JP2014526246A5

JP2014526246A5 -

Info

Publication number: JP2014526246A5
Application number: JP2014529633A
Authority: JP
Filing date: 2012-09-07
Publication date: 2015-10-01
Anticipated expiration: 2032-09-07

Claims

バキュロウイルスビリオンの集団からパルボウイルスビリオンの集団を分離するための方法であって、パルボウイルスビリオンの集団及びバキュロウイルスビリオンの集団を含む試料をフィルターで濾過するステップを含み、前記フィルターが３０〜７０ｎｍの公称孔径を有する、方法。
パルボウイルスがアデノ随伴ウイルスである、請求項１に記載の方法。
バキュロウイルスがアウトグラファ・カリフォルニカマルチカプシド核多角体病ウイルス（ＡｃｍＮＰＶ）である、請求項１又は２に記載の方法。
フィルターがウイルスフィルター又は限外濾過膜である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の方法。
フィルターがサーフェスフィルター及び／又はデプスフィルターである、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
フィルターが、銅アンモニア再生セルロース、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、修飾若しくは非修飾ポリエーテルスルホン、酢酸セルロース、硝酸セルロース、ポリアミド又は再生セルロースからなる群から選択される材料を含む、請求項１〜５のいずれか一項に記載の方法。
前記フィルターが３０〜４０ｎｍの公称孔径を有する、請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法。
前記フィルターが３２〜３８ｎｍの公称孔径を有する、請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法。
フィルターが、銅アンモニア再生セルロースを含む、請求項６〜８のいずれか一項に記載の方法。
フィルターが、銅アンモニア再生セルロース中空糸を含む、請求項９に記載の方法。
フィルターがプラノバ３５膜又はウルチポアＤＶ５０フィルターである、請求項１０に記載の方法。
前記試料を、２つ以上のフィルターを使用する濾過に供する、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の方法。
濾過するステップの前の前記試料が、密度勾配、予備濾過、クロマトグラフィーステップ、及びこれらの方法の組み合わせからなる群から選択される方法を使用して予備精製される、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の方法。
濾過するステップの前の前記試料が、アフィニティークロマトグラフィー及びイオン交換クロマトグラフィー、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択されるクロマトグラフィーステップを使用して予備精製される、請求項１３に記載の方法。
予備濾過が、孔径が７０〜２００ｎｍのフィルターによって実施される、請求項１３又は１４に記載の方法。
前記試料のｐＨが６〜１０である、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の方法。
前記試料のｐＨが７〜９である、請求項１６に記載の方法。
前記試料のｐＨが７．５〜８．５である、請求項１７に記載の方法。
前記試料のｐＨが８である、請求項１８に記載の方法。
ウイルスフィルター表面１ｃｍ^２当たり試料１〜２００ｍｌが濾過される、請求項１〜１９のいずれか一項に記載の方法。
ウイルスフィルター表面１ｃｍ ^２当たり試料８０〜１２０ｍｌが濾過される、請求項２０に記載の方法。
パルボウイルスの少なくとも８５％が溶出し、バキュロウイルスの力価が少なくとも５ｌｏｇ低下する、請求項１〜２１のいずれか一項に記載の方法。