮蔽リブ
23a 切欠き部
2 冷蔵室
3 製氷室
4 給水タンク
5 給水部
6 製氷部
7 給水ポンプ
10 製氷モータ
12 回転軸
14 給水パイプ
15 凍結防止ヒータ
16 氷
17 検知レバー
18 野菜室
20 製氷装置
21 製氷皿
21a 端部
22 製氷ポケット
22a 縦仕切壁
22b 横仕切壁
22c 連結溝
22d 側壁
22e 突起部
23 遮蔽リブ
23a 切欠き部
Claims (5)
- 上面を開口して給水される複数の製氷ポケットを給水の水路を形成する連結溝により連結した可撓性の製氷皿を有し、前記製氷ポケットに給水して製氷を行うとともに、前記製氷皿を捻りながら回転して離氷を行う製氷装置を備えた冷蔵庫において、前記製氷ポケットに第1水位まで給水して製氷する第1製氷モードと、第1水位よりも高い第2水位まで給水して製氷する第2製氷モードとを有して異なる大きさの氷を製氷するとともに、前記連結溝の下端が第1水位よりも下方に配され、前記連結溝の下部の流路幅が上部の流路幅よりも大きいことを特徴とする冷蔵庫。
- 前記連結溝の両側壁の間隔を上部に対して下部を広くしたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記連結溝の上部の側壁に突出する突起部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記突起部を前記連結溝の両側壁に設け、流路の方向に互い違いに配したことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
- 前記連結溝が前記製氷ポケットの並設方向に対して傾斜することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011178733A JP2013040729A (ja) | 2011-08-18 | 2011-08-18 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011178733A JP2013040729A (ja) | 2011-08-18 | 2011-08-18 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013040729A true JP2013040729A (ja) | 2013-02-28 |
Family
ID=47889303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011178733A Withdrawn JP2013040729A (ja) | 2011-08-18 | 2011-08-18 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013040729A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004488A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | シャープ株式会社 | 製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫 |
WO2015015822A1 (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | シャープ株式会社 | 製氷装置付冷蔵庫 |
WO2018109917A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 製氷装置および冷蔵庫 |
TWI651503B (zh) * | 2017-04-19 | 2019-02-21 | 日商三菱電機股份有限公司 | 製冰機 |
-
2011
- 2011-08-18 JP JP2011178733A patent/JP2013040729A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004488A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | シャープ株式会社 | 製氷装置およびそれを備えた冷蔵庫 |
WO2015015822A1 (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | シャープ株式会社 | 製氷装置付冷蔵庫 |
WO2018109917A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 製氷装置および冷蔵庫 |
CN110050165A (zh) * | 2016-12-16 | 2019-07-23 | 三菱电机株式会社 | 制冰装置及冰箱 |
CN110050165B (zh) * | 2016-12-16 | 2020-10-09 | 三菱电机株式会社 | 制冰装置及冰箱 |
TWI651503B (zh) * | 2017-04-19 | 2019-02-21 | 日商三菱電機股份有限公司 | 製冰機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5739282B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR101957793B1 (ko) | 냉장고 | |
KR101750309B1 (ko) | 제빙장치 및 이를 구비하는 냉장고 | |
KR100809749B1 (ko) | 냉장고의 아이스메이커 어셈블리 | |
KR101718995B1 (ko) | 냉장고 | |
JP5744808B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
US8281610B2 (en) | Ice-making device for refrigerator | |
EP2664871B1 (en) | Refrigerator | |
KR101376873B1 (ko) | 냉장고 | |
JP3781767B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5767050B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2013040729A (ja) | 冷蔵庫 | |
US10914500B2 (en) | Ice-making appliance | |
JP4590713B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5749607B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5767049B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
WO2021052389A1 (zh) | 制冰装置和具有制冰装置的冰箱 | |
KR100728361B1 (ko) | 냉장고용 제빙장치 | |
JP5261552B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5785021B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5739274B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5767048B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5939844B2 (ja) | 製氷皿、自動製氷機、及び冷凍冷蔵庫 | |
KR101356100B1 (ko) | 냉장고용 제빙장치 | |
KR100662445B1 (ko) | 제빙장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20141104 |