JP2014515469A - 高架式pcm支持材を有する冷温貯蔵ラック - Google Patents
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Abstract
冷温貯蔵システムは、ドアによって密閉された開口部を有する包囲された構造を含む。機械的冷蔵ユニットは、包囲された構造の内部を選択された温度範囲内に維持する。冷温貯蔵システムはさらに、包囲された構造内に、冷蔵された商品を支持するための1つ以上の棚を有するラックシステムを含んでもよい。ラックシステムは、加えて、包囲された構造内に容量性冷却効果を提供する吸熱性相変化材料(PCM)を支持する。少なくともいくつかの実施形態では、PCMは、ラックシステムの1つ以上の支持部材によって支持される複数の高架式PCMコンテナ内に含まれる。
Description
本発明は、一般に、例えば腐敗しやすいものの冷温貯蔵のために、使用することができる冷蔵システムに関する。
腐敗しやすい食品の貯蔵および輸送は、現在の大規模商業時代において、不可欠である。多くの商品および食料品は、腐敗または劣化を防止するために冷蔵システムを必要とする。そのような食料品が、その適切な温度範囲に適切に維持されない場合、食料品の腐敗または劣化は、利益の減少、またはより悪い場合、食品の媒介による病気の拡散につながる。1997年に発表され、USDAの経済研究調査局(ERS)によって実施された食品廃棄物に関する研究によると、1995年だけで、960億ポンドの食品が、小売業者、食品サービス業者、および消費者によって損なわれたと推定されている。さらに、乳製品ならびに新鮮な果実および野菜は、全小売損失の半分を占めていた。小売業者および食品サービス業者の販路の場合、現代の規模の経済は、大量の腐敗しやすい商品の鮮度を保つために、大規模な温度制御された貯蔵施設の使用が不可欠であり、そのような施設の使用は、通常、非常に高いエネルギー消費コストがかかる。この理由から、既存および将来の冷蔵システムのエネルギーの効率および品質を改善するための措置を講じることが、非常に重要である。
1つ以上の実施形態では、冷温貯蔵システムは、ドアによって密閉された開口部を有する包囲された構造を含む。機械的冷蔵ユニットは、包囲された構造の内部を選択された温度範囲内に維持する。冷温貯蔵システムはさらに、包囲された構造内に、冷蔵された商品を支持するための1つ以上の棚を有するラックシステムを含んでもよい。ラックシステムは、加えて、包囲された構造内に、容量性冷却効果を提供する吸熱性の相変化材料(PCM)を支持する。少なくともいくつかの実施形態では、PCMは、ラックシステムの1つ以上の支持部材によって支持される複数の高架式PCMコンテナ内に含まれる。
前述の実施形態(単数または複数)の一側面によると、複数の高架式PCMコンテナは、複数の垂直支持材にしっかりと取り付く1つ以上の水平支持部材上に配置される吸熱性PCM管を含む。垂直支持材は、水平横桁ブラケットによって補強されてもよい。前述の実施形態(単数または複数)の別の側面によると、複数の高さ調節可能垂直支持材は、複数の高架式PCMコンテナの高さ位置を調節する。前述の実施形態の別の側面によると、追加的PCMコンテナは、1つ以上の棚によって支持されてもよい。例えば、これらの追加的PCMコンテナは、種々の貯蔵棚構成を受け入れるために、モジュール式に再構成可能であることができる。さらに、追加的PCMコンテナが、冷温貯蔵ラックの調節可能貯蔵棚の下側に取り付けられる複数の棚下支持ブラケット内に配置されてもよい。前述の実施形態(単数または複数)の別の側面によると、冷温貯蔵システムは、少なくとも吸熱性PCMの温度および周囲温度に基づいて、機械的冷蔵ユニットを制御することで包囲された構造内の周囲温度を維持するための温度モニタを含んでもよい。少なくともいくつかの実装では、温度モニタは、PCMコンテナの内側表面に隣接する吸熱性PCMの温度を測定するための外側温度センサと、PCMコンテナの内側表面から最も離れた距離に位置する吸熱性PCMの温度を測定するための内側温度センサとを含む。
1つ以上の他の実施形態によると、冷温貯蔵ラックは、冷蔵された商品を支持するための1つ以上の棚を含む。冷温貯蔵ラックは、冷温貯蔵構造内に、機械的冷蔵ユニットと併せて、容量性冷却効果を提供する吸熱性PCMを含む複数の高架式PCMコンテナを支持する1つ以上の支持部材を含む。ラックシステムはまた、1つ以上の棚によって支持される追加的PCMコンテナを含んでもよい。例えば、これらの追加的PCMコンテナは、冷温貯蔵ラックの調節可能貯蔵棚の下側に取り付けられる複数の棚下支持ブラケット内に配置されることができ、種々の貯蔵棚構成を受け入れるために、モジュール式に再構成可能であってもよい。
1つ以上の実施形態では、冷温貯蔵システムは、強制空冷を用いる従来の機械的冷蔵ユニットの特徴を活用する様式において、包囲されかつ冷蔵されたチャンバ内で吸熱性相変化材料(PCM)を用いる。強制空気式機械的冷蔵ユニットによって提供される「能動的」熱交換モードと併せて、本明細書に開示されるような2モード式冷温貯蔵システムは、有利に、冷蔵された構造内に兼用可能に配備される吸熱性PCMコンテナの形態において、「受動的」熱交換モードを用いる。本明細書で利用されるように、「2モード式」冷温貯蔵システムは、強制空気式機械的冷蔵ユニットの形態における能動的熱交換機構と併せて、吸熱性PCMの形態における受動的熱交換機構を用いる熱抽出/吸収システムを指す。2モード式冷温貯蔵システムは、温度に敏感な商品の不均一冷却および冷温貯蔵構造内の過剰凝結から生じる着氷を含む従来の冷蔵冷温貯蔵構造と関連付けられる問題およびコストに効率的に対処する。さらに、2モード式冷温貯蔵システムの冷却機構は、機械的冷蔵ユニットの必要とされる能動的作動時間および過剰サイクルを減少させる。そのような機械的冷蔵ユニットの能動的作動時間およびサイクルの減少は、結果として、冷温貯蔵システムの全体的な電力(kW)およびエネルギー(kWh)の需要を減少させ、機械的冷蔵ユニットの修理および保守のコストを減少させ、機械的冷蔵ユニットの寿命を延長させる。
図を参照してさらに詳細に説明されるように、冷温貯蔵システムは、従来の強制空気式機械的冷蔵ユニットを有する冷蔵される固定構造(例えば、冷温貯蔵冷却器、冷温貯蔵冷凍庫、冷温貯蔵室、または冷温貯蔵倉庫)あるいは運搬可能貨物コンテナまたはトレーラ内に実装することができ、その従来の強制空気式機械的冷蔵ユニットは、冷蔵構造内の温度を降下させ、次いで、所定の温度以下に維持するために必要とされるように、冷却された空気を生成して冷蔵構造の内部に指向させる。強制空気式機械的冷蔵ユニットによって提供される「能動的」熱交換モードを活用するために、冷温貯蔵システムは、有利に、ラックシステムによって可能にされる「受動的」熱交換モードを用いる。ラックシステムは、種々の設置構成において、吸熱性PCMを支持するように、冷温貯蔵構造の内側に設置され、兼用可能に配備される。
能動的モードでは、機械的冷蔵ユニットからの冷却された気流が使用され、吸熱性PCMに必要とされる相変化または平衡状態温度をもたらす。受動的モードでは、吸熱性貯蔵材料がその平衡状態温度に到達すると使用可能になり、機械的冷蔵ユニットが停止し、活性化された(すなわち、容量的にチャージされた)吸熱性PCMが、受動的熱対流機構のための懸架された非機械的駆動ヒートシンクとしての役割を果たし、自然な熱循環から生じる受動的対流気流が、冷蔵構造の内部全体を通して循環させられる。この受動的吸熱性PCMおよび自然対流気流の存在は、長時間、冷蔵構造の減少した内部温度を維持する。受動的モード周期の予測性は、機械的冷蔵ユニットの熱の再チャージサイクルが、電気のコストがピーク需要時間中よりも低い「オフピーク」時間と同期されることを可能にする。
説明されるようなシステムはまた、有意な問題となり得る冷蔵構造内の過剰な湿気を減少または排除する際にも有用である。機械的冷蔵ユニットのみに依拠するシステムでは、過剰な湿気は、冷却コイル上に着氷をもたらし、コイルが除霜される除霜サイクルにおいて、ユニットが元に戻されることを必要とする。多くの従来の設備では、除霜は、1日に数回、必要とされ得、合計して1日に数時間もかかり得、熱的に非効率的かつエネルギー非効率的なプロセスをもたらす。
好ましい実施形態では、冷蔵構造は、追加的断熱要素を具備し、UVならびに放射熱および対流から冷温貯蔵室/コンテナの内部への外熱の侵入を減少させる。加えて、構造の外部は、熱反射コーティングでコーティングされ、UV照射からの熱吸収を減少させることができる。さらに、高い断熱値を有するパネルが、冷温貯蔵構造内あるいはその壁、天井、または床に配置され、最適な蓄熱効率を達成することができる。
次に、図(類似の参照番号は、全体を通して、類似および対応する部分を指す)を参照すると、特に、図1を参照すると、好ましい実施形態による2モード式冷温貯蔵システム100を示す斜視図が描写される。具体的には、図1は、2モード式冷温貯蔵システム100が、ドア102によって密閉された開口部を有する略長方形構造である包囲された冷蔵構造101と、冷蔵構造101に搭載される機械的冷蔵ユニット103とを含むことを図示する。より暖かい外部温度からの熱の侵入を最小限にするために、冷蔵構造101は、好ましくは、断熱壁および断熱天井と、必要に応じて、断熱床とを含む。種々の実装では、冷蔵構造100は、例えば、レストランのウォークイン冷却庫またはウォークイン冷凍庫、冷温貯蔵倉庫、冷温貯蔵出荷用コンテナ、冷蔵されるトレーラ(冷蔵貨車)などであり得る。
図1に図示される2モード式冷温貯蔵システム100は、その熱制御様式のうちの1つとして、冷蔵構造101の内部104ならびに冷蔵される内容物およびその中に配置される吸熱性PCM内の温度を監視および調整するサーモスタット式に制御される機械的冷蔵ユニット103を含む。この目的のために、機械的冷蔵ユニット103は、冷却された空気を生成する従来の蒸発器/復水器システムを用い、さらに、冷却された強制空気流(単数または複数)112を内部104に強制的に放出して高速の温度制御または温度回復を達成するための送風機またはファンを含む。そのような機械的冷蔵システムは、周知であって、冷蔵構造101内の商品を減少した温度において貯蔵および維持するために広く利用されている。
冷蔵構造101によって用いられる他の熱制御様式は、循環式強制空気熱抽出機構と併せて吸熱性相変化材料などの吸熱性PCMを兼用可能に配備することによって、達成され、熱抽出および吸吸収量の増加、より均一な熱勾配分布、および機械的冷蔵ユニット103のサイクルの減少を実質的に達成する。吸熱性PCMは、有利に、冷蔵構造101内のラックシステム110によって支持される種々のPCMコンテナ(例えば、高架式PCM管105および棚下PCMコンテナ106)内に配備されることができる。選定される特定の吸熱性PCMは、冷蔵構造101内で維持されるべき所望の温度に依存する。例えば、約−10°F(−23℃)で平衡状態に到達する吸熱性PCMは、商品が氷点(すなわち、32°Fまたは0℃)以下に維持されるべき状況における使用に好適である。冷却されるが、冷凍されてはならない商品に対しては、より高い平衡状態温度を有する吸熱性PCMを利用することができる。一般的な腐敗しやすい商品のために用いられる温度範囲として、例えば、果実、野菜、ビール、乳製品、医薬品などに対しては、32°F〜55°F(0℃〜13℃)の温度範囲、または冷凍肉、アイスクリームなどに対しては、−32°F〜−20°F(−36℃〜−29℃)の温度範囲が挙げられる。食品貯蔵用途に対して、吸熱性PCMは、好ましくは、無害かつ環境に優しい水系または有機系のPCMなどの材料を利用して実装される。
次に、依然として図1を参照し、さらに図2Aを参照すると、図2Aの部分的斜視図に示されるラックシステム110が、説明される。既存の構造の修正を伴わずに、既存の冷蔵構造101内に据え付けられ得るか、または新しい冷蔵構造101内に元々設置され得るラックシステム110は、冷蔵された商品を支持するための少なくとも1つの(および、可能性として、複数の)貯蔵棚201を含む。貯蔵棚201は、高さ調節可能垂直支持材202によって支持され、その高さ調節可能垂直支持材は、所望の全体的ラック高さへの構成(または、再構成)を可能にするように、締結具(例えば、ナットおよびボルト)によって固着される(例えば)穿孔された入れ子式の角度付けられた隅角部垂直支持材を使用し得る。高架式吸熱性PCM管105は、1つ以上の水平支持部材203上に配置され、その水平支持部材は、例えば、溶接、締結具などによって、高さ調節可能垂直支持材202にしっかりと取り付けられる。垂直支持材202は、有利に、高架式吸熱性PCM管105の最適な高さ位置を可能にするために、高さ調節可能であり、したがって、水平支持部材203およびPCM管105も、高さ調節可能である。高架式吸熱性PCM管105の最適な高さ位置は、冷蔵構造101(図1)の内部容積の最大高さ許容度、機械的冷蔵ユニット103(図1)の強制空気流進入の場所、ラックシステム110(図1)のモジュール式配列、冷温貯蔵商品の積載構成などの多数の要因に依存し得る。加えて、PCM管105は、それらの長軸が機械的冷蔵ユニット103によって発生させられる強制空気流路に平行、直交、またはいくつかの他の所望の配向になるように配列させられ得ることが理解されるべきである。強制空気流路に対するPCM管105の所望の配向の実現はまた、ラックシステム110の長軸に直交し、かつ複数のラックシステム110に橋架するPCM管105の設置を伴ってもよい。
貯蔵棚201および水平支持部材203は、耐久性の高いワイヤメッシュ材料を使用して構築されているように描写されていることが留意されるべきである。しかしながら、選択される材料は、実装毎に変わり得ることが理解されるべきである。例えば、中実表面および/または穿孔表面が、代替的または追加的に用いられてもよい。さらに、伸縮自在垂直部材または追加的垂直支持部材などの他のタイプの高さ調節可能垂直棚支持システムが、本発明の精神および範囲を限定することなく、用いられることができる。
腐敗しやすい商品の支持に加え、貯蔵棚201は、調節可能な貯蔵棚201の下側への1つ以上の棚下支持ブラケット205の取り付け(例えば、最初の構築の間での、または据え付けによる)によって、棚下PCMコンテナ106を支持するように構成される。棚下支持ブラケット205が取り付けられると、追加的棚下PCMコンテナ106が、貯蔵棚201の下に摺動可能に設置されることができる。種々の材料および寸法を有する実施形態が想定されるが、一つの例では、PCMコンテナ106は、高密度ポリエチレン(HDPE)から形成され、寸法500mm×250mm×45mmを有する。PCMコンテナ106は、種々の貯蔵棚構成を受け入れるために、好ましくは、モジュール式に再構成可能であるようなサイズにされる。例えば、図2B−2Cは、PCMコンテナ106が、狭い貯蔵棚201(例えば、18インチ×48インチ)に適合するために、図2Bに示されるような第1の配向に配列されることができ、または代替として、より奥行がある貯蔵棚201(例えば、24インチ×48インチ)に適合するために、図2Cに示されるような第2の配向に配列されることができることを図示する。
次に、図3を参照すると、2×2の分割構成における4つの冷温貯蔵ラック110を含む冷温貯蔵ラック配列の例示的実施形態の上部平面図が図示される。描写される配列は、例えば、レストランのウォークイン冷蔵庫またはウォークイン冷凍庫に好適であり得る。描写される実施形態では、高架式PCM管105は、高さ調節可能垂直支持材202に取り付けられる水平支持部材203(例えば、ワイヤメッシュ)上の各冷温貯蔵ラック110の長軸と整合されるように縦方向に配置される。水平支持部材203上に配置されるPCM管105の数量および配列は、PCM管105間を通過する空気流の最適な体積および/または速度に応じて、変動してもよい。
図3の実施形態では、冷温貯蔵ラック110の安定性および剛性が、冷温貯蔵ラック110間に連結された1つ以上の水平横桁204によって向上させられる。水平横桁(単数または複数)204は、好ましくは、冷温貯蔵ラック110間の歩行空間301における十分な頭上の余裕を保つために、その上部に冷温貯蔵ラック110を結合する。水平横桁(単数または複数)204の長さによって画定される歩行空間301の幅は、好ましくは、歩行空間301の両側の種々の貯蔵棚201上に貯蔵された商品への便利なアクセスを可能にするために十分な幅である。種々の冷温貯蔵ラック配列および水平横桁長さが、本発明の精神および範囲内にあることが理解されるべきである。
冷温貯蔵ラック110は、包囲する冷蔵構造を可能にし、その冷蔵構造は、冷蔵構造の任意の改変あるいはその内部表面のいずれかへの貫通または取り付けを必要とせずに、PCM管105(および、必要に応じて、棚下PCMコンテナ106)によって提供される受動的冷却から恩恵を受けるように配置される。いくつかの実施形態では、冷蔵構造の受動的冷却容量は、必要に応じて、冷蔵構造の内部表面のうちの1つ以上への追加的PCMコンテナの取り付けによってさらに増加させられてもよい。
図4は、冷温貯蔵ラック110の例示的実施形態の側面立面図である。特に、図4は、切り取り図を介して、水平支持部材203上に配置された高架式PCM管105を示し、その高架式PCM管は、高架式PCM管105の最適な高さ位置のために、高さ調節可能垂直支持材202にしっかりと順に取り付けられる。さらに、水平横桁ブラケット204の端部は、高さ調節可能垂直支持材202に取り付けられ、追加的構造支持を提供する。
垂直支持材202、棚支持材400、および側方ブレース402を含む冷温貯蔵ラック110の構造部材は、バー、角度、チャネル、梁、正方形管、丸形管などとともに実装されてもよい。他の材料が用いられてもよいが、現在、鋼鉄が、鋼鉄の比較的な低コストおよび高い強度/重量比のため、冷温貯蔵ラック110の構造部材に好ましい。少なくともいくつかの実施形態では、冷温貯蔵ラック110は、必要に応じて、その構造部材のうちの1つ以上に沿って、またはその中に、PCMコンテナ(例えば、PCM管404)をさらに組み込み、追加的容量性冷却容量を提供してもよい。実質的に包囲された構成を有していない構造部材に対して、PCMコンテナは、締結、クランプ、ブラケットなどによって、構造部材に固着されてもよい。実質的に包囲された構成を有する管およびチャネルなどの構造部材に対して、構造部材へのPCMコンテナの追加的取り付けは、省略することができる。
次に、図5A−5Bを参照すると、一実施形態による冷温貯蔵システム100のための例示的な管理および制御システムが、図示される。図5Aに示されるように、例示的な管理および制御システムは、好ましくは、冷蔵構造101内の複数のセンサに通信可能に連結される電子コントローラ520を含む。これらのセンサは、好ましくは、1つ以上のPCMコンテナ(例えば、高架式PCM管105または棚下PCMコンテナ106)内のPCM温度を感知する1つ以上のPCM温度センサ502を含む。図5Bに示される一実施形態では、PCM温度センサ502は、PCM管105(または、PCMコンテナ106)のコア領域またはその近傍の第1のプローブ504と、(可能性として異なる)PCM管105(または、PCMコンテナ106)の外側領域またはその近傍の第2のプローブ506とを有する。典型的に、高架式PCM管105(または、PCMコンテナ106)の最も内側の点においてプローブ504によって検出されるPCM温度は、PCMが潜熱モードから感知可能熱モードに相を変化させるにつれて、高架式PCM管105(または、PCMコンテナ106)の内側表面近傍でプローブ506によって感知されるPCM温度から遅れをとる。したがって、PCM内の複数の場所で温度を感知することは、コントローラ520に、その潜在相から感知可能相への変化曲線(および、感知可能相から潜在相への変化曲線)に沿ったPCMの状態のより正確な指標を提供することができ、ここでは、コントローラ520の目標は、その潜熱モードからその感知可能熱モードへのPCMの完全変化を防止することである。
冷温貯蔵システム100のための例示的な管理および制御システムは、好ましくは、冷蔵構造101内のまたはそれと関連付けられた1つ以上の周囲状態センサ510を追加的に含む。例えば、周囲状態センサ510は、冷蔵構造101の内部容積内の代表的場所の温度を示す温度データを提供する周囲温度センサ、ならびに相対湿度および露点のセンサを含んでもよい。加えて、周囲状態センサは、ドア102の開閉を感知するためのドアセンサを含んでもよい。周囲温度は、典型的に、多数の要因による環境への熱伝達および環境からの熱伝達に従って、劇的に変動し、その主なものは、機械的冷蔵ユニット103の作動、外部周囲温度、ならびにドア102を介した人および/または商品による冷蔵構造101内への進入の回数および継続時間である。
管理および制御システムは、好ましくは、冷蔵構造101内の商品の温度および/または他のパラメータを感知する1つ以上の商品センサ512をさらに含む。理解されるように、対象商品のタイプおよび感知されるべきパラメータに応じて、商品センサ(単数または複数)512は、冷蔵構造101内の商品のうちの1つの外部に定置されても、商品内に埋め込まれてもよい。
コントローラ520は、センサ502、510、および512から受信したセンサデータを処理し、それに応答することで、代替的にまたは組み合わせて実装される1つ以上の制御方法論に従って、機械的冷蔵ユニット103を制御する。例えば、コントローラ520によって実装される制御方法論は、冷蔵構造101の内部容積を所望の温度範囲内に維持する一方、以下のように構成され得る。
・ 周囲、商品、およびPCMの温度から決定されるようなその相変化曲線の所望の領域(単数または複数)内にPCMを維持すること
・ 電力および/またはエネルギーの消費を最小化または減少させること
・ 光熱費を最小化または減少させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の作動のコストを減少させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の有用寿命を延長させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の作動のサイクルおよび/または持続時間を最小化または減少させること
・ 所望の時間の間(例えば、オフピーク時間の間)、機械的冷蔵ユニット103を優先的に作動させること
・ 需要家向けの光熱費の割引または特典を最大化または増加させること
・ 光熱システムのピークまたは平均の負荷を減少させること、ならびに/あるいは
・ 1つ以上の追加的要因に基づいて、制御すること
・ 周囲、商品、およびPCMの温度から決定されるようなその相変化曲線の所望の領域(単数または複数)内にPCMを維持すること
・ 電力および/またはエネルギーの消費を最小化または減少させること
・ 光熱費を最小化または減少させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の作動のコストを減少させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の有用寿命を延長させること
・ 機械的冷蔵ユニット103の作動のサイクルおよび/または持続時間を最小化または減少させること
・ 所望の時間の間(例えば、オフピーク時間の間)、機械的冷蔵ユニット103を優先的に作動させること
・ 需要家向けの光熱費の割引または特典を最大化または増加させること
・ 光熱システムのピークまたは平均の負荷を減少させること、ならびに/あるいは
・ 1つ以上の追加的要因に基づいて、制御すること
示されるように、コントローラ520は、必要に応じて、通信インターフェース522に通信可能にさらに連結されてもよく、その通信インターフェースは、1つ以上の有線または無線のパケット交換または回路交換の通信ネットワークを介して、冷温貯蔵システム100に関するステータス情報および/またはアラームを1つ以上の遠隔場所に通信する。ステータス情報および/またはアラームは、例えば、冷温貯蔵システム100のオペレータ、オペレータのサービスプロバイダまたはサービス技術者、あるいは電力プロバイダの、遠隔サーバコンピュータ、携帯電話、もしくはポケベルに通信されることができる。ステータス情報および/またはアラームは、例えば電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)メッセージ、電話、呼び出し、HTTPメッセージなどにより通信される例えばテキストメッセージ、数値メッセージおよび/またはデータメッセージとして通信されることができる。
図1−5Bを再び参照すると、作動時、コントローラ520は、好ましくは、最初に、機械的冷蔵システム103を稼働させ、冷却された強制空気流112を生成し、高架式PCM管105および棚下PCMコンテナ106の内に含まれる吸熱性PCMをチャージし、冷蔵構造101の内部104を冷却する。コントローラ520は、好ましくは、周囲温度センサ506によって感知される内部104の周囲温度が少なくとも第1の閾値温度に到達し、吸熱性PCMが温度センサ(単数または複数)502によって示されるように平衡状態に到達し、商品センサ(単数または複数)512によって示される商品の温度が第2の閾値温度に到達するまで、機械的冷蔵ユニット103をその能動的冷却モードで作動させる。それに応答して、コントローラ520は、機械的冷蔵ユニット103の作動を一時停止または実質的に減少させる。
高架式吸熱性PCM管105および棚下PCMコンテナ106の内のPCMが、平衡状態まで熱的にチャージされると、PCMの吸熱性(すなわち、熱吸収)特性は、冷蔵構造101およびその中に配置される商品の内部温度が、機械的冷蔵ユニット103を作動させる必要なく所定の最大温度以下のままである時間を有意に延長させる。最終的に、PCMは、潜熱モードから感知可能熱モードに遷移を開始し、PCMの容量性冷却効果は、減弱する。コントローラ520は、この状態を感知し、機械的冷蔵ユニット103をその能動的冷却モードで作動させ、PCMをその潜熱モードに再チャージし、商品温度および冷蔵構造101の周囲温度を所望の温度範囲内に維持する。
本明細書で開示および請求される装置および方法の全ては、本開示に照らして、過度の実験を伴うことなく、製造および実施されることができる。種々の実施形態が説明されたが、変形例が、本発明の概念、精神、および範囲から逸脱することなく、説明される実施形態に適用され得ることは、当業者によって理解される。より具体的には、特定の構成要素が、本明細書に説明される構成要素に追加されても、それと組み合わせられても、またはその代用にされてもよく、その際に、同一または類似の結果が達成されることは、明白である。当業者に明白である全てのそのような類似代用および改変は、添付の請求項によって定義されるような本発明の精神、範囲、および概念の内であると見なされる。故に、開示される特定の配列は、例証にすぎず、本発明の範囲に関する限定であるように意図されず、本発明の範囲は、添付の請求項およびその任意かつ全部の均等物の全ての範囲が与えられる。
Claims (22)
- 冷温貯蔵システムであって、
ドアによって密閉された開口部を有する包囲された構造と、
前記包囲された構造の内部を選択された温度範囲内に維持するための機械的冷蔵ユニットと、
前記包囲された構造内のラックシステムであって、
冷蔵された商品を支持するための1つ以上の棚と、
吸熱性PCMを含む複数の高架式吸熱性相変化材料(PCM)コンテナを支持することで、容量性冷却効果を前記包囲された構造内に提供する1つ以上の支持部材と、
を含む、ラックシステムと、
を備える、システム。 - 前記複数の高架式PCMコンテナは、PCM管を含む、請求項1に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記PCM管は、前記ラックシステムの複数の垂直支持材にしっかりと取り付く1つ以上の水平支持部材の頂部に配置される、請求項2に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記ラックシステムは、前記複数の高架式PCMコンテナの高さ位置を調節する複数の高さ調節可能垂直支持材を含む、請求項1に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記冷温貯蔵システムはさらに、前記吸熱性PCMを含む複数の棚下PCMコンテナを含み、前記複数の棚下PCMコンテナは、前記ラックシステムの前記1つ以上の棚によって支持される、請求項1に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記複数の棚下PCMコンテナは、複数の異なる棚構成を受け入れるように、モジュール式に再構成可能である、請求項5に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記ラックシステムは、前記1つ以上の棚によって支持される1つ以上の棚下支持ブラケットを含み、
前記棚下支持ブラケットは、前記複数の棚下PCMコンテナを支持する、
請求項5に記載の冷温貯蔵システム。 - 前記吸熱性PCMの温度、前記包囲された構造内に配置された商品の温度、および前記包囲された構造内の周囲温度に少なくとも基づいて、前記機械的冷蔵ユニットを制御する電子制御システムをさらに備える、請求項1に記載の冷温貯蔵システム。
- 前記制御システムは、
前記吸熱性PCMの外側領域の温度を測定するための外側温度センサと、
前記吸熱性PCMの内側領域の温度を測定するための内側温度センサと、
を含む、請求項8に記載の冷温貯蔵システム。 - 前記ラックシステムは、
複数のラックであって、前記複数のラックの全部が、前記複数の高架式PCMコンテナを支持する、複数のラックと、
前記複数のラックのうちの少なくとも2つを連結することで前記複数のラックのうちの前記2つの間の歩行空間に張架する水平横桁と、
を含む、請求項1に記載の冷温貯蔵システム。 - 前記1つ以上の支持部材は、複数の垂直支持材を含み、
前記冷温貯蔵システムはさらに、前記複数の垂直支持材のうちの1つに沿って配置される少なくとも1つの垂直PCMコンテナを含む、
請求項1に記載の冷温貯蔵システム。 - 冷温貯蔵ラックシステムであって、
冷蔵された商品を支持するための1つ以上の棚であって、吸熱性相変化材料(PCM)を支持する、1つ以上の棚と、
前記吸熱性PCMを含む複数の高架式PCMコンテナを支持することで容量性冷却効果を機械的に冷却された構造内に提供する1つ以上の支持部材と、
を備える、システム。 - 前記複数の高架式PCMコンテナは、PCM管を含む、請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
- 前記PCM管は、前記ラックシステムの複数の垂直支持材にしっかりと取り付く1つ以上の水平支持部材の頂部に配置される、請求項13に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
- 前記ラックシステムは、前記複数の高架式PCMコンテナの高さ位置を調節する複数の高さ調節可能垂直支持材を含む、請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
- 前記冷温貯蔵システムはさらに、前記吸熱性PCMを含む複数の棚下PCMコンテナを含み、前記複数の棚下PCMコンテナは、前記ラックシステムのうちの前記1つ以上の棚によって支持される、請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
- 前記複数の棚下PCMコンテナは、複数の異なる棚構成を受け入れるように、モジュール式に再構成可能である、請求項16に記載の冷温貯蔵ラックシステム
- 前記ラックシステムは、前記1つ以上の棚によって支持される1つ以上の棚下支持ブラケットを含み、
前記棚下支持ブラケットは、前記複数の棚下PCMコンテナを支持する、
請求項16に記載の冷温貯蔵ラックシステム。 - 前記吸熱性PCMの温度、前記包囲された構造内に配置された商品の温度、および前記包囲された構造内の周囲温度に少なくとも基づいて、前記機械的冷蔵ユニットを制御する電子制御システムをさらに備える、請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
- 前記吸熱性PCMの外側領域の温度を測定するための外側温度センサと、
前記吸熱性PCMの内側領域の温度を測定するための内側温度センサと、
をさらに備える、請求項19に記載の冷温貯蔵ラックシステム。 - 前記ラックシステムは、
複数のラックであって、前記複数のラックの全部が、前記複数の高架式PCMコンテナを支持する、複数のラックと、
前記複数のラックのうちの少なくとも2つを連結することで前記複数のラックのうちの前記2つの間の歩行空間に張架する水平横桁と、
を含む、請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。 - 前記1つ以上の支持部材は、複数の垂直支持材を含み、
前記冷温貯蔵システムはさらに、前記複数の垂直支持材のうちの1つに沿って配置される、少なくとも1つの垂直PCMコンテナを含む、
請求項12に記載の冷温貯蔵ラックシステム。
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