JP2015002094A - フラットケーブル端末接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットケーブルと端末接続具との組み付け作業負荷を軽減化し、かつ組み付け状態の安定性の向上を図る。
【解決手段】フラットケーブル2の端末部3が載置される載置面11と、載置面に突出させてフラットケーブルの端末部3に形成された一対の係止開口26に係止される一対の係止部13とを備え、フラットケーブルの端末部を接続相手のコネクタ4に挿入接続する際に用いるフラットケーブル端末接続具1であり、一対の係止部13は、載置面に凹ませて形成された掘り込み部41の底部42から起立させて載置面11よりも突出させて形成された弾性変形可能なアーム43と、フラットケーブルの係止開口26の側縁に係止可能にアームの先端部に形成された返し突起44と、返し突起のアームの背面側に位置させて載置面よりも突出させて係止開口に挿入可能な位置に形成された主壁51aとを備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フラットケーブル端末接続具に係り、具体的には、フラットケーブルの導体が露出された端末部をコネクタに挿入して電気的に接続するのを案内するフラットケーブル端末接続具に関する。
従来から、各種の電子機器や電気機器における配線スペースの低減や配線経路の自由度の向上を図るため、接続用の配線として、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)やフレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)などの平板状可撓性ケーブル(以下、フラットケーブルという。)が広く用いられている。FPCは、フレキシブル基板上に形成された電気回路を外部の電気回路と接続するために、基板縁に箔状の複数本の導体が露出された端末部が形成されている。また、FFCは、配列された箔状の複数本の導体を絶縁フィルムで挟んで、両端に他の電気回路と接続するための端末部を有して形成されている。これらのフラットケーブルは、通常、着脱式のコネクタを介して他の電気回路に接続される。
フラットケーブルの端末部は、剛性が低く、コネクタに挿入する際の挿入抵抗によって変形したり、挿入不足が生じたりする問題がある。そこで、フラットケーブルの端末部に剛性を有する端末接続具を組み付け、組み付けた端末接続具を介してコネクタに挿入する接続形態が採られている(特許文献1参照)。なお、コネクタには、他の電気回路との接続用端子が内設されており、端末接続具をコネクタに挿入することで、コネクタの端子とフラットケーブルの端末部の導体(端末導体)が接触し、これらの端子と端末導体が電気的に接続される。
特許文献1には、フラットケーブルの端末部が載置される載置面を有するガイド部材(以下、スライダという。)と、前記載置面に載置されたフラットケーブルの端末部を該載置面に押圧するカバーを備えた端末接続具の構成が開示されている。なお、スライダは、フラットケーブルをコネクタへ挿入する際にフラットケーブルをガイドし、挿入されたフラットケーブルをコネクタへ接続させるためのインターフェース部材である。この場合、スライダは、載置面の両端面に連続する側面に突起が形成された構成となっている。一方、カバーは、フラットケーブルの端末部の幅方向に延在する長手部材と、かかる長手部材の両端からスライダの側面に沿って垂設され、側面の突起に係止可能な開口が形成された係合部材とを有する構成となっている。かかる端末接続具をフラットケーブルの端末部に組み付ける場合には、スライダの載置面に載置した端末部にカバーの長手部材を位置付け、カバーの係合部材をスライダの側面に沿って押し下げることで、係合部材の開口をスライダ側面の突起に係合させる。このように、端末部を挟み込んだ状態でスライダとカバーが組み付けられ、これらスライダ及びカバーからなる端末接続具とフラットケーブルが組み付けられる構成となっている。これにより、フラットケーブルは、端末部に組み付けられた端末接続具(スライダ及びカバー)をコネクタに挿入することで、該コネクタと電気的に接続される。
特開2010−73682号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、端末接続具がスライダとカバーからなり、これらがフラットケーブルに組み付けられる構成となっている。したがって、フラットケーブルと端末接続具の組み付けにあたっては、フラットケーブル、スライダ及びカバーを相互に組み付ける必要があり、その作業に手間がかかるという課題がある。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、フラットケーブルと端末接続具との組み付け作業負荷を軽減化し、かつ組み付け状態の安定性の向上を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、フラットケーブルの端末部が載置される載置面と、該載置面に突出させて前記フラットケーブルの端末部の幅方向の両側に形成された一対の係止開口に係止される一対の係止部とを備え、フラットケーブルの端末部を接続相手のコネクタに挿入接続する際に用いるフラットケーブル端末接続具であって、前記一対の係止部は、前記載置面に凹ませて形成された掘り込み部の底部から起立させて前記載置面よりも突出させて形成された弾性変形可能なアームと、前記載置面に載置された前記フラットケーブルの前記係止開口の側縁に係止可能に前記アームの先端部に形成された返し突起と、該返し突起の前記アームの背面側に位置させて前記載置面よりも突出させて前記係止開口に挿入可能な位置に形成された壁体とを備えてなることを特徴とする。
これによれば、フラットケーブルの係止開口を端末接続具の一対の係止部に位置を合わせて押し付けることにより、アームが撓んでフラットケーブルの係止開口の側縁部に返し突起を容易に係止させることができる。これにより、フラットケーブルの端末部を押し付けるカバーなどを用いることなく、フラットケーブルを端末接続具に直接かつ容易に組み付けることができ、かつフラットケーブルが端末接続具から離脱するのを抑制することができる。また、掘り込み部内でアームを撓ませて、アーム先端の返し突起をフラットケーブルの係止開口の縁部から外すことにより、フラットケーブルと端末接続具を相互に組み付けられた状態から分離させることも可能となる。
特に、本発明によれば、返し突起のアームの背面側に位置させて壁体を設けていることから、フレットケーブルの左右の係止開口の側縁がアームと壁体で位置決めされる。これにより、フラットケーブルの端末部が左右にずれるような外力が作用しても、フラットケーブルの端末部と一対の係止部との位置ずれを押えることができる。また、何らかの外力がアーム又は返し突起に作用しても、アームの撓み量が壁体により規制されるから、返し突起が係止開口から外れて、フラット―ケーブルが端末接続具から外れるのを抑制することができる。つまり、返し突起が係止開口の側縁部から外れるようなアームの大きな撓みを抑制するために、アームの背面と壁体とのすき間は、アームを壁体に当たるまで背面側に撓ませたときに、返し突起が係止開口の側縁部から外れる寸法に設定することが望ましい。また、アームの撓み量が壁体により規制しなければ、アームが過大に変形して破損する場合があるが、本発明によれば、係止部のアームの過大変形を防いで、破損を防止できる。その結果、本発明によれば、フラットケーブルと端末接続具との組み付け作業負荷を軽減化し、かつ組み付け状態の安定性の向上を図ることができる。
この場合において、前記一対の係止部は、前記アームの前記フラットケーブルの挿入前後方向の寸法を、前記係止開口の前記フラットケーブルの挿入前後方向の寸法に合わせて形成することができる。これにより、一対の係止部のアームにより、端末接続具の載置面に対するフラットケーブルの挿入前後方向の位置決めをすることができる。
また、前記一対の係止部の前記壁体は、前記フラットケーブルの前記係止開口の挿入前後方向の前縁及び後縁に対応する曲り壁を有して形成することができる。これによれば、曲り壁により、端末接続具の載置面に対するフラットケーブルの前後方向の位置決めをすることができる。その結果、アームの挿入前後方向の寸法を、係止開口の挿入前後方向の寸法に合わせる必要がないので、アームを弾性変形させる力を小さくできるから、フラットケーブルの端末部を端末接続具に容易に組付けることができる。
さらに、前記一対の係止部は、互いに前記フラットケーブルの挿入前後方向の位置をずらして形成され、前記フラットケーブルの前記係止開口の位置は、前記一対の係止部の位置ずれに対応させて挿入前後方向の位置をずらして形成することができる。つまり、一対の係止部及び一対の係止開口を、フラットケーブルの左右の非対称位置に形成することができる。フラットケーブル2を端末接続具1に組付ける作業において、フラットケーブル2の裏と表を誤って端末接続具1に組付けるのを防止できる。
また、一対の係止部の返し突起の向きは、係止開口の挿入前後方向の側縁部に係合する関係であれば、フラットケーブルの幅方向の外向き又は内向きのいずれでも良い。しかし、一対の返し突起の向きは、互いに向き合うか、又は互いに逆向きの関係が好ましい。これにより、位置決め効果が一層向上する。
本発明によれば、フラットケーブルと端末接続具の組み付け作業負荷を軽減化するとともに、フラットケーブルと端末接続具との組み付けの安定性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態の端末接続具にフラットケーブルの端末部を組付ける前の状態を示す斜視図である。 図1の実施形態の端末接続具をフラットケーブルの端末部に組付けてコネクタに挿入する動作説明図である。 図1の実施形態の端末接続具の特徴部である係止部の構成を示す断面図である。 図1の実施形態の端末接続具にフラットケーブルの端末部を組付けた状態とそれらを分離する状態を説明する図である。 図1の実施形態の端末接続具の変形例のフラットケーブルの載置面とフラットケーブルの端末部の平面図である。 図5の変形例の端末接続具にフラットケーブルの端末部を組付けた状態を示す平面図である。
以下、本発明のフラットケーブルの端末接続具について、添付図面を参照して説明する。本発明は、導体と前記導体を挟む一対の被覆部とを備えたフラットケーブルの端末部を、接続相手のコネクタに挿入して接続する端末接続具である。なお、本発明に係る端末接続具に組み付けられるフラットケーブルとしては、各種の電子機器や電気機器における配線スペースの低減や配線経路の自由度の向上を図るために用いられる平板状可撓性ケーブルであって、例えば、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)やフレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)などを想定する。また、端末接続具は、フラットケーブルを他の電気回路との接続用のコネクタへ挿入する際にフラットケーブルの端末部をガイドして、フラットケーブルをコネクタへ接続させるためのインターフェースとなるガイド部材であり、スライダとも称される。
図1(a)は、本発明の一実施形態の端末接続具1と、端末接続具1に組付けられる組付前のフラットケーブル2の端末部3の構成を示す斜視図であり、同図(b)は、同図(a)のA部の拡大図である。同図(a)に示した端末接続具1は、フラットケーブル2の端末部3が載置される載置面(裏面)側を示している。図2(a)に、フラットケーブル2に組付ける前の端末接続具1の表面側の斜視図を示す。図2(b)は、フラットケーブル2に端末接続具1を組付けて、コネクタ4に挿入接続する前の状態を示している。
図1及び図2に示すように、フラットケーブル2は、複数の導体21とこれら導体21が被覆部22で覆われて形成されている。導体21は、平角状や箔状の導電材からなり、かかる導電材が平行に複数配列されて1つのフラットケーブル2を構成している。被覆部22は、絶縁材(樹脂製の絶縁フィルム等)からなり、複数の導体21をその長さ方向に亘って帯状に上側及び下側から挟んだ構成となっている。そして、フラットケーブル2は、他の電気回路と接続するための端末部3を有しており、かかる端末部3は、導体21の組み付け側(図1においては、上側)の被覆部22を切除して導体21の露出端21aが外部に露出されている。また、フラットケーブル2は、幅方向に対し、複数の導体21の全幅よりも被覆部22の全幅の方が大きく設定されており、導体21の全幅の両側に被覆部22のみで構成される被覆端部24を有している。また、露出端21aは、幅方向の両端の被覆端部24を切除した構成となっている。したがって、フラットケーブル2は、端末部3の先端側の露出端21aがそれ以外の中間部よりも幅狭に構成されている。
フラットケーブル2の端末部3には、被覆端部24を貫通させて係止開口である一対の係止開口26が形成されている。具体的には、幅方向の両端の被覆端部24に、かつ露出端21aの近傍に位置させて一対の係止開口26(26a,26b)が形成されている。これらの係止開口26は、後述する一対の係止部13に係止される。なお、係止開口26の構成(形状や大きさ、配置等)は、係止部13を係止させることが可能であれば任意に設定することができる。本実施形態では、フラットケーブル2の幅方向に対して長さ方向に長辺を有する矩形状の係止開口26の構成を一例として示す。なお、挿入方向は、フラットケーブル2のコネクタ4への挿入方向(前後方向)に相当する。したがって、本実施形態では、係止開口26は、一対の長辺の縁部27が挿入前後方向に沿って平行をなして対向するように形成されているとともに、短辺の縁部28が挿入前後方向に直交させて平行をなして対向するように形成されている。
端末接続具1は、フラットケーブル2の端末部3を載置する載置面11と、載置面11よりも突出させて形成され、フラットケーブル2を係止する係止部13(13a,b)とを備えている。この場合、端末接続具1は、フラットケーブル2の端末部3の幅(換言すれば、被覆部22の全幅)に応じた長さを有する構造体となっており、図1においては、上側に端末部3を載置する載置面11が形成されている。載置面11には、端末部3の前縁(末端縁)に当接し、かかる端末部3を位置決めする突部14が延設されている。その際、突部14の延設高さは、フラットケーブル2の厚みと略同寸もしくはそれよりも僅かに大寸に設定すればよい。また、載置面11は、その一部を除肉して凹部15を形成することで軽量化が図られているとともに、凹部15以外の平坦部に端末部3を載置する載置面11が形成された構成となっている。なお、凹部15の数や大きさは、載置面11の大きさや端末接続具1の強度等を十分に確保することが可能であれば、特に限定されない。なお、端末接続具1は、載置面11とは反対側にフラットケーブル2と接続させたコネクタ4を係止するためのコネクタ係止部16を備えている。
ここで、本実施例の特徴部である一対の係止部13の構成について、図1(b)及び図3、図4を参照して説明する。図1(b)は、図1(a)の一点鎖線Aで囲った部分の拡大図である。また、図3(a)は図1(b)の矢印IIIaから見た断面図、同図(b)は図1(b)の矢印IIIbから見た断面図である。それらの図に示すように、係止部13は、載置面11から凹ませて形成された掘り込み部41と、掘り込み部41の底部42から載置面11よりも突出させて形成された弾性変形可能なアーム43と、アーム43の突出端から突設され、係止開口26に係止する返し突起44とを有して構成される。なお、アーム43を弾性変形可能に形成するには、端末接続具1もしくは係止部13は、例えば、樹脂等の弾性材で構成することが好ましい。また、本実施形態において、端末接続具1には、フラットケーブル2の係止開口26(26a,26b)に対応して、幅方向Xの両端に一対の係止部13(13a,13b)が備えられている。この場合、係止部13の構成(形状や大きさ、配置等)は、係止開口26に係止することが可能であれば任意に設定することができる。
また、係止部13には、アーム43に対して返し突起44の突設側(別の捉え方をすれば、アーム43を挟んで掘り込み部41の反対側)に、アーム43に沿って孔部45が穿孔されている。かかる孔部45は、載置面11に直交する方向に端末接続具1を貫通して形成されている。すなわち、アーム43は、掘り込み部41の底部42から載置面11を越えて突出した構成、換言すれば、掘り込み部41の底部42における残肉部分で端末接続具1と連続された構成となっている。また、掘り込み部41は、底部42を有し、載置面11に開口する穴部として構成されている。これにより、アーム43は、掘り込み部41もしくは孔部45に倒れ込むことで、掘り込み部41側及び孔部45側へ撓み変形可能な構成をなす。この場合、掘り込み部41及び孔部45は、フラットケーブル2の挿入前後方向の寸法L3が、アーム42の同方向の寸法よりも大きく設定されている。また、アーム43の端末接続具1との連続部分(すなわち、アーム43の基端部)となる掘り込み部41の底部42における残肉部分の肉厚、換言すれば、掘り込み部41の深さは、アーム43の突出長さに相関する弾性変形量に影響を与えるものであり、掘り込み部41側及び孔部45側への十分な弾性変形量をアーム43に持たせることが可能な深さに設定すればよい。なお、本実施形態において、孔部45は、載置面11に直交する方向に端末接続具1を貫通するように穿孔された貫通孔としているが、端末接続具1を貫通することなく、底部を有し、載置面11に開口する穴部として、掘り込み部41と同様に構成することも可能である。
本実施形態においては、返し突起44のアーム43の背面側に位置させて、載置面11よりも突出させて係止開口26に挿入可能な位置に壁体51が形成されている。この壁体51は、本実施形態では、アーム43の背面側に一定の間隔を明けて、掘り込み部41の長辺に平行に形成された主壁51aと、アーム43の挿入前後方向の両端側に一定の間隔を明けて掘り込み部41の短辺に平行に形成された曲り壁51b,cを備えて形成されている。つまり、アーム43の返し突起44側を除く側面を囲んで設けられている。これらの主壁51aと曲り壁51b,cの先端は、係止される係止開口26が挿入し易いように、傾斜部を備えて形成されている。
また、図3(a)に示すように、アーム43の返し突起44側の面と主壁51aのアーム43の反対側の面との間隔L1は、係止開口26の一対の短辺の縁部28の間隔寸法に合わせて形成されている。また、壁体51の曲り壁51bと曲り壁51cの間隔、つまりフラットケーブル2の挿入前後方向の寸法L2は、係止開口26のフラットケーブル2の挿入前後方向に対応する一対の長辺の縁部27の間隔寸法に合わせて形成されている。
一方、返し突起44は、アーム43の突出端から幅方向に対して外側(アーム43に対して孔部45側)へ突出するように設けられている。この場合、返し突起44は、フラットケーブル2の幅方向に対して外側から内側へ徐々に傾斜する傾斜面(以下、拾い部という。)44aを有し、アーム43の延出端に向かうに従って先細りとなるように構成されている。これにより、フラットケーブル2と端末接続具1を組み付ける際、返し突起44の拾い部44aが係止開口26に対するガイド部分となり、係止開口26を返し突起44、さらにはアーム43へスムーズに挿通させることができる。なお、係止開口26が形成される被覆端部24は、被覆部22のみで構成されているため、弾性変形可能となっている。したがって、係止開口26を弾性変形により若干拡張させることで、アーム43の突出端から突出する返し突起44であっても拾い部44aをガイドとして係止開口26へ挿通することができる。また、本実施形態においては、返し突起44をフラットケーブル2の幅方向に対して外側へ突出するように設けているが、返し突起44の突出方向はこれに限定されない。例えば、本実施形態において、アーム43は、掘り込み部41に倒れ込むことで、掘り込み部41側へ撓み変形可能な構成となっているとともに、孔部51に倒れ込むことで、孔部51側へも撓み変形可能な構成をなしている。したがって、フラットケーブル2の幅方向に対して内側(アーム43に対して掘り込み部41側)へ突出するように返し突起44を設けることも可能である。すなわち、アームの弾性力の方向と一致していれば、返し突起は任意の方向へ突出させた構成とすることができる。要は、本実施形態のように、一対の係止部13a,13bの返し突起44を、互いに逆方向に突出させて設けることが好ましい。これにより、アーム43の弾性力がフラットケーブル2の一対の係止開口26a,bを介して、フラットケーブル2を幅方向に広げるように作用するから、フラットケーブル2の位置決め及び保持力を向上させることができる。
また、返し突起44は、フラットケーブル2の肉厚寸法T(図3(a)に相当する間隔を空けて載置面11と対向する返し面44bを有している。返し面44bは、アーム43に挿通された係止開口26の側縁部に係止する。この場合、返し面44bは、その面全体で係止開口26を係止可能となるように、上側の被覆部22の被覆端部24の表面と平行をなすように形成されている。これにより、アーム43を係止開口26に挿通させた状態で、返し面44bの全体を被覆端部24の表面と密着させることができ、返し突起44で係止開口26を確実に係止させることができる。
ここで、フラットケーブル2と端末接続具1を組み付けるにあたっては、以下のような手順の一例により、係止開口26と係止部13の返し突起44に係止させればよい。
まず、端末接続具1を静置し、かかる端末接続具1の載置面11に対してフラットケーブル2の端末部3を位置付ける。このとき、フラットケーブル2の端末部3の導体21の被覆側(反露出側))を載置面11に正対させて、係止開口26の位置を係止部13、具体的には、壁体51の主壁51aと曲り壁51b,cの外周及び返し突起44の拾い部44aが係止開口26内に位置するように合わせつつ、フラットケーブル2を載置面11側に移動させ、係止開口26の縁部28を拾い部44aと当接させる。そして、フラットケーブル2の端末部3を載置面11側に押圧し、係止開口26の縁部28から拾い部44aを介して押圧力を返し突起44に作用させ、アーム43をフラットケーブル2の幅方向の内側(図4(a)のY方向)に撓み変形させる。
このように押圧力を作用させたまま、フラットケーブル2を載置面11側に移動させることで、拾い部44aに沿って縁部28を摺動させながら係止開口26に返し突起44を挿通させる。このとき、係止開口26の他方の縁部28は主壁51aに沿って挿入される。その際には、押圧力により、係止開口26が弾性変形により若干拡張される。そして、端末部3が載置面11に当接し、載置された状態となるまで、さらにフラットケーブル2を載置面11側へ移動させる。この状態となるまでフラットケーブル2を移動させると、拾い部44aを介して係止開口26の縁部28から返し突起44に作用されていた押圧力が作用されなくなり、アーム43の撓みが復帰する。なお、この状態においては、図4(b)に示すように、壁体51の主壁51aと曲り壁51b,cの外周面に係止開口26が当接するとともに、アーム43が係止開口26に挿通されている。そして、端末部3の前縁が載置面11の突部14に当接し、フラットケーブル2が端末接続具1に対して位置決めされる。
これにより、係止開口26が返し突起44と係止され、より具体的には、係止開口26の縁部28が返し突起44の返し面49bと係止される(図4(b)参照)。すなわち、フラットケーブル2と端末接続具1を相互に係止された状態で組み付けることができる(図2(b)に示す状態)。また、この状態においては、フラットケーブル2における端末部3の導体21の露出端末21aが外部へ露出されているとともに、端末部3の幅方向の両端面が外部へ露出されている。
なお、端末接続具1と組み付けられたフラットケーブル2は、かかる端末接続具1を図1(a)に示すように、コネクタ4に挿入することで、コネクタ4と組み付けられる。これにより、フラットケーブル2をコネクタ4を介して他の電気回路と接続させることができる。
一方、端末接続具1が組付けられたフラットケーブル2から端末接続具1を取り外す場合は、図4(c)と(d)に示すように、アーム43の先端を図示矢印60の方向に撓ませる。これにより、返し突起44と係止開口26の縁部28との係止を解除することができる。この状態で、同図(d)に矢印61に示す方向に、フラットケーブル2を載置面11から離すことにより、フラットケーブル2から端末接続具1を容易に取り外すことができる。図4(e)は、図4(c)の一点鎖線Bで囲った部分の拡大図である。また、図4(f)は、一対の係止部13a,bに端末部3が係止された状態を示す断面図である。
本実施形態によれば、フラットケーブル2の係止開口26を端末接続具1の一対の係止部13に位置を合わせて載置面11に押し付けることにより、アーム43が撓んでフラットケーブル2の係止開口26の側縁部28に返し突起44を容易に係止させることができる。これにより、フラットケーブル2の端末部3を押し付けるカバーなどを用いることなく、フラットケーブル2を端末接続具1に直接かつ容易に組み付けることができ、かつフラットケーブルが端末接続具1から離脱するのを抑制することができる。また、掘り込み部41内でアーム43を撓ませて、アーム43先端の返し突起44をフラットケーブル2の係止開口26の縁部28から外すことにより、フラットケーブル2と端末接続具1を相互に組み付けられた状態から分離させることも可能となる。すなわち、フラットケーブル2を端末接続具1に着脱可能に組み付けることができる。
特に、本実施形態によれば、返し突起44のアーム43の背面側に位置させて壁体51の主壁51aを設けていることから、フレットケーブル2の左右の係止開口26の縁部27、28がアーム43と主壁51aで位置決めされる。これにより、フラットケーブル2の端末部3が左右(幅方向)にずれるような外力が作用しても、フラットケーブル2の端末部3と一対の係止部13との位置ずれを押えることができる。
また、何らかの外力がアーム43又は返し突起44に作用しても、図4(e)に示すように、アーム43の撓み量が壁体51の主壁51aにより規制される。これにより、返し突起44が係止開口26から外れて、フラットケーブル2が端末接続具1から外れるのを抑制することができる。そこで、返し突起44が係止開口26の縁部28から外れるようなアーム43の大きな撓みを抑制するために、アーム43の背面と主壁51aとのすき間は、アーム43を主壁51aに当たるまで背面側に撓ませたときに、返し突起44が係止開口26の縁部28から外れる寸法に設定することが望ましい。また、アーム43の撓み量が主壁51aにより規制しなければ、アーム43が過大に変形して破損する場合があるが、本実施形態によれば、係止部13のアーム43の過大変形を防いで、破損を防止できる。
また、本実施形態によれば、壁体51は、フラットケーブル2の係止開口26の挿入前後方向の縁部27の前縁及び後縁に対応する曲り壁51b,cを有して形成しているから、曲り壁51b,cにより、端末接続具1の載置面11に対するフラットケーブル2の前後方向の位置決めをすることができる。その結果、アーム43の挿入前後方向の寸法を、係止開口26の挿入前後方向の寸法に合わせる必要がないので、アーム43を弾性変形させる力を小さくできる。そのため、フラットケーブル2の端末部3を端末接続具1に容易に組付けることができる。
さらに、本実施形態によれば、図5(a)に示した一対の係止部13a,13bの主壁51aの間隔寸法L4と、図5(b)に示した一対の係止開口26a、26bの縁部27の離間寸法L5とを合わせることにより、フラットケーブル2の端末部3の位置決めを精度よく行うことができる。その結果、一対の係止部13a,13bと一対の係止開口26a、26bの左右方向の相対的位置の変化が少ないので、組付け性が安定する。同様に、一対の係止部13a,13bの曲り壁51b、cの間隔寸法と、一対の係止開口26a、26bの縁部28の寸法を合わせることにより、それらの前後方向に相対的位置の変化が少ないので、組付け性が安定する。
さらに、図5(a)に示すように、一対の係止部13a,13bは、互いにフラットケーブル2の挿入前後方向の位置を寸法L6だけずらして形成され、これに合わせて、図5(b)に示すように、フラットケーブル2の一対の係止開口26a、26bの位置を、一対の係止部13a,13bの位置ずれに対応させて、挿入前後方向の位置を寸法L6だけずらして形成している。言い換えれば、一対の係止部13a,13b及び一対の係止開口26a,26bを、フラットケーブル2の左右の非対称位置に形成している。これにより、図6に示すように、フラットケーブル2を端末接続具1に組付ける作業において、フラットケーブル2の裏と表を誤りなく端末接続具1に組付けることができる。例えば、フラットケーブル2の裏と表を誤って端末接続具1に組付けようとしても、一対の係止部13a,13bと、係止開口26a,26bとの位置が合わないから、誤組付けを防止することができる。
また、一対の係止部13の返し突起44の向きは、係止開口26の挿入前後方向の側縁28に係合する関係であれば、フラットケーブル2の幅方向の外向き又は内向きのいずれでも良い。しかし、一対の返し突起44の向きは、互いに向き合うか、又は互いに逆向きの関係が好ましい。これにより、位置決め効果が一層向上する。
なお、上記実施形態では、曲り壁51b、cを設けてフラットケーブル2の係止開口26の短辺の縁部に当接させて位置決めするようにしている。しかし、フラットケーブル2の挿入前後方向のアーム43の寸法を、係止開口26の長辺の寸法(言い換えれば短辺の対向寸法と略同一寸法に設定することにより、曲り壁51b、cを省略することができる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲で変形又は変更された形態で実施することが可能であることは、当業者にあっては明白なことであり、そのような変形又は変更された形態が本願の特許請求の範囲に属することは当然のことである。
1 端末接続具
2 フラットケーブル
3 端末部
4 コネクタ
11 載置面
13 係止部
26 係止開口
41 掘り込み部
42 底部
43 アーム
44 返し突起

Claims (4)

  1. フラットケーブルの端末部が載置される載置面と、該載置面に突出させて前記フラットケーブルの端末部の幅方向の両側に形成された一対の係止開口に係止される一対の係止部とを備え、フラットケーブルの端末部を接続相手のコネクタに挿入接続する際に用いるフラットケーブル端末接続具であって、
    前記一対の係止部は、前記載置面に凹ませて形成された掘り込み部の底部から起立させて前記載置面よりも突出させて形成された弾性変形可能なアームと、前記載置面に載置された前記フラットケーブルの前記係止開口の側縁に係止可能に前記アームの先端部に形成された返し突起と、該返し突起の前記アームの背面側に位置させて前記載置面よりも突出させて前記係止開口に挿入可能な位置に形成された壁体とを備えてなるフラットケーブル端末接続具。
  2. 前記一対の係止部は、前記フラットケーブルの挿入前後方向の前記アームの寸法を、前記係止開口の前記フラットケーブルの挿入前後方向の寸法に合わせて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル端末接続具。
  3. 前記一対の係止部の前記壁体は、前記フラットケーブルの前記係止開口の挿入前後方向の前縁及び後縁に対応する曲り壁を有して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル端末接続具。
  4. 前記一対の係止部は、互いに前記フラットケーブルの挿入前後方向の位置をずらして形成され、前記フラットケーブルの前記係止開口の位置は、前記一対の係止部の位置ずれに対応させて挿入前後方向の位置がずらして形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル端末接続具。
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