JP2015001600A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラーセンサで測色されている記録材の搬送速度を下げることによって測色の精度を向上させることはできるものの、カラーパッチが形成された記録材が排出されるまでに要する時間が長くなり、キャリブレーションにかかる時間が長くなる。【解決手段】 記録材上に検出用パッチを形成する形成手段と、第1の搬送速度で搬送されている記録材上の検出用パッチを検出する検出手段と、を備え、前記検出手段により検出用パッチが検出された後、検出用パッチが検出された記録材を前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送する。【選択図】 図5
Description
本発明は、カラープリンタ、カラー複写機等の画像形成装置に関するもので、特に測色器を搭載した画像形成装置に関するものである。
近年、カラープリンタ、カラー複写機等に代表される画像形成装置には、出力画像の高画質化が求められている。特に、出力画像の色度安定性は、画像の品位に大きな影響を与える。しかしながら、画像形成装置は温度や湿度といった環境変化や長期間の使用により、得られる出力画像の色度が変化してしまうことがある。そこで、出力画像の色度安定性を実現するために、測色器を用いて出力画像の色度を検出し、検出した色度に応じて色補正制御を行うことが有効である。
出力画像の色度を検出するために、例えば特許文献1には、記録材上にカラーパッチを形成し、カラーパッチが形成された記録材を搬送させながら測色器でカラーパッチの測色を行う。その際、記録材の搬送速度を印字速度よりも低速にすることで、測色の精度を向上させる方法が開示されている。
しかしながら、検出手段である測色器でカラーパッチが測色されている記録材の搬送速度を下げることによって測色の精度を向上させることはできるが、搬送速度を下げたことによってカラーパッチが形成された記録材が排出されるまでに要する時間が長くなる。これにより、検出手段を用いたキャリブレーション動作を完了するまでにかかる時間が長くなりダウンタイムとなってしまうという課題があった。
本出願に係る発明は、上記のような状況を鑑みてなされたものであり、キャリブレーションにかかる時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するために、記録材上に検出用パッチを形成する形成手段と、第1の搬送速度で搬送されている記録材上の検出用パッチを検出する検出手段と、を備え、前記検出手段により検出用パッチが検出された後、検出用パッチが検出された記録材を前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送することを特徴とする。
本発明の構成によれば、キャリブレーションにかかる時間を短縮することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
[画像形成装置の説明]
図1は、本実施形態における画像形成装置の概略構成図である。なお、図中の参照符号の末尾にY、M、C及びKを付与した部材は、それぞれ、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルト12に形成するための部材を示している。しかしながら、以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾のY、M、C及びKを除いた参照符号を使用する。
[画像形成装置の説明]
図1は、本実施形態における画像形成装置の概略構成図である。なお、図中の参照符号の末尾にY、M、C及びKを付与した部材は、それぞれ、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルト12に形成するための部材を示している。しかしながら、以下の説明において色を区別する必要が無い場合には、末尾のY、M、C及びKを除いた参照符号を使用する。
感光ドラム5は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータによって反時計周り方向に回転される。帯電器7は、感光ドラム5を一次帯電させるために、帯電スリーブ7YS、7MS、7CS、7KSを具備している。帯電器7によって一定電位に帯電した感光ドラム5の表面に、レーザスキャナ10は、入力される画像データに基づいて選択的にレーザを照射することで、静電潜像を形成する。現像器8は、形成された静電潜像を可視化するために、現像スリーブ8YS、8MS、8CS、8CKを具備している。感光ドラム5上に形成された静電潜像は、現像器8によりトナー像として現像される。
中間転写体としての中間転写ベルト12は、駆動ローラ18aと従動ローラ18b、18cによって張設された無端状ベルトである。感光ドラム5に当接しつつ時計周り方向に感光ドラム5と同期して回転する。感光ドラム5上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ6によって、中間転写ベルト12に順次、一次転写されて多色トナー像となる。
給紙カセット2及び給紙トレイ3には、紙としての記録材1が収容されている。記録材1は、給紙ローラ4により給紙され、搬送ローラ24により搬送路25上を搬送される。記録材1がレジストセンサ19に到達すると、レジストローラ23により中間転写ベルト12上に形成されたトナー画像と記録材1の搬送タイミングを一致させるように、記録材1を加減速制御する。
中間転写ベルト12に形成された多色トナー像は、従動ローラ18cと二次転写ローラ9で形成される二次転写部に搬送される。多色トナー像の搬送に合わせて、記録材1は二次転写部に搬送される。中間転写ベルト12上の多色トナー像は、二次転写部において、記録材上に二次転写される。クリーナ容器21は、クリーニングブレードによりクリーニングされた、二次転写されず中間転写ベルト12上に残った残留トナーを収容する。
定着器13は、二次転写部で転写された多色トナー像を記録材1上に定着させるものである。記録材1を加熱する定着ローラ14と、記録材1を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15を備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。多色トナー像が二次転写された記録材1は、定着器13に搬送され、定着ローラ14と加圧ローラ15により熱及び圧力を加えられて定着される。
トナー像が定着された記録材1は、片面画像形成の場合、排出ローラ26によって排出され、画像形成動作は終了する。両面画像形成の場合、両面フラッパ28により両面搬送路に搬送される。そして、スイッチバック機構部29、両面反転ローラ30によってスイッチバックされる。そして、両面搬送ローラ32と両面再給紙ローラ33により両面搬送路を搬送される。その後、裏面に画像形成を行うために、片面搬送路と両面搬送路の合流位置34を通過し、再びレジストローラ23へと搬送される。なお、先の感光ドラム5、帯電器7、レーザスキャナ10、現像器8、中間転写ベルト12、一次転写ローラ6、二次転写ローラ9等をまとめて画像形成手段ということもできる。
検出手段としてのカラーセンサ42は、記録材1に形成されたシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の単色の階調パッチ、又はC,M,Yの混色グレーの階調パッチとKの単色の階調パッチを測色する。カラーセンサ42は、単色の階調パッチや混色グレーの階調パッチを測色するために両面搬送路31上に配置されている。なお、本実施形態においては、カラーセンサ42は両面搬送路31に配置されているが、これに限られるものではなく、定着器13よりも下流の搬送路内に配置されていれば良い。例えば、定着器13と排出ローラ26の間に配置されていても良い。カラーセンサ42は記録材1の画像形成面へ向けられており、記録材1上に形成された定着後のカラーパッチの色値の検出を行う。つまり、カラーパッチは、カラーセンサ42によって検出される検出用パッチであるといえる。
[カラーセンサ42の構成]
図2は、本実施形態におけるカラーセンサの概略構成図である。カラーセンサ42は、LEDなどの発光部201と、フォトダイオードやCds等の受光部202と、光学素子203と、受光部202で受光された受光データを処理する不図示のICと、これらを収容する不図示のホルダ等で構成される。なお、受光部202は、不図示ではあるが、回折格子により分光された光を受光するタイプや、RGBのカラーフィルタを通過した光を受光するタイプ等、を用いることが可能である。発光部201で発せられた光は約45°で記録材1上に形成されたカラーパッチ205に入射され、カラーパッチ205で乱反射される。カラーパッチ205で乱反射された反射光は、受光部202によって受光され、反射光の乱反射成分を検出する。
図2は、本実施形態におけるカラーセンサの概略構成図である。カラーセンサ42は、LEDなどの発光部201と、フォトダイオードやCds等の受光部202と、光学素子203と、受光部202で受光された受光データを処理する不図示のICと、これらを収容する不図示のホルダ等で構成される。なお、受光部202は、不図示ではあるが、回折格子により分光された光を受光するタイプや、RGBのカラーフィルタを通過した光を受光するタイプ等、を用いることが可能である。発光部201で発せられた光は約45°で記録材1上に形成されたカラーパッチ205に入射され、カラーパッチ205で乱反射される。カラーパッチ205で乱反射された反射光は、受光部202によって受光され、反射光の乱反射成分を検出する。
[画像形成装置のブロック図]
図3は、本実施形態における画像形成装置のブロック図である。画像形成制御部301は、画像形成装置全体の動作を制御する。画像形成を行う際に、駆動制御部302へ駆動指示を出すとともに、駆動制御部302や搬送センサ管理部303から情報に基づき、記録材1の搬送を制御する。駆動制御部302は、画像形成制御部301からの命令に応じて、感光ドラム5等の記録材1を搬送するための部材の駆動や停止を制御する。また、感光ドラム5等の記録材1を搬送するための部材の駆動量を検出し、画像形成制御部301に通知する。
図3は、本実施形態における画像形成装置のブロック図である。画像形成制御部301は、画像形成装置全体の動作を制御する。画像形成を行う際に、駆動制御部302へ駆動指示を出すとともに、駆動制御部302や搬送センサ管理部303から情報に基づき、記録材1の搬送を制御する。駆動制御部302は、画像形成制御部301からの命令に応じて、感光ドラム5等の記録材1を搬送するための部材の駆動や停止を制御する。また、感光ドラム5等の記録材1を搬送するための部材の駆動量を検出し、画像形成制御部301に通知する。
搬送センサ管理部303は、レジストセンサ19等の記録材1の有無を検出するセンサからの出力値を画像形成制御部301に通知する。パッチ検出部304は、カラーセンサ42に対してカラーパッチ205の検出指示を送信する。また、カラーセンサ42によって検出されたカラーパッチ205の検出結果を画像形成制御部301に通知する。
[カラーパッチの説明]
図4は、本実施形態における検出用パッチとしてのカラーパッチ205の構成を示した図である。カラーパッチ205は、C,M,Y,Kの単色パッチ、又はC,M,Cの混色パッチからなっている。各パッチは、濃度又は色度を変化させながら連続して形成される。本実施形態においては、パッチ1〜パッチ24までの24個のパッチが記録材1上に形成されている。なお、ここでは、一例として24個のパッチからなるカラーパッチ205を示しているが、これに限らず求めたい検出精度に応じてパッチの数は適宜変更することが可能である。
図4は、本実施形態における検出用パッチとしてのカラーパッチ205の構成を示した図である。カラーパッチ205は、C,M,Y,Kの単色パッチ、又はC,M,Cの混色パッチからなっている。各パッチは、濃度又は色度を変化させながら連続して形成される。本実施形態においては、パッチ1〜パッチ24までの24個のパッチが記録材1上に形成されている。なお、ここでは、一例として24個のパッチからなるカラーパッチ205を示しているが、これに限らず求めたい検出精度に応じてパッチの数は適宜変更することが可能である。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御の説明]
図5は、本実施形態におけるカラーパッチ205を検出する際の記録材1の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材1が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ205の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
図5は、本実施形態におけるカラーパッチ205を検出する際の記録材1の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材1が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ205の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
色補正制御の開始において、画像形成制御部301は印字速度で画像形成手段を駆動させ、記録材1上にカラーパッチ205を形成させる。記録材1の先端が定着器13に到達した時点(501)で、両面反転ローラ30を印字速度で駆動する。定着器13で定着された記録材1は、両面フラッパ28によりスイッチバック機構部29へ搬送される。
記録材1の後端が両面反転ローラ30に到達した時点(502)で、両面反転ローラ30の回転方向を反転する。その際、両面反転ローラ30の駆動速度を印字速度の半速にする。さらに、両面搬送ローラ32と両面再給紙ローラ33の駆動速度も印字速度の半速にし、記録材1を両面搬送路31に搬送する。同時に、感光ドラム5、中間転写ベルト12、二次転写ローラ9、レジストローラ23の駆動速度も半速に切り替える。
カラーセンサ42は、印字速度の半速で搬送されている記録材1上のカラーパッチ205の検出を行う(503)。カラーパッチ205のうち後端に形成されているパッチ24の検出が終了した時点(504)で、画像形成制御部301は、両面再給紙ローラ33、感光ドラム5、中間転写ベルト12、二次転写ローラ9、レジストローラ23の駆動速度を印字速度に切り替える。つまり、駆動速度を印字速度の半速から印字速度へと増速する。そして、印字速度で記録材1を搬送して、画像形成装置外に記録材1を排出した後、各ローラの駆動を停止する(505)。その後、カラーセンサ42で検出された検出結果に基づき、画像形成条件の補正を行い、色補正制御を終了する。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御を示したフローチャート]
図6のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。S101において、画像形成制御部301は色補正制御が開始されると、給紙ローラ4を回転駆動させて、記録材1の搬送を開始させる。S102において、画像形成制御部301は中間転写ベルト12上にカラーパッチ205を形成させる。S103において、画像形成制御部301は二次転写部に搬送された記録材1上に、中間転写ベルト12上に形成されたカラーパッチ205を転写させる。
図6のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。S101において、画像形成制御部301は色補正制御が開始されると、給紙ローラ4を回転駆動させて、記録材1の搬送を開始させる。S102において、画像形成制御部301は中間転写ベルト12上にカラーパッチ205を形成させる。S103において、画像形成制御部301は二次転写部に搬送された記録材1上に、中間転写ベルト12上に形成されたカラーパッチ205を転写させる。
S104において、画像形成制御部301はカラーパッチ205が転写された記録材1を定着器13により定着させる。S105において、画像形成制御部301は定着器13によりカラーパッチ205が定着された記録材1の後端が両面反転ローラ30まで搬送されたか否かを判断する。なお、記録材1の後端が両面反転ローラ30まで搬送されたか否かは、記録材1の搬送速度と搬送時間から判断することや、不図示の両面反転センサの出力結果から判断することができる。記録材1の後端が両面反転ローラ30まで搬送されると、S106において画像形成制御部301は記録材1の搬送速度を印字速度の半速となるように切り替える。記録材1は印字速度の半速でカラーセンサ42へと搬送される。
S107において、画像形成制御部301はカラーセンサ42により記録材1上に形成されたカラーパッチ205を検出させる。S108において、画像形成制御部301はカラーセンサ42によりカラーパッチ205の後端を検出したか否かを判断する。カラーパッチ205の後端を検出したか否かは、カラーセンサ42により記録材1上に形成されたパッチと同数の検出結果が検出されたかどうかにより判断することができる。カラーパッチ205の後端が検出されると、S109において、画像形成制御部301は記録材1の搬送速度を印字速度に切り替える。S110において、画像形成制御部301は印字速度で搬送される記録材1を画像形成装置外に排出させる。そして、画像形成制御部301はカラーセンサ42で検出した検出結果に基づき、画像形成条件の補正を行い、色補正制御を終了する。
なお、ここでは一例として、記録材1の後端が両面反転ローラ30まで搬送されると、記録材1の搬送速度を印字速度の半速となるように切り替えたが、これに限られるものではない。記録材1上に形成されたカラーパッチ205がカラーセンサ42により検出されるまでに記録材1の搬送速度の切り替えが行われれば、記録材1の後端が両面反転ローラ30まで搬送されたタイミング以外で切り替えを行ってもよい。また、ここでは一例として、記録材1の搬送速度を印字速度の半速となるように切り替えたが、これに限られるものではない。カラーセンサ42によりカラーパッチ205を求められた精度で検出することが可能であれば、印字速度の半速以外の搬送速度で記録材1を搬送してもよい。
また、ここでは一例として、カラーセンサ42で検出された後の記録材1の搬送速度を印字速度に切り替えたが、これに限られるものではない。例えば、印字速度以上の速度で記録材1を搬送することが可能であれば、印字速度以上の速度で記録材1を搬送して排出させてもよい。これらの変形例は、以下の実施形態においても同様である。
このように、記録材1上に形成されたカラーパッチ205をカラーセンサ42で検出している際には、記録材1の搬送速度を印字速度の半速に切り替えた。また、記録材1上に形成されたカラーパッチ205の後端がカラーセンサ42によって検出されると、記録材1の搬送速度を印字速度に切り替えた。これにより、カラーセンサ42で精度良くカラーパッチ205の検出を行うとともに、カラーセンサ42の検出動作を含むキャリブレーションにかかる時間を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
先の第1の実施形態においては、1枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明した。しかし、使用する記録材のサイズによっては、求めたい検出精度に必要な数のパッチを1枚の記録材上に形成しきれず、複数の記録材にカラーパッチを分割して形成する場合がある。本実施形態においては、複数の記録材にカラーパッチを分割して形成し、分割して形成したカラーパッチをカラーセンサで検出する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
先の第1の実施形態においては、1枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明した。しかし、使用する記録材のサイズによっては、求めたい検出精度に必要な数のパッチを1枚の記録材上に形成しきれず、複数の記録材にカラーパッチを分割して形成する場合がある。本実施形態においては、複数の記録材にカラーパッチを分割して形成し、分割して形成したカラーパッチをカラーセンサで検出する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
[カラーパッチの説明]
図7は、本実施形態におけるカラーパッチの構成を示した図である。なお、本実施形態においては、一例として2枚の記録材にカラーパッチを分割して形成する方法について説明する。しかし、カラーパッチの分割は2枚の記録材に限られるものではなく、さらに多くの記録材に分割してもよい。
図7は、本実施形態におけるカラーパッチの構成を示した図である。なお、本実施形態においては、一例として2枚の記録材にカラーパッチを分割して形成する方法について説明する。しかし、カラーパッチの分割は2枚の記録材に限られるものではなく、さらに多くの記録材に分割してもよい。
カラーパッチはそれぞれ12個のパッチから成り、2枚の記録材上に形成されている。ここでは説明の便宜上、1枚目の記録材を記録材601、記録材601上に形成されるカラーパッチを603、カラーパッチ603内のパッチをパッチ1〜パッチ12と呼ぶ。また、2枚目の記録材を記録材602、記録材602上に形成されるカラーパッチを604、カラーパッチ604内のパッチをパッチ13〜パッチ24と呼ぶ。なお、ここでは、一例として24個のパッチからなるカラーパッチを示しているが、これに限らず求めたい検出精度に応じてパッチの数は適宜変更することが可能である。
記録材601の先端からカラーパッチ603内の後端のパッチ12までの距離L605は、カラーセンサ42の検出位置から中間転写ベルト12と二次転写ローラ9からなる二次転写部までの距離よりも短い長さとなっている。また、記録材602の先端からカラーパッチ604内の後端のパッチ24までの距離L605も、カラーセンサ42の検出位置から二次転写部までの距離よりも短い長さとなっている。これは、記録材601上のカラーパッチ603を検出している際に記録材601が二次転写部まで搬送されないようにするためである。こうすることにより、記録材601の検出を行っている際でも、中間転写ベルト12等の画像形成に関する部材の駆動速度を、記録材601の搬送速度に合わせなくてよくなる。
なお、ここでは一例として記録材602上に形成するカラーパッチ604の長さもカラーセンサ42の検出位置から二次転写部までの距離より短い構成とした。しかし、記録材602に続いて搬送される記録材が無い場合は、距離L605より長いカラーパッチを形成することも可能である。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御の説明]
図8は、本実施形態におけるカラーパッチ603、604を検出する際の記録材601、602の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材601、602が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ603、604の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
図8は、本実施形態におけるカラーパッチ603、604を検出する際の記録材601、602の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材601、602が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ603、604の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
色補正制御の開始において、画像形成制御部301は印字速度で画像形成手段を駆動させ、先行して搬送される記録材601上にカラーパッチ603を形成させる。記録材601の先端が定着器13に到達した時点で、両面反転ローラ30を印字速度で駆動する。定着器13で定着された記録材1は、両面フラッパ28によりスイッチバック機構部29へ搬送される。
記録材601の後端が両面反転ローラ30に到達した時点(701)で、両面反転ローラ30の回転方向を反転する。その際、両面反転ローラ30の駆動速度を印字速度の半速にする。さらに、両面搬送ローラ32と両面再給紙ローラ33の駆動速度も印字速度の半速にし、記録材601を両面搬送路31に搬送する。このとき、感光ドラム5、中間転写ベルト12、レジストローラ23、二次転写ローラ9の駆動速度は、後続して搬送される2枚目の記録材602にカラーパッチ604を形成するために、印字速度のままとする。このように駆動速度を維持できるのは、先にも述べたように、記録材601の先端からカラーパッチ603内の後端のパッチ12までの距離L605がカラーセンサ42の検出位置から二次転写部まで距離よりも短い長さとなっているからである。
カラーセンサ42は、印字速度の半速で搬送されている記録材601上のカラーパッチ603の検出を行う(702)。カラーセンサ42によってカラーパッチ603の検出が行われているのと並行して、画像形成制御部301は、記録材602上にカラーパッチ604を形成させる。記録材601と同様に記録材602の後端が両面反転ローラ30に到達すると、両面反転ローラ30の回転方向を反転し、両面搬送路31に記録材602を搬送する。その後、記録材601の先端がレジストローラ23に到達する前に、レジストローラ23の駆動速度を印字速度の半速に切り換える(703)。これは、印字速度の半速で搬送されている記録材601が印字速度で駆動しているレジストローラ23によって搬送されると、搬送速度の差によって記録材601に引っ張りが生じるためである。これにより、カラーセンサ42による記録材601上のカラーパッチ603の検出精度が低下してしまうため、記録材601の先端がレジストローラ23に到達する前に、搬送速度の切り替えを行う。
カラーパッチ603のうち、後端に形成されているパッチ12の検出が終了した時点(704)で、画像形成制御部301は、両面再給紙ローラ33、レジストローラ23の駆動速度を印字速度に切り替える。そして、印字速度で記録材601を搬送して、画像形成装置外に記録材601を排出する。
その後、記録材602の先端が両面再給紙ローラ33に到達する前に、両面再給紙ローラ33の搬送速度を印字速度の半速に切り替える(705)。カラーセンサ42は、記録材602上のカラーパッチ604の検出を行う(706)。そして、記録材601と同様に、記録材602の先端がレジストローラ23に到達する前に、レジストローラ23の駆動速度を印字速度の半速に切り替える(707)。カラーパッチ604のうち、後端に形成されているパッチ24の検出が終了した時点(708)で、画像形成制御部301は、両面再給紙ローラ33、レジストローラ23の駆動速度を印字速度に切り替える。そして、印字速度で記録材602を搬送して、画像形成装置外に記録材602を排出した後、各ローラの駆動を停止する(709)。その後、カラーセンサ42で検出された検出結果に基づき、画像形成条件の補正を行い、色補正制御を終了する。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御を示したフローチャート]
図9のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。なお、先の第1の実施形態の図6のフローチャートと同様のステップについては、同様の番号を付し、その説明を省略する。
図9のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。なお、先の第1の実施形態の図6のフローチャートと同様のステップについては、同様の番号を付し、その説明を省略する。
S101〜S107までは、図6と同じであるため、説明を省略する。S201において、画像形成制御部301はカラーセンサ42により記録材601上のカラーパッチ603を検出させるのと並行して、記録材602上にカラーパッチ604を形成させる。カラーパッチ604の形成方法は、先の図6で説明した方法と同様であるため、ここでの詳しい説明は省略する。
S202において、画像形成制御部301は記録材602上にカラーパッチ604を形成させた後、記録材601の先端がレジストローラ23に到達する前に、レジストローラ23の搬送速度を印字速度の半速に切り替える。記録材602上にカラーパッチ604を形成した後、記録材601の先端がレジストローラ23に到達するまでにレジストローラ23の搬送速度の切り替えを行う。これにより、記録材601上のカラーパッチ603の検出と記録材602上のカラーパッチ604の形成を並行して行うことができる。
S108〜S110までは、図6と同じであるため、説明を省略する。S203において、画像形成制御部301は定着器13によりカラーパッチ604が定着された記録材602の後端が両面反転ローラ30まで搬送されたか否かを判断する。記録材602の後端が両面反転ローラ30まで搬送されると、S204において画像形成制御部301は記録材602の搬送速度を印字速度の半速となるように切り替える。記録材602は印字速度の半速でカラーセンサ42へと搬送される。
S205において、画像形成制御部301はカラーセンサ42により記録材602上に形成されたカラーパッチ604を検出させる。S206において、画像形成制御部301はカラーセンサ42によりカラーパッチ604の後端を検出したか否かを判断する。カラーパッチ604の後端が検出されると、S207において、画像形成制御部301は記録材602の搬送速度を印字速度に切り替える。S208において、画像形成制御部301は印字速度で搬送される記録材602を画像形成装置外に排出させる。そして、画像形成制御部301はカラーセンサ42で検出した検出結果に基づき、画像形成条件の補正を行い、色補正制御を終了する。
このように、記録材601上に形成されたカラーパッチ603の検出と、記録材602上へのカラーパッチ604の形成を並行して行うように制御した。これにより、カラーセンサ42で精度良くカラーパッチの検出を行うとともに、効率的に記録材上にカラーパッチを形成できるため、色補正制御にかかる時間を抑制することが可能となる。なお、3枚以上の記録材にカラーパッチを形成する際には、N枚目の記録材を画像形成装置外へ排出した後、続いてN+2枚目の記録材にカラーパッチを形成することで、効率良くカラーパッチの形成と検出を行うことができる。
(第3の実施形態)
先の第2の実施形態においては、2枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明した。本実施形態においては、両面搬送路内に3枚の記録材を待機させる構成の画像形成装置において、3枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明する。なお、先の第1、第2の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
先の第2の実施形態においては、2枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明した。本実施形態においては、両面搬送路内に3枚の記録材を待機させる構成の画像形成装置において、3枚の記録材にカラーパッチを形成し、カラーセンサで検出する方法について説明する。なお、先の第1、第2の実施形態と同様の構成については、ここでの説明は省略する。
[カラーパッチの説明]
図10は、本実施形態におけるカラーパッチの構成を示した図である。なお、本実施形態においては、一例として3枚の記録材にカラーパッチを分割して形成する方法について説明する。しかし、カラーパッチの分割は3枚の記録材に限られるものではなく、さらに多くの記録材に分割してもよい。
図10は、本実施形態におけるカラーパッチの構成を示した図である。なお、本実施形態においては、一例として3枚の記録材にカラーパッチを分割して形成する方法について説明する。しかし、カラーパッチの分割は3枚の記録材に限られるものではなく、さらに多くの記録材に分割してもよい。
カラーパッチはそれぞれ8個のパッチから成り、3枚の記録材上に形成されている。ここでは説明の便宜上、1枚目の記録材を801、記録材801上に形成されるカラーパッチを804、カラーパッチ804内のパッチをパッチ1〜パッチ8と呼ぶ。また、2枚目の記録材を802、記録材802上に形成されるカラーパッチを805、カラーパッチ805内のパッチをパッチ9〜パッチ16と呼ぶ。また、3枚目の記録材を803、記録材803上に形成されるカラーパッチを806、カラーパッチ806内のパッチをパッチ17〜パッチ24と呼ぶ。なお、ここでは、一例として24個のパッチからなるカラーパッチを示しているが、これに限らず求めたい検出精度に応じてパッチの数は適宜変更することが可能である。
記録材801の先端からカラーパッチ804の後端のパッチ8までの距離L807は、カラーセンサ42の検出位置から合流位置34までの距離よりも短い長さとなっている。また、記録材802の先端からカラーパッチ805の後端のパッチ16までの距離L807も、カラーセンサ42の検出位置から合流位置34までの距離よりも短い長さとなっている。また、記録材803の先端からカラーパッチ806の後端のパッチ24までの距離L807も、カラーセンサ42の検出位置から合流位置34までの距離よりも短い長さとなっている。
これは、記録材801上のカラーパッチ804をカラーセンサ42で検出した後、記録材801を両面搬送路31内に停止させた際に、記録材801の先端が合流位置34より先に飛びだすことを防ぐためである。これにより、記録材801を後続の記録材802、803上にカラーパッチを形成する際の妨げにならないように両面搬送路31内に停止することができる。
なお、ここでは一例として記録材802、803上に形成するカラーパッチの長さもカラーセンサ42の検出位置から合流位置34までの距離より短い構成とした。しかし、記録材803に続いて搬送される記録材が無い場合は、距離L807より長いカラーパッチを形成することも可能である。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御の説明]
図11は、本実施形態におけるカラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材801、802、803が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ804、805、806の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
図11は、本実施形態におけるカラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御を説明するダイアグラムとタイミングチャートである。ダイアグラムは、横軸を時間、縦軸を図1の画像形成装置の各ローラの位置とし、記録材801、802、803が時間経過により各ローラを通過する様子を示している。また、ダイアグラム下方のタイミングチャートは、各ローラの時間経過に伴う搬送速度を示している。本実施形態においては、画像形成時には印字速度に設定されている各ローラの駆動速度に対して、カラーパッチ804、805、806の検出時には各ローラの駆動速度を印字速度の半速と設定する。
色補正制御の開始において画像形成制御部301は印字速度で画像形成手段を駆動させ、記録材801上にカラーパッチ804を形成させる。記録材801上にカラーパッチ804が形成されると、記録材802上にカラーパッチ805を形成させる。記録材802上にカラーパッチ805が形成されると、記録材803上にカラーパッチ806を形成させる。
記録材801の後端が両面反転ローラ30に到達した時点で、両面反転ローラ30の回転方向を反転する。その際、両面反転ローラ30の駆動速度を印字速度の半速にする。さらに、両面搬送ローラ32と両面再給紙ローラ33の駆動速度も印字速度の半速にし、記録材801を両面搬送路31に搬送する。このとき、感光ドラム5、中間転写ベルト12、レジストローラ23、二次転写ローラ9の駆動速度は、2枚目の記録材802にカラーパッチ805を形成するために、印字速度のままとする。このように駆動速度を維持できるのは、先にも述べたように、記録材801の先端からカラーパッチ804内の後端のパッチ8までの距離L807がカラーセンサ42の検出位置から合流位置34まで距離よりも短い長さとなっているからである。
カラーセンサ42は、印字速度の半速で搬送されている記録材801上のカラーパッチ804の検出を行う(901)。カラーパッチ804内の後端のパッチ8が検出された時点(902)で、画像形成制御部301は、両面再給紙ローラ33を停止させる。このとき、記録材801の先端は合流位置34の手前で停止しているため、レジストローラ23を印字速度で駆動させ続けることができる。
画像形成制御部301は、記録材802上にカラーパッチ805を形成させる。さらに、記録材803上にカラーパッチ806を形成させる。記録材803の後端が合流位置34を通過すると(903)、画像形成制御部301は、記録材801の搬送速度を印字速度として再搬送する。そして、記録材801を印字速度で搬送して、画像形成装置外に記録材801を排出する。以降、記録材802、803の制御は、先の第1の実施形態で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。記録材803を画像形成装置外に排出した後(904)、各ローラの駆動を停止する。その後、カラーセンサ42で検出された検出結果に基づき、画像形成条件の補正を行い、色補正制御を終了する。
[カラーパッチを検出する際の記録材の搬送制御を示したフローチャート]
図12のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。なお、先の第1の実施形態の図6のフローチャート、第2の実施形態の図9のフローチャートと同様のステップについては、同様の番号を付し、その説明を省略する。
図12のフローチャートを用いて、本実施形態における色補正制御について説明する。なお、先の第1の実施形態の図6のフローチャート、第2の実施形態の図9のフローチャートと同様のステップについては、同様の番号を付し、その説明を省略する。
S101〜S108までは、先のフローチャートと同様であるため、説明を省略する。S301において、画像形成制御部301は記録材801の搬送を停止させる。この際、記録材801の先端が合流位置34より先に飛びだすことなく停止されるため、継続して記録材801に後続する記録材802、803上にカラーパッチを形成することが可能である。
S302において、画像形成制御部301は記録材802にカラーパッチ805を形成させる。さらに、S303において、画像形成制御部301は記録材803にカラーパッチ806を形成させる。S304において、画像形成制御部301は記録材803の後端が合流位置34を通過したら、両面搬送路31に停止させていた記録材801の搬送を再開させる。以降、S306〜S315は、図9のフローチャートS203〜S208と同様の内容であるため、ここでの説明は省略する。
このように、記録材801上に形成されたカラーパッチ804の検出が終了すると記録材801の搬送を停止させ、記録材801以降に搬送される記録材802、803にカラーパッチを形成させる。そして、記録材803の後端が合流位置34を通過したら記録材801の搬送を再開する。これにより、3枚の記録材に連続してカラーパッチを形成することができ、色補正制御にかかる時間を抑制することが可能となる。また、3枚の記録材上に形成されたカラーパッチはカラーセンサで所望の搬送速度に設定されて検出されるため、精度良くカラーパッチの検出を行うこともできる。
なお、4枚以上の記録材にカラーパッチを形成する際には、N枚目の記録材のカラーパッチの検出が終了した時点でN枚目の記録材の搬送を一時停止させる。そして、N+2枚目の記録材が合流位置34を通過したことに応じて、N枚目の記録材の搬送を再開し、画像形成装置外へ排出する。その後、続いて、N+3枚目の記録材にカラーパッチを形成することで、効率良くカラーパッチの形成と検出を行うことができる。
1 記録材
42 カラーセンサ
205 カラーパッチ
42 カラーセンサ
205 カラーパッチ
Claims (23)
- 記録材上に検出用パッチを形成する形成手段と、
第1の搬送速度で搬送されている記録材上の検出用パッチを検出する検出手段と、を備え、
前記検出手段により検出用パッチが検出された後、検出用パッチが検出された記録材を前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送することを特徴とする画像形成装置。 - 前記形成手段により検出用パッチが形成されている際の記録材の搬送速度は、前記第1の搬送速度よりも速いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段により検出用パッチが形成された後、前記検出手段により検出用パッチの検出が開始されるまでに記録材の搬送速度を前記第1の搬送速度とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段により検出された検出結果に基づき、前記形成手段によって形成される画像の補正を行う補正手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材上に形成された検出用パッチを定着する定着手段と、を備え、
前記検出手段は、記録材が前記定着手段に定着された後、画像形成装置から排出されるまでの間に配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段に検出用パッチが検出された記録材は、前記第2の搬送速度で搬送されて画像形成装置から排出されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段は、前記検出用パッチとして単色のトナー像、又は混色のトナー像を形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材上に検出用パッチを形成する形成手段と、
第1の搬送速度で搬送されている記録材上の検出用パッチを検出する検出手段と、を備え、
前記検出手段により、先行して第1の搬送速度で搬送される第1の記録材上の検出用パッチが検出されている際に並行して、前記形成手段により前記第1の記録材に後続して前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送される第2の記録材上に検出用パッチが形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記形成手段に記録材を搬送する搬送手段と、を備え、
記録材の先端から検出用パッチの後端のパッチまでの長さは、前記検出手段の検出位置から前記搬送手段までの長さより短いことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段により検出用パッチが検出された後、検出用パッチが検出された記録材を前記第1の搬送速度より速い搬送速度に増速することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段により検出用パッチが形成された後、前記検出手段により検出用パッチの検出が開始されるまでに記録材の搬送速度を前記第1の搬送速度とすることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段により検出された検出結果に基づき、前記形成手段によって形成される画像の補正を行う補正手段を備えることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材上に形成された検出用パッチを定着する定着手段と、を備え、
前記検出手段は、記録材が前記定着手段に定着された後、画像形成装置から排出されるまでの間に配置されることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段に検出用パッチが検出された記録材は、前記第2の搬送速度で搬送されて画像形成装置から排出されることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段は、前記検出用パッチとして単色のトナー像、又は混色のトナー像を形成することを特徴とする請求項8乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材上に検出用パッチを形成する形成手段と、
第1の搬送速度で搬送されている記録材上の検出用パッチを検出する検出手段と、を備え、
前記検出手段により、先行して第1の搬送速度で搬送される第1の記録材上の検出用パッチが検出された後、前記第1の記録材の搬送を停止させ、前記形成手段により前記第1の記録材に後続して前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送される記録材上に検出用パッチが形成されると、前記第1の記録材を前記第1の搬送速度より速い搬送速度で再搬送することを特徴とする画像形成装置。 - 記録材の先端から検出用パッチの後端までの長さは、前記検出手段の検出位置から片面搬送路と両面搬送路の合流位置までの長さより短いことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段により検出用パッチが検出された後、検出用パッチが検出された記録材を前記第1の搬送速度より速い搬送速度に増速することを特徴とする請求項16又は17に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段により検出用パッチが形成された後、前記検出手段により検出用パッチの検出が開始されるまでに記録材の搬送速度を前記第1の搬送速度とすることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検出手段により検出された検出結果に基づき、前記形成手段によって形成される画像の補正を行う補正手段を備えることを特徴とする請求項16乃至19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材上に形成された検出用パッチを定着する定着手段と、を備え、
前記検出手段は、記録材が前記定着手段に定着された後、画像形成装置から排出されるまでの間に配置されることを特徴とする請求項16乃至20のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記検出手段に検出用パッチが検出された記録材は、前記第2の搬送速度で搬送されて画像形成装置から排出されることを特徴とする請求項16乃至21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記形成手段は、前記検出用パッチとして単色のトナー像、又は混色のトナー像を形成することを特徴とする請求項16乃至22のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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