JP2014515223A - マルチカメラデバイスを較正するためのシステムおよび方法 - Google Patents

マルチカメラデバイスを較正するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

本実施形態は、マルチカメラデバイスを較正するためのシステム、装置、および方法を企図する。具体的には、本実施形態は、所定のイベントに応答して、複数のカメラの較正を開始することを企図する。較正は、フォーカスされたときの各カメラのセンサ位置とともに、現在の環境状態を記録する。様々な撮像状態および環境状態下で複数の較正ポイントを記録することによって、複数のカメラのフォーカス位置のより正確な同期が達成されうる。
【選択図】 図1

Description

[0001] 本実施形態は、撮像デバイスに関し、特に、単一のデバイスに内蔵された2つ以上のカメラセンサの較正のための方法、装置、およびシステムに関する。
[0002] 過去10年間で、デジタル撮像機能(digital imaging capabilities)は、デジタルカメラおよびモバイルフォンを含む幅広い範囲のデバイスに内蔵されてきた。近年、デバイス製造業者は、1つのデバイスに複数のデジタル撮像センサを内蔵したデバイスを導入した。モバイル無線通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、パーソナルミュージックシステム、デジタルカメラ、デジタル記録デバイス、ビデオ会議システム、およびこれに類するものを含む幅広い範囲の電子デバイスが、複数の撮像センサを利用して、それらのユーザに機能と特徴を提供しうる。これらの機能は、より高いダイナミックレンジ撮像アプリケーション、パノラマ撮像アプリケーション、および3D動画のような立体(3D)撮像アプリケーションを含む。
[0003] これらの新しい高度なアプリケーションを提供するために、デバイスの複数のカメラは、共に動作するように較正される。立体撮像のようなアプリケーションは、同じ対象物にフォーカスするために、少なくとも2つのカメラを必要とする。さらに、3D動画を記録する間、カメラセンサの焦点距離は頻繁に変化し、鮮明な画像を維持するために、各カメラが他のカメラと同時に揃って(in unison)反応することを必要とする。
[0004] 同期されたフォーカスを達成するために、複数の撮像センサを備えたデバイスは、通常、製造工程中に較正される。デバイスは、製造ライン上で特別な「較正モード」に置かれるとともに、これら撮像センサは、一貫したフォーカス(consistent focus)を確実にするように設計されたターゲット画像に向けられる。その後、デバイスの各カメラが、ターゲット画像にフォーカスされ、較正ステーションによってそのフォーカス位置を記録される。その後、2つの記録されたフォーカス位置は、デバイスの不揮発性メモリに記憶される。あるいは、その代わりにオフセットが2つのフォーカス位置の間で生成されて、不揮発性メモリに記憶されうる。後に製品が購入および使用されるときに、モバイルデバイスは、予め記録された較正データを参照(consults)して、使用中にレンズ位置を設定する。
[0005] この較正プロセスは、いくつかの不利な点を有する。第1に、それは、製造工程中の時間を費やし、デバイスの費用を増大させる。第2に、製造中に生成された任意の較正データは、性質において静的である。したがって、それは、デバイスが老化するにつれてのレンズ較正における変化を考慮することができない。例えば、今日のモバイルデバイスに埋め込まれている小型の撮像センサの多くにおけるフォーカス位置を制御する圧電モータ(piezo electric motors)は、経時的に効率を失いうる。いくつかの撮像センサの実施形態、例えば、ボイスコイル型アクチュエータを使用するものでは、これは、カメラセンサが老化するにつれて、所与の印加電圧についてのより少ないカメラレンズ調整をもたらす。他の実施形態は、センサが老化するにつれて、特定のレンズ位置を達成するためにより多くの電子パルスまたはコマンドを必要としうる。撮像デバイス較正が2つの撮像センサの間の固定された差動電圧に依存するという点では、撮像センサの焦点距離のずれ(misalignment)は、著しいデバイスの使用後に起こりうる。焦点距離におけるこの相違(divergence)は、最終画像をより不鮮明にし、最終的には顧客満足に影響を及ぼす。
[0006] 正確なフォーカスを確実にすることは、温度および向き(orientation)とのレンズ焦点距離における変動(variation)によってさらに複雑化される。一般に、工場で行われる較正は、水平向きまたは垂直向きのいずれかにおいて実行される。典型的には、複数の向きは較正されない。また、デバイスの温度も、典型的に、工場較正における考慮事項ではない。これら複数の較正を異なる温度または向きで実行することは、製造時間を増やし、また、これら較正のステップの間にデバイスの温度を制御するために必要とされる機器の費用も、著しい費用を追加しうる。
[0007] 本実施形態のいくつかは、複数のカメラを有する撮像デバイスのフォーカス調整を決定するための方法を備えうる。この方法は、所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定することを備えうる。この方法は、所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定することと、第1のフォーカス設定と第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定することとをさらに備えうる。いくつかの実施形態では、フォーカス調整は、複数のフォーカス設定における差に基づいて決定されうる。他の実施形態では、所定のイベントは、撮像デバイスの電源オンイベントである。代替の実施形態では、所定のイベントは、較正ポイントの記録の間の所定の時間の経過である。他の実施形態では、この方法は、第1のフォーカス設定および第2のフォーカス設定を記憶することをさらに備えうる。いくつかの実施形態では、この方法はまた、第1のフォーカス設定および第2のフォーカス設定と同時に収集された環境データ(environmental data)を記憶することを備えうる。いくつかの実施形態では、環境データは、周囲温度および/またはデバイスの向き(device orientation)を含みうる。
[0008] 他の本実施形態は、第1のカメラおよび第2のカメラを含む撮像デバイスを備えうる。撮像デバイスはまた、第1のカメラおよび第2のカメラのフォーカス設定を制御するように構成されたプロセッサを含みうる。撮像デバイスはまた、所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定し、所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定し、第1のフォーカス設定と第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定するように構成された制御モジュールを備えうる。撮像デバイスの他の実施形態はまた、温度センサを含むことができ、ここで、制御モジュールはまた、温度センサからの測定に基づいて、フォーカス調整を決定するように構成される。撮像デバイスの他の実施形態は、向きセンサをさらに備えることができ、ここで、制御モジュールはまた、向きセンサからの測定に基づいて、フォーカス調整を決定するように構成される。撮像デバイスの代替の実施形態は、モバイルフォンを含みうる。撮像デバイスの他の実施形態は、ハンドヘルドカメラを備えうる。
[0009] 撮像デバイスのいくつかの実施形態は、第3のカメラを備えることができ、ここで、プロセッサはまた、第3のカメラのフォーカス設定を制御するように構成され、制御モジュールはまた、第3のカメラのための第3のフォーカス設定を決定し、第1のフォーカス設定と第3のフォーカス設定との間の差に基づいて、第2のフォーカス調整を決定するように構成される。
[0010] 他の実施形態は、プロセッサに、所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定させるように動作するプロセッサ実行可能命令を含む非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備えうる。この実施形態は、所定のイベントに応答しての第2のカメラのための第2のフォーカス設定の決定と、第1のフォーカス設定と第2のフォーカス設定との間の差に基づくフォーカス調整の決定とをさらに備えうる。他の実施形態では、コンピュータ読取可能な媒体は、プロセッサに、複数の画像からハイコントラスト画像を選択することによって、第1のフォーカス設定および第2のフォーカス設定を決定させるさらなる命令を含む。いくつかの実施形態は、プロセッサに、複数のカメラのうちの少なくとも1つの周囲温度に少なくとも部分的に基づいて、フォーカス調整を決定させる、追加のプロセッサ実行可能命令を備えうる。他の実施形態は、プロセッサに、デバイスの向きに少なくとも部分的に基づいて、フォーカス調整を決定させる命令を含む。
[0011] 開示された態様は、これら開示された態様を限定するためでなく、例示するために提供される添付図面と併せて以下に説明され、ここで、同様の表記は同様の要素を示す。
図1は、開示される発明のいくつかの動作可能な実施形態をインプリメントするデバイスを図示するブロック図である。モバイルデバイスの主要なコンポーネントが例示される。 図2は、較正表の一実施形態を例示する。較正表は、カメラのレンズ位置に関する較正情報を記憶するために使用される。 図3は、デバイスの向きにより、どのように撮像センサの焦点距離が変化するのかを図示するグラフである。光軸が上向き、下向き、または水平向きになるように位置されるデバイスの焦点位置が図示される。 図4は、較正収集モジュールのための処理ロジックの一実施形態を図示するフローチャートである。 図5は、網羅的なフォーカススイープアルゴリズム(exhaustive focus sweep algorithm)を利用するデータ収集モジュールの一実施形態を図示するフローチャートである。 図6は、簡略化された(abbreviated)オートフォーカススイープアルゴリズムを利用するデータ収集モジュールの一実施形態を図示するフローチャートである。 図7Aは、撮像センサのフォーカス位置が進むにつれて、撮像デバイスの撮像センサを通して見られる画像のコントラストを図示するグラフであり、網羅的なオートフォーカススイープが例示される。 図7Bは、撮像センサのフォーカス位置が進むにつれて、撮像デバイスの撮像センサを通して見られる画像のコントラストを図示するグラフであり、簡略化されたオートフォーカススイープが例示される。 図8は、マルチフォーカスモジュールの一実施形態を例示するフローチャートである。 図9は、オフセット決定モジュールの一実施形態を例示するフローチャートである。
詳細な説明
[0021] ここに開示されるインプリメンテーションは、モバイル電子デバイスにおける複数のカメラレンズを較正するためのシステム、方法、および装置を提供する。具体的には、本実施形態は、少なくとも2つのカメラまたはカメラセンサのフォーカス位置の間の差に基づいて、フォーカス調整を決定することを企図する。当業者であれば、これらの実施形態がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせでインプリメントされうることを理解するであろう。
[0022] 以下の説明では、特定の詳細が例についての完全な理解を提供するために与えられる。しかしながら、当業者であれば、これら例がこれらの特定の詳細なしで実施されうることを理解するであろう。例えば、これら例を不必要な詳細で不明瞭にしないように、電気コンポーネント/デバイスはブロック図で示されうる。他の事例では、このようなコンポーネント、他の構造および技術が、これら例をさらに説明するために詳細に示されうる。
[0023] また、これら例は、フローチャート、フロー図、有限状態図、構造図、またはブロック図として図示される、プロセスとして説明されうることに留意されたい。フローチャートは、動作を順次プロセスとして説明しうるが、これら動作の多くは並列または同時並行に実行されることができ、また、プロセスは繰り返されることができる。さらに、動作の順序は再構成されうる。プロセスは、その動作が完了したときに終了される。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラム等に対応しうる。プロセスがソフトウェア関数に対応する場合、その終了は、この関数が呼び出し関数または主関数に戻ることに対応する。
[0024] 当業者であれば、情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちの任意のものを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0025] 図1は、2つの撮像センサ102および103に連結された(linked)プロセッサ101を含むコンポーネントのセットを有するデバイス100のハイレベルブロック図を図示する。温度センサ105、向きセンサ104およびメモリ106がまた、プロセッサ101と通信状態にある。例示される実施形態はまた、プロセッサに連結され、かつ較正表200およびワーキングメモリ160を含む個別のメモリモジュール107を含む。
[0026] デバイス100は、携帯電話、デジタルカメラ、携帯情報端末、またはそれに類するものでありうる。デバイス100はまた、デスクトップパーソナルコンピュータ、ビデオ会議ステーション、またはそれに類するものなどのより固定されたデバイスでありうる。デバイス100上では、複数のアプリケーションがユーザに利用可能でありうる。これらのアプリケーションは、3D画像または3Dビデオのような3D撮像、パノラマビデオ、またはハイダイナミックレンジ撮像を含みうる。
[0027] プロセッサ101は、汎用処理ユニット、または撮像アプリケーションのために特別に設計されたプロセッサでありうる。示されるように、プロセッサ101は、メモリ106およびメモリ107に接続されている。例示される実施形態では、メモリ106は、データ収集モジュール190とデータ記憶モジュール180とを有する較正収集モジュール195を記憶している。メモリ106はまた、オフセット決定モジュール170およびマルチフォーカスモジュール150を有する。メモリ107は、較正表200およびワーキングメモリ160を有する。上述したとおり、プロセッサは、これらメモリ中に記憶されたいくつかのモジュールによって設定される(configured)。データ収集モジュール190は、画像センサ102および画像センサ103のフォーカス位置を調整するようにプロセッサ101を設定する命令を含む。データ記憶モジュール180は、データ収集モジュール190によって決定されたフォーカス位置データを較正表200に記憶するようにプロセッサ101を設定する命令を提供する。オフセット決定モジュール170は、撮像アプリケーションをサポートするためにカメラフォーカスが必要な場合に、少なくとも1つの画像センサに関する適切なオフセットを計算するようプロセッサに命令するように構成される。マルチフォーカスモジュール150は、オフセット決定モジュール170からの出力に少なくとも部分的に基づいて、撮像センサをフォーカスするようプロセッサ101に命令するように構成される。
[0028] 図1は、プロセッサ、撮像センサ、およびメモリを含むために個別のコンポーネントを備えたデバイスを図示しているが、当業者であれば、これらの個別のコンポーネントは、特定の設計目的を達成するために、様々な方法で組み合わされうることを理解するであろう。例えば、代替の実施形態では、メモリコンポーネントは、費用を節約しパフォーマンスを向上させるために、プロセッサコンポーネントと組み合わされうる。
[0029] 加えて、図1は、いくつかのモジュールを備えるメモリコンポーネント106、および較正表200とワーキングメモリ160とを備える別のメモリ107を含むように、2つのメモリコンポーネントを例示しているが、当業者であれば、異なるメモリアーキテクチャを利用するいくつかの実施形態を認識するであろう。例えば、一設計は、較正収集モジュール195、オフセット決定モジュール170、およびマルチフォーカスモジュール150をインプリメントするプロセッサ命令の記憶のために、ROMまたはスタティックRAMメモリを利用しうる。より低い費用のダイナミックアクセスメモリ(RAM)が、ワーキングメモリとして使用されうる。一実施形態では、較正表200は、スタティックRAMコンポーネントに記憶されることができ、その後、システムの起動時間においてダイナミックRAMコンポーネントにロードされる。あるいは、プロセッサ命令は、デバイス100に内蔵された、または外部デバイスポートを介して接続されたディスク記憶デバイスからシステム起動時に読み込まれうる。その後、プロセッサ命令は、RAMにロードされて、プロセッサによる実行を容易にしうる。
[0030] 図2は、図1に示されるような較正表200の一実施形態を例示する。較正表200は、デバイスが使用されるにつれて起こる一連の較正動作から取得されるデータを記憶する。例示される実施形態では、較正表200における各エントリは、エントリが記憶されたときの日時を列201に記憶する。日時情報は、後にスレーブ撮像センサのレンズ位置の計算に使用されるときに、較正エントリの関連性の洞察(insight)を提供する。例えば、数年前に記録された較正ポイントは、このポイントが記録されて以来起こっている画像センサの摩耗により、現時点において適切なレンズ調整を計算するための正確なデータを提供しない場合がある。
[0031] 例示される実施形態では、較正表の各エントリはまた、較正時における周囲温度を列204に含む。周囲温度は、レンズ制御(電圧レベル、電圧パルスの数、またはコマンドなど)とレンズ位置との間の関係に著しい影響を及ぼしうる。周囲温度を記録することによって、以下により詳細に説明されるオフセット決定モジュール170は、整合する温度を有する較正ポイントを選択することができ、さもなければ、特定の撮像動作のために最良のオフセット(したがって、レンズ位置)を計算するときに、温度変動を補償できる。代替の実施形態は、周囲温度センサを内蔵(integrate)していない場合があり、したがって、較正表から温度の列を省略しうる。
[0032] デバイスの向きもまた撮像センサの焦点距離に影響を及ぼしうるので、図2によって例示される実施形態はまた、列205において、較正ポイントが記録された時点での3次元空間におけるデバイスの向きを記録しうる。しかしながら、温度センサと同様に、デバイスのより低い費用の実施形態は、内蔵された向きセンサを含まない場合がある。これらの実施形態では、向きの列205は、較正表から省略される。
[0033] いくつかの実施形態では、各センサについてのレンズ位置情報が、各較正エントリにより記録される。図2に例示される実施形態は、2つの画像センサを有し、この結果、センサ位置情報のための2つの列202および203が生じる。代替の実施形態は、較正時に計算された、マスタレンズフォーカス位置とスレーブレンズフォーカス位置における差のみを記憶する。この設計は、較正エントリについてフォーカス位置情報を記憶するために1つの列のみを必要とすることによって、較正表のメモリ要件を低減させうる。しかしながら、レンズ位置における差のみを記憶することは、オフセット決定モジュールによって実行されるマスタレンズ位置からの任意の外挿(extrapolation)の正確さを制限しうる。これは、以下により詳細に説明される。これは、現在のマスタレンズ位置が、較正エントリに記録されたマスタレンズ位置と著しく異なる場合に、特に当てはまる。
[0034] なお別の実施形態では、較正表に記憶されたセンサ位置情報は、マスタ位置とスレーブ位置との間のパーセント差(percent difference)を備えうる。これもまた、両方のセンサのレンズ位置を記憶する実施形態に比べて、メモリ要件を低減させる。パーセンテージ差は、異なるマスタレンズ位置により容易に適用されることができるが、それらはまた、マスタ位置とスレーブ位置との間の線形関係を仮定しうる。
[0035] レンズ制御(電圧、パルス、またはコマンドなど)とレンズ位置との間の関係へのデバイスの向きの影響が、図3の線グラフによって例示される。この図におけるデータは、ボイスコイルアクチュエータを備えたセンサにより収集された。この特定の設計では、小電流が、レンズをフォーカスするためにコイルに印加される。電流が増大されるにつれて、可変焦点位置を提供するために、レンズ位置は変化する。図3に示されるこのテストデータでは、センサの光軸が水平であった場合、50ミリアンペアの電流は、183umのセンサ動作をもたらす。しかしながら、光軸が上を向いていた場合、撮像センサモータに印加される同じ50ミリアンペアの電流は、約153umのセンサ動作をもたらす。センサが下を向いていた場合、同じ50mAの電流は、213umのセンサ動作をもたらす。したがって、センサモータに同じ電流が印加されると仮定すると、センサの上向き/下向き/または水平向きに依存して、センサ動作における大きなパーセンテージの変動が存在する。
[0036] 図4は、データ収集モジュール190の一実施形態内で実行されるプロセス400を例示するフローチャートである。プロセス400は、開始状態405において始まり、その後、決定状態410に移動して較正イベントを待つ。いくつかの実施形態では、このイベントは、撮像デバイスの電源オンイベントである。他の実施形態では、ユーザは、デバイス設定の選択またはそれに類することに応答して、較正イベントを開始しうる。
[0037] いったん較正イベントが発生するという決定がなされると、プロセス400は、決定ステップ415に移動して、現時点において較正ポイントをキャプチャする必要があるかどうかを決定する。較正ポイントは、いくつかの理由により所定の較正イベントにおいて不必要な場合がある。例えば、現在のデバイス温度および向き状態についての較正ポイントが既に存在しうる。あるいは、較正表は、現在の向きおよび温度に対する適切な補間が実行されうるように、較正ポイントの適切な標本を有しうる。較正ポイントが必要ない場合、プロセス400は、決定ステップ415に戻り、次の較正イベントの発生を待つ。較正ポイントの必要性は、その時に再び再評価される。
[0038] ステップ415が、較正ポイントが収集されるべきであると決定した場合、プロセス400は、ステップ418に移動し、そこで、較正表における利用可能な較正エントリの行(row)が識別される。較正エントリの行は、プロセス400によって収集されようとしているデータを記憶するために必要となる。較正エントリの行が利用可能でない場合、プロセス400は、新しい行を作成するか、あるいは較正表におけるより古いデータを削除しうる。較正表における空の行が識別された後、プロセス400は、ステップ420に移動して、較正データの収集を実行するためにデータ収集モジュール190を呼び出す。当業者であれば、データ収集モジュール190を呼び出すためにステップ415で使用される方法は、実施形態によって異なることを理解するであろう。例えば、デバイスの動作システムによって提供されるメッセージングシステムが使用されうる。あるいは、較正収集モジュールは、データ収集モジュール190の方法を直接呼び出しうる。データ収集モジュール190の詳細は、以下により詳細に説明される。
[0039] データが収集された後、データ収集モジュール190における命令は、データを較正収集モジュールに戻す。その後、プロセス400は、ステップ425に移動して、データ収集モジュールから受け取ったデータを較正表200における空の行に記憶する。その後、プロセス400は、ステップ430に移動して、内蔵された温度センサおよび向きセンサからデータを取得する。その後、プロセス400は、向きセンサおよび/または加速度計から収集された環境データが較正表200に記憶されるステップ430に移動する。
[0040] 当業者であれば、ステップ410における較正イベントを構成するものが、実施形態によって異なりうることを理解するであろう。例えば、他の実施形態は、較正イベントをトリガする前に、デバイスがアイドル状態になるのを待つ。その時、アイドル状態のデバイスが正確に検出されることができ、較正が実行される場合、較正ポイントは、ユーザのデバイスの使用と干渉する可能性は低い。この手法をとる実施形態は、具体的にいつデバイスがアイドル状態になるかを決定するためにインテリジェントプロセスをインプリメントする。一実施形態は、ユーザ入力なしに、ある特定の時間期間が経過するまで待つ。あるいは、内蔵型の加速度計または向きセンサからのデータが、ある特定の時間期間内にデバイスが動かされたかどうかを検出しうる。動作の欠如は、アイドル状態を示し(singal)うる。なお、他の実施形態は、2つの技術を組み合わせうる。例えば、ユーザ入力がある特定の時間の間、受信されず、デバイスが同じ時間期間において動かされなかった場合には、信頼度がより高いアイドル状態の決定が行なわれうる。いくつかの実施形態では、アイドル状態の決定において使用される時間パラメータはまた、ユーザ設定可能にされうる。これは、ユーザに、どのようにデバイス較正が行なわれるかに対する多少の制御を提供し、デバイス較正が行なわれる際に、ユーザがそれをより受け入れるようにする。
[0041] 他の実施形態では、較正イベントは、較正の必要性を検出するインテリジェントアルゴリズムによってトリガされる。例えば、デバイスは、調整されたレンズ位置においてキャプチャされた画像のコントラストを比較しうる。著しい差は、較正の必要性を示しうる。較正の必要性が検出された場合、ユーザは、これを示し、かつ較正を開始するユーザの同意を要求するメッセージでプロンプトされうる。ユーザが同意した場合、較正が開始されうる。あるいは、ユーザにプロンプトする代わりに、較正の必要性は、不揮発性メモリに記憶されうる。その後、較正ポイントは、最も混乱を引き起こさない時間において、例えば、次のデバイスの電源オンイベントにおいて、開始されうる。
[0042] いくつかの実施形態は、この手法をさらに一歩進めうる。例えば、調整されたレンズ位置での画像コントラストが、少量だけセンサ間でずれた(deviates)場合、一実施形態は、ユーザに較正を実行するように示唆するのみである。しかしながら、ずれがより大きな閾値(larger threshold)に達した場合、この実施形態は、較正を強制する。このような処置は、デバイスの製造業者が、低品質のデバイスを市場に出していると不当に判断されないことを確実にするために正当化されうる。
[0043] 特定の較正イベントが実施形態によって異なりうる一方で、プロセス400の他の態様もまた、異なりうる。例えば、実施形態は、較正表200における空きスペースを別の仕方で管理しうる。較正ポイントが記録されるにつれて、較正表200における利用可能なスペースが低減される。較正が実行されたとき、較正表200におけるスペースが残っていない場合、新たに収集されたデータについての記憶位置を識別するために、置換えアルゴリズムが必要である。一実施形態は、センサの摩耗が撮像センサの応答プロファイルを変更しうるので、較正エントリが古くなるにつれて、それらが含むデータは、画像センサの現在の動作(behavior)を予測する際に有用性がより低くなることを認識する。これを補償するために、較正エントリは、較正表200から「エイジアウト(aged out)」されます。より古い較正ポイントは、新しいより関連のある較正データのためにスペースを空けるために、ある特定の時間期間の後に削除される。
[0044] あるいは、「LRU(least recently used)」置換プロセスが、いくつかの実施形態において用いられうる。この設計では、(以下により詳細に説明される)オフセット決定モジュール170により参照された頻度のより低い較正ポイントが、より頻繁に使用されかつレンズ位置を決定する際に有用なデータにスペースを提供するために削除される。このようなアルゴリズムは、各較正エントリにおいて追加データが記憶されることを必要とする。この情報は、いつエントリがアクセスされたかを記録する。この設計をインプリメントするために利用される技術は、当該技術分野において周知である。
[0045] レンズ較正ポイントについてのLFU(least frequently used)置換アルゴリズムの1つの不都合な点は、それは、頻繁に使用される状態(conditions)の周りには較正データのクラスタ化をもたらすが、あまり一般的でない環境状態については、比較的乏しいデータカバレッジを提供するということである。稀な状態についての乏しいデータカバレッジでは、(以下に説明される)オフセット決定モジュール170によって用いられる補間アルゴリズムは、より精度が低くなる。これは、それら状態下での画像品質に不利な影響を及ぼしうる。加えて、頻繁に遭遇される環境状態の周りでの較正ポイントのクラスタ化は、それら状態下で、ごくわずかだけ画像品質を改善しうる。いったん所与の環境状態についての較正ポイントの数が「適切な」レベルに達すると、補間アルゴリズムは、典型的に満足のいく結果を提供する。較正ポイントの数を適切なレベルを超えて増大させることは、画像品質の向上を提供することなく、単にメモリにおけるスペースを消費しうる。これらのトレードオフは、特定の実施形態がどのタイプの置換アルゴリズムを用いるかを決定するときに慎重に考慮される。
[0046] 過度に頻繁に、または不適当な時に起こる較正もまた、回避されなければならない。したがって、プロセス400のいくつかの実施形態は、デバイスに過重な負担をかけ、ユーザエクスペリエンス(user experience)に影響を及ぼすことを回避するために、較正ポイントの間の最小経過時間を必要としうる。
[0047] 図5は、データ収集モジュール190の一実施形態内で実行されるプロセス500を例示するフローチャートである。プロセス500は、較正収集モジュールによって較正を実行する決定がなされた後に、較正ポイントに関するデータを収集する。例示される実施形態では、プロセス500は、較正データを収集するために、網羅的なオートフォーカススイープを利用する。この実施形態では、例示されるプロセスは、各撮像センサのために並列に(in parallel)実行される。プロセス500は、開始ステップ510で始まり、その後、ステップ520に移動して、レンズのフォーカス位置を初期設定に設定する。初期設定は、典型的に、撮像センサのレンズ位置の範囲の一方の終端(one extreme end)にある。その後、プロセス500は、ステップ530に移動し、ここで、ステップ520(またはステップ560、以下参照)において設定されたレンズ位置で撮像センサを通じてキャプチャされた画像のコントラストが測定される。その後、プロセス500は、決定ステップ540に移動し、ここで、このコントラストは、以前に測定されたコントラスト値と比較される。現在のコントラストが最大の予め記録された値よりも大きい場合、プロセス500は、ステップ580に移動し、現在のレンズ位置およびコントラスト値が保存される。これがコントラストの最初の測定である場合にも、プロセス500は、ステップ580に移動して、コントラストおよびレンズ位置を記憶し、データ値を初期化する。
[0048] その後、プロセス500は、決定ステップ550に移動する。このステップでは、データプロセス500は、現在のレンズフォーカス位置が、撮像センサのフォーカス位置範囲の最も遠いエクステント(extent)を表すかを決定する。レンズ位置がその範囲の最も遠いエクステントにある場合、プロセス500は、ステップ570に移動し、セーブされたレンズ位置を較正モジュールに戻す。その後、プロセス500は、終了状態590に移動する。ステップ550において、レンズ位置調整の最も遠いエクステントに達していない場合には、プロセス500は、ステップ560に移動し、ここで、レンズ位置は次の位置に進められる。その後、プロセス500はステップ530に戻り、プロセスは繰り返される。
[0049] 図5に例示される実施形態で図示された網羅的なオートフォーカススイープは、最も高いコントラスト画像が2つ以上のレンズの位置を同期するために使用されることを確実にする。最も高いコントラスト画像を利用することによって、各撮像センサについての画像データ間の任意の変動の影響は緩和される。複数の画像センサからキャプチャされたデータにおけるわずかな変動は、レンズの焦点距離における変動以外の理由により、最も高いコントラスト画像をもたらすレンズ位置を異ならせうる。例えば、画像センサノイズが、2つのセンサ間の最大コントラストにおけるわずかな変動をもたらしうる。最も高いコントラストのポイントにフォーカスすることによって、最大コントラストのポイントに対するノイズの影響は緩和され、より正確な較正がもたらされる。したがって、網羅的なフォーカススイープを利用するデータ収集モジュールは、所定のイベントに応答してカメラのフォーカス設定を決定する1つの可能な手段を備える。最も正確な結果を提供する一方で、網羅的な画像スイープは、次に説明される簡略化されたオートフォーカススイープのような他の実施形態に比べて、較正を実行するためにわずかに多くの時間および電力を必要とする。
[0050] 図6によって例示される代替の実施形態では、データ収集モジュールは、レンズフォーカス位置の全範囲をスイープしない。代わりに、簡略化されたオートフォーカススイープは、局所最大コントラスト(local maximum contrast)のみをシークする。図6は、データ収集モジュール190の一実施形態内で実行されるプロセス600を例示するフローチャートである。プロセス600は、開始状態605において始まり、その後、初期フォーカス位置が設定されるステップ610に移動する。プロセス500と同様に、このフォーカス位置は、典型的に、フォーカス範囲の一方の終端を表す。その後、プロセス600は、ステップ615に移動し、ここで、ステップ610において設定されたフォーカス位置でレンズを通して見られた画像のコントラストが測定される。その後、プロセス600は、ステップ620に移動し、ここで、測定されたコントラストは、このプロセス600の呼び出しの間に見られた最大のコントラスト値と比較される。現在の測定されたコントラストが、これまでに見られた最大値よりも高い場合、プロセス600は、ステップ640に移動し、現在のフォーカス位置およびそのコントラスト値が保存される。その後、プロセス600は、ステップ630に移動し、ここで、フォーカス位置は進められる。その後、プロセス600は、ステップ615に戻り、プロセス600は繰り返される。現在のレンズ位置のコントラストが、ステップ640においてこれまでに記録された最大のコントラスト未満である場合、プロセス600は、ステップ625に移動する。ステップ625は、プロセス600において説明される簡略化されたオートフォーカススイープアルゴリズムに固有である。ステップ625では、現在のレンズ位置でのコントラストと最大コントラストとの間の差が、閾値と比較される。差が閾値を超えた場合、プロセス500で行なわれたように、レンズ位置をその範囲の終端まで進め続ける必要はない。代わりに、プロセス600は、ステップ650に移動し、ここで、保存されたレンズ位置は、較正モジュールに戻される。その後、プロセス600は、終了ステップ660に移動する。
[0051] 簡略化されたオートフォーカススイープ技術は、いくつかの環境において利点を提供する。例えば、それは、網羅的なオートフォーカススイープに比べて、より少ない時間および電力を必要としうる。加えて、閾値が適切に設定された場合、画像ノイズは、レンズ位置の間の誤整合をもたらさない。これを確実にするために、閾値は、センサが経験しうる任意のノイズレベルよりも高く設定されるべきである。閾値を任意の予期されるノイズレベルよりも著しく高く設定することによって、簡略化された技術の利益を犠牲にすることなく、有効なマージンがシステム内に設計されうる。したがって、簡略化されたオートフォーカススイープを利用するデータ収集モジュールは、所定のイベントに応答して、カメラのフォーカス設定を決定するための別の可能な手段を備える。
[0052] 網羅的なオートフォーカススイープと簡略化されたオートフォーカススイープとの間の差が、図7Aおよび図7Bに例示される。上方のグラフ7Aは、典型的な、網羅的なオートフォーカススイープを例示する。フォーカス位置が右に進むにつれて、画像は、徐々にフォーカスが合い、着々と増大する画像コントラストによって表される。やがて、画像は最大フォーカスに達し、カメラ1のためのポイント701およびカメラ2のためのポイント702で表される。レンズ位置がさらに進み続けるにつれて、画像はフォーカスを失い、ポイント701およびポイント702の後の低下する画像コントラストによって表される。
[0053] 簡略化されたオートフォーカススイープ技術を表す下方のグラフ7Bにより比較する。網羅的なオートフォーカススイープと同様に、初めのうちは、コントラストは、レンズフォーカス位置が進むにつれて増大する。しかしながら、最大コントラストが記録された後、レンズフォーカス位置は、図において「t」という記号がついている設定された閾値を画像コントラストが下回るまでの間のみ進められる。その後、データ収集プロセスは終了する。閾値よりも多く最大コントラストから異なるコントラストを生成するレンズ位置を超えてフォーカス位置を進め続ける必要はない。
[0054] 図8は、マルチフォーカスモジュール150の一実施形態内で実行されるプロセス800を例示するフローチャートである。マルチフォーカスモジュールは、例えば、スナップショットまたはビデオの記録のような、撮像タスクのサポートにおいて、2つ以上の撮像センサをフォーカスすることを担う。プロセス800は、開始状態805において始まり、その後、マスタセンサのフォーカス位置が決定されるステップ810に移動する。マスタ撮像センサは、残りの撮像センサについてのフォーカスを決定するために使用されるプライマリセンサである。その他すべての撮像センサは、「スレーブ」センサであると考えられる。マスタセンサのフォーカス位置を決定するために、多数の技術が当該技術分野において知られている。前述された網羅的なフォーカススイープおよび簡略化されたフォーカススイープの両方が使用されうる一方で、これらの技術は、いくつかの撮像アプリケーションでは好ましくない場合がある。例えば、現在の画像フォーカスが最適に非常に近い場合、上記の図5−7によって例示されたアルゴリズムにおいて説明された技術で行われるように、フォーカス位置をその範囲の1つのエクステントに再設定することは望ましくない。代わりに、マスタ撮像センサをフォーカスするために微調整が行なわれる。これらの技術は、当該技術分野において知られている。
[0055] ステップ810において、いったんマスタ撮像センサのフォーカス位置が決定されると、プロセス800は、ステップ820に移動し、ここで、各スレーブセンサについての適切な設定が決定される。図8は、ステップ820において、並列して行われる各スレーブの設定のためのオフセットの決定を例示する。他の実施形態は、デバイス上のすべての撮像センサをフォーカスするために必要とされる時間における対応する遅延とともに、これらの決定を連続的に(serially)実行しうる。オフセット決定プロセスは、オフセット決定モジュール170の説明において、以下に詳細に説明される。いったん各センサについてのオフセットが決定されると、プロセス800は、ステップ830に移動し、ここで、各センサについてのフォーカス設定は、前のステップ820において戻されたオフセットを、ステップ810において前に決定されたマスタセンサフォーカス位置に適用することによって識別される。その後、プロセス800は、ステップ840に移動し、ここで、すべての撮像センサは、前のステップにおいて決定されたそれらのフォーカス位置に駆動される。その後、撮像デバイスは、各センサにより画像を記録する準備が整う。その後、プロセス800は、終了ステップ850に移動する。したがって、マルチフォーカスモジュール実行プロセス800は、第1のフォーカス設定と第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定する1つの手段を表す。より一般的には、現在のマスタ撮像センサ位置および較正表のデータに基づいて、複数のスレーブ撮像センサのフォーカス位置を決定するマルチフォーカスモジュールが、第1のフォーカス設定と第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定する別の手段である。
[0056] 図9は、オフセット決定モジュール190の一実施形態内で実行されるプロセス900を例示するフローチャートである。オフセット決定モジュールは、現在のマスタセンサレンズ位置、較正表、および現在の向きおよび温度のデータを与えられ、撮像センサのための適切なオフセットを決定することを担う。前に説明された較正技術は、既知の距離での焦点ターゲットのセットを有するよく制御された製造環境では行なわれないので、オフセット決定モジュールのタスクは複雑である。代わりに、ランダムなシーンが較正時に撮像され、様々な焦点位置での較正表エントリがもたらされる。較正ポイントのフォーカス位置は、較正が行なわれた時点での画像センサによって知覚されたシーンに依存するであろう。
[0057] さらに、各較正表エントリについて記録される環境状態は、可能な値のスペクトルによって異なることができ、または、特定の温度または向きの周りにクラスタ化されることができる。温帯気候で生活しているユーザは、狭い温度範囲内で較正表エントリを記録しうる。赤道から遠く離れて位置するユーザは、より極端な温度における変動を記録しうる。向きはまた、ユーザによって異なることができ、初心者のユーザは、比較的水平な光軸を維持するともに、上級ユーザは、幅広い様々な向きを記録する。
[0058] オフセット決定モジュールは、この取りそろえられたデータ(assortment of data)を与えられると、現在の状態に適切なオフセットを決定しなければならない。図9に例示される実施形態では、プロセス900は、ステップ905において始まり、その後、ステップ920に移動し、ここで、プロセス900は、現在の周囲温度に最も近い温度の最大10個の較正ポイントを較正表から取り出す。その後、プロセス900は、ステップ930に移動し、ここで、プロセス900は、現在の向きに最も近い記録された向きを有する最大10個のポイントを取り出す。ほとんどの実施形態は、この比較において各次元を使用する。ステップ920および930において取り出された較正エントリの集約は、1個から20個の間で固有の較正エントリを戻しうる。図9についての例示される実施形態が、それぞれ10個の較正ポイントの2つのグループを保持するとして説明される一方で、他の実施形態は、それら自体の特定の設計上の考慮に基づいて、ポイントの数が異なりうることに留意されたい。例えば、より広い範囲の製造公差(manufacturing tolerances)を有するセンサを利用する実施形態は、正確な較正を達成するためにより多くのポイントを必要としうる。
[0059] その後、プロセス900は、ステップ940に移動する。ステップ940では、現在のマスタ画像センサのフォーカス位置が与えられると、オフセット位置を決定するために2次元補間が適用される。いくつかの実施形態は、単純な補間を実行し、各々の較正ポイントに補間における等しい重みを与える。較正表にマスタ位置とスレーブ位置の両方を記録する他の実施形態では、各較正ポイントは、その記録されたマスタ画像センサ位置と現在のマスタセンサ位置との間の差に比例した重みを与えられる。いくつかの実施形態は、その比例関係(proportionality)においてエントリのエイジ(age)も同様に考慮しうる。較正ポイントから新しいレンズ位置への補間が実行された後、プロセス900は、終了ステップ950に移動する。
[0060] 当業者であれば、その他の実施形態も理解するであろう。例えば、現在のマスタ画像センサのフォーカス位置から閾値よりも多く異なる記録されたレンズ位置を有する較正ポイントは、データセットから除去されうる。しかしながら、これらの実施形態は、合計ポイントの数がある最小数未満に低減することを回避するために、ポイントの除去を制限しうる。同様に、いくつかの実施形態は、ある閾値により、現在の温度または向きと異なる向きまたは温度のデータを有する較正ポイントを除去しうるが、それでもやはり、合計ポイントの最小数未満の低減を回避する。あるいは、エントリを除去する代わりに、他の実施形態は、単純にエントリを、それらが現在の環境状態にどの程度密接に整合するかに基づいて重みづけしうる。上記実施形態をインプリメントするために必要とされる数学的手法は、当該技術分野において周知である。
[0061] 当業者であれば、ここで開示されたインプリメンテーションに関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびプロセスステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合せとしてインプリメントされうることをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能の点から上記に説明されてきた。このような機能が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに関して、多様な方法で、説明された機能をインプリメントしうるが、このようなインプリメンテーションの決定は、本発明の範囲から逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。当業者であれば、部分、または一部が、全体よりも少ないもの、または全体に等しいものを備えうることを理解するであろう。例えば、画素のコレクションの部分は、それら画素のサブコレクションを称しうる。
[0062] ここで開示されたインプリメンテーションに関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここに説明された機能を実行するように設計されるこれらの任意の組み合わせで、インプリメントまたは実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替において、このプロセッサは、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)でありうる。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはその他任意のこのような構成であるコンピューティングデバイスの組み合わせとしてインプリメントされうる。
[0063] ここに開示されたインプリメンテーションに関連して説明された方法またはプロセスのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれら2つの組み合わせにおいて、具現化(embodied)されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または当該技術分野において周知のその他任意の形状の非一時的な記憶媒体内に存在しうる。典型的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、プロセッサがコンピュータ読取可能な記憶媒体から情報を読み取り、またそれに情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサと一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末、カメラ、または他のデバイス内に存在しうる。代替において、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末カメラ、または他のデバイス内のディスクリートコンポーネントとして存在しうる。
[0064] 見出しは、参照のためおよび様々なセクションの位置付けを支援するために、ここに含まれる。これらの見出しは、これらに関して説明された概念の範囲を限定するようには意図されない。このような概念は、明細書全体にわたって適用性を有しうる。
[0065] 開示されたインプリメンテーションの上記説明は、いかなる当業者であっても、本発明を製造または使用できるように提供される。これらのインプリメンテーションへの様々な修正は、当業者にとって容易に明らかになり、ここに定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲から逸脱することなく、他のインプリメンテーションにも適用されうる。したがって、本発明は、ここに示されたインプリメンテーションに限定されるようには意図されず、ここに開示される原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられることとなる。
[0065] 開示されたインプリメンテーションの上記説明は、いかなる当業者であっても、本発明を製造または使用できるように提供される。これらのインプリメンテーションへの様々な修正は、当業者にとって容易に明らかになり、ここに定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲から逸脱することなく、他のインプリメンテーションにも適用されうる。したがって、本発明は、ここに示されたインプリメンテーションに限定されるようには意図されず、ここに開示される原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられることとなる。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
複数のカメラを有する撮像デバイスのフォーカス調整を決定するための方法であって、
所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定することと、
前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定することと、
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定することと
を備える方法。
[C2]
前記フォーカス調整は、複数のフォーカス設定における前記差に基づいて決定される、C1に記載の方法。
[C3]
前記所定のイベントは、前記撮像デバイスの電源投入である、C1に記載の方法。
[C4]
前記所定のイベントは、較正ポイントの記録の間の所定の時間の経過である、C1に記載の方法。
[C5]
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定を記憶することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の前記差を記憶することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間のパーセンテージ差を記憶することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1のフォーカス設定および前記第2のフォーカス設定と同時に収集された環境データを記憶することをまた備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記環境データは、周囲温度を含む、C8に記載の方法。
[C10]
前記環境データは、デバイスの向きを含む、C8に記載の方法。
[C11]
撮像デバイスであって、
第1のカメラおよび第2のカメラと、
前記第1のカメラおよび前記第2のカメラのフォーカス設定を制御するように構成されたプロセッサと、
所定のイベントに応答して、前記第1のカメラのための第1のフォーカス設定と前記第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定するように構成された制御モジュールと、
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいてフォーカス調整を決定する命令を有するメモリと
を備える撮像デバイス。
[C12]
温度センサをさらに備え、前記メモリはまた、前記温度センサからの測定にまた基づいて、前記フォーカス調整を決定する命令を有する、C11に記載のデバイス。
[C13]
向きセンサをさらに備え、前記メモリはまた、前記向きセンサからの測定にまた基づいて、前記フォーカス調整を決定する命令を有する、C11に記載のデバイス。
[C14]
第3のカメラをさらに備え、前記プロセッサはまた、前記第3のカメラのフォーカス設定を制御するように構成される、C12に記載のデバイス。
[C15]
前記撮像デバイスは、モバイルフォンと一体化される、C11に記載の撮像デバイス。
[C16]
前記撮像デバイスは、ハンドヘルドカメラである、C11に記載の撮像デバイス。
[C17]
プロセッサに、
所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定させ、
前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定させ、
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定させる
ように動作可能なプロセッサ実行可能命令を含む、
非一時的コンピュータ読取可能な媒体。
[C18]
前記プロセッサ実行可能命令は、複数の画像からハイコントラスト画像を選択することによって、前記第1のフォーカス設定および第2のフォーカス設定を決定する、C17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
[C19]
前記プロセッサ実行可能命令は、前記プロセッサに、前記複数のカメラのうちの少なくとも1つの周囲温度に少なくとも部分的に基づいて、前記フォーカス調整を決定させる、C17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
[C20]
前記プロセッサ実行可能命令は、前記プロセッサに、デバイスの向きに少なくとも部分的に基づいて、前記フォーカス調整を決定させる、C17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
[C21]
撮像デバイスであって、
決定されたイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定する手段と、
前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定する手段と、
前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいてフォーカス調整を決定する手段と
を備える撮像デバイス。

Claims (21)

  1. 複数のカメラを有する撮像デバイスのフォーカス調整を決定するための方法であって、
    所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定することと、
    前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定することと、
    前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定することと
    を備える方法。
  2. 前記フォーカス調整は、複数のフォーカス設定における前記差に基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定のイベントは、前記撮像デバイスの電源投入である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記所定のイベントは、較正ポイントの記録の間の所定の時間の経過である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定を記憶することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の前記差を記憶することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間のパーセンテージ差を記憶することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のフォーカス設定および前記第2のフォーカス設定と同時に収集された環境データを記憶することをまた備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記環境データは、周囲温度を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記環境データは、デバイスの向きを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 撮像デバイスであって、
    第1のカメラおよび第2のカメラと、
    前記第1のカメラおよび前記第2のカメラのフォーカス設定を制御するように構成されたプロセッサと、
    所定のイベントに応答して、前記第1のカメラのための第1のフォーカス設定と前記第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定するように構成された制御モジュールと、
    前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいてフォーカス調整を決定する命令を有するメモリと
    を備える撮像デバイス。
  12. 温度センサをさらに備え、前記メモリはまた、前記温度センサからの測定にまた基づいて、前記フォーカス調整を決定する命令を有する、請求項11に記載のデバイス。
  13. 向きセンサをさらに備え、前記メモリはまた、前記向きセンサからの測定にまた基づいて、前記フォーカス調整を決定する命令を有する、請求項11に記載のデバイス。
  14. 第3のカメラをさらに備え、前記プロセッサはまた、前記第3のカメラのフォーカス設定を制御するように構成される、請求項12に記載のデバイス。
  15. 前記撮像デバイスは、モバイルフォンと一体化される、請求項11に記載の撮像デバイス。
  16. 前記撮像デバイスは、ハンドヘルドカメラである、請求項11に記載の撮像デバイス。
  17. プロセッサに、
    所定のイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定させ、
    前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定させ、
    前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいて、フォーカス調整を決定させる
    ように動作可能なプロセッサ実行可能命令を含む、
    非一時的コンピュータ読取可能な媒体。
  18. 前記プロセッサ実行可能命令は、複数の画像からハイコントラスト画像を選択することによって、前記第1のフォーカス設定および第2のフォーカス設定を決定する、請求項17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
  19. 前記プロセッサ実行可能命令は、前記プロセッサに、前記複数のカメラのうちの少なくとも1つの周囲温度に少なくとも部分的に基づいて、前記フォーカス調整を決定させる、請求項17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
  20. 前記プロセッサ実行可能命令は、前記プロセッサに、デバイスの向きに少なくとも部分的に基づいて、前記フォーカス調整を決定させる、請求項17に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
  21. 撮像デバイスであって、
    決定されたイベントに応答して、第1のカメラのための第1のフォーカス設定を決定する手段と、
    前記所定のイベントに応答して、第2のカメラのための第2のフォーカス設定を決定する手段と、
    前記第1のフォーカス設定と前記第2のフォーカス設定との間の差に基づいてフォーカス調整を決定する手段と
    を備える撮像デバイス。
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