JP2014521546A5

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Publication number: JP2014521546A5
Application number: JP2014521966A
Authority: JP
Filing date: 2012-06-23
Publication date: 2017-01-26
Anticipated expiration: 2032-06-23

Description

図１〜３には更に、ハウジング１２によって形成される暗視カメラ１０の締結ピン２４も示されている。ハウジング１２、及びひいては締結ピン２４は例えばプラスチックから形成されている。締結ピン２４を介して暗視カメラ１０が乗用車の取り付け部材２７（図４）に取り付けられ、ひいては乗用車に保持されることができる。

特に図３の側面図から分かるように、締結ピン２４は外周側に円形の輪郭とは異なる輪郭を備えている。言い換えると、締結ピン２４の外周側は非円形に形成されている。それによってねじれ防止がなされるため、暗視カメラ１０は、限定的且つ精密な角度で取り付け板２６に対する所望の相対位置で取り付け部材２７に、ひいては乗用車のその他の部分に装着され、少なくとも実質的に車両の横方向、又は少なくとも実質的に締結ピン２４の縦の延長方向と平行に延びる回転軸を中心に回転することができなくなっている。

図４及び５、及び特に図６及び７から分かるように、取り付け部材２７は取り付け板に配置された、収容部３２を有する保持部材３０を具備している。その場合、収容部３２は、保持部材３０の第１の保持部３４、及び第２の保持部３６によって部分的に隣接している。取り付け装置２８の部品数、ひいてはコストを節減するため、保持部３４、３６はプラスチック製の取り付け板２６と一体に形成されている。締結ピン２４は取り付け装置２８内でねじれる恐れがなく、収容部３２内に精密な角度で配置され、力の作用で収容部内に固定される。

図６および７から分かるように、第１のばね領域３８は、ばね領域４２と４４との間に配置され、したがってこれは中央のばね部を構成して、例えば暗視カメラ１０の前面締結ピンである締結ピン２４を収容部３２に固定する。これは、第１のばね領域３８が締結ピン２４を第１の方向で収容部３２に押圧することを意味する。

特に図６から分かるように、収容部３２は切り欠き部４９を設けているため、締結ピン２４、及びひいては暗視カメラ１０も、取り付け板２６に対して少なくとも実質的に垂直に延びる第２の方向で収容部３２内に保持される。

Claims

ばね部材（４０）の第１のばね領域（３８）によって生成される第１の方向を向く力（Ｆ１）によって、自動車の取り付け部材（２７）の保持部材（３０）内に保持されるセンサ素子（１０）を前記取り付け部材（２７）に取り付ける取り付け装置（２８）であって、
前記取り付け部材（２７）は取り付け板（２６）を有し、
前記保持部材（３０）は前記取り付け板（２６）に配置され、前記センサ素子（１０）の締結ピン（２４）を保持可能であり、
前記ばね部材（４０）は、前記センサ素子（１０）を前記第１の方向を向く力（Ｆ１）に対して斜めに延びる第２の方向を向く力（Ｆ２）で支持する第２のばね領域（４２）を少なくとも有し、
前記保持部材（３０）は、切り欠き部（４９）を有する収容部（３２）を有し、
前記センサ素子（１０）の保持は、前記センサ素子（１０）の締結ピン（２４）と前記切り欠き部（４９）とが係合することによりなされる、
ことを特徴とする取り付け装置（２８）。
前記ばね部材（４０）が前記取り付け部材（２７）に係止されることを特徴とする請求項１に記載の取り付け装置（２８）。
前記ばね部材（４０）が、前記センサ素子（１０）を前記第１の方向を向く力（Ｆ１）に対して斜めに延びる第２の方向を向く力（Ｆ２）で支持し、かつ前記第２のばね領域（４２）とは異なる第３のばね領域（４４）を有し、前記センサ素子（１０）が前記第３のばね領域に支持され、前記第１のばね領域（３８）が、前記第２のばね領域（４２）と前記第３のばね領域（４４）との間に配置されることを特徴とする請求項１または２に記載の取り付け装置（２８）。
前記ばね部材（４０）が、前記第１のばね領域（３８）に接続され、前記第１のばね領域（３８）に対して傾斜して延在し、前記ばね部材（４０）を操作可能なグリップ領域（４６）を有することを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の取り付け装置（２８）。
前記ばね部材（４０）が一体に形成されることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか一項に記載の取り付け装置（２８）。
前記取り付け部材（２７）が一体に形成されることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれか一項に記載の取り付け装置（２８）。
前記取り付け部材（２７）がプラスチックから形成されることを特徴とする請求項１から請求項６のいずれか一項に記載の取り付け装置（２８）。
前記ばね部材（４０）が金属材から形成されることを特徴とする請求項１から請求項７のいずれか一項に記載の取り付け装置（２８）。