JP2014534028A - 化粧製品塗布要素およびそのような要素を備える包装塗布セット - Google Patents

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Abstract

化粧製品塗布要素は、− 化粧製品を塗布するために設けられた布(17、79、85、115)と、− 布(17、79、85、115)の上に成形されたプラスチック製の補強材(19、81、87、117)とを備える。

Description

本発明は、概して化粧製品塗布要素に関する。
たとえば、下記の特許文献1から、フロック加工された材料で被覆された2つのプラスチック製分岐部と2つの分岐部間に装着された織物材料または不織材料で作られた膜とを備える塗布要素が周知である。そのような塗布要素は心地よく使いやすい。しかし、そのような塗布要素の製造は複雑でありコストがかかる。このことは、サイズが大きいか、或いは形状が複雑であるか、又はその両方である塗布要素を製造しようとする場合に特に当てはまる。
仏国特許第2886112号明細書
この状況において、本発明の目的は、製造が容易であると共に安価であり、かつ複雑な形状を容易に製造するのに適している塗布要素を提供することである。
このことを実現するために、本発明は、その第1の態様によれば、
− 化粧製品を塗布するために設けられた布と、
− 布の上に成形されたプラスチック製の補強材と
を備える化粧製品塗布要素に関する。
そのような塗布要素は、製造が非常に容易である。これは、1つのステップ、すなわち、プラスチック製の補強材を射出成形するステップにおいて実行される。塗布要素は、織物、不織布、フェルト、多孔性の軟質膜、編まれた天然繊維などの任意の種類の布を備えてよい。
製造方法は布の種類にかかわらず同じである。
プラスチックは一般に、熱可塑性物質、すなわち、ポリプロピレンまたはポリエチレン、熱可塑性エラストマ(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、あるいはスチレンエチレンブチレンブロックコポリマーなどのポリオレフィンである。
「化粧製品」はより一般的には、1933年6月14日付けの審議会指令93/35/EECで定義されたような製品である。
たとえば、化粧製品はスキンケア組成物である。化粧製品は、化粧組成物、たとえばファウンデーション、頬紅、グロスなどであってよい。化粧製品はたとえば、ケア用品、化粧品、または衛生用品であってよい。
塗布要素の形状およびサイズとは無関係に、補強材は製造が容易である。実際、すべての種類の補強材形状がインサート成形によって容易に製造される。
実施形態の一例では、補強材は、内面を画定する閉輪郭部を備え、前記閉輪郭部の内面に布が広げられている。
このように、補強材は布を伸長させるためのフレームとして働く。
たとえば、補強材は、内面を2つの領域に分割する少なくとも1つの分岐部を備える。補強材は、内面を複数の領域に分割する複数の分岐部を備えてもよい。これは、塗布要素のサイズが大きいときに、布の全面にわたる張力を確保するうえで特に有用である。
このように、塗布要素は、大きい布表面の場合に特に適している。
各分岐部は、その分岐部の両端で、閉じた輪郭を有する部分にしっかりと連結されることが好ましい。分岐部は、互いに平行であっても、または互いに対して傾斜しても、または交差してもよい。
布はこの場合、周辺縁部によって画定され、その周辺縁部の上に補強材の閉輪郭部が成形される。このように、塗布要素は適切に仕上げられた剛性の縁部を有する。さらに、閉輪郭部は、この場合、塗布要素を容器またはホルダに装着するうえで特に容易に使用できる。閉輪郭部は、ホルダ上に溶接されるか、またはたとえば、塗布要素をホルダもしくは容器上に固着するためのレリーフディテイル(relief details)を備える。このようなレリーフディテイルは、インサート成形ステップの間に製造される。
さらなる代替実施形態によれば、布は、中央領域と、中央領域を囲む周辺縁部とを有し、補強材は、布の中央領域上に成形された後部を備え、周辺縁部は、その周辺の大部分が開放されている。
この場合、塗布要素は鳥の羽毛と同様な形状を有し、補強材からなる中央剛性コアと布からなる可撓性の周辺領域とを含む。「開放される」という語は、プラスチック製の補強材に係合されない周辺縁部を表すのに使用される。
このような塗布要素は、特に高い可撓性を有し、ボトルに挿入するのが容易である。
後部は一般に、直線状のロッドである。しかし、後部は、他の形状を有してよく、たとえば局部的にもしくは完全に湾曲していても、または塗布要素の全体的な形状に適した任意の形状を有してもよい。布が大きい場合、補強材は、布の周辺領域の剛性を高めるために設けられた、後部から分岐する分岐部を備えてよい。この場合、補強材の形状は葉の筋(leaf skeleton)に類似している。
たとえば、布は長手方向に沿って細長い形状を有し、かつ長手方向に沿って所定の長さを有し、後部が前記所定の長さの少なくとも50%、好ましくは前記所定の長さの少なくとも75%にわたって延びる。これによって、塗布要素にある程度の剛性が付与され、塗布要素を口の狭いボトルに容易に挿入することができる。
補強材は、塗布要素をユーザの把持要素に連結するためのロッドを備えることが好ましい。このロッドは一般に、布から突出する。ロッドは補強材と同時に射出成形される。ロッドは一般に、布の平面内を延びる。ロッドは特に、塗布要素を把持要素に容易に取り付けるための要素、たとえば把持要素上に設けられた相補的な形状のピンを受け入れるためのブラインドリセスを備えてよい。この要素は、補強材の射出成形ステップの間に容易に得られる。
代替として、塗布要素は基本的に、ユーザによって保持される把持要素であってプラスチック製の補強材に連結された把持要素を備える。この把持要素は一般に、適切なサイズおよび形状のハンドルである。この把持要素は、補強材の射出成形ステップの間に得られる。代替として、把持要素は補強材に装着されかつ取り付けられる。
実施形態の一例では、塗布要素は、布によって密封された開口部を有するケースを備え、布は補強材によってケースに連結される。したがって、塗布部材にパフの形状を付与することが可能である。
この場合、ケースはたとえば、補強材と一緒に射出成形される。代替として、ケースは、補強材と布とからなる部分組立体とは別に得られる。次いで、補強材がケース上に装着される。たとえば、補強材はケース上に溶接される。代替として、ケースと補強材は、レリーフディテイルによってかみ合わされ、レリーフディテイルはこの目的のために設けられ、開口部の縁部および補強材によって支持される。ケースはこの場合、たとえば、布を支持するためのフォームブロックを備える。フォームブロックは、たとえば化粧製品を吸収し、塗布した後に移動させるのに適している。
第2の態様によれば、本発明は、
− ある量の化粧製品を含む容器と、
− 上記の特徴を有する塗布要素と
を備える化粧製品包装塗布セットに関する。
様々な実施形態を想定することができる。
実施形態の第1の例では、塗布要素は容器から完全に独立している。容器はたとえば、ユーザが塗布要素上の布に化粧製品を充填するのを可能にする幅の広い開口部を有するディッシュである。塗布要素は一般に、この場合、ユーザによって取り扱われことが想定される。たとえば、塗布要素はパフの形をしている。
実施形態の第2の例では、容器は化粧製品分注オリフィスを有し、塗布要素は、オリフィスが布によって密封されるように容器に取り付けられ、布は補強材によって容器に連結される。
このセットは、この場合、たとえば分注ペンである。化粧製品はたとえば流体組成物である。化粧製品は重力の作用で布に染み込む。代替として、このセットは、化粧製品を塗布要素に対して作動させるための機構を備えてよい。この機構はたとえば、ピストン、またはポンプ、または任意の他の種類の適切な機構であってよい。塗布要素は、容器に取り外し可能に取り付けられることが好ましい。これによって塗布要素が摩耗したときに交換することが可能になる。容器はユーザの把持要素として働く。
実施形態のさらなる例では、容器は、化粧製品分注オリフィスを有し、塗布要素は、塗布要素がオリフィスを密封する第1の位置と塗布要素が容器から分離される第2の位置をとるのに適しており、布は、第1の位置において容器内部に収容され、第2の位置において容器の外側に位置する。
包装塗布セットはこの場合、一般にボトルである。化粧製品は、ボトルに入れられた流体組成物である。この場合、塗布要素は一般に、容器上に取り外し可能に取り付けられ、分注オリフィスを密封することが想定されたキャップを備える。塗布要素は、補強材をキャップに連結するロッドをさらに備える。第1の位置では、布および補強材は、ボトル内部に位置する化粧製品に浸される。第2の位置では、布および補強材が容器から取り出される。ユーザはキャップを把持要素として使用する。
さらなる実施形態では、化粧製品は固体ブロックの形をしており、容器は、化粧製品を軟化させ、軟化した化粧製品を通過させるためのオリフィスを有する加熱要素を備え、塗布要素は加熱要素を覆う。
実施形態のこの例では、化粧製品はたとえば口紅である。この場合、包装塗布セットは一般に、固体化粧製品ブロックを加熱要素に接触するように配置して化粧製品ブロックの表面を軟化させるための機構を備える。化粧製品は、軟化した後、布に染み込む。このように、布部がユーザの皮膚に接触し、金属部はユーザの皮膚に接触しない。布部と接触する方がずっと心地よい。布は、加熱要素によって放出された熱をユーザの唇に伝達し、心地よさを感じさせる。
一般に、加熱要素は容器のオリフィスに配置されたグリッドである。
第3の態様によれば、本発明は、上記の特徴を有する塗布要素を製造するための方法であって、
− 化粧製品を塗布するための布を準備するステップと、
− 布の上にプラスチック製の補強材をインサート成形するステップと
を含む方法に関する。
そのような方法は、塗布要素を迅速にかつ安価に製造するのに適している。そのような方法は、大きな塗布要素を容易に様々な形状に製造するのに特に適している。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照することによって、いかなる点でも制限的ではない指針のための以下の詳細な説明から明らかになろう。
ペンなどの、本発明の第1の実施形態による包装塗布セットの概略軸線方向断面図である。 図1のセットの塗布要素の斜視図である。 加熱式口紅などの、本発明の第2の実施形態による包装塗布セットの斜視図である。 ボトルなどの、本発明の第3の実施形態による包装塗布セットの軸線方向断面図である。 図4のセットの塗布要素の概略図である。 図5の塗布要素を製造する方法のステップを示す図である。 本発明による包装塗布セットのさらなる実施形態を示す図である。
図1に示すセット1は、化粧製品を包装し塗布することができるように設計される。
セット1は、ある量の化粧製品5を含む容器3と、容器3に連結された塗布要素7と、キャップ9とを備える。容器3は、軸線Xに沿って細長く、ネック13として働く周辺壁11によって画定される。ネックは、化粧製品を分注するためのオリフィス15を画定する。
塗布要素7は図2により詳しく示されている。塗布要素7は、布17と、布17上に成形されたプラスチック製補強材19とを備え、布17は、化粧製品が染み込んで横切るのに適した材料で作られている。
化粧製品は周囲温度で流体である。このように、化粧製品は一般に、液体、ゲル、クリーム、フォーム、オイル、ローション、エマルジョンなどの形態である。
補強材19は閉輪郭を有する。補強材19は布の周辺縁部上に成形される。このように、布は、補強材から外側に突き出していないので、全体が、補強材によって画定される表面に収容される。布は、実質的に平面内に位置するので、伸長されている。
塗布要素は、容器に取り外し可能に装着されることが好ましい。塗布要素は、分注オリフィス15が布17によって密封されるように配置される。補強材19は、分注オリフィス15の周辺縁部上に装着されている。この連結は、任意の適切な手段、たとえばかみ合わせによって行われる。
セット1は、流体化粧製品を分注オリフィスに押し出すための機構21をさらに備える。
図1を見ると分かるように、容器3は、化粧製品5を受け入れるためのチャンバ23を容器3内に画定する。ピストン25がチャンバ23の一方の端部に分注オリフィス15と向かい合うように配置される。化粧製品は、ピストン25と分注オリフィス15との間に位置するチャンバの領域に収容される。機構21は、化粧製品を押し出すことによってピストン25を軸線方向に分注オリフィス15の方へ移動させるのに適したデバイスを備える。このデバイスは、ピストン25内に設けられたねじ付きオリフィスに係合するねじ付きロッド27を備える。デバイスは、ねじ付きロッド27にしっかりと連結された回転制御ヘッド29をさらに備える。回転ヘッド29はピンジョイントによって容器3に連結される。回転ヘッド29は、容器の一方の端部に分注オリフィスと向かい合うように位置する。回転ヘッド29は、軸線Xの周りを容器3に対してねじ付きロッド27と一体的に自由に回転する。
キャップ9は、塗布要素7を使用しないときに保護するように容器のネック13の周りに嵌るように設計される。
次に、図1の包装塗布セットの動作について説明する。
ユーザは、セット1を使用したいときに、まずキャップ9を取り外す。ユーザは次いで、ヘッド29を容器3に対して、ピストン25を分注オリフィス15の方へ作動させるのに適した方向へ旋回させる。ピストン25は、移動時に化粧製品5を押し出して布17に染み込ませる。化粧製品が布の表面と同一平面に位置して容器の外側に面すると、ユーザは容器を保持し、布をユーザの皮膚に当てて化粧製品を塗布する。
塗布が完了した後、ユーザはヘッド29を逆方向に回転させ、布に対する化粧製品の圧力を低下させる。
塗布要素7が汚れている場合、または任意の他の理由で、塗布要素を取り外して新しい塗布要素と交換してよい。
図3は、本発明のさらなる実施形態を示す。図3に示すセット31は加熱式口紅である。セット31は、口紅ブロック35を含む容器33と、キャップ37と、容器に連結された化粧製品塗布要素39とを備える。
容器33は、第1の端部にオリフィス41を画定する細長い外側ケーシング39を軸線Xに沿って備える。容器33は、口紅ブロック35が取り付けられたカップ43をさらに備える。
容器33は、カップ43およびブロック35を軸線方向に移動させるための機構をさらに備える。この機構は、基本的に周知であり、本明細書では詳しい説明を加えない。機構は特に、図3に示す回転制御要素45を備える。この制御要素45は、ピンジョイントによって外側ケーシング39上に装着されている。機構は、要素45がケーシング39に対して軸線Xの周りを回転したときに、カップ43を軸線方向にオリフィス41の方へ移動させるかまたは回転方向に応じて逆方向に移動させるのを確実にするのに適している。
容器33は、口紅ブロックを軟化させるのに適した加熱デバイス47を備える。デバイス47は、オリフィス41内に配置された加熱要素49を備える。デバイス47は、不図示の電源、たとえば電池と、外側ケーシング39によって支持されるスイッチ51とをさらに備える。加熱デバイスは、加熱要素49に電力を供給するかまたは絶縁するように選択的に制御するスイッチ51に適している。
図3を見ると分かるように、加熱要素49は、軟化した化粧製品を通過させるための穴51を有する抵抗性金属グリッドである。グリッド49は、容器の内側を向く1つの大きい面と、容器の外側を向く1つの大きい面55とを有する。セットは、カップ43および口紅ブロック35が軸線方向にオリフィス41の方へ移動したときにブロック35が内側を向いた加熱要素の大きい面に接触するのを可能にするように構成される。
塗布要素39は図2に示されるような塗布要素である。塗布要素39は、加熱要素を覆う加熱要素の大きい面55に押し付けられる。塗布要素39は、補強材19を介して外側ケーシング39に、たとえば取り外し可能に取り付けられている。
上述のように、キャップ37は塗布要素を保護するように構成される。
次に、図3に示すセット31の動作について説明する。
ユーザは、口紅を塗布したいときに、まず制御要素45を外側ケーシング39に対して回転させ、口紅ブロック35を加熱要素49に接触するように位置させる。ユーザは次いで、スイッチ51を使用して加熱を作動させる。加熱要素49は、加熱要素49に接触するブロック35の部分を溶融させる。溶融した部分は布17に染み込む。ユーザは次いで、キャップ37を取り外し、口紅をユーザの皮膚に塗布する。塗布が完了した後、ユーザは、スイッチ51を再び作動させることによって加熱をオフに切り替え、制御要素45を作動させることによって加熱要素からブロック35を取り外す。
図4は、本発明の第3の実施形態を示す。第3の実施形態では、セット57は、流体化粧製品、たとえばグロス組成物または液体口紅組成物を受け入れるためのボトルである。
セット57は、ある量の化粧製品61を収容する容器59とアプリケータ63とを備える。容器59は、軸線方向Xに沿って細長い。容器59は、周辺壁64、一方の端部において周辺壁64を密封するベース65、およびベース65の反対側のネック67によって画定される。ネック67は、化粧製品分注開口部69を画定する。セット57は、たとえば、ネック67に挿入された圧搾デバイス71を備える。塗布要素63は、キャップ72と、化粧製品アプリケータ73と、キャップとアプリケータをしっかりと連結する軸線方向ロッド75とを備える。
塗布要素63は、キャップ72がオリフィス69を密封し、アプリケータ73が容器内部に収容され化粧製品に浸される第1の位置をとるのに適している。塗布要素63は、塗布要素63が容器59から完全に分離される第2の位置をとるのにも適している。この第2の位置では、オリフィス69が解放され、アプリケータ73が容器59から取り出される。
キャップ72は、第1の位置において、容器のネック67に取り外し可能に連結される。たとえば、キャップ72は、ネック67によって構成される相補的なねじ山77に係合するねじ山(図示せず)を有する。塗布要素73は、布79と布79上に成形されたプラスチック製の補強材81とを備える。補強材81は、布79の周辺縁部上に成形される。補強材81の輪郭は閉じている。たとえば、補強材81の輪郭はハート形または葉形である。
ロッド75は、第1の端部を介して補強材81にしっかりと取り付けられるとともに第2の端部を介してキャップ72に取り付けられる。
補強材81のサイズは、要素73が圧搾デバイス71を通過するのを可能にするのに適している。図4において各寸法は一定の縮尺で描かれているとは限らない。
ロッド75は一般に、補強材81と一緒に射出成形されるが、補強材上に装着されかつ取り付けられてもよい。
図5は、図4に示すようなセットに組み込むのに適した塗布要素を示す。この要素83は、布85と布85上に成形された補強材87とを備える。要素83は鳥の羽毛に類似している。布85は主方向に沿って細長い。布85は、主方向に沿って全体的に細長いスピンドル形状を有し、より幅の広い中間部89と先細りした互いに向かい合う2つの端部91、93とを含む。補強材87は、主方向に沿って延びる実質的に直線状のロッドである。
補強材87は、布85上に成形された部分95と布85から突き出る部分97とを備える。図示の例における部分95は、布85の軸線方向長さの実質的に3分の2に沿って延びるが、たとえば、布85の全長に沿って延びてもよい。部分95は基本的に布の中心領域上に配置され、布の周辺縁部はその周辺の大部分にわたって開放される。より具体的には、補強材87は布の端部93の先端にのみ係合する。布の周辺縁部の残りの部分は、開放され、補強材に係合しない。部分97は、図4のロッド75またはロッドの一部からなる。
図5の要素は後述の方法を使用して製造される。
まず、図6では矩形である布片99を得る。この布片99を次いで射出モールドに入れ、布片99上に補強材87を成形する。最後に、布85を補強材87の周りの布片99において切断する。代替として、布を事前に、モールドを閉じるときにパンチによって切断してよく、この場合、補強材87のインサート成形は切断の後に行う。代替として、布をモールドに嵌める前に切断する。
布片99上に複数の補強材87をたとえば互いに平行に成形し、次いで補強材87の各々の周りで布85を切断することが可能である。様々な補強材87を同じ工程の間に同じモールド内で射出成形してよい。同様に、布85を同じ機器において単一のステップで切断してよい。
本発明のさらなる実施形態を図7に示す。
この実施形態では、セット101は、ある量の化粧製品105と、パフの形をした塗布要素107とを含むディッシュ103を備える。この場合の化粧製品は一般に固体または半固体、たとえばペースト状である。ディッシュ103は、化粧製品105に触れるのを可能にするための大きい開口部109を大きい面上に備える。塗布要素107は、布115によって密封された開口部113を有するケース111を備える。補強材117が布115上に成形される。補強材117は、閉輪郭部119と部分119にしっかりと連結された複数の分岐部121とを備える。布115は、開口部113の周辺縁部に、たとえば取り外し可能に取り付けられる閉輪郭部119によって容器に取り付けられる。部分119は、その中に分岐部121によって互いに分離された複数の領域123に分割された表面を画定する。分岐部121の各々は、その互いに向かい合う2つの端部によって閉輪郭部119にしっかりと連結される。
ユーザは、セット1を使用したいときに、パフ107を保持し、布115によって製品105の自由表面を軽くたたき、そのようにして、少量の化粧製品を取り除く。ユーザは次いで、パフでユーザの皮膚を軽くたたき、化粧製品を塗布する。
容器111は一般に中空である。たとえば、容器111は、布115の下方に収容され、布115を支持し、布115がパフ107内に沈み込むのを防止するのに適したフォームブロック(図示せず)を備える。
1 セット
3 容器
5 化粧製品
7 塗布要素
9 キャップ
11 周辺壁
13 ネック
17 布
19 プラスチック製補強材
21 機構
23 チャンバ
25 ピストン
27 ねじ付きロッド
29 回転制御ヘッド
31 セット
33 容器
35 口紅ブロック
37 キャップ
39 化粧製品塗布要素、外側ケーシング
41 オリフィス
43 カップ
45 回転制御要素
47 加熱デバイス
49 加熱要素
51 スイッチ
55 大きい面
57 セット
59 容器
61 化粧製品
63 アプリケータ
64 周辺壁
65 ベース
67 ネック
69 化粧製品分注開口部、オリフィス
71 圧搾デバイス
72 キャップ
73 化粧製品アプリケータ
75 軸線方向ロッド
77 ねじ山
79 布
81 プラスチック製補強材
83 塗布要素
85 布
87 プラスチック製補強材
91、93 端部
95、97 部分
99 布片
101 セット
103 ディッシュ
105 化粧製品
107 パフ
109 塗布要素
111 ケース、容器
113 開口部
115 布
117 プラスチック製補強材
119 閉輪郭部
121 分岐部
123 領域

Claims (11)

  1. − 化粧製品を塗布するために設けられた布(17、79、85、115)と、
    − 前記布(17、79、85、115)の上に成形されたプラスチック製の補強材(19、81、87、117)と
    を備える化粧製品塗布要素(7、39、63、83、107)において、
    − 前記補強材(19、81、117)が、内面を画定する閉輪郭部(19、81、119)を備え、前記閉輪郭部の内面に前記布(17、79、115)が広げられており、且つ、前記補強材(117)が、前記内面を少なくとも2つの領域(123)に分割する少なくとも1つの分岐部(119)を備えることを特徴とする、要素。
  2. 前記布(17、79、115)が、周辺縁部によって画定され、前記周辺縁部の上に前記補強材(19、81、117)の前記閉輪郭部(19、81、119)が成形されることを特徴とする、請求項1に記載の要素。
  3. 前記補強材(87)が、前記塗布要素(83)をユーザの把持要素(72)に連結するためのロッド(97)を備えることを特徴とする、請求項1および2のいずれか一項に記載の要素。
  4. ユーザによって保持される把持要素であってプラスチック製の補強材(87)に連結された把持要素(72)を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の要素。
  5. 前記布(115)によって密封された開口部(113)を有するケース(111)を備え、前記布(115)は前記補強材(117)によって前記ケース(111)に連結されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の要素。
  6. 化粧製品包装塗布セットであって、
    − ある量の化粧製品(5、35、61、105)を収容する容器(3、33、59、103)と、
    − 請求項1から5のいずれか一項に記載の塗布要素(7、39、63、107)と
    を備えるセット。
  7. 前記容器(3、33)は、化粧製品分注オリフィス(15、41)を有し、前記塗布要素(7、39)は、前記オリフィス(15、41)が前記布(17)によって密封されるように前記容器(3、33)に取り付けられ、前記布(17)は、前記補強材(19)によって前記容器(3、33)に連結されることを特徴とする、請求項6に記載のセット。
  8. 前記容器(59)は、化粧製品分注オリフィス(69)を有し、前記塗布要素(63)は、前記塗布要素(63)が前記オリフィス(69)を密封する第1の位置と前記塗布要素(63)が前記容器(59)から分離される第2の位置をとるのに適しており、前記布(79)は、前記第1の位置において前記容器(59)内部に収容され、前記第2の位置において前記容器(59)の外側に位置することを特徴とする、請求項6に記載のセット。
  9. 前記化粧製品(35)は固体形であり、
    − 前記容器(33)は、前記化粧製品(35)を軟化させ、前記軟化した化粧製品を通過させるためのオリフィス(51)を有する加熱要素(49)を備え、
    − 前記塗布要素(39)は前記加熱要素(49)を覆う
    ことを特徴とする、請求項6に記載のセット。
  10. 前記加熱要素(49)は前記容器(33)のオリフィス(41)に配置されたグリッドであることを特徴とする、請求項9に記載のセット。
  11. 請求項1から5のいずれか一項に記載の塗布要素を製造するための方法であって、
    − 前記化粧製品を塗布するための布(17、79、85、99、115)を設けるステップと、
    − 前記布(17、79、85、99、115)の上にプラスチック製の補強材(19、81、87、117)を成形するステップと
    を含む方法。
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