JP2015002009A - パージ弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】凍結による作動不良を防止可能なパージ弁を提供する。
【解決手段】燃料電池スタック100からのアノードオフガスを大気にパージするためにアノードオフガス流路に設けられるパージ弁47であって、パージガスが流れるガス流路471〜473、パージ弁の温度を調整する冷却水が流れるウォータージャケット流路480が形成されたハウジング470と、ガス流路471〜473を開閉してパージガス量を調整する弁体475と、を含み、ウォータージャケット流路480の流路断面積は、接続される冷却水流路681,682の流路断面積よりも小さい。
【選択図】図6

Description

この発明は、燃料電池システムに用いられるパージ弁に関する。
特許文献1には、L字状のウォータージャケット流路が形成されたパージ弁が開示されている。そして、特に氷点下などの低温環境下で燃料電池システムを起動するときに、パージ弁に冷却水を流すことで、パージ弁を暖機する。このようにすることで、パージ通路の一部が凍結していたとしても、この凍結が解消される、としている。
特許第4687679号公報
本件発明者らは、低温起動時のパージ弁の暖機について鋭意研究を進めている。パージ弁に流すことができる冷却水の流量には、さまざまな要因が影響する。たとえば、低温起動時に冷却水ポンプが吐出可能な流量に影響を受ける。またパージ弁以外に暖機する部品(たとえばカソード調圧弁)との流量割り当てにも影響を受ける。このような要因によって、パージ弁に流す流量が決められてしまう。特許文献1の手法では、パージ弁に流す冷却水の流量が少ない場合には、十分な暖機性能が得られない。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた。本発明の目的は、パージ弁に流す冷却水の流量が少ない場合であっても凍結による作動不良を防止可能なパージ弁を提供することである。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明によるパージ弁のひとつの態様は、燃料電池スタックからのアノードオフガスを大気にパージするためにアノードオフガス流路に設けられるパージ弁である。そして、パージガスが流れるパージ弁流路、パージ弁の温度を調整する冷却水が流れるウォータージャケット流路が形成されたハウジングと、前記パージ弁流路を開閉してパージガス量を調整する弁体と、を含む。そして、前記ウォータージャケット流路の流路断面積は、接続される冷却水流路の流路断面積よりも小さい。
この態様によれば、ハウジングに形成されるウォータージャケット流路の流路断面積は、接続される冷却水流路の流路断面積よりも小さい。そのため、ウォータージャケット流路を流れる冷却水は、冷却水流路を流れる冷却水よりも速くなる。速度が速いほうが、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になり、熱伝達率が大きくなるので、冷却水の熱がパージ弁のハウジングに伝わりやすく、冷却水の熱を効率的に利用できる。
本発明の実施形態、本発明の利点は、添付された図面とともに以下に詳細に説明される。
図1は、本発明によるパージ弁を用いる燃料電池システムについて説明する図である。 図2は、燃料電池スタックを説明する図である。 図3は、燃料電池スタックにおける電解質膜の反応を説明する模式図である。 図4は、パージ弁の外観斜視図である。 図5は、パージ弁の縦断面図である。 図6は、ハウジングに形成されるウォータージャケット流路を示す斜視図である。 図7は、ウォータージャケット流路の平面図である。 図8は、第2実施形態のパージ弁を示す縦断面図である。
はじめに実施形態の理解を容易にするために、図1を参照して、本発明によるパージ弁を用いる燃料電池システムについて説明する。
燃料電池システム1は、燃料電池スタック100にアノードガスを脈動供給する発電システムである。燃料電池システム1は、燃料電池スタック100と、カソードガス給排装置3と、アノードガス給排装置4と、スタック冷却装置6と、コントローラー7と、を備える。
燃料電池スタック100には、複数枚の発電セル10が積層されている。燃料電池スタック100は、アノードガス及びカソードガスが供給されて、車両の駆動に必要な電力(たとえばモーターを駆動するために必要な電力)を発電する。
カソードガス給排装置3は、カソードガス供給流路31と、フィルター32と、カソードコンプレッサー33と、カソードガス排出流路35と、カソード調圧弁36と、を備える。
カソードガス供給流路31は、燃料電池スタック100に供給するカソードガスが流れる通路である。
フィルター32は、カソードガスとしての空気(外気)から異物を取り除く。フィルター32を通過したカソードガスが、カソードガス供給流路31を流れる。
カソードコンプレッサー33は、カソードガス供給流路31の途中に配置される。
カソードガス排出流路35は、燃料電池スタック100から排出されるカソードオフガスが流れる通路である。カソードガス排出流路35は、燃料電池スタック100のカソード排出口22bに接続されるとともに、下流端が大気に開放する。
カソード調圧弁36は、カソードガス排出流路35に配置される。カソード調圧弁36は、カソードコンプレッサー33から供給されるカソードガスを所望の圧力に調節する。カソード調圧弁36の構造は公知であるので、詳細な説明は省略するが、ハウジングに内蔵されたバタフライタイプの弁体が、モーターで駆動される。カソード調圧弁36の開度は、コントローラー7によって制御される。またカソード調圧弁36の内部には、ウォータージャケットが形成されている。後述のように、このウォータージャケットに冷却水が導入されることで、凍結によるカソード調圧弁36の固着が防止される。
アノードガス給排装置4は、高圧タンク41と、アノードガス供給流路42と、アノード調圧弁43と、アノードガス排出流路45と、パージガス流路46と、パージ弁47と、バッファータンク400と、を備える。
高圧タンク41は、燃料電池スタック100に供給するアノードガスを高圧状態に保って貯蔵する。
アノードガス供給流路42は、高圧タンク41のアノードガスを燃料電池スタック100に供給するための通路である。アノードガス供給流路42は、高圧タンク41と、燃料電池スタック100のアノード供給口21aと、に接続される。
アノード調圧弁43は、アノードガス供給流路42に設けられる。アノード調圧弁43は、高圧タンク41から排出されたアノードガスを所望の圧力に調節する。アノード調圧弁43は、連続的又は段階的に開度が調節される電磁弁である。アノード調圧弁43の開度は、コントローラー7によって制御される。
アノードガス排出流路45は、燃料電池スタック100のアノード排出口21bと、バッファータンク400と、に接続される。アノードガス排出流路45には、電極反応に使用されなかった余剰のアノードガスと、カソード側からアノード側へ透過してきた窒素や水蒸気などの不活性ガスと、の混合ガス(以下「アノードオフガス」という)が流れる。
バッファータンク400は、アノードガス排出流路45を流れたアノードオフガスを一旦蓄える。燃料電池スタック100の内部のアノード圧が低下すれば、バッファータンク400のアノードガスが逆流して燃料電池スタック100に供給される。
パージガス流路46は、アノードガス排出流路45と、カソードガス排出流路35と、に接続される。
パージ弁47は、パージガス流路46に設けられる。パージ弁47は、全開又は全閉に調節される電磁弁である。パージ弁47は、コントローラー7によって制御される。パージ弁47が開かれると、バッファータンク400のアノードオフガスが、パージガス流路46を流れて、カソードガス排出流路35のカソードオフガスと混合して外気へ排出される。このように、アノードオフガスをカソードオフガスに混合させて外気に排出することで、外気排出ガス中のアノードガス濃度が可燃濃度よりも低くしている。
またバッファータンク400のアノードオフガスを外気へ排出することで、バッファータンク400内のアノードガス濃度を調節する。バッファータンク400内のアノードガス濃度(水素濃度)が低すぎると、アノードガスを脈動供給する運転において電極反応に使用されるアノードガスが不足する。このようになっては、発電効率が低下するとともに、燃料電池が劣化するおそれがある。一方で、バッファータンク400内のアノードガス濃度(水素濃度)が高すぎると、パージガス流路46を介してアノードオフガス中の不活性ガスとともに外気へ排出されるアノードガスの量が多くなるので、燃費が悪化する。そこで、バッファータンク400内のアノードガス濃度が、発電効率及び燃費を考慮して適切な値になるように、パージ弁47が開閉される。
パージ弁47の内部には、後述するようにウォータージャケットが形成されており、燃料電池スタック100を冷却する冷却水が循環する。これにより、凍結による固着が防止される。
スタック冷却装置6は、燃料電池スタック100を冷却し、燃料電池スタック100を発電に適した温度に保つ装置である。スタック冷却装置6は、冷却水循環流路61と、ラジエーター62と、バイパス流路63と、三方弁64と、冷却水ポンプ65と、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒーター66と、冷却水調圧弁流路67と、冷却水パージ弁流路68と、を備える。
冷却水循環流路61は、燃料電池スタック100を冷却するための冷却水が循環する通路である。冷却水循環流路61は、燃料電池スタック100の冷却水供給口23aと冷却水排出口23bとに接続される。以下では、冷却水循環流路61のうち、冷却水排出口23b側を上流側、冷却水供給口23a側を下流側として説明する。
ラジエーター62は、冷却水循環流路61に設けられる。ラジエーター62は、燃料電池スタック100から排出された冷却水を冷却する。
バイパス流路63は、冷却水がラジエーター62をバイパスできるようにする。バイパス流路63は、冷却水循環流路61と三方弁64とに接続される。
三方弁64は、ラジエーター62よりも下流側の冷却水循環流路61に設けられる。三方弁64は、冷却水の温度に応じて冷却水の循環経路を切り替える。具体的には、冷却水の温度が高ければ、三方弁64は、冷却水がラジエーター62を流れるように切り替える。冷却水の温度が低ければ、三方弁64は、冷却水がバイパス流路63を流れるように切り替える。
冷却水ポンプ65は、三方弁64よりも下流側の冷却水循環流路61に設けられる。冷却水ポンプ65は、冷却水を循環させる。
PTCヒーター66は、バイパス流路63に設けられる。PTCヒーター66は、燃料電池スタック100の暖機時に通電されて、冷却水の温度を上昇させる。
冷却水調圧弁流路67は、凍結によるカソード調圧弁36の固着を防止するために、カソード調圧弁36の内部に形成されたウォータージャケットに冷却水を導入するための通路である。冷却水調圧弁流路67は、送り流路671と、戻し流路672と、を含む。送り流路671は、冷却水ポンプ65の下流側の冷却水循環流路61から分岐してカソード調圧弁36のウォータージャケットに冷却水を送る通路である。戻し流路672は、カソード調圧弁36のウォータージャケットから排出された冷却水を戻す通路である。
冷却水パージ弁流路68は、凍結によるパージ弁47の固着を防止するために、パージ弁47の内部に形成されたウォータージャケットに冷却水を導入する通路である。冷却水パージ弁流路68は、送り流路681と、戻し流路682と、を含む。送り流路681は、カソード調圧弁36から戻された冷却水を、カソード調圧弁36のウォータージャケットに送る通路である。戻し流路682は、カソード調圧弁36のウォータージャケットから排出された冷却水を、冷却水ポンプ65の上流側の冷却水循環流路61に戻す通路である。
コントローラー7は、アノード調圧弁43を周期的に開閉し、アノード圧を周期的に増減圧させる。このように圧力を変動させる運転が脈動供給運転といわれる。またコントローラー7は、バッファータンク400内のアノードガス濃度を所望の濃度に保つように、パージ弁38の開度を調節してバッファータンク400から排出するアノードオフガスの流量を調節する。
脈動供給運転を行うことで、電解質膜111を介してカソード側からアノード側に透過してきた窒素等の不純ガスを、バッファータンク400に押し込むことができる。この結果、不純ガスがアノード流路内に蓄積されて電極反応が阻害されることを抑制でき、安定した発電を実施できる。
図2は、燃料電池スタックを説明する図であり、図2(A)は外観斜視図、図2(B)は発電セルの構造を示す分解図である。
図2(A)に示されるように、燃料電池スタックは、積層された複数の発電セル10と、集電プレート20と、を備える。燃料電池スタックは、直方体である。
発電セル10は、燃料電池の単位セルである。各発電セル10は、1ボルト(V)程度の起電圧を生じる。各発電セル10の構成の詳細については後述される。
集電プレート20は、一対であり、積層された複数の発電セル10の外側にそれぞれ配置される。集電プレート20は、ガス不透過性の導電性部材、たとえば緻密質カーボンや金属材料などで形成される。
一方の集電プレート20(図2(A)では、左手前の集電プレート20)には、短辺に沿って、アノード供給口21aと、アノード排出口21bと、カソード供給口22aと、カソード排出口22bと、冷却水供給口23aと、冷却水排出口23bとが設けられている。本実施形態では、アノード供給口21a、冷却水供給口23a及びカソード排出口22bは図中右側に設けられる。またカソード供給口22a、冷却水排出口23b及びアノード排出口21bは図中左側に設けられる。
アノード供給口21aにアノードガスとしての水素を供給する方法としては、例えば水素ガスを水素貯蔵装置から直接供給する方法、又は水素を含有する燃料を改質して改質した水素含有ガスを供給する方法などがある。なお、水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンクなどがある。水素を含有する燃料としては、天然ガス、メタノール、ガソリンなどがある。また、カソード供給口22aに供給するカソードガスとしては、一般的に空気が利用される。
図2(B)に示されるように、発電セル10は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;MEA)11の両面に、アノードセパレーター(アノードバイポーラープレート)12a及びカソードセパレーター(カソードバイポーラープレート)12bが配置される構造である。
MEA11は、イオン交換膜からなる電解質膜111の両面に電極触媒層112が形成される。この電極触媒層112の上にガス拡散層(Gas Diffusion Layer;GDL)113が形成される。
電極触媒層112は、たとえば白金が担持されたカーボンブラック粒子で形成される。
GDL113は、十分なガス拡散性及び導電性を有する部材、たとえばカーボン繊維で形成される。
アノード供給口21aから供給されたアノードガスは、このGDL113aを流れてアノード電極触媒層112(112a)と反応し、アノード排出口21bから排出される。
カソード供給口22aから供給されたカソードガスは、このGDL113bを流れてカソード電極触媒層112(112b)と反応し、カソード排出口22bから排出される。
アノードセパレーター12aは、GDL113a及びシール14aを介してMEA11の片面(図2(B)の裏面)に重ねられる。カソードセパレーター12bは、GDL113b及びシール14bを介してMEA11の片面(図2(B)の表面)に重ねられる。シール14(14a,14b)は、たとえばシリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム(Ethylene Propylene Diene Monomer;EPDM)、フッ素ゴムなどのゴム状弾性材である。アノードセパレーター12a及びカソードセパレーター12bは、たとえばステンレスなどの金属製のセパレーター基体がプレス成型されて、一方の面に反応ガス流路が形成され、その反対面に反応ガス流路と交互に並ぶように冷却水流路が形成される。図2(B)に示すようにアノードセパレーター12a及びカソードセパレーター12bが重ねられて、冷却水流路が形成される。
MEA11、アノードセパレーター12a及びカソードセパレーター12bには、それぞれ孔21a,21b,22a,22b,23a,23bが形成されており、これらが重ねられて、アノード供給口(アノード供給マニホールド)21a、アノード排出口(アノード排出マニホールド)21b、カソード供給口(カソード供給マニホールド)22a、カソード排出口(カソード排出マニホールド)22b、冷却水供給口(冷却水供給マニホールド)23a及び冷却水排出口(冷却水排出マニホールド)23bが形成される。
なお図2では、表側の集電プレート20に、アノード供給口21a、アノード排出口21b、カソード供給口22a、カソード排出口22b、冷却水供給口23a、冷却水排出口23bが設けられている場合を例示したが、これには限られない。たとえば、アノード排出口21b、カソード排出口22b、冷却水排出口23bが、裏側の集電プレート20に設けられてもよい。図1のアノードガス脈動供給システムでは、そのようなタイプが用いられる。
図3は、燃料電池スタックにおける電解質膜の反応を説明する模式図である。
燃料電池スタック10は、反応ガス(水素H2及び空気中の酸素O2)が供給されて発電する。燃料電池スタック10は、電解質膜の両面にカソード電極触媒層及びアノード電極触媒層が形成された膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;MEA)が数百枚積層されて構成される。そのうちの1枚のMEAが図3(A)に示される。ここではMEAにカソードガスが供給されて(カソードイン)、対角側から排出されながら(カソードアウト)、アノードガスが供給されて(アノードイン)、対角側から排出される(アノードアウト)、という例が示されている。
各膜電極接合体(MEA)は、アノード電極触媒層及びカソード電極触媒層において以下の反応が、負荷に応じて進行して発電する。
Figure 2015002009
図3(B)に示すように、反応ガス(空気中の酸素O2)がカソード流路を流れるにつれて上式(1-2)の反応が進行し、水蒸気が生成される。するとカソード流路の下流側では相対湿度が高くなる。この結果、カソード側とアノード側との相対湿度差が大きくなる。この相対湿度差をドライビングフォースとして、水が逆拡散しアノード上流側が加湿される。この水分がさらにMEAからアノード流路に蒸発してアノード流路を流れる反応ガス(水素H2)を加湿する。そしてアノード下流側に運ばれてアノード下流のMEAを加湿する。またカソード流路の空気が電解質膜を透過してアノード流路に混入する。空気中の酸素O2は、アノード流路の水素H2と反応するが、空気中の窒素N2は、反応することなく排出される。バッファータンク400には、このようにしてカソード側からアノード側に透過してきた窒素や水蒸気などの不活性ガスと、電極反応に使用されなかった余剰のアノードガスとの混合ガス(アノードオフガス)が流れ込む。
パージ弁47が開かれると、バッファータンク400のアノードオフガスが、パージガス流路46を流れて、カソードガス排出流路35のカソードオフガスと混合して外気へ排出される。このようにして、バッファータンク400内のアノードガス濃度が調節される。
燃料電池システムの運転が停止され、零下環境で放置されると、アノードオフガス中の水分が凍結してパージ弁47の作動が阻害されるおそれがある。そこで、本実施形態では、パージ弁47の内部に、ウォータージャケットが形成される。そして、燃料電池スタック100を冷却する冷却水を循環させる。このようにすることで、凍結による固着が防止される。以下では、パージ弁47の具体的な構造について説明する。
図4は、パージ弁の外観斜視図である。
パージ弁47は、ハウジング470の内部に、後述するウォータージャケット流路480が形成されている。ウォータージャケット流路480の一端に、冷却水パージ弁流路68の送り流路681が接続される。ウォータージャケット流路480の他端に、冷却水パージ弁流路68の戻し流路682が接続される。
またハウジング470には、ボルト穴470aが形成されている。この穴470aは、後述するウォータージャケット流路の上方流路481及び下方流路482の間を通るように形成される。パージ弁47は、ボルト穴470aを貫通するボルトによって、燃料電池スタック100の筐体などに固定される。
図5は、パージ弁の縦断面図である。
パージ弁47は、ハウジング470と、弁体475と、を含む。ハウジング470には、入口流路471と、出口流路472と、接続流路473と、が形成される。入口流路471は、ハウジング470の下方に形成される。出口流路472は、ハウジング470の上方に形成される。入口流路471及び出口流路472には、パージガス流路46が接続される。接続流路473は、入口流路471と出口流路472とを結んで形成される。接続流路473は、入口流路471や出口流路472に比べて細い。このようにすれば、接続流路473を流れるガスの流速が十分に速くなり、水分が重力に逆らって接続流路473を上昇させることができる。接続流路473と出口流路472との境に、座面474がある。弁体475が上昇して座面474から離れると、接続流路473と出口流路472とが連通し、パージガスが、入口流路471→接続流路473→出口流路472と流れて、パージガス流路46に排出される。
このように弁体475と座面474との当接部分が、重力方向上方に設けられることで、弁体475と座面474との当接部分に水分が残留しにくくなっているものの、それでも水分が残留する可能性がある。
また流路の壁面に水分が付着して残留する可能性もある。水分が凍結した状態で、パージしては、十分なパージが実行できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、ハウジング470に、燃料電池スタック100を冷却する冷却水が流れるウォータージャケット流路480(上方流路481及び下方流路482)が形成される。下方流路482の流路断面積は、上方流路481の流路断面積よりも小さい。
図6は、ハウジング470に形成されるウォータージャケット流路480を示す斜視図である。
上述のように、ウォータージャケット流路480は、ハウジング470の内部に形成されているが、図6では、ウォータージャケット流路480の形状が、より明確になるように、ハウジング470を省略して示した。
ウォータージャケット流路480は、冷却水パージ弁流路68の送り流路681及び戻し流路682に接続されて冷却水が流れる。ウォータージャケット流路480は、上方流路481と、下方流路482と、を含む。
上方流路481は、2本の流路に分岐して形成される。上方流路481は、冷却水パージ弁流路68よりも細い。すなわち上方流路481の流路断面積は、冷却水パージ弁流路68の流路断面積よりも小さい。また下方流路482の流路断面積も、冷却水パージ弁流路68の流路断面積よりも小さい。また上方流路481の流路断面積と下方流路482の流路断面積とを合わせた面積は、冷却水パージ弁流路68の流路断面積よりも小さい。
図7はウォータージャケット流路の平面図であり、図7(A)は上方流路を示し、図7(B)は下方流路を示す。
上方流路481は、図7(A)に示されるように、2本の流路に分岐して形成される。これら2本の流路は、流路幅が同じである。2本の流路の間には、ハウジング470の鋳鉄が存在しており、中央に接続流路473が貫通する。
下方流路482は、図7(B)に示されるように、途中で、接続流路473が貫通するエリアがくり抜かれた形状である。このエリアの周囲の流路幅が非常に狭くなっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
燃料電池システムの運転が停止され、零下環境で放置されると、アノードオフガス中の水分が凍結してパージ弁47の作動が阻害されるおそれがある。そこで、本実施形態では、パージ弁47の内部に、冷却水を導入するウォータージャケットを形成した。このように構成することで、燃料電池システムの起動による燃料電池スタックの発熱を受けて昇温した冷却水がパージ弁47の内部に導入されるので、凍結による固着が防止される。特に本実施形態では、ウォータージャケット流路480のそれぞれの流路の断面積が、冷却水パージ弁流路の流路断面積よりも小さくなるように形成されている。特にウォータージャケット流路480が複数に分岐しているときには、その合計流路断面積が、冷却水パージ弁流路の流路断面積よりも小さくなるように形成されている。したがって、ウォータージャケット流路480を流れる冷却水は、冷却水パージ弁流路を流れる冷却水よりも速い。速度が速いほうが、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になり、熱伝達率が大きくなる。流路面との界面に流れる冷却水が層流状態であるよりも乱流状態であるほうが、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になり、熱伝達率が大きくなるからである。そのため冷却水の熱がパージ弁47のハウジング470に伝わりやすい。そして特に本実施形態では、接続流路473に最も近い下方流路482の流路断面積が最小であり、冷却水の速度が最も速く、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になる。このため、冷却水の熱を効率的に利用できる。
なおウォータージャケット流路480の流路断面積を絞りすぎると圧損が過大になるので望ましくない。また流速が過大になってキャビテーションが生じる可能性もある。キャビテーションが生じては、熱伝達率が却って下がってしまう。そこで、このような点を考慮して、ウォータージャケット流路480の流路断面積を適宜設定すればよい。
また本実施形態では、冷却水ポンプ65の下流側の冷却水循環流路61から分岐した冷却水流路(冷却水調圧弁流路67、冷却水パージ弁流路68)がある。上流側の冷却水調圧弁流路67には、カソード調圧弁36が配置される。下流側の冷却水パージ弁流路68には、パージ弁47が配置される。
このような場合、零下起動時に上流部品(ここではカソード調圧弁36)に流す冷却水の流量(冷却水通路断面積)は、零下を想定した起動時の所定の部品温度と零下を想定した起動時の所定の冷却水温度とに基づいて設定される。
カソード調圧弁36を通った冷却水は、温度が低下して下流部品(パージ弁47)に到達する。したがって、下流側では部品(パージ弁47)と冷却水温度との温度差が、上流側に比べて小さい。温度差が小さいと熱交換効率が落ちる。
これに対して本実施形態では、パージ弁47のウォータージャケット流路480の流路断面積を、カソード調圧弁36を通る流路(冷却水調圧弁流路67)の流路断面積よりも小さくしたのである。
このようにすれば、ウォータージャケット流路480を流れる冷却水の流速が上がる。冷却水の流速が上がれば、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になって、熱伝達率が上がる。したがって、カソード調圧弁36を通って温度が低下したものの、まだまだ熱を持っている冷却水の熱を効率的に利用できるのである。
また本実施形態では、接続流路473を流れるガスの流速が十分に速くなるように、接続流路473は、入口流路471や出口流路472に比べて細くされている。しかしながら、このような構成では、接続流路473で水分が凍結すると、流路面積を狭める影響が大きく、十分なパージが実行できないおそれがある。
そこで、本実施形態では、ウォータージャケット流路480を分岐して、接続流路473の上方に上方流路481を形成し、接続流路473の下方に下方流路482を形成した。このようにしたので、接続流路473が全体的に加熱されるようになり、接続流路473での凍結が防止される。
また、水分の凍結は、特に、座面474と弁体475との当接部分で防止したい。そこで、本実施形態では、出口流路472が、接続流路473の座面部分から、下方に形成される。このようにすれば、水分が流下しやすくなり、接続流路473の座面部分に水分が残留しにくくなる。しかしながら、このような構造であると、出口流路472が邪魔になって、ウォータージャケット流路480の上方流路481を、接続流路473の座面部分に近づけることが難しくなる。そこで、本実施形態は、ウォータージャケット流路480の上方流路481を、下方流路482よりも太くした。このようにすることで、上方流路481の熱容量が大きくなり、座面部分から離れていても、座面部分に冷却水の熱が伝わりやすくなる。
また本実施形態では、ハウジング470にボルト穴470aが形成されている。このボルト穴470aは、ウォータージャケット流路480の上方流路481及び下方流路482の間を通る。このような構造であるので、ボルト穴470aが空気層(断熱部)となり、冷却水の熱の無用な拡散が防止される。したがって、接続流路473の近くを冷却水の熱で効率よく暖めることができる。
また本実施形態では、冷却水ポンプ65から出た冷却水は、カソード調圧弁36に導入されてから、パージ弁47に供給される。カソード調圧弁36は、始動時に作動が制御されるので、カソード調圧弁の凍結を早期に解消する必要がある。しかしながら、やみくもに冷却水の流量や温度が上げられては、燃費が悪化してしまう。そこで、カソード調圧弁36に対する要求が満足できるように、冷却水の流量や温度が設計される。カソード調圧弁36には、モーターも内蔵されている。したがって、カソード調圧弁36はサイズが大きい。
冷却水は、カソード調圧弁36を通ると、温度が低下するものの、まだまだ熱を持っている。本実施形態は、このような冷却水を利用してパージ弁47を暖機するのである。なお図1に示されたシステムでは、パージ弁47が2つあるので、カソード調圧弁36から出た冷却水は、2つの冷却水パージ弁流路68に分岐する。そのため、パージ弁47を流れる冷却水の流量は、カソード調圧弁36を流れる冷却水の流量よりも少ない。本実施形態では、カソード調圧弁36を流れて温度が低下しているとともに、流量が少ない冷却水を効率よく利用してパージ弁47を暖機しようというものである。
そこで、パージ弁47のウォータージャケット流路480の断面積が、冷却水パージ弁流路の流路断面積よりも小さくしておくことで、流速を上げる。このようにすることで、冷却水と流路面との界面での熱交換を活発にさせることができ、冷却水の熱を効率的に利用できるのである。
このように、カソード調圧弁36のほうがパージ弁47よりも大型であり、冷却水の温度や流量を設定にあたり、まずカソード調圧弁36を考慮して、冷却水を供給し、使われなかった熱をパージ弁47の暖機に用いるようにしたことで、エネルギー効率を向上できるのである。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態のパージ弁を示す縦断面図である。
この実施形態では、ウォータージャケット流路480の上方流路481がさらに分岐している。第1実施形態では、上方流路481が左右に2本に分岐していたが、この第2実施形態では、左右に分岐するとともに、さらに上下にも分岐している。これらの流路断面積の合計が、第1実施形態の上方流路と同じ又は小さい。
このように構成されると、上方流路481のうち上に位置する流路を、接続流路473の座面部分に近づけることができる。このため、座面の凍結を一層防止しやすくなる。また流路断面積が小さくされれば、熱容量が小さくなるものの、座面に近づけることができるので、この点でも、座面の凍結を防止しやすくなる。また流路断面積が小さくなることで、冷却水の速度が速くなる。したがって、冷却水と流路面との界面での熱交換が活発になる。このため、冷却水の熱を効率的に利用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
たとえば、上記実施形態では、ハウジングに形成されたボルト穴が空気層となって、断熱部として機能するが、そのような構造には限られない。他にも穴を形成してもよいし、断熱性の部材が存在してもよい。
またウォータージャケット流路の形状は例示に過ぎない。
また上記実施形態では、冷却水をまずカソード調圧弁に流して、その後、パージ弁に流している。すなわち、カソード調圧弁とパージ弁との位置関係が直列状態である。しかしながらこのような位置関係には限られない。冷却水を分岐させてカソード調圧弁に流すとともに、パージ弁に流すようにしてもよい。すなわち、カソード調圧弁とパージ弁との位置関係が並列状態であってもよい。そのようなシステムに、上述のパージ弁を適用しても、冷却水の熱を効率的に利用してパージ弁を効率よく暖機できる。
上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
47 パージ弁
470 ハウジング
471〜473 ガス流路
475 弁体
480 ウォータージャケット流路
68,681,682 冷却水流路

Claims (8)

  1. 燃料電池スタックからのアノードオフガスを大気にパージするためにアノードオフガス流路に設けられるパージ弁であって、
    パージガスが流れるガス流路、パージ弁の温度を調整する冷却水が流れるウォータージャケット流路が形成されたハウジングと、
    前記ガス流路を開閉してパージガス量を調整する弁体と、
    を含み、
    前記ウォータージャケット流路の流路断面積は、接続される冷却水流路の流路断面積よりも小さい、
    パージ弁。
  2. 請求項1に記載のパージ弁において、
    前記ウォータージャケット流路の流路断面積は、前記ガス流路に最も近いところが最小である、
    パージ弁。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のパージ弁において、
    前記ウォータージャケット流路は、前記ガス流路の上流側を通過する流路と、下流側を通過する流路とを含むように、複数本に分岐する、
    パージ弁。
  4. 請求項3に記載のパージ弁において、
    前記ガス流路は、パージガスが重力方向下から上に流れるように形成され、
    前記ウォータージャケット流路は、ガス流路の下部を通過する流路と、上部を通過する流路とを含む、
    パージ弁。
  5. 請求項4に記載のパージ弁において、
    前記弁体は、前記ガス流路の上端の弁座に当接し、
    前記ウォータージャケット流路のうちガス流路の上部を通過する流路の最小流路断面積は、下部を通過する流路の最小流路断面積に比べて大きい、
    パージ弁。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載のパージ弁において、
    分岐したウォータージャケット流路の間に形成される断熱部をさらに含む、
    パージ弁。
  7. 請求項6に記載のパージ弁において、
    前記断熱部は、ボルトが挿通する穴である、
    パージ弁。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のパージ弁において、
    冷却水ポンプの下流側の冷却水循環流路から分岐し途中にカソード調圧弁が設けられる冷却水調圧弁流路と、前記冷却水調圧弁流路に連続し途中にパージ弁が設けられる冷却水パージ弁流路とからなり、
    前記パージ弁のウォータージャケット流路の流路断面積は、前記冷却水調圧弁流路の流路断面積よりも小さい、
    パージ弁。
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