JP2014510259A - 可撓性複合材料の非破壊試験 - Google Patents

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Abstract

強化された可撓性複合材料の内部異常を試験するための方法であって、剛体の支持構造物に可撓性複合材料を配置し、所定の重さのタッパを用いて複合材料をタッピングし、タップの衝撃の継続時間を表す値を測定し、および/または、複合材料の部分的な剛性を表す値を算出することを含む方法。複合材料は引張コード強化材を有する動力伝達ベルトまたは動力伝達ベルトの一部でもよい。この方法は、例えば注型ポリウレタンの歯付きベルトにおいて、エラストマの引張コードへの浸透度を比較するために有用である。

Description

関連出願の相互参照
この出願は2010年12月17日に出願された米国仮特許出願第61/424,449号の利益を主張する。
この発明は概略的に可撓性複合材料の物品に対する非破壊試験方法に関し、より詳細には強化されたゴム物品におけるコード浸透の試験方法に関し、そして具体的にはポリウレタンの動力伝達ベルトにおけるコード浸透の試験に関する。
多数の非破壊試験方法が剛体の複合材料および金属の構造物に対して公知である。このような方法の例は超音波、渦電流、音響特性の使用を含む。複合材料や金属の構造物は大抵、それらをタッピングし、そのタップの音における差を聞くことにより、内部の欠陥に関して試験され得る。いわゆるコインタップ試験または単純に、「タップ試験」は、ハニカム複合材料、航空機、宇宙構造物、ビル等を含む、剛体の材料の様々なタイプの構造物に適用されている。タップ試験は、このような剛体の構造物における層間剥離、圧壊または欠落した内部支持構造物、剥離等を見つけるために使用されてもよい。タップ試験システムは、訓練された耳を有する人による手動タッピングから音または衝撃の電子解析を用いた自動化されたタッパまで幅がある。
スウ(Hsu)らの米国特許第6,327,921号明細書は、非破壊で、タップ試験の、検査システムを示し、そのシステムは複数の構造的な剛性測定量の画像ベースの表示を提供し、各剛性測定量は、航空機の構造物と複合材料と金属のハニカム構造物に対して有用な「タップ」に対する衝撃の継続時間の計測量から計算される。タップ試験システムの別の例はミツハシらの米国特許第5,048,320号明細書とエバンス(Evans)らの米国特許第4,519,245号明細書に開示される。
タイヤ、動力伝達ベルトおよびホースのような可撓性複合材料の物品は、空洞、層間剥離などのような内部欠陥を有する可能性がある。キノシタらの米国特許第5,891,561号明細書は、ゴムの動力伝達ベルトにおけるアラミドの負荷支持コードまたは他の繊維の使用を示す。その特許明細書によれば、コードをレゾルシノール−ホルムアルデヒド−ラテックス(「RFL」)で処理する時に、もし処理後の空洞の割合が1.5%より大きい場合、その空洞が比較的大きくなり、コード内のフィラメント間の結合が低下し、ほつれの問題が大きな影響を与えるようになる。空洞の割合を測定するために提案されている方法は、正確な面積の測定を可能にするために電子顕微鏡を用いてコードの横断面を拡大することである。
ナットソン(Knutson)らの米国特許第5,807,194号明細書は、注型ポリウレタンの本体を有するベルトのためのコード開発の履歴を示し、様々な処理によるコード浸透または使用されるベルト材料の重要性を強調する。主要な関心のある炭素コードに対して、ナットソンらはコード浸透を測定するための破壊試験を提案している。その特許明細書によれば、コードが注型の間に取得するベルト材料の量は、ある長さの未加工のコードの重量を測定し、その重量を完成したベルトから除去されたコードと比較し、その重量差を測定することにより測定され得る。この方法では、コード体積mmあたりのmgでコードのベルト材料取得がコード長さの1mm毎に測定され得る。実際にはこの試験はコードの拡大された横断面を観察することにより裏付けられてもよい。
コードの重量測定と横断面解析の両方とも破壊試験である。
本発明は、可撓性複合材料の物品に対する非破壊試験方法を提供するシステムと方法に向けられ、その試験方法はタイヤ、ホース、およびベルトのような強化されたゴム物品におけるコード浸透を試験するのに有用である。本発明は、炭素繊維により強化された、ポリウレタンの、動力伝達ベルトにおけるコード浸透を試験するのに有用である。
本発明は、強化された可撓性複合材料の内における、またはそれらの間における内部の異常、または差異を試験する方法に向けられ、その方法は、例えば可撓性複合材料を剛体の支持構造物に配置することによりそれを支持し、所定の重さのタッパを用いて複合材料をタッピングし、タップの衝撃の継続時間を表す値を測定し、および/または、複合材料の部分的な剛性を表す値を算出するステップを含む。複合材料は引張コードの強化材を有する動力伝達ベルトまたは動力伝達ベルトの一部でもよい。複合材料はベルトのスラブまたはスラブの一部でもよい。支持構造物は型、プーリまたは平板でもよく、ベルト形状に嵌合するための突起を有してもよい。この方法は、例えば注型ポリウレタンの歯付きベルトにおいて、エラストマの引張コードへの浸透度を比較するのに有用である。
様々な実施形態において、タッパは機器を備えた加速度計のハンマまたは振り子でもよく、それらは手動で作動されてもよく、または自動化されてもよい。衝撃の継続時間はコンピュータにより評価されてもよい。測定はある面積以上を要し、グラフィカル表示が生成されてもよい。物品は応力がかけられた状態で保持されてもよく、または実質的に無応力状態で支持されてもよい。
前述のものは、後述する本発明の詳細な説明がよりよく理解され得るように、本発明の特徴と技術的効果の要点をかなり大雑把に述べている。本発明の追加的な特徴と効果は以下に示され、本発明の特許請求の範囲の発明の主題を形成する。その構想と開示された具体的な実施形態が、本発明と同じ目的を実行するために他の構造物を修正または設計する基礎として容易に利用され得ることは当業者によって認識されるはずである。これと同等の構造物が添付の特許請求の範囲で説明されるような本発明の範囲から逸脱しないことも当業者によって明確に理解されるはずである。本発明に特有であると思われる今までにない特徴は、その機構と作動方法の両方に関して、さらなる目的と効果とともに、添付図面に関連して考慮されるときに以下の説明からよりよく理解される。しかしながら、各図面が、実例と説明のみの目的で提供され、本発明における限定の定義として意図されないことは明確に理解されるはずである。
同じ符号が同じ部分を示す明細書に組み込まれその一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を示し、説明とともに本発明の原理を説明するために用いられる。図面において:
本発明の実施形態により準備される試験サンプルと試験を示す。
本発明の別の実施形態により準備される試験サンプルと試験を示す。
本発明の別の実施形態により準備される試験サンプルと試験を示す。;そして
本発明の実施形態により試験されるベルトの横断面表示である。
可撓性複合材料は、タイヤ、ベルト、ホース、空気バネ、ダイヤフラムなどのような、様々に積層され、または繊維強化されたエラストマの物品を含む。様々な内部の製造における異常および/または欠陥がこのような物品では起こり得て、それは空洞、層間剥離、異物または同種のものを含む。内部欠陥は、層間剥離、しわまたは疲労領域、繊維破損、または同種のもののように、点検の間にも発生し得る。可撓性複合材料における内部の欠陥または異常を確認するための従来の方法は、破壊試験によるもの、すなわち複合材料を切断し、大抵、拡大して視覚的にそれを観察することによる。発明者らは、タップ試験が、従来破壊試験の方法によってのみ解明できると知られていた複合材料の構造物における微妙な異常を明らかにすることが可能であることを発見した。タップ試験は、問題のサンプルを、先端が備え付けられた加速度計でタッピングすることを含む。試験されるサンプルのために適切ならば、先端の材料や先端の形状はどのようなものが使用されてもよい。タップからの加速度計の出力信号は衝撃過程の力−時間履歴を表す電圧パルスである。電圧パルスの後には、出力電圧がわずかに負になり、そしてゼロに向かって回復する微小なアンダーシュートが続いてもよい。試験されている物品の異なる領域からの電圧パルスにおける差は内部構造物の差異を示すことができる。パルス差は電圧パルスの大きさと幅の両方を含んでもよい。同様に異なる物品からの衝撃パルスにおける差は、物品間の内部構造物の差異を示すことができる。
本発明の実施形態によれば、可撓性複合材料は好ましくは調整された重さすなわち力を用いてタップされてもよく、そしてその音は好ましくは電子回路を使用して解析されてもよい。好ましい試験方法では、可撓性複合材料が圧電の加速度計をタッピングの重さとして用いてタップされ、そして電子回路がその重さとサンプルの接触時間を計測する。その接触時間、τ(通常は数百マイクロ秒である)が部分的なバネ剛性k(メガニュートン/メータで表される)に変換され、可撓性複合材料の機械的状態の計測用に使用され得る。単純なバネモデルはτ=π√m/k、ここでmはタッパの質量である、という関係を生じさせる。接触時間の測定を用いる効果は、それがタッパの材料特性、半径および速度のような様々な測定変動に対する感度が低いことである。このような変動は全て、パルスの大きさに対してより大きな影響を有する可能性がある。実際の接触時間の代わりに、接触時間を表す値が使用されてもよい。同様に、剛性の代わりに剛性を表す値が使用され、結果として相対的な測定となってもよい。未知の試料を、管理された、または既知のサンプルと単に比較するだけで所定の試験の適用に対して、大抵は十分である。その比較は衝撃の継続時間や接触時間や剛性のような導出された値や剛性を表す値を含んでもよい。
スウ(Hsu)らの米国特許第6,327,921号明細書は、その内容が参照により本明細書に組み込まれており、典型的な非破壊のタップ試験の、検査システムを示し、そのシステムは複数の構造的な剛性測定量の画像ベースの表示を提供し、各剛性測定量は、「タップ」に対する衝撃の継続時間の計測量から計算される。剛体の構造物におけるタップ試験の従来の使用において、タップ音が、内部の構造的な損傷を有する領域では、良好な領域に比べて「より鈍い」と考えられる。この鈍い音は、衝撃またはタップに対する、より大きなパルス幅に対応する。ゴムや他のエラストマのような材料は、当然、剛体の構造材料よりはるかに減衰し、これにより何らかの内部の損傷または構造的な異常があってもなくても「鈍い」音を発生するため、可撓性複合材料はタップ試験の良好な対象であると期待されないと思われる。内部損傷もまた、可撓性複合材料では、剛体の構造物においてタッピングにより試験される一般的な損傷よりもはるかに微妙である可能性がある。剛体の構造物におけるタッピングは例えば、壁の中のスタッドや、圧壊されたハニカム構造物や、欠落した機構を見つけることができる。可撓性の物品について、誰かが、小さな空洞や含有物、または強化部品の材料特性における小さな異常を見つけることに興味を持つ可能性がある。
自己支持構造物や剛体の物品に対するタップ試験の従来の適用とは違い、可撓性複合材料の試験は、可撓性複合材料がある種のホルダに静止して保持されるか、または試験のための支持構造物に取り付けられて最も良好に実行される。タップされる領域に応力を働かせる方法で可撓性複合材料を保持することも好ましい。可撓性複合材料に応力を働かせる一つの適切な方法は屈曲によるものである。別の方法はそれを引っ張ることによるものである。可撓性複合材料のための適切なホルダは当業者により容易に適合または設計され得る。一例として、普通の万力が多くのタイプの可撓性物品を応力がかけられた状態に保持するために使用されてもよい。好ましい実施形態では、歯付きベルトが、タップされる領域の下に剛体の支持を有し無応力状態で保持される。このように、試験領域は打たれる時にタッパと剛体の支持の間に入れられる。このことは全体として複合材料の無用の振動を最小化し、材料の内部における振動応答を強調すると思われる。
図1は動力伝達ベルトの一部分に適用される本発明によるタップ試験を示す。図1では、先端15を有し装置を備えた加速度計ハンマ11を用いたタッピングのために、ベルト10は万力18に保持される。ベルト10は同期運動制御や動力伝達のための歯14を有するエラストマのベルト本体12を含む。ベルト10は埋め込まれた引張コード16と歯カバー17により強化される。ベルトサンプルは万力内で屈曲やアーチ状になることにより応力がかけられた状態にある。
図2は動力伝達ベルトの一部分に適用される本発明によるタップ試験を示す。図2では、ベルト10は装置を備えた加速度計ハンマ11を用いたタッピングのために万力28に保持される。ベルト10は同期運動制御や動力伝達のための歯14を有するエラストマのベルト本体12を含む。歯14はランド領域24と交互に現れる。万力28は、少なくとも1つのランド領域24を支持する少なくとも1つの突起26を有する支持板22を含む。ベルトは、支持されるランド領域の上の裏面におけるタッピングにより試験されてもよい。この場合もやはりベルト10は埋め込まれた引張コード16と歯カバー17を用いて強化される。この試験では、ベルトサンプルは自然な無応力状態である。ここで留意すべきは、無応力が、円筒形状の型で形作られたことがもたらす、ベルト10のこの部分におけるいくらかの屈曲を含む、ということである。
図3は動力伝達ベルトの一部分に適用される本発明による別のタップ試験を示す。図3では、ベルト10は装置を備えた加速度計振り子31を用いたタッピングのために支持板32における1対のクランプ38に保持される。歯14はランド領域24と交互に現れる。支持板32は多数のランド領域24を支持する多数の突起36を含む。ベルトは、支持されるランド領域の上の裏面におけるタッピングにより試験されてもよい。振り子31は、タッピング力における差異が最小になることを確実にし、そして要求される回数の繰り返しタップを引き起こすように自動制御されてもよい。この試験配置では、ベルトは実質的に無応力状態で保持される。前述のモールド成型された屈曲を平らにすることによりベルトにわずかな応力がかけられる。
本発明の方法の実際の適用を説明するために、タップ試験が、炭素繊維強化で、注型ポリウレタンの、同期ベルトにおけるコードの浸透レベルを詳しく調べるために適用された。このようなベルトは例えばナットソン(Knutson)らの米国特許第5,807,194号明細書に説明されている。ナットソンの特許明細書は、注型ウレタンのベルト材料のベルト本体と、本体から形成され、あるピッチで離間したベルトの歯と、ベルトの歯の周囲の表面に沿って配置される耐摩耗性の布補強材と、ベルト本体に埋め込まれた螺旋状のコードの引張部材とを有する同期伝動ベルトを示す。ここで試験された特定のベルトは14mmのピッチと54k炭素繊維引張コードを有した。2つのベルトが製造され、1つはウレタンのコード内への基本的に完全な(99%として示される)浸透を有し、1つはウレタンのコード内への約60%の浸透を示す。これらの浸透値は、ベルトを分割し、その部分を樹脂の中に埋め込み、埋め込まれた部分を磨き、光学検査により浸透された面積の割合を測定することにより測定された。当然、この従来の破壊試験の目的のため、ベルトは多数の部分に切断される必要があった。図4は、エラストマの本体12に埋め込まれたコード16の3つの切断部を含み、コードが歯カバー17に近い、2つの歯14の間のランド領域24で分割されるようなベルトの部分横断面を説明する。図4では、示された3つのコードの部分は、注型ウレタンの炭素繊維束への浸透の3つの異なる程度の見本である。コード46はポリウレタンにより実質的に完全に浸透される。コード44はコードの中心付近に浸透のない小さな領域を有し、またコード42は浸透のない大きな領域を有する。3つのこのようなコードが一般的に同一のベルトに隣り合って存在することが必要でないことは理解されるはずである。より一般的には、ベルトの大部分、またはベルト全体が1つの特有の浸透度合いを一貫して示す可能性がある。交互に、同一の製造すなわちスラブから生じるあるシリーズの複数のベルトにわたって浸透の変化の度合いが存在する可能性があり、または浸透を変化させるより小さな領域がある可能性がある。このように、浸透の差のために大きな領域を迅速に試験する方法は効果的であると思われる。同様に、図4はエラストマ複合材料の物品の繊維強化材における空洞や層間剥離の見本で、コード42がより大きな空洞を表し、コード44がより小さな空洞を表すことも可能である。本発明の方法は、このようなエラストマ複合材料の比較されるサンプルにおけるこのような様々な内部の異常を確認または定量化するために適用できると思われる。
タップ試験として、航空宇宙産業のためにアイオワ州立大学により開発され、商業化のためにアドバンスト・ストラクチャラル・イメージング社(ASI)にライセンスを供与された、いわゆるCATT(コンピュータ支援タップ試験機)が選択された。それはタッピングの重さとして圧電の加速度計を用い、電子回路でその重さとサンプルの接触時間を計測する。その接触時間、τ(通常は数百マイクロ秒である)が部分的なバネ剛性、k(メガニュートン/メータで表される)に変換され得る。この試験は航空宇宙産業の構造物の機械的状態の計測として使用されている。試験は所定の面積以上で繰り返されることが可能で、その結果は表示装置にグラフィカルにマッピングされる。装置を備えたタッピングの重さは、初めは単純に特定の高さからサンプル上に落下させられた。さらなる試験で、振り子が衝撃の位置と衝撃の力をより良好に制御するために使用された。振り子は手動または自動でもよい。自動振り子は衝撃の頻度の制御を可能にし、これは制御を改善し、またタッピングの重さの複数の衝撃すなわちバウンドからエラーを防止する可能性がある。
第1シリーズの試験では、合計6つのサンプルがCATTを使用して試験された。サンプルは、それぞれ140mmの長さと20mmの幅がある上記駆動ベルトの部分であった。このベルトの部分は内側表面上に10の大きな歯と外側表面上に多くの小さな歯を有していた。ベルト本体は注型ポリウレタンであり、引張コードは炭素繊維であった。3つのサンプルは、破壊試験により、注型ポリウレタンによるコード束の99%の浸透を有すると測定され、また3つのサンプルは60%だけ浸透していることが見出された。サンプルを保持するために、サンプルは図1に示されるようにアーチ形に屈曲した状態で与圧をかけられ、タップが加速度計を用いてそのアーチ形の頂点またはその付近になされた。各サンプルは20から30回タップされ、接触時間が平均化された。各接触時間は剛性に変換され、その値もまた平均化された。6つのサンプルの試験結果は表1にまとめられている。
60%の浸透を有する3つのベルトは注目に値する整合性を示した。すなわちそれらの平均のτ値はそれぞれ786、798、および799だった。剛性では、それらはそれぞれ0.233、0.230、および0.238MN/mだった。99%の浸透を有する3つのベルトの結果は、2つのベルトが相互に非常に近く(596μsと598μsおよび0.399MN/m)、3つ目はわずかに小さな剛性であった(649μsおよび0.342MN/m)。それでも、99%と60%の浸透ベルト間の区別はまだ明確であり、2つのグループのベルトにおける分散したデータ間で重なりはなかった。このように、タップ試験はコード浸透度の高いベルトと適度なベルトを区別することが可能であることが示された。
Figure 2014510259
第2シリーズの試験では、4つの異なるコード浸透レベル(60%、86%、93〜95%、99%)毎に3つのサンプルが第1シリーズのようにCATTを使用して試験された。この場合もやはり、サンプルは図1に示されるようにアーチ形に屈曲した状態で与圧をかけられ、タップが加速度計を用いてそのアーチ形の頂点になされた。各サンプルは20から30回タップされ、接触時間が平均化された。各接触時間は剛性に変換され、その値もまた平均化された。12サンプルの試験結果は表2にまとめられている。この試験が86%と93〜95%の浸透サンプル間の差を決定づけないことが見出された。アーチ長さの変更もタッパ力の変更もその決定づけを改善しなかった。
次に第2シリーズの試験は、ベルトを屈曲しない、すなわちベルトに応力をかけないでランド領域を支持する、図2に示されるような異なるホルダを使用して86%と93〜95%の浸透サンプルにおいて繰り返された。サンプルは支持されるランド領域の上のベルト裏面においてタップされた。各サンプルは20から30回タップされ、接触時間が平均化された。各接触時間は剛性に変換され、その値はこの場合もやはり平均化された。第2のホルダにおける6つのサンプルの試験結果もまた表2にまとめられている。93〜95%のサンプルに対して測定された接触時間、特にベルト3は、他のベルトとの整合性がなかった。これは、そのベルトの光学分析と整合性があり、その分析はコードからコードへの変動を示した(ほとんどのサンプルがベルト内のコードからコードへより高い整合性があるのに対して)。
Figure 2014510259
測定の整合性を改善するために、振り子のタッパが落下させられる重さのかわりに使用された。振り子が打つ位置はより再生可能な方法で制御されることが可能で、その高さは正確に制御されることが可能で、打つ頻度も同様に制御されることが可能である。試験は次に、自動振り子タッパと図3に示されたサンプルホルダを使用して86%と93〜95%の浸透サンプルにおいて繰り返された。結果は表2に示される。この試験は86%と93〜95%の浸透サンプル間の最も良好な区別を生じさせた。ここで留意すべきは、接触時間の絶対的な値が、利用されたホルダ配置のタイプに依存するということである。図3の配置は20から30の繰り返しタップに対する最小の変動すなわち標準偏差を有した。ここで留意すべきは、93〜95%の浸透を有するベルト3はこの場合もやはり他と異なるということで突出しているということである。これは上記のようにベルト内のコードからコードへの変動によると思われる。
適切なホルダを使用して、損傷のない無端ベルトが同様にベルトを破壊することなく試験され得ることが理解されるはずである。この試験はサンプルの全体の幅と長さの特性を示すために複数の位置に拡大され得る。このように、CATTの十分な機能が使用されることで、供試の物品の応答をマッピングし、異なる応答の領域を示すことが可能である。支持されたベルトが小さな異常の最良の区別を可能とするという事実の特に有用な結果は、歯付きベルトが、支持としてプーリやスプロケットを使用した駆動装置上で試験され得るということである。このように、ベルトは、駆動装置から除去されることなく、その寿命のどの段階でも本来の場所で内部の変化、損傷または欠陥のために試験され得る。別の例として、大きな円筒状のスラブすなわち筒として最初に製造されるベルトが、そのスラブを金型治工具から除去する前か後に、内部の異常のために迅速にマッピングされてもよい。ベルトのスラブが製造される治工具は試験のために必要な支持を提供し得る。試験は、切断、研磨、ラベル付けのような様々な費用のかかる仕上げ作業の前に実行されることが可能で、すなわち、試験は工程の要望通りの時点で実行されることが可能である。試験が特別なサンプルの準備、調整または同種のものを必要としないので、試験は工程のあらゆる場所に容易に特定され得る。例えば、ベルト切断において、スラブが、そのスラブ上におけるタップ試験を利用するための支持をこの場合もやはり提供する型に取り付けられてもよい。
同様に、タイヤおよびホースのような他の可撓性複合材料の物品が、適切な支持ホルダと機器を備えたタッパを使用して内部の異常を探索または確認するために、試験され、および/または、比較され得ることが想定される。
本発明とその効果が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲により定義されるような本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、置換、および修正がここになされ得ることが理解されるはずである。さらに、本願の範囲は、明細書に説明された工程、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることを意図されていない。当業者が本発明の開示から容易に認識するので、ここに説明された対応する実施形態と実質的に同一の機能を実行するかまたは実質的に同一の結果を達成する、現存のまたは後に開発される工程、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップが、本発明に従って利用されてもよい。したがって、添付された特許請求の範囲は、このような工程、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップをその範囲内に含むように意図されている。ここに開示された発明は、ここに具体的に開示されていないいずれかの要素が欠如した状態で適切に実行されてもよい。

Claims (15)

  1. 可撓性複合材料の物品内の内部構造物における異常や、可撓性複合材料の物品間の内部構造物における差を試験する方法であって、
    固定された位置に可撓性複合材料の物品を取り付け、
    前記物品をタッピングし、
    前記タッピングの衝撃の継続時間を測定し、
    前記衝撃の継続時間を参照値と比較する
    方法。
  2. さらに、前記比較において使用される前記衝撃の継続時間から前記物品の部分的な剛性を表す値を算出する請求項1の方法。
  3. 前記比較がエラストマ母材材料の強化繊維構造物への浸透における差を示す請求項1の方法。
  4. 前記複合材料の物品がベルトに埋め込まれた引張コードで強化された動力伝達ベルトである請求項1の方法。
  5. 前記取り付けが前記物品に与圧をかけることを含む請求項1の方法。
  6. 前記応力が屈曲応力である請求項1の方法。
  7. 前記取り付けが、実質的に無応力状態の支持のために、試験される前記物品の部分を剛体の支持構造物上に配置することを含む請求項1の方法。
  8. 可撓性複合材料の物品を剛体の支持構造物上に配置し、
    前記複合材料を所定の重さのタッパを用いてタッピングし、
    前記タッピングの衝撃の継続時間を表す値を測定する
    方法。
  9. さらに、前記複合材料の部分的な剛性を表す値を算出する請求項8の方法。
  10. 前記タッパが加速度計を備える請求項8の方法。
  11. さらに、所定の面積以上の様々な点で前記タッピングを繰り返し、その面積以上の剛性のグラフィカルな表示を生じさせる請求項8の方法。
  12. 前記可撓性複合材料の物品が動力伝達ベルトまたは動力伝達ベルトの一部である請求項8の方法。
  13. 前記支持構造物がプーリである請求項12の方法。
  14. 前記可撓性複合材料の物品がベルトのスラブまたはスラブの一部である請求項8の方法。
  15. 前記可撓性複合材料が歯付き動力伝達ベルトであり、前記支持構造物が2つのベルトの歯の間のランド領域における支持を提供し、前記タッピングが前記支持されたランド領域上に向けられる請求項8の方法。
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