JP3119905B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP3119905B2 JP3119905B2 JP03219904A JP21990491A JP3119905B2 JP 3119905 B2 JP3119905 B2 JP 3119905B2 JP 03219904 A JP03219904 A JP 03219904A JP 21990491 A JP21990491 A JP 21990491A JP 3119905 B2 JP3119905 B2 JP 3119905B2
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- box
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫など冷却器に付
着した霜の除霜後の排水を行なう露受け皿に関するもの
で、冷蔵庫本体の発泡断熱材の圧力による露受け皿の変
形等を防止し適正な排水用斜面を確保し確実な流水を行
なう露受け皿を備えた冷蔵庫に関する。
着した霜の除霜後の排水を行なう露受け皿に関するもの
で、冷蔵庫本体の発泡断熱材の圧力による露受け皿の変
形等を防止し適正な排水用斜面を確保し確実な流水を行
なう露受け皿を備えた冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年冷凍食品の大量保存化に伴ない冷凍
食品の保存場所として食品の出し入れ動作の行ないやす
い低い位置に冷凍室を配置する傾向にある。またそれら
冷凍室の位置に合わせ冷却器とその下部の露受け皿も低
い位置に配置する必要がある。
食品の保存場所として食品の出し入れ動作の行ないやす
い低い位置に冷凍室を配置する傾向にある。またそれら
冷凍室の位置に合わせ冷却器とその下部の露受け皿も低
い位置に配置する必要がある。
【０００３】以下、図面を参照しながら上述した位置に
露受け皿を設けた冷蔵庫の一例について説明を行なう。
図３は１９９０年１０月発売の松下電器株式会社製冷凍
冷蔵庫ＮＲ−Ｂ８Ｍ２の露受け皿部部分断面図である。
１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３及びこれら両箱２、３
間に充填された発泡性断熱材４によって構成されてい
る。５は冷却器で前記内箱３にアルミ箔により貼り付け
固定されている。６は除霜用電熱器、７は前記内箱に一
体に成形された露受け皿で前記冷却器の下部に位置して
いる。８は前記除霜用電熱器の熱を伝導するためのアル
ミ箔で前記露受け皿７の外面に位置している。
露受け皿を設けた冷蔵庫の一例について説明を行なう。
図３は１９９０年１０月発売の松下電器株式会社製冷凍
冷蔵庫ＮＲ−Ｂ８Ｍ２の露受け皿部部分断面図である。
１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３及びこれら両箱２、３
間に充填された発泡性断熱材４によって構成されてい
る。５は冷却器で前記内箱３にアルミ箔により貼り付け
固定されている。６は除霜用電熱器、７は前記内箱に一
体に成形された露受け皿で前記冷却器の下部に位置して
いる。８は前記除霜用電熱器の熱を伝導するためのアル
ミ箔で前記露受け皿７の外面に位置している。
【０００４】９は筒状の排水管で、前記外箱２の穴１
０、内箱３の穴１１間に連通している。１３はブチルゴ
ム等のシール材で、前記筒状の排水管９と内箱３の貫通
穴１１周囲に圧入固定している。１４はネジ機構を備え
た締め付けピースで前記排水管９と嵌合し前記内箱３を
締め付け固着している。１３ａは軟質ウレタンフォーム
等によるシール材で、前記排水管９のフランジ部９ａ
と、前記外箱２間に位置し前記発泡性断熱材４の漏れを
防止している。
０、内箱３の穴１１間に連通している。１３はブチルゴ
ム等のシール材で、前記筒状の排水管９と内箱３の貫通
穴１１周囲に圧入固定している。１４はネジ機構を備え
た締め付けピースで前記排水管９と嵌合し前記内箱３を
締め付け固着している。１３ａは軟質ウレタンフォーム
等によるシール材で、前記排水管９のフランジ部９ａ
と、前記外箱２間に位置し前記発泡性断熱材４の漏れを
防止している。
【０００５】以上のように構成された冷蔵庫において、
冷却器５で冷却された冷気は前記内箱３に熱伝導し冷蔵
室内を循環すると共に、前記冷却器５が前記内箱３の内
面３ａの表面を湿った空気も同時に通過することにより
前記内箱３の内面３ａに霜が付着して冷却性能を低下さ
せるため、冷却運転の停止時、及び前記電熱器６等の熱
で定期的に溶かし除霜する。溶かされた霜は露受け皿７
に滴下し、前記露受け皿の最下部に設けられた排水口よ
り排水する。
冷却器５で冷却された冷気は前記内箱３に熱伝導し冷蔵
室内を循環すると共に、前記冷却器５が前記内箱３の内
面３ａの表面を湿った空気も同時に通過することにより
前記内箱３の内面３ａに霜が付着して冷却性能を低下さ
せるため、冷却運転の停止時、及び前記電熱器６等の熱
で定期的に溶かし除霜する。溶かされた霜は露受け皿７
に滴下し、前記露受け皿の最下部に設けられた排水口よ
り排水する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、露受け皿の傾斜を前記露受け皿の最下部
の排水口まで凹凸なく常に一定の傾斜を確保しながら前
記外箱２と内箱３の間に発泡性断熱材４を充填発泡する
ことが必要である。しかし前記外箱２、内箱３、間に充
填する発泡性断熱材の発泡圧力は通常２２０ｇ／Cｍ2と
高圧のため前記発泡性断熱材４の発泡時に前記内箱３の
露受け皿部７が圧力変形し初期の形状を維持出来なく凹
凸に変形したまま発泡安定されることが予想されるため
通常前記露受け皿の内面に前記露受け皿７の内面形状と
同一形状の治具１５を設置して発泡性断熱材４の充填を
行なっている。
うな構成では、露受け皿の傾斜を前記露受け皿の最下部
の排水口まで凹凸なく常に一定の傾斜を確保しながら前
記外箱２と内箱３の間に発泡性断熱材４を充填発泡する
ことが必要である。しかし前記外箱２、内箱３、間に充
填する発泡性断熱材の発泡圧力は通常２２０ｇ／Cｍ2と
高圧のため前記発泡性断熱材４の発泡時に前記内箱３の
露受け皿部７が圧力変形し初期の形状を維持出来なく凹
凸に変形したまま発泡安定されることが予想されるため
通常前記露受け皿の内面に前記露受け皿７の内面形状と
同一形状の治具１５を設置して発泡性断熱材４の充填を
行なっている。
【０００７】しかしながら前記治具１５の挿入時の位置
ずれ、浮き等が発生し、前記露受け皿部７が前記発泡性
断熱材４の発泡圧力により凹凸状に変形したまま発泡安
定することがあり除霜時の水が凹凸部に残り、冷却、除
霜の繰り返しにより氷の塊に発達し、最悪排水管をふさ
いでしまい、露受け皿から除霜水が溢れだすという課題
があった。
ずれ、浮き等が発生し、前記露受け皿部７が前記発泡性
断熱材４の発泡圧力により凹凸状に変形したまま発泡安
定することがあり除霜時の水が凹凸部に残り、冷却、除
霜の繰り返しにより氷の塊に発達し、最悪排水管をふさ
いでしまい、露受け皿から除霜水が溢れだすという課題
があった。
【０００８】本発明は上記従来の欠点に鑑み、内箱と露
受け皿を別体に形成し前記内箱と露受け皿の間に発泡ス
チロール等による断熱ピースを挿入することにより、発
泡時に特別な治具等を使用することなく露受け皿の傾斜
面の傾斜角度の維持を可能とし、除霜後の水の流れを確
実に行なうことを可能とする冷蔵庫を提供するものであ
る。
受け皿を別体に形成し前記内箱と露受け皿の間に発泡ス
チロール等による断熱ピースを挿入することにより、発
泡時に特別な治具等を使用することなく露受け皿の傾斜
面の傾斜角度の維持を可能とし、除霜後の水の流れを確
実に行なうことを可能とする冷蔵庫を提供するものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記
内箱間に充填された発泡断熱材とにより形成された冷蔵
庫本体と、前記冷蔵庫本体内に区画壁により上部に区画
された冷蔵室と、下部に区画された冷凍室と、前記冷凍
室の背部に設置した冷却器と、前記冷却器下方に設けら
れ下部に第１の排水管を成形した露受け皿と、前記露受
け皿の下方の前記内箱に形成し前記第１の排水管を挿通
した第１の貫通穴と、前記露受け皿と前記内箱の間に設
けた断熱ピースと、前記断熱ピースに前記第１の排水管
を挿通した第２の貫通穴と、一端が前記第１の排水管に
連結し他端が発泡断熱材を貫通して庫外に位置する第２
の排水管と、前記第２の排水管の上面開口フランジ部と
前記第１の貫通穴外周の内箱との間を密着させるシール
部材とを備えて、前記第１の排水管の下部外壁を前記第
２の排水管の上部内壁に密着させ、前記露受け皿を前記
第１の排水管に向かって全周傾斜面を有した断面漏斗状
に形成して前記断熱ピースを前記露受け皿の 傾斜面に密
着させたものである。
に本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記
内箱間に充填された発泡断熱材とにより形成された冷蔵
庫本体と、前記冷蔵庫本体内に区画壁により上部に区画
された冷蔵室と、下部に区画された冷凍室と、前記冷凍
室の背部に設置した冷却器と、前記冷却器下方に設けら
れ下部に第１の排水管を成形した露受け皿と、前記露受
け皿の下方の前記内箱に形成し前記第１の排水管を挿通
した第１の貫通穴と、前記露受け皿と前記内箱の間に設
けた断熱ピースと、前記断熱ピースに前記第１の排水管
を挿通した第２の貫通穴と、一端が前記第１の排水管に
連結し他端が発泡断熱材を貫通して庫外に位置する第２
の排水管と、前記第２の排水管の上面開口フランジ部と
前記第１の貫通穴外周の内箱との間を密着させるシール
部材とを備えて、前記第１の排水管の下部外壁を前記第
２の排水管の上部内壁に密着させ、前記露受け皿を前記
第１の排水管に向かって全周傾斜面を有した断面漏斗状
に形成して前記断熱ピースを前記露受け皿の 傾斜面に密
着させたものである。
【００１０】
【作用】本発明の冷蔵庫は上記構成としたもので、第１
の排水管の周囲を取り巻いて露受け皿の傾斜面に密着配
置された断熱ピースに保護されるため、内箱と外箱の間
に充填する発泡性断熱材の発泡圧力に影響されることな
く、露受け皿の傾斜面の寸法精度が維持され、除霜水の
排水が確実に行なわれる。このため、露受け皿上の残水
の凍結によって第１の排水管が詰まることはなく、露受
け皿からの除霜水の溢れ出しを防止することが出来る。
の排水管の周囲を取り巻いて露受け皿の傾斜面に密着配
置された断熱ピースに保護されるため、内箱と外箱の間
に充填する発泡性断熱材の発泡圧力に影響されることな
く、露受け皿の傾斜面の寸法精度が維持され、除霜水の
排水が確実に行なわれる。このため、露受け皿上の残水
の凍結によって第１の排水管が詰まることはなく、露受
け皿からの除霜水の溢れ出しを防止することが出来る。
【００１１】また第１の排水管の先端が内箱に形成した
第１の貫通穴より下部に位置しているので除霜時の水が
とびはねて断熱ピース側へ給水し断熱ピースの断熱性能
を低下させることがない。
第１の貫通穴より下部に位置しているので除霜時の水が
とびはねて断熱ピース側へ給水し断熱ピースの断熱性能
を低下させることがない。
【００１２】また、第１の排水管の下部外壁が、第２の
排水管の上部内壁に密着しているので、第１の排水管と
第２の排水管との連結部のシール性が向上し、さらに、
第２の排水管上面フランジ部と第１の貫通穴外周部の内
箱をシール部材により密着固定しているため、第２の排
水管につまりが生じ除霜水の水位が内箱の第１の貫通穴
まで上昇してきても発泡性断熱材に吸水することがなく
断熱性能を低下させることがない。
排水管の上部内壁に密着しているので、第１の排水管と
第２の排水管との連結部のシール性が向上し、さらに、
第２の排水管上面フランジ部と第１の貫通穴外周部の内
箱をシール部材により密着固定しているため、第２の排
水管につまりが生じ除霜水の水位が内箱の第１の貫通穴
まで上昇してきても発泡性断熱材に吸水することがなく
断熱性能を低下させることがない。
【００１３】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明の一実施例における冷凍
冷蔵庫の断面図、第２図は本発明の部分断面図を示すも
のである。なお従来例と同一構成部品は同一番号を付
し、その説明を省略する。１は冷蔵庫本体で外箱２，内
箱３及びこれら両箱２，３間に充填された発泡性断熱材
４によって構成されている。１６は冷却器、１７は冷凍
室冷気吸込口、１８は冷凍室冷気吐出口であり、１９は
ファンモータにより駆動される送風機である。２０は冷
却器１６と冷凍室２１とを区画する断熱壁であり、前記
冷却器１６で熱交換した冷気を冷凍室２１及び冷蔵室２
３へ循環させる。前冷凍室２１と前記冷蔵室２３は区画
壁２４で区画されている。２５は冷却器１６の前部に位
置し冷気を分配するコイルカバーであり、コイルカバー
２５に設けられた複数個の冷凍室冷気吐出口１８は、冷
凍室２１に設置された複数個の食品容器２６にそれぞれ
冷気を吐出供給する位置に配置している。
ながら説明する。図１は本発明の一実施例における冷凍
冷蔵庫の断面図、第２図は本発明の部分断面図を示すも
のである。なお従来例と同一構成部品は同一番号を付
し、その説明を省略する。１は冷蔵庫本体で外箱２，内
箱３及びこれら両箱２，３間に充填された発泡性断熱材
４によって構成されている。１６は冷却器、１７は冷凍
室冷気吸込口、１８は冷凍室冷気吐出口であり、１９は
ファンモータにより駆動される送風機である。２０は冷
却器１６と冷凍室２１とを区画する断熱壁であり、前記
冷却器１６で熱交換した冷気を冷凍室２１及び冷蔵室２
３へ循環させる。前冷凍室２１と前記冷蔵室２３は区画
壁２４で区画されている。２５は冷却器１６の前部に位
置し冷気を分配するコイルカバーであり、コイルカバー
２５に設けられた複数個の冷凍室冷気吐出口１８は、冷
凍室２１に設置された複数個の食品容器２６にそれぞれ
冷気を吐出供給する位置に配置している。
【００１４】２７は冷却器１６に着霜した霜を自動タイ
マーで定期的に除霜した除霜水を受ける露受け皿で、２
８は発泡スチロール等による断熱ピースで、前記露受け
皿２７と内箱３間に配置され、第２の貫通穴が形成され
ている。２９はアルミ等で形成された熱反射板で、前記
露受け皿２７の内面に配設する。３０は第２の排水管
で、ブチルゴム等によるシール材３１で前記露受け皿２
７の第１の排水管２７ａの周囲の前記内箱３の第１の貫
通穴３ａの周囲に密着固定している。前記第２の排水管
３０の下端は蒸発皿３２の上方に位置している。
マーで定期的に除霜した除霜水を受ける露受け皿で、２
８は発泡スチロール等による断熱ピースで、前記露受け
皿２７と内箱３間に配置され、第２の貫通穴が形成され
ている。２９はアルミ等で形成された熱反射板で、前記
露受け皿２７の内面に配設する。３０は第２の排水管
で、ブチルゴム等によるシール材３１で前記露受け皿２
７の第１の排水管２７ａの周囲の前記内箱３の第１の貫
通穴３ａの周囲に密着固定している。前記第２の排水管
３０の下端は蒸発皿３２の上方に位置している。
【００１５】以上のような構成であるから、外箱２、内
箱３間に充填される発泡性断熱材の発泡圧力により露受
け皿の傾斜面２７ｂの傾斜角度が影響を受けることなく
露受け皿を形成することが出来るため冷却器１６に着霜
した霜の除霜後の排水は、前記露受け皿の傾斜面２７ｂ
を確実に流れ、水滴が残ることがないため氷の塊に発達
し前記第１の排水管２７ａの詰まりを防止することが出
来る。
箱３間に充填される発泡性断熱材の発泡圧力により露受
け皿の傾斜面２７ｂの傾斜角度が影響を受けることなく
露受け皿を形成することが出来るため冷却器１６に着霜
した霜の除霜後の排水は、前記露受け皿の傾斜面２７ｂ
を確実に流れ、水滴が残ることがないため氷の塊に発達
し前記第１の排水管２７ａの詰まりを防止することが出
来る。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、外箱と、内箱
と、前記外箱と前記内箱間に充填された発泡断熱材とに
より形成された冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内に区画
壁により上部に区画された冷蔵室と、下部に区画された
冷凍室と、前記冷凍室の背部に設置した冷却器と、前記
冷却器下方に設けられ下部に第１の排水管を成形した露
受け皿と、前記露受け皿の下方の前記内箱に形成し前記
第１の排水管を挿通した第１の貫通穴と、前記露受け皿
と前記内箱の間に設けた断熱ピースと、前記断熱ピース
に前記第１の排水管を挿通した第２の貫通穴と、一端が
前記第１の排水管に連結し他端が発泡断熱材を貫通して
庫外に位置する第２の排水管と、前記第２の 排水管の上
面開口フランジ部と前記第１の貫通穴外周の内箱との間
を密着させるシール部材とを備えて、前記第１の排水管
の下部外壁を前記第２の排水管の上部内壁に密着させ、
前記露受け皿を前記第１の排水管に向かって全周傾斜面
を有した断面漏斗状に形成して前記断熱ピースを前記露
受け皿の傾斜面に密着させたので、外箱、内箱間に充填
される発泡性断熱材の発泡圧力により露受け皿の傾斜面
の傾斜角度が影響を受けることなく、また第１の排水管
を含めた露受け皿を断熱することが出来るため冷却器に
着霜した霜の除霜後の排水は、前記露受け皿の傾斜面を
確実に流れ、水滴が残り氷の塊に発達することもないた
め除霜水が露受け皿から溢れだすことを防止することが
できる。
と、前記外箱と前記内箱間に充填された発泡断熱材とに
より形成された冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内に区画
壁により上部に区画された冷蔵室と、下部に区画された
冷凍室と、前記冷凍室の背部に設置した冷却器と、前記
冷却器下方に設けられ下部に第１の排水管を成形した露
受け皿と、前記露受け皿の下方の前記内箱に形成し前記
第１の排水管を挿通した第１の貫通穴と、前記露受け皿
と前記内箱の間に設けた断熱ピースと、前記断熱ピース
に前記第１の排水管を挿通した第２の貫通穴と、一端が
前記第１の排水管に連結し他端が発泡断熱材を貫通して
庫外に位置する第２の排水管と、前記第２の 排水管の上
面開口フランジ部と前記第１の貫通穴外周の内箱との間
を密着させるシール部材とを備えて、前記第１の排水管
の下部外壁を前記第２の排水管の上部内壁に密着させ、
前記露受け皿を前記第１の排水管に向かって全周傾斜面
を有した断面漏斗状に形成して前記断熱ピースを前記露
受け皿の傾斜面に密着させたので、外箱、内箱間に充填
される発泡性断熱材の発泡圧力により露受け皿の傾斜面
の傾斜角度が影響を受けることなく、また第１の排水管
を含めた露受け皿を断熱することが出来るため冷却器に
着霜した霜の除霜後の排水は、前記露受け皿の傾斜面を
確実に流れ、水滴が残り氷の塊に発達することもないた
め除霜水が露受け皿から溢れだすことを防止することが
できる。
【００１７】更に露受け皿下部の第１の排水管の先端が
内箱の第１の貫通穴より下部に位置しているため除霜時
の水の飛びはねによる断熱ピースへの水かかりを防ぎ、
吸水による断熱性能の劣化を防止することができる。
内箱の第１の貫通穴より下部に位置しているため除霜時
の水の飛びはねによる断熱ピースへの水かかりを防ぎ、
吸水による断熱性能の劣化を防止することができる。
【００１８】また、第１の排水管と第２の排水管との連
結部のシール性が向上し、併せて、第２の排水管上面フ
ランジ部と第１の貫通穴外周部の内箱をシール部材によ
り密着固定しているため、第２の排水管につまりが生じ
除霜水の水位が内箱の第１の貫通穴まで上昇してきても
発泡性断熱材に吸水することがなく断熱性能を低下させ
ることがない。
結部のシール性が向上し、併せて、第２の排水管上面フ
ランジ部と第１の貫通穴外周部の内箱をシール部材によ
り密着固定しているため、第２の排水管につまりが生じ
除霜水の水位が内箱の第１の貫通穴まで上昇してきても
発泡性断熱材に吸水することがなく断熱性能を低下させ
ることがない。
【図１】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦断面図
【図２】同冷蔵庫の拡大部分断面図
【図３】従来の冷蔵庫の要部断面図
２ 外箱 ３ 内箱 ３ａ 第１の貫通穴 ４ 発泡性断熱材 １６ 冷却器 ２１ 冷凍室 ２３ 冷蔵室 ２４ 区画壁 ２７ 露受け皿 ２７ａ 第１の排水管 ２８ 断熱ピース ３０ 第２の排水管 ３０ａ 上面開口フランジ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−151878（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F25D 21/14 F25D 23/08
Claims (1)
- 【請求項１】 外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱間
に充填された発泡断熱材とにより形成された冷蔵庫本体
と、前記冷蔵庫本体内に区画壁により上部に区画された
冷蔵室と、下部に区画された冷凍室と、前記冷凍室の背
部に設置した冷却器と、前記冷却器下方に設けられ下部
に第１の排水管を成形した露受け皿と、前記露受け皿の
下方の前記内箱に形成し前記第１の排水管を挿通した第
１の貫通穴と、前記露受け皿と前記内箱の間に設けた断
熱ピースと、前記断熱ピースに前記第１の排水管を挿通
した第２の貫通穴と、一端が前記第１の排水管に連結し
他端が発泡断熱材を貫通して庫外に位置する第２の排水
管と、前記第２の排水管の上面開口フランジ部と前記第
１の貫通穴外周の内箱との間を密着させるシール部材と
を備えて、前記第１の排水管の下部外壁を前記第２の排
水管の上部内壁に密着させ、前記露受け皿を前記第１の
排水管に向かって全周傾斜面を有した断面漏斗状に形成
して前記断熱ピースを前記露受け皿の傾斜面に密着させ
たことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03219904A JP3119905B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03219904A JP3119905B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560451A JPH0560451A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3119905B2 true JP3119905B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=16742856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03219904A Expired - Fee Related JP3119905B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3119905B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009079778A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| CN106595166A (zh) * | 2016-11-10 | 2017-04-26 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 一种冰箱 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP03219904A patent/JP3119905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH0560451A (ja) | 1993-03-09 |
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