JP2015001620A - 板バネフレーム部材 - Google Patents

板バネフレーム部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2015001620A
JP2015001620A JP2013125952A JP2013125952A JP2015001620A JP 2015001620 A JP2015001620 A JP 2015001620A JP 2013125952 A JP2013125952 A JP 2013125952A JP 2013125952 A JP2013125952 A JP 2013125952A JP 2015001620 A JP2015001620 A JP 2015001620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
outer frame
frame member
frame
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013125952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6255727B2 (ja
Inventor
野 芳 彦 荻
Yoshihiko Ogino
野 芳 彦 荻
本 恭 司 山
Takashi Yamamoto
本 恭 司 山
田 幸 治 冨
Koji Tomita
田 幸 治 冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2013125952A priority Critical patent/JP6255727B2/ja
Publication of JP2015001620A publication Critical patent/JP2015001620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255727B2 publication Critical patent/JP6255727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】各板バネ製品部の外枠部と支持フレームとを容易に切り離すことができるとともに、その切断位置を一定にすることが可能な、板バネフレーム部材を提供する。【解決手段】板バネフレーム部材50は、外枠部11aと内枠部11bとスプリング部11cとをそれぞれ含む、複数の板バネ製品部11Aと、各板バネ製品部11Aの周囲に配置されるとともに板バネ製品部11Aを支持する支持フレーム51とを備えている。各板バネ製品部11Aと支持フレーム51とは連結部52により連結され、連結部52に、容易に破断可能な破断領域53が設けられている。破断領域53は、連結部52の他の領域より厚みの薄いハーフエッチング部54を含み、ハーフエッチング部54の深さd1は、当該他の領域の厚みt1の55%以上となっている。【選択図】図6

Description

本発明は、カメラモジュールの駆動機構に用いられる板バネ製造用の板バネフレーム部材に関する。
携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPCなど、カメラ付き小型電子機器などにおいて、オートフォーカスやズーム等を目的として、コイルに流れる電流と、ヨーク及びマグネットにより構成された磁気回路の磁界との相互作用によって、光軸方向にレンズユニットを変位させることができるカメラモジュールの駆動機構(ボイスコイルモーター(VCM))が知られている。
このようなカメラモジュールの駆動機構には、レンズユニットを保持しているホルダをレンズユニットの光軸方向に変位可能に支持するための板バネが使用されている。
特開2009−122360号公報
近年、小型電子機器の薄型化が進んでいることにより、携帯機器に搭載されるカメラモジュールは、薄型化、小型化が進み、従来のものより小さなカメラモジュールが使われ始めている。このため、カメラモジュールに組み込まれる板バネもできる限り薄くすることが要求されている。
一方、カメラモジュールの高画素化に伴い、オートフォーカス方式のものにおいてもCMOSセンサーの画素数が300万画素から500万画素、さらには800万画素以上のものが製造されている。このような高画素化に伴い、組み込まれるレンズの性能を向上させるため、レンズも口径の大きなものが用いられてきている。カメラレンズの重さにより、板バネに対して必要とされるバネ強度は異なっている。具体的には、重いレンズを搭載する場合には板バネのバネ強度を高めるため、板バネの厚みを厚くする必要があり、軽いレンズを搭載する場合には板バネの厚みを薄くすることが要求される。このような背景の下、一般には、板バネは、20μm〜100μm程度の薄い銅合金製高強度材を用いて、エッチングにより作製されている。
ところで、カメラモジュールの駆動機構(VCM)を製造するにあたっては、組立て精度および品質を高めるため、人手を介さない自動組立てが一般的になっており、板バネを装置へ装着したり、組立て後に支持フレームを取り外したりする作業が自動化されている。
しかしながら、カメラモジュールの駆動機構(VCM)を組み立てる装置に対して板バネを供給する際、板バネが小さくて薄いため、変形が発生しやすく、取り扱いに注意を払う必要がある。通常、板バネ(製品部)は、支持フレームに配置された状態(板バネフレーム部材)で装置にセットされる。その後、ホルダやコイル等を組み付けて、VCMユニットが完成したところで支持フレーム(ブリッジ部)から各板バネが分離される。通常、板バネ(製品部)と支持フレーム(ブリッジ部)とは、連結部によって接続されているが、連結部の接続強度を弱くすると変形が多発してしまう。しかしながら、連結部の強度を強くするとVCMユニットが完成した後に支持フレーム(ブリッジ部)を切り離すことが困難になってしまう。例えば、支持フレーム(ブリッジ部)を切り離す際、連結部を複数回繰り返し折り曲げたり、連結部を物理的な方法で切断したりしないと、VCMユニットを支持フレーム(ブリッジ部)から分離できない場合がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、各板バネ製品部の外枠部と支持フレームとを容易に切り離すことができるとともに、その切断位置を一定にすることが可能な、板バネフレーム部材を提供することを目的とする。
本発明は、カメラモジュールの駆動機構に用いられる板バネ製造用の板バネフレーム部材において、外枠部と、外枠部の内側に配置された内枠部と、内枠部と外枠部との間に設けられたスプリング部とをそれぞれ含む、複数の板バネ製品部と、各板バネ製品部の周囲に配置されるとともに板バネ製品部を支持する支持フレームとを備え、各板バネ製品部と支持フレームとは連結部により連結され、連結部に、容易に破断可能な破断領域が設けられ、破断領域は、連結部の他の領域より厚みの薄いハーフエッチング部を含み、ハーフエッチング部の深さは、当該他の領域の厚みの55%以上であることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、ハーフエッチング部の両側に、それぞれハーフエッチングが施されていない土手部が形成されていることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、土手部の幅は、0mmを超え0.12mm以下であることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、ハーフエッチング部は、連結部の幅方向全体にわたって延びていることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、カメラモジュールの駆動機構に用いられる板バネ製造用の板バネフレーム部材において、外枠部と、外枠部の内側に配置された内枠部と、内枠部と外枠部との間に設けられたスプリング部とをそれぞれ含む、複数の板バネ製品部と、各板バネ製品部の周囲に配置されるとともに板バネ製品部を支持する支持フレームとを備え、各板バネ製品部と支持フレームとは連結部により連結され、連結部に、容易に破断可能な破断領域が設けられ、破断領域は、貫通孔を含むことを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、破断領域の外縁は、板バネ製品部の外縁より内側に位置することを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、外枠部のうち連結部の両側に位置する部分に、それぞれ切欠部が形成されていることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、連結部のうち板バネ製品部との連結部分の幅は、0.20mm以上0.40mm以下であることを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明は、各板バネ製品部は、下バネ用の板バネ製品部であり、外枠部は、互いに離間した一対の外枠部材を含み、内枠部は、互いに離間した一対の内枠部材を含むことを特徴とする板バネフレーム部材である。
本発明によれば、連結部に、容易に破断可能な破断領域が設けられ、破断領域は、連結部の他の領域より厚みの薄いハーフエッチング部を含み、ハーフエッチング部の深さは、当該他の領域の厚みの55%以上となっている。このことにより、各板バネ製品部の外枠部と支持フレームとを容易に切り離すことができるとともに、その切断位置を一定にすることができる。
図1は、カメラモジュールの駆動機構を示す分解斜視図。 図2は、カメラモジュールを示す概略側面図。 図3は、カメラモジュールの駆動機構に組込まれる上部板バネを示す平面図。 図4は、カメラモジュールの駆動機構に組込まれる下部板バネを示す平面図。 図5は、本発明の一実施の形態による板バネフレーム部材を示す平面図。 図6(a)は、連結部と板バネ製品部との連結部分を示す拡大平面図、図6(b)は、図6(a)のVI−VI線断面図。 図7は、破断された後の破断領域を示す拡大平面図。 図8(a)は、破断領域の変形例を示す拡大平面図、図8(b)は、図8(a)のVIII−VIII線断面図。 図9(a)は、破断領域の他の変形例を示す拡大平面図、図9(b)は、図9(a)のIX−IX線断面図。 図10(a)は、破断領域の他の変形例を示す拡大平面図、図10(b)は、図10(a)のX−X線断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(カメラモジュールの駆動機構の構成)
図1および図2に示すように、カメラモジュールの駆動機構1は、カバー2とベース13とからなる筐体2Aと、光学系を構成する複数のレンズ26からなるレンズユニット26Aと、筐体2A内に配置されレンズユニット26Aを収納してレンズユニット26Aの光軸方向へ移動可能なホルダ9と、ホルダ9の外周に設けられたコイル8と、筐体2Aのベース13に設けられコイル8に磁界を提供するヨーク6及びマグネット片7とを備えている。
このうち、レンズユニット26Aを収納するホルダ9は、レンズユニット26Aを収納する内側ホルダ9Aと、内側ホルダ9Aの外側に設けられコイル8が外周に設けられた外側ホルダ9Bとを有している。また内側ホルダ9Aの外周には外ねじ19Aが形成され、外側ホルダ9Bの内周には内ねじ19Bが形成され、外側ホルダ9Bの内ねじ19Bに内側ホルダ9Aの外ねじ19Aを係合させることにより、外側ホルダ9B内に内側ホルダ9Aをねじ込み装着することができる。
また筐体2Aのカバー2と、ホルダ9の上部との間に上部板バネ5が介在され、筐体2Aのベース13とホルダ9の下部との間に下部板バネ11が介在されている。
そして下部板バネ11を介してコイル8に電流を流すことによりホルダ9に上方への力が作用し、レンズユニット26Aを上部板バネ5および下部板バネ11の力に抗して全体として上方へ持上げることができる(図2参照)。
また、入力する電流量を調整することにより、ホルダ9を上方へ移動させる力を変化させ、上部板バネ5および下部板バネ11の力とのバランスをとることで、ホルダ9の上下移動及びその位置調整を行うことができる。
なお、図2に示すように、筐体2Aは、中間支持体21を介して基体20上方に固定され、中間支持体21には赤外線カットガラス24が支持され、基体20上には撮像素子25が配置されている。
このように筐体2Aを有するカメラモジュールの駆動機構1と、赤外線カットガラス24と、赤外線カットガラス24を支持する中間支持体21と、撮像素子25が配置された基体20とによりカメラモジュール1Aが構成されている。
なお、上記構成のうち、上部板バネ5は図3に示すように、筐体2A側の外枠部5aと、ホルダ9側の内枠部5bと、外枠部5aと内枠部5bとの間に設けられたバネ性をもつスプリング部5cとを有している。また下部板バネ11は図4に示すように、筐体2A側の外枠部11aと、ホルダ9側の内枠部11bと、外枠部11aと内枠部11bとの間に設けられたバネ性をもつスプリング部11cとを有している。
次にカメラモジュールの駆動機構1の各構成部分について、更に説明する。
上述のようにカバー2とベース13とからなる筐体2A内の空間には、レンズユニット26Aを保持している内側ホルダ9Aと、内側ホルダ9Aの外側に設けられた外側ホルダ9Bとからなるホルダ9がレンズユニット26Aの光軸方向へ変位可能に収容されている。
ホルダ9のうち外側ホルダ9Bの上下の各円筒縁部には、それぞれ上部板バネ5の内枠部5bと下部板バネ11の内枠部11bとが取付けられており、上部板バネ5の外枠部5a(図3参照)は筐体2Aのベース13に固定されているヨーク6の上面に取付けられ、下部板バネ11の外枠部11a(図4参照)は筐体2Aのベース13に取付けられている。
上記ヨーク6には複数のマグネット片7が接着されており、カメラモジュールの駆動機構1の磁気回路を構成している。そしてこの磁気回路により形成された磁界内にコイル8が配置されている。このコイル8はホルダ9の外側ホルダ9Bの外周に巻回されており、コイル8に電流を供給することによりホルダ9をレンズユニット26Aの光軸方向へ変位させることができる。なお、図2において、符号12により示す部材は外部電源からコイル8へ電流を供給するための導体(フレキシブルプリント基板等)であり、符号4により示す部材は上部板バネ5の上面に装着される調整板である。
このようなカメラモジュール1Aは、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPCなど、カメラ付き小型電子機器等の電子機器端末に組み込まれて用いられる。本実施の形態において、このような電子機器端末も提供する。
(板バネの構成)
次に図3および図4により、上部板バネ5および下部板バネ11について更に述べる。
上部板バネ5および下部板バネ11は、それぞれ銅合金等、金属製の板バネ材料を用いて作製されたものである。
上部板バネ5は図3に示すように四角形状の外枠部5aと、ホルダ9側であって外枠部5aの内側に配置されたリング状の内枠部5bと、外枠部5aと内枠部5bとの間に設けられ、外枠部5aと内枠部5bとを上部板バネ5の法線方向へ伸縮させるバネ性をもつスプリング部5cとを有している。
また外枠部5aの4隅のうち3つに、それぞれ上部板バネ5を筐体2Aのベース13に固定されているヨーク6の上面に取付ける際の位置決め孔17が設けられている。位置決め孔17はヨーク6の上面側に設けられた位置決め突起(図示せず)に係合して、上部板バネ5をヨーク6の上面側に精度良く位置決めするものである。
さらに、外枠部5aには、上部板バネ5を筐体2Aに取付けるための接着部30Aが設けられている。この接着部30Aは外枠部5aの4隅であって外枠部5aと各スプリング部5cとの連結部近傍に設けられている。また、接着部30Aは、外枠部5aの周方向に所定間隔をおいて複数(4個)設けられている。
一方、内枠部5bには、上部板バネ5をホルダ9に取付けるための接着部30Bが設けられている。この接着部30Bは内枠部5bの4隅であって内枠部5bと各スプリング部5cとの連結部近傍に設けられている。また、接着部30Bは、内枠部5bの周方向に所定間隔をおいて複数(4個)設けられている。
各スプリング部5cは、それぞれ細い線を幾重にも折り返したような蛇行形状を有しているが、これに限られるものではなく、弧形状、S字形状等、バネ性をもつものであればその形状は問わない。
次に下部板バネ11について、図4により説明する。なお、図4に示す下部板バネ11において、図3に示す上部板バネ5の構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
下部板バネ11は、図4に示すように四角形状の外枠部11aと、ホルダ9の外側ホルダ9B側であって外枠部11aの内側に配置されたリング状内枠部11bと、外枠部11aと内枠部11bとの間に設けられ、外枠部11aと内枠部11bとを下部板バネ11の法線方向へ伸縮させるバネ性をもつスプリング部11cとを有している。
このうち外枠部11aには、下部板バネ11を筐体2Aのベース13に取付けるための接着部30Aが設けられている。この接着部30Aは外枠部11aの4隅であって外枠部11aとスプリング部11cとの連結部近傍に設けられている。また、接着部30Aは、外枠部11aの周方向に所定間隔をおいて複数(4個)設けられている。
一方、内枠部11bには、下部板バネ11をホルダ9に取付けるための接着部30Bが設けられている。この接着部30Bは内枠部11bのうちスプリング部11cとの連結部近傍に設けられている。また、接着部30Bは、内枠部11bの周方向に所定間隔をおいて複数(4個)設けられている。
各スプリング部11cは、それぞれ細い線を幾重にも折り返したような蛇行形状を有しているが、これに限られるものではなく、弧形状、S字形状等、バネ性をもつものであればその形状は問わない。
また、下部板バネ11の外枠部11aには外部電源に接続される一対の接続端子11e、11eが設けられている。この接続端子11e、11eと外部のフレキシブルプリント基板12(図2)とが例えば半田接合されることにより、接続端子11e、11eと外部電源とが電気接続されるようになっている。
さらに内枠部11bにはコイル8側に接続される一対の電気接続用の接続端子11d、11dが設けられている。この接続端子11d、11dとコイル8(図2)とが例えば半田接合されることにより、接続端子11d、11dとコイル8とが電気接続されるようになっている。このようにして、外部電源から下部板バネ11を介してコイル8側へ電流を流すことができる。
また、図4に示すように、外枠部11aは、互いに離間した一対の外枠部材11a、11aからなっており、これにより接続端子11e、11e同士が短絡しないようになっている。また、内枠部11bは、互いに離間した一対の内枠部材11b、11bからなっており、これにより接続端子11d、11d同士が短絡しないようになっている。
なお、図3および図4において、4つのスプリング部5c、11cは、図3および図4の上下又は左右に延びる板バネ5、11の中心軸線に対して線対称となる形状を有している。しかしながら、これに限らず、4つのスプリング部5c、11cは、90°の回転対称性をもつ形状を有していても良い。
次に上部板バネ5および下部板バネ11の材料について述べる。上部板バネ5および下部板バネ11は、いずれも銅合金等の金属からなる金属板をエッチング加工して作製される。
この場合、上部板バネ5および下部板バネ11の厚みは、例えば20μm〜100μmとすることができる。
(板バネフレーム部材の構成)
次に図5および図6(a)(b)により、上述した板バネを製造するために用いられる板バネフレーム部材について述べる。以下においては、下部板バネ11を製造するために用いられる板バネフレーム部材50を例にとって説明する。なお、図5および図6(a)(b)において、図1乃至図4の構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、板バネフレーム部材50は、銅合金等の金属からなる金属板をエッチング加工して作製されたものであり、多数(複数)の板バネ製品部11Aと、板バネ製品部11Aを支持する支持フレーム51とを備えている。
各板バネ製品部11Aは、それぞれ上述した下部板バネ11に対応するものであり、外枠部11aと、外枠部11aの内側に配置された内枠部11bと、内枠部11bと外枠部11aとの間に設けられたスプリング部11cとを含んでいる。なお、これら外枠部11a、内枠部11bおよびスプリング部11cの構成は既に説明したので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、支持フレーム51は、各板バネ製品部11Aを取り囲むように各板バネ製品部11Aの周囲に配置されている。図5において、支持フレーム51は、略四角形状の外枠部11aの平行な2辺に沿って配置されている。しかしながら、これに限られるものではなく、支持フレーム51は、略四角形状の外枠部11aの4辺の周囲に格子状に設けられていても良い。
さらに、各板バネ製品部11Aの外枠部11aと支持フレーム51とは、連結部52によって連結されている。この連結部52は、カメラモジュールの駆動機構1が組み立てられる途中又は組み立てられた後、各板バネ製品部11A(下部板バネ11)から切り離されるものである。なお、本実施の形態において、各板バネ製品部11Aは、4本の連結部52によって支持フレーム51に連結されているが、各板バネ製品部11Aに連結される連結部52の数はこれに限られるものではなく、例えば2本〜8本としても良い。
次に、図6(a)(b)を用いて、連結部52と板バネ製品部11Aとの連結部分の構成について更に説明する。
図6(a)(b)に示すように、連結部52は、板バネ製品部11Aの外枠部11aに連結されている。連結部52は細長形状を有し、外枠部11aの一辺に対して垂直に延びている。また連結部52のうち、板バネ製品部11Aの外枠部11aとの連結部分は、外枠部11a側に向けて先細となる形状を有していても良い(図5参照)。なお、連結部52のうち板バネ製品部11Aの外枠部11aとの連結部分の幅wは、0.20mm以上0.40mm以下とすることが好ましい。
また、連結部52には、連結部52の他の部分と比較して容易に破断可能な破断領域53が設けられている。この破断領域53は、連結部52のみに設けられていても良く、連結部52と外枠部11aとの両方に跨って設けられていても良い。
この場合、破断領域53はハーフエッチング部54を含んでいる。このハーフエッチング部54には、一面側から他面側に向けてハーフエッチングが施されており、連結部52の他の部分と比べて薄肉となっている(図6(b)参照)。このハーフエッチング部54は、銅合金等の金属からなる金属板をエッチング加工して板バネフレーム部材50を作製する際、一緒に形成される。またハーフエッチング部54の平面形状は、略矩形形状(図6(a)参照)に限らず、略円形状、略楕円形状等としていても良い。ハーフエッチング部54の幅wは、0.04mm以上0.40mm以下とすることが好ましい。またハーフエッチング部54は図10(a)(b)のように、例えば連結部52の幅方向に沿って、複数(例えば2個)形成されていてもよい。この場合、ハーフエッチング部54の幅wとは、複数のハーフエッチング部54の幅の合計をいう。なお、ハーフエッチングとは、被エッチング材料である金属板をその厚み方向に途中までエッチングすることをいう。
このように、破断領域53がハーフエッチング部54を含んでいることにより、この部分が折り曲げや引っ張り等の応力に対して一番弱い部位となる。このことにより、外枠部11aと支持フレーム51とを切り離した際、破断領域53で確実に切断することができ、外枠部11aと支持フレーム51との破断位置を各板バネ製品部11A間で均一にすることができる。
図6(b)において、ハーフエッチング部54の深さdは、連結部52の他の領域の厚みtの55%以上となっている。ここで厚みtは、板バネフレーム部材50を構成する金属板自体の厚みに等しく、具体的には20μm以上100μm以下としても良い。この場合、ハーフエッチング部54の深さdは、例えば11μm以上100μm未満としても良い。このように、ハーフエッチング部54の深さdを連結部52の他の領域の厚みtの55%以上としたことにより、板バネ製品部11Aの外枠部11aと支持フレーム51とを分離する際、連結部52を外枠部11aから容易に分離することができる。
また、ハーフエッチング部54の両側(連結部52の幅方向の両側をいう)には、それぞれ土手部55が設けられている。この土手部55にはハーフエッチングが施されておらず、したがって連結部52と同一の厚みtを有している。このように一対の土手部55を設けたことにより、破断領域53の周囲の強度が必要以上に低下することを防ぎ、意図しないときに連結部52が外枠部11aから分離することを防止することができる。また、一対の土手部55を設けたことにより、外枠部11aに対して連結部52がねじれることを抑え、連結部52に変形が生じることを防止することができる。
なお、土手部55の幅wは0mmを超え0.12mm以下とすることが好ましい。連結部52における板厚が50μmを超える場合には、仮に土手部55を設けなかったとしても、破断領域53周辺の強度が必要以上に低下することがない。このため、土手部55の幅wの下限値は0mm超と規定される。一方、連結部52における板厚が30μm〜50μmである場合、土手部55の幅wが一定程度無いと、板バネ製品部11Aを保持することが困難になる。この場合、土手部55の幅wを0.12mm以下とすることにより、板バネ製品部11Aの分離が困難となったり、切断面にばらつきが生じたりすることが防止される。
また図6(a)に示すように、破断領域53の外縁53a(ハーフエッチング部54の外縁)は、板バネ製品部11Aの外縁11hより内側(内枠部11b側)に位置している。これにより、外枠部11aと支持フレーム51とを切り離した際、ハーフエッチング部54または土手部55から生じるバリが、板バネ製品部11Aの外縁11hから外側(支持フレーム51側)に向けて突出する不具合を防止することができる。
さらに、外枠部11aのうち、連結部52の両側に位置する部分には、それぞれ切欠部11gが形成されている。切欠部11gは、それぞれ外枠部11aの内側(内枠部11b側)に向けて凹んでいる。これにより、連結部52を外枠部11aから切り離した際、バリが板バネ製品部11Aの外縁11hから外側(支持フレーム51側)に突出する不具合をより確実に防止することができる。
なお、板バネフレーム部材50は、上部板バネ5と下部板バネ11のいずれを製造するものであっても良い。ただし、下部板バネ11は、互いに離間した一対の外枠部材11a、11aと、互いに離間した一対の内枠部材11b、11bとを含むため、外枠部材11a(内枠部材11b)と外枠部材11a(内枠部材11b)とが互いに分離しないように、このような板バネフレーム部材50を用いることがより好ましい。
(本実施の形態の作用)
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。具体的には、カメラモジュールの駆動機構1を作製する際の作用について説明する。
まず、互いに同一の構成からなる複数のベース13を準備し、これらを所定間隔に並べて配置する。次に、このようにして並べられた複数のベース13上に、板バネフレーム部材50を配置する。続いて、板バネフレーム部材50の各板バネ製品部11Aを、それぞれ対応するベース13に固定する。この際、各板バネ製品部11Aの外枠部11aに設けられた接着部30Aにそれぞれ接着剤を塗布し、外枠部11aをベース13に対して接着固定する。
次に、コイル8が巻回された外側ホルダ9Bを、板バネフレーム部材50の各板バネ製品部11Aに対して固定する。この際、各板バネ製品部11Aの内枠部11bに設けられた接着部30Bにそれぞれ接着剤を塗布し、内枠部11bを外側ホルダ9Bに対して接着固定する。
続いて、各ベース13に、それぞれマグネット片7およびヨーク6を取り付ける。さらに複数の上部板バネ5を準備し、各上部板バネ5の外枠部5aをヨーク6の上面に取付けるとともに、各上部板バネ5の外枠部5aを外側ホルダ9Bに取り付ける。次に、各上部板バネ5の上面に調整板4を取り付け、各ベース13および調整板4に対してカバー2を取り付ける。
次いで、レンズユニット26Aをカバー2とベース13とからなる筐体2A内に取り付ける。この際、レンズユニット26Aを収納した内側ホルダ9Aの外ねじ19Aを、予め筐体2Aに固定された外側ホルダ9Bの内ねじ19Bに係合させながら、内側ホルダ9Aを外側ホルダ9B内へねじ込む。このようにしてカメラモジュールの駆動機構1が複数個一体となって作製される。
その後、切断装置により板バネフレーム部材50の支持フレーム51を各板バネ製品部11Aから分離することにより、個々のカメラモジュールの駆動機構1が分離される。また、各板バネ製品部11Aからそれぞれ下部板バネ11が得られる。
このとき、破断領域53がハーフエッチング部54において破断することにより、連結部52が板バネ製品部11Aの外枠部11aから分離される。破断領域53が破断した際、破断領域53の一部がバリ53bとなって板バネ製品部11A(下部板バネ11)側に残存する(図7参照)。
これに対して本実施の形態においては、上述のように連結部52に容易に破断可能な破断領域53が設けられている。このため、支持フレーム51を各板バネ製品部11Aから分離した際、連結部52の破断位置を安定させることができる。
また、破断領域53は、連結部52の他の領域より厚みの薄いハーフエッチング部54を含み、ハーフエッチング部54の深さは、当該他の領域の厚みの55%以上となっている。これにより、支持フレーム51を各板バネ製品部11Aから分離する工程において、連結部52を板バネ製品部11Aの外枠部11aから簡単に切り離すことができ、作業の効率化を図ることができる。また、連結部52を外枠部11aから切り離す際、例えば連結部52を複数回繰り返し折り曲げたり、連結部52を物理的な方法で切断したりする必要が無い。したがって、連結部52に変形等を発生させることなく、連結部52を外枠部11aから容易に切り離すことができる。
また、上述のように破断領域53の外縁53aが板バネ製品部11Aの外縁11hより内側に位置している。このため、破断領域53のどの箇所で破断が生じたとしても、バリ53bが板バネ製品部11Aの外縁11hから外側に突出することを確実に防止することができる(図7参照)。このことにより、バリ53bがカメラモジュールの駆動機構1の外面からはみ出す不具合を防止し、カメラモジュールの駆動機構1の品質を向上させることができる。
他方、比較例として、バリ53bが板バネ製品部11Aの外縁11hから外側に突出した場合、カメラモジュール1Aに図示しないシールドカバーを被せるときに、シールドカバーがバリ53bに引っかかってうまく被せられないおそれがある。また、カメラモジュール1Aをシールドカバーの無いタイプの機器に組み込む場合であっても、カメラモジュール1Aをスマートフォン、携帯電話等の空間の非常に狭いところに配置する場合には、バリ53bが基板や筐体、部品等に接触し、正確にカメラモジュール1Aを組み込めないおそれがある。さらにバリ53bが基板や筐体、部品等に接触した場合、故障の原因になる可能性もある。本実施の形態においては、上述のようにバリ53bがカメラモジュールの駆動機構1の外面からはみ出す不具合を防止したことにより、このような様々な不具合を防止することができる。
(カメラモジュールの駆動機構の作用)
次にカメラモジュールの駆動機構の作用について図2により述べる。
まず下部板バネ11を介してコイル8に電流を流す。このことにより電流とマグネット片7の磁界とで相互作用が起こり、ホルダ9に上方への力が作用し、レンズユニット26Aを上部板バネ5および下部板バネ11の力に抗して全体として上方へ持上げることができる(図2参照)。
また、コイル8に流す電流量を調整することにより、ホルダ9を上方へ移動させる力を変化させ、上部板バネ5および下部板バネ11の力とのバランスをとることで、ホルダ9の上下移動及びその位置調整を行うことができる。
この場合、上部板バネ5および下部板バネ11の外枠部5a、11aのうちスプリング部5c、11cとの連結部近傍に接着部30Aを設け、内枠部5b、11bのうちスプリング部5c、11cとの連結部近傍に接着部30Bを設けている。
このように上部板バネ5および下部板バネ11のスプリング部5c、11cの両端部を筐体2Aのベース13に固定されるヨーク6、ベース13およびホルダ9の各々に堅固に固定することにより、スプリング部5c、11cのバネ定数を安定化させることができる。
このことにより安定したバネ特性をもつカメラモジュールの駆動機構を得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、破断領域53は、連結部52の他の領域(金属板自体)の厚みtより薄いハーフエッチング部54を含み、ハーフエッチング部54の深さdは、当該他の領域の厚みtの55%以上となっている。このことにより、板バネ製品部11Aの外枠部11aと支持フレーム51とを容易に切り離すことができるとともに、連結部52と外枠部11aとの切断位置を一定にすることができる。
(変形例)
上述した実施の形態において、破断領域53はハーフエッチング部54を含み、ハーフエッチング部54の両側には、それぞれ土手部55を設けている。しかしながら、これに限られるものではない。
例えば、図8(a)(b)に示すように、破断領域53は、連結部52の厚み方向に貫通する貫通孔61を含んでいても良い。この場合、貫通孔61の両側には、それぞれ土手部55が設けられている。この土手部55は連結部52と同一の厚みtを有している。このような構成により、支持フレーム51を各板バネ製品部11Aから分離する工程において、連結部52を板バネ製品部11Aの外枠部11aから簡単に切り離すことができ、その作業の効率化を図ることができる。
また破断領域53の外縁53a(貫通孔61の外縁)は、板バネ製品部11Aの外縁11hより内側(内枠部11b側)に位置している。これにより、外枠部11aと支持フレーム51とを切り離した際、土手部55から生じるバリが、板バネ製品部11Aの外縁11hから外側(支持フレーム51側)に突出する不具合を防止することができる。また、バリが生じる箇所を土手部55のみに限定することができるので、連結部52を外枠部11aから切り離した際に生じるバリの量を減らすことができる。
あるいは、図9(a)(b)に示すように、ハーフエッチング部54が連結部52の幅方向全体にわたって延びていても良い。また、ハーフエッチング部54の深さdは、連結部52の他の領域の厚みtの55%以上となっている。このような構成により、支持フレーム51を各板バネ製品部11Aから分離する工程において、連結部52を板バネ製品部11Aの外枠部11aから簡単に切り離すことができ、その作業の効率化を図ることができる。
また破断領域53の外縁53a(ハーフエッチング部54の外縁)は、板バネ製品部11Aの外縁11hより内側(内枠部11b側)に位置している。これにより、外枠部11aと支持フレーム51とを切り離した際、ハーフエッチング部54から生じるバリが、板バネ製品部11Aの外縁11hから外側(支持フレーム51側)に突出する不具合を防止することができる。また、ハーフエッチング部54が連結部52の幅方向全体にわたって延びていることにより、連結部52の断面積が減少するので、連結部52を外枠部11aから切り離した際に生じるバリの量を減らすことができる。
なお、図8および図9において、図1乃至図7の構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
1 カメラモジュールの駆動機構
1A カメラモジュール
2 カバー
2A 筐体
4 調整板
5 上部板バネ
5a 外枠部
5b 内枠部
5c スプリング部
6 ヨーク
7 マグネット片
8 コイル
9 ホルダ
11 下部板バネ
11a 外枠部
11b 内枠部
11c スプリング部
11d 接続端子
11e 接続端子
12 フレキシブルプリント基板
13 ベース
17 位置決め孔
20 基体
21 中間支持体
24 赤外線カットガラス
25 撮像素子
26 レンズ
26A レンズユニット
30A、30B 接着部
50 板バネフレーム部材
51 支持フレーム
52 連結部
53 破断領域
54 ハーフエッチング部
55 土手部
61 貫通孔

Claims (9)

  1. カメラモジュールの駆動機構に用いられる板バネ製造用の板バネフレーム部材において、
    外枠部と、外枠部の内側に配置された内枠部と、内枠部と外枠部との間に設けられたスプリング部とをそれぞれ含む、複数の板バネ製品部と、
    各板バネ製品部の周囲に配置されるとともに板バネ製品部を支持する支持フレームとを備え、
    各板バネ製品部と支持フレームとは連結部により連結され、
    連結部に、容易に破断可能な破断領域が設けられ、
    破断領域は、連結部の他の領域より厚みの薄いハーフエッチング部を含み、
    ハーフエッチング部の深さは、当該他の領域の厚みの55%以上であることを特徴とする板バネフレーム部材。
  2. ハーフエッチング部の両側に、それぞれハーフエッチングが施されていない土手部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の板バネフレーム部材。
  3. 土手部の幅は、0mmを超え0.12mm以下であることを特徴とする請求項2記載の板バネフレーム部材。
  4. ハーフエッチング部は、連結部の幅方向全体にわたって延びていることを特徴とする請求項1記載の板バネフレーム部材。
  5. カメラモジュールの駆動機構に用いられる板バネ製造用の板バネフレーム部材において、
    外枠部と、外枠部の内側に配置された内枠部と、内枠部と外枠部との間に設けられたスプリング部とをそれぞれ含む、複数の板バネ製品部と、
    各板バネ製品部の周囲に配置されるとともに板バネ製品部を支持する支持フレームとを備え、
    各板バネ製品部と支持フレームとは連結部により連結され、
    連結部に、容易に破断可能な破断領域が設けられ、
    破断領域は、貫通孔を含むことを特徴とする板バネフレーム部材。
  6. 破断領域の外縁は、板バネ製品部の外縁より内側に位置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の板バネフレーム部材。
  7. 外枠部のうち連結部の両側に位置する部分に、それぞれ切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の板バネフレーム部材。
  8. 連結部のうち板バネ製品部との連結部分の幅は、0.20mm以上0.40mm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の板バネフレーム部材。
  9. 各板バネ製品部は、下バネ用の板バネ製品部であり、外枠部は、互いに離間した一対の外枠部材を含み、内枠部は、互いに離間した一対の内枠部材を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の板バネフレーム部材。
JP2013125952A 2013-06-14 2013-06-14 板バネフレーム部材 Active JP6255727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013125952A JP6255727B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 板バネフレーム部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013125952A JP6255727B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 板バネフレーム部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015001620A true JP2015001620A (ja) 2015-01-05
JP6255727B2 JP6255727B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=52296172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013125952A Active JP6255727B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 板バネフレーム部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255727B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523159A (ja) * 2015-06-30 2018-08-16 広東欧珀移動通信有限公司 撮像装置及びこの撮像装置を有する端末

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11121680A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Matsushita Electron Corp リードフレームおよび半導体装置
JPH11251475A (ja) * 1997-12-30 1999-09-17 Samsung Aerospace Ind Ltd バンプグリッドアレイ半導体パッケ―ジ及びその製造方法
JP2001076616A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Dainippon Printing Co Ltd シャドウマスク、シャドウマスク原反およびシャドウマスクの製造方法
JP2003075763A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Olympus Optical Co Ltd 光学素子支持装置
US20080117536A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-22 Nidec Sankyo Corporation Lens driving apparatus and its manufacturing method
JP2009020169A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Suzuki Contact Point Industry Co Ltd カメラレンズ支持用のフォーカススプリングの製造方法
JP2009122360A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置、バネ部材、およびそれらの製造方法
JP2009210897A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Mitsumi Electric Co Ltd 板バネ、レンズ駆動装置および板バネの製造方法
JP2010211180A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11121680A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Matsushita Electron Corp リードフレームおよび半導体装置
JPH11251475A (ja) * 1997-12-30 1999-09-17 Samsung Aerospace Ind Ltd バンプグリッドアレイ半導体パッケ―ジ及びその製造方法
JP2001076616A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Dainippon Printing Co Ltd シャドウマスク、シャドウマスク原反およびシャドウマスクの製造方法
US6722938B1 (en) * 1999-09-06 2004-04-20 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Shadow mask, plate member therefor and method of manufacturing shadow mask
JP2003075763A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Olympus Optical Co Ltd 光学素子支持装置
US20080117536A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-22 Nidec Sankyo Corporation Lens driving apparatus and its manufacturing method
JP2008122470A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置、およびその製造方法
JP2009020169A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Suzuki Contact Point Industry Co Ltd カメラレンズ支持用のフォーカススプリングの製造方法
JP2009122360A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置、バネ部材、およびそれらの製造方法
JP2009210897A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Mitsumi Electric Co Ltd 板バネ、レンズ駆動装置および板バネの製造方法
JP2010211180A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523159A (ja) * 2015-06-30 2018-08-16 広東欧珀移動通信有限公司 撮像装置及びこの撮像装置を有する端末
US10330883B2 (en) 2015-06-30 2019-06-25 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Camera device and terminal having same
US10809483B2 (en) 2015-06-30 2020-10-20 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Camera device and terminal having same

Also Published As

Publication number Publication date
JP6255727B2 (ja) 2018-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10365500B2 (en) Lens driving device
US20150131000A1 (en) Camera module having mems actuator, connecting method for shutter coil of camera module and camera module manufactured by the same method
US10348968B2 (en) Method for producing camera module
US9485396B2 (en) Camera module for optical image stabilization
US9341809B2 (en) Lens focusing device
JP6407863B2 (ja) 板バネフレーム部材
WO2016199775A1 (ja) レンズ駆動装置並びにこれを備える撮像装置及び電子機器
WO2014175318A1 (ja) 板バネカメラモジュールの駆動機構、電子端末機器および板バネの製造方法
JP5928882B2 (ja) カメラモジュールの駆動機構および板バネ
JP6255727B2 (ja) 板バネフレーム部材
JP6157269B2 (ja) 板バネフレーム部材
JP2013222053A (ja) カメラモジュールの駆動機構
JP2012225945A (ja) レンズ駆動装置及びこれを備えたカメラモジュール
JP7148801B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及び、カメラ搭載装置
US20160349596A1 (en) Actuator for camera
JP5968669B2 (ja) カメラモジュールの駆動機構およびカメラモジュールの駆動機構用板バネ
JP2014062964A (ja) 板バネ、カメラモジュールの駆動機構および電子機器端末
JP6115847B2 (ja) カメラモジュールの駆動機構および板バネ
JP5483223B1 (ja) 板バネ、カメラモジュール、電子端末機器および板バネの製造方法
JP6289804B2 (ja) 板バネの製造方法
JP6051708B2 (ja) 板バネ、カメラモジュールの駆動機構および電子機器端末
JP2014062976A (ja) カメラモジュールの駆動機構およびカメラモジュールの駆動機構用板バネ
JP2018173583A (ja) モバイル機器用電磁駆動装置
JP2017122943A (ja) カメラモジュールの駆動機構およびカメラモジュールの駆動機構用板バネ
JP2018173582A (ja) レンズ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150