JP2014504160A - ナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、ナマコの腸自身に具備する自己消化能力により活物質を製造する方法であって、本来の栄養成分をできるだけ保持するとともに、環境への汚染を減少する。加工処理のプロセスは合理的で、簡単であり、コストが低く、加工した製品は環境にやさしく汚染がないものである。
【解決手段】
ナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法であり、ナマコの腸をホモジネートした後、紫外線で照射して誘導させ、所定の条件で内因性酵素の作用により自己消化し、自己消化の混合液について、遠心処理、凍結濃縮、Sephadex G−15分離、凍結乾燥を経て活物質を製造する。ナマコの腸の自己消化による活物質は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
本発明は、ナマコの腸自身に具備する自己消化能力により活物質を製造する方法であって、本来の栄養成分をできるだけ保持するとともに、環境への汚染を減少する。加工処理のプロセスは合理的で、簡単であり、コストが低く、加工した製品は環境にやさしく汚染がないものである。
【解決手段】
ナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法であり、ナマコの腸をホモジネートした後、紫外線で照射して誘導させ、所定の条件で内因性酵素の作用により自己消化し、自己消化の混合液について、遠心処理、凍結濃縮、Sephadex G−15分離、凍結乾燥を経て活物質を製造する。ナマコの腸の自己消化による活物質は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
Description
本発明は、海洋の副産物の再加工分野に属し、同時に、自己消化、ゲルカラムクロマトグラフィー、及び真空凍結乾燥の技術分野に属する。
ナマコの腸は、ナマコの加工過程における副産物であり、その蛋白質の含有量が高く、約70%(乾燥重量で計算する)に達することができ、活物質を製造する良好な原料である。中国では、ナマコの腸は、多くが廃棄物として捨てられ、利用率が極めて低く、資源の浪費及び環境の汚染をもたらしている。
ナマコの腸は、比較的に強い自己消化能力を有する。現在、自己消化技術を用いてナマコの腸から活物質を製造することに関する特許は報告されていない。ナマコの腸の自己消化に関する文献や報道は、主にその内因性酵素に対して分離、純化及び酵素特性の研究を行うことに集中している。日本学者は、日本の伝統的発酵食品である「塩辛」の製造方法を改善し、静水圧での食塩無添加によるナマコの腸の自己消化を促進しているが、ナマコの腸の自己消化による活物質の抽出及び分離製造に係るものではない。
ナマコの腸は、比較的に強い自己消化能力を有する。現在、自己消化技術を用いてナマコの腸から活物質を製造することに関する特許は報告されていない。ナマコの腸の自己消化に関する文献や報道は、主にその内因性酵素に対して分離、純化及び酵素特性の研究を行うことに集中している。日本学者は、日本の伝統的発酵食品である「塩辛」の製造方法を改善し、静水圧での食塩無添加によるナマコの腸の自己消化を促進しているが、ナマコの腸の自己消化による活物質の抽出及び分離製造に係るものではない。
本発明は、ナマコ加工における副産物であるナマコの腸の自己消化能力は比較的に強いが、同時に十分に利用されていないことに対し、本発明は、自己消化技術を用いてナマコの腸の活物質及びその自己消化の残渣の活物質を製造する製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る、ナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法は、ナマコの腸を原料として、ホモジネートし、自己消化し、遠心処理により上澄液を取って、ナマコの腸の自己消化産物とし、当該産物は、さらに凍結濃縮の方法により原体積の10〜20%までに濃縮されるか、又は、真空凍結乾燥により水分含量が8%以下になるまで乾燥させることによって、製品の形式が異なるナマコの腸の活物質の粗製品を得ることができる。
ここで、上記自己消化の工程の好ましい方案として、ホモジネート後に得られたホモジネート液は、紫外線で照射された後、1〜4倍の体積で、pH4.0〜7.0のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液を添加して、自己消化を行う。実際の状況に応じ、自己消化は、温度4〜10℃の場合に4〜12h、又は、35℃〜60℃の場合に0.5〜4h行われる。
好ましい方式で、処理量が少ない場合、紫外線照射は30Wの紫外線ランプを選択し、0.5mの距離で5〜40min照射した後、自己消化を誘導することができ、処理量が大きい場合、ナマコの腸のホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導することができる。
また、上述の遠心処理により上澄液を取る工程は、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理し、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集することが好ましい。
ナマコの腸の活物質の精製品を得るために、本発明は、ナマコの腸の活物質の粗製品を製造した後、分離、凍結乾燥により精製の活物質を製造する。
ここで、上述の分離の工程は、上記ナマコの腸の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−15クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で洗い出し、流速を0.3〜0.5mL/minに制御し、主な成分(ピーク面積は各成分の総ピーク面積の70〜80%を占める)を収集することが好ましい。1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)系と還元能力測定系を用いて、主な成分が強いDPPHラジカル消去及び還元の能力を有することが証明されている。
また、上述の凍結乾燥の好ましい工程は、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paである条件下で乾燥を行う。
本発明は、さらに、主にナマコの腸の自己消化の残渣の活物質に対して、ナマコの腸の利用率を向上を図った、ナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法を提供する。具体的な過程としては、ナマコの腸を原料として、ホモジネートし、自己消化する。次に、上澄液を分離してナマコの腸の自己消化産物を取得し、同時に、残った残渣を用いて以下の処理を行う。即ち、2〜4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90〜100℃で5〜15min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、1500〜3000U/g蛋白の中性プロテアーゼ、例えば枯草菌1398を添加し、30〜180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95〜100℃で5〜10min加熱して酵素を失活させ、冷却後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取って、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質となる。当該産物は、さらに凍結濃縮により原体積の10〜20%までに濃縮させるか、又は、真空凍結乾燥により水分含量が8%以下になるまで乾燥させることによって、製品の形式が異なるナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品を得ることができる。
上記ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で溶出し、流速を0.2〜0.4mL/minに制御し、ピーク面積が各成分の総ピーク面積の80〜95%を占める主な成分を収集する。最後に、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paである条件下で、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、精製活物質を製造した。
上述の残渣を用いて活物質を製造する自己消化工程の好ましい方案として、ホモジネート後に得られたホモジネート液は、紫外線で照射された後、1〜4倍の体積で、pH4.0〜7.0のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液を添加して、自己消化を行う。また、好ましい方式では、処理量が少ない場合、紫外線照射は30Wの紫外線ランプを選択し、0.5mの距離で5〜40min照射した後、自己消化を誘導することができ、処理量が大きい場合、ナマコの腸のホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導することができる。
本発明は、以下のような顕著な利点がある。
1.ナマコの加工過程における副産物の利用率を向上し、それに含有される栄養成分と機能因子を十分に開発するとともに、環境への汚染を減少している。加工処理後のナマコの腸の活物質は、一定の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的製品の開発に用いられ、非常に大きい開発潜在力を有する。
2.本発明での自己消化とは、ナマコの腸自身に含まれる内因性酵素を用いて酵素的加水分解を行うことをいう。自己消化技術でナマコの腸の活物質を製造することによって、最大限にナマコの腸に含有される活性成分を保持し、より高品質の製品が得られる。同時に、ナマコの腸の自己消化後の残渣に対し、外因性酵素の酵素的加水分解で活物質を製造することにより、ナマコの腸を十分に利用することができる。
本発明の好ましいプロセスでのプロセスパラメータは、活物質製品の収率及び品質を向上することを目的とし、本発明のプロセスパラメータの条件下で、ナマコの腸の自己消化産物におけるTCA可溶性オリゴペプチドの含有量を、自己消化前の2〜3倍に向上し、自己消化の残渣の蛋白質は、変性処理、外因性酵素の酵素的加水分解を行った後、ペプチドの収率は10〜30%に達している。
1.ナマコの加工過程における副産物の利用率を向上し、それに含有される栄養成分と機能因子を十分に開発するとともに、環境への汚染を減少している。加工処理後のナマコの腸の活物質は、一定の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的製品の開発に用いられ、非常に大きい開発潜在力を有する。
2.本発明での自己消化とは、ナマコの腸自身に含まれる内因性酵素を用いて酵素的加水分解を行うことをいう。自己消化技術でナマコの腸の活物質を製造することによって、最大限にナマコの腸に含有される活性成分を保持し、より高品質の製品が得られる。同時に、ナマコの腸の自己消化後の残渣に対し、外因性酵素の酵素的加水分解で活物質を製造することにより、ナマコの腸を十分に利用することができる。
本発明の好ましいプロセスでのプロセスパラメータは、活物質製品の収率及び品質を向上することを目的とし、本発明のプロセスパラメータの条件下で、ナマコの腸の自己消化産物におけるTCA可溶性オリゴペプチドの含有量を、自己消化前の2〜3倍に向上し、自己消化の残渣の蛋白質は、変性処理、外因性酵素の酵素的加水分解を行った後、ペプチドの収率は10〜30%に達している。
本発明は、ナマコの腸の自己消化による活物質及びその自己消化の残渣の活物質を製造する製造方法を提供する。ナマコの腸の自己消化による活物質は、ナマコの腸を原料として、ホモジネート、自己消化、遠心処理、凍結濃縮、ゲルカラム分離、及び凍結乾燥により製造される。ナマコの腸の自己消化後の残渣の活物質は、変性前処理、外因性酵素の酵素的加水分解、遠心処理、凍結濃縮、ゲルカラム分離及び凍結乾燥の方式により製造される。この二種の栄養物質は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
1.ナマコの腸の自己消化による活物質の製造の具体的なプロセス工程は、以下の通りである。
(1)原料処理
新鮮なナマコからナマコの腸を取り出し、洗浄して泥砂及び不純物を除去し、直接にホモジネートして準備しておくか、又は−15℃で凍結して準備しておく。
新鮮なナマコからナマコの腸を取り出し、洗浄して泥砂及び不純物を除去し、直接にホモジネートして準備しておくか、又は−15℃で凍結して準備しておく。
(2)自己消化
ナマコの腸に含まれる内因性酵素の作用により、異なる条件で自己消化を行う。ナマコの腸のホモジネート液は、紫外線(30W、0.5m)により5〜40min照射された後、1〜4倍体積のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液(pH4.0〜7.0)を添加して、35℃〜60℃で0.5〜4h、又は、4〜10℃で4〜12h自己消化を行う。自己消化が終了した後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取り、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集する。原体積の10〜20%までに真空凍結濃縮するか、又は直接に凍結乾燥して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。
処理量が大きい場合、ナマコの腸のホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導し、次に、1〜4倍体積のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液(pH4.0〜7.0)を添加し、上述の方法に従って自己消化を行うことができる。
ナマコの腸に含まれる内因性酵素の作用により、異なる条件で自己消化を行う。ナマコの腸のホモジネート液は、紫外線(30W、0.5m)により5〜40min照射された後、1〜4倍体積のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液(pH4.0〜7.0)を添加して、35℃〜60℃で0.5〜4h、又は、4〜10℃で4〜12h自己消化を行う。自己消化が終了した後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取り、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集する。原体積の10〜20%までに真空凍結濃縮するか、又は直接に凍結乾燥して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。
処理量が大きい場合、ナマコの腸のホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導し、次に、1〜4倍体積のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液(pH4.0〜7.0)を添加し、上述の方法に従って自己消化を行うことができる。
(3)分離
ナマコの腸の活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムにサンプリングし、脱イオン水で溶出し、流速を0.3〜0.5mL/minに制御し、主な成分(ピーク面積は各成分の総ピーク面積の70〜80%を占める)を収集するとともに、脱塩という目的を達成する。
ナマコの腸の活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムにサンプリングし、脱イオン水で溶出し、流速を0.3〜0.5mL/minに制御し、主な成分(ピーク面積は各成分の総ピーク面積の70〜80%を占める)を収集するとともに、脱塩という目的を達成する。
(4)乾燥
収集した活成分に対し凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paであり、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
収集した活成分に対し凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paであり、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
2.ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の製造の具体的なプロセス工程は、以下の通りである。
(1)前処理
ナマコの腸の自己消化の産物を得た後、残渣を取って、2〜4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90〜100℃で5〜15min加熱し、蛋白質変性処理を行い、冷却する。
ナマコの腸の自己消化の産物を得た後、残渣を取って、2〜4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90〜100℃で5〜15min加熱し、蛋白質変性処理を行い、冷却する。
(2)外因性酵素の酵素的加水分解
50℃、pH7.0で、1500〜3000U/g蛋白の中性プロテアーゼ(例えば枯草菌1398)を添加し、30〜180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95〜100℃で5〜10min加熱して酵素を失活させ、冷却後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取って、又は、限外濾過により10kDa以下の成分を収集して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質とする。当該産物は、さらに凍結濃縮の方法により原体積の10〜20%までに濃縮されるか、又は、真空凍結乾燥により水分含量が8%以下になるまで乾燥されるこれによって、製品の形式が異なるナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品を得ることができる。
50℃、pH7.0で、1500〜3000U/g蛋白の中性プロテアーゼ(例えば枯草菌1398)を添加し、30〜180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95〜100℃で5〜10min加熱して酵素を失活させ、冷却後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取って、又は、限外濾過により10kDa以下の成分を収集して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質とする。当該産物は、さらに凍結濃縮の方法により原体積の10〜20%までに濃縮されるか、又は、真空凍結乾燥により水分含量が8%以下になるまで乾燥されるこれによって、製品の形式が異なるナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品を得ることができる。
(3)分離
ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で洗い出し、流速を0.2〜0.4mL/minに制御し、主な成分(ピーク面積が各成分の総ピーク面積の80〜95%を占める)を収集するとともに、脱塩という目的を達成する。
ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で洗い出し、流速を0.2〜0.4mL/minに制御し、主な成分(ピーク面積が各成分の総ピーク面積の80〜95%を占める)を収集するとともに、脱塩という目的を達成する。
(4)乾燥
収集した活成分に対し凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paであり、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。
収集した活成分に対し凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paであり、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。
(実施例1)
100gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を25min照射し、1.5倍体積のpH5.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、40℃で4h自己消化する。自己消化が終了した後、3000r/minで25min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の10%までに真空凍結濃縮させて、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−30℃、真空度を80Paに調節し、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
100gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を25min照射し、1.5倍体積のpH5.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、40℃で4h自己消化する。自己消化が終了した後、3000r/minで25min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の10%までに真空凍結濃縮させて、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−30℃、真空度を80Paに調節し、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、100℃で5min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、1500U/g蛋白の枯草菌1398である中性プロテアーゼを添加し、180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95℃で10min加熱して酵素を失活させ、6000r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、原体積の10%までに凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.25mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−30℃で、真空度が80Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例2)
200gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を40min照射し、3.5倍体積のpH6.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、50℃で3h自己消化する。自己消化が終了した後、4000r/minで20min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度が−45℃で、真空度が50Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥させた後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
200gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を40min照射し、3.5倍体積のpH6.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、50℃で3h自己消化する。自己消化が終了した後、4000r/minで20min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度が−45℃で、真空度が50Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥させた後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に2倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90℃で15min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、2000U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、120min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を100℃で5min加熱して酵素を失活させ、10kDa限外濾過して分子量が10kDa未満の成分を収集し、原体積の15%までに凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.3mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−45℃で、真空度が50Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例3)
1kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60μW/cm2に制御し、15min保持して、自己消化を誘導する。次に、2倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、45℃で4h自己消化する。自己消化が終了した後、3500r/minで20min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の15%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.35mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−45℃、真空度を65Paに調節し、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
1kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60μW/cm2に制御し、15min保持して、自己消化を誘導する。次に、2倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、45℃で4h自己消化する。自己消化が終了した後、3500r/minで20min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の15%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.35mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−45℃、真空度を65Paに調節し、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に3倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、95℃で10min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、3000U/g蛋白の枯草菌1398である中性プロテアーゼを添加し、60min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を100℃で5min加熱して酵素を失活させ、10kDa限外濾過して分子量が10kDa未満の成分を収集し、原体積の15%までに凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.25mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−45℃で、真空度が65Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例4)
500gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を10min照射し、4倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、60℃で0.5h自己消化する。自己消化が終了した後、4500r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度が−35℃で、真空度が75Paであり、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
500gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を10min照射し、4倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、60℃で0.5h自己消化する。自己消化が終了した後、4500r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度が−35℃で、真空度が75Paであり、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に2倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、100℃で5min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、2000U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、150min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95℃で10min加熱して酵素を失活させ、4500r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.3mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−35℃で、真空度が75Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例5)
300gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を30min照射し、1倍体積のpH5.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、35℃で6h自己消化する。自己消化が終了した後、5000r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−40℃、真空度を70Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
300gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を30min照射し、1倍体積のpH5.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、35℃で6h自己消化する。自己消化が終了した後、5000r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−40℃、真空度を70Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90℃で10min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、1500U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を100℃で5min加熱して酵素を失活させ、5000r/minで15min遠心処理して上澄液を取り、上澄液を原体積の15%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−40℃で、真空度が70Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例6)
1.5kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが2cmであり、上方0.3mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を100μW/cm2に制御し、20min保持して、自己消化を誘導する。次に、3倍体積のpH7.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、50℃で2h自己消化する。自己消化が終了した後、2500r/minで30min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.3mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−45℃、真空度を70Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
1.5kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが2cmであり、上方0.3mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を100μW/cm2に制御し、20min保持して、自己消化を誘導する。次に、3倍体積のpH7.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、50℃で2h自己消化する。自己消化が終了した後、2500r/minで30min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、原体積の20%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品をSephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.3mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−45℃、真空度を70Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に2倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、100℃で5min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、2500U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、120min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95℃で10min加熱して酵素を失活させ、2500r/minで30min遠心処理して上澄液を取り、上澄液を原体積の10%までに凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.3mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−45℃で、真空度が70Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例7)
800gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を5min照射し、4倍体積のpH6.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、60℃で0.5h自己消化する。自己消化が終了した後、5500r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品を水で溶解し、Sephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.45mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−35℃、真空度を60Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
800gのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ホモジネート処理後、紫外線(30W、0.5m)を5min照射し、4倍体積のpH6.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、60℃で0.5h自己消化する。自己消化が終了した後、5500r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品を水で溶解し、Sephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.45mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−35℃、真空度を60Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に3倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90℃で15min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、3000U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、120min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を100℃で5min加熱して酵素を失活させ、10kDa限外濾過して分子量が10kDa未満の成分を収集し、原体積の15%までに凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.25mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−35℃で、真空度が60Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の風味を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
(実施例8)
2kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1cmであり、上方0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を100μW/cm2にし、20min保持して、自己消化を誘導する。次に、4倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、55℃で1.5h自己消化する。自己消化が終了した後、6000r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。次に、Sephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−35℃、真空度を65Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
2kgのナマコの腸を洗浄、せん断破砕、ホモジネートし、ステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1cmであり、上方0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を100μW/cm2にし、20min保持して、自己消化を誘導する。次に、4倍体積のpH4.0のリン酸水素二ナトリウムとクエン酸の緩衝液を添加し、55℃で1.5h自己消化する。自己消化が終了した後、6000r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、残渣を準備する。上澄液は、真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化による活物質の粗製品とする。次に、Sephadex G−15ゲルカラムで分離し、流速を0.5mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行う。コールドトラップ温度を−35℃、真空度を65Paに調節し、水分含量が6%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化による活物質を得る。
ナマコの腸の自己消化の残渣に4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90℃で15min加熱する。冷却後、50℃、pH7.0で、2000U/g蛋白の枯草菌1398である中性プロテアーゼを添加し、180min酵素的加水分解する。酵素的加水分解が終了した後、酵素的加水分解液を95℃で5min加熱して酵素を失活させ、6000r/minで10min遠心処理して上澄液を取り、上澄液を原体積の15%までに真空凍結濃縮して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品とする。濃縮液をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムで分離し、脱イオン水で洗い出し、流速を0.4mL/minに制御し、主な成分を収集して凍結乾燥を行い、コールドトラップ温度が−35℃で、真空度が65Paであり、水分含量が8%未満になるまで凍結乾燥した後、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を得る。二種の製品は、淡黄色固体粉末で、無臭であり、ナマコの腸に特有の不有無を有し、水に溶解し易く、吸湿性を有し、一定の生体外の抗酸化能を有し、機能材料として多種の機能的食品の製造に用いられる。
上述したものは本発明の好ましい具体的な実施の形態に過ぎないが、本発明の保護範囲はこれに限られず、当業者が本発明に開示されている技術的範囲において本発明の技術的手段及びその発明構想に基づいて同等の置換又は変更をして得られるものは、本発明の保護範囲に含まれる。
Claims (10)
- ナマコの腸を原料として、ホモジネートし、自己消化し、上澄液を取り、原体積の10〜20%までに凍結濃縮させるか、又は、水分含量が8%以下になるまで真空凍結乾燥させることによって、ナマコの腸の活物質の粗製品を製造し、
さらに、前記粗製品から分離、凍結乾燥により精製活物質を製造することを特徴とするナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記自己消化の工程では、
ホモジネート後に得られたホモジネート液は、紫外線で照射された後、1〜4倍の体積で、pH4.0〜7.0のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液を添加して、35℃〜60℃で0.5〜4h自己消化し、又は、4〜10℃で4〜12h自己消化することを特徴とする請求項1記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記自己消化の工程では、
30Wの紫外線ランプを選択して0.5mの距離で5〜40min照射して自己消化を誘導し、又は、
ホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導することを特徴とする請求項2記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記上澄液を取る工程では、
2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理して上澄液を取り、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集することを特徴とする請求項3記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記分離の工程では、
前記ナマコの腸の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−15クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で洗い出し、流速を0.3〜0.5mL/minに制御し、ピーク面積が各成分の総ピーク面積の70〜80%を占める活成分を収集することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記凍結乾燥の工程では、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paである条件下で乾燥を行うことを特徴とする請求項5記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。
- ナマコの腸を原料として、ホモジネートし、自己消化し、
次に、残渣を取り、2〜4倍体積の脱イオン水を添加して均一に混合し、90〜100℃で5〜15min加熱し、冷却後、50℃、pH7.0で、1500〜3000U/g蛋白の中性プロテアーゼを添加し、30〜180min酵素的加水分解し、
酵素的加水分解液を95〜100℃で5〜10min加熱して酵素を失活させ、冷却した後、2500〜6000r/minで10〜30min遠心処理し、
その後、上澄液を取って、又は、限外濾過の方式により10kDa以下の成分を収集して、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質を製造することを特徴とするナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 前記自己消化の工程では、
ホモジネート後に得られたホモジネート液は、紫外線で照射された後、1〜4倍の体積で、pH4.0〜7.0のクエン酸とリン酸水素二ナトリウムの緩衝液を添加して、35℃〜60℃で0.5〜4h自己消化し、又は、4〜10℃で4〜12h自己消化し、
前記紫外線による照射の工程においては、30Wの紫外線ランプを選択して0.5mの距離で5〜40min照射して自己消化を誘導し、又は、ホモジネート液をステンレス鋼槽内に置き、ホモジネート液の厚さが1〜2cmであり、上方0.2〜0.5mの位置に紫外線ランプを置き、ホモジネート液の液面での紫外強度を60〜120μW/cm2に制御し、5〜40min保持して、自己消化を誘導することを特徴とする請求項7記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。 - 製造したナマコの腸の自己消化の残渣の活物質は、凍結濃縮により原体積の10〜20%までに濃縮させるか、又は、真空凍結乾燥により水分含量が8%以下になるまで乾燥させるこれによって、ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品を得ることを特徴とする請求項7又は8記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。
- 前記ナマコの腸の自己消化の残渣の活物質の粗製品をセファデックスSephadex G−25クロマトグラフィーカラムにサンプリングし、脱イオン水で洗い出し、流速を0.2〜0.4mL/minに制御し、ピーク面積が各成分の総ピーク面積の80〜95%を占める主な成分を収集し、
最後に、コールドトラップ温度が−30〜−45℃で、真空度が50〜80Paである条件下で乾燥を行い、水分含量が8%以下になるまで凍結乾燥した後、精製活物質を製造することを特徴とする請求項9記載のナマコの腸の自己消化による活物質の製造方法。
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