JP2002286337A - 製氷皿及び製氷皿を備えた自動製氷装置もしくは冷凍冷蔵庫 - Google Patents

製氷皿及び製氷皿を備えた自動製氷装置もしくは冷凍冷蔵庫

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JP2002286337A
JP2002286337A JP2001092514A JP2001092514A JP2002286337A JP 2002286337 A JP2002286337 A JP 2002286337A JP 2001092514 A JP2001092514 A JP 2001092514A JP 2001092514 A JP2001092514 A JP 2001092514A JP 2002286337 A JP2002286337 A JP 2002286337A
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JP
Japan
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ice
concave portion
ice tray
recess
ice making
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Application number
JP2001092514A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Kida
琢己 木田
▲たつ▼井  洋
Hiroshi Tatsui
Yoshiyuki Tsuda
善之 津田
Masaharu Asada
正治 朝田
Kumiko Suzuki
久美子 鈴木
Ichiro Onishi
一郎 大西
Hiroko Ishii
裕子 石井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体積が小さく軽量な氷を製氷する場合でも、
脆くならない氷を製氷でき、かつ離氷の信頼性が高い製
氷皿及びその製氷皿を備えた自動製氷装置もしくは冷凍
冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 凹部10の上部開口10aから凹部の下
部10cに向かって一方向に水が氷り、凹部下部10c
近傍で氷り膨張した際に凹部10の下部10c内壁から
受ける効力は氷を製氷皿9の上方に押し出す方向に力が
働き、凹部10の上面開口10aが拡がっているため、
上方に押し出す力が抑制されることなく、製氷直後に凹
部10の内壁から氷が離れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製氷皿及び、製氷皿
を備えた自動製氷装置、もしくは冷凍冷蔵庫に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用冷凍冷蔵庫などに備えられ
る製氷皿は、主に自動製氷装置に組み込まれ、多様な食
生活シーンに対応した氷の生成と、信頼性高い離氷が望
まれる傾向にあり、その製氷皿に関して実開平6−28
569号公報に示されるているものが知られている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の製氷皿について説明する。
【0004】図10は従来の製氷皿の形状を示す斜視図
である。1はポリプロピレンなどの合成樹脂等の可撓性
材料で成形された製氷皿本体であり、2は1に配列され
た複数の錐体状の凹部であり、頂点2aが製氷皿1の底
部を構成するように配置されている。
【0005】ここで、2の凹部は四角錐状であるが、三
角錐、五角錐などの他の角錐、円錐、及び角錐の角に丸
みを帯びたものや、錐体の底部に丸みをつけたものも包
含れる。
【0006】以上のように構成された製氷皿について、
その動作を説明する。
【0007】凹部2に水が入れられて、製氷皿1を冷蔵
庫の製氷室(図示せず)に設置され製氷した後、自動製
氷装置の駆動部(図示せず)や手動により捻りを加えて
凹部2から氷を離氷する。
【0008】ここで、凹部2が四角錐状であるため、製
氷皿1の底部が冷気に接触する面積が大きく短時間で製
氷でき、凹部2内壁近傍で氷り膨張した際に凹部2内壁
から受ける効力は氷を凹部2の四角錐状の内壁2bから
氷を製氷皿1の上方に押し出す方向に力が働き、捻りを
加えた時に離氷しやすい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製氷皿では、開口した凹部の上面も製氷室の冷気に
より冷却されるため凹部2上面からも氷る。従って、凹
部2の周囲から水が氷り中心付近の水が最後に氷り膨張
するため氷内部に脆い部分が発生する。特に体積が小さ
く軽量な氷を製氷する場合、凹部2周囲から短時間で一
気に氷るため、氷全体が一層脆くなり、捻りを加えた際
に氷が割れ凹部2の氷の一部あるいは全体が離氷しない
場合が発生するという課題を有していた。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、体
積が小さく軽量な氷を製氷する場合でも、脆くならない
氷を製氷でき、かつ離氷の信頼性が高い製氷皿及びその
製氷皿を備えた自動製氷装置もしくは冷凍冷蔵庫を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の製氷皿は、複数の区画壁により区分された
凹部を有し、前記凹部で製氷したに捻りを加えられるこ
とで離氷させるものにおいて、前記凹部の上面開口側か
らの冷却を促進し、前記凹部下面からの冷却を抑制する
冷却手段を有し、前記凹部の上面開口断面積より凹部下
部の断面積が小さいことを特徴としたものである。
【0012】この発明によれば、体積が小さく軽量な氷
を製氷する場合などに、凹部の開口した上部から凹部の
下部に向かって一方向に水が氷り、最後に凹部の上部開
口から距離がある凹部の下部が氷り、凹部下部近傍で氷
り膨張した際に凹部下部内壁から受ける効力は氷を製氷
皿の上方に押し出す方向に力が働き、凹部の上面開口が
拡がっているため、上方に押し出す力が抑制されること
なく、製氷直後に凹部の内壁から氷が離れることがで
き、捻りを加えた時に離氷しやすくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
複数の区画壁により区分された凹部を有し前記凹部で製
氷したに捻りを加えられることで離氷させるものにおい
て、前記凹部の上面開口側からの冷却を促進し、前記凹
部下面からの冷却を抑制する冷却手段を有し、前記凹部
の上面開口の断面積より凹部下部の断面積が小さいもの
であり、凹部の開口した上部から凹部の下部に向かって
一方向に水が氷り、最後に凹部の上部開口から距離があ
る凹部の下部が氷り、凹部下部近傍で氷り膨張した際に
凹部下部内壁から受ける効力は氷を製氷皿の上方に押し
出す方向に力が働き、凹部の上面開口が拡がっているた
め、上方に押し出す力が抑制されることなく、製氷直後
に凹部の内壁から氷が離れることができ、捻りを加えた
時に離氷しやすいという作用を有する。
【0014】請求項2記載の発明は、複数の区画壁によ
り区分された凹部を有し前記凹部で製氷した氷に捻りを
加えられることで離氷させる製氷皿において、前記凹部
の上面開口側温度より前記凹部の上面開口側以外の周囲
の温度が高くなる温度制御手段を備え、前記凹部の上面
開口の断面積より凹部下部の断面積が小さいものであ
り、凹部の開口した上部から凹部の下部に向かって一方
向に水が氷り、最後に凹部の上部開口から距離がある凹
部の下部が氷り、凹部下部近傍で氷り膨張した際に凹部
下部内壁から受ける効力は氷を製氷皿の上方に押し出す
方向に力が働き、凹部の上面開口が拡がっているため、
上方に押し出す力が抑制されることなく、製氷直後に凹
部の内壁から氷が離れることができ、捻りを加えた時に
離氷しやすいという作用を有する。
【0015】請求項3記載の製氷皿の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、多数の区画壁が
有り小型軽量の氷を製氷する凹部の有するものであり、
特に体積が小さく、多数の小型軽量な氷でも捻りを加え
た際に氷が割ることなく離氷しやすいという作用を有す
る。
【0016】請求項4記載の製氷皿の発明は、請求項3
に記載の発明において、凹部の上面開口側以外の周囲の
温度が高くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲
に断熱手段を備えたものであり、凹部に水が入れられた
後、凹部の上部側からのみ、積極的に冷却されることで
凹部の開口した上部から凹部の下部に向かって一方向に
水が氷り、凹部下部近傍で氷り膨張した際に凹部下部内
壁から受ける効力は氷を製氷皿の上方に押し出す方向に
力が働き、上方に押し出す力が抑制されることなく、製
氷直後に凹部の内壁から氷が離れることができ、捻りを
加えた時に離氷しやすいという作用を有する。
【0017】請求項5記載の製氷皿の発明は、請求項3
に記載の発明において、凹部の上面開口側以外の周囲の
温度が高くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲
に加熱手段を備えたものであり、冷凍室内が急速冷凍さ
れた場合などでも、凹部に水が入れられた後、凹部の上
部側以外は上部より温度を高くすることで凹部の開口し
た上部から凹部の下部に向かって一方向に水が氷り、凹
部下部近傍で氷り膨張した際に凹部下部内壁から受ける
効力は氷を製氷皿の上方に押し出す方向に力が働き、上
方に押し出す力が抑制されることなく、製氷直後に凹部
の内壁から氷が離れることができ、冷凍室内が急速冷凍
された場合などの温度条件でも、捻りを加えた時に離氷
しやすいという作用を有する。
【0018】請求項6記載の製氷皿の発明は、請求項3
から5いずれかに記載の発明において、凹部の上面開口
の断面積と下部の断面積の差が小さくなるように前記凹
部の側壁の勾配が急な傾斜であるとしたものであり、凹
部の開口した上部から凹部の下部に向かって一方向に水
が氷る際に、凹部の側壁も凹部の上部側から冷却される
ため冷やされた凹部の側壁側が先に凍結するのを抑制
し、凹部下部側の側壁近傍で膨張した際に凹部側壁内壁
から受ける効力が凹部の内側向かってに働くのではなく
氷を製氷皿の上方に押し出す方向に働き、製氷直後に凹
部の下部及び下部側側壁近傍の内壁から氷が離れること
ができ、捻りを加えた時に離氷しやすいという作用を有
する。
【0019】請求項7記載の製氷皿の発明は、請求項6
に記載の発明において、凹部の下部からの側壁の勾配が
70°〜85°としたものであり、冷やされた凹部の側
壁側が先に凍結するのを抑制し、凹部下部側の側壁近傍
で膨張した際に凹部側壁の内面から受ける効力が凹部の
内側ではなく、氷を製氷皿の上方に押し出す方向に有効
に働く範囲に制御するという作用を有する。
【0020】請求項8記載の製氷皿の発明は、請求項6
に記載の発明において、凹部の下部からの側壁の勾配が
80°としたものであり、冷やされた凹部の側壁側が先
に凍結するのを抑制し、凹部下部側の側壁近傍で膨張し
た際に凹部側壁の内面から受ける効力が凹部の内側では
なく氷を製氷皿の上方に押し出す方向に最も有効に働く
ように制御するという作用を有する。
【0021】請求項9記載の自動製氷装置の発明は、請
求項1から8のいずれかの製氷皿を有し、前記製氷皿を
回転駆動させる駆動装置を備えたものであり、体積が小
さく軽量な氷を製氷する場合にでも、脆くならない氷を
製氷でき、かつ離氷の信頼性が高い自動製氷を実現する
という作用を有する。
【0022】請求項10に記載の冷凍冷蔵庫の発明は、
請求項1から8のいずれかの製氷皿もしくは請求項9記
載の自動製氷装置を備えたものであり、体積が小さく軽
量な氷を製氷する場合にでも、脆くならない氷を製氷で
き、かつ離氷の信頼性が高い自動製氷を実現し、小さい
氷が必要となる食生活シーンに対応した氷を提供すると
いう作用を有する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図9を
用いて説明する。
【0024】尚、従来例と同一構成の部分については重
複をさけるため、同一符号をつけて説明を省略する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1の製
氷皿の斜視図を示すものである。図2は同実施例の製氷
皿の断面図である。
【0026】図1、図2において、3はポリプロピレン
などの合成樹脂等の可撓性材料で形成された自動製氷装
置(図示せず)内に備えられた本発明の実施例1の製氷
皿本体であり、複数の区画壁4bにより区分されたなる
凹部4を有し、前記区画壁4bは凹部4の一部側壁も成
しており、凹部4の上面開口4aの断面積より凹部4の
下部4cの断面積が小さいものである。5は各凹部に給
水された水を分配するための共通溝である。6はを複数
凹部を一括固定する製氷皿枠で、製氷皿枠6の長手方向
中心軸の端部に形成された回転軸7が設けられている。
8は 製氷皿3が冷凍庫(図示せず)内に設置され冷却
される際、上面開口4a側より凹部4の上面開口4a側
以外の周囲の温度が高くなる温度制御手段として、複数
の凹部4の側壁4b及ぶ下部4cの周囲を囲むポリエチ
レンフォームなどの可撓性のある断熱材である。
【0027】この構成により、凹部4の上部開口4aか
ら凹部の下部4cに向かって一方向に水が氷り、最後に
凹部4の上部開口4aから距離がある凹部の下部4cが
氷り、凹部下部4c近傍で氷り膨張した際に凹部4の下
部4c内壁から受ける効力は氷を製氷皿3の上方に押し
出す方向に力が働き、凹部4の上面開口4aが拡がって
いるため、上方に押し出す力が抑制されることなく、製
氷直後に凹部4の内壁から氷が離れることができる。従
って、製氷皿3に自動製氷装置の駆動装置(図示せず)
より回転軸7を中心に捻りを加えた時に簡単に離氷す
る。
【0028】(実施例2)図3は本発明の実施例2の製
氷皿の斜視図を示すものである。図4は同実施例の製氷
皿の断面図である。
【0029】図3、図4において、9はポリプロピレン
などの合成樹脂等の可撓性材料で形成された自動製氷装
置(図示せず)内に備えられた本発明の実施例2のの製
氷皿本体であり、多数の区画壁10bより区分され小型
軽量の氷を製氷する凹部10を有している。前記区画壁
10bは凹部10の一部側壁も成しており、凹部10の
上面開口10aの断面積より凹部10の下部10cの断
面積が小さいものである。11は各凹部10に給水され
た水を分配するための共通溝である。12は複数凹部を
一括固定する製氷皿枠で、製氷皿枠12の長手方向中心
軸の端部に形成された回転軸13が設けられている。1
4は製氷皿9が冷凍庫内(図示せず)に設置され冷却さ
れる際、上面開口10a側より凹部10の上面開口10
a側以外の周囲の温度が高くなる温度制御手段として、
複数の凹部10の側壁10b及ぶ下部10cの周囲を囲
むポリエチレンフォームなどの可撓性のある断熱材であ
る。
【0030】この構成により、製氷皿9を用いて、体積
が小さく軽量な氷を製氷する場合、凹部10の上部開口
10aから凹部の下部10cに向かって一方向に水が氷
り、最後に凹部10の上部開口10aから距離がある凹
部の下部10cが氷り、凹部下部10c近傍で氷り膨張
した際に凹部10の下部10c内壁から受ける効力は氷
を製氷皿9の上方に押し出す方向に力が働き、凹部10
の上面開口10aが拡がっているため、上方に押し出す
力が抑制されることなく、製氷直後に凹部10の内壁か
ら氷が離れることができる。従って、製氷皿9に自動製
氷装置の駆動装置(図示せず)より回転軸13を中心に
捻りを加えた時に簡単に離氷する。
【0031】(実施例3)図5は、本発明の実施例3の
製氷皿の断面図を示すものである。尚、実施例2と同一
構成の部分については重複をさけるため同一符号を付け
説明を省略する。
【0032】図5において、15は凹部10が冷凍庫内
(図示せず)に設置された際、上面開口側10aより凹
部10の上面開口10a側以外の周囲の温度が高くなる
温度制御手段として、凹部10の側壁10b及ぶ下部1
0cの周囲の周囲に配設された加熱手段のヒータであ
る。
【0033】この構成により、冷凍室内が急速冷凍され
た場合などの温度条件でも、製氷直後に凹部10の内壁
から氷が離れることができ、製氷皿9に自動製氷装置の
駆動装置(図示せず)より回転軸13を中心に捻りを加
えた時に簡単に離氷する。
【0034】(実施例4)図6は、本発明の実施例4の
製氷皿の断面図を示すものである。図7は同実施例にお
ける製氷皿の作用を示す状態遷移図である。尚、実施例
2、3と同一構成の部分については重複をさけるため同
一符号を付け説明を省略する。
【0035】図6において、10b1は凹部の上面開口
10aの断面積と下部10cの断面積の差が小さくなる
ように勾配の角度θが急な側壁である。
【0036】この構成により、凹部10の上部開口10
aから凹部10の下部10cに向かって一方向に水が氷
る際に、図7で示すように、凹部10の側壁10b1も
凹部10の上部開口10a側から冷却されるため冷やさ
れた側壁10b1側で先に氷が凍結するのを抑制し、凹
部10の下部10c側の側壁10b1近傍で膨張した際
に凹部10の側壁10b1の内面から受ける効力が凹部
10の内側に向かって働くのではなく、氷を製氷皿9の
上方に押し出す方向に働き、製氷直後に凹部10の下部
10c及び下部10c側の側壁10b1近傍の内壁から
氷が離れることができる。従って、製氷皿9に自動製氷
装置の駆動装置(図示せず)より回転軸13を中心に捻
りを加えた時に簡単に離氷する。
【0037】(実施例5)図8は、本発明の実施例5の
の製氷皿の側壁10b1の勾配の角度θと離氷率を示す
特性図である。ここで離氷率とは、実施例5の製氷皿を
冷凍室内の自動製氷装置(図示せず)に取付け通常運転
し、数千回、製氷・離氷動作を繰り返した場合の給水さ
れた全凹部個数に対する完全に離氷した凹部の個数の比
率の平均値である。尚、実施例2〜4と同一構成の部分
については重複をさけるため同一符号を付け説明を省略
する。
【0038】図8で示すように、凹部10の下部10c
からの側壁10b1の勾配が70°〜85°の範囲にあ
る場合、冷やされた凹部10の側壁10b1側が先に凍
結するのを抑制し、凹部10の下部10c側の側壁10
b1近傍で膨張した際に側壁10b1の内面から受ける
効力が凹部10の内側ではなく、氷を製氷皿9の上方に
押し出す方向に有効に働く範囲であり、特に勾配が80
°にある場合に最も有効に働く。
【0039】(実施例6)図9は、本発明の実施例6の
製氷皿が組み込まれた自動製氷装置を備えた冷蔵庫の要
部断面図である。尚、実施例2〜5と同一構成の部分に
ついては重複をさけるため同一符号を付け説明を省略す
る。
【0040】図9において、16は自動製氷装置で、製
氷皿9の凹部10の外底面10dに取り付けられ水温を
間接検知するための温度検知手段(以下、温度センサー
17という)である。18は製氷皿9を保持し必要に応
じて製氷皿9を反転させて脱氷させる駆動装置であり、
駆動装置18の内部には駆動源たるモータ、モータの回
転を減速伝達する減速歯車等が配置されている。(図示
せず)19は製氷皿9の下方に配置され脱氷された氷を
貯える貯氷容器である。
【0041】20は貯氷容器内の氷の量を検知するため
の検氷手段(以下、検氷レバー20という)である。
【0042】21は製氷皿9へ供給する水を貯えておく
ための給水タンクで、22は給水タンク21内の水を製
氷皿9へ供給するための給水装置であり、製氷皿9へ水
を導くパイプ23、給水タンク21から水を取り出す給
水ポンプ24で構成されている。
【0043】そして、自動製氷装置16は、製氷皿9、
駆動装置18、貯氷容器19、検氷レバー20、給水タ
ンク21、給水装置22とによって構成されている。
【0044】また、100は複数の貯蔵室を有する冷蔵
庫本体であり、101は冷蔵庫本体の上部に形成された
冷蔵室で、扉101aと断熱壁101bによって囲ま
れ、外気と断熱されている。
【0045】102は冷蔵室101の下方に形成された
冷凍室(以下、製氷室102という)であり,扉102
aと断熱壁102bによって囲まれ、外気と断熱されて
いる。
【0046】以上のように構成された自動製氷装置16
及びそれを備えた冷蔵庫100について、次にその動作
を説明する。
【0047】まず、製氷室102内の製氷皿9に給水さ
れた水が、共通溝11を介して各凹部10に分配され、
凍結し氷の生成が完了すると、製氷皿9の外底面に設置
された温度センサー17の抵抗値が上昇し製氷が完了し
たことを検知する。
【0048】製氷皿9で氷が生成されると製氷皿9は、
駆動装置18によって回転軸13を中心に回転し捻られ
て、貯氷容器19へ脱氷する。
【0049】貯氷容器19内の氷量は製氷皿9の脱氷動
作と同時に検氷レバー20より行うが、貯氷容器19内
に氷が十分あるときは、検氷レバー20が貯氷容器19
に進入しても氷に進行を阻止され所定の高さより深く進
入できず、駆動装置18内のスイッチが作動しないので
氷が十分であると認識して、脱氷動作の途中で製氷皿を
停止し、今度は水平位置へ復帰させる。
【0050】逆に、貯氷容器19内の氷が不足している
ときは、検氷レバー20がに進入しても氷に進行を阻止
されることがなく所定の高さより深く進入でき、駆動装
置内のスイッチが動作し製氷皿9の脱氷動作を継続して
脱氷を完了させる。
【0051】そして、脱氷して水平位置へ復帰した製氷
皿9へは、冷蔵室101内に設置された給水タンク21
から給水ポンプ24が駆動することにより、給水装置2
2を介して製氷皿9に水が給水される。製氷皿9に給水
された水は、共通溝11を通して複数の凹部10に分配
され、製氷を開始する。
【0052】この構成により、製氷皿9を用いて、体積
が小さく軽量な氷を製氷する場合、凹部10の上部開口
10aから凹部の下部10cに向かって一方向に水が氷
り、凹部下部10c近傍で氷り膨張した際に凹部10の
下部10cの内壁から受ける効力は氷を製氷皿9の上方
に押し出す方向に力が働き、製氷直後に凹部10の内壁
から氷が離れることができ、製氷皿9に自動製氷装置1
6の駆動装置18より回転軸13を中心に捻りを加えた
時に簡単に脱氷する。
【0053】従って、体積が小さく軽量な氷を製氷する
場合にでも、脆くならない氷を製氷でき、かつ離氷の信
頼性が高い自動製氷を実現し、小さい氷が必要となる食
生活シーンに対応した氷を提供する冷凍冷蔵庫を実現で
きる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の区
画壁により区分された凹部を有し前記凹部で製氷した氷
が捻りを加えられることで離氷させるものにおいて、前
記凹部の上面開口側からの冷却を促進し、前記凹部下面
からの冷却を抑制する冷却手段を有し、前記凹部の上面
開口断面積より凹部下部の断面積が小さいものにするこ
とにより、凹部の開口した上部から凹部の下部に向かっ
て一方向に水が氷り、最後に凹部の上部開口から距離が
ある凹部の下部が氷り、凹部下部近傍で氷り膨張した際
に凹部下部の内壁から受ける効力は氷を製氷皿の上方に
押し出す方向に力が働き、凹部の上面開口が拡がってい
るため、上方に押し出す力が抑制されることなく、製氷
直後に凹部の内壁から氷が離れることができ、捻りを加
えた時に離氷しやすいという効果が得られる。
【0055】また、前記凹部の上面開口側温度より前記
凹部の上面開口側以外の周囲の温度が高くなる温度制御
手段を備え、前記凹部の上面開口断面積より凹部下部の
断面積を小さくすることにより、凹部の開口した上部か
ら凹部の下部に向かって一方向に水が氷り、凹部下部近
傍で氷り膨張した際に凹部下部内壁から受ける効力は氷
を製氷皿の上方に押し出す方向に力が働き、凹部の上面
開口が拡がっているため、上方に押し出す力が抑制され
ることなく、製氷直後に凹部の内壁から氷が離れること
ができ、捻りを加えた時に離氷しやすいという効果が得
られる。
【0056】また、多数の区画壁が有り小型軽量の氷を
製氷する凹部の有するものにすることにより、特に体積
が小さく、多数の小型軽量な氷でも捻りを加えた際に氷
が割ることなく離氷しやすいという効果が得られる。
【0057】また、凹部の上面開口側以外の周囲の温度
が高くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲に断
熱手段を備えたものにすることにより、凹部に水が入れ
られた後、凹部の上部側からのみ、積極的に冷却される
ことで凹部の開口した上部から凹部の下部に向かって一
方向に水が氷り、凹部下部近傍で氷り膨張した際に凹部
下部内壁から受ける効力は氷を製氷皿の上方に押し出す
方向に力が働き、上方に押し出す力が抑制されることな
く、製氷直後に凹部の内壁から氷が離れることができ、
捻りを加えた時に離氷しやすいという効果が得られる。
【0058】また、凹部の上面開口側以外の周囲の温度
が高くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲に加
熱手段を備えたものにすることにより、冷凍室内が急速
冷凍された場合などでも、製氷直後に凹部の内壁から氷
が離れることができ、冷凍室内が急速冷凍された場合な
どの温度条件でも、捻りを加えた時に離氷しやすいとい
う効果が得られる。
【0059】また、凹部の上面開口の断面積と下部の断
面積の差を小さくなるように前記凹部の側壁の勾配が急
な傾斜とすることにより、凹部の開口した上部から凹部
の下部に向かって一方向に水が氷る際に、凹部の側壁も
凹部の上部側から冷却されるため冷やされた凹部の側壁
側が先に凍結するのを抑制し、凹部下部側の側壁近傍で
膨張した際に凹部側壁の内面から受ける効力が凹部の内
側向かってに働くのではなく、氷を製氷皿の上方に押し
出す方向に働き、製氷直後に凹部の下部及び下部側壁近
傍の内壁から氷が離れることができ、捻りを加えた時に
離氷しやすいという効果が得られる。
【0060】また、凹部の下部からの側壁の勾配を70
°〜85°とすることにより、冷やされた凹部の側壁側
が先に凍結するのを抑制し、凹部下部側の側壁近傍で膨
張した際に凹部側壁内壁から受ける効力が凹部の内側で
はなく氷を製氷皿の上方に押し出す方向に有効に働く範
囲に制御するという効果が得られる。
【0061】また、凹部の下部からの側壁の勾配を80
°とすることにより、冷やされた凹部の側壁側が先に凍
結するのを抑制し、凹部下部側の側壁近傍で膨張した際
に凹部側壁内壁から受ける効力が凹部の内側ではなく氷
を製氷皿の上方に押し出す方向に最も有効に働くように
制御するという効果が得られる。
【0062】また、上記の製氷皿を有し、製氷皿を回転
駆動させる駆動装置を備えた自動製氷装置を構成するこ
とにより、体積が小さく軽量な氷を製氷する場合にで
も、脆くならない氷を製氷でき、かつ離氷の信頼性が高
い自動製氷を実現するという効果が得られる。
【0063】また、上記の製氷皿もしくは自動製氷装置
を備えた冷凍冷蔵庫により、体積が小さく軽量な氷を製
氷する場合にでも、脆くならない氷を製氷でき、かつ離
氷の信頼性が高い自動製氷を実現し、小さい氷が必要と
なる食生活シーンに対応した氷を提供するという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における製氷皿の斜視図
【図2】本発明の実施例1における製氷皿の断面図
【図3】本発明の実施例2における製氷皿の斜視図
【図4】本発明の実施例2における製氷皿の断面図
【図5】本発明の実施例3における製氷皿の断面図
【図6】本発明の実施例4における製氷皿の断面図
【図7】本発明の実施例4における製氷皿の作用を示す
状態遷移図
【図8】本発明の実施例5のの製氷皿の側壁の勾配の角
度θと離氷率を示す特性図
【図9】本発明の実施の実施例6による自動製氷装置を
備えた冷蔵庫の要部断面図
【図10】従来例の製氷皿の斜視図
【符号の説明】
3 製氷皿本体 4 凹部 4a 上面開口 4b 区画壁 4c 下部 8 可撓性のある断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 善之 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 朝田 正治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 鈴木 久美子 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 大西 一郎 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 石井 裕子 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の区画壁により区分された凹部を有
    し前記凹部で製氷した氷に捻りを加えられることで離氷
    させる製氷皿において、前記凹部の上面開口側からの冷
    却を促進し、前記凹部下面からの冷却を抑制する冷却手
    段を有し、前記凹部の上面開口の断面積より凹部下部の
    断面積が小さいことを特徴とした製氷皿。
  2. 【請求項2】 複数の区画壁により区分された凹部を有
    し前記凹部で製氷した氷に捻りを加えられることで離氷
    させる製氷皿において、前記凹部の上面開口側温度より
    前記凹部の上面開口側以外の周囲の温度が高くなる温度
    制御手段を備え、前記凹部の上面開口の断面積より凹部
    下部の断面積を小さくした製氷皿。
  3. 【請求項3】 多数の区画壁が有り、小型軽量の氷を製
    氷する凹部の有する請求項1または請求項2に記載の製
    氷皿。
  4. 【請求項4】 凹部の上面開口側以外の周囲の温度が高
    くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲に断熱手
    段を備えた請求項3に記載の製氷皿。
  5. 【請求項5】 凹部の上面開口側以外の周囲の温度が高
    くなる温度制御手段として、凹部の外側の周囲に加熱手
    段を備えた請求項3に記載の製氷皿。
  6. 【請求項6】 凹部の上面開口の断面積と下部の断面積
    の差が小さくなるように前記凹部の側壁の勾配が急な傾
    斜である請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の
    製氷皿。
  7. 【請求項7】 凹部の側壁の勾配が70°〜85°であ
    る請求項6に記載の製氷皿。
  8. 【請求項8】 凹部の側壁の勾配が約80°である請求
    項6に記載の製氷皿。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか一項に
    記載の製氷皿を有し、前記製氷皿を回転駆動させる駆動
    装置を備えた自動製氷装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項8のいずれか一項
    に記載の製氷皿もしくは請求項9に記載の自動製氷装置
    を備えた冷凍冷蔵庫。
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