JP2014510569A - 蒸気式機器 - Google Patents

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Abstract

機器は、蒸気を受容するための入口部分を含む本体と、蒸気を表面に作用させるためのアプリケータと、アプリケータ及び本体を互いに対して相対的に旋回させるための旋回組立体とを有している蒸気作用装置を含んでいる。機器は、(i)蒸気作用装置に取り付けるための、及び、(ii)(例えば単純に持ち上げることによって)蒸気作用装置から取り外すための携行式スチーマーを含んでいる。携行式スチーマーは、蒸気を発生させる蒸気発生器と、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合に蒸気作用装置の本体の入口部分に接続する出口部分とを有している。出口部分は、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合に、蒸気発生器から蒸気作用装置の本体の入口部分に蒸気を供給する。

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2011年2月3日出願の米国仮出願第61/439023号明細書の優先権に基づくものであり、当該明細書全体の開示及び示唆する内容は本願に組み込まれている。
従来のスチームモップは、一端にモップハンドルを有していると共に他端に鋼製フレームを有している、モップハウジングを含んでいる。モップハウジングは、水タンクと電動ポンプとボイラーとを含んでいる。鋼製フレームは、ファブリック材料から作られたファブリック製スチームポケットによって覆われている。
動作中に、操作者は、モップハウジング内の水タンクに水を充填し、スチームモップを通電する。モップハウジング内の電動モップは、水を水タンクからボイラーに供給し、モップハウジング内のボイラーによって、鋼製フレームにおいて、水は作用させるための蒸気に変換される。鋼製フレームを覆っているファブリック製スチームポケットは、操作者が床前面に亘ってスチームモップを往復させることによって、床を蒸気で拭き取ることができる。
米国特許出願第12/163537号明細書 米国特許出願第20090320231号明細書 米国特許出願第12/118015号明細書 米国特許出願第2009/0279938号明細書 米国特許出願第12/467057号明細書 米国特許出願第2010/0272948号明細書 米国特許出願第12/554477号明細書 米国特許出願第2010/0212098号明細書 米国特許出願第12/779507号明細書 米国特許出願第2010/0269287号明細書
改良された蒸気機器は、(i)操作性を向上させるための旋回組立体を具備する蒸気作用装置(例えばモップ)と、(ii)蒸気作用装置を介して利用するための及び蒸気作用装置から独立して(例えばスタンドアローン形式で)利用するための携行式蒸気源(スチーマー)とを含んでいる。このような構成によって、利用者は、蒸気作用装置に取り付けられた携行式スチーマーによって、様々な表面(例えばタイル張りの床、リノリウム、及び堅木張りの床等)を便利に且つ効果的に清浄することができ、蒸気作用装置から取り外された携行式スチーマーによって、他の表面(例えばカウンターの甲板や壁)を便利に且つ効果的に清浄することができる。
一の実施例は、蒸気を受容するための入口部分を含む本体と、蒸気を表面に作用させるためのアプリケータと、アプリケータ及び本体を互いに対して相対的に旋回させるための旋回組立体とを有している蒸気作用装置を含んでいる、機器に関する。機器は、(i)蒸気作用装置に取り付けるための、及び、(ii)(例えば単純に持ち上げることによって)蒸気作用装置から取り外すための携行式スチーマーを含んでいる。携行式スチーマーは、蒸気を発生させる蒸気発生器と、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合に蒸気作用装置の本体の入口部分に接続する出口部分とを有している。出口部分は、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合に、蒸気発生器から蒸気作用装置の本体の入口部分に蒸気を供給する。出口部分は、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合に、蒸気発生器から蒸気作用装置の本体の入口部分に蒸気を供給するように構成及び配置されている。
幾つかの実施例では、蒸気作用装置は、携行式スチーマーから独立して、完全な旋回式モップを形成している。携行式スチーマーは、拭き取り時に生じる負荷(例えば利用者が作用させる拭き取り力)を支持する必要が無い。当該実施例では、蒸気作用装置の本体は、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられた場合にキャビティ内に携行式スチーマーを受容するように構成及び配置されている。その結果として、携行式スチーマーの出口部分は、蒸気作用装置の本体の入口部分と堅固に且つ確実に接続することができる。
幾つかの実施例では、蒸気作用装置の本体に形成されたキャビティはC字状の開口部とされ、旋回式モップの中心軸線はキャビティを貫通している。それにも関わらず、本体は、利用者が作用させる拭き取り力を受けるので、当該拭き取り力が携行式スチーマーに作用される必然性が低減する。そうでなければ、携行式スチーマーが思いがけず疲労するか、又は携行式スチーマーと蒸気作用装置との間における蒸気の流通が阻害される。さらに、蒸気源をこのようにモジュール化することによって、利用者は、携行式スチーマーを蒸気作用装置から容易に取り外し、(例えばカウンターの表面を清浄するために)独立して携行式スチーマーを利用することができる。
他の実施例は、蒸気機器システム、蒸気機器組立体、蒸気機器装置、蒸気機器補助部材、及びこれらの組み合わせ等に関する。幾つかの実施例は、蒸気機器を制動及び/又は動作させることを含む様々な方法に関する。
上述の目的及び他の目的、特徴、並びに優位点については、添付図面に表わす本発明の特定の実施例についての以下の説明から明らかとなる。図面全体を通じて、同一の部品には、類似する参照符号が付されている。図面は、必ずしも特定の尺度に従って描かれている訳ではなく、本発明の様々な実施例の原理を説明するために強調して描かれているものもある。
(i)操作性を高めるための旋回機能を具備する蒸気作用装置と(ii)携行式蒸気源とを有している機器の正面図である。 図1に表わす機器の一部分の拡大図である。 図1に表わす機器の一部分の他の角度から見た拡大図である。 図1に表わす機器の一部分のさらなる他の角度から見た拡大図である。 携行式蒸気源が取り外された状態における機器の一部分を表わす。 携行式蒸気源の詳細図である。 携行式蒸気源の他の角度から見た詳細図である。 一の実施例における図1に表わす機器の電子回路の概略図である。 他の実施例における図1に表わす機器の電子回路の概略図である。 さらなる他の実施例における図1に表わす機器の電子回路の概略図である。
改善された蒸気式機器は、蒸気作用装置(例えばモップ)を含んでおり、蒸気作用装置は、運動性能を高めるための旋回装置と、蒸気作用装置を介して利用可能な且つ蒸気作用装置から独立して利用可能な、蒸気を供給するための携行式蒸気源(スチーマー)とを備えている。特に、携行式スチーマーが蒸気作用装置に取り付けられている場合には、利用者は、便利に且つ効果的に様々な表面を清浄することができる(タイル張りの床、リノリウム、及び堅木張りの床等を清浄するために、例えば蒸気作用装置が具備する旋回機能を利用することができる)。さらに、携行式スチーマーが蒸気作用装置から取り外された場合には、利用者は、他の表面(カウンターの甲板、壁、家具等の表面)を清浄するために、携行式スチーマーを手で持って運ぶことができる。
図1は、高い旋回性を有していると共にモジュール化された機能を有している機器20を表わす。特に、機器20は、蒸気作用装置22と携行式スチーマー24とを含んでいる。携行式スチーマー24は、蒸気作用装置22から便利に脱着されるように構成及び配置されている(例えば矢印26によって図示されている)。
図2〜図7は、機器20の様々な部分を様々な角度で見た図である。特に、図2〜図4は、機器20の下側部分を表わす詳細図である。さらに、図5は、携行式スチーマー24が取り外された場合における蒸気作用装置22の詳細図である。さらに、図6及び図7は、携行式スチーマー24の詳細図である。
蒸気作用装置22は、本体30と旋回組立体32とアプリケータ34とモップハンドル36とを含んでいる(図1〜図5参照)。本体30は、モップハンドル36に直接接続されている第1の端部40と、旋回組立体32に直接接続されている第2の端部42と、第1の端部40と第2の端部42との間に配置されている中央部分44とを含んでいる。旋回組立体32は、本体30をアプリケータ34に接続しており、自在継手として機能するので、本体30とアプリケータ34とが、互いに対して相対的に旋回可能とされる。図1に最良に表わすように、モップハンドル36と本体30と旋回組立体32とアプリケータ34とが、堅固に且つ直列に配置されており、中心軸線48を具備するモップ46を形成している。このような構成において、利用者は、モップハンドル36を操作する場合に、アプリケータ34によって表面50を効果的に且つ便利に清浄することができる。モップ46に適した蒸気式モップの様々な機能が、特許文献1及び特許文献2に類似のモップとして開示されている。これら特許文献の全体が、参照により本願に組み込まれている。本体30が、略C字状とされ(例えば図2参照)、携行式スチーマー24を保持するためのキャビティ52(例えば図5参照)を形成していることに留意すべきである。図5に最良に表わすように、本体30の中央部分44は、蒸気を受容するための入口部分54と、携行式スチーマー24をキャビティ52内の所定位置にロック可能とするための一連のタブ56とを含んでいる。本体30は、このようなC字状の形態とされるので、携行式スチーマー24が本体30に取り付けられると共に入口部分54と接続した場合に、携行式スチーマー24を堅牢に且つ確実に支持するように、携行式スチーマー24を受容することができる。さらに、入口部分54及び一連のタブ56が、C字状の形態をした凹所内に位置決めされると、これにより、携行式スチーマー24が本体30から取り外された場合に入口部分54及び一連のタブ56を損傷から保護することができる(例えば、入口部分54及び一連のタブ56の動作を阻害するであろう塵埃が入口部分54及び一連のタブ56の形態上に集まることを避けることができ、物理的な損傷を防止することができる)。
幾つかの実施例では、モップ46の中心軸線48は、キャビティ52を貫通している(図1参照)場合があるが、本体30の構成は、モップ46の頑健さを維持するのに十分なサポート力を有しているので、利用者は、効果的に清浄するために十分な拭き取り力を表面50に作用させることができる。
さらに、このような形状に形成されているので、携行式スチーマー24は、比較的大きいがモジュール化されたフォームファクタを有しており、携行式スチーマー24は、単純に持ち上げることによって蒸気作用装置22から取り外し可能とされる一方、単純に挿入することによって蒸気作用装置22に取り付け可能とされる。
旋回組立体32は、アプリケータ34を本体30の第2の端部42に接続している。図2及び図4に最良に表わすように、旋回組立体32は、第1のヒンジセット60と第2のヒンジセット62と可撓性を有している蒸気流路64(図3において破線で表わす)とを含んでいる。第1のヒンジセット60は、アプリケータ34に隣接して配置されており、X方向軸線66に沿って本体30をアプリケータ34に対して相対的に回動させることができる。利用者が表面50を拭き取るためにモップ46を前後に移動させた際に利用者がモップハンドル36の高さを変更させてしまったとしても、このような動作によって、アプリケータ34は表面50と同一平面に維持される。第2のヒンジセット62は、第1のヒンジセット60の上方に且つ本体30に近接して配置されており、アプリケータ34をZ方向軸線68を中心として左右に回転させることができる(すなわち、左右方向に偏向する)。従って、互いに対して垂直な第1のヒンジセット60と第2のヒンジセット62との組み合わが自在継手を形成するように配置される(すなわち、第1のヒンジセット60及び第2のヒンジセット62が共に近接しており、互いに対して90°の角度で方向づけられている)ことによって、アプリケータ34は、表面50と同一平面に維持された状態で左右に移動可能とされるので、利用者がモップ46を操作する際における拭き取り作用が高められる。旋回組立体32として利用するのに適している類似するタイプの自在継手は、特許文献3及び特許文献4に開示されており、当該特許文献全体の内容及び示唆が参照により本願に組み込まれている。
旋回組立体32の可撓性を有している蒸気流路64(図3及び図5参照)は、本体30からアプリケータ34に至る蒸気チャネルを備えている。同様に、本体30内のチャネル70は、入口部分54から導入され、第2の端部42における出口(図5参照)に至り、旋回組立体32の可撓性を有している蒸気流路64は、チャネル70をアプリケータ34に至るまで延在させている。従って、蒸気が、表面50を拭き取る際に利用するために、入口部分54からチャネル70を通過してアプリケータ34に確実に到達する。
アプリケータ34は、フレームと、適切な拭き取り材料(例えば蒸気を浸透させるファブリック)から成る洗浄可能なパッド(又はポケット)とを含んでおり、当該パッドは、フレームを覆っている。従って、可撓性を有している蒸気流路64を通じて輸送された蒸気は、効果的な蒸気による拭き取りを実現するために、アプリケータ34によって表面50に効果的に散布される。幾つかの実施例では、旋回組立体32の第1のヒンジセット60が、概略的にフレーム内に配置されている(すなわち、拭き取り材料内に埋設されている)。類似する蒸気ポケット及び関連するフレームは、特許文献5及び特許文献6に開示されており、当該特許文献全体の内容及び示唆が参照により本願に組み込まれている。
携行式スチーマー24は、携行式スチーマーハウジング80とタンク82と機械式ポンプ84と蒸気発生器86と電子回路88とを有している(例えば図6及び図7参照)。携行式スチーマーハウジング80は、携行式スチーマーハンドル90と出口部分92とトリガー94と押下式ボタンセット96とキャッチセット98とを含んでいる。電子回路88は、コントローラ100とユーザーインタフェース102とセンサ104と振動検知器106と電気コード108とを含んでいる。
携行式スチーマー24を蒸気作用装置22に取り付けるために、利用者は、携行式スチーマーハンドル90を介して携行式スチーマー24を持ち上げ、携行式スチーマーハウジング80の出口部分92(図6参照)が蒸気作用装置22の本体30の入口部分54(図5参照)に面している状態で、携行式スチーマー24をキャビティ52内に挿入する(図1の矢印26も参照)。携行式スチーマー24がキャビティ54に入ると、出口部分92が入口部分54と係合し、これにより蒸気が流通可能な密接した接続部分が形成され、出口部分92の周囲に配置されているキャッチセット98(図6参照)が、入口部分54の周囲に配置されているタブセット56に対して係止される。その結果として、携行式スチーマー24は本体30のキャビティ52内に確実に保持され、出口部分92と入口部分54とが密接に結合される。
携行式スチーマー24を本体30のキャビティ52からロック解除するために、利用者は、押下式ボタンセット96のうち1つ以上のボタンを押下する(図6参照)。この押下に反応して、キャッチセット98は、入口部分54の周囲に配置されたタブセット56から係止解除される。その後に、携行式スチーマーハンドル90を保持している間において、利用者は、出口部分92を入口部分54から係合解除し、単純に持ち上げることによって、携行式スチーマー24をキャビティ52から取り外す。
キャッチセット98と連結している押下式ボタンセット96は、信頼性を有している動作機構を形成している。当該動作機構は、蒸気作用装置22に対する取り付け及び取り外しを制御可能である一方、他の付属品の取り付け及び取り外し、並びに携行式スチーマー24に対する取り付けを制御可能とされる。
利用者は、蒸気を利用する機器20を動作させるために、開口部110を通じてタンク82に水を充填する(図3及び図7参照)。ネジキャップ112が、利用者がタンク82の充填を完了させた後にタンク82中の水が開口部110を介した逆流によって流出することを防止するために、タンク82に配設されている。さらに、(開口部110の真下に配置されている)窓114が、利用者がタンク82の水位を識別するために、タンク82に配設されている。
次に、利用者は、電気コード108を電気コンセントに差し込む。電気コード108の一部分は、携行式スチーマーハウジング80に形成されているスロット116によって固定又は捕捉可能とされる(図3参照)。さらに、幾つかの実施例では、電気コード108を利用するか否かは任意とされ、電力は、携行式スチーマーハウジング80内に配設されたバッテリから携行式スチーマー24に供給される場合がある。その後に、利用者は、携行式スチーマー24を動作させ、特定のポンプ速度(例えば低速、中速、高速等)で動作するように機械式ポンプ84を設定する。このために、電子回路88は、様々な蒸気に関する機能を具備しており、利用者が、ユーザーインタフェース102を介してコントローラ100にユーザー入力することによって、特定の蒸気に関する設定が認識される。これに応じて、コントローラ100が、蒸気発生器86に給電し、選択されたポンプ速度でタンク82から蒸気発生器86に水を給送するように、ポンプ84に指令する。
幾つかの実施例では、ユーザーインタフェース102は、制御入力装置としての単一の押しボタンと、視覚的出力を提供するための一連の発光ダイオード(LED)とを含んでいる。当該実施例では、利用者は、単純に押しボタンを押すことによって(例えばボタンを多数回押すことによって)、LEDが(例えば様々な色で発光された出力を介して)所望のポンプ速度を視覚的に示すまで、周期的にポンプ84を様々なポンプ速度に切り替えることができる。同様に、他の制御方式(例えばノブ、多数のボタン、スイッチ等)や他のタイプの光表示器(例えばLCD、ピクセル表示等)であっても利用に適している。
ユーザ入力に応じて、ポンプ84は、タンク82から蒸気発生器86に水を給送する。水の給送速度は、利用者がユーザーインタフェース102を介して入力したポンプ速度の設定に依存する。
この点において、携行式スチーマー24が、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22に取り付けられた場合には、装着モードで動作する一方、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22から取り外された場合には、独立したスチーマーとして非装着モードで動作することに留意すべきである。携行式スチーマー24は、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22に取り付けられているか否かについて、センサ104を介して検知することができる。特に、センサ104は、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22に取り付けられた場合には、第1の値(例えば高電圧)を有している電気的信号を出力する一方、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22から取り外された場合には、第2の値(例えば低電圧又は零電圧)を有している電気的信号を出力する。コントローラ100は、当該電気的信号を受信し、適切なモードで動作する。
幾つかの実施例では、センサ104は、蒸気作用装置22に設けられた磁気源からの磁場又は磁場強度の変化を検出することができる、例えばホール効果センサや磁気スイッチのような非接触式検出装置とされる。このような構成によって、携行式スチーマー24と蒸気作用装置22とが通電している必要性が緩和される。
携行式スチーマー24が蒸気作用装置22に取り付けられ、装着モードで動作する場合には、トリガー94が無効化される。従って、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22に取り付けられている際に利用者がトリガー94を押し込んだ場合であっても、動作が一定に保たれる。むしろ、携行式スチーマー24は、トリガー94の動作を無視し、単に蒸気発生器86が発生させた蒸気を入口部分54(図5参照)に向けて放出し、これによりアプリケータ34に蒸気を送り込むにすぎない。同様に、蒸気発生器86は、ポンプ84から水を受け取り、当該水を蒸気に変換するので、蒸気は、出口部分92を通じて蒸気作用装置22の入口部分54に向かって急速に放出される。
しかしながら、携行式スチーマー24が蒸気作用装置22から取り外され、非装着モードで動作している場合には、トリガー94が有効化される。この場合には、利用者は、トリガー94を押し込むことによって、蒸気を出口部分92を通じて解放することができる。従って、携行式スチーマー24が非装着モードで動作している際には、利用者は、一方の手で携行式スチーマーハンドル90を保持することができ、トリガー94に掛かった当該一方の手の1本の指で蒸気の解放を制御することができる。利用者の指によってトリガー94が動作された場合には、加圧された蒸気が出口部分92に存在する(図6参照)。その後に、利用者は、直接に、又は場合によっては(例えば利用者の他方の手で保持された)蒸気を搬送するための取付部材又は延長部材を通じて、蒸気を表面に作用させることができ、より具体的には、清浄及び/又は蒸気処理(例えば殺菌処理)するために蒸気を表面に吹き付けることができる。
蒸気アプリケータ、導管、及び取付部材の類似品を含む、利用に適した様々な蒸気補助部材は、特許文献7及び特許文献8に開示されており、当該特許文献全体の内容及び示唆が参照により本願に組み込まれている。同様に、利用に適した他の蒸気補助部材は、特許文献9及び特許文献10に開示されており、当該特許文献全体の内容及び示唆が参照により本願に組み込まれている。
振動検知器106は、携行式スチーマー24の動作を検知するように構成及び配置されている。特に、振動検知器106が当該動作を検知した場合には、振動検知器106は、タイマー(例えばコントローラ100内部の内部カウンターやコントローラ100外部の外部カウンター等)を再設定するようにコントローラ100に指令する。タイマーのカウントが、満期を迎えない限り(タイマーが、例えば30秒、1分、2分、5分等のような所定の時間制限に到達しない限り)、携行式スチーマー24は、動作状態を維持しており、コントローラ100は、蒸気発生器86に給電を継続すると同時に、選択されたポンプ速度で動作するようにポンプ84に指令する。しかしながら、振動検知器106が当該動作を検知しなかったことに起因して、タイマーのカウントが満期を迎えた場合には、携行式スチーマー24が自動的に動作停止し、コントローラ100がポンプ84及び蒸気発生器86の動作を停止させる。このような動作によって、所定の休止期間後に携行式スチーマー24は確実に動作停止される。さらなる詳細については、図8〜図10を参照しつつ説明する。
図8〜図10は、様々な実施例における機器20に様々な条件の蒸気を供給するための3つの相違する回路図である。簡単に上述したように、機器20は、スチームモップ46又は携行式スチーマー24の形態をしており、蒸気発生器86と、タンク82と、蒸気発生器86及びポンプ84と連通している機械式ポンプ84とを含んでおり、ポンプ84は、蒸気を発生させるために、水タンク82から蒸気発生器86に水を供給するように構成されている。例えば少なくとも2つの相違するポンプ速度の間で切り替え可能なスイッチ(図8において“SW”が付されたスイッチを参照のこと)のような、ユーザーインタフェース102の制御入力によって制御することによって、機械式ポンプ84がストローク数を切り換え、これに対応する水量が水タンク82から蒸気発生器86に供給される。この場合には、ポンプ速度は既に事前決定されているので、利用者は、スイッチSWを操作することによって、様々な予め設定されたポンプ速度の間で単純に切り換えれることができる。このように条件変更可能な蒸気発生機能は、様々な量の蒸気を発生させ、出口部分92から排出させることができる(図6参照)。
図8では、IC1,IC2、及びIC3は、隣接する構成部品と共に、直流電圧9Vを出力するスイッチング電源を形成している。IC4は、単一の8ビットマイクロプロセッサチップとされる(図6及び図7に表わす電子回路88のコントローラ100も参照)。IC4は、利用者によってユーザーインタフェース102を介して制御され、ポンプ速度(すなわち、特定期間当たりのストローク/動作の数)を制御する。携行式スチーマー24が電源投入されると、スイッチング電源が直流電圧9Vを出力し、当該出力はIC5を介して5Vに降圧される。IC7AST137ホール効果センサは、携行式スチーマー24の携行式スチーマーハウジング80が蒸気作用装置22の本体30に取り付けられているか否かについて、検知するために利用される(図6及び図7に表わすセンサ104も参照)。携行式スチーマーハウジング80が本体30に結合された場合には、その機能は図9に表わす機能に類似している。当該機能については、以下に詳述する。両方のLED(LED1及びLED2)が発光し、LED3,LED4,LED5が消灯される場合がある。IC4のピン10は低電位とされ、Q1は給電されていない(ポンプは機能していない)。
利用者がスイッチSWを押下すなわち動作させると、LED1,LED2、及びLED3は給電され、マイクロプロセッサは、Q1を動作させるためのPWM(パルス幅変調)信号を発生させる。約4.2Vの直流電圧が機械式ポンプ84に供給される(例えば低い蒸気速度)。IC6AST137は、期間内におけるポンプ84の動作回数(例えばポンプのストローク数)を計数するために利用される。任意には、マイクロプロセッサは、当該動作回数を一定に維持するためにPWM信号を調整する場合がある。一の実施例では、スイッチSWを切り替えることによって、以下の機能(例えば停止、低い蒸気速度、中程度の蒸気速度、及び高い蒸気速度)に変更することができる。
下表は、一の実施例における3つの相違する蒸気速度についての動作回数(例えばポンプのストローク数)と始動電圧との関係を表わす。相違する始動電圧が、必要なストローク数又は動作回数に到達するように(例えば72回のストロークを駆動又は到達させるための6.0V)、機械式ポンプ84内においてピストンの速度を駆動する。
Figure 2014510569
一の実施例では、簡単に上述したように、機械式ポンプ84が動作状態になると、内部タイマーが計数を開始する。そして、内部計数が30秒に到達した後に、マイクロプロセッサは機械式ポンプ84を停止させる。任意には、1つ以上の振動センサBZが、感度を高めるために並列に接続されている。幾つかの実施例では、内部タイマーは、マイクロプロセッサがピン15上における電位の変化(例えば高電圧から低電圧への変化、又は低電圧から高電圧への変化)を検出した時にリセットされる。他の実施例では、携行式スチーマー24は、30秒の間に動作が検知されない場合には自動的に動作停止する。例えば、自動停止機能は、ボール形のトリガー機構又はバレル形のボールスイッチを具備している場合がある。当該実施例では、自動停止機能は、清浄機器10の動作を停止させる。一の実施例では、携行式スチーマーハウジング80が本体30から取り外された場合に、スイッチSWの正常動作が自動停止機能と共に無効化される。
幾つかの実施例では、低い蒸気速度、中程度の蒸気速度、及び高い蒸気速度は、1分当たりに発生する蒸気の量に関連している。例えば低い蒸気速度は、17mL/minの蒸気を供給するための20%の負荷サイクルを有しており、中程度の蒸気速度は、24mL/minの蒸気を供給するための50%の負荷サイクルを有しており、高い蒸気速度は、28mL/minの蒸気を供給するための80%の負荷サイクルを有している。10秒のオンオフサイクルにおいて、20%の負荷サイクルは、ユニットが2秒間動作停止した後に8秒間動作することを繰り返すことを意味する。
図9では、IC1,IC2、及びIC3は、隣接する構成部品と共に、直流電圧9Vを出力するスイッチング電源を形成している。IC4は、単一の8ビットマイクロプロセッサチップとされる。IC4は、利用者によってユーザーインタフェース102(図6参照)を介して制御され、ポンプ速度を制御する。携行式スチーマー24が電源投入されると、スイッチング電源が直流電圧9Vを出力し、当該出力はIC5を介して5Vに降圧される。LED1及びLED2の両方が発光し、LED3,LED4,LED5が消灯される場合がある。IC4のピン10は低電位とされ、Q1は給電されていない(例えばポンプは動作していない)。
利用者がスイッチSWを動作させると、LED1,LED2、及びLED3は電源投入され、マイクロプロセッサは、Q1を動作させるためのPWM信号を発生させる。約4.2Vの直流電圧がポンプ84に供給される(例えば低い蒸気速度での運転)。IC6 AST137は、特定期間内におけるポンプ84の動作回数(例えばポンプのストローク数)を計数するために利用される。任意には、マイクロプロセッサは、当該動作回数を一定に維持するためにPWM信号を調整する場合がある。一の実施例では、スイッチSWを切り替えることによって、以下の機能(例えば停止、低い蒸気速度、中程度の蒸気速度、及び高い蒸気速度)に変更することができる。
下表は、一の実施例における3つの相違する蒸気速度についての動作回数(例えばポンプのストローク数)と始動電圧との関係を表わす。相違する始動電圧が、必要なストローク数又は動作回数に到達するように(例えば、6.0Vの始動電圧が72回のストロークを駆動又は到達させるために)、機械式ポンプ84内においてピストンの速度を駆動する。
Figure 2014510569
一の実施例では、機械式ポンプ84が動作状態になると、内部タイマーが計数開始する。そして、内部計数が30秒に到達した後に、マイクロプロセッサは機械式ポンプ84を停止させる。任意には、振動センサBZ1,BZ2が、感度を高めるために並列に接続されている。幾つかの実施例では、内部タイマーは、マイクロプロセッサがピン10上における電位の変化(例えば高電圧から低電圧への変化、又は低電圧から高電圧への変化)を検出した時にリセットされる。他の実施例では、携行式スチーマー24は、30秒の間に動作が検知されない場合には自動的に動作停止する。
図10では、IC1,IC2、及びIC3は、隣接する構成部品と共に、直流電圧5.9Vを出力するスイッチング電源を形成している。IC4は、単一の8ビットマイクロプロセッサチップとされる。IC4は、利用者によってユーザーインタフェース102(図6参照)を介して制御され、ポンプ速度を制御する。携行式スチーマー24が電源投入されると、スイッチング電源が直流電圧5.8Vを出力し、当該出力はR8及びZD1を介して5Vに降圧される。LED1及びLED2の両方が電源投入後に発光し、IC4のピン2が低電圧とされ、IC4は低電位とされ、Q1は給電されていない(ポンプは機能していない)。
利用者がスイッチSWを動作させると、LED1は給電され、LED2は給電停止される。マイクロプロセッサは、Q3を動作させるためのPWM信号を発生させる(0.2msの間オンの状態になり、0.1msの間オフの状態になる)。約4.4V〜約4.5Vの直流電圧が機械式ポンプ84に供給される(例えば低い蒸気速度での運転)。スイッチSWが再び有効になると、LED1は給電停止され、LED2は給電され、マイクロプロセッサは、Q3を有効にするための高い電圧信号を発生させ、約5.7V〜約5.8Vの直流電圧をポンプ84に出力する(例えば高い蒸気速度での運転)。スイッチSWが再び有効になると、マイクロプロセッサは、Q3を無効にするための低い電圧信号を発生する。LEDは、照明表示器を照射し(図6に表わすユーザーインタフェース102のLEDを参照)、ポンプ84が停止する。
様々な他の回路がスチームモップ46のための電子回路を形成するために利用するのに適していることに留意すべきである。このような回路としては、IC、ASIC、利用者書き込み可能グリッド・アレイ(FPGA)、マイクロコントローラ、メモリー、アナログ回路、及びこれらの組み合わせ等が挙げられる。
上述のように、改良された蒸気機器20は、操作性を向上させるための旋回組立体を具備する蒸気作用装置22と、蒸気作用装置22を介して利用するための、及び単独で利用するための携行式スチーマー24とを含んでいる。このような構成に加えて、利用者は、蒸気作用装置22に取り付けられた携行式スチーマー24によって、様々な表面(例えばタイル張りの床、リノリウム、及び堅木張りの床等)を便利に且つ効果的に清浄することができ、蒸気作用装置から取り外された携行式スチーマー24によって、他の表面(例えばカウンターの甲板や壁)を便利に且つ効果的に清浄することができる。
本発明の様々な実施例について特に図示及び説明する一方、当業者であれば、本発明の技術的思想及び技術的範囲から逸脱しない限り、構成上の様々な変更及び詳細を実施可能であることは言うまでもない。
20 機器
22 蒸気作用装置
24 携行式スチーマー
26 矢印
30 本体
32 旋回組立体
34 アプリケータ
36 モップハンドル
40 第1の端部
42 第2の端部
44 中央部分
46 モップ
48 中心軸線
50 表面
52 キャビティ
54 入口部分
56 タブ
60 第1のヒンジセット
62 第2のヒンジセット
64 蒸気流路
66 X方向軸線
68 Z方向軸線
70 チャネル
80 携行式スチーマーハウジング
82 タンク
84 機械式ポンプ
86 蒸気発生器
88 電子回路
90 携行式スチーマーハンドル
92 出口部分
94 トリガー
96 押下式ボタンセット
98 キャッチセット
100 コントローラ
102 ユーザーインタフェース
104 センサ
106 振動検知器
108 電気コード
110 開口部
112 ネジキャップ
114 窓
116 スロット

Claims (15)

  1. 蒸気作用装置と携行式スチーマーとを備えている機器であって、
    前記蒸気作用装置が、
    蒸気を受容するための入口部分を含んでいる本体と、
    前記蒸気を表面に作用させるように構成及び配置されているアプリケータと、
    前記アプリケータ及び前記本体を互いに対して旋回させるように構成及び配置されている旋回組立体と、
    を有しており、
    前記携行式スチーマーが、(i)前記蒸気作用装置に取り付けられるように、及び、(ii)前記蒸気作用装置から取り外されるように構成及び配置されており、
    前記携行式スチーマーが、
    前記蒸気を発生させるように構成及び配置されている蒸気発生器と、
    前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられた場合に、前記蒸気作用装置の前記本体の前記入口部分に接続するように構成及び配置されている出口部分であって、前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられた場合に、前記蒸気発生器から前記蒸気作用装置の前記本体の前記入口部分に前記蒸気を供給するように構成及び配置されている、前記出口部分と、
    を有していることを特徴とする機器。
  2. 前記蒸気作用装置が、モップハンドルを有しており、
    前記本体の第1の端部が、前記モップハンドルに接続されており、
    前記本体の第2の端部が、前記旋回組立体に接続されており、
    前記モップハンドルと前記本体と前記旋回組立体と前記アプリケータとが、略直列に配置されていることによってモップを形成しており、
    利用者が、前記モップハンドルを保持した場合に、前記アプリケータによって前記表面を拭き取ることができることを特徴とする請求項1に記載の機器。
  3. 前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられた場合に、前記本体が、前記携行式スチーマーを装着するためのキャビティを形成していることを特徴とする請求項2に記載の機器。
  4. 前記蒸気発生器が、水を保持するためのタンクを有しており、
    前記携行式スチーマーが前記キャビティ内に装着された場合に、前記蒸気発生器の前記出口部分と前記蒸気作用装置の前記入口部分とが、前記モップハンドルと前記タンクとの間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の機器。
  5. 前記モップハンドルと前記旋回組立体とが、前記モップの中心軸線を形成しており、
    前記本体が、C字状に形成されており、
    前記モップの前記中心軸線が、前記本体に形成された前記キャビティを通過していることを特徴とする請求項3に記載の機器。
  6. 前記旋回組立体が、
    利用者が前記アプリケータによって前記表面を拭き取る場合に、前記モップハンドルの高さを調整するための第1のヒンジセットと、
    利用者が前記アプリケータによって前記表面を拭き取る場合に、前記アプリケータの左右方向の偏向角を調整するための第2のヒンジセットと、
    を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の機器。
  7. 前記第1のヒンジセットが、第1の回動軸線を形成しており、
    前記第2のヒンジセットが、第2の回動軸線を形成しており、
    前記第1の回動軸線が、前記第2の回動軸線に対して略直角に配置されており、これにより、利用者が、前記アプリケータによって前記表面を拭き取るために、前記モップハンドルを前後に移動させると同時に前記アプリケータを回転させることができることを特徴とする請求項6に記載の機器。
  8. 前記携行式スチーマーが、前記蒸気発生器及び前記出口部分に結合されている携行式スチーマーハンドルを有しており、
    前記携行式スチーマーが、前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置から取り外された場合に、前記モップハンドルと前記本体と前記旋回組立体と前記アプリケータとから成る前記モップから独立した状態で前記蒸気発生器から前記蒸気を供給するために、利用者によって保持されるように構成及び配置されていることを特徴とする請求項2に記載の機器。
  9. 前記携行式スチーマーが、電気的信号を供給するように構成及び配置されているセンサを有しており、
    前記電気的信号が、前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられた場合に生じる第1の値と、前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置から取り外された場合に生じる、前記第1の値とは異なる第2の値とを有していることを特徴とする請求項8に記載の機器。
  10. 前記携行式スチーマーが、前記携行式スチーマーハンドルに沿って配置されているトリガーを有しており、
    前記トリガーの位置が、(i)前記電気的信号が前記第1の値を有している場合には、前記蒸気発生器によって無視され、(ii)前記電気的信号が前記第2の値を有している場合には、前記蒸気発生器から前記出口部分を通じて前記蒸気を放出するように制御されることを特徴とする請求項9に記載の機器。
  11. 前記センサが、前記蒸気作用装置と通電していない場合に前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられているのか否かについて検出可能なホール効果センサとされることを特徴とする請求項10に記載の機器。
  12. 前記携行式スチーマーが、前記携行式スチーマーが前記蒸気作用装置に取り付けられている場合に前記携行式スチーマーを前記蒸気作用装置からロック解除することを制御するための、押下式ボタンセットを有していることを特徴とする請求項8に記載の機器。
  13. 前記携行式スチーマーの前記蒸気発生器が、
    様々なポンプ速度で選択的に前記蒸気を供給するように構成及び配置されている電動ポンプと、
    ユーザー入力を受信し、前記ユーザー入力に応答して、前記様々なポンプ速度のうち一のポンプ速度を選択するように構成及び配置されているユーザーインタフェースと、
    を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の機器。
  14. 前記ユーザーインタフェースが、様々な発光出力を供給するように構成及び配置されており、
    前記様々なポンプ速度が、前記ユーザー入力を介して、前記様々な発光出力に基づいて選択されることを特徴とする請求項13に記載の機器。
  15. 前記携行式スチーマーの前記蒸気発生器が、
    前記携行式スチーマーの動作を検知するように構成及び配置されている振動検知器と、
    前記振動検知器に接続されているコントローラと、
    を含んでおり、
    前記コントローラが、(i)前記振動検知器によって検知された前記携行式スチーマーの動作それぞれに応答して、タイマーをリセットするように、及び、(ii)前記タイマーが所定の期限に到達した場合に、前記蒸気発生器の通電状態を解除するように構成及び配置されていることを特徴とする請求項13に記載の機器。
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