JP2014528088A - 表面プラズモン共鳴バイオセンサシステム - Google Patents

表面プラズモン共鳴バイオセンサシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2014528088A
JP2014528088A JP2014533242A JP2014533242A JP2014528088A JP 2014528088 A JP2014528088 A JP 2014528088A JP 2014533242 A JP2014533242 A JP 2014533242A JP 2014533242 A JP2014533242 A JP 2014533242A JP 2014528088 A JP2014528088 A JP 2014528088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
spr
biosensor system
detection
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014533242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014528088A5 (ja
JP6145096B2 (ja
Inventor
イヴァーソン,ベント
スヨランダー,ステファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cytiva Sweden AB
Original Assignee
GE Healthcare Bio Sciences AB
Amersham Bioscience AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Healthcare Bio Sciences AB, Amersham Bioscience AB filed Critical GE Healthcare Bio Sciences AB
Publication of JP2014528088A publication Critical patent/JP2014528088A/ja
Publication of JP2014528088A5 publication Critical patent/JP2014528088A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6145096B2 publication Critical patent/JP6145096B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • G01N21/552Attenuated total reflection
    • G01N21/553Attenuated total reflection and using surface plasmons
    • G01N21/554Attenuated total reflection and using surface plasmons detecting the surface plasmon resonance of nanostructured metals, e.g. localised surface plasmon resonance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • G01N21/552Attenuated total reflection
    • G01N21/553Attenuated total reflection and using surface plasmons
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54373Apparatus specially adapted for solid-phase testing involving physiochemical end-point determination, e.g. wave-guides, FETS, gratings

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

SPRセンサ表面と、光の伝播方向と交差するSPRセンサ表面上の線形の検出領域において光のくさび形ビームを方向付けるように配置された照明ユニットと、反射角が一方の次元に沿ってイメージングされ、検出領域の幅が他方の次元に沿ってイメージングされるように、SPRセンサ表面から2次元光検出器ユニット上に反射された光を方向付けるための検出光学系を備える検出ユニットとを備え、照明ユニットは、光の伝播方向と交差するSPRセンサ表面上の2以上の離隔された線形の検出領域において光のくさび形ビームを選択的に方向付けるように配置される、表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステム。【選択図】 図4b

Description

本発明は、表面プラズモン共鳴(SPR:Surface Plasmon Resonance)バイオセンサシステムに関し、より詳細には、容量を増大した高感度のSPRバイオセンサシステムに関する。
生体分子など分子間の相互作用をリアルタイムで監視することができる表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステムには、ますます関心が高まっている。そのようなバイオセンサシステムの代表的なものは、GE Healthcareにより販売されているBIACORE(登録商標)であり、これはサンプル内の分子間の相互作用、及び検知表面上で固定化された分子構造を検出するために表面プラズモン共鳴(SPR)を使用する。サンプルがセンサ表面を通過する際、結合の進行状況は、相互作用が発生する速度を直接反映している。サンプル注入後、緩衝液流が続き、その間の検出器のレスポンスは、表面上の複合体の解離速度を反映している。BIACORE(登録商標)システムからの通常の出力は、時間経過に伴う分子間相互作用の進行を説明するグラフ又は曲線であり、結合位相部分及び解離位相部分を含む。この結合曲線は、通常はコンピュータ画面に表示され、「センサグラム」と呼ばれることが多い。
Kretschmann, E., Optics Communications, 26,(1978)41−44に記載されているように、反射率の変化に対して動作の速度が遅いこと、及び可動機構に基づきSPR手順に関して共鳴角を決定する際の精度が十分ではないという問題は、扇形ビーム(角度の範囲にわたりセンサ表面に同時に入射する複数のビームに相当する)、及び角度的に離隔された検出器のアレイによる(角度の範囲にわたる)反射ビームの集合を使用することによって解決される。
さらに、欧州特許出願公開第0 305 109号に記述されている透過性ブロックは、くさび形ビームを作り出す半円柱の形態をとることができ、検知表面に小さな照光領域の列をもたらす。半円柱レンズには、単一のサンプルで同時に複数の検査を行なうために使用できるという利点がある。この目的のために、検知表面は、各々異なる抗体を備える一連の高感度領域(センサスポットの1Dアレイ)の形態をとり、各々別個の領域は検出器アレイ内の各自の検出器によって監視される。別個の表面領域のSPRの集束ラインに沿って光ビームの同一角度範囲をもたらすために使用される円筒形集束の原理は、Benner, R.E. et al. Optics Communications 30(1979)145−149, and Swalen, J D et al. Am J. Phys.48(1980)669−672に記載されている。
米国特許第6738141号
本発明の目的は、新しいSPRバイオセンサシステムを提供することであり、そのSPRバイオセンサシステムは、従来技術の2DスポットアレイSPR検出の1以上の欠点を克服するものである。それは、独立クレームに定義されるように、SPRバイオセンサシステムによって達成される。
本発明の方法による1つの利点は、堅固で、簡易な、低コストの効率的な方法で、相互作用研究のための検出器スポットの数を増やすことができることである。
本発明のさらに深い理解、及び本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面を参照することにより得られるであろう。
SPRに基づくバイオセンサシステムを示す概略側面図である。 結合曲線が明らかな結合及び解離位相を呈する、代表的なセンサグラムを示す図である。 従来技術のSPRバイオセンサシステムを示す概略図である。 従来技術のSPRバイオセンサシステムを示す概略図である。 本発明のSPRバイオセンサシステムの一実施形態を示す概略図である。 本発明のSPRバイオセンサシステムの一実施形態を示す概略図である。 図4a及び図4bのSPRバイオセンサシステムの動作原理を示す図である。 図4a及び図4bのSPRバイオセンサシステムの動作原理を示す図である。 図4a及び図4bのSPRバイオセンサシステムを示す拡大断面図である。 図4a及び図4bのSPRバイオセンサシステムを示す拡大断面図である。 図4a及び図4bのSPRバイオセンサシステムを示す拡大断面図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。 本発明の代替の実施形態を示す図である。
前述のように、本発明は、
SPRセンサ表面と、
光の伝播方向と交差するSPRセンサ表面上の線形の検出領域において光のくさび形ビームを方向付けるように配置された照明ユニットと、
反射角が一方の次元に沿ってイメージングされ、検出領域の幅が他方の次元に沿ってイメージングされるように、SPRセンサ表面から2次元光検出器ユニット上に反射された光を方向付けるための検出光学系を備える検出ユニットとを備え、
照明ユニットは、SPRセンサ表面上の2以上の離隔された線形の検出領域において光のくさび形ビームを選択的に方向付けるように配置される、表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステムに関する。
しかし、本発明をさらに詳細に説明する前に、本発明を使用することが企図される一般的なコンテキストについて説明する。
他に特に定義のない限り、本明細書において使用されるすべての技術及び科学用語は、本発明に関連する技術分野の当業者によって一般に理解される意味と同様の意味を有する。また、単数形の「a」、「an」、及び「the」は、特に指示のない限り、複数の参照を含むことが意図される。
本明細書において言及されるすべての出版物、特許出願、特許、及びその他の参考文献は、参照によりそれらの全体を本明細書に援用する。
市販されているバイオセンサは、GE Healthcareによって製造され販売されている前述のBIACORE(登録商標)システム機器であり、これは表面プラズモン共鳴(SPR)に基づいて、結合リガンドと関心対象のアナライトとの間の表面結合相互作用をリアルタイムで監視できるようにする。このコンテキストにおいて、「リガンド」は、所与のアナライトに既知又は未知のアフィニティを有する分子であり、表面の検知量(検出量)内の固定化されたキャプチャ又は捕捉剤を含むが、一方「アナライト」は、任意の固有の結合パートナーを含む。
SPRの現象はよく知られているので、SPRとは、光が屈折率の異なる2つの媒質間の境界面において特定の条件下で反射される場合に生じるものであること、及びその境界面は通常銀又は金の金属フィルムで被覆されていることを説明するにとどめておく。BIACORE(登録商標)機器において、媒質は、サンプル、及び微小流体フローシステムによりサンプルと接触させるセンサチップのガラスである。金属フィルムは、チップ表面上の金の薄層である。SPRは、反射の固有の角度範囲において反射光の強度を低減させる。最小反射光強度の角度、いわゆるSPR角度は、BIACORE(登録商標)システムのサンプル側の、反射光と対向する側の金属表面に近接する屈折率に応じて異なる。
BIACORE(登録商標)システムの概略図を図1に示す。センサチップ1は、フローチャネル5を通じて、例えば抗原などアナライト4のサンプル流にさらされた、例えば抗体などキャプチャ分子(リガンド)3を支持する金フィルム2を有する。照明ユニット7(例えば、LED)からの主として単色のp偏光6は、プリズム8によってガラス/金属境界面9に結合され、ここで光は、SPRにより全反射を減衰させて、SPR曲線を形成する。反射光ビーム10の強度は、光検出ユニット11(例えば、光検出器アレイ)によって検出される。
サンプル内の分子がセンサチップ表面上のキャプチャ分子に結合する場合、濃度、ひいては表面の屈折率が変化し、SPR曲線角度位置のシフトに起因する、SPR反応、SPR角度、強度、又はSPR曲線状パラメータの変化が検出される。相互作用の経過中の時間に対するレスポンスをプロットすることで、相互作用の進行を定量的に測定することができる。そのようなプロット、又はカイネティクス若しくは結合曲線(結合等温線)は通常、センサグラムと呼ばれるが、場合によっては、当技術分野において「アフィニティトレース」又は「アフィノグラム」と称されることもある。BIACORE(登録商標)システムにおいて、SPRレスポンス値は、共鳴単位(RU)で表される。1つのRUは、最小反射光強度の角度、又はSPR曲線重心角度における0.0001°の変化を表すが、これはほとんどのタンパク質及びその他の生体分子の場合、センサ表面における約1pg/mm2の濃度の変化に相当する。アナライトを含むサンプルがセンサ表面と接触すると、センサ表面に結合されたキャプチャ分子(リガンド)は、「結合(association)」と称される段階においてアナライトと相互作用する。この段階は、サンプルを最初にセンサ表面と接触させた際のRUの増加によりセンサグラムで指示される。逆に、「解離(dissociation)」は通常、サンプルの流れが、例えば緩衝液流に置き換えられる場合に生じる。この段階は、アナライトが表面結合リガンドから解離する際の経時的なRUの降下によりセンサグラムで指示される。
図2に、センサチップ表面における可逆相互作用の代表的なセンサグラム(結合曲線)を示すが、検知表面は、例えば、サンプル内の結合対象、すなわちアナライトと相互作用する抗体など、固定化されたキャプチャ分子、すなわちリガンドを有する。縦軸(y軸)は、レスポンス(共鳴単位、RUで表示)を示し、横軸(x軸)は、時間(秒単位で表示)を示す。最初、緩衝液は、検知表面を通過し、センサグラムにベースラインレスポンスAをもたらす。サンプル注入中、アナライトの結合に起因する信号の増大が観察される。結合曲線のこの部分Bは、通常、「結合位相(association phase)」と称される。最終的に結合位相の最後又は最後付近において定常状態条件に到達し、共鳴信号はCにおいて安定状態になる(しかし、常にこの状態に到達するとは限らない)。本明細書において、「定常状態(steady state)」という用語は、「平衡(equilibrium)」という用語の同義語として使用されることに留意されたい(他のコンテキストにおいて、たとえシステムが平衡状態ではない場合でも実際に結合が経時的に一定となりうるので、「平衡」という用語は、理想相互作用モデルを説明する場合に備えて使用を控える場合もある)。サンプルの注入の終えると、サンプルは、緩衝液の連続流に置き換えられ、信号の減少は、表面からアナライトが解離したこと、すなわち解放されたことを反映する。結合曲線のこの部分Dは、通常、「解離位相(dissociation phase)」と称される。解析は、再生成段階により終了し、ここで表面から結合アナライトを除去することができ、しかも(理想的に)リガンドの作用を保持することができる溶液が、センサ表面に注入される。これは、センサグラムの部分Eに示される。緩衝液の注入により、ベースラインAが回復し、表面は新たな解析を行なう準備が整っている。
結合位相B及び解離位相Dのそれぞれのプロファイルから、結合及び解離のカイネティクスに関する情報が得られ、Cにおける共鳴信号の高さはアフィニティを表す(相互作用から生じたレスポンスが、表面上の質量濃度の変化に関連する)。このことについては、後段でさらに詳細に説明する。
BIACORE(登録商標)機器の技術的側面及び基本光学原理、並びにSPRの現象についての詳細な説明は、米国特許第5,313,264号に記述されている。
図3a及び図3bは、そのような従来技術のBIACORE(登録商標)システムにおける光学システムを概略的に示し、図3bは上面図であり、図3aは図3bの平面Pの断側面図である。そのようなシステムは、光の伝播方向と交差するSPRセンサ表面2上の線形の検出領域9において光のくさび形ビーム6を方向付けるように配置された、光源24及びくさび形成光学系26とを備える照明ユニット7を備える。説明のため、光路内のすべての屈折性の要素は省略されている(例えば、図1に示されるプリズムのような、ビームをセンサ表面に結合する光学系)か、又は一般的な「光学系」ユニット(例えば、20及び26)で置き換えられている。光のくさび形ビーム6は、図3bに示されるように交差方向に基本的に均一であり、62から78度など、SPR検出に関連する入射角において示される線形の検出領域9を照らす。中間(例えば、62°と78°の間)入射角すべてを有する光線が、このビーム内にある。システムは、反射の角度が一方の次元(列)に沿ってイメージングされ、検出領域の幅が他方の次元(行)に沿ってイメージングされるように、SPRセンサ表面1から2次元光検出器ユニット22に反射された光を方向付けるための特殊なアナモルフィック検出光学系20を持つ検出ユニット11をさらに備える。説明のため、1つの入射平面のみを検討することとし、例えば62°の光入射は、感光性表面9上に反射され、2次元光検出器ユニット22の単一の検出要素28Aでのみ検出光学系20によってイメージングされる。同様に、角度78°の光入射は、1つの単一検出要素28Hでイメージングされる。62度から78度の入射角値を有する光は、同様に、同じ検出器列で要素28Aと28Hの間にある単一の検出要素を照らし、これは図3a及び図3bにおいて、垂直の列として示される。
例えば発光ダイオードなど光源24は、概ね単色の特性を備え(帯域幅〜50nm)、さらにインコヒーレントで、ほぼ約650から約850nm程度の中心波長を持つ光の種類を放射する。或いは、光源24は、例えば半導体レーザ、色素レーザ、又はガスレーザなどレーザであり、概ね単色でコヒーレントな光を放射する。或いは、光源24はまた、超発光又は超放射ダイオード(SLD)、又はELEDのいずれかのような、低コヒーレントエッジ発光ダイオードの形態をとることもある。
入射面Pに平行な異なる入射面を持つ光線は、2次元光検出器ユニット22の他方の列に属する個々の検出要素上に同様にイメージングされる。したがって、行のすべての検出要素は、1つの固有の入射角に対応する。したがって、導管部分の交差方向に見られるように、検知表面のそれぞれの部分が、2次元光検出器ユニット22の各列に対応する。サンプルのフローチャネルの幅、検出光学系の倍率、個々の検出要素の表面積、それらの検出要素の間隔に応じて、当該のフローチャネル部分の合計幅をイメージングするために特定数の検出要素の列が必要であってもよい。
図3a及び図3bの実施形態では、同時に最大9つの独立した相互作用を登録できるようにする、相互作用解析用の9つの検出スポット13a〜13iが示される。当技術分野において定着しているように、リガンドは各検出スポットで固定化され(1以上のスポットは、SPRレスポンスへの非特定の寄与を軽減するための基準チャネルとして機能を果たすため、意図的にリガンドなしの状態であってもよい)、同一又は異なるアナライトをセンサスポットに接触させる。一実施形態では、米国特許第5313264号に示されるように、各検出スポット13は、アナライトがスポットを通過するためのフローチャネルに関連付けられるが、代替として2以上の検出スポット13は、例えば(米国特許第7811515号に開示されるように)個々の検出スポット13を流体力学的にアドレスすることができる、1つの単一フローセルで配置されてもよい。
図3a及び図3bに示されるタイプの従来技術のシステムにおいて、検出スポットの理論的最大数は、2次元光検出器ユニット22のピクセル行の数によって制限されるが、実際の数は、検出スポット13及び関連する流体システムのサイズによって異なる。
図4a及び図4bは、本発明の一実施形態に係る表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステムの概略的な実施形態を示すが、検出スポット13の数は、システムの光学系を大幅に再設計する必要なく2倍になる。平面Pで適切な距離だけ第1の光源24aと離隔された第2の光源24bを設置し、光源からの光の放射を適切に制御することにより、照明ユニットは、光の伝播方向と交差するSPRセンサ表面1上で、それぞれ2つの離隔された線形の検出領域9a及び9bにおいて光のくさび形ビーム6を選択的に方向付けるように配置される。概して、図3a及び図3bの従来技術のSPRシステムのすべての要素に変更を加えることはないが、最適化が行なわれてもよいことが当業者には理解されよう。第2の光源24b及び関連するビーム経路の変位は、例示するために誇張されており、実用的な光設計における実際の変位は、センサ表面上の検出領域9a及び9bの間に適切な距離をあけるためにごくわずかなものであってもよい。実際の変位はさらに、経路に沿ったすべての他の光コンポーネントの光学的特性(例えば、口径/イメージング領域)によって制限されてもよい。
約0.3mm離れた2つの光源24a及び24bを含む一実施形態では、2つの光ビームは、同時に生成されて、センサ表面1で約1mm離れた2つの検出領域9a及び9bをもたらす。
各検出スポット13ペア(平面Pと平行な同一平面内に配置されたスポット)の2つの検出領域9a及び9bは、2次元光検出器ユニット22の同じピクセル列にイメージングされるので、その時点において1つのSPR曲線(反射率曲線の1つの降下)として測定される2つの相互作用レスポンスは、完全に同時には記録されない可能性がある。したがって、2つの検出領域9a及び9bに沿って検出スポット13から独立して相互作用データを記録するために、2次元光検出器ユニット22からの読み出しと同期して、2つの光源24a及び24bのオンとオフを適切な頻度で交互に切り替える。このようにすることで、2つの検出スポット行の各々について1つずつ、2つのほぼ同時のセンサグラムのセットを生成することができる。2つの光源24a及び24bをオン及びオフに交互に切り替える動作は、図5a及び図5bに示される。
用途によっては、各検出スポット13ペア(平面Pと平行な同一平面内に配置されたスポット)の2つの検出領域9a及び9bは、2次元光検出器ユニット22の同じピクセル列に同時にイメージングされるので、2以上の反射率最小値を含む重ね合わせSPR曲線を形成する。これにより、前記反射率最小値間のシフトとして測定される、前記検出領域間の相対的な相互作用レスポンスを完全に同時に監視することができる。そのような実施形態では、SPR評価ユニットは、2以上の離隔された線形の検出領域から反射した光のSPR曲線の結合された読取り値から相対的なSPR角度シフト(複数反射率の降下)を測定するように配置される。
図4aから5bにおいて認められるように、光源の平面Pの垂直変位により、入射角の範囲は、2つのくさび形ビームでわずかに異なっている。約0.3mm離して移動した光源を使用する上記の実施形態では、入射角の範囲はほぼ0.2°程度異なるので、検出領域9bについては62.0°から78.0°であるが、検出領域9aについては61.8°から77.8°である。したがって、ピクセル列に交互にイメージングされる角度範囲の間に小さなオフセットがある。角度範囲の前記オフセットは、図6の2次元光検出器ユニット22の拡大図にさらに明瞭に示されており、くさび形ビームの中心光線6のイメージの角度範囲のオフセットはdで表され、これは上記の実施形態では、例えば0.2°ほどの大きさである。しかし、(米国特許第5313264号に詳細に開示されているように)平面Pにおけるアナモルフィック検出光学系の角度−ポイント「イメージング」により、前記焦線に沿ったスポットで同一の屈折率をエンコードするSPR曲線のピクセル列位置の間にはオフセットがなくなる。さらに、2つの平行する検出領域9a及び9bの交差方向に見られるように、検知表面のそれぞれの部分に対応するピクセル列位置の間にオフセットがなくなる。一実施形態では、2以上のくさび形ビームは、ほぼ等しい絶対入射角範囲をもたらす光線を含む(例えば、くさびビーム番号1:65°〜75°、くさびビーム番号2:65°〜75°)。別の実施形態では、2以上のくさび形ビームは、複数の絶対入射角範囲のくさび形ビームをもたらす光線を含む(例えば、くさびビーム番号1:65°〜75°、くさびビーム番号2:62°〜78°、それにより2つのビームでは角度ダイナミックレンジが異なる)。さらに、別の実施形態では、2以上のくさび形ビームは、複数の非重なり絶対入射角範囲のくさび形ビームをもたらす光線を含む(例えば、くさびビーム番号1:60°〜70°、くさびビーム番号2:70°〜80°、それにより2つのビームでは絶対角度範囲が異なる)。さまざまな角度間隔は、光源24a及び24bのさまざまな位置決め、及びくさび形成光学系26の設計によって達成することができる。
図7a及び図7bは、図4a及び図4bの2つのビームを配置したSPRセンサ表面1の拡大図を示し、図8は、2つの光源24a及び24bの構成の拡大図を示す。2つの光源24a及び24bの相対位置は、くさび形光学系26の光学的特性に大きく依存する。可能な最善の感度及びパフォーマンスを達成するため、光源24b及び24bの各々に関連付けられているくさび形ビーム6は、センサ表面1を照らして同じ幅の検出領域9a及び9bを形成する必要があり、幅の狭さは適切でなければならない。一実施形態では、光源24a又は24bに関連付けられている各くさび形ビーム6は、センサ表面を原則的にその「焦点」において照らす必要がある。図8においてDで示される、第2の光源24bの垂直変位は、関連するビーム6bがセンサ表面1(例えば、検出領域9b)を照らす位置の(光の伝播の一般的方向に沿った)水平変位を結果としてもたらすことを考慮すると、くさび形成光学系26と検出領域9bとの間の距離は増大する。したがって、関連するビーム6bの焦点は、図8においてsで示されるように、光源24bの側方変位によって相応して変位することが好ましい。
光源24a及び24bは、例えば、望ましい効果を達成するために十分に近接して取り付けることができる小さい光源で構成されてもよい。一実施形態では、光源24a及び24bは、LEDチップ、又はエッジ発光の超発光ダイオード(SLD)光源である。別の実施形態では、2以上の光源は、図9において概略的に開示されるように、それらの出射表面が近接して取り付けられ、各々外部光源に接続されている2以上の光導波路又は光導波管で構成することができ、2以上の光導波路は、フェルール34に近接して取り付けられ、外部光源30a及び30bに接続された2つの光ファイバ32a及び32bで構成される。そのような実施形態では、2以上の光源(LED、SLD、ELED、レーザダイオード)は、上記に従って順次オン及びオフに切り替えることができるか、又は連続的に光を放射することができ、光源の光ファイバ、導波路、又は導波管への光結合は、2次元光検出器ユニットからの読み出しと同期して適切な頻度で光の通過をオン及びオフに交互に切り替えるための手段を含む。
一実施形態では、光の通過をオン及びオフに交互に切り替えるための手段は、レンズ、及び各光源とそれぞれの光ファイバ、導波路、又は導波管の受信端との間に位置する光ビームシャッタとを備え、光源とレンズの間又はレンズと前記受信端との間の光の通過はビームシャッタによって選択的に遮断されるようになっている。ビームシャッタ(複数可)は、電気機械式又は電気光学式のシャッタであってもよい。別の実施形態では、光の通過をオン及びオフに交互に切り替えるための手段は、各光源と光ファイバ/導波路/導波管の受信端との間に位置する可動ミラーを備えることができ、光源と前記受信端との間の光の通過は電気機械式ミラーによって交互に開放/遮断されるようになっている。
一実施形態では、2以上の光源は、2以上のLED、ELED、SLD、又はレーザダイオードで構成され、各光源から直接入来するか、又は各光源のビームコリメータ、ビームコレクタ、若しくはビームコンデンサを介して入来するビームは、くさび形ビームを形成する静的照明光学系の前に光路に配置されたビーム結合装置を使用することによって結合される。図11に概略的に開示される一実施形態では、ビーム結合装置は、静的照明光学系26の2つの光源24a及び24bからのビームを結合するように配置された半透明ミラー50を備えることができる。半透明ミラーは、例えば、表面が半透明/反射金属フィルムでコーティングされている透明基質スライド、又はリバースにした光ビームスプリッタデバイス(例えば、プリズム、プレート、又は薄膜)をで構成することができる。前記ミラーは、1つの光源の光ビーム強度の一部を静的照明光学系の方向に透過するが、第2の光源のビーム強度の一部を静的照明光学系の方向に反射する。
図12に概略的に開示される一実施形態では、ビーム結合装置は、1つの透過部分54及び1つの反射部分56に分割される光学本体52を備えることができ、光学本体は、1つの光源24aの光ビームを静的照明光学系の方向に透過するが、第2の光源24bの光ビームを静的照明光学系26の方向に反射する。或いは、光学本体は、反射部分56に限定されてもよいので、第1の光源24aからの光ビームは光学本体を通過する必要はなくなるが、それ以外は同様である。2つの平行する別個の焦線においてセンサ表面に入射する2つのくさび形ビームの各々に適切な動作入射角範囲をもたらすために、ビーム平行(又は広がり)の度合い、並びに前記ビームコンバイナへの球状に集束されたビームの相対位置に加えて、光軸の長さ及び角度が選択される。
図13に概略的に開示される一実施形態では、ビーム結合装置は、それぞれ異なる反射部分60及び62に分割され、各々が静的照明光学系26の方向に1つの光源24a又は24bの光ビームを反射するように配置された光学本体58を備えることができる。
別の実施形態では、2つの光源は、光源、及び伝播方向と交差する方向の単一の光源40からの光ビームを2以上の位置に選択的に変換するための可動ミラー装置42など光ビーム変換ユニットに置き換えられる。
前述のように、本発明の設計は、2つの検出領域9a及び9bに限定される必要はなく、図14a及び図14bは、5つの平行の検出領域9aから9eを備え、検出スポット13が45箇所になる実施形態を開示する。
一実施形態では、照明ユニットは、第1の線形の検出領域9aにおいて第1の波長の第1のくさび形ビーム、及び第2の線形の検出領域9bにおいて第2の波長の第2のくさび形ビームをもたらすため、相互に関して異なる波長の1以上の光源24a及び24bを備えることができる。そのような装置により、異なる波長は相互作用の異なる情報を返すので、調査された相互作用のさまざまな特性を、同じフローチャネルでオンラインで研究することができる。例えば、
・〜630nmの短波長は、より高い表面感度(プラズモン電界のより短い透過深度、より小さい検出容量)をもたらす。
・〜760−820nmの、近赤外(NIR)範囲のより長い波長は、プラズモン電界のより深い透過深度、より大きい検出容量にわたり平均化された感度をもたらす。
・〜≧1.3μmのIR範囲の波長はさらに、細胞膜及び類似する生物学的構造の検出に適した範囲まで、前記の浸透深度を増大させる。
或いは、前記光源24a及び24bの1以上は、2以上の波長において光を選択的に供給することができる。これは、例えば水平面に相互に近接して配置された異なる波長の2以上の光源により達成することができる。

Claims (16)

  1. SPRセンサ表面と、
    光の伝播方向と交差する前記SPRセンサ表面上の線形の検出領域において光のくさび形ビームを方向付けるように配置された照明ユニットと、
    反射角が一方の次元に沿ってイメージングされ、前記検出領域の幅が他方の次元に沿ってイメージングされるように、前記SPRセンサ表面から2次元光検出器ユニット上に反射された光を方向付けるための検出光学系を備える検出ユニットとを備え、
    前記照明ユニットは、光の伝播方向と交差する前記SPRセンサ表面上の2以上の離隔された線形の検出領域において光の前記くさび形ビームを選択的に方向付けるように配置される、表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサシステム。
  2. 前記照明ユニットは、静的照明光学系と、伝播方向と交差する方向に離隔された2以上の光源とを備える、請求項1記載のSPRバイオセンサシステム。
  3. 各々関連付けられている光のくさび形ビームが前記SPRセンサ表面上のその対応する線形の検出領域において集束されるように、前記光源は伝播方向に距離を隔てている、請求項2記載のSPRバイオセンサシステム。
  4. 前記2以上の光源は、2以上の近接して取り付けられたLED、ELED、SLD、又はレーザダイオードで構成される、請求項2又は請求項3記載のSPRバイオセンサシステム。
  5. 前記2以上の光源は、2以上の近接して取り付けられた光ファイバ、導波路、又は導波管で構成される、請求項2又は請求項3記載のSPRバイオセンサシステム。
  6. 2以上の光源(LED、SLD、ELED、レーザダイオード)は、連続的に光を放射し、前記光ファイバ、導波路、又は導波管への光結合は、前記2次元光検出器ユニットからの読み出しと同期して適切な頻度で光の通過をオン及びオフに交互に切り替えるための手段を含む、請求項5記載のSPRバイオセンサシステム。
  7. 光の前記通過をオン及びオフに交互に切り替えるための前記手段は、レンズと、各光源と前記それぞれの光ファイバ、導波路、又は導波管の受信端との間に位置する光ビームシャッタとを備え、前記光源とレンズの間又は前記レンズと前記受信端との間の前記光の通過が前記ビームシャッタによって選択的に遮断され得るように構成される、請求項6記載のSPRバイオセンサシステム。
  8. 前記2以上の光源は、2以上のLED、ELED、SLD、又はレーザダイオードで構成され、各光源から直接入来するか、又は各光源のビームコリメータ、ビームコレクタ、若しくはビームコンデンサを介して入来するビームは、前記くさび形ビームを形成する前記静的照明光学系の前に前記光路に配置されたビーム結合装置を使用することによって結合される請求項2又は請求項3記載のSPRバイオセンサシステム。
  9. 前記ビーム結合装置は、半透明ミラーを備える、請求項8記載のSPRバイオセンサシステム。
  10. 前記ビーム結合装置は、1つの透過部分及び1つの反射部分に分割される光学本体を備え、前記光学本体は、1つの光源の光ビームを前記静的照明光学系の方向に透過するが、第2の光源の光ビームを静的照明光学系の方向に反射する、請求項8記載のSPRバイオセンサシステム。
  11. 前記ビーム結合装置は、異なる反射部分に分割されて各々が静的照明光学系の方向に1つの光源の光ビームを反射するように配置された光学本体を備える、請求項8記載のSPRバイオセンサシステム。
  12. 前記照明ユニットは、静的照明光学系と、光源と、伝播方向と交差する方向に前記光源からの光ビームを選択的に変換するための光ビーム変換ユニットとを備える、請求項1記載のSPRバイオセンサシステム。
  13. 前記2以上の離隔された線形の検出領域から反射した光のSPR曲線の結合された読取り値から相対的なSPR角度シフト(複数反射率の降下)を測定するように配置されたSPR評価ユニットを備える、請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載のSPRバイオセンサシステム。
  14. 前記2以上の離隔された線形の検出領域の各々に沿って2以上の検出スポットを備える、請求項1乃至請求項13のいずれか1項記載のSPRバイオセンサシステム。
  15. 前記検出スポットに関連付けられ、前記検出スポットに相互作用試薬を供給するための2以上のフローセルを備える、請求項8記載のSPRバイオセンサシステム。
  16. 前記照明ユニットは、相互に関して異なる波長の2以上の光源を備える、請求項1乃至請求項15のいずれか1項記載のSPRバイオセンサシステム。
JP2014533242A 2011-09-28 2012-09-27 表面プラズモン共鳴バイオセンサシステム Active JP6145096B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE1150890-0 2011-09-28
SE1150890 2011-09-28
PCT/SE2012/051022 WO2013048318A1 (en) 2011-09-28 2012-09-27 Surface plasmon resonance biosensor system

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014528088A true JP2014528088A (ja) 2014-10-23
JP2014528088A5 JP2014528088A5 (ja) 2015-11-12
JP6145096B2 JP6145096B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=47996086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014533242A Active JP6145096B2 (ja) 2011-09-28 2012-09-27 表面プラズモン共鳴バイオセンサシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10768108B2 (ja)
EP (1) EP2761274A4 (ja)
JP (1) JP6145096B2 (ja)
WO (1) WO2013048318A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6541921B1 (ja) * 2018-03-15 2019-07-10 三菱電機株式会社 生体物質測定装置
WO2019176157A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 三菱電機株式会社 生体物質測定装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3218718A1 (en) 2014-11-12 2017-09-20 Technische Universiteit Eindhoven Plasmonic biosensor based on molecular conformation
CN107356770A (zh) * 2017-05-26 2017-11-17 中国政法大学 一种全自动表面等离子体共振检测仪
US11231365B2 (en) * 2019-07-08 2022-01-25 Hanwha Systems Co., Ltd. Apparatus and method for infrared imaging
CN114152569A (zh) * 2021-11-17 2022-03-08 北京英柏生物科技有限公司 一种基于spr角谱的成像光学系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217431A (ja) * 1988-05-10 1990-01-22 Amersham Internatl Plc 表面プラズモン共鳴センサ
JPH09292332A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Fuji Photo Film Co Ltd 表面プラズモンセンサー
JPH1151857A (ja) * 1997-02-26 1999-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 表面プラズモンセンサー
JP2001504582A (ja) * 1996-11-16 2001-04-03 イギリス国 分析装置
JP2002536638A (ja) * 1999-02-01 2002-10-29 ヴィーア・アクティーゼルスカブ 表面プラズモン共鳴センサ
JP2006113021A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Univ Waseda ラマン分光装置、及び分光装置
JP2008070391A (ja) * 2007-12-05 2008-03-27 Fujifilm Corp 全反射光を利用した測定装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2197068B (en) * 1986-11-03 1990-08-08 Stc Plc Optical sensor device
CA1321488C (en) 1987-08-22 1993-08-24 Martin Francis Finlan Biological sensors
DE68907519T2 (de) 1988-05-10 1993-10-21 Amersham Int Plc Biosensoren.
SE462408B (sv) 1988-11-10 1990-06-18 Pharmacia Ab Optiskt biosensorsystem utnyttjande ytplasmonresonans foer detektering av en specific biomolekyl, saett att kalibrera sensoranordningen samt saett att korrigera foer baslinjedrift i systemet
FI96800C (fi) 1994-02-16 1996-08-26 Valtion Teknillinen Laite analyysin suorittamiseksi
US5917607A (en) 1996-04-25 1999-06-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Surface plasmon sensor for multiple channel analysis
DE69830529T2 (de) 1997-02-07 2006-05-11 Fuji Photo Film Co., Ltd., Minami-Ashigara Oberflächen-Plasmonen-Sensor
US6200814B1 (en) 1998-01-20 2001-03-13 Biacore Ab Method and device for laminar flow on a sensing surface
US6068759A (en) 1998-02-19 2000-05-30 Marathon Ashland Petroleum Llc Process for recovering lube oil base stocks from used motor oil formulations, asphalt blend compositions containing used motor oil bottoms from said process, and asphalt pavement compositions containing said asphalt blend compositions
DE19814811C1 (de) * 1998-04-02 1999-08-05 Inst Physikalische Hochtech Ev Anordnung für die Oberflächenplasmonen-Resonanz-Spektroskopie
US6738141B1 (en) * 1999-02-01 2004-05-18 Vir A/S Surface plasmon resonance sensor
US7420683B2 (en) 2002-08-01 2008-09-02 Wyatt Technology Corporation Optical membrane formation system and method
US20050084980A1 (en) * 2003-10-17 2005-04-21 Intel Corporation Method and device for detecting a small number of molecules using surface-enhanced coherant anti-stokes raman spectroscopy
US8105845B2 (en) * 2003-11-12 2012-01-31 Bio-Rad Haifa Ltd. System and method for carrying out multiple binding reactions in an array format
US7187446B2 (en) * 2004-07-26 2007-03-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Measuring apparatus
US20060227328A1 (en) * 2005-04-08 2006-10-12 Vanwiggeren Gregory D Light-sensing system that uses light guides
US20090010589A1 (en) * 2005-08-30 2009-01-08 Robertson William M Optical sensor based on surface electromagnetic wave resonance in photonic band gap materials
KR100922578B1 (ko) 2007-12-17 2009-10-21 한국전자통신연구원 일회용 표면 플라즈몬 공명 바이오센서 및 이를 이용한표면 플라즈몬 공명 바이오센서 시스템
US8330959B2 (en) * 2009-03-23 2012-12-11 Claypool Christopher L Multi-channel surface plasmon resonance instrument

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217431A (ja) * 1988-05-10 1990-01-22 Amersham Internatl Plc 表面プラズモン共鳴センサ
JPH09292332A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Fuji Photo Film Co Ltd 表面プラズモンセンサー
JP2001504582A (ja) * 1996-11-16 2001-04-03 イギリス国 分析装置
JPH1151857A (ja) * 1997-02-26 1999-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 表面プラズモンセンサー
JP2002536638A (ja) * 1999-02-01 2002-10-29 ヴィーア・アクティーゼルスカブ 表面プラズモン共鳴センサ
JP2006113021A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Univ Waseda ラマン分光装置、及び分光装置
JP2008070391A (ja) * 2007-12-05 2008-03-27 Fujifilm Corp 全反射光を利用した測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6541921B1 (ja) * 2018-03-15 2019-07-10 三菱電機株式会社 生体物質測定装置
WO2019176157A1 (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 三菱電機株式会社 生体物質測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2761274A1 (en) 2014-08-06
US20140227136A1 (en) 2014-08-14
US10768108B2 (en) 2020-09-08
EP2761274A4 (en) 2015-06-03
JP6145096B2 (ja) 2017-06-07
WO2013048318A1 (en) 2013-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6145096B2 (ja) 表面プラズモン共鳴バイオセンサシステム
US7292333B2 (en) Optical interrogation system and method for 2-D sensor arrays
US7012694B2 (en) Apparatus and method for total internal reflection spectroscopy
US8213017B2 (en) Analytical system comprising an arrangement for temporally variable spatial light modulation and detection method executable therewith
JP6018636B2 (ja) マルチチャネルフローセル
JP2013511041A (ja) 減衰全反射に基づいた光センサシステムおよび感知方法
US6717663B2 (en) Optical configuration and method for differential refractive index measurements
CN102227626A (zh) 使用道威棱镜的高分辨率表面等离子体共振仪器
VanWiggeren et al. A novel optical method providing for high-sensitivity and high-throughput biomolecular interaction analysis
NL2005902C2 (en) Method and apparatus for surface plasmon resonance angle scanning.
JP6100803B2 (ja) 改良された表面プラズモン共鳴方法
EP1370850A1 (en) Apparatus and method for total internal reflection spectroscopy
AU2002243130A1 (en) Apparatus and method for total internal reflection spectroscopy
JP2021515188A (ja) 結合親和性の検出に使用するデバイス
JP2003287493A (ja) 測定装置
CN112630193A (zh) 一种基于数字微镜器件的角度调制型spr传感器及spr检测设备
JP2006258636A (ja) 測定方法および測定装置
CN214472763U (zh) 一种基于扫描振镜的角度调制型spr传感器及spr检测设备
CN214472762U (zh) 基于dmd的角度调制型spr传感器及spr检测设备
JP2003065946A (ja) 全反射減衰を利用したセンサー
JP2002195945A (ja) 全反射減衰を利用したセンサー
JP4053236B2 (ja) 全反射減衰を利用したセンサー
CN112630194A (zh) 一种基于扫描振镜的角度调制型spr传感器及spr检测设备
JP2003075334A (ja) 全反射減衰を利用したセンサー
Durbin Development of a Compensated Interferometric Detector

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6145096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250