JP2014518082A - インスタント固形飲料及び調製方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、顆粒の形状のインスタント固形飲料であって、それぞれの顆粒(1)が、0.1〜30重量%の飲料濃縮物(2)、及び60〜95重量%の炭水化物(3)を含み、炭水化物(3)の粒子が、顆粒(1)の網目構造を構築しており、且つ、飲料濃縮物(2)の細片若しくは滴が、炭水化物粒子の網目構造(3)の中に分散して挿入されており、又は飲料濃縮物(2)の細片若しくは滴が、炭水化物(3)の粒子の間で連結架橋として働き、且つ、気孔(4)が網目構造内に分散されている、インスタント固形飲料に関する。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、飲料自動販売機及び飲料ディスペンサーに適用できるインスタント固形飲料、その食材調製における調製方法及び使用に関する。
現在、飲料自動販売機及び飲料ディスペンサー(1杯用飲料システムを含む)は、より一層多くの場所で使用されており、したがってより一層多くの消費者がこのような便利な飲用法を進んで受け入れている。飲料自動販売機又は飲料ディスペンサーによって供給される飲み物は通常、飲料濃縮物又は粉末状飲料を水で希釈することによって作られる。しかし、普通の粉末状飲料を飲料自動販売機で使用する場合に、いくつかの問題が存在する。例えば、普通の粉末状飲料の流動性は、吸湿及び粒子間の静電気などの理由が原因である粒子の凝集によって、時間が経つにつれてさらに悪化しやすいので、粉末が正確に分配及び計量されず;さらに、粉末状飲料のケーキングでは、しばしば、再水和後の水の浸透が不十分になり、したがって溶解度が悪く;加えて、粉末状材料は、湿気を吸収する傾向があるので、粉末状材料の貯蔵中に腐敗微生物の汚染が起こりやすく;その上、粉末のサイズが微細なので、埃っぽくなる可能性があり、したがって製造、分配、処理及び取扱い中に激しく吸い込むことになり得る。
したがって、飲料自動販売機及び飲料ディスペンサー内での既存の固形飲料の適用性を高めるために、既存の固形飲料の流動性及び溶解度などの物理的性質を改善する必要性がある。
既存の固形飲料の上記欠点を克服するために、発明者らは、優れた流動性及び溶解度を有するだけではなく、より本来の風味を届けることもできる、飲料自動販売機及び飲料ディスペンサーの中で正確に分配及び計量しやすい固形飲料を開発した。
したがって、本発明の第1の目的は、飲料自動販売機及び飲料ディスペンサーでの使用に適した顆粒状のインスタント固形飲料を提供することである。
本発明の第2の目的は、固形飲料を製造するための方法を提供することである。
本発明の第3の目的は、食材製造における顆粒状のインスタント固形飲料の使用を提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明は、以下の技術的な解決策を採っている。
第1の態様によれば、本発明は、顆粒の形状のインスタント固形飲料であって、それぞれの顆粒が、
0.1〜30重量%の飲料濃縮物、及び
60〜95重量%の炭水化物、を含み、
炭水化物の粒子が、顆粒の網目構造を構築しており、且つ
飲料濃縮物の細片(debris)又は滴(drops)が、炭水化物粒子の網目構造の中に分散して挿入されており、及び/又は、飲料濃縮物の細片又は滴が、炭水化物の網目構造の粒子の間で連結架橋として働き、且つ
気孔が網目構造内に分散されている、インスタント固形飲料に関する。
0.1〜30重量%の飲料濃縮物、及び
60〜95重量%の炭水化物、を含み、
炭水化物の粒子が、顆粒の網目構造を構築しており、且つ
飲料濃縮物の細片(debris)又は滴(drops)が、炭水化物粒子の網目構造の中に分散して挿入されており、及び/又は、飲料濃縮物の細片又は滴が、炭水化物の網目構造の粒子の間で連結架橋として働き、且つ
気孔が網目構造内に分散されている、インスタント固形飲料に関する。
第2の態様によれば、本発明は、上記インスタント固形飲料を製造するためのプロセスに関するものであり、以下のステップ
a)飲料濃縮物及び炭水化物粒子を水と一緒に混合し、必要に応じて補助的な食品添加物を加えて、混合物を形成し、前記混合物は、前記混合物の粘性が前記造粒機中で柔らかい顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
b)ステップa)で得られた混合物を湿式造粒にかけて、柔らかい顆粒を得るステップと、
c)ステップb)で得られた柔らかい顆粒を流動床乾燥するステップと、
d)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
e)任意で、包装するステップと
を含む。
a)飲料濃縮物及び炭水化物粒子を水と一緒に混合し、必要に応じて補助的な食品添加物を加えて、混合物を形成し、前記混合物は、前記混合物の粘性が前記造粒機中で柔らかい顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
b)ステップa)で得られた混合物を湿式造粒にかけて、柔らかい顆粒を得るステップと、
c)ステップb)で得られた柔らかい顆粒を流動床乾燥するステップと、
d)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
e)任意で、包装するステップと
を含む。
第3の態様によれば、本発明は、上記インスタント固形飲料を製造するための別のプロセスに関するものであり、以下のステップ
a)炭水化物粒子を粉砕して、又は、炭水化物粒子及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を混合及び粉砕して、200μm以下の粒径を有する粉末を形成するステップと、
b)ステップa)で得られた粉末を浮遊材料として利用し、且つ飲料濃縮物を含む水性液又は飲料濃縮物及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を含む水性液を、凝着剤として利用することによって流動床造粒機内で造粒し、次いで冷却して0.2〜5重量%の水を含有する顆粒状生成物を形成し、前記凝着剤は、前記凝着剤の粘性が前記造粒機中で顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
c)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
d)任意で、包装するステップと
を含む。
a)炭水化物粒子を粉砕して、又は、炭水化物粒子及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を混合及び粉砕して、200μm以下の粒径を有する粉末を形成するステップと、
b)ステップa)で得られた粉末を浮遊材料として利用し、且つ飲料濃縮物を含む水性液又は飲料濃縮物及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を含む水性液を、凝着剤として利用することによって流動床造粒機内で造粒し、次いで冷却して0.2〜5重量%の水を含有する顆粒状生成物を形成し、前記凝着剤は、前記凝着剤の粘性が前記造粒機中で顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
c)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
d)任意で、包装するステップと
を含む。
第4の態様によれば、本発明は、食料品又は飲料又はその中間生成物の調製における上記インスタント固形飲料の使用に関する。
第5の態様によれば、上記インスタント固形飲料で調製された本発明は、食料品又は飲料又はその中間生成物に関する。
本発明の概念を実施する解決策を、添付図を参照して以下のように説明する。実施形態は、本発明を例示するためのものであり、本発明の範囲を限定するものとして解釈すべきではないことを理解されたい。
本発明の顆粒状のインスタント固形飲料1の概略構造を図1に示している。飲料濃縮物2及び炭水化物粒子3の材料は、顆粒への十分な流動性及び溶解度並びに本来の風味及び/又は味の放出の付与を促進する限り、図1で示した構造及び形に限定されない種々の多孔性構造を形成可能である。例えば、顆粒状のインスタント固形飲料を構成している成分が補助的な食品添加物を含む場合、炭水化物粒子3は、補助的な食品添加物と一緒に網目構造を構築し、且つ飲料濃縮物の細片又は滴2は、炭水化物粒子3及び補助的な食品添加物粒子の間に分散して挿入されており、及び/又は、飲料濃縮物細片又は滴2は、炭水化物粒子3及び/又は必要な補助的な食品添加物粒子の間で連結架橋として働く。或いは、炭水化物粒子3は、単独で網目構造を構築し、且つ飲料濃縮物の細片又は滴2及び補助的な食品添加物は、炭水化物マトリクス粒子3の間に分散して挿入されており、及び/又は飲料濃縮物の細片又は滴2及び補助的な食品添加物細片又は滴は、炭水化物粒子3の間で連結架橋として働く。
便宜目的で、本発明で言及した「顆粒状のインスタント固形飲料」という用語は、簡単に「顆粒状の固形飲料」、又は「インスタント固形飲料の顆粒」、又は「固形飲料の顆粒」、又は「固形飲料」、又は「固形顆粒」又は「飲料顆粒」又は「インスタント固形飲料」などと時々呼ばれる。これらの用語は、同じ意味及び範囲を表し、したがって交換可能であることを理解されたい。
同様に、便宜目的で、本発明で言及した「炭水化物粒子」という用語は、簡単に「マトリクス粒子」、又は「炭水化物マトリクス粒子」、又は「炭水化物マトリクス材料」などと時々呼ばれる。これらの用語は、同じ意味及び範囲を表し、したがって交換可能であることを理解されたい。
さらに、本文中、特定の説明又は指示を除いて、それぞれの成分のパーセント値(%)は、重量によるパーセント値wt%を意味する。
定義
インスタント固形飲料
インスタント固形飲料は、水で希釈した後にようやく飲むことができる、種々の成分(例えば、糖、果汁、植物の液汁及び他の原材料)を配合、濃縮及び乾燥させることによって、又は種々の材料を微粉砕及び混合して顆粒、破片若しくは粉末にすることによって形成される飲み物である。中国国家標準GB7101−2003(固形の飲み物のための衛生基準)によれば、インスタント固形飲料は、2つの系、すなわち、タンパク質タイプの固形飲料及び伝統的なタイプの固形飲料に分類される:タンパク質タイプの固形飲料は、助剤を加えて又は加えずに主要材料として乳若しくは乳調製物又は他の動物性若しくは植物性タンパク質を用いた、タンパク質量が4wt%以上の製品を意味する。伝統的なタイプの固形飲料は、助剤を加えて又は加えずに主要材料として果汁又は焼成したコーヒー、茶、キク若しくは他の植物の抽出物を用いた、タンパク質量が4%より少ない製品を意味する。
インスタント固形飲料
インスタント固形飲料は、水で希釈した後にようやく飲むことができる、種々の成分(例えば、糖、果汁、植物の液汁及び他の原材料)を配合、濃縮及び乾燥させることによって、又は種々の材料を微粉砕及び混合して顆粒、破片若しくは粉末にすることによって形成される飲み物である。中国国家標準GB7101−2003(固形の飲み物のための衛生基準)によれば、インスタント固形飲料は、2つの系、すなわち、タンパク質タイプの固形飲料及び伝統的なタイプの固形飲料に分類される:タンパク質タイプの固形飲料は、助剤を加えて又は加えずに主要材料として乳若しくは乳調製物又は他の動物性若しくは植物性タンパク質を用いた、タンパク質量が4wt%以上の製品を意味する。伝統的なタイプの固形飲料は、助剤を加えて又は加えずに主要材料として果汁又は焼成したコーヒー、茶、キク若しくは他の植物の抽出物を用いた、タンパク質量が4%より少ない製品を意味する。
本発明のインスタント固形飲料は、特に、果実風味のタイプ、コーヒーのタイプ、チョコレートのタイプ、又はインスタント茶のタイプなどを意味することが好ましい。
本発明のインスタント固形飲料の含水量は、0.2wt%〜5.0wt%の範囲内であることが好ましい。例えば、含水量の下限値は、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4又は1.5wt%であってもよく、含水量の上限値は、4.8、4.7、4.6、4.5、4.4、4.3、4.2、4.1、4.0、3.8、3.6、3.4、3.2、3.0、2.8、2.6、2.4、2.2又は2.0wt%であってもよい。含水量が0.2wt%未満の場合、製造コスト及び貯蔵コストは増大する傾向があり;他方では、含水量が5.0wt%より高い場合、顆粒は、湿気を吸収しやすく、それによって柔らかくなり、それが流動性に影響し、顆粒の貯蔵寿命が短くなる。
構造及び主成分に関して、炭水化物マトリクス粒子3は、固形飲料顆粒1の網目構造を構築し、複数の気孔又は空洞4は、網の中に分散している。
気孔又は空洞4のために、顆粒1は、水の浸透が容易になる多孔質構造を有し、この多孔質構造は、炭水化物マトリクス3及び飲料濃縮物2の送達を促進し、それによって固形飲料顆粒1の溶解度が増大する。
気孔4の容積は、固形飲料顆粒1の全容積の5〜50%v/vであることが好ましい。例えば、容積比、すなわち、気孔率の下限値は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20%v/vであってもよく、気孔率の上限値は、50、48、46、44、42、40、38、36、34、32、30、29、28、27、26又は25%v/vであってもよい。気孔率が5%v/v未満の場合、溶解度を増大させる効果が不十分な可能性があり;他方では、気孔率が50%v/vよりも高い場合、顆粒の剛性は低下する傾向があり、顆粒がカリカリになり、流動性に影響する。
顆粒
固形飲料顆粒1が飲料自動販売機及び飲料ディスペンサーの中で簡便及び正確に分配及び計量され得る形である限り、本発明のインスタント固形飲料の形又は形状に対して特定の制限はないが、形又は形状は、球、球様、半球、円柱、タブレット及び立方体からなる群から選択されることが好ましい。顆粒の形は、球、球様、又は半球であることがより好ましい。
固形飲料顆粒1が飲料自動販売機及び飲料ディスペンサーの中で簡便及び正確に分配及び計量され得る形である限り、本発明のインスタント固形飲料の形又は形状に対して特定の制限はないが、形又は形状は、球、球様、半球、円柱、タブレット及び立方体からなる群から選択されることが好ましい。顆粒の形は、球、球様、又は半球であることがより好ましい。
固形飲料顆粒1が飲料自動販売機の中で簡便及び正確に分配及び計量され得る粒径である限り、本発明のインスタント固形飲料顆粒の粒径に対して特定の制限はない。粒径は、球の直径又は非球形の粒子の相当円直径を意味する。本発明のインスタント固形飲料顆粒1の粒径は、0.5mm〜5.0mmの範囲内であることが好ましい。例えば、粒径の下限値は、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4又は1.5mmであってもよく、粒径の上限値は、5.0、4.8、4.6、4.4、4.2、4.0、3.8、3.6、3.4、3.2、3.0、2.9、2.8、2.7、2.6又は2.5mmであってもよい。
安息角
安息角は、粉体工学において顆粒の流動性を評価するための基準であり、通常、米国薬局方、General Chapters:<1174>POWDER FLOW及びCarr,R.L. Evaluating Flow Properties of Solids.Chem.Eng.1965,72,163〜168に詳細に記載されているCarr法によって測定された安息角を意味する。
安息角は、粉体工学において顆粒の流動性を評価するための基準であり、通常、米国薬局方、General Chapters:<1174>POWDER FLOW及びCarr,R.L. Evaluating Flow Properties of Solids.Chem.Eng.1965,72,163〜168に詳細に記載されているCarr法によって測定された安息角を意味する。
安息角は、固体の流動特性を特徴づけるために科学のいくつかの部門で使用されている。安息角は、粒子間摩擦又は粒子間の移動に対する耐性に関連する特性である。安息角試験の結果は、使用した方法にとても依存することが報告されている。円錐が形成される時に、材料の偏析及び粉末の圧密又は空気混和の結果として実験的な困難が発生する。実験的な困難にもかかわらず、安息角の方法は、製薬業界で使用され続ける。漏斗を使用した測定において、流動性と安息角との関係を下記に示す。
本発明のインスタント固形飲料1の十分な流動性を確保して、飲料自動販売機の中で本発明のインスタント固形飲料1の簡便及び正確な分配及び一回分に分けることを可能にするために、インスタント固形飲料顆粒1は、適当な安息角を持ち、且つ維持しなければならない。「飲料自動販売機の中で簡便に分配及び計量される」という用語は、固形飲料粉末が、撹拌及び振動など外部の機械的手段なしに、飲料自動販売機中の固形飲料貯蔵チャンバーから分配器、計量装置、管、及び最終的に飲料形成チャンバーに移動できると同時に、固形飲料の壁への付着、目詰まり、及び不正確な計量が少しも起こらないことを示す。
固形飲料に関して、固形飲料の安息角は、形、粒径、構造、静的吸着、及び吸湿性など多くの因子によって主に決まり、原料の種類及び特性、種々の材料の組成、プロセス手順などと密接な関係がある。
インスタント固形飲料が吸湿特性を持っていることはよく知られており、それでインスタント固形飲料は容易に湿気を吸収し、空気中に長時間曝露した後に湿気を帯び、したがって粒子は互いに付着し、流動性を失う。したがって、固形インスタント飲料が飲料自動販売機で使用できるかどうかの決定において、特定の期間、例えば12、24及び48時間空気中に曝露した後の固形インスタント飲料の流動性を調べなければならない。本発明では、24及び48時間空気中に曝露した後の安息角を調べている。
したがって、Carr法を用いることによって決定した、24時間空気中に曝露した後の固形飲料粒子1の安息角(α)は、40°以下になるように制限されており、例えば、安息角の上限値は、40、39、38、37、36、35、34、33、32、31、30、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20、19、18、17、16、又は15°であってもよい。
空気の湿度は通常変動することがよく知られており、たとえ飲料自動販売機の中でも同様である。空気の湿度及び温度の両方とも固形飲料の吸湿特性に影響を与える。本出願では、空気の前記温度は、通常0〜45℃である、飲料自動販売機を使用する周囲の温度を意味する。空気の相対湿度は、通常95%以下、好ましくは90%以下、より好ましくは85%以下、より好ましくは80%以下、より好ましくは75%以下、より好ましくは70%以下である。
炭水化物マトリクス
図1に示しているように、炭水化物粒子3は、インスタント固形飲料顆粒1の網目構造を形成するのに使用しており、ここで、網目構造は、マトリクス粒子3の間に粒子間固体橋(solid bridge)を構築することによって、及び/又は2つ以上のマトリクス粒子3を飲料濃縮物2と結合させることによって形成される。
図1に示しているように、炭水化物粒子3は、インスタント固形飲料顆粒1の網目構造を形成するのに使用しており、ここで、網目構造は、マトリクス粒子3の間に粒子間固体橋(solid bridge)を構築することによって、及び/又は2つ以上のマトリクス粒子3を飲料濃縮物2と結合させることによって形成される。
炭水化物は、食品用材料であり、デンプン、加工デンプン、焼成食材粉末、ゼラチン、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、カルボキシルメチルセルロースナトリウム(CMC−Na)、エチルセルロース(EC)、キトサン、デキストリン、ソルビトール、キシリトール、ラクトース、ガラクトース、マルトース、イソマルチトール、スクロース、グルコース、アラビノース、メリビオース、マンノシド、ラフィノース、及びセロビオースからなる群から選択される少なくとも1つであることができる。
固形飲料顆粒では、炭水化物3の量は、60〜95wt%を占め、ここで、炭水化物3の量の下限値は、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、又は82wt%であってもよく、炭水化物3の量の上限値は、95、94、93、92、91、90、89、88、87、86、又は85wt%であってもよい。炭水化物の量が60wt%よりも少ない場合、顆粒の構造安定性は低下する傾向があり、製造コストは増大する傾向がある。他方では、95wt%よりも炭水化物3の量が多い場合、インスタント固形飲料1は、飲料濃縮物の本来の風味を示さず、インスタント固形飲料の溶解速度は低下する傾向がある。
飲料濃縮物
図1に示しているように、本発明のインスタント固形飲料では、炭水化物粒子によって形成された網の中に飲料濃縮物が分散して挿入され、又は飲料濃縮物が炭水化物マトリクス粒子3を結合させるための連結架橋として存在する。飲料濃縮物は、固体又は液体形態であってもよく、味及び風味を決定する飲料の極めて重要な原材料である。
図1に示しているように、本発明のインスタント固形飲料では、炭水化物粒子によって形成された網の中に飲料濃縮物が分散して挿入され、又は飲料濃縮物が炭水化物マトリクス粒子3を結合させるための連結架橋として存在する。飲料濃縮物は、固体又は液体形態であってもよく、味及び風味を決定する飲料の極めて重要な原材料である。
飲料濃縮物は、食品用材料であり、茶及び茶抽出物、焼成食材抽出物、食材汁、果肉、果汁、野菜パルプ、野菜汁、乳、練乳/濃縮乳、コーヒー濃縮物、ココア濃縮物又はチコリ濃縮物、香りのよい植物抽出物、ハーブ抽出物、肉汁、合成香料、及びそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つであることができる。
インスタント固形飲料では、飲料濃縮物の量は、0.1〜30wt%を占め、ここで、飲料濃縮物の量の下限値は、0.1、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、4.8、又は5.0wt%であってもよく、飲料濃縮物の量の上限値は、30、28、26、24、22、20、18、16、14、12、10、9、又は8wt%であってもよい。飲料濃縮物の量が0.1wt%よりも少ない場合、固形飲料は、飲料濃縮物の本来の風味を十分に示さない。他方では、飲料濃縮物の量が30wt%よりも多い場合、飲料濃縮物2が液体のとき顆粒は容易に湿り、又は顆粒は湿気を吸収できる状態になり、それによって流動性の低下、製造コストの増大、及び貯蔵寿命の短縮がもたらされる。
補助的な食品添加物
必要に応じて、本発明の固形飲料は、補助的な食品添加物を含んでいてもよい。添加物の物理的性質、例えば自然形、吸湿特性、粘性、及び飲料濃縮物との相溶性などによって、添加物は、炭水化物マトリクスに取り込まれて顆粒の網目構造を形成させるか;又は飲料濃縮物と一緒に、炭水化物マトリクスによって形成した網目構造の中に分散させ、又は2つ以上の炭水化物マトリクス粒子を結合させるために連結架橋として存在する。
必要に応じて、本発明の固形飲料は、補助的な食品添加物を含んでいてもよい。添加物の物理的性質、例えば自然形、吸湿特性、粘性、及び飲料濃縮物との相溶性などによって、添加物は、炭水化物マトリクスに取り込まれて顆粒の網目構造を形成させるか;又は飲料濃縮物と一緒に、炭水化物マトリクスによって形成した網目構造の中に分散させ、又は2つ以上の炭水化物マトリクス粒子を結合させるために連結架橋として存在する。
本発明で使用している補助的な食品添加物は、食品用材料であり、調味料、食用香料、食用色素、食用帯電防止剤、食用付着防止剤、食用防湿剤、甘味料、栄養補助剤、崩壊剤、膨張剤、脂質、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤、塩化ナトリウム、及び炭酸水素ナトリウムなどからなる群から選択される少なくとも1つであることができる。
例えば、栄養補助剤は、栄養、例えば、ビタミンC系、ミネラル金属元素、キチン、アミノ酸などを強化するために使用されている。界面活性剤は、噴霧乾燥造粒及び湿式造粒に用いられる原料混合物の安定な乳濁液を調製するために使用されており、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、及び、ポリソルベート20及びポリソルベート80などのポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルである。
固形飲料では、補助的な食品添加物の量は、顆粒の0〜10wt%であり、ここで、補助的な食品添加物の量の上限値は、10、9、8、7、6、5、4、3、2、又は1wt%であってもよい。
造粒
本発明の顆粒状のインスタント固形飲料の多孔質構造を形成するために、上記原料は、湿式造粒法にかけるべきである。一方では、飲料濃縮物及び炭水化物マトリクスを確実に均一に分散させるべきである。
本発明の顆粒状のインスタント固形飲料の多孔質構造を形成するために、上記原料は、湿式造粒法にかけるべきである。一方では、飲料濃縮物及び炭水化物マトリクスを確実に均一に分散させるべきである。
造粒手順では、全ての固形物の粒径は、200μm以下になるように制御される。例えば、粒径の上限値は、200、195、190、185又は180μmであってもよい。全ての固形物の粒径が200μmよりも大きい場合、得られた固形飲料顆粒は、本発明の顆粒状のインスタント固形飲料1の微細構造と異なる微細構造を有する可能性があり、したがって、帯電防止性、付着防止性及び防湿性など所望の物理的性質を有していない可能性がある。全ての固形物の粒径の下限値は、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140又は150μmであってもよい。全ての固形物の粒径が50μm未満の場合、本発明の効果を達成するために、得られた固形飲料顆粒中に全ての粒子を確実に均一に分布させるのは難しい。固形物の粒径の分布範囲がより狭いと、材料の粒子の分散がより均一である。固形物の粒径が、通常正規分布の分布形状を有していることを考慮すると、全ての固形物の75%の粒径は、120μm〜200μm、好ましくは130μm〜195μm、より好ましくは140μm〜192μm、より好ましくは150μm〜190μmの範囲内に収まり得る。
多くの湿式造粒プロセスがあり、例えば、Powder Technology Handbook,Lu Shouci.編 Chemical Industry Press,Beijing,2004年を参照のこと。
例えば、湿式造粒プロセスには、高速混合造粒、押出−球形化造粒、流動床造粒、噴霧乾燥造粒、複合造粒(撹拌流動床、回転流動床、撹拌及び回転流動床)などが含まれる。
特定の造粒プロセスは、インスタント固形飲料のタイプ、製造、経済性、並びに原料の物理的及び化学的性質などいくつかの因子に応じて決定することができる。
一実施形態では、本発明は、顆粒状のインスタント固形飲料を調製するための湿式造粒−流動床乾燥プロセスを提供するものであり、以下のステップ
a)飲料濃縮物及び炭水化物粒子の材料を適当な量の水と一緒にミキサー中で混合し、必要に応じて補助的な食品添加物を加えて、混合物を形成し、前記混合物は、前記混合物の粘性が前記造粒機中で柔らかい顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
b)高速混合造粒機、押出−球形化造粒機、又は粒径が0.5〜5mmの顆粒を調製するのに適した任意の他の装置を用いることによって、ステップa)で得られた混合物を湿式造粒にかけて、柔らかい顆粒を得るステップと、
c)1段階流動床、多段階(2〜5段階)流動床、水平流動床、又は噴出流動床などの流動床乾燥機を用いることによって、ステップb)で得られた柔らかい顆粒を流動床乾燥し、室温まで冷却して0.2〜5.0wt%の水を含有する顆粒状の生成物を得るステップと、
d)任意で、形状及びサイズ要件を満たす顆粒状の生成物を選別するステップと、
e)任意で、包装するステップと
を含む。
a)飲料濃縮物及び炭水化物粒子の材料を適当な量の水と一緒にミキサー中で混合し、必要に応じて補助的な食品添加物を加えて、混合物を形成し、前記混合物は、前記混合物の粘性が前記造粒機中で柔らかい顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
b)高速混合造粒機、押出−球形化造粒機、又は粒径が0.5〜5mmの顆粒を調製するのに適した任意の他の装置を用いることによって、ステップa)で得られた混合物を湿式造粒にかけて、柔らかい顆粒を得るステップと、
c)1段階流動床、多段階(2〜5段階)流動床、水平流動床、又は噴出流動床などの流動床乾燥機を用いることによって、ステップb)で得られた柔らかい顆粒を流動床乾燥し、室温まで冷却して0.2〜5.0wt%の水を含有する顆粒状の生成物を得るステップと、
d)任意で、形状及びサイズ要件を満たす顆粒状の生成物を選別するステップと、
e)任意で、包装するステップと
を含む。
プロセスは、図2に示されている。図2では、「予備混合した乾燥原材料」には、炭水化物及び必要に応じて食品添加物が含まれている。
各ステップにおいて、プロセス条件の選択は、装置のタイプ、固形飲料のタイプ、飲料濃縮物2及び炭水化物3の原料並びに食品添加物の物理的及び化学的性質などいくつかの因子に依存する。例えば、加えた水の量は、造粒機のタイプに応じて調節できるので、ステップb)の混合物は、混合物の粘性が造粒機中で特定の形状及びサイズを有する柔らかい顆粒を形成するのに適することを保証する含水量を有する。
ステップd)では、顆粒状の生成物の選別は、飲料ディスペンサー内で貯蔵及び分配するのに必要な形状及びサイズを示す顆粒状の生成物の選択を可能にする。
別の実施形態では、本発明は、顆粒状のインスタント固形飲料を調製するための流動床湿式造粒プロセスを提供するものであり、以下のステップ
a)コミニュター又はグラインダーを用いることによって、炭水化物粒子3の材料を粉砕、又は炭水化物粒子3の材料及び必要に応じて補助的な食品添加物を混合及び粉砕して、200μm以下の粒径を有する粉末を形成するステップと、
b)撹拌流動床、回転流動床、又は撹拌及び回転流動床などの流動床造粒機中で、浮遊材料としてステップa)で得られた粉末と、凝着剤として加えられる、飲料濃縮物の水性液又は飲料濃縮物を含む水性液及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物と、を一緒に造粒し、次いで室温まで冷却して0.2〜5重量%の水を含有する顆粒状の生成物を形成し、前記凝着剤は、前記凝着剤の粘性が前記造粒機中で顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
c)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
d)任意で、包装するステップと
を含む。
a)コミニュター又はグラインダーを用いることによって、炭水化物粒子3の材料を粉砕、又は炭水化物粒子3の材料及び必要に応じて補助的な食品添加物を混合及び粉砕して、200μm以下の粒径を有する粉末を形成するステップと、
b)撹拌流動床、回転流動床、又は撹拌及び回転流動床などの流動床造粒機中で、浮遊材料としてステップa)で得られた粉末と、凝着剤として加えられる、飲料濃縮物の水性液又は飲料濃縮物を含む水性液及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物と、を一緒に造粒し、次いで室温まで冷却して0.2〜5重量%の水を含有する顆粒状の生成物を形成し、前記凝着剤は、前記凝着剤の粘性が前記造粒機中で顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
c)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
d)任意で、包装するステップと
を含む。
プロセスは、図3に示されている。図3では、「予備混合した乾燥原材料」には、炭水化物マトリクス及び必要に応じて(1つ又は複数の)食品添加物が含まれている。
各ステップにおいて、プロセス条件の選択は、装置のタイプ、固形飲料のタイプ、飲料濃縮物及び炭水化物の原料並びに食品添加物の物理的及び化学的性質などいくつかの因子に依存する。
上記流動床湿式造粒プロセスでは、流動床の浮遊層としての材料は、炭水化物、固形食品添加物粉末及び飲料濃縮物の一部の均一な混合物であってもよく、一方、凝着剤は、残りの飲料濃縮物の水性液である。言い換えれば、飲料濃縮物2は、同時に予備混合した乾燥原材料と1回で完全に混合してもよく、又は、予備混合した乾燥原材料とバッチ式で混合してもよい。
実施形態では、凝着剤の含水量、並びに飲料濃縮物、炭水化物及び(1つ又は複数の)食品添加物の混合方法は、プロセス及び生成物の要件に応じて決定される。
ステップd)では、顆粒状の生成物の選別は、飲料ディスペンサー内で貯蔵及び分配するのに必要な形状及びサイズを示す顆粒状の生成物の選択を可能にする。
本発明の実施形態で使用した装置は、当技術分野で普通に使用されている装置であり、そのプロセス条件を決定する方法は、当業者によく知られている。
本発明の上記プロセスによって生成した、特に果実風味のタイプ、コーヒーのタイプ又はチョコレートのタイプのためのインスタント固形飲料は、特に新鮮な果実、コーヒー及びココア材料に関して、当技術分野で伝統的なプロセスによって生成された粉末又は顆粒のインスタント固形飲料よりも本来の味を有している。その理由は、飲料濃縮物を酸化又は吸湿から効果的に防ぐ、飲料濃縮物状の担体としての炭水化物マトリクスの分散及び固定化機能にあるかもしれない。
使用
本発明のインスタント固形飲料は、食料品又は飲料又はその中間生成物の調製に使用することができる。食材又は飲料は、アイスクリーム、ケーキ、パン、チーズ、ビスケット、クッキー、コーヒー、ミルク、キャンディー、及びチョコレートからなる群から選択することができる。
本発明のインスタント固形飲料は、食料品又は飲料又はその中間生成物の調製に使用することができる。食材又は飲料は、アイスクリーム、ケーキ、パン、チーズ、ビスケット、クッキー、コーヒー、ミルク、キャンディー、及びチョコレートからなる群から選択することができる。
インスタント固形飲料は、溶解度及び流動性が増大しており、より良い風味及び味を放出することができる。炭水化物マトリクス材料への飲料濃縮物材料の封入によって、顆粒状のインスタント固形飲料は、伝統的な商用の固形飲料よりもより高品質な本来の風味及び味を届けることができる。インスタント固形飲料は、既存の粉末状飲料混合物と比較して、物理的性質のより優れた安定性を示す。特に、顆粒は、顆粒間の静電気からの影響がより少ないため、より優れた流動性を有しており、且つ水の浸透を容易にする多孔質構造によってより優れた溶解度を有している。したがって、顆粒状のインスタント固形飲料は、特に飲料ディスペンサー内の飲料の調製に使用することができ、インスタント固形飲料は、飲料ディスペンサー内で貯蔵され、1回分に分けられ、希釈剤と混合される。
さらに、本発明の異なる実施形態のために説明した特徴を合わせてもよい。
本発明のさらなる利点及び特徴は、図及び実施例から明らかである。
測定法
特に定義されない限り、用語及び定量法の以下の定義は、下記の実施例だけでなく上記の本発明の概要にも適用される。
特に定義されない限り、用語及び定量法の以下の定義は、下記の実施例だけでなく上記の本発明の概要にも適用される。
1.安息角の測定
固形飲料の梱包を解き、蓋の開いた容器に入れ、相対湿度が50〜65%の環境において室温で24〜48時間置いておく。次いで、BT−1000 Model Powder Integrative Characteristic Tester(製造業者:Dandong Better Instrument Co.,Ltd)を用いることによって、米国薬局方(US PHARMACOPEIA)、General Chapters:<1174>POWDER FLOWに記載されている方法に従って、安息角を測定する。
固形飲料の梱包を解き、蓋の開いた容器に入れ、相対湿度が50〜65%の環境において室温で24〜48時間置いておく。次いで、BT−1000 Model Powder Integrative Characteristic Tester(製造業者:Dandong Better Instrument Co.,Ltd)を用いることによって、米国薬局方(US PHARMACOPEIA)、General Chapters:<1174>POWDER FLOWに記載されている方法に従って、安息角を測定する。
2.溶解速度の測定
200mLビーカーに、純水100mLを加え、次いで50rpmの回転速度で撹拌機によって撹拌しながら固形飲料3gを加える。固形飲料の均一溶解のための時間を測定する。
200mLビーカーに、純水100mLを加え、次いで50rpmの回転速度で撹拌機によって撹拌しながら固形飲料3gを加える。固形飲料の均一溶解のための時間を測定する。
3.固形飲料の気孔率の測定
固形飲料の気孔率nを下記式によって計算する:
n=(1−ρg/ρs)×100%
ここで、ρg=真密度、ρs=かさ密度である。
固形飲料の気孔率nを下記式によって計算する:
n=(1−ρg/ρs)×100%
ここで、ρg=真密度、ρs=かさ密度である。
実施例1−新しいインスタントのオレンジタイプ顆粒の調製
市販されているインスタントのネスレ(Nestle)(登録商標)オレンジCの配合に基づいて、同じ配合比でオレンジジュース濃縮物(含水量が32%である)、炭水化物材料としてスクロース及びいくつかの食品添加物を含むオレンジタイプ顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表1は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
市販されているインスタントのネスレ(Nestle)(登録商標)オレンジCの配合に基づいて、同じ配合比でオレンジジュース濃縮物(含水量が32%である)、炭水化物材料としてスクロース及びいくつかの食品添加物を含むオレンジタイプ顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表1は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
比較例−本発明の固形飲料と市販されている固形飲料の比較
実施例1のインスタントのオレンジタイプ顆粒の24及び48時間後の安息角、気孔率、及び溶解速度と、市販されているインスタントのネスレ(登録商標)オレンジCの24及び48時間後の安息角、気孔率、及び溶解速度を測定した。この入手可能なインスタントのネスレ(登録商標)オレンジC粉末は、以下の重量による組成を示す:
実施例1のインスタントのオレンジタイプ顆粒の24及び48時間後の安息角、気孔率、及び溶解速度と、市販されているインスタントのネスレ(登録商標)オレンジCの24及び48時間後の安息角、気孔率、及び溶解速度を測定した。この入手可能なインスタントのネスレ(登録商標)オレンジC粉末は、以下の重量による組成を示す:
結果は、本発明のインスタント固形飲料の顆粒の溶解速度及び空気への曝露後の流動性が、先行技術の溶解速度及び空気への曝露後の流動性よりも優れていることを示す。空気へ48時間曝露した後でも、本発明の固形飲料の顆粒の流動性は、飲料自動販売機で使用するのに十分である。
実施例2−新しいインスタントのチョコレート顆粒の調製
ココア濃縮物(含水量が60%である)、炭水化物材料としてスクロース及びいくつかの食品添加物を含むチョコレートのタイプのインスタント顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表3は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
ココア濃縮物(含水量が60%である)、炭水化物材料としてスクロース及びいくつかの食品添加物を含むチョコレートのタイプのインスタント顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表3は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
実施例3−新しいインスタントのコーヒー顆粒の調製
コーヒー濃縮物(含水量が60%である)、炭水化物材料としてスクロース及び食品添加物としてクリームの代用品を含むコーヒーのタイプのインスタント顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表4は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
コーヒー濃縮物(含水量が60%である)、炭水化物材料としてスクロース及び食品添加物としてクリームの代用品を含むコーヒーのタイプのインスタント顆粒を、湿式造粒−流動床乾燥プロセスを用いることによって調製した。表4は、原料の配合及びプロセス条件を示す。
したがって、以下の特許請求の範囲は、上記で明確に例示され説明されていること、概念的に同等であること、明らかに置換できること、及び本発明の本質的なアイディアを本質的に取り込んでいることをも含むことを理解されたい。説明したばかりの好ましい実施形態の種々の適応形態及び変更形態が、本発明の範囲から逸脱することなく構成され得ることが、当業者には理解されよう。例示した実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
したがって、添付の特許請求の範囲内で、本発明は、具体的に本明細書に記載されている以外で実施され得ることが理解されるべきである。
Claims (17)
- 顆粒の形状のインスタント固形飲料であって、
それぞれの顆粒(1)が、
0.1〜30重量%の飲料濃縮物(2)、及び
60〜95重量%の炭水化物(3)を含み、
前記炭水化物(3)の粒子が、前記顆粒(1)の網目構造を構築しており、
前記飲料濃縮物(2)の細片又は滴が、前記炭水化物粒子の網目構造(3)の中に分散して挿入されており、及び/又は、前記飲料濃縮物(2)の細片又は滴が、前記炭水化物の網目構造(3)の粒子の間で連結架橋として働き、及び、
気孔(4)が前記網目構造内に分散されている、インスタント固形飲料。 - 24時間空気中に曝露されたときに、α≦40°の安息角を有することを特徴とする、請求項1に記載のインスタント固形飲料。
- 前記気孔(4)の容積が、前記顆粒(1)の容積の5〜50v/v%を占めることを特徴とする、請求項1又は2に記載のインスタント固形飲料。
- 0〜10wt%の補助的な食品添加物をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- 0.2〜5.0wt%の水をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- 前記飲料濃縮物(2)の原料が、茶及び茶抽出物、焼成食材抽出物、食材汁、果肉、果汁、野菜パルプ、野菜汁、乳、練乳/濃縮乳、コーヒー濃縮物、ココア濃縮物又はチコリ濃縮物、香りのよい植物抽出物、ハーブ抽出物、肉汁、合成香料、及びそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- 前記炭水化物(3)が、デンプン、加工デンプン、焼成食材粉末、ゼラチン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース、キトサン、デキストリン、ソルビトール、キシリトール、ラクトース、ガラクトース、マルトース、イソマルチトール、スクロース、グルコース、アラビノース、メリビオース、マンノシド、ラフィノース、及びセロビオースからなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- 前記補助的な食品添加物が、調味料、食用香料、食用色素、食用帯電防止剤、食用付着防止剤、食用防湿剤、甘味料、栄養補助剤、崩壊剤、膨張剤、脂質、界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤、塩化ナトリウム、及び炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする、請求項に記載のインスタント固形飲料。
- 果実風味のタイプのインスタント固形飲料であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- コーヒーのタイプのインスタント固形飲料であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- チョコレートのタイプのインスタント固形飲料であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料。
- a)飲料濃縮物及び炭水化物粒子の材料を水と一緒に混合し、必要に応じて補助的な食品添加物を加えて、混合物を形成し、前記混合物は、前記混合物の粘性が造粒機中で柔らかい顆粒を形成するのに好適であることを保証する含水量を有する、ステップと、
b)ステップa)で得られた混合物を湿式造粒にかけて、柔らかい顆粒を得るステップと、
c)ステップb)で得られた柔らかい顆粒を流動床乾燥し、室温まで冷却して0.2〜5.0wt%の水を含有する顆粒状の生成物を得るステップと、
d)任意で、形状及びサイズ要件を満たす、得られた顆粒状の生成物を選別するステップと、
e)任意で、包装するステップと、
を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料を調製するための方法。 - a)炭水化物粒子の材料を粉砕して、又は、炭水化物粒子及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を混合及び粉砕して、200μm以下の粒径を有する粉末を形成するステップと、
b)ステップa)で得られた粉末を浮遊材料として利用し、且つ飲料濃縮物を含む水性液又は飲料濃縮物及び必要に応じて補助的な(1つ又は複数の)食品添加物を含む水性液を、凝着剤として利用することによって流動床造粒機内で造粒し、次いで冷却して0.2〜5重量%の水を含有する顆粒状生成物を形成し、前記凝着剤は、前記凝着剤の粘性が前記造粒機中で顆粒を形成するのに適することを保証する含水量を有する、ステップと、
c)任意で、形状及びサイズ要件を満たす固形飲料顆粒を選別するステップと、
d)任意で、包装するステップと、
を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料を調製するための方法。 - 食料品又は飲料又はその中間生成物を調製するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料の使用。
- 調製が飲料ディスペンサー内で行われ、インスタント固形飲料が飲料ディスペンサー内で貯蔵され、1回分に分けられ、希釈剤と混合される、請求項14に記載の使用。
- 食材又は飲料が、アイスクリーム、ケーキ、パン、チーズ、ビスケット、クッキー、コーヒー、ミルク、キャンディー、及びチョコレートからなる群から選択されることを特徴とする、請求項14に記載の使用。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載のインスタント固形飲料で調製した食料品又は飲料又はその中間生成物。
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