JP2014517437A - 電子価格ラベル・システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

製品表示システム及び方法である。データベースは、対応する製品についての製品情報を記憶する。アクセス・ポイント(それはリーダーとすることができる)は、製品情報を受信する。このアクセス・ポイントは、対応する質問領域内で無線で製品情報を送信するように構成されている。この無線送信は、電子製品コード(「EPC」)送信プロトコルを用いる。電子価格ラベル(「EPL」)は、アンテナと、RFID要素と、ディスプレイとを有する。アンテナはアクセス・ポイントから製品情報を受信するように構成される。RFID要素はアンテナと通信する。RFID要素は、受信した製品情報を記憶する。ディスプレイは、受信した製品情報を表示するように構成される。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
本発明は一般に無線通信に関し、更に詳しくは無線周波数識別(「RFID」)システム上で価格設定及び製品説明情報を価格設定ラベルへ送信するための方法及びシステムに関する。
発明の背景
一般的に、小売店舗は、製品について情報を顧客に提供するために、価格ラベルを棚又は商品に添付する。製品のラベルは、その価格に加えて製品の説明を表示する。殆どの場合、これらの価格ラベルは、紙に基づくラベルである。紙に基づくラベルは、価格又は製品説明更新があるたびに、新しいラベルを印刷して使用する退屈で手作業の集中的な処理を必要とする。これは、店舗従業員にとって面倒で時間のかかる処理である。
有線及び無線技術によって電子価格ラベル(「EPL」)を提供する試みは、非効率的であることが立証されて、広範囲に亘って受け入れられなかった。
赤外線送信又はプロプライエタリー無線プロコトルの使用は、正確でタイムリーな製品価格設定更新を充分に提供することもできなかった。多くの既知の解決策は、既存の基準に影響を及ぼさないプロプライエタリー・プロコトル又は広く受け入れられたプロトコル又はチップセットを採用する。これは高価な実施経費と、大部分の小売業者にとって適切ではなく充分に速くない投資収益率をもたらす。更に小売店舗は単独の企業に依存する専有技術を採用するのを嫌う。また、既存の解決策はLCDディスプレイを用いることに重点を置いており、それは他の表示技術よりも高い電力及びエネルギを必要とする。LCDの使用に起因して、バッテリ寿命は、他の技術で使用するよりも大いに低減される。
従って必要なことは、自動化した価格設定及び製品説明更新を無線で棚又は商品に取り付けられたEPLに提供し、それらを価格設定及び製品情報を示すために電子ディスプレイを介して視認することができる効率的で費用効率がよいシステム及び方法である。
発明の概要
本発明は、製品情報を示すための方法及びシステムを有利に提供する。製品情報は、アクセス・ポイント、例えば、無線周波数識別(「RFID」)リーダー、からRFID電子製品コード(「EPC」)伝達プロトコルを用いて電子価格ラベル(「EPL」)へ、無線で送信される。EPLはEPC伝達を受けて、製品情報を抽出し、製品情報を表示する。例えば、EPLは対応する製品に添付することができるか、製品陳列棚に配置することができる。
一つの態様においては、本発明は、情報を電子価格設定ラベルへ送信する方法を提供する。製品情報は、データベースに記憶される。製品情報は、EPLに関連した製品に関係している。製品情報は、少なくとも一つのアクセス・ポイントへ送信される。少なくとも一つのアクセス・ポイントは、質問領域を確立する。EPLは、少なくとも一つのアクセス・ポイントにおける質問領域内で特定される。製品情報は少なくとも一つのアクセス・ポイントを特定する質問領域内のEPLへ送信される。少なくとも一つのアクセス・ポイントから、特定された少なくとも一つのEPLへの伝達は、電子製品コード(「EPC」)伝達プロトコルを用いる。
他の態様においては、本発明は製品表示システムを提供し、そこではデータベースが、対応する製品についての製品情報を記憶する。アクセス・ポイントは、製品情報を受信する。アクセス・ポイントは、対応する質問領域内で製品情報を無線で送信するように配置される。無線伝達は、電子製品コード(「EPC」)伝達プロトコルを用いる。電子価格ラベル(「EPL」)は、アンテナ、RFID要素及びディスプレイを有する。アンテナは、リーダーから製品情報を受け取るように配置される。RFID要素は、アンテナと連絡してある。RFID要素は、受信した製品情報を記憶する。ディスプレイは受信した製品情報を示すために配置される。
更に他の態様においては、本発明は、EPLを提供する。このEPLは、RFID要素を有する。RFID要素は製品情報信号を受信し、そこでは製品情報信号がEPC伝達プロトコルに基づいており、EPLに関連した製品に関係した製品情報を包含する。コントローラは、RFID要素から製品情報を受信する。ディスプレイはコントローラと通信状態にある。このディスプレイは、コントローラから受信した製品表示情報を表示する。
本発明のより完全な理解並びにその付随する利点及び特徴は、添付の図面と共に考慮されるとき、以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解されるであろう。
図1は本発明の方式によって構築された例示的電子価格ラベル更新システムのブロック図である。 図2は、本発明の方式による電子価格ラベルの例示的な構成要素のブロック図である。 図3は本発明の方式によりリーダーと電子価格ラベルが相互作用する処理の例示のフローチャートである。 図4は本発明の電子価格ラベル内に位置するRFIDチップのメモリ利用の例示の概略図である。 図5は本発明の電子価格ラベルを操作するマスター制御チップによって実行される例示的処理のフローチャートである。発明の詳細な説明 本発明による例示的実施形態を詳細に説明する前に、これらの実施形態は主に、標準的な無線通信プロトコルを拡張することに影響を及ぼすことによって製品説明と価格設定更新を電子価格設定ラベルに提供するシステム及び方法を実施することに関する装置構成要素と処理ステップとの組合せにあることに留意されたい。
従って、システム及び方法構成要素は図面内に通常の符号によって適切に表され、本明細書の説明の利益がある当業者にとって直ちに明らかである詳細で開示事項を不明瞭にしないように、本発明の実施形態を理解することに関係するそれらの特定の詳細のみを示した。
本明細書に用いられるように、関係的用後、例えば「第1」及び「第2」、「頂部」及び「底部」等は、単にそのような実体又は要素を他の実体又は要素から、何らかの物理的又は論理的関係或いはそれらの実体又は要素の間の順序の要請又は暗示を必要とすることなく、区別するために用いられ得る。
本発明の一つの実施形態は、製品価格設定及び説明更新を一つ以上の電子価格設定ラベル(「EPL」)に自動的に、かつ、継ぎ目なく提供する方法及びシステムを有利に提供する。本発明のシステムは、製品説明及び価格設定情報を記憶するサーバーを含む。サーバーは、製品関連情報を一つ以上のリーダー又はアクセス・ポイントへ送る。各々のアクセス・ポイントは、対応する製品にそれぞれ関係している一つ以上のEPLに製品情報を無線通信する。次いで製品情報はEPL上に表示され、これは製品そのものに、又は、製品が位置している棚に貼り付けることができる。価格設定情報の伝達は、製品質問及び識別のために既に店舗に配置されていることがある同一の無線周波数識別(「RFID」)基礎構造で起こる場合がある。
本開示事項は以下の詳細な説明から及び本発明の特定の実施形態の添付図面からより完全に理解されるが、これは本発明を特定の実施形態に限定して採るべきではなく、説明的な目的のためである。
多数の特定の詳細が、価格設定及び製品情報を本開示事項を取り入れている一つ以上のEPLに送信するシステムの幾つかの可能な実施形態の完全な理解を提供するために本明細書に記述されるであろう。しかしながら当業者には、実施形態はこれらの特定の詳細を伴うこと無く実施し得ることが理解されるであろう。他の例においては、公知の方法、手順、構成要素及び回路は、実施形態を不明瞭にしないように詳述しなかった。本明細書に開示された特定の構造及び機能的な詳細は代表的なことがあり、実施形態の範囲を必ずしも制限するわけではないと認めることができる。
個々に図面を参照すると、同様な参照符号が同様な要素を指しており、図1には、本発明の実施形態によって電子価格ラベル更新システム10の例示的構成が示されている。システム10はサーバー12を含み、これは店舗に又は離隔して配置することができる。サーバー12は、店舗内で製品に関連した価格設定及び製品情報を記憶するデータベース14を含むか、又はこのデータベース14と通信する。サーバー12は、店舗ネットワーク16上に価格設定及び製品情報最更新を定期的に送信する。サーバー12は、サーバー12が本明細書に説明された機能を実行するのを可能とするために、CPU、揮発性及び/又は不揮発性記憶メモリ及び通信インターフェースを含む。記憶メモリは、実行するとき、サーバー12に関して本明細書に記載した機能を実行する、プログラム可能ソフトウェア・コードを記憶する。
店舗ネットワーク16は、一つ以上のアクセス・ポイント又はアクセス・ポイント18によりサーバー12と相互接続する。店舗ネットワーク16は、サーバー12とアクセス・ポイント18との間の通信を容易にするTCP/IPのようなプロトコルを用いた有線又は無線ネットワークとすることができる。店舗ネットワーク16は、イーサネット・ベースとすることができる。アクセス・ポイント18は価格設定及び製品情報をサーバー12から受信し、この情報を変換して、これを無線接続を介してEPL20へ送る。即ち、店舗サーバー12上のクライアント・アプリケーションは、伝統的なインターネットワーキング・プロトコル・スタック、例えばイーサネット/IP/TCP/HTTP又は類似の技術を用いて、アクセス・ポイント18に通信して、次いでアクセス・ポイント18はアプリケーション・データをC1G2(EPCglobal Gen2としても知られている)受動的RFIDプロトコルへ変換して、C1G2 RFIDインターフェースに備えられたEPL 20へ移動させる。
図1は単独のサーバー12を示しているが、本発明はそれに限定されないことに注目すべきである。一つよりも多くのサーバーを実装できることが意図されている。また、用語「リーダー」と「アクセス・ポイント」とは交換可能に本明細書で用いられており、RFIDプロトコルを用いた一つ以上の電子価格設定ラベル(「EPL」)20と無線で通信することができるデバイスを指す。通信経路は、アクセス・ポイント18を介してサーバー12から価格設定及び/又は製品情報をEPL 20へ提供する。一つの実施形態においては、サーバー12は価格管理アプリケーション(「PMA」)21を実行する。
価格設定及び製品情報は、PMA 21によって定期的に更新することができる。代替的な実施形態においては、定期的な更新の代わりに、店舗従業員のようなユーザーは、サーバー12に更新を送るように指示するために、PMA 21を使うことができる。更に他の実施形態においては、価格設定及び/又は製品情報が変わるとき、価格設定及び/又は製品情報はPMA 21によってアクセス・ポイント18へ送信される。例えば、特定の製品が特価にされるならば、その製品の販売価格はアクセス・ポイント18へ送信され、それは情報をその製品に関連した各々のEPL 20に送る。特価価格は各々のEPL 20のディスプレイ・ユニット(以下に説明する)に表示することができる。
EPL 20は、価格設定ラベルが添付されているか、さもなければ製品に関係している。ある場合には、EPL 20は、製品を陳列する店舗棚22に添付されたラベルである。各々のEPL 20は、対応する製品に関する価格設定と製品情報を表すディスプレイを含む。このように、EPL 20は製品に直接に添付する必要がなくて、店舗棚及び他の備品に添付されることがある。価格設定に加えて、EPL 20は、対応する関連製品に関する情報を表示することもでき、これは、栄養的な情報、特価提供、販売促進メッセージ及び他の顧客が製品について情報に基づいた決定をすることを助けるための情報を含むがこれらに限定されるものではない。
一つの実施形態においては、EPCglobal(GS1)機構の下で開発して、ISO 18000-6C仕様の下で国際標準化機構(ISO)によって採用されて標準化したUHF RFID EPCクラス1 Generation 2(「EPC C1G2」)プロトコル・スイートをEPL 20との通信のために用いることができる。このサーバー対アクセス・ポイント通信のために用いられるプロトコルは、EPCglobal標準仕様スイートに従う低レベル・リーダー・プロトコル(「LLRP」)である。更に詳しくは、LLRPPデータ・パケットは、EPL 20により表示された情報を制御するのに用いることができるアプリケーション-レベル・データ・ペイロードを包含する。このアプリケーション・レベル・データは、使用されるアプリケーションに特有のXMLスタイル・スキーマに合致することがあり、製品アイテム名フィールド、測定単位フィールド、単位当たり価格フィールド、価格フィールドなどについての内容、並びにフォーマッティング選択、例えばフォント・サイズ、フォント・タイプ、フォント・カラー、背景色及び他の表示特徴に対応するXMLタグを含み得る。この情報のEPL 20への伝達に関係する処理、並びにEPL 20によるその情報の処理に関係する詳細は、以下に示される。
各アクセス・ポイント18が通信の範囲を有し、その中ではシステム10内の全てのEPL 20のアドレスを指定して通信することができる。複数のアクセス・ポイント18は、領域、例えば店舗階領域を包含するのに用いられ得る。アクセス・ポイント18は、あらゆるEPL 20が少なくとも一つのアクセス・ポイント18と通信できることを確実とするために、それらの通信範囲に重なることができる。各々のEPL 20は、使用されるプロトコル能力に起因して、かつ、各々のEPL 20が特有に定義可能なシリアル番号を有するという事実に起因して、特有のアドレスを指定することができ、リーダー又はアクセス・ポイント18と通信することができる。上記したように、EPL 20との通信に関連した使用のための例示的な通信プロトコル・スイートは、EPC C1G2プロトコル・スイートである。
幾つかの生産業者は、EPC C1G2プロトコルに従うリーダー及びトランスポンダーを構築する。このプロトコルは、トランスポンダー・タグ内のアンテナでカプセル化される安価な受動的な又はバッテリによって支援されたチップセットを用いたアイテム・レベル・タグ付けを可能にする。アクセス・ポイント18は、RFIDリーダーとすることができ、これは価格設定及び製品説明データのみをEPL 20に無線送信するだけでなく、従来のRFID質問システムにおける場合のように、タグに質問する。従って、システム10はアクセス・ポイント18を介して価格設定及び製品更新を与えることができ、そのアクセス・ポイント18は、従来のRFIDリーダー・ベースの質問システムで用いられているものであり、一方、従来のRFIDタグ読み取り検知における同一のリーダーをも用いる。この方式で、既存の伝達プロトコルによる既存のRFIDシステム基盤構造は、本発明を取り入れることができる。
他の実施形態においては、アクセス・ポイント18はモバイル携帯端末であり、WiFiネットワークのような無線通信を用いて店舗ネットワーク及び企業サーバー12と通信する。携帯リーダーは、RFIDタグに質問するのに用いられているのと同一のEPC C1G2プロトコル・インターフェースを用いて、リーダーの質問範囲内でEPL20と通信する。この実施形態においては、店舗従業員は携帯端末リーダーと共に店舗を歩き回り、携帯リーダーの通信(即ち質問)範囲内にあるEPL20へ価格設定情報をアップロードすることができる。
他の実施形態においては、EPL 20はアイテム・レベルRFIDセキュリティ・タグと同じ包囲体内に収納されることもある。この場合、タグはディスプレイを備えており、これは例えば、電気泳動的又はLCDディスプレイである場合があり、価格設定及び/又は製品情報を表示する。セキュリティ・タグは、EPC C1G2対応電子回路「チップ」及びマイクロプロセッサを備え得る。このマイクロプロセッサ及びEPC C1G2チップは、単独の電子回路チップとして集積することができる。更に、セキュリティ・タグは、セキュリティ及び/又は電子式物品監視機能、例えば窃盗検出及び/又は運動検出を含み得る。
図2はEPL 20の例示的構成要素を表す図であって、アクセス・ポイント18からEPL 20への情報の無線移転を例示する。上述したように、アクセス・ポイント18とEPC 20との間のデータ転送は、EPC C1G2無線プロトコルを介する。このプロトコル又は他の伝達プロトコルを用いて、EPL 20はRFIDアンテナ24を介してアクセス・ポイント18からUHF信号を検出して、RFIDインターフェース・チップ26のようなRFID要素で、RFID状態機を始動する。利用されている無線プロトコルは、他のRFIDタグとEPL 20とで、これらのEPL 20が常にアクセス・ポイント18の質問領域を共有しているならば起こり得る信号衝突を避けるタグ分離処理を実行する。アクセス・ポイント18は、EPL 20と1対1の通信を開始する。その開始は、例えばEPL20のID番号によって、EPL 20の識別を含む。一旦この識別がなされるならば、アクセス・ポイント18はその特定のEPL 20、例えば、そのEPL 20に関連した店舗在庫アイテムについての価格更新情報のような、特定のEPL 20向けの特定の情報を選択し、これはデータベース14に記憶されて、サーバー12によりアクセスされて、ネットワーク16を介してアクセス・ポイント18へ送信される。アクセス・ポイント18は、ユーザー・メモリ38の緩衝レジスタ又はRFIDインターフェース・チップ26の他の記憶デバイスに情報を書き込む。ユーザー・メモリ38に記憶された情報は次いで同期データ・リンク、例えばシリアル周辺インターフェース「SPI」インターフェース28又は他のチップ対チップ・インターフェースを介して、EPL 20のマスター・コントローラ・チップ30によって読み込まれる。マスター・コントローラ・チップ30は、マイクロプロセッサ32を含む。このように、RFIDインターフェース・チップ26のメモリ38内の特定のレジスタが「通路」又「パイプ」として用いられて、これによりデータがアクセス・ポイント18によりEPL 20のマスター・コントローラ・チップ30へ送信される。
一つの実施形態においては、この移動はRFIDインターフェース・チップ26におけるレジスタを通過する一連のバイトとして起こり得る。他の実施形態においては、RFIDインターフェース・チップ26のユーザー・メモリにおける特定のレジスタは、各々がマスター・コントローラ・チップ30における特定の機能へマップされ得る。RFIDインターフェース・チップ26ユーザー・メモリにおけるこれらの特別なレジスタは、C1G2プロトコル/RFIDアクセス・ポイント18を用いたサーバー12においてPMA 21により書き込み及び読み込みされて、チップ対チップ・インターフェース、例えば、SPIを使用してマスター・コントローラ・チップ30によって読み込まれる。マスター・コントローラ・チップ30は、このように得られる情報を用いて、EPL 20の表示スクリーン34に表示されるデータの内容とフォーマットを決定する。
図3は本発明の実施形態によって実行される例示的な処理、特に、アクセス・ポイント18とEPL 20との間の情報の通信、のフローチャートである。例えば、EPC C1G2のような無線通信プロトコルを使用して、EPL 20はアクセス・ポイント18からの質問信号即ちUHF信号を検出する(ステップ S40)。EPL 20は到来信号を検出し、これは対象のリーダー、即ち、質問信号、の特定のEPLのID番号を含み、RFIDアンテナ24を介してRFIDインターフェース・チップ26を起動する(ステップ S42)。EPL20はUHF信号を送信したアクセス・ポイント18と通信する(ステップS44)。一旦何れのEPL 20が製品情報を受信するかについて識別がなされるならば、アクセス・ポイント18は何れの製品情報をその特定のEPL 20へ送信すべきかを決定する(ステップ S46)。EPL 20は製品情報を受信し、そのマスター・コントロール・チップ30はこの情報が表示スクリーン34に表示させる(ステップS48)。
図4は、EPL20におけるRFIDインターフェース・チップ26内のメモリ38の組織の例示的な実施形態である。EPCglobal基準に従って、C1G2受動的なRFIDインターフェース・チップ26は、それぞれ予約メモリ50、TIDメモリ52、EPCメモリ54及びユーザー・メモリ56に対応する四つのメモリ・バンク(バンク0-3)を含む。予約メモリ50は、チップ26についての消去及びアクセス・パスワードを包含し、TIDメモリ52及びEPCメモリ54はチップ26についての特定の識別番号を包含する。ユーザー・メモリ56は、チップ製造業者の特定の実施及び設計に依存して、様々な数のレジスタを含む。本明細書に説明した例は、少なくとも32台の8ビット・レジスタがユーザー・メモリ56で利用可能であると仮定する。図4において、これらはUR0,UR1,UR2,...URNとラベル付けされる。この特定の例においては、第1のレジスタ(UR0)はEPLのマスター・コントロール・チップ30状態へマップ付けられている。マスター・コントローラ・チップ30は、PMA 21と通信するために、このレジスタを用いる。
例えば、マスター・コントローラ・チップ30がEPL 20におけるバッテリが殆ど消耗していることを検出するならば、マスター・コントローラ・チップ30はSPIインターフェースを用いて、UR0レジスタにコード(例えば、0xFF値)を書き込む。定期的に、通常の操作の一部として、PMA 21はEPL 20の最も近くのRFIDアクセス・ポイント18を介してUR0レジスタを読み込む。レジスタUR0において0xFF値の検出と同時に、PMA 21は、電子メール又はテキスト・メッセージ報告システムを介して店員に低バッテリ状態を警告するメッセージを発し得る。
同様に、ユーザー・メモリ56におけるレジスタUR1は、RFIDインターフェース・チップ26の状態又は状態コードを記憶することができ、クライアント・アプリケーションにより、EPLマスター・コントロール・チップ30と通信するために用いられる。例えば、レジスタUR2、UR3、UR21がEPLの1×20キャラクタ・ディスプレイにおけるキャラクタにマップされ、価格更新処理の一部として、PMA 21が20の新たなASCIIキャラクタ・コード・バイトをそれらの20のレジスタに書き込む。マスター・コントローラ・チップ30に、これらの新たな値がRFIDユーザー・メモリ56に書き込まれたという警報を出すために、PMA 21もEPL RFID状態レジスタUR1に、特別な値(例えば、0×01)を書き込む。このアプローチを用いて、20台の表示レジスタが更新されたか否かを決定するために、マスター・コントローラ・チップ30は(SPIインターフェースを介して)は、1台のレジスタ ― レジスタUR1 ― を監視せねばならないのみである。
マスター・コントロール・チップ30が0×01の値がRFID状態レジスタにあると判定するとき、マスター・コントローラ・チップ30は、それが20台の表示キャラクタ・レジスタも読み込まねばならず、新たなASCIIキャラクタ・コード値によってEPLディスプレイ34を更新せねばならないことを知る。以下に示すのは、この双方向通信アプローチにおいて使用し得る状態コードの例である。
EPLチップ状態=0...チップ30は、係属中の行為のない初期化/通常の待ち状態である。
EPLチップ状態=1...チップ30は、現在表示を更新している。
EPLチップ状態= 2...チップ30は、表示をうまく更新した。
EPLチップ状態=3...チップ30はディスプレイの更新におけるエラーに遭遇し、ディスプレイが不活性だった。
EPLチップ状態=4...クライアント(PMA)は、ディスプレイ更新を認めた。
EPLチップ状態=255...チップ30パワーが低い(可能とあれば、定期的にのみ、チップ30はスリープから起きる)。
EPL RFID状態=0...EPLチップ30について係属するクライアント・メッセージはない
EPL RFID状態=1...EPLチップについてのクライアント・メッセージ...表示キャラクタ・レジスタが更新値を包含する。
勿論、上述の状態コードは本質的に例示であって、全ての可能な状態コードの完全なセットを意図したものではないことを理解されたい。他の状態のコード及び値を用いる事ができ、上述に列挙したコードの全てよりも少ないものも実施できる。
図5は、EPL 20を操作するマスター・コントロール・チップ(「MCU」)30により用いられる例示的な処理のフローチャートである。MCU 30、ディスプレイ、ポート及び他の周辺機器の電源投入及び初期化(ステップ S58)の後、MCU 30はその電力供給レベルをチェックする(ステップ S60)。電力供給が低いならば、MCU 30はRFIDインターフェース・チップ26状態レジスタに新たなMCU状態を書き込み(ステップ S62)、スリープ状態に入る(ステップ S64)。通常の操作の下で、出力レベルはEPL 20を操作するのに充分であり、MCU 30は通常の操作モードに入る。MCU 30はRFIDインターフェース・チップ26のユーザー・メモリ56におけるUR1レジスタ値を(RFIDインターフェース・チップを有するSPIインターフェースを介して)チェックする(ステップ S64)。値が0×01に等しいと判定されたならば(ステップ S66)、上述に示した状態コード計画に従って、MCU 30が新たなMCU状態をUR0レジスタに書き込む(ステップ S68)、MCUのディスプレイ・リフレッシュ機能が起動し、即ち、MCU 30が、ディスプレイ・キャラクタ・スロットにマップされたユーザー・メモリ・レジスタを読み込み、レジスタ値及びそれらのASCIIコーディング規格(即ち、ISO 8859−1「拡張ASCII/ISO ラテン1」キャラクタ・セット)における意味により表示をリフレッシュする(ステップ S70)。表示リフレッシュの成功した完了、及びエラーに遭遇しなかったことが判定された後(ステップ S72)、MCU 30は0×02値をUR0レジスタに書き込む(ステップ S74)。PMA 21は、RFIDアクセス・ポイント18及びC1G2エア・インターフェース・プロトコルによる読み取りを用いて、このレジスタを監視する。エラーに遭遇したならば、MCU 30は空白空間を全てのディスプレイ・キャラクタに書き込み(ステップ S76)、新たなMCU状態(0×03)をUR0レジスタに書き込む(ステップ S78)。UR0レジスタは、値が0×04を読み取るまで、又は指定された時間が経過するまで読み取られる(ステップS80)。PMA 21が0×02(又は、表示リフレッシュ・エラーの場合における0×03)の値を得るとき、PMA 21は同一のレジスタ(UR0)に0×04の値をメッセージ承認として書き込む。EPL 20のMCU 30がSPIインターフェース上でこの値を読み込むとき、MCI 30はレジスタに0×00値(通常操作モード状態)を書き込み、パワー監視操作、UR1レジスタ監視操作へ戻る。
PMA 21の視点から、特定のEPLユニットについての表示リフレッシュは、以下の通りに達成されることに留意されたい。先ず、PMA 21が(データベース・ルックアップにより、又は全てのリーダーが発行するタグ検索に基づくC1G2による一般的検索により)何れのRFIDアクセス・ポイント18が問題のEPL 20に最も近いか、又は特定のEPL 20がアクセス・ポイント18の視野(タグ質問場)にあるように充分に近くに位置しているかを判定する。次にPMA 21はC1G2プロトコルを用いてEPL 20を分離し、即ち、これがEPL 20のRFIDインターフェース/タグにアクセスして、視野内の他の全てのタグ及びEPLユニットが沈黙して、アクセス・ポイント18と特定のEPL 20との間の一対一通信が確立されるようにする。次に、アクセス・ポイント18は、必須のタグ・アクセス・パスワードを用いてタグを「安全」状態におき、これも店舗サーバー12におけるデータベース14に位置させる。この時点で、アクセス・ポイント18は、EPLのRFIDインターフェース・チップ26ユーザー・メモリ・レジスタから読み取って、かつ、これに対して書き込む許可を有する。PMA 21は、上述の例によって、ディスプレイ・レジスタUR2-UR21にアスキー・キャラクタを書き込んで、次いでUR1レジスタに0×01の値を書き込む。これに続いて、PMAはRFIDアクセス・ポイント18を用いてUR0レジスタを監視する。サーバー12上のPMAがUR0レジスタから0×02の値を得るとき、PMA21はディスプレイがEPLのマスター・コントローラにより首尾よく更新されたことを知るか、或いは0×03の値の場合においては、そのEPL 20がディスプレイ・リフレッシュ・エラーに遭遇したことを知る。PMA21はUR0レジスタ値を承認値(0×04)で上書きする。
サーバー対リーダー通信のために使われる特殊なプロトコルは、EPCglobal標準仕様スイートによる標準的なLLRP(低レバー・リーダー・プロトコル)とすることができる。更に詳しくは、LLRPデータ・パケットは、顧客コマンドとLLRPのデータ特性を用いてデータ・ペイロードを包含することができ、これはEPLディスプレイ34上に示される情報を制御するのに用いられる。幾つかの実施形態においては、このアプリケーション・レベルのデータは間近におけるアプリケーションに特有のXMLスタイルのスキーマに合致して、製品アイテム名フィールド、数量単位フィールド、単位当たりの価格フィールド、価格フィールドなど、並びにフォーマット選択、例えばフォント・サイズ、フォント形式、フォント色、背景色、及び他の表示特性についての内容に対応するXMLタグを含む。上述した実施形態において、LLRP上でEPL 20へ渡した価格設定及び制御データは、RFIDインターフェース・チップ・ユーザー・メモリに載せられた単純なコードとデータ・バイトとを用いる。
EPCglobalLLRP(低レベル・リーダー・プロトコル)標準仕様によれば、クライアント・アプリケーションは、リーダー操作の詳細を制御するために、アクセス仕様(AccessSpecs)及びリーダー操作仕様(ROSpecs)を用いる。アクセス仕様パラメータ及びそのサブパラメータは、何れのタグ(即ちEPL 20)がアクセス・ポイント18によってアドレスを指定されるかを規定する。AccessSpecsは、AccesCommandパラメータを含み、これは、何れの一つ又は複数のタグがアクセスされるかを記述するTagSpecと、どのようなリーダー操作、例えばデータ読み取り、データ書き込み等が各々のタグに実行されるかを記述するOpSpecとを含む。リーダー操作仕様(「ROSpec」)オブジェクト・インスタンスは、サーバー12上のPMA 21のような上部レベル・アプリケーションがRFIDアクセス・ポイント18及びそのタグ(この場合はEPL 20)における操作を制御する詳細を含む。ROSpecオブジェクトは、タイプAISpec及び/又はRFSurveySpecのサブオブジェクトの一つ以上の例を含む。具体的には、ROSpecは、ROSpecパラメータ・オブジェクトにより記述され、これは、ROSpecID,Priority(0−7),CurrentState(0=機能しない;1=非アクティブ;2=アクティブ),及びROBoundarySpecを含む。ROBoundarySpecはROSpecコマンドの有効期間、並びにその開始及び停止誘因事象又は条件を指定する。例えば、ROBoundarySpecのROSpecStartTrigger=1であるならば、ROSpecコマンドは、それがPMA 21から受け取られると直ぐに、RFIDアクセス・ポイント18によって実行される。通常、ROBoundarySpecのROSpecStopTrigger=0であり、これはROSpecは、それによって規定されるリーダー操作の全てがアクセス・ポイント18によって完了するときに終わることを意味する。ROSpecが、EPL 20のようなRFIDタグと通信するために、PMA 21によってRFIDアクセス・ポイント18へ送られるとき、ROSpecは少なくとも一つのAntenna Inventory仕様(「AISpec」)パラメータを含む。AISpecは、ROSpecが特定のAISpecStopTrigger値(例えばタグの捕捉を中止するときに例えば3に等しい)と、AntennaID(例えばRFIDアクセス・ポイント18に接続している全てのアンテナについてROSpecが実行されなければならないときに0に等しい)と、InventoryParameterSpecとからなる。この最後のパラメータは、各々のアンテナにおいて実行される実際のリーダー操作を詳述する。
各々のアクセス・ポイントは、それがEPL 20にアドレス指定及び通信できる通信の範囲を有する。多重アクセス・ポイントは、あらゆるEPL 20が少なくとも一つのアクセス・ポイントに通信できることを確実とするために通信領域の重複を有する店舗フロア領域を包含するために使用し得る。EPC C1G2のプロトコル能力に起因して及び、各々のEPL 20が特有に定義可能なシリアル番号を持つので、アクセス・ポイント18のような一つ以上のアクセス・ポイントによって、、各々のEPL 20は、特有にアドレス指定及び通信することができる。他の実施形態においては、アクセス・ポイント18はモバイル携帯ユニットであり、これはWiFiのような無線通信手段を介して店舗ネットワーク及び企業サーバー12へ接続する。携帯アクセス・ポイント18は、EPC C1G2プロトコル・インターフェースを介してそれらの質問領域内でEPL 20と通信する。この状況においては、店舗従業員は携帯アクセス・ポイント18と共に店舗を歩き回ることができ、そうする際に、携帯アクセス・ポイント18の範囲内にあるEPL 20に価格設定情報を更新することができる。
他の実施形態では、EPL20がアイテム・レベル・セキュリティ・タグとしての同一の被包体との組み合わせでその中にあり、そのタグはディスプレイ(電子ペーパー又はLCDの何れか)を備えており、価格設定情報を示す。タグは上述のEPC C1G1 RFIDインターフェース・チップ及びマイクロプロセッサを備え得る。更に、タグは窃盗検出及び/又は運動検出のセキュリティ又は電子式物品監視機能を含み得る。
他の実施形態においては、アクセス・ポイント18は、情報をマスター・コントロール・チップ30へ渡し、EPL操作上のパラメータを決定するか、又はそのパラメータに影響することに留意されたい。上述の通信システムは、EPLメモリ38におけるアクセス・ポイントからの情報を、後に取り出すように(例えば、最後の価格更新日時、EPLのID番号に関連した店舗在庫アイテムのEPC番号等)、記憶するために使用し得ることにも留意されたい。
一つの実施形態においては、データの転移は、レジスタを通過するのが例えば16ビット長であるならば、16ビット(1ワード)フレームにおいて生じる。マスター・コントロール・チップ30は獲得された情報を用いて、EPL 20の表示スクリーン34に表示されるべき表示される価格設定又は製品関連データの内容及びフォーマットを決定する。電源36は、ディスプレイ34へ電力を供給する。
他の実施形態において、アクセス・ポイント18は、EPL 20の操作上のパラメータを決定するために、マスター・コントロール・チップ32へ情報を渡す。更に他の実施形態においては、システム10は、メモリ38におけるアクセス・ポイント18からの情報を、後に取り出すように(例えば、最後の価格更新日時、EPLのID番号に関連した店舗在庫アイテムのEPC番号等)、記憶するために使用できる。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードとソフトの組合せで実現されることができる。任意のコンピュータ・システム又はここに記述される方法を実行するように適合された他の装置は、ここに記述される機能を実行するために適している。
サーバー12用のハードとソフトの代表的組合せは、特殊化又は汎用コンピュータ・システムとすることができ、これは一つ以上の処理要素と、記憶媒体に記憶されて、それがロードされて実行されたときに、本明細書に記載された方法を実行するようにコンピュータ・システムを制御するコンピュータ・プログラムとを有する。本発明はコンピュータ・プログラム製品に組み込むこともでき、これは本明細書に記載された方法の実施を可能にする全ての特徴を含み、コンピュータ・システムにロードされたときに、それらの方法を実行することができる。記憶媒体は、任意の揮発性又は不揮発性記憶デバイスを指す。
本文脈におけるコンピュータ・プログラム又はアプリケーションは、指令のセットの任意の言語、コード又は表記法における任意の表現を意味し、その指令は、直接に、或いはa)他の言語、コード又は表記法への変換と、b)異なる材料形態における複製との何れか又は両方の後に、特定の機能を実行する情報処理能力があるシステムをもたらすように意図されている。
当業者には、本発明は特に図示されて、本明細書に上述されものには限定されないことが認められるであろう。更に、反する言及が上述になされない限り、添付図面の全てが一定の比率であるわけではない点に留意されたい。様々な修正例及び変更例が、本発明の目的及び要旨を逸脱しない範囲で、上述の教示を考慮して可能であり、それは以下の特許請求の範囲のみによって制限される。
更に、反する言及が上述になされない限り、添付図面の全てが一定の比率であるというわけではない点に留意されたい。重要なことには、本発明はその主旨又はその重要な特質を逸脱しない範囲で他の特定の形態で実施することができ、従って、発明の範囲を示すためには、前述の明細書よりはむしろ、以下の特許請求の範囲を参照せねばならない。

Claims (20)

  1. 情報を電子価格設定ラベルへ送信する方法であって、
    製品情報をデータベースに記憶して、その製品情報は、電子価格設定ラベル(「EPL」)に関連した製品に関するものであり、
    前記製品情報を少なくとも一つのアクセス・ポイントへ送信し、その少なくとも一つのアクセス・ポイントは、質問領域を確立し、
    質問領域内でEPLを特定し、及び、
    前記質問領域内で前記製品情報を前記特定されたEPLへ送信し、少なくとも一つのアクセス・ポイントから少なくとも一つのEPLにおける特定されたものへの送信は、電子製品コード(「EPC」)伝達プロトコルを用いる方法。
  2. 請求項1の方法において、前記製品に関連したEPLは前記製品に添付される方法。
  3. 請求項1の方法において、前記製品に関連したEPLは棚に配置され、その棚が前記製品を収納する方法。
  4. 請求項1の方法において、前記少なくとも一つのアクセス・ポイントは無線周波数識別(「RFID」)リーダーである方法。
  5. 請求項1の方法において、EPC伝達プロトコルはEPCクラス1世代2プロトコルである方法。
  6. 請求項1の方法において、前記製品情報を少なくとも一つのアクセス・ポイントへ送信することは低レベル・リーダー・プロトコル(「LLRP」)を介して生じる方法。
  7. 請求項4の方法において、RFIDリーダーは携帯型リーダーである方法。
  8. 請求項7の方法において、前記製品に関連したEPLが前記携帯型リーダーの前記質問領域内にあるとき、前記製品情報を前記製品に関連したEPLへ送信することを更に含む方法。
  9. 請求項1の方法において、前記製品情報は前記製品についての価格設定情報を含む方法。
  10. 製品情報ディスプレイ・システムであって、
    データベースであり、対応する製品情報についての情報を記憶するデータベースと、
    アクセス・ポイントであり、前記製品情報を受信し、対応する質問領域内で前記製品情報を無線で送信するように配置され、その無線送信は電子製品コード(「EPC」)伝達プロトコルを用いているアクセス・ポイントと、及び、
    電子価格ラベル(「EPL」)であり、このEPLは、
    前記アクセス・ポイントから前記製品情報を受信するように配置されたアンテナと、
    前記アンテナと通信するRFID要素であり、前記受信した製品情報を記憶するRFID要素と、
    前記受信した製品情報を表示するように構成されたディスプレイとを有するシステム。
  11. 請求項10のシステムにおいて、前記EPLは前記対応する製品に近接する棚に配置可能なシステム。
  12. 請求項10のシステムにおいて、前記EPC伝達プロトコルはEPCクラス1世代2プロトコルであるシステム。
  13. 請求項10のシステムにおいて、前記アクセス・ポイントは携帯型リーダーであるシステム。
  14. 請求項10のシステムにおいて、前記EPLがハウジング内に位置しており、前記システムが、前記ハウジング内に位置したRFIDセキュリティ・タグを更に含むシステム。
  15. 請求項10のシステムにおいて、前記RFID要素はメモリを含み、そのメモリは、ユーザー・メモリ領域を有し、そのユーザー・メモリ領域は前記製品情報を記憶するシステム。
  16. 請求項15のシステムにおいて、前記製品情報は価格設定情報を含むシステム。
  17. 電子価格設定ラベル(「EPL」)であって、
    無線周波数識別(「RFID」)要素であり、製品情報信号を受信し、この製品情報信号は電子製品コード(「EPC」)送信プロトコルに基づき、かつ、前記EPLに関連した製品に関する製品情報を包含するRFID要素と、
    コントローラであり、前記RFID要素から前記製品情報を受信するコントローラと、及び、
    前記コントローラと通信するディスプレイであり、前記コントローラから受信した前記製品情報を表示するディスプレイとを備えるEPL。
  18. 請求項17のEPLにおいて、前記RFID要素はメモリを含み、このメモリはユーザー・メモリ領域を有し、このユーザー・メモリ領域は前記製品情報を記憶するEPL。
  19. 請求項18のEPLにおいて、前記ユーザー・メモリ領域は前記コントローラの状態を更に記憶し、このコントローラの状態は低バッテリ表示を含むEPL。
  20. 請求項18のEPLにおいて、前記ユーザー・メモリ領域は前記RFID要素の状態を更に記憶し、このRFID要素の状態は、前記製品情報が更新されたかを決定するために前記コントローラにより用いられるEPL。
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