JP2014506669A - センサ用ヒータ、加熱される放射センサ及び放射検知方法 - Google Patents

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Abstract

センサ(10)用のヒータ(15)は、基板(20)と、基板(20)上の導電性の加熱構造(21)と、加熱構造(21)をセンサ(10)の1つ以上の外側端子(14)に電気的に接続させるための1つ以上の接続部(28)と、を備える。基板(20)は、剛体の基板であり、セラミックス、好ましくはアルミナセラミックスを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、独立請求項の前文に記載のセンサ用ヒータ、加熱されるセンサ及び放射検知方法に関する。
放射センサは、放射を電気信号に変換するセンサである。この変換は、多くの場合、直接的ではなく、入射放射が吸収により上昇する温度へと変換され、この温度すなわちその結果としての温度変化が、電気信号を引き起こすという点で間接的である。従って、当然のことながら、入射放射の強度が比較的低いため、温度変化もまた比較的弱く、そのため信号も比較的弱い。入射放射(検出対象の放射)は、主に波長が800nmを超える赤外放射であり得る。
このようなセンサに対して、これまで、入射放射により生成される中間温度信号に重畳される熱雑音の影響を最小限に抑えるために大きな労力が費やされてきた。熱雑音を最小限に抑える第1のステップは、中間温度信号が熱接地(thermal ground)に短絡することを避けるために、放射感受性の高い部分を自然環境から可能な限り隔離することである。従って、放射センサの感知部分は、通常、フレーム状の基板によりに支持された、熱質量をほとんど持たない薄膜上に保持される。基板は、比較的高い熱質量を有し、熱接地とみなされ得る。そして、感知部分は、基板から離れた膜上に位置付けられ得る。
サーモパイルは冷接点及び温接点を有しており、入射放射は、この入射放射によって温接点と冷接点との間に生成される温度差によって検出される。入射放射は、温接点が周囲温度以上に加熱されるように、温接点に向けて誘導される一方、冷接点は、周囲温度に維持され、入射放射を受光しないことにより、検出に必要な温度差が生じ得る。サーモパイルセンサでは、冷接点は、温度を周囲温度に維持するために、熱接地としての基板に熱的に接続されることが多い。しかしながら、温接点は、通常、基板やフレームから離れた膜によってのみ保持される。膜は薄いため、その質量はほぼゼロであり、その熱容量は無視され得る。そして、周囲ガスや周囲空気を除き、感知部分は、高熱容量を有する自然環境との直接接触から切り離されている。これにより、特にセンサが熱平衡状態(一定かつ等しい周囲温度)にある場合に、放射センサを熱的に安定させるという第1の成果が収められる。
しかしながら、センサの周囲温度は変化することがあるため、熱平衡状態が常に得られるわけではない。使用中、放射センサの周囲温度は、しばしば急速に変化する。例えば、空調用途において、センサのそばを通過する空気流は、例えば、指令値が変化すると、例えば17℃から27℃へとその温度がおよそ即座に変化する。周囲温度が変化すると、再び熱平衡状態に達するまでに、センサ素子自体の内部温度もまた変化することになる。周囲温度が変化することで、センサの外側から内側に至る温度変化が引き起こされる。すると、周囲空気や周囲ガスの循環による及び膜を通じた熱伝導もやはり、熱雑音の認識可能な原因となるが、これは、特にサーモパイルセンサにおいて、温度変化が温接点及び冷接点に異なる時点で到達することにより、検出対象の放射によってではなく、温度変化が温接点及び冷接点に到達する際の時間差によって温度差が生成される場合に言える。熱平衡状態に到達するまでの間、測定結果は、再びある程度不確かになり得る。
この影響を最小限に抑えるために、サポートや基板から離れた膜上にサーモパイルの冷接点も配置することで、温接点及び冷接点の周囲との熱的結合をある程度等しくするように作用するため、温接点及び冷接点に到達する周囲温度の変化の時間差は小さくなる。
周囲温度の変化の影響をさらに小さくするために、所定の方法でセンサを動的に予加熱(プレヒート)することにより、周囲温度の変化がセンサ出力信号に与える影響を小さくすることが示されている。図7a及び図7bは、センサ加熱の従来技術からの引用である。
図7aは、米国特許第6626835号の図面を示している。この文献の図1は、ケーシング72に収容されて放射透過窓部79に直接取り付けられたセンサ素子71を示す。窓部79とケーシング72との間の接続部には加熱素子73が設けられている。同文献の図5は、ケーシング底部72の一表面上に設けられたセンサ素子20を示し、ケーシング底部72の他方の表面上には加熱素子73が設けられている。
図7bは、国際出願第PCT/US2009/061842号の図面を示している。この文献の図3は、熱遮蔽体75に取り付けられた加熱抵抗体73を示しており、熱遮蔽体はセンサを収容する。同文献の図7は、熱遮蔽体75内に収容された放射センサを示しており、加熱素子73がセンサ72と熱的に結合されている。
公知のセンサ加熱構造の欠点は、ヒータと、センサのその他の構造物との機械的な及び/又は電気的な及び/又は熱的な結合の難しさにある。それに加えて、加熱されたセンサを使用する公知の方法は相対的に高いエネルギを消費し、このことは、電池により電力が供給されるデバイスにおいては特に不利である。
好ましくは、本発明は、加熱対象のセンサに、機械的、電気的及び熱的に容易に接続可能なヒータを提供する。さらに好ましくは、本発明は、容易に取り付け可能なヒータを有するセンサを提供し、さらに任意で、消費電力を抑えた加熱されたセンサを使用した検知方法を提供する。
好ましくは、これらの目標は、独立請求項の特徴により達成される。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態に関連する。
第1の態様において、本発明は、ある種のキャリア又は基板によってある形状に保持される抵抗性の電気加熱構造を備えたヒータを提供し、このヒータは、加熱構造をセンサの外側端子に電気的に接続するための接続部を有する。このような構成では、ヒータを、加熱対象のセンサに機械的にも電気的にも熱的にも容易に結合させることができる。
ヒータは、板状であり得る剛体の基板を備えることができ、剛体の基板上には加熱構造が形成される。ヒータは、センサの最終組み立て前又は最終組み立て後に、別途センサに取り付け可能な独立したデバイスであってよい。ヒータ基板は、少なくとも一面において、ヒータが装備されるセンサの表面に適合する形状を示し得る。
ヒータ基板は、外部のセンサ端子の少なくとも1つとの直接的な電気接触を確立することができるように、外部のセンサ端子が貫通可能な、又はヒータのそばを通過可能な、貫通孔又は凹部を備え得る。
ヒータ基板の外側形状(平面視外形)は、このヒータが装備されるセンサの平面視外形と同一であってもよい。
加熱構造は、所望の全体抵抗を有する細長い導体を構成し得るプリントされた導電性のパターン又はラインであり得る。これは、導電性ペーストから形成することができる。導体は、表面上の所望の位置を覆い、ひいては加熱するための所望のパターンに応じて基板表面上を蛇行し得る。蛇行する導体の一端又は両端は、センサの外側端子に直接接続され得る。
ヒータは、回路、特に制御回路を備えてもよい。制御回路は、温度センサ、又は、他に設けられた温度センサ、特に放射センサ内の温度センサから温度信号を受信するための端子を備えることができる。制御は、フォワード制御又はフィードバック制御であり得る。
導電性加熱構造の材料は、温度に対して実用上一定(公称動作温度範囲において、5%未満の変化)の抵抗を持つものか、あるいは、温度上昇に伴って上昇する(正の温度係数(PCT:Positive Temperature Coefficient))ものであってよい。
センサは、筐体として形成され、その筐体の表面のうちの一面から外に延在するはんだ付け可能な配線を有するものであってもよく、又は、一面又は複数面上にはんだバンプもしくは導体パッドを有する表面実装部品(SMD:Surface Mounted Device)であってもよい。
さらに別の態様において、本発明は、物体からの放射を検知する方法を提供し、この方法は、センサをプレヒートするステップを含み、プレヒート目標温度は、物体の予測温度よりも低い温度又は温度範囲、及び/又は、センサの周囲温度よりも高い温度に規定された温度又は温度範囲である。
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の斜視図である。 図2a及び2bは、ヒータのいくつかの実施形態の概略図である。 図3は、センサの概略断面図である。 図4は、概略回路図である。 図5は、ヒータを接続するための詳細図である。 図6は、ヒータを設けるための別の方法を示す。 図7は、従来技術を示す。
図1は、好ましくは赤外線波長範囲の放射検出に使用することができるセンサを示す。検出される入射放射は、主に、800nmを超える波長の赤外線放射であり得る。最大感度は800nm〜15μmであり得る。
図1は、センサ10及びヒータ15を概略斜視図で示している。センサ10は、本実施形態において、赤外線(IR)放射を受光して検出するための赤外線センサである。このセンサは、温度測定用又は存在検出用に使用され得る。図示された構造のセンサ10は、ベース部材12及びキャップ11から構成される筐体を備え、キャップ11は、センサの筐体の外側から内側へとIR放射を入射させる放射入射ウィンドウ13を有する。ウィンドウ13は、合焦特性を有してもよく、及び、レンズ、フレネルレンズ、移送板、集光鏡などであってよく又はそれらを備えてよい。ウィンドウ13の材料は、ある種のガラス、樹脂、又は赤外線を透過可能な他の材料(ケイ素など)であってよい。
センサは、エネルギをセンサに供給するために、及び、センサへ及びセンサから信号を供給するために、外部回路に当該センサを接続する複数の接触配線又は接触端子14を有してよい。信号の入力及び出力は、アナログでもデジタルでもよく、デジタルの場合には並列でも直列でもよい。特定の実施形態におけるセンサの内部構造は、図3及び図6に示され、後に説明する。
符号15はセンサ用のヒータである。図示された実施形態では、ヒータは、センサとは別に製造可能であり、ユニットとしてセンサに取り付けられ得る。図示された実施形態において、ヒータは、センサ10の底面に取り付け可能であり、接着剤又は樹脂によって機械的にセンサ10に固定されてよい。この接着剤又は樹脂は、機械的接触だけでなく、良好な熱的接触を確立するために、相対的に良好な熱伝導性を有するものが好ましい。概して、ヒータ15は、ヒータ15とセンサ10との間で良好な熱的接続を確立するための密接状態が付与されるように、少なくともその表面の一部において、センサ10の表面又は表面部分に適合する形状を示す。
図2は、より詳細なヒータ15の概略図を示す。ヒータ15は、その上に導電性の加熱構造21が形成された基板20を備える。加熱構造21は、電力や電流を熱に変換するための所定の(比)抵抗を有する細長い導体の形状を有し得る。導体21は、加熱が望まれる表面部分に広がるべく所望の形態で基板15の表面の全体にわたって蛇行し得る。
ヒータ15は、必須ではないが、加熱構造21を流れる電流を制御するために好適な回路22を備えてもよい。図2は、単一の加熱構造21が接続端点同士の間に設けられた実施形態を示す。加熱構造21は、電流が加熱構造21を流れるように電力を受け取る。消費された電力は、Hp=V×I(ここで、Vは、加熱構造に沿った電圧降下であり、Iは、流れる電流である)に従って発熱量(heating power)Hpに変換される。従って、ヒータ15がセンサ10と接触している時、このセンサは、ヒータ15内で生成された発熱量の一部によって加熱される。
ヒータ基板20の外形は、センサ10の取り付け面の外形に一致するか、又は、その外形よりも小さくてよい。図示した例では、センサのベースプレート12は、丸型や円形であって良く、ヒータ基板20は、センサのベースプレート12と一致する形状、特にその直径Dが、センサのベースプレート12の直径と同一かそれよりも小さい形状であってよい。
加熱構造21への電力は、加熱構造21の少なくとも1つの端子がセンサ10の外部接続端子14に直接接続されるような方法で供給され得る。図2aは、ヒータのベースプレート20が、センサの外部接続配線14が貫通可能な貫通孔29を有する実施形態を示す。従って、ヒータ基板20上の孔29の配置パターンは、センサの接続配線14の配置パターンに対応する。ヒータ基板20は、必ずしも、全ての接続配線14にわたって、又は、全ての接続配線14に対向して、延在する必要はない。そして、当然ながら、孔29は、基板20によって覆われる端子配線14の位置に対してのみ設けられる。そして、加熱構造21の少なくとも1つの端部はセンサ10の外部端子14に接続され得る。
図2bは、別の設計を示す。基板20は、センサ10の外部端子配線14の一部又は全部に近くなるように形成されている。この文脈において「近く」とは、1mm未満、好ましくは0.5mm未満、若しくは、線14の断面寸法(例えば直径)未満又はその50%未満の距離を意味し得る。その結果、加熱構造21は、センサ10の少なくとも1つの外部端子線14に接触することができる。図2bはさらに、加熱構造21が1つ以上設けられた実施形態を示す。より正確には、複数の配線21a、21b、21cが並列接続され、少なくとも1つの共通の接続点を共有している。これらの配線は両端で接続点を共有してもよい。図2bはさらに、配線のうちの1本(21b)のみが、流れる電流を制御するための制御回路22に接続される実施形態を示している。しかしながら、同様に、配線21a、21b、21cのうちの数本又は全部が制御回路22に接続されてもよく、又は、いずれの配線も接続されていなくてもよい。
図2bの破線は、ヒータ15が取り付けられるべきセンサ10の表面(図示された例ではベースプレート12)の外形を示している。ヒータ基板20の外形は、ヒータが取り付けられるべきセンサ10の外形内にとどまる。図2bの実施形態では、貫通孔29の代わりに、センサ10の外部端子線14の位置に応じて形成された凹部又は切り欠き28を有するヒータ基板20の外形が示されている。一部の外部接続配線14に対して図2aの貫通孔29を、他の外部接続配線14に対して図2bの凹部28を組み合わせて用いる実施形態もまた可能である。
加熱構造21は、例えば導電性ペーストから形成されるプリントされた導電線であってよく、所望の全体抵抗を有する細長い導体を構成し得る。加熱構造21は、公知のプロセスで形成することができる。加熱構造は、その特徴、特に抵抗を最初の製造後に調節するための1つ以上の較正部を備えてもよい。調節は、例えば、加熱構造の抵抗を大きくするために導電性部分を焼き切るためのレーザトリミングによって行われ得る。
図3は、ヒータ15を装備したセンサ10の断面図を示す。センサ筐体内部には、入射した赤外線放射を電気信号に変換する検知部31〜33がある。検知部は基板31を備えてよい。基板31は、フレーム状、つまり凹部又は貫通孔38を囲む形状のものである。基板31は、ケイ素又又は同様の材料を含み得る、又は、該材料から形成され得る。膜32は、凹部38又は基板31の開口部上に跨り、実際のセンサ素子33を支持し得る。なお、図面は正確な縮尺どおりではない。センサキャップ11の外径は3〜8mmであってよい。図3の検知部31〜33の幅方向の寸法は1mm〜3mmであってよい。
センサ素子33からの電気信号は、ボンディング接点36を介してセンサの外部端子14及び/又は外部端子配線に接続され得るセンサの内部回路35へと伝えられる。センサ10は、センサの内部温度を検知する温度センサ34であって、関連した信号を後の使用のために外部端子14及び/又は内部回路35のいずれかに提供するための温度センサ34をさらに備えてもよい。
図3において、ヒータ15は、センサ10の底面の外側表面、すなわち、センサ筐体のベースプレート12の下面に取り付けられている。加熱構造21は、ヒータ基板20により機械的に保護されるように、センサ表面に対向する表面上に設けられる。ヒータ基板20はある種の熱的分離ももたらすため、発熱量は、センサ10の雰囲気中へと拡散することなく、より効率的にセンサ10内へと拡散する。代替的に、ヒータ構造21は、ヒータの抵抗がセンサ筐体から電気的に絶縁されるように、ヒータ基板20の下面上に配置されてもよい。代替的に、ヒータ構造21は、筐体のベースプレート12の下面上に配置されてもよい。
任意選択的に、センサは、ベースプレート12に加えて、センサの内部の実装品(31〜36)の一部又は全部を支持する回路基板などの内部基板37を備えてもよい。しかしながら、ヒータ15からセンサ10の内部に向けた熱の流れを改善するためには、センサのベースプレート12の他には追加の内部基板37を備えない構造が好ましい場合もある。特に検知部31〜33は、センサのベースプレート12上に直接実装される。センサの筐体内の部品は、ボンディング配線により、及び/又は、プリント配線により、筐体のベースプレート12上又は内部基板37上で内部接続され得る。
ヒータ15は、センサ10の外面に取り付けられる代わりに、センサ10の内面(例えばベースプレート12の上面)若しくは内部基板37の下面又は上面に取り付けられてもよい。なお、この場合、ヒータ15は、必ずしも基板20を有しなくてもよい。代わりに、センサ10のベースプレート12又は内部基板37はヒータ基板20の代わりになり得る。このような実施形態は、下面がプリント回路基板などの外部構造に直接接触するように設計されているため、ヒータ15を外面に取り付ける際に手が届かないSMDセンサなどに特に適している。しかしながら、上述した実施形態のように、ヒータ基板20として機能するプレートや基板は、外部接点が貫通可能又は通過可能な貫通孔29及び/又は切り欠き28を有してもよい。上述したように、加熱構造21は、図3に示したような端子配線であり得る外部端子14又はSMDの接触域又は接触バンプへの接続部であり得る外部端子14の少なくとも1つに直接接続され得る。
図3は、1つの検知素子31〜33を有するセンサを示している。しかしながら、集束された入射放射を検知することによって空間分解能を得るために複数の検知素子を好ましくは規則的な配列で備えてもよい。筐体は、TO5又はTO22などのTO筐体であってよい。
図4は、ヒータ15を備えるセンサ10の全体の概略的な電気回路を示す。符号33は、放射を電気信号に変換する実際のセンサ素子を示す。符号35は、センサ10内に設けられ得るセンサ10の内部回路を示す。この内部回路は、信号整形、信号変換(アナログ−デジタル)、特性適合、インピーダンス変換、複数のセンサ素子間での多重化、内部設定の提供、通信制御、データ記憶、加熱制御などのうちの1つ以上の機能を有し得る。内部回路は、1つ以上の外部端子14のそれぞれに接続され得る。内部回路が設けられる場合、この内部回路35は内部温度34からの信号も受信してもよい。
従って、外部端子14は内部のセンサとエネルギ及び信号を交換している。外部端子14の少なくとも1つはセンサ素子33に直接接続されてもよい。図4のボックス20はヒータ15の基板を表す。この基板15は、単一の細長い導体として示されている加熱構造21を有する。図示された例では、この加熱構造21は、その両端でセンサの外部端子14に接続されている。
さらに、加熱構造21を流れる電流を制御し得る制御回路22が設けられる。制御は、目標温度又は目標温度範囲を維持するために行われ得る。制御は、加熱構造20上に設けられ得る温度センサ42に従って行われ得る。このセンサは、一方の端子でセンサの外部端子14に接続され得る。センサ42の別の端子は、ヒータ15の制御回路22に接続され得る。これにより、加熱構造21によって生成された温度の温度情報が、センサ42を介して制御回路22にフィードバックされるというフィードバック構造が提供される。しかしながら、フィードバック構造に代えて、フィードバックを使わない制御を行うこともできる。
センサ42を有する代わりに、ヒータ15は、破線41によって示されるように、センサ10の内部の温度センサ34から信号を受信してもよい。これに関連して、センサ10の外部端子14の1つ以上を、外部のヒータ15に接触する目的のためだけに設けてもよい。このオプションは、図4中、ヒータ15を越えない端子14aにより示されている。発熱量や加熱構造を流れる電流の制御は、センサ10の内部回路35によっても行うことができる。その場合、ヒータ15は、実際には、外部端子(これらの外部端子のうち1つは、例えば、接地又は供給電圧)に接続された加熱構造21のみを有し得る。そして、センサの内部回路35が電流制御を実行し得る。
ヒータの最大動作電圧は、20V未満であり、9V又は1.5Vの倍数など通常のバッテリー電圧であり得る。コントローラは、ヒータの端子全体に印加される実効電圧を、最大動作電圧と同じなるように又は最大動作電圧よりも低くなるように制御し得る。制御は、パルス幅変調を含んでもよく、パルス幅変調であってもよい。
図5は、外部端子14とヒータ15の加熱構造21とをどのようにして接触させるかの一実施形態を示す。この詳細図は、図5中の符号28、29で示されるヒータ基板20の貫通孔部分又は凹部部分で切断した垂直断面図を示す。貫通孔29又は凹部28の垂直壁は金属被覆51によって覆われている。端子14は、金属被覆51にはんだ付けされてもよく、又は、例えば機械的な圧力などの他の適切な手段で金属被覆に接触してもよい。符号52は、孔29又は凹部28の金属被覆51と外部端子14との間のはんだ付け接続を表している。金属被覆51は、ヒータ15の電気部品、特に加熱構造21又は他の配線と電気的に接触している。
ヒータ15の基板20は剛体の基板であり得る。この基板は、セラミックス、特にアルミナセラミックスから形成されることができる。基板は、1mm未満、好ましくは0.5mm未満の厚さを有し得る。別の実施形態では、基板は、プラスチックのシート又は膜、若しくは、樹脂のシート又は膜など(例えば、マイラー(登録商標))の適切な形状及び剛性を有する可撓性材料であるか又は該可撓性材料を含んでもよい。
図6は、ヒータ15を設けるさらに別の実施形態を示す。検知部31〜33の基板31は、ヒータ15の基板20として作用し、例えば底面上に、センサ10の外部端子14、及び/又は、センサ10の内部回路35、又はヒータ15の専用制御回路22に接続される加熱構造21を有する。検知部31〜33は、センサ10のベースプレート12上又は中間基板37上に直接設けられてよい。
図6の実施形態における加熱構造21の配線パターンは、基板31により囲まれる凹部38の周りを伝う螺旋状であり得る。このような螺旋は、電力供給用の2つの端子を有する。螺旋の代わりに、互いに並列に電気接続された並列ループを設けてもよい。加熱構造21は、検知部の基板31の底面に取り付けられる代わりに、検知部の基板31の別の表面、例えば外側の側壁又は内側の側壁に取り付けられてもよい。
上述したように、センサ素子33は、焦電素子、ボロメータ、又はサーモパイルであり得る。センサ素子は、膜32上のオリフィス38の上方に保持される「高温」接点33aを備え、及び、(図6に示すように)基板31と緊密に熱接触して基板31上に位置付けられ得る又は凹部38の上方に保持され得る低温接点33bを備え得る。
検知方法は、センサヒータ15により、好ましくは実測値が取られる前に、センサ10内の一部分の温度が所定の目標温度になるように、又は、目標温度範囲内に入るように制御することを含み得る。目標温度又は目標温度範囲は、赤外線放射を放出する測定対象の予測温度と一致する又は該予測温度を含むように選択されてよい。例えば、人間用の体温計の用途では、耳式体温計の場合、予測される温度は35℃前後である。そうすると、目標温度は、35℃又はその前後の温度範囲(±0.5℃、±1℃)となり得る。これにより、センサ(又は少なくとも関連部分)がすでに新しい環境(例えば、人間の耳道)の温度になっているため、センサは周囲温度の変化の影響を受けなくなるため、温度のずれが最小限に抑えられる。
別の実施形態では、例えば所定量(第1差異温度)だけ予測温度よりも低い値又は低い値範囲(例えば予測温度よりも少なくとも3℃〜7℃低い値)に温度を維持することが望ましい場合がある。この場合、発熱量が小さくなり、スイッチを入れてからヒータ15によりセンサ10を加熱するのに必要な時間が短くなり、感度は高くなる。そうなると、さらなる制御の目標は、現在の周囲温度(体温計用途では、通常は室温)よりも所定量だけ(第2差異温度、例えば3℃〜7℃)高い温度を維持することであり得る。例えば、関連するセンサ部分の温度を、現在の平衡温度よりも7℃高い温度にすることが制御目標になり得る。その場合、温度計が耳道に挿入されると、温度上昇が既に確立された上昇分を超えるには所定の時間がかかることになる。この時間内に測定が完了するため、測定対象(選択された例においては、耳道)の予測される温度まで完全に加熱されていなかったとしても、検知部は温度変化の影響を受けないことになる。
望ましくない外部の原因によるセンサ内の加熱効果を最小限に抑えるために、センサには、外側及び/又は内側に断熱手段(いずれの図にも示されていない)が設けられていてもよい。断熱手段は、断熱材のカバー、好ましくはセンサ表面の重要な部分に対して、形状が適合する、囲む又は覆うもの、例えば、図1に示すようなセンサ10の外周と、場合によっては上面の一部とを覆う円筒状のカバーであってよい。これにより、雰囲気に対するセンサの断熱性が改善されるため、外部の温度差が内部のセンサに到達する前に測定を行うことができる時間が長くなる。
上述のセンサを備える温度計及び/又は上述の方法を使用した温度計も本発明の一部である。それは、外側筐体と、該センサと、制御回路と、好ましくは1つ以上のスイッチなどのユーザ入力手段と、ディスプレイ及び/又は別の適切なアナログ又はデジタル信号出力と、を備えた耳式体温計であってもよい。
本明細書及び添付の請求の範囲において、同一の参照番号は同一の構成要素を示している。本明細書に記載した特徴は、技術的な理由で除外されない限り、明確な記載がなくとも、互いに組み合わせることができるものとみなされる。装置の特徴は、その装置の特徴によって実現される方法の特徴をも開示するものと認められ、その逆もまた同様である。

Claims (22)

  1. センサ(10)用のヒータ(15)であって、
    基板(20)と、
    前記基板(20)上の導電性加熱構造(21)と、
    前記加熱構造(21)を前記センサ(10)の1つ以上の外側端子(14)に電気的に接続するための1つ以上の接続部(28、29)と、を備える、ヒータ(15)。
  2. 放射源の予測温度よりも低い所定量であり得る及び/又は前記センサの予測周囲温度よりも高い所定量であり得る所定の温度又は温度範囲まで、前記センサ(10)を加熱するように構成された、請求項1に記載のヒータ(15)。
  3. 前記ヒータ(15)の温度を制御するための制御回路(22)を備える、請求項1又は2に記載のヒータ(15)。
  4. 前記センサ(10)の内部から温度信号を受信するように構成された回路端子を備える、及び/又は、温度センサ(42)を備える、請求項3に記載のヒータ(15)。
  5. 前記導電性構造(21)が、温度に対して一定の抵抗又は温度上昇に伴って上昇する抵抗を有する電気抵抗ヒータである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒータ(15)。
  6. 前記導電性構造(21)が印刷構造を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒータ(10)。
  7. 前記導電性構造が、トリミング可能な構造、好ましくはレーザトリミング可能な構造を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサ(10)。
  8. 前記基板(20)が、前記センサ(10)の外部端子(14)をそれぞれ収容するように構成された1つ以上の孔(29)を備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒータ(15)。
  9. 前記1つ以上の孔(29)の内壁は、回路素子及び/又は前記基板上の前記導電性構造に接続された金属被覆(51)を備える、請求項8に記載のヒータ(15)。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に従って形成され得るセンサ(10)用のヒータ(15)であって、
    前記ヒータが、
    基板(20)と、
    前記基板(20)上の導電性加熱構造(21)と、
    前記加熱構造(21)を電気的に接続するための1つ以上の接続部(28)と、を備え、
    前記基板(20)は、剛体であり、セラミックス、好ましくはアルミナセラミックスを含むことができる、あるいは、非剛体であり、薄膜、好ましくはマイラー膜を含むことができる、ヒータ(15)。
  11. 前記基板(20)が、好ましくは厚さが1mm未満、より好ましくは0.5mm未満の平板の形状を有し、かつ、前記センサ(10)の外側又は内側の表面に接着剤で接着されるように構成される、請求項1〜10のいずれか1項に記載のヒータ(15)。
  12. 前記基板が、検知部(31〜33)の基板(31)又は膜(32)である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のヒータ(15)。
  13. 入射放射に応じて電気信号を生成する検知部(31〜33)と、
    前記検知部を収容する筐体(11〜13)であって、放射が前記筐体(11〜13)内に入射して前記検知部(31〜33)に到達することを可能にする放射ウィンドウ(13)を有する筐体(11〜13)と、
    前記センサ(10)を加熱するための電気ヒータ(15)と、を備えた放射センサ(10)であって、
    前記ヒータ(15)は、前記筐体(11〜13)の壁部又は前記検知部(31〜33)に取り付けられて熱的に接続されて前記センサ(10)の少なくとも1つの外側端子(14)に電気的に接続される、放射センサ(10)。
  14. 前記ヒータ(15)が前記検知部(31〜33)の基板(31)に取り付けられる、請求項13に記載のセンサ(10)。
  15. 前記ヒータ(15)が、好ましくはセラミックス、より好ましくはアルミナセラミックスを含む剛体の基板(20)を備える、請求項13又は14に記載のセンサ(10)。
  16. 前記ヒータ(15)の少なくとも1つの電気端子が、前記センサ(10)の外部端子(14)に直接電気的に接続される、請求項13〜15のいずれか1項に記載のセンサ(10)。
  17. 前記ヒータが、請求項1〜11のいずれか1項に従って形成される、請求項13〜16のいずれか1項に記載のセンサ(10)。
  18. 表面実装デバイスとして形成されており、前記ヒータが、前記センサの筐体内で前記センサの実装表面と前記検知部(31〜33)との間に設けられる、請求項13〜17のいずれか1項に記載のセンサ(10)。
  19. 請求項13〜18のいずれか1項に従って形成され得る放射センサ(10)であって、
    入射放射に応じて電気信号を生成する検知部(31〜33)と、
    前記検知部を収容する筐体(11〜13)であって、放射が前記筐体(11〜13)内に入射して前記検知部(33)に到達することを可能にする放射ウィンドウ(13)を有する筐体(11〜13)と、
    前記センサ(10)を加熱するための電気ヒータ(15)と、を備え、
    前記ヒータは、請求項1〜12のいずれか1項に従って形成される、放射センサ(10)。
  20. 前記ヒータ基板(20)が、前記センサ筐体(11〜13)のベースプレート(12)又は前記センサの中間基板(37)又は前記検知部(31〜33)の基板(31)である、請求項19に記載のセンサ(10)。
  21. 表面実装デバイスとして形成されており、前記筐体の内部に前記ヒータ(15)を有する、請求項13〜20のいずれか1項に記載のセンサ(10)。
  22. 物体からの放射を検知する方法であって、
    好ましくは上記センサの請求項13〜21のいずれか1項に従って形成されたセンサを、好ましくは上記ヒータの請求項1〜12のいずれか1項に従って形成されたヒータによって予加熱する工程を含み、
    前記予加熱の目標温度は、
    前記物体の予測温度よりも特定の第1差異温度だけ低い温度又は温度範囲、及び/又は、
    加熱前の周囲温度よりも特定の第2差異温度だけ高い温度又は温度範囲である、方法。
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