JP2014534821A - ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのデバイス - Google Patents
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Abstract
本発明の主題は、ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのデバイス(1)であり、このデバイスは、容器(20)のアプリケータ手段(2)と、デバイス(1)が毛髪の房に対して長手方向に移動したときに、前記毛髪の房をアプリケータ手段(2)に接触させて保持するために、アプリケータ手段(2)に係合することが可能な保持部材(4)と、を備え、前記アプリケータ手段(2)が、容器(20)に取り付けられ、開放/閉鎖要素(32)を有する出口オリフィス(31)を備えるアプリケータ末端部品(30)を備え、開放/閉鎖要素が、第1の位置において前記出口オリフィスを閉鎖し、第2の位置において前記出口オリフィスを少なくとも部分的に解放する。
Description
本発明の主題は、化粧用ヘアケア製品を塗布するためのデバイスである。本発明によるデバイスは、毛髪の房に染料を塗布することに、または、毛髪に香りを付けるための製品、特にアルコールを含まない香水を塗布することに、特に大変適している。
「化粧品」という表現は、1993年6月14日付けの理事会指令93/35/EECに定義された製品を意味することが理解される。
ハイライト/ローライトは、毛髪のある部分のみに染料を染み込ませる処置である。その処置が完了したときに、不均一な染色効果が得られるようにして、毛髪の自然な色調または全体の色調よりも明るいまたは暗い色調により、このような毛髪の動きを強調する。
複数の種類の毛髪染料、すなわち一時染料、半永久染料、および酸化染料と呼ばれる永久染料がある。
これらの染料は、クリーム、ムース、またはある程度粘性の液体状であり得る。液体またはジェル状の染料は、可撓壁ボトル、またはムースを生成するエアゾール等の手段を使用して、おそらくは混合後に、特に塗布され得る。これに対して、クリーム等の、より粘性または粘稠性の高い組成物から生成される混合物製品は、染料と酸化剤とをボウルで混合した後にボウルから使用される。
本発明が対象とするヘアケア製品は、同様に、ケア製品、メイクアップ製品、またはヘア成形製品である。
コーム、ブラシ、またはこれらの組合せに基づく塗布デバイスも公知である。このようなデバイスが、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。
このようなデバイスは、一般に、毛髪に外側から、すなわち上部に塗布することによって使用されることに特に関連する同様の欠点を有する。製品を、基本的に毛髪の房の表面に付着させ、内部にはあまり付着させず、アプリケータを毛髪の房に対して根元から先端へ移動させる。しかし、この移動中に、ユーザがアプリケータを持ち上げ、アプリケータが頭蓋の湾曲に従った経路を残す傾向があることが経験上わかっている。その結果、毛髪の一部がアプリケータにまったく接触しない。そのため、このような毛髪は、染料の場合には染色されず、ケア製品の場合には処置されない。したがって、得られる結果は満足のいくものではない。
毛髪をぴったりと覆う「ハイライト用キャップ」を使用することも可能である。処置する毛髪の房、特に染色する毛髪の房を、フック型デバイスを使用して、キャップ表面に一定の間隔で分散されたオリフィスを通して、キャップから引き出す。その後、「頭部全体」の染色に使用するのと同様の方法で、このように引き出した毛髪の房に染料を塗布する。一般に、製品はブラシにより塗布される。処置が完了した後、ハイライト用キャップを取り外し、染色した毛髪が元の位置に戻る。
ハイライト用キャップ技法は、特に時間がかかり、また3つの大きな欠点を有する。すなわち、キャップが装着されると、毛髪が押しつぶされ、毛髪の房がオリフィスを通して非常に無作為に引き出される。これにより、特に毛髪の房の分散に関して、所望の結果とはやや異なる結果が生じ得る。さらに、引き出された毛髪の房の大きさは、キャップのオリフィスの直径に比例する。この直径は一般に小さい(通常、約1mm〜2mm)ため、毛髪の房の並置が不十分となる。最後に、キャップの厚さおよび毛髪の房の厚さのため、引き出された毛髪が、必ずしも、その毛髪が引き出されるときに通るオリフィスに対向する頭皮から生えている毛髪ではないという理由から、この技法により塗布される染料は毛髪の根元まで広がらず、それによって毛髪に与える結果の均一性が損なわれることがわかる。
毛髪の房のための別のタイプのアプリケータが、特許文献3に記載されている。それは、「スプーン」アプリケータである。ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのこのデバイスは、前記製品を含むことのできる開いたキャビティを有する第1の部分を備え、前記毛髪の房をキャビティ内の製品に接触させることにより、かつ前記デバイスを前記毛髪の房に対して移動させることにより、製品が毛髪の房に塗布されており、デバイスは、保持部材を有する第2の部分をさらに備え、2つの部分が互いに対して移動することができ、前記デバイスが前記毛髪の房に対して移動する間、前記保持部材が、前記毛髪の房をキャビティ内の製品に接触させて維持することができ、保持部材が多孔要素を備える。
しかし、このアプリケータは、ロングヘアまたはミディアム長ヘアにハイライトを容易に得るために使用することが困難である。
別のタイプのアプリケータが、特許文献4に記載されている。このデバイスは、ヘアトリートメント製品のためのアプリケータ手段を備え、前記手段が、接続要素により、アプリケータ手段に係合することが可能な保持部材に接続される。毛髪の房を保持するために、保持部材をアプリケータ手段に対向させて配置することができ、毛髪の房がこれら2つの要素間に配置される。毛髪の房に塗布するために、アプリケータ手段および保持部材を毛髪の房に沿って同時に移動させ、根元から先端へ摺動させる。接続手段は、2つの要素を同時に移動させるためのガイドを形成する。
このアプリケータは、ヘアケア製品をこぼさずに使用することがやはり困難である。さらに、その処置が、毛髪の房全体にわたって均一に施されない。
ユーザが製品を自分で塗布する場合、先行技術のデバイスは、後頭部にハイライトを生じさせるには取扱いが困難であるように思われる。これは、直接視野の外にある毛髪に塗布しようとするときに、このようなデバイスを確実に位置決めすることが困難であるからである。
加えて、非常に粘稠性の高い製品を塗布しなければならないため、ブラシを使用して毛髪の房の全長にわたって製品を広げることが困難である。
最後に、公知のアプリケータは、しばしば複雑な複数の機械部品を組み立てることにより形成される限り、製造に費用が掛かる。
本発明のさらに別の問題は、どの位置にあっても、力を加えることなく、漏れが生じないアプリケータを得ることである。
本発明の目的は、ヘアケア製品を毛髪の房に自分で塗布するためのデバイスを提案することにより、前述した問題を改善することである。
この問題を解決するために、本発明は、ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのデバイスを提供し、このデバイスは、
− 容器内のある量の前記ヘアケア製品を保持することが可能なアプリケータ手段と、
− デバイスが毛髪の房に対して長手方向に移動したときに、前記製品が毛髪の房の上で分散されるように、前記毛髪の房をアプリケータ手段に接触させて保持するために、アプリケータ手段に係合することが可能な保持部材と、を備え、
前記アプリケータ手段が、容器に取り付けられ、開放/閉鎖要素を有する出口オリフィスを備えるアプリケータ末端部品を備え、開放/閉鎖要素が、第1の位置において前記出口オリフィスを閉鎖し、第2の位置において前記出口オリフィスを少なくとも部分的に解放し、第1の位置から第2の位置への移動が、毛髪の房を保持部材と開放/閉鎖要素との間に挿入することにより、前記開放/閉鎖要素に加えられる力に応じて行われる。
− 容器内のある量の前記ヘアケア製品を保持することが可能なアプリケータ手段と、
− デバイスが毛髪の房に対して長手方向に移動したときに、前記製品が毛髪の房の上で分散されるように、前記毛髪の房をアプリケータ手段に接触させて保持するために、アプリケータ手段に係合することが可能な保持部材と、を備え、
前記アプリケータ手段が、容器に取り付けられ、開放/閉鎖要素を有する出口オリフィスを備えるアプリケータ末端部品を備え、開放/閉鎖要素が、第1の位置において前記出口オリフィスを閉鎖し、第2の位置において前記出口オリフィスを少なくとも部分的に解放し、第1の位置から第2の位置への移動が、毛髪の房を保持部材と開放/閉鎖要素との間に挿入することにより、前記開放/閉鎖要素に加えられる力に応じて行われる。
以下の特徴は、本発明の有利な特徴を構成する。
− 好ましくは、保持部材が、アプリケータ手段に対して移動可能であるように選択され得る。
− 好ましくは、保持部材およびアプリケータ手段が、接続手段により接続されて単一部品を形成するように選択され得る。
− 好ましくは、保持部材およびアプリケータ手段が、2つの別個の部品を形成するように選択され得る。
− 好ましくは、2本の指の間で把持しやすくするための環状縮小部を有する容器が選択され得る。
− 好ましくは、製品を収納および放出可能な表面を有するアプリケータ末端部品が選択され得る。
− 好ましくは、保持部材の面積が、アプリケータ末端部品の面積よりも大きいかまたは等しいように選択され得る。
− 好ましくは、コーム手段を有する保持部材が選択され得る。
− 好ましくは、第1の位置から第2の位置への移動が、開放/閉鎖要素に軸方向に加わる力に応じて行われるように選択され得る。
− 好ましくは、アプリケータ手段および保持部材が、接続手段と交差する軸に対して互いに対称であるように選択され得る。
− 好ましくは、保持部材が、アプリケータ手段に対して移動可能であるように選択され得る。
− 好ましくは、保持部材およびアプリケータ手段が、接続手段により接続されて単一部品を形成するように選択され得る。
− 好ましくは、保持部材およびアプリケータ手段が、2つの別個の部品を形成するように選択され得る。
− 好ましくは、2本の指の間で把持しやすくするための環状縮小部を有する容器が選択され得る。
− 好ましくは、製品を収納および放出可能な表面を有するアプリケータ末端部品が選択され得る。
− 好ましくは、保持部材の面積が、アプリケータ末端部品の面積よりも大きいかまたは等しいように選択され得る。
− 好ましくは、コーム手段を有する保持部材が選択され得る。
− 好ましくは、第1の位置から第2の位置への移動が、開放/閉鎖要素に軸方向に加わる力に応じて行われるように選択され得る。
− 好ましくは、アプリケータ手段および保持部材が、接続手段と交差する軸に対して互いに対称であるように選択され得る。
添付図面を参照しながら以下の説明を読むことにより、本発明をよりよく理解できよう。添付図面は、本発明の非限定的な指示により提示されるものにすぎない。
説明全体において、「〜を1つ備える」という表現は、特に逆の規定がなければ「少なくとも1つの〜を備える」と同義であるものと考えるべきである。
図1および図2に示すデバイスは、ヘアケア製品Pおよび保持部材4を含むアプリケータ手段2を備える。アプリケータ部材2は、それ自体公知であり、特に米国特許第5961665号明細書に記載されている。
アプリケータデバイス2は、可撓性が小さいまたは剛性ボトルの形状の容器20を備える。あるいは、熱可塑性材料、例えばPETから作成されたボトルを使用してもよい。ボトルの容量は、例えば6mlである。ボトルは、一端部が端壁23により閉鎖された円筒の形状の側壁を備える。縮径部分により第2の端部が形成され、この端部の自由縁部24aが開口25を画定する。
アプリケータ末端部品30が、ボトルに装着されて、ボトルの開口25にスナップ留めまたはネジ留めされるように設けられる。末端部品は、長さの大部分にわたって一定の円形の直径を有するほぼ円筒形のシェルの形状である。末端部品は、他の形状、例えば、円形部を画定するまで徐々に小さくなる切頭円錐形であってもよい。末端部品30は、例えば、約15mmの直径を有する。軸方向リブが、シェルの内壁に設けられていてもよい。シェルの装着位置に、ボトルの開口25に収納される半径方向窪みがあってもよく、これにより、シェルをボトルにスナップ留めすることができる。あるいは、シェルの内壁にネジ山を設けて、ボトルの首に設けられたネジ山と係合させることが可能である。
図3〜図9に見られるように、末端部品は円筒形スカート34を備え、この円筒形スカート34は、ボトルの開口25と出口オリフィス31との間を密閉する。スカートは、密閉リップを形成する自由縁部340まで、座面33の周りで、シェルの円筒部または切頭円錐部からほぼ軸方向に延びる。アプリケータ末端部品30の装着位置において、リップ340が上縁部24aに密閉当接する。これにより、密閉スカートがボトルに横方向に重ならず、その結果スカートの存在がシェルの横方向の必要スペースに影響しない。開放/閉鎖要素32の当接のために、半径方向突起341がスカート34の内壁に設けられる。これは、連続した円形ビードである。閉鎖要素の当接のために、例えば角度離間した部分から形成された連続しないビードを使用してもよいことがきわめて明らかである。
有利には、末端部品は、好ましくは熱可塑性材料、特にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリアミドの単一部品を成形することによって得られる。
開放/閉鎖要素32は、螺旋コイルにより形成されたバネ321を備え、バネ321の下部は、取付リング323の材料に保持される。取付リング323の下縁部323aが、スカート34の半径方向突起341に当接する。バネの上部が、中空状本体の材料に保持され、この中空状本体は、座面33に当接するように設けられた切頭円錐領域320で終端することにより、弁を形成する。切頭円錐領域は、円形横断面を有するスタッド322により延長される。このスタッド322の端部322aをわずかに丸くして、この端部が直接接触する処置面に損傷を与えないようにする。スタッドの直径は、分配オリフィスの直径よりも小さく、スタッドがオリフィス31を容易に通って摺動することにより、分配する製品を通過させることができるようになっている。残りの位置では、スタッド322がオリフィスから突出して、その端部322aを処置面に直接接触させて、または膜37を介して間接的に接触させて配置することができるようになっている。
開放/閉鎖要素32は、同様に、好ましくは熱可塑性材料、特にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリアミドの単一部品を成形することによって得られる。
開放/閉鎖要素32の装着位置において、取付リングの下縁部323aが半径方向突起に当接し、バネ321をわずかに圧縮させて、切頭円錐領域320を座面33に密閉当接させて維持することにより、オリフィス31を通って製品のいかなる漏れも防止するようにする。スタッドを処置面に接触させると、スタッドに力が加えられ、前記力がバネに伝えられてバネを圧縮する。これにより、図3〜図7に示すように、スタッドがオリフィス31に挿入され、切頭円錐部が座面33から切り離される。
膜37は多孔でも無孔でもよく、末端部品30上で支持され、例えば通過させて製品を分配するための少なくとも1つのオリフィスを有し、フロック面により少なくとも部分的に外側から覆われていてもよい。膜は、末端部品30により、分配する製品を含み得る内部空間を画定する。
膜は、可撓性であり、かつ/または末端部品30に取り付けられ、その結果支持部および/またはリザーバに対して変形および/または移動して、内部空間の容積を少なくとも0.1ml減少させることができるようになっている。
図10および図11に示すように、デバイスを使用するために、ユーザがボトルを握ってひっくり返し、末端部品を毛髪の房に当てる。したがって、少なくとも一部にはオリフィス31をきれいにするために、スタッド322を押し下げて切頭円錐領域320を座面33から切り離すように、ユーザが手の移動を延長すれば十分である(図3)。このために、ユーザは親指を保持部材4に接触させる。製品は、重力によりオリフィスを通って出てくる。オリフィスの直径が小さいため、製品が非常に局所的に毛髪の房に流出する。これにより、製品を非常に正確に塗布することができる。次に、ユーザはデバイスを移動させて、毛髪の房を掴む。ユーザがディスペンサを毛髪の房から離すとすぐに、または親指で任意の圧力を加えなくなり、スタッドに加わる力が止まるとすぐに、バネが静止位置に戻り、切頭円錐部が座面に当接した状態に戻る。これにより、製品の流れが止まり、弁が閉じる前に空気がボトル内に引き込まれる。
特定の実施形態によれば、保持部材4は、膜37よりも大きい直径を有する円形カバー41を備える。保持部材4は、毛髪の房を位置決めするのに必要な距離だけ弾性的に伸長するように選択された、可撓性材料から作成された接続ストリップ50をさらに備える。このストリップ50は、エラストマ、特にポリエチレンエラストマ等の熱可塑性エラストマから作成されていてもよい。ストリップ50をカバー41と一体に成形しても、接着または溶着によりカバー41に接続してもよい。
接続手段50は、特にフィルムヒンジもしくはピン留めヒンジ型のヒンジから構成されるか、または前記第1および第2の部分の一方により支持される要素を有することができる。前記要素は、前記端壁または前記カバー41の他方に形成された凹部内に回転して取り付けられる。
カバー41は、以下に列挙する形状、すなわち、円形、非円形、特に細長形、長円形、楕円形、多角形、特に正方形、長方形、インゲンマメ形、凹凸形、星形から選択された形状、または1以上の溝のある形状を有することができる。
カバー41および接続手段50を、異なる材料から形成することができる。少なくとも一方を、熱可塑性材料、特にPE、PP、POM、PA、PET、PBTからなる群から選択された材料の1つから作成してもよい。
カバー41は、以下のアプリケータ要素、すなわち、剛毛の束、フェルト、フロックライニング、発泡体、またはスパイクもしくは歯等の他のアプリケータ要素の少なくとも1つを有することができる。これらのアプリケータ要素は、カバー41の表面に位置する毛髪の房に接触する。
これらのアプリケータを1以上の線形に配置することができ、または一定の間隔で分散させることができる。アプリケータ要素は、例えばコームまたはブラシであり得る。
アプリケータ要素は、特に、接着、ホチキス留め、または部品41上へのオーバーモールドにより、固定され得る。アプリケータ要素は、フロック先端を有することもできる。
保持部材4は、デバイスを所定の向きに把持するための把持部材を有することができる。把持部材は、指を受けるための少なくとも1つの領域、特に平坦部または孔を有することができ、この平坦部または孔は、全体として、可撓性部分の横断面よりも大きな寸法を有する軸にほぼ平行に延びる。
図示しない代替形態によれば、幾何学的連結軸が単一のフィルムヒンジにより画定され、フィルムヒンジのいずれかの側に配置された2つの横方向接続ストリップにより、弾性的な戻りが確実に行われる。このような構成の選択は、容器の横断面に大きく依存する。
接続部材4が接続手段50を備えていないときには、少なくとも1本の指を挿入可能なリングまたは指サックに、カバー41を溶着、成形、または接着することができる。この場合、リングまたは指サックをユーザの片手の親指に通し、アプリケータ手段2を同じ手の他の指の間で掴む。塗布する毛髪の房が、アプリケータ手段2の膜37に隣接して配置される。膜37とカバー41との間で毛髪の房を挟むために、親指を折り曲げる。手の圧力が、容器20の軸に沿って、かつ膜37に対して直角に加えられる。ユーザは、手を頭部から離して、この圧力を維持する。ユーザは、毛髪の房の染色を止めるために、前記圧力を解除する。
アプリケータ手段2は、ロールオン型(ロールオンは、球形、円筒形、またはラグビーボール形のような卵形を有することができる)の末端部品に交換可能な発泡体末端部品を有することができる。
本発明によるデバイスにより、アプリケータ手段2を把持しやすくする環状縮小部があってもなくても、(美容師または人の)手を、ユーザの選択に最も適したように位置決めすることができる。
このデバイスの助けにより、あらゆるタイプの製品、特に洗浄製品、コンディショニング製品、一時成形用製品、永続成形用製品、特にパーマまたはストレートパーマ製品、脱色製品、染料、毛髪の香り付け用製品、特にアルコールを含まない香水を毛髪に塗布することができる。
好ましくは、このデバイスを使用して、直接染料または酸化染料、より好ましくは直接染料を塗布する。
本発明で使用可能な直接染料は、染色媒体に溶解する1以上の直接着色剤、または組成物に溶解しない1以上の顔料を含む。
本発明の変形形態は、1以上の着色された不溶性真珠光沢剤を含む直接染料を塗布するための、本発明によるデバイスの使用である。
2 アプリケータ手段、4 保持部材、20 容器、23 端壁、24a 自由縁部、25 開口、30 アプリケータ末端部品、31 出口オリフィス、32 閉鎖要素、33 座面、34 円筒形スカート、37 膜、41 円形カバー、50 接続ストリップ、320 切頭円錐領域、321 バネ、322 スタッド、322a 端部、323 取付リング、323a 下縁部、340 自由縁部、340 リップ、341 半径方向突起、P ヘアケア製品
Claims (13)
- ヘアケア製品を毛髪の房に塗布するためのデバイス(1)であって、
i)容器(20)内のある量の前記ヘアケア製品(P)を保持することが可能なアプリケータ手段(2)と、
ii)当該デバイス(1)が前記毛髪の房に対して長手方向に移動したときに毛髪の房に前記製品(P)が塗布されるように、前記毛髪の房を前記アプリケータ手段(2)に接触させて保持するために、前記アプリケータ手段(2)に係合することが可能な保持部材(4)と、
を備えるデバイスにおいて、
前記アプリケータ手段(2)が、前記容器(20)に取り付けられ、開放/閉鎖要素(32)を有する出口オリフィス(31)を備えるアプリケータ末端部品(30)を備え、前記開放/閉鎖要素(32)が、第1の位置において前記出口オリフィスを閉鎖し、第2の位置において前記出口オリフィスを少なくとも部分的に解放し、前記第1の位置から前記第2の位置への移動が、前記毛髪の房を前記保持部材と前記開放/閉鎖要素(32)との間に挿入することにより、前記開放/閉鎖要素(32)に加えられる力に応じて行われることを特徴とするデバイス。 - 前記保持部材(4)が、前記アプリケータ手段(2)に対して移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
- 前記保持部材(4)および前記アプリケータ手段(2)が、接続手段(50)により接続されて単一部品を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のデバイス。
- 前記保持部材(4)および前記アプリケータ手段(2)が、2つの別個の部品を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のデバイス。
- 前記容器が、2本の指の間で把持しやすくするための環状縮小部を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記アプリケータ末端部品(30)が、前記製品(P)を保存および放出可能な表面(37)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記保持部材(4)の面積が、前記アプリケータ末端部品の面積よりも大きいかまたは等しいことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記保持部材(4)が、コーム手段を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記第1の位置から前記第2の位置への移動が、前記開放/閉鎖要素(32)に軸方向に加わる力に応じて行われることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデバイス。
- 前記アプリケータ手段(2)および前記保持部材(4)が、前記接続手段(50)と交差する軸に対して互いに対称であることを特徴とする、請求項3に記載のデバイス。
- 洗浄製品、コンディショニング製品、一時成形用製品、永続成形用製品、特にパーマまたはストレートパーマ製品、脱色製品、染料、毛髪の香り付け用製品、特にアルコールを含まない香水を、毛髪に塗布するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載のデバイスの使用。
- 毛髪に直接染料を塗布するための、請求項11に記載の使用。
- 前記直接染料が、1以上の着色された不溶性真珠光沢剤を含む、請求項12に記載の使用。
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