JP2014526649A - 蠕動ポンプ - Google Patents

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Abstract

蠕動ポンプは、長手方向の軸(3)に沿って直線的に配置された、物質を輸送するための管(2)を備える。蠕動ポンプは、回転軸(10)のまわりで回転することができる、管(2)の締め付けを生じさせるためのポンプ・ヘッド(9)をさらに備える。

Description

本開示は蠕動ポンプに関する。蠕動ポンプは、管を締め付けることによって管の中の物質を輸送するように構成される。
蠕動ポンプは、たとえば特許文献1および特許文献2によって知られている。
DE10246469A1 DE19729612A1
本発明の目的は、改善された特性を有する蠕動ポンプを提供することである。
本開示の一態様によれば、蠕動ポンプは、長手方向の軸に沿って配置された、物質を輸送するための管を備える。蠕動ポンプは、管の締め付けを生じさせるために、回転可能なポンプ・ヘッドをさらに備える。ポンプ・ヘッドは、回転軸のまわりで回転可能とすることができる。
蠕動ポンプは、医療用途に適用されるように構成することができる。好ましくは、蠕動ポンプは、薬剤、たとえば流体薬剤を輸送するように構成される。特にポンプは、ミクロ流体工学の分野で使用することができる。一例として、蠕動ポンプは、少量の流体を投薬するように構成することができる。ポンプは、きわめて敏感な物質を輸送するために使用することができる。輸送される物質は、たとえばインスリンなどの薬剤とすることができる。したがって、蠕動ポンプは薬物送達デバイスとして使用することができる。
蠕動ポンプは、レセプタクルを備えることができる。レセプタクルは、輸送される物質を収容するカートリッジまたは容器を受けるように構成することができる。
長手方向の軸に沿って管を配置することによって、管の取り扱いおよび位置決めを容易にすることができるため、管の交換が簡単かつ再現可能になり得る。これにより、たとえばポンプ・ヘッドに対する管の位置合わせ不良の危険性を低減することができる。このため、管の交換後の投薬精度を高めることができる。
好ましくは、管は、少なくとも物質を輸送するために締め付けられるように構成された管のある区間において、長手方向の軸に沿って配置される。好ましくは、管はその全長を通して長手方向の軸に沿って配置される。好ましくは、管には湾曲した区間がない。特に管は、U字形の区間がないようにすることができる。
好ましくは、ポンプは、物質が輸送方向に輸送されるように構成される。好ましくは、輸送方向は長手方向の軸に平行である。
好ましくは、ポンプ・ヘッドは、管の長手方向の軸に沿って、特に輸送方向に沿って管の締め付けを生じさせる。それによって、輸送方向における物質の輸送を生じさせることができる。特にポンプ・ヘッドは、管の締め付けられた部分が長手方向の軸に沿って移動するように構成することができる。これにより、締め付けられた部分の前方で管に過圧をもたらすことが可能になり、それによって、輸送方向における物質の移動を生じさせることができる。
好ましくは、ポンプ・ヘッドの回転軸は、長手方向の軸に垂直である。
この場合、ポンプ・ヘッドの長手方向の軸の方向の寸法を小さくすることができるため、小型サイズの蠕動ポンプを実現することが可能である。
ポンプ・ヘッドは、管を締め付けるために少なくとも1つの締め付け部材を備えることができる。
特に、締め付け部材は、管を締め付けるために管と機械的に接触するように構成することができる。好ましくは、締め付け部材は、少なくとも管を締め付ける特定の時間に管を閉じるように構成することができる。好ましい実施形態では、締め付け部材は、管の長手方向の軸に沿って延びる区間で管を締め付ける。その区間は、管の第1の位置から管の第2の位置にわたることができる。好ましくは、締め付け部材は、管を第1の位置から第2の位置まで連続的に締め付け、それによって、締め付けられた部分を第1の位置から第2の位置まで移動させる。
好ましい実施形態において、蠕動ポンプは、管を締め付けるとき、締め付け部材が管の上を転がりながら離れることができるように構成される。
こうして、摩擦力を小さく保つことができる。それによって、管の軸変形または管の軸方向における変位を防止することができる。さらに、ポンプ・ヘッドを駆動するのに低い駆動力で十分とすることができ、したがって、駆動モータを小さく保つことができる。特に、締め付け部材と管の間の摩擦力は、滑り摩擦力より小さい転がり摩擦力とすることができる。一例として、締め付け部材は球形または円筒形の部材、たとえば球体またはローラを含むことができる。
好ましくは、ポンプ・ヘッドは、ある一定の駆動速度で動作させるように構成される。それによって、ポンプ圧の変動が小さい状態で、ほとんど衝撃のない安定したポンピングを実現することができる。さらに、投薬精度を高めることができる。
ポンプ・ヘッドは、締め付け部材を支持するための支持部材を備えることができる。好ましくは、ポンプ・ヘッドの回転によって支持部材も回転し、特にポンプ・ヘッドの回転軸のまわりで回転する。
好ましい実施形態において、締め付け部材は支持部材によって、締め付け部材の支持部材に対する回転が可能であるように支持される。
特に、締め付け部材は、ポンプ・ヘッドの回転軸から隔てて配置された他の回転軸のまわりで、支持部材に対して回転可能にすることができる。この他の回転軸は、締め付け部材の中心を通って延びることができる。この他の回転軸は、ポンプ・ヘッドの回転軸と平行にすることができる。好ましくは、締め付け部材は、ポンプ・ヘッドの回転軸のまわりと他の回転軸のまわりの両方で回転することができる。
支持部材は、ディスクのような形を備えることができる。締め付け部材は、支持部材の外側周辺部の近くに位置付けることができる。締め付け部材は、軸によって支持部材の上に支持することができる。その軸は、締め付け部材を通って延びることができる。その軸は、支持部材と直接接触することができる。一実施形態において、支持部材は2つの部材を含む。部材のそれぞれが、軸の端部を支持することができる。締め付け部材は、支持部材の2つの部材の間に位置付けることができる。
好ましい実施形態において、ポンプは、締め付け部材が回転軸に対して半径方向に移動できるように構成される。
それによって、締め付け部材の回転軸に対する半径方向の位置の調節を可能にすることができる。特に、締め付け部材のポンプ・ヘッドの回転軸までの距離を調節可能にすることができる。
締め付け部材は支持部材によって、半径方向における運動が可能になるように支持することができる。一例として、支持部材は、締め付け部材を支持するためのスロットを備えることができる。締め付け部材は、スロットの中で移動可能にすることができる。特に、締め付け部材は、軸をスロット内で案内することによって支持することができる。好ましくは、スロットは、締め付け部材の半径方向の運動が可能になるように半径方向に延びる。
好ましい実施形態において、ポンプは、締め付け部材の管の長手方向の軸に沿った運動が可能になるように構成される。好ましくは、長手方向の軸に沿った運動は、少なくとも管のある区間に沿って可能にすることができる。特に、締め付け部材は、管に沿った直線運動を行うことができる。
それによって、締め付け部材は管を締め付け、管の締め付けられた部分を長手方向の軸に沿って移動させることができる。好ましくは、締め付け部材が締め付けられる部分において管を締め付け、長手方向の軸に沿って延びる区間内のその締め付けられた部分では、管が閉じられるようにする。それによって、物質の逆流を防止することができる。
好ましい実施形態において、蠕動ポンプは、締め付け部材の運動を案内するためのガイド部材を備える。
特に、ガイド部材は、締め付け部材のポンプ・ヘッドの回転軸に対する半径方向の運動を制限することができる。特に、ガイド部材は、回転軸へ向かう半径方向の運動を制限することができる。
好ましくは、ガイド部材は、ガイド部材とハウジングの間の相対運動を防止するようにポンプのハウジングに固定される。特に、ガイド部材は回転不能にすることができる。
締め付け部材は軸によって支持することが可能であり、軸の半径方向の運動は、ガイド部材の機械的な止め具によって制限され得る。特に、軸がガイド部材に当接すると、軸の半径方向における運動、特にポンプ・ヘッドの回転軸へ向かう運動を妨げることができる。
ガイド部材は、締め付け部材の長手方向の軸に沿った運動を案内するように構成することができる。
特に、ガイド部材は、好ましくは締め付け部材によって締め付けられるように構成された管のある区間内において、締め付け部材を締め付け部材の軸方向に案内することができる。特に、締め付け部材の軸方向の運動の間、締め付け部材は管を締め付け、それによって管の締め付けられた部分を軸方向に変位させることができる。
蠕動ポンプは、管を案内するための管ガイドをさらに備えることができる。
特に、管は管ガイドの上に位置付けることができる。管ガイドは、管をポンプ内で位置決めする働きをすることができる。管は、管ガイドに取り付けることができる。一例として、管ガイドは、管がその中を進む長手方向の経路(grove)を備えることができる。管は、管ガイドとポンプ・ヘッドの間に位置することができる。
ガイド部材は、管ガイドと協働して、締め付け部材の長手方向の軸に沿った運動を生じさせることができる。特に、ガイド部材は管ガイドに対して、締め付け部材の半径方向の位置が、ガイド部材によってある半径方向において、また管ガイドによって反対側の半径方向において制限されるように配置することができる。好ましくは、締め付け部材の半径方向の位置は、管のある区間に沿って、ガイド部材および管ガイドによって決定される。
好ましくは、締め付け部材の軸方向の運動は、前述のように締め付け部材が移動できることによって可能になる。それにより、ポンプ・ヘッドの回転の間、締め付け部材の半径方向の位置を、締め付け部材の軸方向の運動が生じるように調節することができる。
好ましい実施形態において、ガイド部材の周辺部は、管の長手方向の軸に平行に延びる直線区間を備える。
特に、軸方向に移動して管を締め付けるとき、締め付け部材をその直線区間に沿って案内することができる。一例として、締め付け部材を支持するための軸が、ガイド部材の周辺部に沿って進むようにすることができる。軸が直線区間に沿って進み、特に直線区間に当接しているとき、締め付け部材は軸方向の運動について案内を受けることが可能である。
さらに、ガイド部材の周辺部は、湾曲した区間を備えることができる。
締め付け部材は、管を締め付けていないとき、その湾曲した区間に沿って進むことができる。特に、締め付け部材は、湾曲した区間に沿って進むとき、管の第2の位置から管の第1の位置へ戻るように輸送することができる。好ましくは、湾曲した区間は、締め付け部材の回転軸へ向かう半径方向の運動の範囲を定める。しかしながら、締め付け部材の反対側の半径方向における半径方向の運動は、許容することができる。
蠕動ポンプは、複数の締め付け部材を備えることができる。
好ましくは、締め付け部材は、ポンプ・ヘッドの支持部材の上に配置される。特に、締め付け部材は、支持部材の外側周辺部の近くに配置することができる。特に、締め付け部材は、相互に一定の距離のところに配置することができる。
好ましくは、ポンプの動作中は常に、締め付け部材の少なくとも1つが、特にポンプを閉じるようにポンプを締め付ける。それにより、物質が輸送方向と反対の方向に逆流するのを防止することができる。したがって、締め付け部材は弁として働くことができる。
好ましい実施形態において、蠕動ポンプは、主部分および交換部分を備える。交換部分は、主部分から着脱可能であるように構成することができる。
交換部分は、定期的に交換しなければならない蠕動ポンプの要素を保持するように構成することができる。一例として、交換部分は管または針を保持することができる。好ましくは、交換部分によって保持される要素は、交換部分にあらかじめ組み付けられる。これによって、ポンプの部材の交換を簡単かつ迅速に行うことを可能にすることができる。交換部分は、交換部分を新しい交換部分に取り替えることができるように、処分可能に構成することができる。他の実施形態において、交換部分は、針または管などの個々の要素を別個に交換することが可能になり得るように構成することができる。
好ましくは、交換部分は、管を案内するための管ガイドを備える。交換部分は、管を備えることができる。
主本体は、ポンプ・ヘッドを備えることができる。さらに、主本体は、輸送される物質を収容するカートリッジまたは容器を受けるためのレセプタクルを備えることができる。
蠕動ポンプは、少なくとも1つの針を備えることができる。一例として、交換部分は、少なくとも1つの針を保持するように構成することができる。
特に、物質をポンプの投薬用の端部から投薬するために、針を設けることができる。針は、管と流体接続することができる。追加としてまたは別法として、ポンプは、管がそれによって新しい物質を提供される、少なくとも1つの針を備えることができる。特に、針はカートリッジまたは容器に挿入され、物質がカートリッジまたは容器から管の中に流入できるように構成することが可能である。
本明細書で使用する用語「医薬」は、好ましくは、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、抗体、酵素、抗体、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−Y−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は、免疫グロブリン(Ig)単量体(ただ1つのIg単位を含む)であり;分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのような5つのIg単位を有する五量体もあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖;システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された、2つの同一の重鎖および2つの同一の軽鎖から構成される「Y」字形の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり;それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖(heavy chain)および軽鎖(light chain)はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは、約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン・フォールドを有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5つのタイプの哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖のタイプにより抗体のアイソタイプが定義され;これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体の中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり;αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(CH)と可変領域(VH)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、αおよびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるヒンジ領域とから構成される定常領域を有し;重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体ではすべて同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2つのタイプの免疫グロブリン軽鎖が存在する。軽鎖は2つの連続するドメイン:1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は常に同一である2つの軽鎖を有し;哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλのうちの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造はきわめて類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決まる。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(VH)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(Complementarity Determining Region:CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するため、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズは同等であるが、鎖間のジスルフィド結合を有する両方の重鎖のカルボキシル末端側の半分を含む第3のフラグメントは、結晶化可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、両方のFab片およびH−H鎖間のジスルフィド結合を含むヒンジ領域を包含する、単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して1本鎖の可変フラグメント(scFv)を形成することができる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類金属、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
以下の図面に関連する例示的な実施形態の説明から、他の特徴、改善点および方法が明らかになる。
蠕動ポンプの部分的な側面図である。 図1の蠕動ポンプのポンプ・ヘッドの斜視図である。 図1の蠕動ポンプのポンプ・ヘッドの側面図である。 A〜Gは、図1のポンプの動作中の、ポンプ・ヘッドの部分的な側面図である。 図1の蠕動ポンプの各部材の斜視分解図である。 図1の蠕動ポンプの各部材の前方からの分解図である。 交換部分が主本体から取り外された状態の、図1の蠕動ポンプの部分的な側面図である。
図面において、類似の要素、同じ種類の要素、および同じ作用をする要素は、同じ参照番号で示されることがある。
図1は、蠕動ポンプ1の一実施形態の部分的な側面図を示す。ポンプ1は、長手方向の軸3に沿って延びる直線状の管2を備える。管2には、湾曲した部分はない。物質は、管2を通って輸送方向4に輸送される。輸送方向4は、長手方向の軸3に平行である。
輸送される物質は、レセプタクルの中に位置するカートリッジまたは容器5、たとえばガラスのカートリッジに収容される。一例として、蠕動ポンプ1は、薬用流体、たとえばインスリンを輸送および投薬するように構成することができる。蠕動ポンプ1は、少量の流体を輸送するのに特に適している場合があり、したがって、蠕動ポンプ1はミクロ流体工学の分野で使用することができる。カートリッジ5は、ピストンを備えることができる。ピストンは、カートリッジ5内で軸方向に可動とすることができる。ばね36がピストンに力を及ぼし、ピストンの運動を容易にすることができる。それにより、物質がカートリッジ5から管2に引き込まれるとき、レセプタクル5の中に空気ポケットが生じないようにすることができる。カートリッジ5は、異なる材料、たとえばプラスチックのような合成材料から製造することもできる。カートリッジまたは容器5は、折り畳める材料または可撓性のある材料から製造することもできる。この場合、ピストンは不要である。
蠕動ポンプ1は、カートリッジまたは容器5と流体連通し、カートリッジまたは容器5を管2に連結する第1の針6を備える。第1の針6は、カートリッジまたは容器5のセプタムを穿孔することができる。蠕動ポンプ1の投薬用の端部7には、第2の針8が配置される。第2の針8は、管2と流体連通する。好ましくは、第2の針8は、物質を投薬するために組織に挿入することが可能である。
蠕動ポンプ1は、主部分12および交換部分13を備える。交換部分13は、主部分12に着脱可能に取り付けられる。それによって、交換部分13、または交換部分13の個々の構成要素の取り替えを可能にすることができる。好ましくは、交換部分13は、針6、8および管2など、定期的に交換しなければならない蠕動ポンプ1の各部材を備える。
主部分12は、ポンプ・ヘッド9、ならびにカートリッジおよび容器5のためのレセプタクルを収容するハウジング14を備える。交換部分13は、管2を案内する管ガイド15を備える。交換部分13内の管2を個別に取り替えることができるように、管2は管ガイド15に着脱可能に取り付けることができる。他の例として、管2を交換部分に恒久的に取り付けること、たとえば管ガイド15に接着させることができる。
ポンプ1のポンプ・ヘッド9は、回転可能に取り付けられる。ポンプ・ヘッド9は、回転軸10のまわりを回転方向23に回転することができる。ポンプ・ヘッド9の回転により、管2が長手方向の軸3に沿って締め付けられ、管2の締め付けられる部分は輸送方向4に波及する。とりわけ、管2の締め付けを管の区間11で生じさせる。
ポンプ・ヘッド9は、複数の締め付け部材20を支持する支持部材17を備える。この実施形態では、締め付け部材はローラとして構成される。締め付け部材20は、締め付け部材20および支持部材17の相対的な回転運動が可能になるように、支持部材17に回転可能に取り付けられる。特に、各締め付け部材20は軸21によって支持部材17に取り付けられ、締め付け部材20が、軸21の中心を通って延びる他の回転軸のまわりを回転することができるようにする。回転軸10および他の回転軸は互いに平行であり、長手方向の軸3に垂直である。
ポンプ・ヘッド9、またそれによって支持部材17および締め付け部材20も回転軸10のまわりで回転させると、締め付け部材20は管2と接触し、少なくとも区間11に沿って管を締め付け、次いで管2から離れる。締め付け部材20を支持部材17に回転可能に取り付けることによって、管2を締め付けたとき、締め付け部材20が管2の上を転がりながら離れることが可能になる。それによって、摩擦力を低く保つこと、および管2の軸方向の変形を低減することが可能になる。
締め付け部材20は、締め付け部材20の回転軸10に対する半径方向の変位が可能になるように、移動可能に取り付けられる。特に、軸21は、軸21の変位、またそれによって締め付け部材20の半径方向における変位が可能になるように、支持部材17の半径方向のスロット22の中に位置付けられる。
このように移動可能であることによって、締め付け部材20は、管2を管の区間11で締め付けるとき、長手方向の軸3に沿って直線的に移動することが可能になる。特に、ポンプ・ヘッド9が回転軸10のまわりを回転する間、締め付け部材20の回転軸10に対する半径方向の位置を調節して、締め付け部材20に、少なくとも管2の区間11の間、長手方向の軸3に沿った直線運動を促すようにすることができる。それによって、管2を直線経路に沿って締め付けることが可能になる。
以下では、図1のポンプの作動原理について、図2、3および4A〜4Gと共にさらに詳しく説明する。
図2は、図1の蠕動ポンプ1におけるポンプ・ヘッド9の斜視図を示す。
支持部材17は、2つの円形ディスク18、19を備える。締め付け部材20は、円形ディスク18、19の間に位置付けられる。円形ディスク18、19のそれぞれが複数のスロット22を備え、その内部に軸21が移動可能に取り付けられる。
締め付け部材20に管2の区間11における長手方向の軸3に沿った運動を促すために、蠕動ポンプ1はガイド部材24を備える。
締め付け部材20の軸21は、ポンプ・ヘッド9の回転の間、軸21の端部がガイド部材24の外側周辺部に沿って進むように配置される。それによって、締め付け部材22の回転軸10へ向かう方向の半径方向の運動が、ガイド部材24によって制限される。特に、軸21がガイド部材24の外側周辺部に当接しているときには、回転軸10に向かってそれ以上半径方向に運動しないようにする。
図3において理解することができるように、ガイド部材24の周辺部は、ガイド・レールとして示すこともできる直線区間25、および湾曲した区間26を備える。ポンプ1の動作中、各軸21を、またそれによって各締め付け部材20を、ガイド部材24の周辺部に沿って回転方向23に移動させる。締め付け部材20は直線区間25に沿って案内されるとき、長手方向の軸3に沿って直線的に移動する。直線区間25の長さは、締め付け部材が管2に沿って直線的に移動し、それによって管2を締め付ける区間11の長さに対応する。区間11は、それぞれ直線区間25の始点および直線区間25の終点に対応する、管2の第1の位置37から管2の第2の位置38に向かって延びる。
図4A〜4Gは、ポンプ1の動作中におけるポンプ・ヘッド9の部分的な側面図を示す。特に、ポンプ・ヘッド9の回転中の締め付け部材20のガイド部材24に沿った運動が示される。理解しやすくするために、締め付け部材20の1つのみを図示する。
図4Aでは、締め付け部材20は、ガイド部材24の湾曲した区間26に位置している。特に、締め付け部材20の軸21は、湾曲した区間26に当接しても、湾曲した区間26から離れて位置してもよい。軸21は、スロット22の中を湾曲した区間26から半径方向に、回転軸10から離れるように移動できるようにすることが可能である。したがって、軸21が湾曲した区間26に沿って案内されるとき、軸21の正確な半径方向の位置が不定になる可能性がある。
図4Bに示すように、ポンプ・ヘッド9、それによって支持部材17および締め付け部材20を、回転方向23にさらに回転させると、締め付け部材20は湾曲した区間26の端部に達し、管2と接触するようになる。
図4Cに示すように、ポンプ・ヘッド9がさらに回転すると、締め付け部材20はガイド部材24の周辺部の直線区間25に入り、管2の区間11の第1の位置37(図3参照)に到達する。ガイド部材24の直線区間25では、締め付け部材20は、ガイド部材24の直線区間25および管ガイド15によって案内される。特に、軸21は直線区間25に当接し、それによって、締め付け部材20の回転軸10へ向かう半径方向の運動の範囲が定められる。反対側の半径方向では、締め付け部材20の半径方向の運動の範囲は、管2がその上に位置する管ガイド15によって定められる。したがって、締め付け部材20の半径方向の位置は、ガイド部材24の直線区間25および管2によって決まる。直線区間25および管ガイド15が長手方向の軸3に沿って延びるため、締め付け部材20の半径方向の位置は、締め付け部材20の長手方向の軸3に沿った直線運動を生じさせるように調節される。
図4Dは、ポンプ・ヘッド9がさらに回転した後の締め付け部材20の位置を示している。締め付け部材20は、管2の直線区間11に沿って移動している。締め付け部材20の直線運動によって、管2の締め付けられた部分を輸送方向4に移動させる。それによって、管2の中の物質が輸送方向4に輸送される。好ましくは、締め付け部材20は、直線区間25すべてに沿って管2を閉じるように管2を締め付ける。それによって、物質が輸送方向4と反対の方向に逆流するのを抑えることができる。
締め付け部材20を支持部材17に対して回転可能に取り付けることにより、管2を締め付けるとき、締め付け部材20は管2の上を転がりながら離れるようになる。
図4Eは、ポンプ・ヘッド9がさらに回転した後の締め付け部材20の位置を示している。締め付け部材20は、直線区間25の端部に達している。
さらに回転すると、締め付け部材20は、図4Fに示すように直線区間25から離れ、湾曲した区間26に入る。特に、軸21は直線区間25と接触しなくなり、湾曲した区間26に沿って案内されるようになる。この位置では、締め付け部材20は依然として管2と接触しているが、管2を閉じることはない。
図4Gは、ポンプ・ヘッド9がさらに回転した後の締め付け部材20を示している。この位置では、締め付け部材20は管2と接触しない。さらに回転すると、締め付け部材20は湾曲した区間26に沿って輸送され、再び図4Aに示す位置に達する。
好ましくは、ポンプ1の動作中は常に、少なくとも1つの締め付け部材20が管2と接触する。さらに好ましくは、少なくとも1つの締め付け部材20が、管2を閉じるように管2を締め付ける。それによって、物質の逆流を抑えることができる。
代替的実施形態において、締め付け部材20は、ディスク18および19の外側周辺部の近くでスロット22の外側端部へ向かう弾性力によって、たとえばばね力によって押される。たとえば、締め付け部材20の軸21は、軸をスロット22の外側端部に押し付けるばねによって取り付けることができる。そうした実施形態では、締め付け部材20がばね力によって管2を締め付けるため、ガイド部材24は不要である。
図5、6および7から、図1のポンプ1の一実施形態をさらに詳しく理解することができる。
図5は蠕動ポンプ1の各部材の斜視分解図を示し、図6はポンプ1の各部材の前方からの分解図を示す。
図5および6から理解することができるように、ガイド部材24は第1の部材29および第2の部材30を備え、第1の部材29は軸21をその端部の一方で案内し、第2の部材30は軸21をその反対側の端部で案内する。部材29、30のそれぞれが、湾曲した区間26および直線区間25を備える。第1の部材29および第2の部材30は、ポンプ1のハウジングに固定されたフランジ付き部材31、32の上に位置付けられる。
さらに、ポンプ1は、歯車16を介してポンプ・ヘッド9を駆動する機関27を備える。支持部材17の回転運動を容易にするために、支持部材17のディスク18、19に支承部33、34が配置される。
さらに、ディスク18、19の間にスペーサ・リング35が配置され、ディスク18、19の間の距離を画成する。
図7は図1の蠕動ポンプ1を示すが、図では、交換部分13が主部分12から取り外されている。交換部分13は、ポンプ1の1回または複数回の動作の後に処分され、新しい交換部分13に取り替えられるように構成することができる。あるいは、たとえば針6、8または管2など、交換部分13の一部のみが処分されるように構成することもできる。
ポンプ1は、交換部分13を主部分12に着脱するために、交換部分13を長手方向の軸3に垂直な方向28に移動させなければならないように構成されることがある。この場合、カートリッジまたは容器5を主部分12のレセプタクルから取り外した後に、交換部分13の主部分12からの取り外しまたは主部分12への取り付けが可能になるようにする必要があり得るが、それは、さもなければ、針6とカートリッジまたは容器5との相互作用によって、取り付けが妨げられる可能性があるためである。
他の実施形態において、ポンプ1は、交換部分13を長手方向の軸3に平行な方向に移動させることによって、交換部分13を着脱することができるように構成することが可能である。この場合、交換部分13を取り外すまたは取り付けるために、カートリッジまたは容器5を主部分12から取り外す必要がないことがある。特に、第1の針6は、取り付けの動作の間に、カートリッジまたは容器5に挿入することが可能である。
1 蠕動ポンプ
2 管
3 長手方向の軸
4 輸送方向
5 カートリッジ/容器
6 第1の針
7 投薬用の端部
8 第2の針
9 ポンプ・ヘッド
10 回転軸
11 管の区間
12 主部分
13 交換部分
14 ハウジング
15 管ガイド
16 歯車
17 支持部材
18 ディスク
19 ディスク
20 締め付け部材
21 軸
22 スロット
23 回転方向
24 ガイド部材
25 直線区間
26 湾曲した区間
27 機関
28 交換部分を着脱する方向
29 ガイド部材の第1の部材
30 ガイド部材の第2の部材
31 フランジ付き部材
32 フランジ付き部材
33 支承部
34 支承部
35 スペーサ・リング
36 ばね
37 第1の位置
38 第2の位置

Claims (16)

  1. 長手方向の軸(3)に沿って配置された、物質を輸送するための管(2)と、回転軸(10)のまわりで回転することができる、管(2)の締め付けを生じさせるように構成されたポンプ・ヘッド(9)とを備える蠕動ポンプ。
  2. 管(2)は、少なくとも物質を輸送するために締め付けられるように構成された管(2)のある区間において、長手方向の軸に沿って配置される、請求項1に記載の蠕動ポンプ。
  3. 回転軸(10)は長手方向の軸(3)に垂直である、請求項1または2に記載の蠕動ポンプ。
  4. ポンプ・ヘッド(9)は、管(2)を締め付けるために少なくとも1つの締め付け部材(20)を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  5. 管(2)を締め付けるとき、締め付け部材(20)が管(2)の上を転がりながら離れることができるように構成される、請求項4に記載の蠕動ポンプ。
  6. ポンプ・ヘッド(9)は、締め付け部材(20)を支持するための支持部材(17)を備え、締め付け部材(20)の支持部材(17)に対する回転が可能であるようにする、請求項4または5に記載の蠕動ポンプ。
  7. 締め付け部材(20)が回転軸(10)に対して半径方向に移動できるように構成される、請求項4〜6のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  8. 締め付け部材(20)の運動を案内するためのガイド部材(24)を備える、請求項4〜7のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  9. ガイド部材(24)は、締め付け部材(20)の長手方向の軸(3)に沿った運動を案内するように構成される、請求項8に記載の蠕動ポンプ。
  10. ガイド部材(24)の周辺部は、長手方向の軸(10)に平行に延びる直線区間(25)を備える、請求項8または9に記載の蠕動ポンプ。
  11. ガイド部材(24)の周辺部は湾曲した区間(26)を備える、請求項8〜10のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  12. 複数の締め付け部材(20)を備える、請求項4〜11のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  13. 主部分(12)、および主部分(12)から着脱可能であるように構成された交換部分(13)を備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  14. 交換部分(13)は、管(2)を案内するための管ガイド(15)を備える、請求項13に記載の蠕動ポンプ。
  15. 主部分(12)に位置付けられた、輸送される物質用の容器(5)を収容するためのレセプタクルを備える、請求項13または14のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
  16. 薬剤を輸送するように構成される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の蠕動ポンプ。
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