JP2015002330A - 窒化物半導体装置 - Google Patents

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隆彦 安藤
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Abstract

【課題】短手方向に並んだ複数のドレイン電極のうちの端のドレイン電極に接続するビアホールの破壊の発生を軽減した窒化物半導体装置を提供すること。【解決手段】短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極11は、ビアホール45を介して、ソース電極パッド32に接続されている。一方、上記短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極以外のドレイン電極11は、ビアホール25を介して、上記ドレイン電極パッド31に接続されている。複数のソース電極12は、ビアホール26を介して、ソース電極パッド32に接続されている。【選択図】図2

Description

この発明は、窒化物半導体装置に関する。
従来、窒化物半導体装置としては、特開2008−177527号公報(特許文献1)に記載のヘテロ接合電界効果トランジスタ(HFET)がある。この窒化物半導体装置は、アンドープGaN層とアンドープAlGaN層との積層体であってヘテロ接合を有するGaN系積層体と、ドレイン電極と、ソース電極と、ゲート電極と、絶縁層とを有する。そして、チップ面積を小さくするために、いわゆるエリアパッドという方法を採用して、上記GaN系積層体の活性領域上に、絶縁層を介して、ドレイン電極パッド、ソース電極パッドおよびゲート電極パッドを設け、これらのドレイン電極パッド、ソース電極パッドおよびゲート電極パッドに、ビアホールを介してドレイン電極、ソース電極およびゲート電極を夫々接続している。
特開2008−177527号公報
ところが、上記従来の窒化物半導体装置には、次のような問題があることを発見した。すなわち、従来例と略同じ構成の図4に模式的に示す比較例のように、細長い複数のドレイン電極11と細長い複数のソース電極12とを交互に並べて、複数のドレイン電極11を、ビアホール25を介してドレイン電極パッド51に接続し、複数のソース電極12を、ビアホール26を介してソース電極パッド52に接続した構造の窒化物半導体装置を製作し、ドレイン電極11とソース電極12との間に高電圧を印加すると、外周部のコーナ近傍に位置する点線丸Aで囲んだ領域Aのビアホール25、つまり、短手方向に並んだ複数のドレイン電極11のうちの端のドレイン電極11に接続するビアホール25に著しく破壊が発生することを発見した。
そこで、この発明の課題は、短手方向に並んだ複数のドレイン電極のうちの端のドレイン電極に接続するビアホールの破壊の発生を軽減した窒化物半導体装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の窒化物半導体装置は、
ヘテロ接合を有するGaN系積層体と、
上記GaN系積層体上に形成され、短手方向に並んでいる細長い複数のドレイン電極と、
上記GaN系積層体上に形成され、上記ドレイン電極の長手方向と略同じ方向に延び、上記短手方向に並んでいる細長い複数のソース電極と、
平面視において、上記ドレイン電極とソース電極との間に形成されている複数のゲート電極と、
上記GaN系積層体上に絶縁層を介して形成されたドレイン電極パッドおよびソース電極パッドと
を備え、
上記短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極は、ビアホールを介して、上記ソース電極パッドに接続されている一方、短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極以外のドレイン電極は、ビアホールを介して、上記ドレイン電極パッドに接続されており、
上記複数のソース電極は、ビアホールを介して、上記ソース電極パッドに接続されている
ことを特徴としている。
この明細書で、GaN系積層体とは、AlInGa1−X−YN(X≧0、Y≧0、0≦X+Y<1)で表されるGaN系半導体層を積層した積層体のことを言う。また、GaN系半導体とは、例えば、AlGaN、GaN、InGaNなどを言う。
また、「上記短手方向の最も外側のドレイン電極以外のドレイン電極」とは、短手方向の最も外側から、ドレイン電極を1番目、2番目、3番目・・・と数えて、2番目以降のドレイン電極を意味する。
この発明の窒化物半導体装置によれば、短手方向に並んだ複数のドレイン電極のうちの端のドレイン電極に接続するビアホールに破壊が発生するのを軽減することができる。
この発明の第1実施形態の窒化物半導体装置の断面図である。 上記第1実施形態の窒化物半導体装置のドレイン電極、ソース電極、ドレイン電極パッド、ソース電極パッドおよびビアホールの関係を示す平面模式図である。 この発明の第2実施形態の窒化物半導体装置のドレイン電極、ソース電極、ドレイン電極パッド、ソース電極パッドおよびビアホールの関係を示す平面模式図である。 従来の窒化物半導体装置と略同じ構成の比較例のドレイン電極、ソース電極、ドレイン電極パッド、ソース電極パッドおよびビアホールの関係を示す平面模式図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、図2のX−X線断面図である。図1に示すように、この第1実施形態の窒化物半導体装置は、Si基板1上に、アンドープGaN層2,アンドープAlGaN層3を形成している。このアンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3とがヘテロ接合を有するGaN系積層体5を構成している。上記アンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3との界面に2DEG(2次元電子ガス)6が発生する。また、上記GaN系積層体5上には、絶縁層としての保護膜7と、絶縁層としての層間絶縁膜8とを順次形成している。上記保護膜7の材料としては、例えば、ここでは、SiNを用いたが、SiO、Alなどを用いてもよい。また、上記層間絶縁膜8の材料としては、例えば、ここでは、ポリイミドを用いたが、SOG(Spin On Glass)やBPSG(Boron Phosphorous Silicate Glass)などの絶縁材料を用いてもよい。
また、上記GaN系積層体5には、アンドープGaN層2に達するリセスを形成し、このリセスにドレイン電極11とソース電極12とをオーミック電極として形成している。このドレイン電極11とソース電極12は、例えば、一例として、Ti層、Al層、TiN層が順に積層されたTi/Al/TiN電極である。また、上記保護膜7には開口を形成し、この開口にゲート電極13を形成している。このゲート電極13は、例えば、アンドープAlGaN層3とショットキー接合するショットキー電極であり、例えば、TiNで作製している。
また、上記層間絶縁膜8中には、ドレイン配線層21、ソース配線層22、配線層46を設けている。また、上記層間絶縁膜8上には、ドレイン電極パッド31とソース電極パッド32とゲート電極パッド(図示せず)を形成している。なお、上記ゲート電極パッドは、図示しないが、特許文献1の記載のゲート電極パッドと同様に設けている。
上記ドレイン電極11とドレイン配線層21とは、ビアホール25で電気接続し、上記ソース電極12とソース配線層22とは、ビアホール26で電気接続している。また、上記ドレイン配線層21とドレイン電極パッド31とは、ビアホール35で電気接続している。上記ソース配線層22とソース電極パッド32とは、図1、2では、図示していないが、ビアホールで電気接続している。
図2に示すように、平面視において、上記ドレイン電極パッド31は、略矩形をしており、上記ソース電極パッド32は略L字形状をしていて、このソース電極パッド32の隣り合う2辺は、上記ドレイン電極パッド31の隣り合う2辺に対向している。
複数の上記ドレイン電極11は、図2に示すように、長手方向に延びる細長い形状をしている。複数の上記ソース電極12も、ドレイン電極11と平行に長手方向に延びる細長い形状をしている。上記ドレイン電極11とソース電極12とは、上記長手方向と交差する短手方向に等間隔に隣り合っている。図2においては、上記ドレイン電極11とソース電極12との間に設けられたゲート電極は、図が煩雑になるため、省略している。また、ゲート電極パッドも省略している。
図2に示すように、上記短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側、つまり、左端のドレイン電極11は、ビアホール45を介して、ソース電極パッド32に接続している。より詳しくは、図1に示すように、上記短手方向の最も外側、つまり、左端のドレイン電極11は、ビアホール45、配線層46、ビアホール47を介して、ソース電極パッド32に接続している。上記ソース電極パッド32は、略L字形状をしているから、上記短手方向の端のドレイン電極11のソース電極パッド32への接続が容易である。
なお、図2において、図示しないが、右端のドレイン電極も、ビアホール、配線層を介して、ソース電極パッド32に接続している。
一方、図2に示すように、短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極11以外のドレイン電極11は、つまり、上記短手方向に数えて2番目からのドレイン電極11は、図1に示すように、ビアホール25,35および配線層21を介して、ドレイン電極パッド31に接続している。
また、上記複数のソース電極12は、図2に示すように、ビアホール26を介して、上記ソース電極パッド32に接続している。より詳しくは、図1に示すように、上記ソース電極12は、ビアホール26、配線層22、図示しないビアホールを介して、ソース電極パッド32に接続している。
また、図2に示すように、平面視において、上記ドレイン電極パッド31に、上記短手方向に隣り合う上記ソース電極パッド32の部分に略矩形の切欠き61を設けている。この切欠き61の深さは、ドレイン電極11の短手方向の幅よりも大きくしていて、この切欠き61により、電気容量を小さくし、ゴミ等による短絡も生じ難いようにしている。
上記構成の窒化物半導体装置は、ノーマリオンタイプのヘテロ接合電界効果トランジスタ(HFET)であり、上記ゲート電極13に負電圧を印加すると、オフとなる。
この第1実施形態の窒化物半導体装置と、図4に示す比較例の比較試験の結果を、下の表1に示す。
Figure 2015002330
この比較試験において、図2に示す第1実施形態のドレイン電極パッド31およびソース電極パッド32と、図4の従来例と略同じ配置の比較例のドレイン電極パッド51およびソース電極パッド52とは、形状が異なるが、第1実施形態と図4の比較例とで、ドレイン電極11、ソース電極12およびビアホール25,26は、それらの寸法構成は同じであり、ドレイン電極パッド31,51およびソース電極パッド32,52の全体のコーナの縁に対する配置構成も同じである。また、図4に示す比較例の左端のドレイン電極11のビアホール25と、図2に示す第1実施形態の左端のドレイン電極11のビアホール45も寸法構成は同じであるが、比較例では、上記ビアホール25がドレイン電極パッド51に接続しているのに対して、第1実施形態では、上記ビアホール45は、ソース電極パッド32に接続している点が異なる。このように、前提となる条件をほぼ同じにして、次のように、比較試験をおこなった。
窒化物半導体装置(HFET)のゲート電極13に−10Vを印加し続けているオフ状態において、ソース電極12に0Vを印加し、ドレイン電極11に600ボルトの電圧を印加して、5分の経過後に、ビアホール25,45の箇所の破壊の有無を調べた。その結果が、上述の表1である。
この表1から分かるように、この第1実施形態によれば、ビアホール45に破壊痕が生じるのを比較例に比べて、1/5(=6/30)と飛躍的に低減することができた。
これらの物理的な理由は、確かではないが、比較例では、4隅のドレイン電極11に加わった高電界によって、チップ端面に破壊が起こり、その破壊痕がビアホール26に現れたと推測される。
この第1実施形態によれば、チップの4隅近傍にドレイン電極11が配置されないことになるから、ビアホール47に破壊痕が生じなくなって、窒化物半導体装置の歩留りが飛躍的に向上したと、推測される。
(第2実施形態)
図3は、この発明の第2実施形態の窒化物半導体装置の平面模式図である。図3において、図1および2に示す第1実施形態の窒化物半導体装置の構成部と同一または類似の構成部については、図1および2の構成部と同一参照番号を付して、それらの構成および作用の説明を省略し、異なる構成部のみについて、以下に説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態の図1を援用する。
図3に示すように、平面視において略L字形のソース電極パッド32と略矩形のドレイン電極パッド41とは、ドレイン電極11およびソース電極12の短手方向に、そのソース電極12の上記短手方向の幅よりも大きな寸法Cの隙間62を有する。この隙間62に、上記短手方向に並んだ上記複数のソース電極12のうち、上記短手方向の最も外側から2番目のソース電極12が重なっていて、上記2番目のソース電極12は上記ドレイン電極パッド41に重なっていない。また、切欠き61の底と、ドレイン電極パッド41の縁との距離は、47μmである。
この第2実施形態の窒化物半導体装置と、図4に示す比較例との比較試験の結果を、下の表2に示す。
Figure 2015002330
この比較試験の条件は、表1の第1実施形態の比較試験の条件と同じである。
この表2から分かるように、この第2実施形態によれば、ビアホール45に破壊痕が生じるのを比較例に比べて、1/6(=5/30)と飛躍的に低減することができた。
また、この第2実施形態の窒化物半導体装置では、ソース電極パッド32とドレイン電極パッド41との間には、そのソース電極12の短手方向の幅よりも大きな寸法Cの隙間62を有し、この隙間62に、複数のソース電極12のうち、短手方向の最も外側から2番目のソース電極12が重なっていて、上記2番目のソース電極12は上記ドレイン電極パッド41に重なっていないから、ゴミ等による短絡も生じ難いという利点を有する。
この発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
この発明の窒化物半導体装置は、
ヘテロ接合を有するGaN系積層体5と、
上記GaN系積層体5上に形成され、短手方向に並んでいる細長い複数のドレイン電極11と、
上記GaN系積層体5上に形成され、上記ドレイン電極11の長手方向と略同じ方向に延び、上記短手方向に並んでいる細長い複数のソース電極12と、
平面視において、上記ドレイン電極11とソース電極12との間に形成されている複数のゲート電極13と、
上記GaN系積層体5上に絶縁層8を介して形成されたドレイン電極パッド31,41およびソース電極パッド32と
を備え、
上記短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極11は、ビアホール45,47を介して、上記ソース電極パッド32に接続されている一方、短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極11のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極以外のドレイン電極11は、ビアホール25,35を介して、上記ドレイン電極パッド31,41に接続されており、
上記複数のソース電極12は、ビアホール26を介して、上記ソース電極パッド32に接続されている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記短手方向の最も外側のドレイン電極11は、ビアホール45,47を介して、上記ソース電極パッド32に接続されているから、チップの4隅近傍のドレイン電極11に高電界が印加されなくて、チップ端面に破壊を引き起こし難くて、ビアホール46,47に破壊痕が生じなくなって、窒化物半導体装置の歩留りが飛躍的に向上する。
1実施形態では、
平面視において、上記ソース電極パッド32と上記ドレイン電極パッド41とは、上記短手方向に、上記ソース電極12の上記短手方向の幅よりも大きな隙間62を有し、
この隙間62に、上記短手方向に並んだ上記複数のソース電極12のうち、上記短手方向の最も外側から2番目のソース電極12が重なっていて、上記2番目のソース電極12は上記ドレイン電極パッド41に重なっていない。
上記実施形態によれば、上記ソース電極パッド32とドレイン電極パッド41との間には、そのソース電極12の短手方向の幅よりも大きな寸法Cの隙間62を有し、この隙間62に、複数のソース電極12のうち、短手方向の最も外側から2番目のソース電極12が重なっていて、上記2番目のソース電極12は上記ドレイン電極パッド41に重なっていないから、ゴミ等による短絡も生じ難い。
1実施形態では、
上記平面視において、上記ドレイン電極パッド31,41に上記短手方向に隣り合う上記ソース電極パッド32の部分に切欠き61が設けられている。
上記実施形態によれば、上記切欠き61によって、ゴミ等による短絡も生じ難くなる。
1実施形態では、
上記平面視において、上記ドレイン電極パッド31,41は、略矩形をしており、
上記ソース電極パッド32は略L字形状をしていて、このソース電極パッド32の隣り合う2辺は、上記ドレイン電極パッド31の隣り合う2辺に対向している。
上記実施形態によれば、上記ソース電極パッド32が略L字形状をしているから、上記短手方向の端のドレイン電極11のソース電極パッド32への接続が容易である。
上記第1および第2実施形態では、ドレイン電極11およびソース電極12は、略短冊形の電極であったが、櫛状のフィンガー電極であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、上記ソース電極パッド32は、略L字形状をしていたが、ソース電極パッドは、平面視において、略矩形のドレイン電極パッドを両側から挟むU字形状をしていてもよい。この場合、短手方向の両端のドレイン電極を簡単にソース電極パッドに接続することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、基板1としてSi基板を用いたが、Si基板に限らない。例えば、サファイヤ基板やSiC基板を用い、このサファイヤ基板やSiC基板上に窒化物半導体層を成長させてもよいし、GaN基板にAlGaN層を成長させる等のように、Ga系半導体からなる基板上にGa系半導体層を成長させてもよい。また、適宜、バッファ層を基板と各層間に形成してもよい。また、アンドープGaN層とアンドープAlGaN層との間に、AlNで作製したヘテロ改善層を形成してもよい。また、上記アンドープAlGaN層上にGaNキャップ層を形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、GaN系積層体5は、アンドープGaN層2とアンドープAlGaN層3を積層して構成していたが、GaN系積層体は、AlInGa1−X−YN(X≧0、Y≧0、0≦X+Y<1)で表されるGaN系半導体層を積層したものであればよい。例えば、GaN系積層体は、AlGaN、GaN、InGaN等を含むものであってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、アンドープGaN層に達するリセスを形成し、このリセスにドレイン電極11とソース電極12をオーミック電極として形成したが、上記リセスを形成しないで、上記アンドープGaN層上のアンドープAlGaN層上にドレイン電極とソース電極を形成し、アンドープAlGaN層の層厚を薄くすることによってドレイン電極とソース電極がオーミック電極になるようにしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ドレイン電極11とソース電極12は、一例として、Ti/Al/TiN電極としたが、Ti/Al電極としてもよく、Hf/Al電極としてもよく、Ti/AlCu/TiN電極としてもよい。また、上記ドレイン電極、ソース電極としては、Ti/AlまたはHf/Al上にNi/Auを積層したものであってもよく、Ti/AlまたはHf/Al上にPt/Auを積層したものであってもよく、Ti/AlまたはHf/Al上にAuを積層したものであってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ゲート電極13は、ショトキー電極構造であったが、絶縁ゲート電極構造であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ゲート電極13をTiNで作製したが、WNで作製してもよい。また、ゲート電極をTi/AuやNi/Auで作製してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ノーマリオンタイプのHFETについて説明したがノーマリオフタイプのHFETでも同様の効果が得られる。
上述の第1、第2実施形態および変形例で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
1 基板
2 アンドープGaN層
3 アンドープAlGaN層
5 GaN系積層体
6 2DEG(2次元電子ガス)
8 層間絶縁膜
11 ドレイン電極
12 ソース電極
13 ゲート電極
25,26,35,46,47 ビアホール
31,41,51 ドレイン電極パッド
32、52 ソース電極パッド
61 切欠き
62 隙間

Claims (4)

  1. ヘテロ接合を有するGaN系積層体と、
    上記GaN系積層体上に形成され、短手方向に並んでいる細長い複数のドレイン電極と、
    上記GaN系積層体上に形成され、上記ドレイン電極の長手方向と略同じ方向に延び、上記短手方向に並んでいる細長い複数のソース電極と、
    平面視において、上記ドレイン電極とソース電極との間に形成されている複数のゲート電極と、
    上記GaN系積層体上に絶縁層を介して形成されたドレイン電極パッドおよびソース電極パッドと
    を備え、
    上記短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極は、ビアホールを介して、上記ソース電極パッドに接続されている一方、短手方向に並んだ上記複数のドレイン電極のうち、上記短手方向の最も外側のドレイン電極以外のドレイン電極は、ビアホールを介して、上記ドレイン電極パッドに接続されており、
    上記複数のソース電極は、ビアホールを介して、上記ソース電極パッドに接続されている
    ことを特徴とする窒化物半導体装置。
  2. 請求項1に記載の窒化物半導体装置において、
    平面視において、上記ソース電極パッドと上記ドレイン電極パッドとは、上記短手方向に、上記ソース電極の上記短手方向の幅よりも大きな隙間を有し、
    この隙間に、上記短手方向に並んだ上記複数のソース電極のうち、上記短手方向の最も外側から2番目のソース電極が重なっていて、上記2番目のソース電極は上記ドレイン電極パッドに重なっていない
    ことを特徴とする窒化物半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の窒化物半導体装置において、
    上記平面視において、上記ドレイン電極パッドに、上記短手方向に隣り合う上記ソース電極パッドの部分に切欠きが設けられている
    ことを特徴とする窒化物半導体装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載の窒化物半導体装置において、
    上記平面視において、上記ドレイン電極パッドは、略矩形をしており、
    上記ソース電極パッドは略L字形状をしていて、このソース電極パッドの隣り合う2辺は、上記ドレイン電極パッドの隣り合う2辺に対向している
    ことを特徴とする窒化物半導体装置。
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