JP2014529106A - 結像反射euv投影光学ユニット - Google Patents

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Abstract

結像反射光学ユニット(7)は、物体平面(5)の物体視野(4)を像平面(9)の像視野(8)に結像する少なくとも4つのミラー(M1からM4)を有する。光学ユニットの第1の主光線平面(yz)が、ミラーのうちの1つ(M1)において反射中の中心物体視野点の主光線(16)の伝播によって規定される。光学ユニットの第2の主光線平面(xz)は、他のミラーのうちの1つ(M3,M4)において反射中の中心物体視野点の主光線(16)の伝播によって規定される。2つの主光線平面(yz,xz)は、0とは異なる角度をなす。代替の又は付加的な態様において、結像光学ユニット(7)は、像視野(8)で考えた場合に、それぞれ考えられる照明角度に対して10%の最大ダイアテニュエイション(D)、又は結像光のタンジェンシャル偏光が優位であるダイアテニュエイションを有する。両方の態様の結果は、厄介な偏光の影響が結像光学ユニットのミラーでの結像光の反射中に軽減される結像光学ユニットである。【選択図】図3

Description

ドイツ特許出願第10 2011 083 888.0号の内容が、引用によって組み込まれている。
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の結像反射EUV投影光学ユニット、並びに請求項5及び請求項7のプリアンブルに記載の結像反射光学ユニットに関する。
そのような結像光学ユニットは、US 2010/0231886 A1から公知である。そのような結像光学ユニットは、投影露光装置の一部であり、かつ集積回路を生成するために投影リソグラフィにおいてレチクルの構造が結像される時に使用される。
US 2010/0231886 A1
本発明の目的は、厄介な偏光の影響が軽減されるような、冒頭に挙げたタイプの結像光学ユニットを開発することである。
本発明の第1の態様により、この目的は、請求項1に記載の特徴を有する結像光学ユニットによって達成される。
本発明により、0とは異なる角度をなす少なくとも2つの主光線平面を通じて伝播する主光線を与えることにより、厄介な偏光の影響を軽減することができることが明らかになった。すなわち、中心物体視野点の主光線は、もはやちょうど1つの平面内で進まない。これは、それぞれのミラー上の入射平面に対して第1に垂直で、第2に平行で一般的に異なる、ミラー反射率への偏光の影響を補償するのに使用することができる。主光線の伝播によってそれぞれの主光線平面を定めることは、ミラー上に入射する中心物体視野点の主光線及びミラーから射出する中心物体視野点の主光線が、0とは異なる角度をなし、かつ主光線平面を張ること、すなわち、主光線が主光線平面に存在することを意味する。本発明による光学ユニットによって軽減することができる厄介な偏光の影響は、結像光学ユニットの大きい像視野側開口数の結果としての大きい照明角度の結果として出現する可能性がある。厄介な偏光の影響は、光学ユニットのミラーにおける結像光の反射中に出現する可能性がある。
結像光学ユニットは、少なくとも0.4の像側開口数を有することができる。結像光学ユニットの像視野は、少なくとも1mm2の面積を有することができる。結像光学ユニットの像視野は、1mm2よりも大きい面積を有することができ、10mmよりも大きい横寸法を有することができる。ここでは、像視野は、結像光学ユニットが所定の値よりも小さい収差しか伴わない結像を可能にする区域である。
請求項2に記載の互いに垂直な主光線平面は、厄介な偏光の影響を軽減するのに特に適することが見出されている。
請求項3に記載のちょうど2つの主光線平面は、それ程複雑でない結像光学ユニットの設計を可能にする。
請求項4に記載の中間像は、結像光学ユニットにおけるビーム経路プロフィールにおける入射角に影響を及ぼすことを可能にし、これは、厄介な偏光の影響を軽減する際の追加の自由度として使用することができる。結像光学ユニットは、ちょうど1つの中間像を有することができる。1つよりも多い中間像を有する他の実施形態も可能である。
更に別の態様により、冒頭に挙げた目的は、請求項5に特定される特徴を有する結像光学ユニットによって達成される。
ここで、ダイアテニュエイション(diattenuation)は、次式として定められる。
Figure 2014529106
ここで、uは、結像光の最大反射偏光方向に対する結像光学ユニット内の全てのミラーの全体反射率を表し、vは、これに垂直な結像光の偏光に対する対応する全体反射率を表している。
本発明により、本発明の様々な態様が、結像中に相互作用する照明の回折次数の偏光分布を実現することを可能にし、この偏光分布が、小さいダイアテニュエイションか、又は照明のタンジェンシャル偏光が優位なダイアテニュエイション、すなわち、タンジェンシャル偏光成分が、それに対して垂直な半径方向偏光成分よりも高い反射率で反射光学ユニットのミラーで反射されるダイアテニュエイションかのいずれかを引き起こすことが明らかになった。タンジェンシャル偏光が優位であることにより、結像中の厄介な偏光の影響が軽減される。
本発明により、0とは異なる角度をなす複数の主光線平面にわたる光線誘導は、厄介な偏光の影響を軽減するためのオプションを提供することが明らかになった。そうする際に、ダイアテニュエイションを瞳座標とは独立に又は照明角度とは独立に最小にすることは必須ではないことが明らかになった。特定の用途に関して、ダイアテニュエイションは、それぞれ特定の絶対照明角度に対して、すなわち、同じ半径を有する、すなわち、瞳中心からの同じ距離を有する瞳座標の全ての対に対して小さく保つだけで十分であり、ダイアテニュエイションは、勿論、様々な絶対照明角度に対して異なることができる。一例として、全ての瞳座標にわたって小さい最大ダイアテニュエイションは、光学ユニットのミラー上で小さい最大入射角を有する結像反射光学ユニット、例えば、20°を超えない、15°を超えない、又は更にそれよりも小さい最大入射角を有する結像反射光学ユニットを使用することによって実現することができる。特に最大像側開口数の領域において、結像光学ユニットの設計は、本発明により、10%未満の小さい最大ダイアテニュエイションがそこに存在するか、又は結像光学ユニットの瞳の中心に対してタンジェンシャルである偏光が優位であるダイアテニュエイションがそこに存在するかのいずれかであるように設計される。結像光学ユニットは、ちょうど1つの中間像を有することができる。1つよりも多い中間像を有する他の実施形態も可能である。結像反射光学ユニットは、EUV投影光学ユニットとして具現化することができる。結像光学ユニットの像視野は、1mm2よりも大きい面積を有することができ、かつ10mmよりも大きい横寸法を有することができる。ここでは、像視野は、結像光学ユニットが所定の値よりも小さい収差しか伴わない結像を可能にする区域である。
請求項6に記載の全ての瞳座標に対する小さい最大ダイアテニュエイションは特に有利である。
更に別の態様により、冒頭に挙げた目的は、請求項7に特定される特徴を有する結像光学ユニットによって達成される。
タンジェンシャルダイアテニュエイションとも呼ばれる、結像光学ユニットの瞳中心に対してタンジェンシャルである偏光が優位である請求項7に記載の結像光学ユニットの利点は、最初の2つの態様による結像光学ユニットに関連して上述したものに対応する。タンジェンシャルダイアテニュエイションが存在する特定の照明角度は、特定の絶対照明角度、又はこの特定の絶対照明角度付近の照明角度範囲とすることができる。環状照明設定は、そのような照明の例である。タンジェンシャルダイアテニュエイションは、こうして環状照明設定全体に対して存在することができる。特定の瞳座標の周囲の領域もタンジェンシャルダイアテニュエイションを有することができる。他の照明角度ではタンジェンシャルダイアテニュエイションは必要ではない。一例として、四重極照明設定の場合には、個々の極がタンジェンシャルダイアテニュエイションを有することができ、一方で他は持たない。タンジェンシャルダイアテニュエイションは、最も大きい照明角度で存在し、すなわち、結像光学ユニットの縁側瞳座標に存在することができる。結像光学ユニットの瞳の中心の領域内の小さい照明角度の場合には、ダイアテニュエイションは、タンジェンシャル方向から外れる可能性がある。一例として、中心からの開口数の半分を覆う瞳座標の領域内のダイアテニュエイションは、最大で20%又は最大で10%とすることができる。タンジェンシャルダイアテニュエイションは、こうしてこの瞳境界の外側、すなわち、より大きい照明角度に向けて存在することができる。瞳境界は、像側開口数の半分の位置にあることは必須ではなく、むしろ、それは、開口数の30%と70%の間の領域内の異なる点にある可能性もある。
以上の本発明による結像光学ユニットの特徴は、組合せで実施することもできる。すなわち、特定された小さいダイアテニュエイション値又はタンジェンシャル偏光を優位とするためのダイアテニュエイションは、0とは異なる角度をなす少なくとも2つの主光線平面を通る光線誘導によって達成することができる。
請求項8に記載の照明系、請求項9に記載の投影露光装置、請求項10に記載の製造方法、及び請求項11に記載の微細又はナノ構造化構成要素の利点は、結像光学ユニットに関連して上述したものに対応する。
本発明の例示的な実施形態を図面に基づいて以下により詳細に説明する。
EUVマイクロリソグラフィのための投影露光装置の概略図である。 中心物体視野点の主光線のビーム経路を略示した6つのミラーを有する投影露光装置の反射結像光学ユニットの略部分斜視図である。 4つのミラーを有する反射結像光学ユニットの更に別の実施形態の図である。 図4aから図4cは、図3に記載の結像光学ユニットでの照明角度に依存して中心像視野点を照明する結像光に対するダイアテニュエイションの依存性に関する2つの図及び陰影目盛りを示す図である。 4つのミラーを有する反射結像光学ユニットの更に別の実施形態の図である。 図6aから図6cは、図5に記載の結像光学ユニットでの照明角度に依存して中心像視野点を照明する結像光に対するダイアテニュエイションの依存性を示す図4と類似の図である。 順に複数の視野点からの複数の個々の光線のビーム経路を示す6つのミラーを有する投影露光装置の反射結像光学ユニットの更に別の実施形態のミラー配置の斜視図である。 順に複数の視野点からの複数の個々の光線のビーム経路を示す6つのミラーを有する投影露光装置の反射結像光学ユニットの更に別の実施形態のミラー配置の斜視図である。 順に複数の視野点からの複数の個々の光線のビーム経路を示す6つのミラーを有する投影露光装置の反射結像光学ユニットの更に別の実施形態のミラー配置の斜視図である。 図7から図9に記載の結像光学ユニットでの照明角度に依存して中心像視野点を照明する結像光に対するダイアテニュエイションの依存性を示す図4と類似の図である。 図7から図9に記載の結像光学ユニットの側面図である。 図7から図9に記載の結像光学ユニットの側面図である。
EUV投影リソグラフィのための投影露光装置1は、照明光又は結像光3のための光源2を有する。光源2は、例えば、5nmと30nmの間、より具体的には5nmと10nmの間の波長範囲、又は13.5nm付近の光を生成するEUV光源である。照明光3のビーム経路を図1に非常に概略的に例示している。照明光学ユニット6は、光源2からの照明光3を物体平面5の物体視野4に誘導するように機能する。物体視野4を像平面9の像視野8に所定の縮小スケールで結像するために、投影光学ユニット又は結像光学ユニット7が使用される。投影光学ユニット7には、図2及びそれ以降に例示する例示的な実施形態のうちの1つを使用することができる。図1に記載の投影光学ユニット7は、4という縮小率を有する。他の縮小スケール、例えば、4倍、5倍、又は8倍よりも大きい縮小スケールも可能である。投影光学ユニット7では、像平面9は、物体平面5と平行に配置される。レチクルとも呼ばれる反射マスク10のうちで物体視野4と一致する区画が結像される。反射マスク10は、レチクルホルダ11によって保持される。
投影光学ユニット7による結像は、基板ホルダ13によって担持されるウェーハの形態にある基板12の面上に生じる。図1は、レチクル10と投影光学ユニット7の間にこの投影光学ユニットに入射する照明光3の光線ビーム14を示し、投影光学ユニット7と基板12の間に投影光学ユニット7から射出する照明光3の光線ビーム15を示している。投影光学ユニット7の像視野側開口数は0.4である。図1には、この開口数を正確なものではない縮尺で再現している。
投影露光装置1及び投影光学ユニット7の様々な実施形態の説明を容易にするために、図面内には直交xyz座標系を指定しており、この座標系から、図内に例示する構成要素の位置関係が明らかになる。図1では、x方向は、作図面と垂直に作図面に向けて延びている。y方向は右に延び、z方向は下向きに延びている。
投影露光装置1はスキャナ型のものである。投影露光装置1の作動中に、レチクル10とウェーハ12の両方がy方向に走査される。ウェーハ12の個々の露光の合間にレチクル10及びウェーハ12のy方向の段階的な変位が行われるステッパ型の投影露光装置も可能である。
図2は、投影光学ユニット7の実施形態を略示している。図2には、物体視野4と像視野8の間に中心物体視野点の主光線16のビーム経路を示している。図2に記載の投影光学ユニット7は、物体視野4から始まる主光線16のビーム経路のシーケンスでM1からM6まで番号が順番に振られた合計で6つのミラーを有する。
図2では、図示の全てのものは、ミラーM1からM6の反射面の概略的な区画でしかなく、保持構造又は支持基板の例示も割愛している。図2の斜視図では、ミラーM2の反射面から離れる方向に向く後面を見ることができる。図2に記載の図は、ミラーM4からM6のための子午断面図である。
主光線16は、物体視野4とミラーM1の間でyz平面と平行に進む。ミラーM1は、主光線16をxy平面と平行な主光線平面内に偏向する。主光線16は、ミラーM1とM4の間でxy平面と平行に進む。ミラーM4は、xy平面と平行な主光線平面からの主光線16をyz平面と平行な主光線平面に偏向する。主光線16は、ミラーM4と像視野8の間でyz平面と平行に進み、ミラーM4と像視野8の間の主光線16のyzプロフィール平面は、物体視野4とミラーM1の間のyzプロフィール平面と一致する。
ミラーM6は掩蔽され、すなわち、それは、ミラーM4とM5の間のビーム経路に結像光3のための通過開口部17を有する。
図2に記載の結像光学ユニット7の第1の主光線平面は、ミラーM5において反射中の主光線16のプロフィールによって規定される。ミラーM5上に入射する主光線区画16M5とミラーM5から射出する主光線区画16M6は、0とは異なる角度αを含み、従って、yz主光線平面を張る。
第2の主光線平面は、ミラーM2において反射中の主光線16のプロフィールによって規定される。ミラーM2で反射される2つの主光線16M2と16M3も同じく0とは異なる角度をなし、xy平面と平行な第2のyz主光線平面を張る。
ミラーM5及びM2によって規定され、かつyz平面及びxy平面と平行な2つの主光線平面は、0とは異なる角度をなし、特にこれらの平面は互いに垂直である。
図2に記載の結像光学ユニット7は、ちょうど2つの主光線平面を有する。
結像光3が、0とは異なる角度をなす2つの主光線平面を通って進む結果として、結像光学ユニット7を通過するときの結像光3のダイアテニュエイションの均等化が達成される。
照明光3は、第1にxy平面に、そして第2にyz平面に偏光成分を有する。値:
Figure 2014529106
は、結像光学ユニット7のダイアテニュエイションと呼ばれ、ここで、uは、結像光学ユニット内の全てのミラーM1からM6の最大反射偏光方向における全体反射率を表し、vは、この方向に対して垂直な対応する全体反射率を表している。
結像光学ユニット7の像視野8のいずれかの像視野点を照明する際に用いるそれぞれ考えられる絶対照明角度に対して、図2に記載の結像光学ユニット7は、10%の最大ダイアテニュエイションを有する。
照明角度は、像平面9上の中心像視野点を貫通する法線から始めて測定される。
図2に記載の結像光学ユニット7は、像視野8にわたって考えた場合に、全ての照明角度に対して20%の最大ダイアテニュエイションを有するように構成することができる。
図3は、結像光学ユニット7の更に別の実施形態を示している。この実施形態は、投影目的に最適化されておらず、原理を説明するために役立つものである。中心物体視野点の主光線16のプロフィールに加えて、中心像視野点の様々な瞳座標又は照明角度に属する少数の更に別の結像光線18のプロフィールを示している。
図3に記載の結像光学ユニット7は、物体視野4から始まる個々の光線16、18のビーム経路のシーケンスでM1からM6まで番号が順番に振られた合計で6つのミラーを有する。ここでもまた、それは、図示の保持構造及び基板なしの反射面の区画である。ミラーM1からM4は、モリブデン/シリコン二重層の形態にある二重層コーティングを担持する。図3に記載の結像光学ユニット7は、13.5nmの使用波長に向けて設計される。図3に記載の結像光学ユニット7の結像スケールは1倍である。像視野側開口は0.2である。
物体視野4とミラーM3の間では、主光線16は、yz平面と平行な第1の主光線平面内で進む。この第1のyz主光線平面は、図2に記載の実施形態の状況で上述したように、例えば、ミラーM1及びM2において反射中の主光線16のプロフィールによって規定される。
ミラーM3は、主光線16を第1の主光線平面から外れるように偏向し、主光線16は、ミラーM3での反射に続いて像視野8に至るまでxz平面内で進む。ミラーM4は、yz平面の外側に配置され、かつ図3の作図面の前又は背後に置くことができる。
主光線16は、ミラーM4と像視野8の間でz軸と平行に進む。
図3に記載の結像光学ユニット7の第2の主光線平面、すなわち、xz軸と平行な平面は、例えば、ミラーM3及びM4において反射中の主光線16のプロフィールによって規定される。
図4は、中心像視野点の照明角度に対するダイアテニュエイションDの依存性を示している。
図4bには、例えば、図3に記載の光学ユニット7の入射瞳におけるそれぞれの瞳座標bx、byのダイアテニュエイションD(bx,by)がプロットされている。同じ半径、すなわち、光学ユニット7の入射瞳の中心と一致する図4a及び図4bに記載の座標系の原点からの同じ距離を有する瞳座標は、同じ照明角度に属する。従って、値bx 2+by 2は、像平面上で中心像視野点を通る法線から始めて測定される絶対照明角度に対する尺度となり、第1にxz平面内で、そして第2にyz平面内で測定される、この法線に対してそれぞれ考えられる照明角度の角度は、図3に記載の結像光学ユニット7の像視野側開口数を単位とする瞳座標の値bx,byである。図4a及び図4bには、ダイアテニュエイションDを百分率でプロットしている。
瞳座標bx,byに依存するそれぞれの値Dは、図4cに指定している陰影目盛りに示している。図4a及び図4bの中心、すなわち、垂直照明の領域内の最小瞳座標では、ダイアテニュエイションは小さい。ダイアテニュエイションD(bx,by)は、外側に向けて、すなわち、より大きい絶対照明角度まで増大し、ダイアテニュエイションの値プロフィールはほぼ回転対称である。従って、所定の絶対開口数の場合に、すなわち、それぞれ考えられる絶対照明角度の場合には、この絶対照明角度における平均ダイアテニュエイション値付近のダイアテニュエイションDの変化は小さく、最大像視野側開口数の領域内の照明角度は別として、20%よりも小さく、更に小さい照明角度では10%よりも小さい。図4bに記載の図では、それぞれ考えられる照明角度でのダイアテニュエイションは、この照明角度における平均ダイアテニュエイション値から10%よりも小さく変化する。
絶対値を用いてプロットしたダイアテニュエイションDに加えて、図4aは、結像光学ユニット7のミラーM1からM4によって優位に反射される偏光方向の分布もそれぞれの瞳座標bxに示している。図4aの第2象限の領域内、すなわち、負のbx値及び正のby値では、良好な近似で瞳中心の周囲にタンジェンシャル偏光に対する優位性が存在する。このタンジェンシャル偏光に対する優位性の近似は、制限付きではあるが、依然として図4aの第1及び第3の瞳座標象限にも適用される。タンジェンシャル偏光に対する優位性は、ダイアテニュエイションに対する絶対値が例えば20%よりも大きい場合であっても、結像に対して有利である。図4cの陰影目盛りに記載のダイアテニュエイション値の遷移と遷移の間の境界線も、ここでもまた図4aに実線で明らかにされている。
下記では、図5及び図6を用いて、結像光学ユニット7の更に別の実施形態を説明する。図1から図4、特に図3及び図4を参照して上述したものに対応する構成要素及び機能は同じ参照符号を有し、これらに対しては再度詳細には解説しない。
図3に記載の結像光学ユニット7とは対照的に、図5に記載の結像光学ユニット7は、ミラーM2とM3の間のビーム経路に中間像19を有する。その結果、特にその後のミラーM3及びM4上で結像光線18の入射角分布の変化がある。それによって結像光3の偏光成分の反射率に関して、特に、ミラーM3及びM4の第1にxz平面と平行に、第2にyz平面と平行に相応に変更された影響が生じる。
図6は、次に、図5に記載の結像光学ユニット7全体に対して得られたダイアテニュエイションを示している。最大照明角度は別として、照明角度の大部分に対して事実上消失する全体的に非常に小さいダイアテニュエイションしか存在しない。15%よりも高いダイアテニュエイションは、図6bに記載の瞳座標の第1象限の領域、すなわち、正のbx値及び正のby値の領域内にしか存在しない。事実上全ての瞳座標において、20%を超えないダイアテニュエイションしか存在しない。
ここでは、記載した結像光学ユニット7の実施形態は、各場合に反射光学ユニットであり、すなわち、屈折構成要素のない純粋なミラー光学ユニットである。
下記では、図7から図12を用いて、結像光学ユニット7の更に別の実施形態を説明する。図1から図6、特に図3及び図4を参照して上述したものに対応する構成要素及び機能は同じ参照符号を有し、これらに対しては再度詳細には解説しない。図7及びそれ以降に記載の結像光学ユニット7の構成要素の位置関係を説明するために以下に使用する直交xyz座標系は、図1から図6を参照して上記に用いたxyz座標系と比較してz軸の回りに90°だけ回転されており、従って、レチクル10及びウェーハ12の走査は、今度はx方向に行われる。
図7から図12に記載の結像光学ユニット7は、物体視野4と像視野8の間の結像ビーム経路内で照明光3が当たるシーケンスで番号が順番に振られた合計で6つのミラーを有する。ここに示すのは、複数の物体視野点から順に始まる照明光3の複数の個々の光線の結像ビーム経路である。像視野8は、x方向に2mmの視野寸法を有し、y方向に26mmの視野寸法を有する。それに応じて物体視野4は、x方向とy方向の両方において4倍だけ拡大された寸法を有する。従って、図7及びそれ以降に記載の結像光学ユニット7は、物体視野4と像視野8の間に4倍の縮小を与える。ミラーM2には、照明光又は結像光3のビームを制限する開口絞りが取り付けられる。この開口絞りは、ミラーM2上のコーティングとして具現化することができる。
ミラーM1からM4は、xz平面と垂直に延びてyz平面に対して傾斜された共通平面に存在する。ミラーM3からM6及び像視野8は、xz平面と平行に延びる第2の平面に配置される。物体視野4及びミラーM1及びM2も、xz平面と平行でありかつミラーM3からM6が存在する平面から離間した平面に存在する。主光線平面yz及び主光線平面xzは、直交xyz座標系の一部であり、かつ90°の角度をなし、すなわち、これらの平面は互いに垂直である。ミラーM4とM5の間の結像ビーム経路には、中間像19が存在する。この中間像は、空間的に最後のミラーM6内の通過開口部20の領域内に置かれ、ミラーM4とM5の間で伝達される照明光3は、この通過開口部を通ってミラーM6を通過する。
図7から図12に記載の結像光学ユニット7は、0.45という像側開口数を有する。図7から図12に記載の結像光学ユニット7の縮小スケールは4xである。物体平面5に対する法線に対する結像光3の主光線角度CRA(図12を参照されたい)は、物体視野4の中心視野点において9.5°である。
下記では、図7から図12に記載の結像光学ユニット7の光学設計を光学設計プログラム「CODE V(登録商標)」からの設計データに基づいて説明する。
ミラーM1からM6の自由反射曲面は、次式によって説明される。
Figure 2014529106
Zは、点x,y(x2+y2=r2)での自由曲面の矢高である。
cは、対応する非球面レンズの頂点曲率に対応する定数である。kは、対応する非球面レンズの円錐定数に対応する。cijは、単項式xijの係数である。c、k、及びcijの値は、一般的に結像光学ユニット7内のミラーの望ましい光学的性質に基づいて決定される。
自由曲面は、例えば、光学設計プログラム「CODE V(登録商標)」のマニュアルに記載されているゼルニケ多項式によって数学的に説明することができる。代替的に、自由曲面は、2次元スプライン面を用いて説明することができる。この2次元スプライン面の例は、ベジェ曲面又は不均一有理基底スプライン(NURBS)である。一例として、2次元スプライン面は、xy平面内の点の格子とそれに関するz値とにより、又はこれらの点とそれに関する勾配とによって説明することができる。スプライン面のそれぞれのタイプに基づいて、例えば、連続性及び微分可能性に関して特定の性質を有する多項式又は関数を用いた格子点の間の内挿によって完全な面が得られる。これらの多項式又は関数の例は、解析関数である。
ミラーM1からM6は、入射するEUV照明光3に対するこれらのミラーの反射を最適化するために、複数の反射層を担持する。反射の最適化は、ミラー面上への照明光又は結像光3の個々の光線の入射角が垂直入射に近い程改善することができる。
以下の光学設計表のうちの最初のもの(表1)は、光学面、すなわち、ミラーM1からM6の反射面に関する頂点曲率の逆数(半径)をそれぞれ明記している。
以下の表のうちの第2のもの(表2)は、ミラーM1からM6の偏心及び傾き値又は傾斜値を平行移動パラメータXDE、YDE、ZDE及び回転パラメータADE、BDE、CDEの形態で明記している。
これらのパラメータの意味は、光学設計プログラム「CODE V(登録商標)」から公知のものに対応する。この意味に対しては、再度下記で簡単に以下に説明する。しかし、偏心に関しては、「CODE V(登録商標)」から公知の説明とは対照的にy軸の回りの180°の付加的な回転が行われることに注意しなければならない。それによってミラーの間、又は基準面の間の正の距離値が生じる。「CODE V(登録商標)」を用いて光線交点側を定める時に、光線交点側(SID)は、「NEG」に設定されることになる。そのような交点側(SID)パラメータは、例えば、「CODE V(登録商標)」10.4参照マニュアル、第I巻、2011年9月の4〜60ページ及びそれ以降に記載されている。
ADE x軸の回りの度を単位とする角度アルファによる面の回転
BDE y’軸の回りの度を単位とする角度ベータによる面の回転であり、これは、次に、y軸を回転させることによって出現する
CDE 第1にx軸の回り及び第2にy’軸の回りの回転によってz軸から出現したz’’軸の回りの度を単位とする角度ガンマによる面の回転
XDE x軸における面のmmを単位とする平行移動
YDE y軸における面のmmを単位とする平行移動
ZDE z軸における面のmmを単位とする平行移動
第3の以下の表(表3a及び表3b)は、ミラーM1からM6に関する上述の自由曲面方程式における単項式xijの係数cijを明記している。
(表1)
Figure 2014529106
(表2)
Figure 2014529106
(表3a)
Figure 2014529106

Figure 2014529106
(表3b)
Figure 2014529106

Figure 2014529106
ミラーM1からM5の各々は、照明光3のための通過開口部を持たない。
断面において、ミラーM3及びM6は背中合わせに位置する。
図10は、図7から図12に記載の結像光学ユニット7全体に対して得られたダイアテニュエイションを示している。最大照明角度は別として、全体的に、照明角度の大部分に対して事実上消失する非常に小さいダイアテニュエイションしか存在しない。ダイアテニュエイションは、各場合に観察される瞳座標の領域内で20%よりも小さい。
微細又はナノ構造化構成要素、具体的にはマイクロチップ、特にメモリチップの形態にある半導体構成要素を生成するために、投影露光装置1は以下の通りに使用される。最初に反射マスク10及び基板12が与えられる。次に、投影露光装置1を用いて、レチクル10上の構造がウェーハ12の感光層上に投影される。次に、ウェーハ12上に微細又はナノ構造が生成され、その後に感光層を現像することによって微細構造化構成要素が生成される。

Claims (11)

  1. 物体平面(5)の物体視野(4)を像平面(9)の像視野(8)に結像する少なくとも4つのミラー(M1からM4;M1からM6)を有し、
    ミラー(M1,M2;M5,M6)において反射中の中心物体視野点の主光線(16)の伝播によって定められる第1の主光線平面(yz)を有し、
    他のミラー(M2;M3,M4)のうちの1つにおいて反射中の前記中心物体視野点の前記主光線(16)の伝播によって定められる第2の主光線平面(xy;xz)を有する、
    結像反射EUV投影光学ユニット(7)であって、
    前記2つの主光線平面(yz,xy;yz,xz)は、0とは異なる角度をなす、
    ことを特徴とする結像光学ユニット。
  2. 前記2つの主光線平面(yz,xy;yz,xz)は、互いに垂直であることを特徴とする請求項1に記載の結像光学ユニット。
  3. ちょうど2つの主光線平面(yz,xy;yz,xz)を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の結像光学ユニット。
  4. 前記物体視野(4)と前記像視野(8)の間の結像ビーム経路における中間像(19)を特徴とする請求項1から請求項3に記載の結像光学ユニット。
  5. 物体平面(5)の物体視野(4)を像平面(9)の像視野(8)に結像する少なくとも4つのミラー(M1からM4;M1からM6)を有し、
    少なくとも0.4の像側開口数を有する、
    結像反射光学ユニット(7)であって、
    前記像視野(8)で考えた場合に、特定のそれぞれ考えられる照明角度に対して10%の最大ダイアテニュエイション(D)を有する、
    ことを特徴とする結像光学ユニット。
  6. 前記像視野(8)にわたって考えた場合に、全ての瞳座標(bx,by)に対して20%の最大ダイアテニュエイション(D)を有することを特徴とする請求項5に記載の結像光学ユニット。
  7. 物体平面(5)の物体視野(4)を像平面(9)の像視野(8)に結像する少なくとも4つのミラー(M1からM4;M1からM6)を有し、
    少なくとも0.4の像側開口数を有する、
    結像反射光学ユニット(7)であって、
    結像光学ユニット(7)が、前記像視野(8)で考えた場合に、特定の照明角度に対するダイアテニュエイションを有し、該ダイアテニュエイションは、光学ユニット(7)の瞳の中心に対してタンジェンシャルに偏光された結像光をそれと垂直に偏光された結像光よりも低い程度に減衰させる、
    ことを特徴とする結像反射光学ユニット。
  8. 物体視野(8)を照明光又は結像光(3)で照明するための照明光学ユニット(6)を有し、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の結像光学ユニット(7)を有する、
    ことを特徴とする照明系。
  9. 請求項8に記載の照明系を有し、
    照明光又は結像光(3)を発生させるための光源(2)を有する、
    ことを特徴とする投影露光装置。
  10. 投影リソグラフィによる微細又はナノ構造化構成要素の製造方法であって、
    感光材料の層が少なくとも各区画に上に付加された基板(12)を与える段階と、
    結像される構造を有するレチクル(10)を与える段階と、
    請求項9に記載の投影露光装置を与える段階と、
    前記投影露光装置(1)を用いて、前記レチクル(10)の少なくとも1区画を前記基板(12)の前記感光層のある一定の領域上に投影する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項10に記載の方法に従って製造された構成要素。
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