JPH0328305Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は冷蔵庫等の除霜水排出構造に関し、
更に詳細には、冷蔵庫等の冷却器に凍結付着した
霜等の融解により生ずる除霜水を、庫内に滴下さ
せることなく完全に排水皿に回収し得るよう構成
した新規な除霜水排出構造に関するものである。

従来技術 冷蔵庫や冷凍庫等は、冷却器を庫内に備えてい
るが、その冷却器に凍結付着する霜は庫内空気と
の熱交換を妨げて冷却効率を大幅に低下させるも
のであるため、霜取りを適宜のタイミングで行つ
て冷却効率を回復させるようになつている。そし
てこの除霜運転に際して、霜等の凍結水分が融解
した除霜水は排水皿に回収し、外部に放出する構
成となつている。

そこで従来技術に係る除霜水排出構造の一例に
つき、第１図および第２図を参照して説明する。
第１図に示すカウンター型の冷蔵庫１は、コンプ
レツサや凝縮器等を収めた冷凍機械室２と、断熱
材３を内装材と外装材との間に介在させて外部と
隔絶された庫体４とに大別される。そして庫体４
の内部は、図示のカバー体５によつて、前記機械
室２の冷凍系に接続する冷却器６を配設した冷却
室７と、被冷却物を収納する貯蔵室８とに画成さ
れている。前記冷却器６は庫内の一方の直立側壁
７ａに密着的に固定され、この冷却器６により冷
却された空気を庫内に強制循環させるため、前記
カバー体５にフアン９が配設されている。すなわ
ちカバー体５は横断面における略コの字形に構成
され、庫内側壁に取付けた冷却器６の三方を囲む
と共に、冷却器前面に指向する側のカバー垂直面
に穿設した通孔にフアン９が配設されてモータに
より回転されるようになつている。またカバー体
５の下端面は開放されて、その下方に冷却室７と
貯蔵室８とを連通する冷気循環通路Ａが確保され
ている。これにより冷却器６と庫内空気との間で
熱交換を行い、得られた冷気を矢印で示す如く庫
内に強制循環させて、貯蔵室８中の被冷却物の好
適な冷却を行う。

ところで冷却運転が進行すると、庫内の空気中
に含まれる湿分および扉の開閉により外部から侵
入する湿分が、低温に保持された冷却器６の表面
に接触して凝結し、その凝結水分が霜として凍結
する。この霜が次第に層状に成長すると、冷却器
６と庫内空気との熱交換効率が低下し、また過大
に成長した霜により冷却器６が目詰りを起こすと
冷気の強制循環が不調となり、結果として貯蔵室
８内の冷却効率が低下するに至る。そこでこれに
対処する方法として、タイマにより除霜開始時間
を設定したり、霜の付着程度をセンサにより自動
検知して、冷凍運転を除霜運転に切換えて霜取り
を行うようになつている。この除霜運転時には、
冷却器６に設けたヒータ１３の通電発熱あるいは
冷凍機からのホツトガスの供給により、冷却器６
に凍結付着した霜を融解させて除去する。そして
除霜により生ずる融解水は、第２図に示すよう
に、冷却器６の直下に配設した排水皿１０に回収
され、ドレン管１１を介して庫外に排出される。
なお排水皿１０に回収される水は、冷却器６に凍
結付着した霜の融解水以外に、後述の熱良導板等
に凝結した後に滴下する水分も含まれるが、本明
細書ではその両者を含めて「除霜水」と称する。

ところで排水皿１０は冷却器６の直下に設けら
れているので、当該冷却器６から層状の氷片とし
て霜が剥離して皿面に直接落下すると、排水孔を
塞いで除霜水の円滑な排出を妨げ、更には冷凍運
転に復帰した際に融解残水が再氷結して該排水皿
１０中で成長する危険がある。これを放置してお
くと、この排水皿１０から溢出した除霜水によつ
て貯蔵室８が汚染されたり、被冷却物に氷が付着
する等の弊害を生ずる。そこで排水皿１０に落下
した氷片を融解除去するため、第２図に示す如く
排水皿１０およびドレン管１１に電熱ヒータ１２
が備えてある。

また前記カバー体５の多くは、コスト的な見地
から合成樹脂の一体成形品として製造されるのが
一般的であり、該カバー体は温度差のある貯蔵室
８と冷却室７との間に介在して、常に湿つた循環
冷気に晒されている。このため冷却器６に接触し
て冷却された冷気中に含まれる湿気の一部は、粉
雪状の凍結微粉となつてフアン９により庫内を循
環し、その一部はカバー体５に付着する。しかる
に樹脂製のカバー体５の熱伝導は不良であるか
ら、当該カバー面に付着した凍結微粉の融解は容
易でない。その解決策として、冷却器６に取付け
たヒータ１３の熱を有効に受けるよう、図示形状
の熱良導性金属板１４を前記カバー体５との間に
介在させるようになつている。すなわち熱良導性
金属板１４の一方の面を前記ヒータ１３に接近さ
せると共に、その下端部を前記凍結微粉が付着す
るカバー体５に密着させ、ヒータからの受熱によ
り凍結微粉を融解させる構造になつている。なお
金属板１４の下端縁は前記排水皿１０に向けて屈
曲させ、除霜水を案内し得るようにしてある。

考案が解決しようとする問題点 しかしこの構成に係る従来技術の係る除霜水排
出構造では、以下のような欠点が指摘される。

従来の熱良導板１４は、その下部が冷却器６
側に曲げられ、下部縁部は排水皿１０上に位置
するように設定されていた。従つて冷却器６か
らの除霜水を全て受ける為には、この冷却器６
より大きな寸法の排水皿１０が必要であり、ま
たこの排水皿１０と熱良導板１４下端との間に
は、冷気循環路を確保するための間隙が必要で
あつた。しかしこの間隙が大きいと、貯蔵室８
内から汚れた排水皿１０内が見えるので、図示
の排水皿カバー１５が前記カバー体５の貯蔵室
側に配設される。しかるにカバー５は湿つた貯
蔵室８と冷却室７との間に介在して温度差があ
るので、カバー体表面の貯蔵室側にも霜が付着
し、除霜運転に切換わると第２図のように除霜
水が流下するに至る。すなわち、前記カバー体
５の貯蔵室側表面からの除霜水および排水皿カ
バー１５内外面からの除霜水は、排水皿１０に
回収されることなく貯蔵室８に落下し、貯蔵し
た食品および室内を汚すと共に、再氷結すると
いう欠点があつた。このため除霜水を受けた食
品が早く傷み、また解凍に時間を要し、更には
氷結により庫内に食品が付着し取り出せない等
の問題点があつた。

熱良導板１４は、前述の如く除霜効果をもた
せるべく冷却器６に近接配置されている。この
ため当該冷却器６により熱良導板１４の下端部
も良く冷却され、しかも前述の湿つた冷気循環
と相俟つて熱良導板下端に湿分が氷結して成長
し、冷気循環路を狭くする結果として、冷却性
能を低下させる欠点があつた。

また従来の冷却器６は庫内壁面に接して取付
けられているので、その周囲壁面も過冷却さ
れ、前述の粉雪状凍結微粉は霜となつて壁にも
付着する。そして除霜運転時に、除霜水は壁を
伝わつて排水皿１０に流下して庫外に排出され
る。このため排水皿１０と壁との間には、その
隙間から除霜水が流れ出ないようシール材１６
を充填する必要がある。しかし狭い庫内でのシ
ール充填作業は困難であつて、冷却器６のフイ
ンで手を切つたり、安定した施工をなし得ない
等の欠点があつた。

従来の熱良導板１４は、カバー体５に取付け
られ、該カバー体５は貯蔵室内の天井および側
壁に固定されている。しかし前記断熱材３の存
在によつて庫内寸法にバラツキが生ずるのが常
であり、このため熱良導板１４と冷却器６との
密着が保持されない場合がある。このとき冷気
の一部はこの隙間を通つて冷却器６と接触しな
いので、熱交換効率が低下する欠点がある。

考案の目的 本考案は前述の欠点に鑑み、これを好適に解決
するべく提案されたものであつて、冷蔵庫等の冷
却器に凍結付着した霜等の融解により生ずる除霜
水を、庫内に滴下させることなく完全に排水皿に
回収し得る新規な除霜水排出構造を提供すること
を目的とする。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決し、所期の目的を達成するた
め本考案は、庫内の空気をフアンにより強制循環
させる冷蔵庫等において、 庫内天井に懸吊固定され、庫内側壁に対し所要
距離離間させて配設した冷却器と、 この冷却器を三方から囲む３つの垂直面と、こ
れら３つの垂直面の下部に接続して折曲し、前記
冷却器の下方において収束して当該冷却器から滴
下する除霜水を排水皿に排出する傾斜底面とを備
えるカバー体と、 冷却器前面に固定される垂直面と、この垂直面
の下部を折曲させて前記カバー体の傾斜底面の上
方に略平行に位置させ、前記カバー体からの滴下
水を回収して排水皿に排出する収束傾斜面とを備
えた除霜水受皿と、 前記除霜水受皿の下方に設けられ、除霜水等の
滴下水を回収する排水皿と から構成したことを特徴とする。

実施例 次に本考案につき、好適な一実施例を挙げて、
添付の第３図〜第８図を参照しながら、以下詳細
に説明する。なお第１図および第２図に関して既
に述べた部材と同一の部材については、同じ参照
符号で指示して説明を省略するものとする。

図において冷却器６は、冷蔵庫等の庫内天井７
ｂから懸吊固定され、周囲の庫内側壁に対し所要
距離離間させて配設してある。そしてこの冷却器
６を囲繞するように、好ましくは合成樹脂の一体
成形品からなるカバー体５が、庫内天井から懸吊
固定されている。すなわちカバー体５は、第３
図、第４図および第９図に示すように、冷却器６
を三方から囲む３つの垂直面５ａ〜５ｃと、これ
ら３つの垂直面の下部に一体的に接続して折曲
し、前記冷却器６の直下において収束して、後述
する除霜水受皿１７の収束傾斜面１７ｂの裏面か
らの滴下水を排水皿１０に排出する傾斜底面５ｄ
とを備え、庫内天井７ｂに適宜の手段で固定して
いる。従つて前記カバー体５は、冷却器６を挟ん
で向う側に位置する庫内壁面７ａとの間に、貯蔵
室８から分離された冷却空間をなす冷却室７を画
成している。また冷却器６の前面に対向するカバ
ー体５の垂直面５ｂには、吹き出し孔２１が開設
され、この孔部に冷気循環用のフアン９が配置さ
れている。なおカバー体５は、その傾斜底面５ｄ
に設けた切欠を介して貯蔵室８と空間的に連通し
ているので、貯蔵室８内の冷気はこの空間を介し
て冷却室７に流入し、従つて冷気の循環は充分確
保されている。

前記カバー体５と冷却器６との間には、第３図
および第９図に示す形状をした除霜水受皿１７が
配置される。すなわちこの除霜水受皿１７は、好
ましくは熱良導性の金属板を材質とし、前記冷却
器６の前面に固定される垂直面１７ａと、この垂
直面１７ａの下部を折曲させて、第３図の如く取
付けた際に、前記カバー体５の傾斜底面５ｄの上
方に略平行に延在する収束傾斜面１７ｂとを備え
ている。この収束傾斜面１７ｂは、後述の如く、
前記冷却器６から滴下する除霜水を回収して、排
水皿１０に排出するものであつて、冷却器６の下
面より大きく設定してある。

更に除霜水受皿１７は、その垂直面１７ａの上
端部１７ｃを折曲させて斜め上方に延在させ、前
記カバー体５の傾斜裏面に面接触するよう配置さ
れ、また垂直面１７ａにおける中間部は、前述の
如く冷却器６の前面下端に貯蔵室８側から固定さ
れている。そして収束傾斜面１７ｂは、第６図、
第７図に示すように、冷却器６から滴下する除霜
水を一点に集めて排水皿１０に案内する樋部１８
を有している。また除霜水受皿１７の収束傾斜面
１７ｂ裏面には、電熱ヒータの如き加熱手段１９
を備えて、再氷結した氷片および霜等を融解除去
するようになつている。

なお前記カバー体５における滴下水受皿を構成
する傾斜底面５ｄは、その直上に位置する除霜水
受皿１７の収束傾斜面１７ｂより小さく寸法設定
してある。また第３図から判明する如く、除霜水
受皿１７における収束傾斜面１７ｂの樋部開放端
（離水点）は、カバー体５における傾斜底面５ｄ
の樋部開放端（離水点）よりも庫内壁に寄せるよ
う位置設定してある。

前記カバー体５の下方には、除霜水等の滴下水
を回収する排水皿１０が設けられる。この排水皿
１０は、両樋部開放端（離水点）の直下に位置さ
せると共に、前記冷却器６に連通接続する冷媒循
環管の直下に配設するよう構成すれば、当該冷媒
循環管に付着して滴下する水分を回収し得て好適
である。排水皿１０の裏面には、除霜時のみ通電
されるヒータ２０が配設されている。

このように構成した本考案に係る冷蔵庫等の除
霜水排出構造によれば、次のように除霜水の回収
排出がなされる。すなわち冷蔵庫の除霜運転に切
換わり、冷却器６に設けたヒータ１３が通電加熱
されると、冷却器６に付着した霜が融解し、その
除霜水は第５図に示すように、直下に設けた除霜
水受皿１７の収束傾斜面１７ｂ（冷却器６の下面
より大きく設定してある）に滴下回収される。こ
のとき前述の如く、収束傾斜面１７ｂの樋部開放
端（離水点）は、カバー体５の樋部開放端（離水
点）よりも庫内壁側に延出しているので、回収さ
れた除霜水は樋部より溢出して直下の排水皿１０
に排出される。

また除霜水受皿１７の収束傾斜面１７ｂの裏面
に付着成長した霜分は、ヒータ１９により融解さ
れて滴下するが、この除霜水は前記カバー体５の
傾斜底面５ｄに回収された後、その樋部開放端
（離水点）より直下の排水皿１０に排出される。
更にカバー体５の傾斜底面５ｄの裏面には、庫内
の湿つた冷却空気が接触して流通する結果として
水滴が凝縮結露するが、その滴下水は図示の如く
傾斜底面５ｄの裏面を伝つて流下し、前記排水皿
１０に好適に回収される。

考案の効果 このように冷却器６その他のカバー体５や除霜
水受皿１７に付着した霜分や水滴は、完全に排水
皿１０に回収して庫外に排出し得るので、従来の
ように庫内に滴下した水により貯蔵室８や貯蔵食
品を汚染したり、食品が庫内底面に氷結して取出
し困難になる等の欠点は解消される。

また除霜水受皿１７により除霜水を一点に集め
て排水皿１０に案内する構成であるので、排水皿
１０を寸法的に小さくすることができる。しかも
冷気循環路が十分確保できるため、カバー体５と
排水皿１０とを接近して構成でき、従つて汚れた
排水皿内部が庫内から視認される欠点もなくな
る。更に熱良導板からなる除霜水受皿１７とカバ
ー体５の傾斜底面５ｄを略同一形状に形成すると
共に、間隔をもたせてあるので、除霜水受皿１７
に取付けたヒータ１９の通電発熱により、両者は
内外の氷片および霜を融解させることができる。

熱良導板からなる除霜水受皿１７は、屈曲成形
してあることから、取付けた時の左右両空間から
配線および組付状態等が確認でき、組立および保
守が容易になる。

更に冷却器６に直接、除霜水受皿１７およびカ
バー体５を取付けるので、従来のように断熱材３
等により庫内の取付寸法にバラツキが発生して
も、冷却器６と除霜水受皿１７あるいはカバー体
５は一定間隔を保持することが可能になる。従つ
て冷気は全て冷却器内を通ることになり、効率の
よい熱交換が達成される。また冷却器６は壁より
離間させ天井への取付けとしたので、従来のよう
に壁に霜がつくことはない。このため排水皿１０
と内壁との間にシール材１６を充填する作業は不
要になる。しかも排水皿１０を冷却器６に接続す
る冷媒供給管の直下に設けたことにより、配管に
ついた除霜水を排出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術に係る除霜水排出構造を使用
した冷蔵庫の冷気循環路を示す概略説明図、第２
図は第１図に示す排出構造における除霜水の流れ
を示す説明図、第３図は本考案の好適な一実施例
に係る除霜水排出構造およびその冷気循環路を示
す概略図、第４図は第３図の−線断面図、第
５図は第３図に示す除霜水排出構造における除霜
水の流れを示す説明図、第６図は実施例に係る除
霜水受皿の斜視図、第７図は実施例に係る除霜水
受皿の平面図、第８図は実施例に係るカバー体の
概略斜視図、第９図はカバー体と冷却器と除霜水
受皿との配置状態を後方から観察した分解斜視図
である。 ５……カバー体、５ａ，５ｂ，５ｃ……垂直
面、５ｄ……傾斜底面、６……冷却器、７ａ……
庫内側壁、７ｂ……庫内天井、９……冷気循環用
フアン、１０……排水皿、１７……除霜水受皿、
１７ａ……垂直面、１７ｂ……収束傾斜面、１９
……加熱手段、２１……吹き出し口。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔１〕 庫内の空気をフアン９により強制循環さ
   せる冷蔵庫等において、 庫内天井７ｂに懸吊固定され、庫内側壁７ａに
   対し所要距離離間させて配設した冷却器６と、 この冷却器６を三方から囲む３つの垂直面５
   ａ，５ｂ，５ｃと、これら３つの垂直面の下部
   に接続して折曲し前記冷却器６の下方において
   収束して滴下水を排水皿１０に排出する傾斜底
   面５ｄとを備えるカバー体５と、 冷却器６前面に固定される垂直面１７ａと、
   この垂直面１７ａの下部を折曲させて前記カバ
   ー体５の傾斜底面５ｄの上方に略平行に延在さ
   せ、前記冷却器６からの除霜水を回収して排水
   皿１０に排出する収束傾斜面１７ｂとを備えた
   除霜水受皿１７と、 前記カバー体５の下方に設けられ、除霜水等
   の滴下水を回収する排水皿１０と から構成したことを特徴とする冷蔵庫等の除霜
   水排出構造。 〔２〕 前記カバー体５の冷却器６前面に指向す
   る垂直面５ｂには吹き出し口２１が開設され、
   この吹き出し口２１に冷気循環用フアン９が配
   設される実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   冷蔵庫等の除霜水排出構造。 〔３〕冷却器６前面に固定される除霜水受皿１７
   の垂直面１７ａは、その上端部を折曲させて斜
   め上方に延在させ、前記カバー体５の裏面に面
   接触するよう配置される実用新案登録請求の範
   囲第１項記載の冷蔵庫等の除霜水排出構造。 〔４〕 前記除霜水受皿１７はその裏面に電熱ヒ
   ータの如き加熱手段１９を備える実用新案登録
   請求の範囲第１項記載の冷蔵庫等の除霜水排出
   構造。 〔５〕 前記カバー体５は合成樹脂により一体形
   成されている実用新案登録請求の範囲第１項記
   載の冷蔵庫等の除霜水排出構造。 〔６〕 前記除霜水受皿１７は熱良導性材料を材
   質とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   冷蔵庫等の除霜水排出構造。