JP5946593B2 - 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ - Google Patents

化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP5946593B2
JP5946593B2 JP2015553743A JP2015553743A JP5946593B2 JP 5946593 B2 JP5946593 B2 JP 5946593B2 JP 2015553743 A JP2015553743 A JP 2015553743A JP 2015553743 A JP2015553743 A JP 2015553743A JP 5946593 B2 JP5946593 B2 JP 5946593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
applicator
stem
container
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015553743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016503713A (ja
Inventor
ジャコブ,クリストフ
エフ. ボイクス,エルヴェ
エフ. ボイクス,エルヴェ
Original Assignee
イーエルシー マネージメント エルエルシー
イーエルシー マネージメント エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーエルシー マネージメント エルエルシー, イーエルシー マネージメント エルエルシー filed Critical イーエルシー マネージメント エルエルシー
Publication of JP2016503713A publication Critical patent/JP2016503713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5946593B2 publication Critical patent/JP5946593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • A45D40/262Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
    • A45D40/265Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
    • A45D40/267Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball

Description

本発明は、化粧品塗布器システムの分野に関する。より具体的には、本発明は、特にマスカラを塗るための、製品容器及び特製のワイパシステムと組み合わされるピンセット型塗布器に関する。
典型的なマスカラ塗布器は、ねじ付きの柄、ステム、及び塗布器ヘッドを含む。一般的なマスカラの容器は、円筒状の製品貯槽内に通じるねじ付きのネック部を有する。ワイパがネック部内に配置され、且つ、ステム及び塗布器ヘッドがワイパを通過するときにそれらを拭うように設計された下方開口部を有する。柄が容器のネック部上にねじ込まれるにつれて、ステムがワイパの中心長手軸の回りで回転する。その結果として、ワイパの開口部は、ステムの周辺部をしっかりと抱持して効率的に拭うことが可能になる。ステムがワイパと同軸ではない場合、ワイパの開口部は、ステムの軌道に対応するのに十分な大きさにならざるを得なくなる。その場合、開口部はステムの周辺部を抱持せず、拭う機能が損なわれるはずである。
ピンセットは、相互に(直接に又は中間部材を介して)連結される近位端部と自由な遠位端部とを有するレバーの対である。連結は、支点として機能し、また、レバーを静止位置の方へ押そうとする内部張力が蓄えられるようなものである。レバーの近位端部と遠位端部との間でレバーに外部から圧力が印加されると、レバーは静止位置と第2の位置との間で移動する。静止位置は、圧力が印加されていない状態に相当する。最も単純なピンセットの形態では、静止位置は、各レバーの遠位端部が離間されていることを意味し、また、外部圧力の印加により、各遠位端部が近づけさせられて、挟み把持(pincer grip)がもたらされる。連結は、溶接、又は一体構造、又は今しがた説明したように張力の保持及び解放することができる任意のタイプの継手とされ得る。
様々なピンセット型化粧品塗布器が知られているが、本発明者らは、閉被が容器上に据え付けられるにつれて製品の貯槽内に下ろされる液浸型ピンセット塗布器のみを対象とする。
米国特許第5,611,361号は、マスカラ塗布器-容器システムを開示しており、この特許では、塗布器は、柄と、柄にしっかりと接続され且つその柄から延在するステムの一端と、ステムの他端から延在する二つの塗布器ヘッドとを含む。塗布器ヘッド及びステムは、製品の容器に入れられ、また、柄は、容器のネック部に螺着されうる。柄がネック部に螺着されるにつれて、塗布器ヘッドが容器ネック部の軸の回りで周転する。ネック部又は容器内にワイパは無く、その他に塗布器の回転を妨げるものも無い。システムは、良好な結果に不可欠であると考えられることが多い特徴である、塗布器ヘッドから余分な製品及び塊を取り除くためのワイパを持たないことに悩まされる。また、複式塗布器ヘッドは、ピンセット的な使い方で使用されるようにはあまり意図されていない。
米国特許第6,325,071号は、マスカラ用のピンセット型塗布器システムを開示している。システムは、円筒状の製品容器に受容される二重ブレード式マスカラ塗布器を有する。ワイパが、塗布器ブレードを受け入れるために、二つの開口部を含む円板形状を有する。ワイパハウジングがワイパを受容し、また、製品容器内で回転することができる。最も単純なタイプのピンセットと同様に、ブレードの中央部付近に圧力が印加される。ブレードの中央部が製品で汚れないようにするために、容器内での製品の高さ、及び容器内でのワイパの配置は、比較的低く、容器の開口部をはるかに下回る。この特許によれば、容器の約3分の1しか製品で満たすことができず、これは従来のマスカラの充填高さをはるかに下回る。そのため、容器は、ワイパハウジングに何か対接するものを与えてワイパの不要な垂直運動を防ぐために、その内壁上に特製の縁を含んで形成されなければならない。当然ながら、製品充填高さの低さは、従来のマスカラ塗布器システムと比較すると、容器空間を大きく無駄にする。また、上記その他の化粧品ピンセット塗布器では、睫毛又は毛髪のメーキャップ中に挟み把持をもたらすために、ピンセットに圧力を印加する必要がある。ピンセットを操作している間、長時間にわたって均一な圧力を維持することは、困難である場合もあるし、塗布への悪影響を有する場合もある。また、このピンセットは、容器内にあるうちは操作することができない。
本発明の主な目的は、特にマスカラ用の、改良されたピンセット型塗布器システムを提供することである。
本発明の他の目的は、従来の高さまで充填することができる標準的な容器を利用する、ピンセット化粧品塗布器システムを提供することである。
本発明の他の目的は、外部圧力を印加することなしに挟み把持をもたらす、ピンセット化粧品塗布器システムを提供することである。
本発明の他の目的は、製品容器の良好な内容物の排出を可能にする、ピンセット化粧品塗布器システムを提供することである。
本発明の他の目的は、非円筒状容器の許容可能な内容物の排出を達成する、マスカラ塗布器システムを提供することである。
本発明は、製品容器と、回転ワイパシステムと、支点と、挟み把持を形成するように付勢される二つの塗布器ヘッドと、挟み把持を解放する手段を有する上蓋とを含む、ピンセット型塗布器システムである。
組み立てられた本発明による塗布器システムの一実施形態の断面図である。 容器及び回転ワイパシステムの一実施形態の断面図である。 ピンセット型塗布器の一実施形態の断面図である。 図1の塗布器システムの分解組立図である。 回転ワイパシステムの断面図である。 容器及び回転ワイパシステムの分解組立図である。 ステム及び支点の分解組立図である。 本発明の塗布器を用いてメーキャップされている毛髪を示す図である。 支点の一実施形態の斜視図である。 上蓋の一実施形態の断面図である。 本発明に使用することができる非円筒状容器の一例の図である。 二つの同一の塗布器ヘッドを含み、また、上蓋の可撓性部分が押下された、本発明による塗布器を示す図である。 静止位置にあって、上蓋の可撓性部分が押下されていない、本発明による塗布器を示す図である。
「回転する(rotate)」とは、ある物体の質量中心を通過する軸の回りでその物体が旋回することを意味する。「周転する(revolve)」又は「周回する(orbit)」とは、ある物体の質量中心を通過しない軸の回りでその物体が旋回することを意味する。「含む、備える(comprise)」とは、物体の集合が、必ずしも明確に記載されたものに限定されるのではないことを意味する。
図1、2a、及び2bは、本発明による塗布器の一実施形態を示すものであり、図3は、その分解組立図である。この塗布器システムは、製品容器1と、ワイパシステム2と、二つの連結型ステム3a、3bと、二つの塗布器ヘッド4a、4bと、支点5と、ばね6と、連結型ステムを圧迫する手段を有する上蓋7とを含む。図1は、ほとんど閉じられた位置即ち静止位置における塗布器を示す。図2bは、開位置における塗布器を示す。
容器
容器1の好ましい実施形態は、塗布器によって塗布される化粧品又はパーソナルケア製品Pを保持するための貯槽1aを画定する、内壁又は内面1fを含む。容器はさらに、容器の外側から貯槽内への通路を一緒に形成する開口部1cを有するネック部1bを含む。ネック部は、上蓋7と協働するねじ山1dを含む。ネック部は、それ自体にワイパシステムを受容することができ、また、故意ではない取り外しに対してワイパシステムを保持することができる。場合により、しかし好ましくは、容器のネック部は、不要な回転に対してワイパハウジング2aを固定するために使用することができる切欠き1eを有し得る(図5参照)。後ほど分かるように、容器を非円筒状に作りながらも許容可能な製品の排出を達成することが可能である。
ワイパシステム
二つの塗布器ヘッドを使用のために清掃して準備させることができるワイパが、自由に回転できるがネック部から外へ出ないようにして、容器1のネック部内に固定される。ワイパシステム2がワイパハウジング2a及びワイパ2bを含む一つの好ましい実施形態が、図3及び4に示されている。ワイパハウジングは、おおよそ円筒状であり且つ中空である。ワイパハウジングの下方部分2cが、容器1のネック部1b内に固定されるように設計される。この固定は、当技術分野で一般に行われるように効果的な密閉を作り出す摩擦嵌めで達成されることが好ましいが、接着剤、オーバーモールド法、又は一体成形法などの他の手段が使用されてもよい。ワイパハウジングとネック部との間の摩擦嵌め及び密閉は、ワイパの下方部分上に示されるような密閉リング2dにより強化され得る。下方部分はまた、ワイパ2bと協働する内部リング2eを含む。ワイパハウジングの上方部分2fが、容器のネック部より上に延在する。ワイパハウジングの好ましい実施形態は、上蓋7と協働する傾斜面2qを、ワイパハウジングの頂部近くに有する。ワイパハウジングがネック部内に据え付けられると、フランジ2gがネック部の頂部に載せられる。フランジは、ハウジングが容器内に過度に挿入されるのを防ぎ、且つ、ネック部とワイパハウジングとの間の密閉を高める。好ましい実施形態では、フランジはまた、上蓋と協働する。密閉機能をさらに高めるために、ワイパハウジングは弾性材料から作られることが好ましい。場合により、しかし好ましくは、ワイパハウジングは、不要な回転に対してワイパハウジングを固定するために容器のネック部1bの切欠き1eと位置合わせされる、回り止め(2o、図5参照)を有し得る。ワイパは、ワイパハウジング2aから懸下して、容器のネック部内へと下方に延在する。ワイパの上方部分2hが、円筒状とされ、また、ワイパハウジングの下方部分2c内に嵌合してそこに保持されるように設計される。ワイパは、ワイパハウジング2aの内部リング2eを受容するための円周チャネル2iを有する。このフィットメントは、意図された使用中にワイパがハウジングから抜け出ることはないが、ワイパがハウジングに対して回転することができるように、十分に滑合する。
ワイパのどの実施形態においても、ワイパの下方部分2jがテーパ付けされ、また、塗布器ヘッド4a、4b及びステム3a、3bを出すために、ワイパを貫通する二つの通路2k、2lが存在する。ワイパの下方開口部2m、2nは、ステム及び塗布器ヘッドがワイパを通過するときにそれらをこするサイズとなされる。下方部分は、ステム3a、3bの断面と同じ形状を有することが好ましい。幾つかの好ましい実施形態では、二つの開口部の形状及び直径は、同一である。拭う機能を高めるために、ワイパは弾性材料で作られることが好ましい。
連結型ステム
図6を参照すると、本発明によるピンセット型パッケージが、二つの連結型ステム3a、3bを含む。各ステムは、遠位端部3c、3d、及び近位端部3e、3fを有する。遠位端部は、塗布器ヘッド4a、4bを支持する。塗布器ヘッドが取り付けられたステムの遠位端部は、ワイパハウジングを通過することができ、各ステム/塗布器ヘッドが、通路2k、2lのうちの一つに入って、容器1の貯槽1a内に姿を現す。ステムの長さは、完全に組み立てられたシステムにおいて、塗布器ヘッドが容器の底1gの内面をこすることができるような長さであることが好ましい。
単純なタイプのピンセットについて上述した。このようなタイプは、米国特許第6,325,071号で説明されているような化粧品パッケージによく見られる。本発明の好ましい実施形態は、異なるタイプのピンセットを使用し、このタイプでは、「静止位置」は、各レバーの遠位端部が挟み把持の形で接触していることを意味するが、レバーに外部圧力を印加することにより、レバーが分離されて把持が解かれる。静止位置にないときには、レバーをその静止位置又は把持位置の方へ押そうとする張力が、連結部に蓄えられる。例えば、幾つかの好ましい実施形態では、ステム3a、3bは、それらの近位端部3e、3fと遠位端部3c、3dとの間で(しかし、近位端部により近い方で)枢動配置における軸を受容するように、形成される。例えば、ステム3aは、その近位端部の近くに、二つの円形カラー3gとして形成される。同様に、ステム3bは、その近位端部の近くに、一つの円形カラー3hとして形成される。ステム3bのカラー3hは、ステム3aのカラー3g間に嵌合することが好ましい。この構成により、塗布器ヘッド4a、4bは、静止位置においてそれらが接触するように整列することが可能になる。カラーは、軸5cに嵌め込まれ得るように、図示のように部分的に開口され、且つ十分に撓みやすいものとされ得る。軸上に位置すると、二つのステムは軸の回りに連結され、ステムの遠位端部3c、3dは、ときには相互に接近しときには離れるように弧状に移動する。
ステム3a、3bの近位端部3e、3fのそれぞれは、ばねが近位端部を相互に離れる方向に付勢するように、ばね6に接触する。例えば、各ステムは、ばね6の両端を受容するために、溝3i、3jを有することができる。各溝は、カラーよりもさらに近位端部に接近する。即ち、各ステムは、その近位端部と遠位端部との間で軸と連結される。完全に組み立てられた塗布器において、ばねは、各ステムの近位端部を押し離し、それにより、ステムの遠位端部に位置する塗布器ヘッド4a、4bが引き合わせられる。ばねの内部圧力の下で、二つの塗布器ヘッドは、挟み把持の形にまとまる。
挟み把持は、意図された化粧品の塗布を実行するのに十分な強さであるが使用者に何らかの不快さ又は損傷をもたらすほどの強さではないことが、好ましい。例えば、睫毛にマスカラを塗る場合、塗布器ヘッドは、睫毛の根元近くで睫毛上に閉じられる。塗布器が睫毛の先端に向けて引かれるときに、挟み把持は、睫毛とのしっかりとした接触を維持するのに十分な強さであるべきであるが、不愉快な睫毛の引っ張り感を生じさせたり睫毛を引き抜いたりするほどの強さであってはならない。頭髪に染料を塗布する状況は、それほど細心の注意を要しないので、塗布器は、マスカラ塗布器よりも強力な挟み把持を使用することができる。しかし、挟み把持を解放し且つ/又は塗布器ヘッドを分離するには、使用者により外部圧力が与えられなければならない。したがって、挟み把持は、塗布器ヘッドを分離するのに使用者が苦労するほどの強さでないことが好ましい。ばね6の特性は、所与の用途にふさわしい挟み把持を達成するために、試行錯誤を経て変更され得る。
塗布器ヘッド
塗布器ヘッド4a、4bは、ステム3a、3bの遠位端部に取り付けられる。例えば、塗布器ヘッドがステムの遠位端部とスナップ嵌めを形成してもよく、又は、接着剤、溶接、若しくは一体成形法により、それらが結合されてもよい。容器内に配置されると、両方の塗布器ヘッドに同一の製品が装填される。つまり、本発明の意図は、一般に同一の身体特徴に、即ち睫毛、眉毛、頭髪、唇、又は爪等に同一の製品を塗布するために、両方の塗布器ヘッドが使用されることである。塗布器ヘッドは、同一のものとすることができる。例えば、両方の塗布器ヘッドは、マスカラを塗るための(図11に示されるような)同一の剛毛ブラシであってもよく、又は、頭髪に染料を塗るための同一の櫛であってもよい。或いは、塗布器ヘッドは、異なっていてもよい。例えば(図6又は9に示されるように)、一方の塗布器ヘッドが剛毛ブラシとされ、もう一方の塗布器ヘッドが眉毛用の櫛とされてもよい。
本明細書では、ブラシ及び櫛は、一般に理解されているように区別される。櫛と比較すると、ブラシは、全体的により柔軟でより数が多く且つ多方向に延在する毛を有する。ブラシと比較すると、櫛は、全体的により堅く数が少なく且つその全てが基本的に平行に単一の列に存在する歯を有する。二列以上の歯の列を持つ櫛も当技術分野では知られているが、それでもなお歯は、ブラシにおける毛よりもはるかにまばらである。例えば、図6及び9は、あらゆる方向に向いた多数の毛を持つブラシ塗布器ヘッド4cと、二列の平行した歯を持つ櫛4dとを示す。この特定の実施形態は、毛髪用途に好ましいものである。この実施形態は、睫毛にマスカラを塗るのに特に有効である。基本的に、製品に浸され且つワイパを通されるのに適切ないかなるタイプの塗布器も、本発明に有用とされ得る。例えば、ブラシは、撚線芯タイプ、成形タイプ、及びクリンプタイプを含む。スポンジも有用とされ得る。
塗布器ヘッド4a、4bは、化粧品組成物を塗布するために協働するように選択されることが好ましい。最初に一方を使用し次いでもう一方を使用するように、二つの塗布器ヘッドを順次使用することも可能である。しかし、好ましい塗布方法は、塗布器システムが提供することのできる挟み把持をうまく利用する。好ましくは、塗布器システムは、塗布器ヘッド3a、3b間に把持されて塗布器ヘッドを通されるのに適した毛髪Hに製品を塗布するために使用され、塗布器ヘッドは製品を一様に広げるために、一定の圧力を加える(図7参照)。
支点
支点が上蓋に収容される。図8を参照すると、支点5は、上方部分5a、及び下方に懸下した二つの脚部5bを含む。円筒として形成された軸5cが、一方の脚部からもう一方の脚部まで延在して、それにしっかりと取り付けられる。上述のように、軸は、ステム3a、3bのカラー3g、3hを支持する。ステムの近位端部3e、3fが相互に接近することができ、それにより塗布器ヘッドの運動範囲が広げられるように、脚部間に空間5dが設けられる。
支点5の上方部分5aからは、ばね6のためのハウジング5eも懸下する。図8では、ハウジングは、刳り抜かれた部材として形成されている。組み立てられると、ばねは、ステム3a、3bの近位端部3e、3fの溝3i、3jに接触し得るように、ばねの両端が部材を越えて延在する状態で、穴5f内に配置される。上記のように、ばねの特性は、意図された用途にふさわしい挟み把持を達成するように選択されるべきである。ばねがステムに及ぼす力は、ばねの材料、ばねの長さ、線径、螺旋径(helix diameter)、及びピッチに依存する。これらの全てが、挟み把持を調整するために変更可能であるが、ばねの長さは、以下の通りであるべきである。ばねは、常に両方の溝と接触しているのに十分な長さであることが好ましい。ばねは、ステムの近位端部間の最大距離間隔よりも長いことがより好ましい。このような場合、二つの塗布器ヘッド4a、4bは、多少の残留圧力により一緒に付勢されて、挟み把持を生じさせることになる。
支点5は、上蓋7内に嵌合され且つ上蓋内に保持されるように設計される。この嵌合を容易にするために、支点の形状は、上蓋の内側の形状に相補的なものとされ得る。例えば、両方の形状は、おおよそ円筒状とすることができる。また、支点は、支点を上蓋の内側に保持するために、上蓋の内面上の一つ以上の戻り止め7eと協働する一つ以上の隆起したスナップ5gを備えることができる(図8参照)。また、支点は、支点と上蓋とが一つのものとして動くようにそれらが堅固に結合されるようにする特徴を備えることができる。例えば、支点は、上蓋の内面上の溝7fを相補的にとらえるリブ5hを有することができる。このようにして、上蓋が回転されると支点もまた回転され、それらの間に明らかな滑りは存在しない。
上蓋
図9を参照すると、上蓋7は、このように、支点5のためのハウジングである。上記のように、上蓋7の内面は、支点を上蓋の内側に保持するために、支点5の一つ以上の隆起したスナップ5gと協働する、一つ以上の戻り止め7eを備えることができる(図9参照)。また、上蓋は、上蓋と支点とが一つのものとして動くようにする特徴を備えることができる。例えば、上蓋の内面は、支点のリブ5hを相補的にとらえる溝7fを有することができる。このようにして、上蓋が回転されると支点も回転され、それらの間に明らかな滑りは存在しない。
上蓋の側壁7dは、一つ以上の可撓性部分、好ましくは上蓋の両側の二つの可撓性部分7a、7b以外は、全体的に剛体である。各可撓性部分は、側壁にある穴又は窓を塞ぐ。支点5及びステム3a、3bが上蓋7内に組み付けられると、各可撓性部分は、ステムの近位端部3e、3fのうちの一つに隣接して配置される。可撓性部分が使用者によって手動で押し潰されると、ステムの近位端部に外力が加えられる。この力は、ばね6を圧縮して塗布器ヘッド4a、4bを分離させる傾向がある。これは、図2b及び11に示されている。外部から加えられる力が除去又は減少されると、ばねが広がって、ステムの近位端部を押し広げ、上蓋の可撓性部分を膨張させて、塗布器ヘッドを静止位置へ向かわせる。図12は、静止位置にある塗布器を示す。
上蓋7の側壁7dと可撓性部分7a、7bは、別々の構成要素である。可撓性部分は、取り外せない方法で側壁の窓の上に組み付けられることが好ましい。各可撓性部分の周辺7iは、取り外せない方法で側壁の窓の周辺7jに組み付けられることが好ましい。例えば、可撓性部分の周辺は、側壁部分の周辺にスナップ嵌め又は接着されてもよいが、このタイプの組付けは、比較的大きな労力を要する。バイインジェクション成形技法を使用して剛体及び可撓性の壁部分が成形されることが、より好ましい。この工程は、別々の成分が出会って型を埋めるまで一つの型の別々の区画に異なる溶融材料を同時に又は連続的に注入することにより、行われる。型を冷却すると、異なる材料はそれらが交わる箇所で融合し、それにより、特定の部分に異なる材料を有する単一の物品が提供される。上蓋の剛体壁を構成する材料は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、若しくは様々な密度のポリエチレンの混合物などのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン、又はポリカーボネート/ポリプロピレン混合物などの他の可塑性物質の混合物とすることができる。剛体枠は、ポリプロピレンで構成されることが好ましい。可撓性部分は、シリコーン、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエーテルアミドブロック共重合体、ポリエステルエラストマー、エチレンプロピレンジエンモノマーゴム(EPDM)、ポリウレタン、スチレンブタジエンスチレン(SBS)、スチレンイソプレンスチレン、スチレンエチレンブチレンスチレン、スチレンエチレンプロピレンスチレン、ラテックス、及びニトリルブタジエンゴムなどの、弾性又は熱可塑性の材料であることが好ましい。
上蓋7はまた、その協働するねじ山7cを通じて容器1のための閉被として機能し、また任意で、しかし好ましくは、密閉機能を提供する。例えば、好ましい実施形態では、上蓋が容器上にねじ込まれると、上蓋の底部7gがワイパハウジング2aのフランジ2g上に位置して、フランジと上蓋との間に密閉がもたらされる。さらに、好ましい上蓋は、ねじ山の上方にテーパ面7hを有する。上蓋が容器上にねじ込まれると、テーパ面がワイパハウジングの頂部近傍の傾斜面2qに対接し、それによりワイパハウジングと上蓋との間にさらなる密閉が形成される。さらに、上述のバイインジェクション成形法はまた、完成した上蓋に空隙が存在しないことを確実にする方法で可撓性部分と剛体部分とを結合するので、好ましい。本明細書において説明されるような密閉を形成する様々な手段により、閉じられた本発明の容器からの気体の移行及び製品の重量損失は最小限に抑えられ、また、従来技術のどのものとも等しいか又はそれを上回ることが期待される。
使用法
上蓋7がネック部1bの回りでねじ回される(即ち、容器1にねじ込まれる、又は容器1からねじって外される)と、ステム3a、3b及び塗布器ヘッド4a、4bは、ネック部1bの長手軸Aの回りを周転する。ステムはワイパ2bに接触するので、ワイパは同一の軸の回りで回転する。ワイパハウジング2aは、上述のように回転を阻止されるので、ワイパハウジングが容器のネック部と作る密閉は、損なわれない。上蓋と容器とが分離されると、塗布器ヘッドは貯槽から外へ持ち上げられ得る。その際に、ステム及び塗布器ヘッドは、ワイパ2bの開口部2m、2nによって拭われる。製品が塗布器ヘッド上に撫でつけられ、また、余分な製品が塗布器ヘッド及びステムから除去される。塗布器は使用可能な状態である。まだそのようにしていない場合、使用者は可撓性部分7a、7bを押し潰して、それにより塗布器ヘッドを分離させる。睫毛などの身体部分が、塗布器ヘッド間に持って行かれ、次いで、上蓋の可撓性部分に加えられた圧力が解放される。これにより、塗布器ヘッドが相互に接近して、一定の圧力で睫毛又は他の身体部分を把持することが可能になる。このことは、塗布中に外部圧力を維持することを使用者に要求するピンセット型塗布器では、使用者が塗布器を操作するにつれて圧力が変化して不均一な塗布をもたらすことになるので、そうしたピンセット型塗布器に優る利点となる。塗布器ヘッドが把持している間に、塗布器が表面に沿って引かれて、一定の圧力で表面に製品が広げられる。睫毛の場合、使用者は、眼瞼から離れる方向に塗布器ヘッドを引いて、塗布器ヘッドが睫毛の先端に達して睫毛から外れるまで、睫毛を塗ることになる。使用者は、上蓋の可撓性部分を押し潰して塗布器ヘッドを分離させて、異なる睫毛に同じ過程を繰り返すことができる。当然ながら、塗布器は、身体の一部を把持することなしに使用されてもよい。静止位置において接触することのない各塗布器ヘッドの表面は、それらの典型的な使用法に従って使用することができる。したがって、製品は、挟み把持により一様に広げられ、次いで、より慣習的なやり方で仕上げ塗りされ得る。使用者が完了させたか又はより多くの製品を必要とする場合、彼女は塗布器ヘッドを貯槽に戻すことができる。理想的には、上蓋の可撓性部分に何ら圧力を加えることなしに、各塗布器ヘッドがワイパの通路2k、2lのうちの一つの中に案内される。
幾つかの特徴
図1は、本発明の一つの好ましい実施形態による塗布器システムの断面図である。上蓋7は、容器1上に完全に据え付けられている。幾つかの事項が言及され得る。第一に、塗布器ヘッド4a、4bは、分離されたものとして、即ち、完全には静止位置にないものとして、示されている。これは、ワイパ2bの二つの通路2k、2l間の壁2pがステム3a、3bを離して保持するのに十分な強さである場合に生じ得る。容器内に配置されたときに塗布器ヘッド間に幾らかの間隔があると、塗布器ヘッド全体が製品に接触して製品を受け取ることが可能になるので、そのような間隔があることが好ましい。そうでない場合、相互に接触する塗布器ヘッドのそれらの表面は、有する製品が少なくなるであろう。そしてそれらの表面はまさに、本塗布器システムを用いて製品を塗布するための最も重要な表面である。これは、貯槽内にあるときに二つの塗布器ヘッドを一まとめにするピンセット型塗布器(例えば、米国特許第5,007,442号参照)に優る利点である。製品は、塗布器ヘッドのうちの相互に押し付けられる部分との接触を抑制される。
別の有益な特徴として、本発明者らは、上蓋7が完全に容器1上に据え付けられているときでも、使用者が上蓋の可撓性部分7a、7bを押し潰して、塗布器ヘッドが容器の内壁1fに接触するまでそれらを分離させられることに言及する。そうすることで、ワイパ開口部2m、2nがわずかに変形する可能性があるが、ワイパ2bがゴムのような弾性を持っていれば、このことは問題にならないはずである。したがって、塗布器ヘッドは、上蓋が緩められているときに、容器の内壁に対接して保持され得る。この位置では、塗布器ヘッドは、容器壁の大部分を拭い、且つ、通常では排出されない製品を排出させることになる。
このような特徴は、貯槽(及び容器)を非円筒状に作る機会を提供する。供給者はほとんどの場合、標準型の密閉可能なマスカラパッケージに円筒状の容器を使用する。その他の形状の容器から効率的に製品を排出することは通常不可能なので、供給者はやむを得ず円筒状の容器を使用する。しかし、本発明によれば、また、図10に示されるように、貯槽10a(及び容器10)は、ネック部10bよりも底部10gの方に大きい直径を有して、外側にテーパ付けされ得る。塗布器ヘッドは、容器の内面10fをこするために広がるように作られ得る。塗布器ヘッドが貯槽から引き抜かれるにつれて、壁は、塗布器ヘッドを押し返して、塗布器ヘッドがワイパに達するまで、塗布器ヘッドを押し近づけさせる。容器の形状は単純なテーパ付けに限定されるものではなく、本発明による塗布器により、様々な形状でより効率的に内容物が排出されるであろう。しかし、本発明の塗布器ヘッドは特に、可撓性部分を押し潰すことにより、任意の円筒状に対称な貯槽の内面をこすることができる。したがって、効率的な排出が重要とされる場合には、円筒対称性を有する非円筒状の貯槽が好ましい。そのような形状は、球、円錐、及び円筒などの左右対称なものとされ得るが、不規則な回転立体であってもよい。
したがって、説明された塗布器システムは、毛髪のメーキャップに特に有用である。また、本発明はメーキャップ製品の観点から説明されたが、治療用製品などの他の製品が、同じ方法で塗布され得る。
本明細書において説明されたピンセット塗布器システムは、従来技術の塗布器、特にマスカラを塗るための塗布器の改善を実現する。システムは、一般に使用されるタイプの標準的な容器を使用することができ、また、容器は、従来の高さまで満たすことができる。ピンセット把持は、外部圧力を加えることなしに得られ、それにより、一貫した把持と、より均一な製品の塗布とが提供される。本塗布器は、たとえ何らかの非円筒状の容器であっても、従来技術の塗布器よりも多くの製品を容器から排出することができる。

Claims (11)

  1. 身体に塗布される製品を保持するための貯槽、及びねじ山付きのネック部を有する、容器と、
    自由に回転できるように前記容器の前記ネック部内に固定されるワイパであって、テーパ付けされた下方部分と、前記貯槽に通じる二つの下方開口部で終わる、ワイパを貫通する二つの通路とを含む、ワイパと、
    押し潰され得る可撓性部分を有する側壁を含む、前記ネック部の回りでねじ回され得るねじ付き上蓋と、
    軸を含む、前記上蓋に収容され且つ前記上蓋に堅固に結合される支点と、
    近位端部及び遠位端部をそれぞれが含む二つのステムであって、
    各遠位端部が塗布器ヘッドを支持し、
    各ステムがその近位端部と遠位端部との間で枢動配置において前記軸に連結される、ステムと、
    前記ステムの前記近位端部に接触し且つ前記近位端部を相互に離れる方向に付勢する、前記支点に収容されたばねと
    を備えている、ピンセット型塗布器システムであって、
    前記上蓋の前記可撓性部分を押し潰すことにより、前記ばねを圧縮する前記ステムの前記近位端部に外力が加えられて、前記塗布器ヘッドが分離され、
    各ステムが前記通路のうちの一つを通して配置され、次いで前記上蓋を前記ネック部の回りでねじ回すことにより、前記ネック部の長手軸の回りで前記ステムが周転され且つ前記ワイパが回転される、ピンセット型塗布器システム。
  2. 上方部分及び下方部分を有する中空のワイパハウジングをさらに含み、
    前記上方部分が、前記容器の前記ネック部の上方に延在し、
    前記下方部分が、前記容器の前記ネック部内に固定され、
    前記ワイパが、前記ハウジングに対して回転可能であるように、前記ワイパハウジングの前記下方部分から懸下している、
    請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  3. 前記ワイパハウジングが、前記容器の前記ネック部にある切欠きと位置合わせされて前記ワイパハウジングが回転するのを防ぐ回り止めを有している、請求項2に記載のピンセット型塗布器システム。
  4. 前記ワイパの前記下方開口部が、前記ステム及び塗布器ヘッドが前記ワイパを通過するときにそれらをこするサイズとなされている、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  5. 各ステムが、枢動配置において前記軸を受容することが可能な少なくとも一つのカラーを有している、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  6. 各ステムが、前記ばねの両端を受容するための溝を有している、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  7. 前記塗布器ヘッドが、ブラシ、櫛、及びスポンジから選択されている、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  8. 前記塗布器ヘッドが、睫毛にマスカラを塗るのに適している、請求項7に記載のピンセット型塗布器システム。
  9. 前記支点が、
    前記ばねのためのハウジングがそこから懸下している上方部分と、
    前記軸がそれらの間にしっかりと取り付けられるように下方に懸下して離間された二つの脚部とを備えている、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  10. 前記容器が非円筒状である、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
  11. 前記貯槽が毛髪用製品を保持している、請求項1に記載のピンセット型塗布器システム。
JP2015553743A 2013-01-22 2013-12-27 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ Active JP5946593B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/746,409 2013-01-22
US13/746,409 US8851775B2 (en) 2013-01-22 2013-01-22 Tweezer type package for cosmetic product application
PCT/US2013/078085 WO2014116390A1 (en) 2013-01-22 2013-12-27 Tweezer type package for cosmetic product application

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016503713A JP2016503713A (ja) 2016-02-08
JP5946593B2 true JP5946593B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=51207791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015553743A Active JP5946593B2 (ja) 2013-01-22 2013-12-27 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8851775B2 (ja)
EP (1) EP2948021B1 (ja)
JP (1) JP5946593B2 (ja)
KR (1) KR101708137B1 (ja)
AU (1) AU2013375212B2 (ja)
CA (1) CA2896712C (ja)
ES (1) ES2641163T3 (ja)
WO (1) WO2014116390A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180080143A (ko) * 2017-01-03 2018-07-11 주식회사 엘지생활건강 마스카라

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014055940A1 (en) 2012-10-04 2014-04-10 Lash Duet, Llc Dual eyelash applicator with reverse action apparatus
US10441054B2 (en) 2012-10-04 2019-10-15 Lisa Hatch Stabilized, precision, dual-brush eyelash application apparatus and method
US20150164210A1 (en) * 2013-12-12 2015-06-18 Jia Hsing Enterprise Co., Ltd. Eyelash Brush
FR3026281B1 (fr) * 2014-09-25 2018-08-24 L'oreal Organe d'application comportant deux parties assemblees.
KR101681315B1 (ko) 2015-04-29 2016-11-30 주식회사 인터워크 코리아 속눈썹용 화장품 도포기
US20160367013A1 (en) * 2015-06-22 2016-12-22 Melissa Arredondo Active arm eyelash applicator
CN106307976A (zh) * 2015-07-02 2017-01-11 洽兴包装工业(中国)有限公司 双头睫毛膏刷
CN106307978A (zh) * 2015-07-03 2017-01-11 洽兴包装工业(中国)有限公司 异形头涂抹装置
KR101703698B1 (ko) * 2015-07-06 2017-02-08 (주)아모레퍼시픽 편심으로 형성된 솔대를 구비한 손가락 삽입 마스카라 용기
KR101745357B1 (ko) 2015-07-06 2017-06-12 (주)아모레퍼시픽 탄성슬릿부를 구비한 손가락 삽입 마스카라 용기
JP6734635B2 (ja) * 2015-09-30 2020-08-05 株式会社吉野工業所 塗布具付容器
US20170231368A1 (en) * 2016-02-12 2017-08-17 Maria A. NAVARRO Mascara applicator for simultaneously curling and applying mascara to eyelashes and a storage system
KR101929286B1 (ko) * 2016-07-05 2018-12-14 (주)에프에스케이컬러 하부 회전 와이퍼가 구비된 마스카라 용기
JP2018064791A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 ロレアル 化粧用製品を保管し、塗布するためのアプリケータおよび組立体
JP6639023B2 (ja) * 2017-01-31 2020-02-05 稔 兼松 マスカラ塗布具製品
KR101893891B1 (ko) * 2017-03-29 2018-08-31 안동과학대학교 산학협력단 멀티 브러시를 갖는 화장품 용기
US10849405B2 (en) * 2017-09-20 2020-12-01 Elc Management Llc Cap and vial applicator system for applying two cosmetic products
KR101896685B1 (ko) * 2018-03-26 2018-09-10 주식회사 엘지생활건강 마스카라
KR102557203B1 (ko) * 2018-04-20 2023-07-21 주식회사 인터워크 코리아 속눈썹용 화장품 도포기
USD898290S1 (en) * 2018-07-09 2020-10-06 Jd Holding Combined tweezer and brush
JP7300323B2 (ja) * 2019-06-24 2023-06-29 花王株式会社 塗布具付き染毛料容器
US11877641B2 (en) * 2020-08-31 2024-01-23 L'oreal Applicator with expanding surface area mechanism
BR112023026512A2 (pt) 2021-06-17 2024-03-05 Kk Kunert Kosmetik Ug Haftungsbeschraenkt Sistema de rímel, aplicador e unidade de depósito para armazenar e aplicar rímel
DE202021103262U1 (de) 2021-06-17 2021-08-02 KK (Kunert Kosmetik) UG (haftungsbeschränkt) Wimperntuschensystem, Applikator und Depoteinheit zum Speichern und Auftragen von Wimperntusche
DE102021115712A1 (de) 2021-06-17 2022-12-22 KK (Kunert Kosmetik) UG (haftungsbeschränkt) Wimperntuschensystem, Applikator und Depoteinheit zum Speichern und Auftragen von Wimperntusche
USD1015635S1 (en) * 2021-10-28 2024-02-20 Cecilia Paige Tweezer brush combination
USD1023588S1 (en) * 2022-04-12 2024-04-23 Mary Beveridge Cosmetic brush

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2022896A (en) * 1935-01-28 1935-12-03 Robert R Nathans Eyelash applicator and curler
US2136779A (en) 1937-11-04 1938-11-15 Henry J Bednar Eyelash darkener
GB804192A (en) * 1956-12-17 1958-11-12 Ernest Norland Mascara applicator
US2908923A (en) * 1957-12-23 1959-10-20 Edward E Schlechter Lens cleaning device
JPS5757510A (en) * 1980-09-22 1982-04-06 Kanebo Ltd Mascara coating tool
US4458701A (en) 1983-03-21 1984-07-10 Linda Holland Mascara applicator
US5052839A (en) 1986-03-06 1991-10-01 Pettengill Edwin R Mascara applicator
US5007442A (en) 1988-01-11 1991-04-16 Hirzel Suzy C Double blocking members sealing a single opening means
US5137387A (en) 1991-06-11 1992-08-11 Maybe Holding Co., Inc. Cosmetic applicator with rotary wiping system
US5172992A (en) 1992-03-09 1992-12-22 Risdon Corporation Mascara container with stirrer
DE9316704U1 (de) 1993-11-02 1994-01-13 Geka Brush Georg Karl Gmbh Mascara-Bürstchen
US5611361A (en) 1995-06-14 1997-03-18 Revlon Consumer Products Corporation Mascara application system
US5676480A (en) 1996-04-05 1997-10-14 Tosto; Nada Hair dye applicating apparatus
US5700100A (en) 1997-02-20 1997-12-23 Risdon Corporation Mascara container having a stirrer and a separate wiper
US6120202A (en) * 1999-06-21 2000-09-19 Donsky; Robin Nail polish applicator bottle
US6325071B1 (en) 2000-02-17 2001-12-04 G.H.B. Enterprises Dual blade mascara application system
US6508603B1 (en) 2000-11-17 2003-01-21 The Bridgeport Metal Goods Manufacturing Company Mascara brush configured for loading from sidewall of container
WO2004077987A1 (en) 2003-03-05 2004-09-16 Laline International Sarl Mascara applicator with movable arms
JP2007020793A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料塗布具及び塗布容器
US7997820B2 (en) * 2009-03-31 2011-08-16 Elc Management Llc Multi-applicator package with single handle
DE102009057026A1 (de) 2009-12-04 2011-06-09 Geka Gmbh Kosmetikapplikator, insbesondere Mascaraapplikator sowie ein Kosmetikprodukt
US20110250003A1 (en) 2010-04-12 2011-10-13 Rnd Group Llc Double type cosmetics package

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180080143A (ko) * 2017-01-03 2018-07-11 주식회사 엘지생활건강 마스카라
KR102351643B1 (ko) 2017-01-03 2022-01-17 주식회사 엘지생활건강 마스카라

Also Published As

Publication number Publication date
US8851775B2 (en) 2014-10-07
KR101708137B1 (ko) 2017-02-17
AU2013375212A1 (en) 2015-08-13
EP2948021A4 (en) 2016-08-17
KR20150096507A (ko) 2015-08-24
CA2896712C (en) 2017-10-10
EP2948021B1 (en) 2017-06-28
US20140205357A1 (en) 2014-07-24
ES2641163T3 (es) 2017-11-08
AU2013375212B2 (en) 2016-08-04
WO2014116390A1 (en) 2014-07-31
CA2896712A1 (en) 2014-07-31
JP2016503713A (ja) 2016-02-08
EP2948021A1 (en) 2015-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5946593B2 (ja) 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ
AU757128B2 (en) Flexible wall cosmetic container
US8292529B2 (en) Dispenser and method for dispensing fluids
JP5325291B2 (ja) 一体成型ワイパを備えた化粧品パッケージ
US8353636B2 (en) Support device for a cosmetic article and associated method
CN107072374B (zh) 带涂抹器的盖子以及装有这种盖子的包装
JP2007167615A (ja) 物質を毛に塗布するための装置
JP2013052302A (ja) パッケージ及びアプリケータ具
EP1247472B1 (fr) Ensemble de conditionnement et d'application, notamment pour un produit cosmétique
JP5325290B2 (ja) 一回使用の化粧品サンプラ
WO2009153753A9 (en) A packaging and applicator device, in particular for mascara
JP2006326321A (ja) 組成物を睫毛及び/又は眉毛に付加するためのアプリケータ
US20080250592A1 (en) Apparatus or method for applying a solvent
US20170347776A1 (en) Cosmetic Applicator Having One Molded And One Non-Molded Brush
JP2007020793A (ja) 化粧料塗布具及び塗布容器
JP2014534821A (ja) ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのデバイス
US20170347784A1 (en) Cosmetic Applicators Having Molded Brush And Comb Portions
US20160367013A1 (en) Active arm eyelash applicator
KR101876759B1 (ko) 이종 화장품을 저장함과 아울러 맛사지 기능을 가지는 튜브형 화장품용기
US20100111590A1 (en) Cosmetic container
KR101760117B1 (ko) 집게형 마스카라
US3162885A (en) Applicator
US20230189976A1 (en) System and method for an exfoliating dispensing apparatus
JP6446649B2 (ja) アイライナー化粧料塗布具
JP2006263233A (ja) 液状化粧料容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5946593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250