JP2014501246A - 殺菌・殺カビ性アゾ環式アミド - Google Patents
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Abstract
Description
Eは、
Xは、
Gは、任意により、炭素原子環員上でR29aからおよび窒素原子環員上でR30aから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員複素環であり;
Jは、5員、6員もしくは7員環、8員〜11員二環系、または、7員〜11員スピロ環系であり、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、R23から独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
ZはZ1であるか;または
2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび1個以下のSi原子から独立して選択される2個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される連鎖構成要素を含有する4員、5員または6員飽和もしくは不飽和鎖であって、ここで、2個以下の炭素原子連鎖構成要素はC(=O)、C(=S)およびC(=NOH)から独立して選択され、硫黄原子連鎖構成要素はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子連鎖構成要素はSiR10R11から独立して選択され、各連鎖は、任意により、炭素原子連鎖構成要素上でR12からおよび窒素原子連鎖構成要素上でR13から独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
Qは、炭素原子環員上でR9aから独立して選択される5個以下の置換基で各々が任意により置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有すると共に、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環もしくは8員〜11員芳香族複素環式二環系であるか;または
3員〜7員非芳香族炭素環、5員〜7員非芳香族複素環もしくは8員〜11員非芳香族二環系であって、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員は、C(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、および、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
A1は、−O−、−S−、−N(R7)−、−C(R8)2−、−OC(R8)2−、−SC(R8)2−または−N(R7)C(R8)2−であり、ここで、左側に突出している結合は−N=C(R2)(R3)に結合しており、右側に突出している結合は−C(R4)(R5)−に結合しており;
WはOまたはSであり;
W1は、OR18、SR19、NR20R21またはR22であり;
R1aおよびR1bは、独立して、任意により置換されているフェニル、任意により置換されているナフタレニルもしくは任意により置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、シアノ、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8ハロアルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C8アルコキシアルキル、C2〜C8ハロアルコキシアルキル、C4〜C10シクロアルコキシアルキル、C3〜C10アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C8アルキルチオアルキル、C2〜C8ハロアルキルチオアルキル、C2〜C8アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C8アルキルスルホニルアルキル、C3〜C8アルコキシカルボニルアルキル、C3〜C8ハロアルコキシカルボニルアルキル、C2〜C8アルキルアミノアルキル、C3〜C10ジアルキルアミノアルキル、C2〜C8ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C10シクロアルキルアミノアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8ハロシクロアルコキシ、C4〜C10シクロアルキルアルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ、C2〜C8ハロアルケニルオキシ、C2〜C8アルキニルオキシ、C3〜C8ハロアルキニルオキシ、C2〜C8アルコキシアルコキシ、C2〜C8アルキルカルボニルオキシ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルオキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C3〜C8シクロアルキルチオ、C3〜C10トリアルキルシリル、C1〜C8アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C8ハロアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C2〜C8アルキルカルボニルアミノ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルアミノ、C1〜C8アルキルスルホニルアミノ、C1〜C8ハロアルキルスルホニルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはモルホリニルであり;
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシもしくはC1〜C3ハロアルコキシであるか;または
R2およびR3は、これらが結合している炭素原子と一緒になって、2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員環を形成しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択されており、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C2〜C4アルキルカルボニルオキシ、C2〜C4ハロアルキルカルボニルオキシ、C2〜C5アルコキシカルボニルオキシ、C2〜C5アルキルアミノカルボニルオキシもしくはC3〜C5ジアルキルアミノカルボニルオキシであり;
R5は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R6aは、独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、シアノもしくはヒドロキシであるか;または
2つのR6aはC1〜C4アルキレンもしくはC2〜C4アルケニレンとして一緒になって縮合二環系もしくは縮合二環系を形成しているか;または
二重結合によって結合されている隣接する環炭素原子に結合している2つのR6aは一緒になって、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノおよびニトロから選択される3個以下の置換基で任意により置換されている、−CH=CH−CH=CH−とされ;
R6bは、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R7は、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C4アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるか;または
各R8は、独立して、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C6〜C14シクロアルキルシクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキ
ルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルもしくはC3〜C6トリアルキルシリルであるか;または
ハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で任意により置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有していると共に、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員非芳香族環であって、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択されており、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されており;
各R10およびR11は、独立して、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C7アルキルシクロアルキル、C5〜C7アルキルシクロアルキルアルキル、C1〜C5ハロアルキル、C1〜C5アルコキシまたはC1〜C5ハロアルコキシであり;
各R12は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R13は、独立して、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R15は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−CHO、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるが;ただし、R15がヒドロキシである場合、R1aは炭素原子を介して式1中のAに結合しており;
R16は、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C3〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカル
ボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;
各R17は、独立して、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはフェニルであり;
R20は、水素、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C8シクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはC2〜C8ハロジアルキルアミノであり;
R21は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルであるか;または
R20およびR21は、一緒になって、−(CH2)4−、−(CH2)5−もしくは−(CH2)2O(CH2)2−とされ;
R22は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C3アルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6ジアルキルアミノカルボニルであり;
各R23は、炭素原子環員上でR23aから独立して選択されると共に、窒素原子環員上でR23bから独立して選択され;
R23aは、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C6アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R23bは、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R29aは、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R30aは、独立して、水素またはC1〜C3アルキルであり;
nは0、1または2であり;
qは、0、1または2であり;ならびに
sおよびfは、独立して、S(=O)s(=NR17)fの各事例において0、1または2であるが、ただし、sとfとの和は0、1または2であり;
ただし、ZがZ1−13である場合、Qは無置換フェニル以外である。)
H2、CH3CH2CH2CH2OCH2およびCH3CH2OCH2CH2が挙げられる。「アルコキシアルコキシ」は、アルコキシでのアルコキシ置換を示す。「アルケニルオキシ」は、直鎖もしくは分岐アルケニルオキシ部分を含む。「アルケニルオキシ」の例としては、H2C=CHCH2O、(CH3)2C=CHCH2O、(CH3)CH=CHCH2O、(CH3)CH=C(CH3)CH2OおよびCH2=CHCH2CH2Oが挙げられる。「アルキニルオキシ」は、直鎖もしくは分岐アルキニルオキシ部分を含む。「アルキニルオキシ」の例としては、HC≡CCH2O、CH3C≡CCH2OおよびCH3C≡CCH2CH2Oが挙げられる。「アルキルチオ」は、メチルチオ、エチルチオ、ならびに、異なるプロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオおよびヘキシルチオ異性体などの分岐または直鎖アルキルチオ部分を含む。「アルキルスルフィニル」は、アルキルスルフィニル基の両方のエナンチオマーを含む。「アルキルスルフィニル」の例としては、CH3S(O)−、CH3CH2S(O)−、CH3CH2CH2S(O)−、(CH3)2CHS(O)−、ならびに、異なるブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニルおよびヘキシルスルフィニル異性体が挙げられる。「アルキルスルホニル」の例としては、CH3S(O)2−、CH3CH2S(O)2−、CH3CH2CH2S(O)2−、(CH3)2CHS(O)2−、ならびに、異なるブチルスルホニル、ペンチルスルホニルおよびヘキシルスルホニル異性体が挙げられる。「アルキルチオアルキル」は、アルキルでのアルキルチオ置換を示す。「アルキルチオアルキル」の例としては、CH3SCH2、CH3SCH2CH2、CH3CH2SCH2、CH3CH2CH2CH2SCH2およびCH3CH2SCH2CH2が挙げられる。
はCH3CH2OCH2−を示し;ならびに、C4アルコキシアルキルは、合計で4個の炭素原子を含有するアルコキシ基で置換されたアルキル基の種々の異性体を示し、その例としては、CH3CH2CH2OCH2−、および、CH3CH2OCH2CH2−が挙げられる。
各R33aは、独立して、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり;および
各R33bは、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキルまたはC2〜C4アルコキシアルキルである。
は、U−1、U−20およびU−50である。
ルコキシ、C1〜C3アルキルチオ、C1〜C3ハロアルキルチオ、C2〜C3アルキルカルボニルオキシまたはC2〜C3ハロアルキルカルボニルオキシである。
各R32aは、独立して、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり;および
各R32bは、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキルまたはC2〜C4アルコキシアルキルである。
式中、Z基は、左側に延在する結合が式1中のJに結合し、右側に延在する結合が式1中のQに結合するよう配向されている。
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有すると共に、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環もしくは8員〜11員芳香族複素環式二環系であるか;または
3員〜7員非芳香族炭素環、5員〜7員非芳香族複素環もしくは8員〜11員非芳香族二環系であって、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有し、ここで、3個以下の炭素原子環員は、C(=O)およびC(=S)から独立して選択され、ならびに、硫黄原子環員は、S(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
ハロゲン、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で任意により置換されたフェニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子ならびに炭素原子から選択される環員を含有していると共に、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシ、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で任意により置換されている5員〜6員芳香族複素環である。
ハロゲン、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で任意により置換されているフェニルである。
式中、X基は、左側に延在する結合が式1中のEに結合し、右側に延在する結合が式1中のGに結合するよう配向されており;
Gは、任意により、炭素原子環員上でR29aからおよび窒素原子環員上でR30aから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員複素環であり;
Jは、5員、6員もしくは7員環、8員〜11員二環系、または、7員〜11員スピロ環系であり、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、R23から独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
ZはZ1であるか;または
2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび1個以下のSi原子から独立して選択される2個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される連鎖構成要素を含有する4員、5員または6員飽和もしくは不飽和鎖であって、ここで、2個以下の炭素原子連鎖構成要素はC(=O)、C(=S)およびC(=NOH)から独立して選択され、硫黄原子連鎖構成要素はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子連鎖構成要素はSiR10R11から独立して選択され、各連鎖は、任意により、炭素原子連鎖構成要素上でR12からおよび窒素原子連鎖構成要素上でR13から独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
Qは、炭素原子環員上でR9aから独立して選択される5個以下の置換基で各々が任意により置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有すると共に、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環もしくは8員〜11員芳香族複素環式二環
系であるか;または
3員〜7員非芳香族炭素環、5員〜7員非芳香族複素環もしくは8員〜11員非芳香族二環系であって、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員は、C(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、および、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
Aは、CHR15、NR16またはC(=O)であり;
A1は、−O−、−S−、−N(R7)−、−C(R8)2−、−OC(R8)2−、−SC(R8)2−または−N(R7)C(R8)2−であり、ここで、左側に突出している結合は−N=C(R2)(R3)に結合しており、右側に突出している結合は−C(R4)(R5)−に結合しており;
W1は、OR18、SR19、NR20R21またはR22であり;
R1aおよびR1bは、独立して、任意により置換されているフェニル、任意により置換されているナフタレニルもしくは任意により置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、シアノ、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8ハロアルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C8アルコキシアルキル、C2〜C8ハロアルコキシアルキル、C4〜C10シクロアルコキシアルキル、C3〜C10アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C8アルキルチオアルキル、C2〜C8ハロアルキルチオアルキル、C2〜C8アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C8アルキルスルホニルアルキル、C3〜C8アルコキシカルボニルアルキル、C3〜C8ハロアルコキシカルボニルアルキル、C2〜C8アルキルアミノアルキル、C3〜C10ジアルキルアミノアルキル、C2〜C8ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C10シクロアルキルアミノアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8ハロシクロアルコキシ、C4〜C10シクロアルキルアルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ、C2〜C8ハロアルケニルオキシ、C2〜C8アルキニルオキシ、C3〜C8ハロアルキニルオキシ、C2〜C8アルコキシアルコキシ、C2〜C8アルキルカルボニルオキシ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルオキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C3〜C8シクロアルキルチオ、C3〜C10トリアルキルシリル、C1〜C8アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C8ハロアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C2〜C8アルキルカルボニルアミノ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルアミノ、C1〜C8アルキルスルホニルアミノ、C1〜C8ハロアルキルスルホニルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはモルホリニルであり;
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシもしくはC1〜C3ハロアルコキシであるか;または
R2およびR3は、これらが結合している炭素原子と一緒になって、2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員環を形成しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択されており、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
R5は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R6aは、独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、シアノもしくはヒドロキシであるか;または
2つのR6aはC1〜C4アルキレンもしくはC2〜C4アルケニレンとして一緒になって縮合二環系もしくは縮合二環系を形成しているか;または
二重結合によって結合されている隣接する環炭素原子に結合している2つのR6aは一緒になって、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノおよびニトロから選択
される3個以下の置換基で任意により置換されている、−CH=CH−CH=CH−とされ;
R6bは、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R7は、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C4アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるか;または
各R8は、独立して、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C6〜C14シクロアルキルシクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルもしくはC3〜C6トリアルキルシリルであるか;または
ハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で任意により置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有していると共に、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員非芳香族環であって、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択されており、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されており;
各R10およびR11は、独立して、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C7アルキルシクロアルキル、C5〜C7アルキルシクロアルキルアルキル、C1〜C5ハロアルキル、C1〜C5アルコキシまたはC1〜C5ハロアルコキシであり;
各R12は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R13は、独立して、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R15は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−CHO、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるが;ただし、R15がヒドロキシである場合、R1aは炭素原子を介して式1中のAに結合しており;
R16は、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C3〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;
各R17は、独立して、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはフェニルであり;
R20は、水素、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C8シクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはC2〜C8ハロジアルキルアミノであり;
R21は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルであるか;または
R20およびR21は、一緒になって、−(CH2)4−、−(CH2)5−もしくは−(CH2)2O(CH2)2−とされ;
R22は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C3アルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6ジアルキルアミノカルボニルであり;
各R23は、炭素原子環員上でR23aから独立して選択されると共に、窒素原子環員上でR23bから独立して選択され;
R23aは、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C6アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R23bは、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R29aは、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R30aは、独立して、水素またはC1〜C3アルキルであり;
nは0、1または2であり;
qは、0、1または2であり;ならびに
sおよびfは、独立して、S(=O)s(=NR17)fの各事例において0、1または2であるが、ただし、sとfとの和は0、1または2であり;
ただし、ZがZ1−13である場合、Qは無置換フェニル以外である。
式中、X基は、左側に延在する結合が式1中のEに結合し、右側に延在する結合が式1中のGに結合するよう配向されており;
Gは、任意により、炭素原子環員上でR29aからおよび窒素原子環員上でR30aから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員複素環であり;
Jは、5員、6員もしくは7員環、8員〜11員二環系、または、7員〜11員スピロ環系であり、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、R23から独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
ZはZ1であるか;または
2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび1個以下のSi原子から独立して選択される2個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される連鎖構成要素を含有する4員、5員または6員飽和もしくは不飽和鎖であって、ここで、2個以下の炭素原子連鎖構成要素はC(=O)、C(=S)およびC(=NOH)から独立して選択され、硫黄原子連鎖構成要素はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子連鎖構成要素はSiR10R11から独立して選択され、各連鎖は、任意により、炭素原子連鎖構成要素上でR12からおよび窒素原子連鎖構成要素上でR13から独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
Qは、炭素原子環員上でR9aから独立して選択される5個以下の置換基で各々が任意により置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有すると共に、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環もしくは8員〜11員芳香族複素環式二環
系であるか;または
3員〜7員非芳香族炭素環、5員〜7員非芳香族複素環もしくは8員〜11員非芳香族二環系であって、各環もしくは環系は、2個以下のO、2個以下のS、4個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個以下の炭素原子環員は、C(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、および、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意により、炭素原子環員上でR9aからおよび窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個以下の置換基で置換されており;
Aは、CHR15、NR16またはC(=O)であり;
A1は、−O−、−S−、−N(R7)−、−C(R8)2−、−OC(R8)2−、−SC(R8)2−または−N(R7)C(R8)2−であり、ここで、左側に突出している結合は−N=C(R2)(R3)に結合しており、右側に突出している結合は−C(R4)(R5)−に結合しており;
W1は、OR18、SR19、NR20R21またはR22であり;
R1aおよびR1bは、独立して、任意により置換されているフェニル、任意により置換されているナフタレニルもしくは任意により置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、シアノ、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8ハロアルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C8アルコキシアルキル、C2〜C8ハロアルコキシアルキル、C4〜C10シクロアルコキシアルキル、C3〜C10アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C8アルキルチオアルキル、C2〜C8ハロアルキルチオアルキル、C2〜C8アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C8アルキルスルホニルアルキル、C3〜C8アルコキシカルボニルアルキル、C3〜C8ハロアルコキシカルボニルアルキル、C2〜C8アルキルアミノアルキル、C3〜C10ジアルキルアミノアルキル、C2〜C8ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C10シクロアルキルアミノアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8ハロシクロアルコキシ、C4〜C10シクロアルキルアルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ、C2〜C8ハロアルケニルオキシ、C2〜C8アルキニルオキシ、C3〜C8ハロアルキニルオキシ、C2〜C8アルコキシアルコキシ、C2〜C8アルキルカルボニルオキシ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルオキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C3〜C8シクロアルキルチオ、C3〜C10トリアルキルシリル、C1〜C8アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C8ハロアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C2〜C8アルキルカルボニルアミノ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルアミノ、C1〜C8アルキルスルホニルアミノ、C1〜C8ハロアルキルスルホニルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはモルホリニルであり;
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシもしくはC1〜C3ハロアルコキシであるか;または
R2およびR3は、これらが結合している炭素原子と一緒になって、2個以下のO、2個以下のS、2個以下のNおよび2個以下のSi原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員環を形成しており、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、ならびに、ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される4個以下の置換基で置換されており;
R4は、任意により置換されているフェニル、任意により置換されているナフタレニルもしくは任意により置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−CHO、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C2〜C4アルキルカルボニルオキシ、C2〜C4ハロアルキルカルボニルオキシ、C2〜C5アルコキシカルボニルオキシ、C2〜C5アルキルアミノカルボニルオキシもしくはC3〜C5ジアルキルアミノカルボニルオキシであり;
各R6aは、独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、シアノもしくはヒドロキシであるか;または
2つのR6aはC1〜C4アルキレンもしくはC2〜C4アルケニレンとして一緒になって縮合二環系もしくは縮合二環系を形成しているか;または
二重結合によって結合されている隣接する環炭素原子に結合している2つのR6aは一緒になって、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノおよびニトロから選択
される3個以下の置換基で任意により置換されている、−CH=CH−CH=CH−とされ;
R6bは、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R7は、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C4アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるか;または
R3およびR7は、これらが結合している結合原子と一緒になって、結合原子に追加して、1個以下のO、1個以下のSおよび1個以下のN原子から独立して選択される3個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する5員〜7員部分飽和環を形成し、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されており;
各R8は、独立して、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C6〜C14シクロアルキルシクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルもしくはC3〜C6トリアルキルシリルであり;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有していると共に、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または
2個以下のO、2個以下のSおよび4個以下のN原子から独立して選択される4個以下のヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員非芳香族環であって、ここで、3個以下の炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択されており、環は、任意により、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、ならびに、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個以下の置換基で置換されており;
各R9bは、独立して、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R10およびR11は、独立して、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C7アルキルシクロアルキル、C5〜C7アルキルシクロアルキルアルキル、C1〜C5ハロアルキル、C1〜C5アルコキシまたはC1〜C5ハロアルコキシであり;
各R12は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R13は、独立して、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R16は、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C3〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;
各R17は、独立して、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはフェニルであり;
R18およびR19は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C8アルキルシクロアルキル、C4〜C8シクロアルキルアルキル、C4〜C8ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C8アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C4〜C8シクロアルコキシアルキル、C3〜C6アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C6アルキルチオアルキル、C2〜C6アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C6アルキルスルホニルアルキル、C2〜C6アルキルアミノアルキル、C3〜C6ジアルキルアミノアルキル、C2〜C6ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C8シクロアルキルアミノアルキル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C4〜C8シクロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC4〜C8シクロアルキルアミノカルボニルであり;
R21は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルであるか;または
R20およびR21は、一緒になって、−(CH2)4−、−(CH2)5−もしくは−(CH2)2O(CH2)2−とされ;
R22は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C3アルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6ジアルキルアミノカルボニルであり;
各R23は、炭素原子環員上でR23aから独立して選択されると共に、窒素原子環員上でR23bから独立して選択され;
R23aは、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C6アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R23bは、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R29aは、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R30aは、独立して、水素またはC1〜C3アルキルであり;
nは0、1または2であり;
qは、0、1または2であり;ならびに
sおよびfは、独立して、S(=O)s(=NR17)fの各事例において0、1または2であるが、ただし、sとfとの和は0、1または2であり;
ただし、ZがZ1−13である場合、Qは無置換フェニル以外である。
EはE−1であり;
Xは、X−1、X−2、X−3、X−4またはX−5であり;
Gは、任意により、炭素原子環員上でR29aからおよび窒素原子環員上でR30aから独立して選択される2個以下の置換基で置換されている5員複素環であり;ならびに
Jは、明細表4に示されているJ−1〜J−83から選択される。
Xは、X−1、X−2またはX−3であり;
Gは、明細表3に示されているG−1〜G−48から選択され;
各R29aはHであり;
R30aは、独立して、水素またはメチルであり;
Jは、J−1、J−2、J−3、J−4、J−5、J−7、J−8、J−9、J−10、J−11、J−12、J−14、J−15、J−16、J−20、J−24、J−25、J−26、J−29、J−30、J−37、J−38、J−45およびJ−69からなる群から選択され;ならびに
Qは、Q−1〜Q−102から選択される。
R1aはU−1、U−20またはU−50であり;
各R33aは、独立して、ハロゲン、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキルまたはC2〜C3アルコキシアルキルであり;
kは、0、1、2または3であり;
AはCHR15であり;
R15はHであり;
WはOであり;
XはX−1であり;
nは0であり;
GはG−1であり;
JはJ−29であり;
xは0であり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたはC1〜C4アルコキシであり;および
pは0、1、2または3である。
R1aは、
各R33は、独立して、ハロゲン、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキルまたはC2〜C3アルコキシアルキルであり;
kは0、1、2または3であり;
AはCHR15であり;
R15はHであり;
WはOであり;
XはX−1であり;
nは0であり;
GはG−1であり;
JはJ−29であり;
xは0であり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルまたはC1〜C4アルコキシであり;および
pは0、1、2または3である。
Zは、Z1−1、Z1−4、Z1−14、Z1−16、Z1−18、Z−1、Z−2およびZ−3から選択され;ならびに
QはQ−45である。
Zは、Z1−1、Z1−16、Z1−18、Z−1およびZ−3から選択される。
Zは、Z1−1、Z1−16またはZ−1である。
R12は水素である。
1−[4−[4−[5−[2−[(2,6−ジフルオロフェノキシ)エチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、
1−[4−[4−[5−[(2,6−ジフルオロフェノキシ)メチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノンおよび
1−[4−[4−[5−[(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェノキシ)メチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン
からなる群から選択される式1の化合物が挙げられる。
置換基は式1に関して上記に定義されているとおりである。
より調製されることが可能である。好適な塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムが挙げられ、この反応は、N,N−ジメチルホルムアミドまたはアセトニトリルなどの溶剤中で、0〜80℃で実施される。式37の化合物における好適な脱離基としては、塩化物、臭化物、ヨウ化物、メシレート(−OS(O2)CH3)、トリフレート(−OS(O)2CF3)等が挙げられる。式37の化合物は、Y12がOHである対応する化合物から、技術分野において公知である一般的な方法によって調製されることが可能である。式36の化合物の多くが公知であるか、または、技術分野において公知である一般的な方法によって調製されることが可能である。この方法はZ1−14に関する実施例2、ステップAにおいて記載されている。合成文献にもまた式30cのオレフィンを形成するための多くの一般的な方法が記載されており、例えば、Z1−1、S.G.Ouellet,et.al.,Tet.Lett.2009,50,3776−3779;Z1−2、S.Saubern,et.al.,Tetrahedron 2010,66,2761−2767;Z1−3、S.Ahmad,et.al.,Bioorg.Med.Chem.Lett.2010,20,1128−1133;Z1−11、S.E.Yoo,et.al.,国際公開第2002/018455号パンフレット;Z1−15、N.D.Smith,et.al.、国際公開第2008/103615号パンフレットを参照のこと。
1−[4−[4−[5−[2−(2,6−ジフルオロフェノキシ)エチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン(化合物2)の調製
ステップA:2−(3−ブテン−1−イルオキシ)−1,3−ジフルオロベンゼンの調製
4−ブロモ−1−ブテン(4.21g、31.38mmol)、2,6−ジフルオロフェノール(3.4g、26.15mmol)および炭酸カリウム(5.41g、39.23mmol)のアセトニトリル(40mL)中の懸濁液を50℃で8時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、ろ過した。濾液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた抽出物を飽和NaCl水溶液で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で濃縮して、3.37gの表題の化合物を明るい黄色の液体を得た。
1H NMR(CDCl3)δ2.50−2.60(m,2H),4.10−4.22(m,2H),5.14(dd,2H),5.83−5.99(m,1H),6.83−7.00(m,3H)。
2−(3−ブテン−1−イルオキシ)−1,3−ジフルオロベンゼン(すなわち、ステップAの生成物)(3.37g、18.3mmol)、3−クロロ−N−ヒドロキシ−2−オキソ−プロパンイミドイルクロリド(2.84g、18.3mmol)および炭酸ナトリウム(4.62g、54.9mmol)のアセトニトリル(50mL)中の懸濁液を室温で一晩撹拌した。得られた混合物をシリカゲルで濃縮し、溶離液として20%酢酸エチル/ヘキサンを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、3.22gの表題の化合物を明るい黄色の油として得たが、これは静置すると結晶化した。
1H NMR(CDCl3)δ2.00−2.23(m,2H),3.01(dd,1H),3.40(dd,1H),4.20−4.30(m,2H),4.68(s,2H),5.10−5.27(m,1H),6.83−7.02(m,3H)。
2−クロロ−1−[5−[2−(2,6−ジフルオロフェノキシ)エチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]エタノン(すなわち、ステップBの生成物)(0.5g、1.65mmol)、臭化ナトリウム(0.25g、2.48mmol)およびアセトン(10mL)の混合物を50℃で40分間分間加熱した。室温に冷却した後、1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジンカルボ−チオアミド(0.55g、1.65mmol)を添加し、反応混合物を一晩撹拌した。反応を減圧下で濃縮し、残渣を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。有機相を分割し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、シリカゲルで濃縮し、溶離液として50〜100%EtOAc/ヘキサンを用いる中圧カラムクロマトグラフィーにより精製して、本発明の化合物である511mgの表題の化合物を一様な黄色のフォームとして得た。
1H NMR(CDCl3):δ1.70−1.90(m,2H),2.10−2.30(m,4H),2.32(s,3H),2.90(br t,1H),3.20−3.40(m,3H),3.58(dd,1H),4.05(d.!H),4.32(t,2H),4.58(d,1H),4.95−5.10(m,3H),6.33(s,1H),6.82−7.00(m,3H),7.59(s,1H),M+1=584。
2−[[[4,5−ジヒドロ−3−[2−[1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジニル]−4−チアゾリル]−5−イソオキサゾリル]メトキシ]メチル]−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン(化合物3)の調製
ステップA:2−[(2−プロペン−1−イルオキシ)メチル]−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオンの調製
アリルアルコール(1.46g、25.1mmol)、2−(ブロモメチル)−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、(5.0g、20.9mmol)および重炭酸ナトリウム(3.5g、41.84mmol)のアセトニトリル(40mL)中の懸濁液を還流で4時間加熱した。追加の5mLのアリルアルコールを添加し、反応を還流でさらに4時間加熱した。得られた混合物を室温に冷却し、傾瀉し、シリカゲルで濃縮し、40〜100%EtOAc/ヘキサンを溶離液として用いる中圧カラムクロマトグラフィーにより精製して、1gの表題の化合物を、いくらかの出発材料臭化物を含有する白色の固体として得た。
1H NMR(CDCl3)δ4.11−4.15(m,2H)5.10−5.20(m,3H),5.37(d,1H),5.83−5.95(m,1H),7.70−8.00(m,4H)。
2−[(2−プロペン−1−イルオキシ)メチル]−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン(すなわち、ステップAの生成物)(1.0g、4.61mmol)、3−クロロ−N−ヒドロキシ−2−オキソ−プロパンイミドイルクロリド(0.71g、4.61mmol)および炭酸ナトリウム(1.16g、13.83mmol)のアセトニトリル(15mL)中の懸濁液を室温で一晩撹拌した。得られた混合物をろ過し、シリカゲルで濃縮し、20〜100%酢酸エチル/ヘキサンを溶離液として用いる中圧液体クロマトグラフィーにより精製して、0.73gの表題の化合物を明るい黄色の油として得た。
1H NMR(CDCl3)δ3.03−3.20(m,2H),3.75−3.90(m,2H),4.65(s,2H),4.87−4.97(m,1H),5.18(s,2H),7.77−7.90(m,4H)。
2−[[[3−(2−クロロアセチル)−4,5−ジヒドロ−5−イソオキサゾリル]メトキシ]メチル]−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン(すなわち、ステップBの生成物)(0.73g、2.17mmol)、臭化ナトリウム(0.34g、3.26mmol)およびアセトニトリル(25mL)の混合物を50℃で30分間加熱した。室温に冷却した後、1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジンカルボチオアミド(0.73g、2.17mmol)を添加し、反応混合物を一晩撹拌した。反応を減圧下で濃縮し、水で希釈し、塩化メチレンで3回抽出した。組み合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、シリカゲルで濃縮し、100%酢酸エチルを溶離液として用いる中圧液体クロマトグラフィーにより精製して、本発明の化合物である193mgの表題の化合物を薄い黄色の一様なフォームとして得た。
1H NMR(CDCl3):δ1.70−1.82(m,2H),2.20(br t,2H),2.32(s,3H),2.89(t,1H),3.30−3.40(m,3H),3.60(dd,1H),3.80(d,2H),4.03(d,1H),4.58(d,1H),4.83−5.05(m,3H),5.21(s,2H),6.35(s,1H),7.56(s,1H),7.75−7.80(m,2H),7.87−7.97(m,2H)。
5−クロロ−3−[3−[4,5−ジヒドロ−3−[2−[1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジニル]−4−チアゾリル]−5−イソオキサゾリル]プロピル]−2(3H)−ベンゾチアゾロン(化合物8)の調製
ステップA:5−クロロ−3−(4−ペンテン−1−イル)−2(3H)−ベンゾチアゾロンの調製
5−ブロモ−1−ペンテン(12.5g、84.5mmol)、5−クロロ−2(3H)−ベンゾチアゾロン、(5.22g、28.2mmol)および炭酸カリウム(11.66g、84.5mmol)のアセトニトリル(30mL)中の懸濁液を室温で48時間撹拌した。得られた混合物をろ過し、濃縮して、6.5gの表題の化合物を黄色の油として得た。
1H NMR(CDCl3)δ1.80−1.90(m,2H),2.17−2.22(m,2H),3.92(t,2H),5.00−5.18(m,2H),5.80−5.90(m,1H),7.03(s,1H),7.15(d,1H),7.34(d,1H)。
5−クロロ−3−(4−ペンテン−1−イル)−2(3H)−ベンゾチアゾロン(すなわち、ステップAの生成物)(2.17g、8.58mmol)、3−クロロ−N−ヒドロキシ−2−オキソ−プロパンイミドイルクロリド(1.33g、8.58mmol)および炭酸ナトリウム(2.49g、29.64mmol)のアセトニトリル(30mL)中の懸濁液を室温で一晩撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して、2.77gの表題の化合物を濃い黄色の油として得た。
1H NMR(CDCl3)δ1.70−2.00(m,4H),2.85(dd,1H),3.25(dd,1H),3.90−4.03(m,2H),4.66(s,2H),4.85−4.95(m,1H),7.05(d,1H),7.17(dd,1H),7.36(d,1H)。
5−クロロ−3−[3−[3−(2−クロロアセチル)−4,5−ジヒドロ−5−イソオキサゾリル]プロピル]−2(3H)−ベンゾチアゾロン(すなわち、ステップBの生成物)(0.81g、2.17mmol)、臭化ナトリウム(0.34g、3.26mmol)、1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジンカルボチオアミド(0.73g、2.19mmol)およびアセトニトリル(15mL)の混合物を室温で6日間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わせた有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、シリカゲルで濃縮し、60〜100%酢酸エチル/ヘキサンを溶離液として用いる中圧液体クロマトグラフィーにより精製して、本発明の化合物である435mgの表題の化合物を明るい黄色の固体状のフォームとして得た。
1H NMR(CDCl3):δ1.70−2.03(m,6H),2.20(br t,2H),2.33(s,3H),2.90(t,1H),3.10(dd,1H),3.25−3.35(m,2H),3.50(dd,1H),3.95−4.10(m,3H),4.55(d,1H),4.75−4.90(m,1H),4.95−5.05(m,2H),6.38(s,1H),7.08(s,1H),7.18(d,1H),7.38(d,1H),7.58(s,1H)。
N−[(2,6−ジフルオロフェニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−3−[2−[1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジニル]−4−チアゾリル]−5−イソキサゾールアセタミド(化合物4)の調製
ステップA:3−(2−クロロアセチル)−4,5−ジヒドロ−5−イソキサゾール酢酸の調製
3−クロロ−N−ヒドロキシ−2−オキソ−プロパンイミドイルクロリド(3.6g、23.23mmol)、3−ブテン酸(2.0g、23.23mmol)および重炭酸ナトリウム(5.86g、69.77mmol)のアセトニトリル(50mL)中の混合物を室温で一晩撹拌した。得られた混合物を水で希釈し、1N HCLでpH6に調節し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わせた有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、1−クロロブタン/ヘキサンで倍散して0.70gの表題の化合物を薄い黄色の固体として得た。
1H NMR(DMSO−d6)δ2.60−2.70(m,2H),2.90(dd,1H),3.30(dd,1H),4.80−4.90(m,2H),5.05−5.18(m,1H),12.45(br s,1H)。
3−(2−クロロアセチル)−4,5−ジヒドロ−5−イソキサゾール酢酸(すなわち、ステップAの生成物)(0.70g、3.4mmol)、臭化ナトリウム(0.52g、5.1mmol)およびアセトン(10mL)の混合物を50℃で30分間加熱した。室温に冷却した後、1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジンカルボチオアミド(1.13g、3.39mmol)を添加し、反応混合物を一晩撹拌した。反応を減圧下で濃縮し、残渣を水で希釈し、1N HClでpH6に調節し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わせた有機相を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して1.07gの表題の化合物を明るい黄色の固体状のフォームとして得た。
1H NMR(CDCl3):δ1.70−1.85(m,2H),2.10−2.30(m,2H),2.32(s,3H),2.70(dd,1H),2.85−2.95(m,3H),3.23(dd,1H),3.30−3.40(m,2H),3.60(dd,1H),4.07(br d,1H),4.60(br d,1H),4.95−5.20(m,3H),6.35(s,1H),7.61(s,1H)。
4,5−ジヒドロ−3−[2−[1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]−4−ピペリジニル]−4−チアゾリル]−5−イソキサゾール酢酸(すなわち、ステップBの生成物)(150mg、0.31mmol)、2,6−ジフルオロベンジルアミン(49mg、0.34mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(89mg、0.46mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(4mg、0.034mmol)および塩化メチレン(3mL)の混合物を室温で6時間撹拌した。得られた混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機抽出物を飽和NaCl水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、シリカゲルで濃縮し、50〜100%酢酸エチル/ヘキサンを溶離液として用いる中圧液体クロマトグラフィーにより精製して、本発明の化合物である57mgの表題の化合物を一様な薄い黄色のフォームとして得た。
1H NMR(CDCl3):δ1.70−1.83(m,2H),2.10−2.25(m,2H),2.32(s,3H),2.58(dd,1H),2.65(dd,1H),2.89(t,1H),3.18−3.98(m,3H),3.55(dd,1H),4.00−4.10(m,1H),4.50−4.60(m,3H),4.85−5.15(m,3H),6.27(t,1H),6.33(s,1H),6.80−6.90(m,2H),7.20−7.30(m,1H),7.55(s,1H)。
いるJ上での環位であり、および、二番目の数字はZが結合しているJ上での環位である。例えば、表5に列挙されている最初の化合物は、EがE−1aであり、XがX−1であり、nが0であり、GがG−1であり、R29aがHであり、ZがZ1−1であり、各R12がHであり、QがQ−45であり、(R9a)pが2,6−ジ−Fであり、および、JがJ−1(2/4)である式1の化合物である。
本発明の式1の化合物(そのN−オキシドおよび塩を含む)は、一般に、組成物、すなわち配合物において、殺菌・殺カビ性有効成分として、キャリアとなる界面活性剤、固体希釈剤および液体希釈剤からなる群から選択される少なくとも1種の追加の成分と共に用いられることとなる。配合物または組成物処方成分は、有効成分の物理特性、適用形態、ならびに、土壌タイプ、水分および温度などの環境要因と合致するよう選択される。
テストA〜C用のテスト懸濁液を調製するための一般的なプロトコル:先ず、テスト化合物を最終体積の3%に等しい量でアセトン中に溶解させ、次いで、250ppmの界面活性剤Trem(登録商標)014(多価アルコールエステル)を含有するアセトンおよび精製水(体積基準で50/50混合物)中に所望の濃度(ppm)で懸濁させた。次いで、得られたテスト懸濁液をテストA〜Cにおいて用いた。テスト植物への40ppmテスト懸濁液の流出点までの吹付けは、160g/haの割合に等しかった。
ブドウ苗木にプラズモパラ ビチコーラ(Plasmopara viticola)(ブドウべと病の病因)の胞子懸濁液を播種し、飽和雰囲気中に20℃で24時間インキュベートした。短期間乾燥させた後、テスト懸濁液をブドウ苗木に流出点まで噴霧し、次いで、これを20℃のグロースチャンバに5日間移し、その後、ブドウ苗木を20℃の飽和雰囲気中に24時間戻した。取り出してから視覚的な病害評価を行った。
テスト懸濁液をトマト苗木に流出点まで噴霧した。次の日に、フィトフトラ インフェスタンス(Phytophthora infestans)(トマト疫病の病因)の胞子懸濁液を苗木に播種し、飽和雰囲気中に20℃で24時間インキュベートし、次いで、20℃のグロースチャンバに5日間移し、その後、視覚的な病害の評価を行った。
トマト苗木にフィトフトラ インフェスタンス(Phytophthora infestans)(トマト疫病の病因)の胞子懸濁液を播種し、飽和雰囲気中に20℃で17時間インキュベートした。短期間乾燥させた後、テスト懸濁液をトマト苗木に流出点まで噴霧し、次いで、これを20℃のグロースチャンバに4日間移し、その後、視覚的な病害評価を行った。
Claims (12)
- 式1
Eは、
Xは、
式中、上記X基は、左側に延在する結合が式1中のEに結合し、右側に延在する結合が式1中のGに結合するよう配向されており;
Gは、任意に、炭素原子環員上でR29aからおよび窒素原子環員上でR30aから独立して選択される3個までの置換基で置換されている5員複素環であり;
Jは、5員、6員もしくは7員環、8員〜11員二環系、または7員〜11員スピロ環系であり、各環または環系は、2個までのO、2個までのS、4個までのNおよび2個までのSi原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有し、ここで、3個までの炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、上記硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、そして上記ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環または環系は、任意に、R23から独立して選択される5個までの置換基で置換されており;
ZはZ1であるか;または
2個までのO、2個までのS、2個までのNおよび1個までのSi原子から独立して選択される2個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される鎖員を含有する4員、5員もしくは6員の飽和もしくは不飽和鎖であって、ここで、2個までの炭素原子鎖員はC(=O)、C(=S)およびC(=NOH)から独立して選択され、上記硫黄原子鎖員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、そして上記ケイ素原子鎖員はSiR10R11から独立して選択され、各鎖は、任意に、炭素原子鎖員上でR12から、窒素原子鎖員上でR13から独立して選択される4個までの置換基で置換されており;
Z1は、
式中、上記Z1基は、左側に延在する結合が式1中のJに結合し、右側に延在する結合が式1中のQに結合するよう配向されており;
Qは、炭素原子環員上でR9aから独立して選択される5個までの置換基で各々が任意に置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個までのO、2個までのSおよび4個までのN原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有すると共に、任意に、炭素原子環員上でR9aから、窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個までの置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環もしくは8員〜11員芳香族複素環式二環系であるか;または
3員〜7員非芳香族炭素環、5員〜7員非芳香族複素環もしくは8員〜11員非芳香族二環系であって、各環もしくは環系は、2個までのO、2個までのS、4個までのNおよび2個までのSi原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有しており、ここで、3個までの炭素原子環員は、C(=O)およびC(=S)から独立して選択され、上記硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、および上記ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択され、各環もしくは環系は、任意に、炭素原子環員上でR9aから、窒素原子環員上でR9bから独立して選択される5個までの置換基で置換されており;
Aは、CHR15、NR16またはC(=O)であり;
A1は、−O−、−S−、−N(R7)−、−C(R8)2−、−OC(R8)2−、−SC(R8)2−または−N(R7)C(R8)2−であり、ここで、左側に突出している結合が−N=C(R2)(R3)に結合しており、右側に突出している結合が−C(R4)(R5)−に結合しており;
WはOまたはSであり;
W1は、OR18、SR19、NR20R21またはR22であり;
R1aおよびR1bは、独立して、任意に置換されているフェニル、任意に置換されているナフタレニルもしくは任意に置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、シアノ、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8ハロアルキル、C2〜C8ハロアルケニル、C2〜C8ハロアルキニル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C8アルコキシアルキル、C2〜C8ハロアルコキシアルキル、C4〜C10シクロアルコキシアルキル、C3〜C10アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C8アルキルチオアルキル、C2〜C8ハロアルキルチオアルキル、C2〜C8アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C8アルキルスルホニルアルキル、C3〜C8アルコキシカルボニルアルキル、C3〜C8ハロアルコキシカルボニルアルキル、C2〜C8アルキルアミノアルキル、C3〜C10ジアルキルアミノアルキル、C2〜C8ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C10シクロアルキルアミノアルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシ、C3〜C8シクロアルコキシ、C3〜C8ハロシクロアルコキシ、C4〜C10シクロアルキルアルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ、C2〜C8ハロアルケニルオキシ、C2〜C8アルキニルオキシ、C3〜C8ハロアルキニルオキシ、C2〜C8アルコキシアルコキシ、C2〜C8アルキルカルボニルオキシ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルオキシ、C1〜C8アルキルチオ、C1〜C8ハロアルキルチオ、C3〜C8シクロアルキルチオ、C3〜C10トリアルキルシリル、C1〜C8アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C8ハロアルキルアミノ、C2〜C8ハロジアルキルアミノ、C3〜C8シクロアルキルアミノ、C2〜C8アルキルカルボニルアミノ、C2〜C8ハロアルキルカルボニルアミノ、C1〜C8アルキルスルホニルアミノ、C1〜C8ハロアルキルスルホニルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニルもしくはモルホリニルであり;
R2は、水素、ハロゲン、シアノ、アミノ、−CHO、−C(=O)OH、−C(=O)NH2、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C6アルキルシクロアルキル、C4〜C6シクロアルキルアルキル、C4〜C6ハロシクロアルキルアルキル、C3〜C6シクロアルケニル、C3〜C6ハロシクロアルケニル、C2〜C6アルコキシアルキル、C2〜C6アルキルチオアルキル、C2〜C6アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C6アルキルスルホニルアルキル、C2〜C6アルキルアミノアルキル、C3〜C6ジアルキルアミノアルキル、C2〜C6ハロアルキルアミノアルキル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C4〜C6シクロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C4〜C6シクロアルコキシカルボニル、C5〜C6シクロアルキルアルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C6ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルコキシ、C3〜C6ハロシクロアルコキシ、C2〜C6アルケニルオキシ、C2〜C6ハロアルケニルオキシ、C2〜C6アルキニルオキシ、C3〜C6ハロアルキニルオキシ、C2〜C6アルコキシアルコキシ、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6ハロアルキルカルボニルオキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C3〜C6シクロアルキルチオ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C6ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノ、C2〜C6ハロジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C6アルキルカルボニルアミノ、C2〜C6ハロアルキルカルボニルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニルアミノまたはC1〜C6ハロアルキルスルホニルアミノであり;
R3は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシもしくはC1〜C3ハロアルコキシであるか;または
R2およびR3は、これらが結合している炭素原子と一緒になって、2個までのO、2個までのS、2個までのNおよび2個までのSi原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員環を形成しており、ここで、3個までの炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択され、上記硫黄原子環員はS(=O)s(=NR17)fから独立して選択され、そして上記ケイ素原子環員はSiR10R11から独立して選択されており、上記環は、任意に、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、そして、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される4個までの置換基で置換されており;
R4は、任意に置換されているフェニル、任意に置換されているナフタレニルもしくは任意に置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−CHO、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C2〜C4アルキルカルボニルオキシ、C2〜C4ハロアルキルカルボニルオキシ、C2〜C5アルコキシカルボニルオキシ、C2〜C5アルキルアミノカルボニルオキシもしくはC3〜C5ジアルキルアミノカルボニルオキシであり;
R5は、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R6aは、独立して、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、シアノもしくはヒドロキシであるか;または
2つのR6aはC1〜C4アルキレンもしくはC2〜C4アルケニレンとして一緒になって架橋二環系もしくは縮合二環系を形成しているか;または
二重結合によって結合されている隣接する環炭素原子に結合している2つのR6aは一緒になって、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノおよびニトロから選択される3個までの置換基で任意に置換されている、−CH=CH−CH=CH−とされ;
R6bは、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R7は、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C4アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるか;または
R3およびR7は、これらが結合している連結原子と一緒になって、上記連結原子に追加して、1個までのO、1個までのSおよび1個までのN原子から独立して選択される3個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する5員〜7員部分飽和環を形成し、上記環は、任意に、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、そして、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個までの置換基で置換されており;
各R8は、独立して、水素、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R9aは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C6〜C14シクロアルキルシクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルもしくはC3〜C6トリアルキルシリルであるか;または
ハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから独立して選択される3個までの置換基で任意に置換されているフェニルもしくはナフタレニルであるか;または
2個までのO、2個までのSおよび4個までのN原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有していると共に、任意に、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、そして、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個までの置換基で置換されている5員〜6員芳香族複素環であるか;または
2個までのO、2個までのSおよび4個までのN原子から独立して選択される4個までのヘテロ原子と炭素原子とから選択される環員を含有する3員〜7員非芳香族環であって、ここで、3個までの炭素原子環員はC(=O)およびC(=S)から独立して選択されており、上記環は、任意に、炭素原子環員上でハロゲン、シアノ、C1〜C2アルキル、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2アルコキシおよびC1〜C2ハロアルコキシから、そして、窒素原子環員上でシアノ、C1〜C2アルキルおよびC1〜C2アルコキシから独立して選択される3個までの置換基で置換されており;
各R9bは、独立して、水素、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R10およびR11は、独立して、C1〜C5アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C7アルキルシクロアルキル、C5〜C7アル
キルシクロアルキルアルキル、C1〜C5ハロアルキル、C1〜C5アルコキシまたはC1〜C5ハロアルコキシであり;
各R12は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R13は、独立して、水素、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R15は、水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、−CHO、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4ハロアルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであるが;ただし、R15がヒドロキシである場合、R1aは炭素原子を介して式1中のAに結合しており;
R16は、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C3〜C4アルキニル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルチオアルキル、C2〜C4アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C4アルキルスルホニルアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4ハロアルキルカルボニル、C2〜C5アルコキシカルボニル、C3〜C5アルコキシカルボニルアルキル、C2〜C5アルキルアミノカルボニル、C3〜C5ジアルキルアミノカルボニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;
各R17は、独立して、水素、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8ハロシクロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはフェニルであり;
R18およびR19は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C8アルキルシクロアルキル、C4〜C8シクロアルキルアルキル、C4〜C8ハロシクロアルキルアルキル、C5〜C8アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C4〜C8シクロアルコキシアルキル、C3〜C6アルコキシアルコキシアルキル、C2〜C6アルキルチオアルキル、C2〜C6アルキルスルフィニルアルキル、C2〜C6アルキルスルホニルアルキル、C2〜C6アルキルアミノアルキル、C3〜C6ジアルキルアミノアルキル、C2〜C6ハロアルキルアミノアルキル、C4〜C8シクロアルキルアミノアルキル、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C4〜C8シクロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC4〜C8シクロアルキルアミノカルボニルであり;
R20は、水素、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6ハロアルケニル、C3〜C6ハロアルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C4〜C8シクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C2〜C6ア
ルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C1〜C6ハロアルキルアミノまたはC2〜C8ハロジアルキルアミノであり;
R21は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C6アルケニル、C3〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルであるか;または
R20およびR21は、一緒になって、−(CH2)4−、−(CH2)5−もしくは−(CH2)2O(CH2)2−とされ;
R22は、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C4アルコキシカルボニル、C2〜C3アルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6ジアルキルアミノカルボニルであり;
各R23は、炭素原子環員上でR23aから独立して選択されると共に、窒素原子環員上でR23bから独立して選択され;
R23aは、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C2〜C6アルコキシアルキル、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
R23bは、シアノ、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルコキシ、C2〜C3アルキルカルボニル、C2〜C3アルコキシカルボニルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
各R29aは、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C3アルキルまたはC1〜C3ハロアルキルであり;
各R30aは、独立して、水素またはC1〜C3アルキルであり;
nは0、1または2であり;
qは、0、1または2であり;そして
sおよびfは、独立して、S(=O)s(=NR17)fの各場合において0、1または2であるが、ただし、sとfとの和は0、1または2であり;
ただし、ZがZ1−13である場合、Qは無置換フェニル以外である)
から選択される化合物、そのN−オキシドおよび塩。 - EがE−1であり;
XがX−1、X−2、X−3、X−4またはX−5であり;
Gが、任意に、炭素原子環員上でR29aから、窒素原子環員上でR30aから独立して選択される2個までの置換基で置換されている5員複素環であり;そして
Jが、
式中、浮遊結合の一方は、図示されている環もしくは環系のいずれかの利用可能な炭素原子もしくは窒素原子を介して式1中のGに結合されていると共に、浮遊結合の他方は、図示されている環もしくは環系のいずれかの利用可能な炭素原子もしくは窒素原子を介して式1中のZに結合されており;R23が炭素環員に結合している場合、上記R23はR23aから選択され、およびR23が窒素環員に結合している場合、上記R23はR23bから選択され;そして、xは0〜5の整数である、
請求項1に記載の化合物。 - Xが、X−1、X−2またはX−3であり;
Gが、
式中、左側に突出している結合が式1中のXに結合し、右側に突出している結合が式1中のJに結合しており;
各R29aがHであり;
R30aが水素またはメチルであり;
Jが、J−1、J−2、J−3、J−4、J−5、J−7、J−8、J−9、J−10、J−11、J−12、J−14、J−15、J−16、J−20、J−24、J−25、J−26、J−29、J−30、J−37、J−38、J−45およびJ−69からなる群から選択され;そして
Qが、
式中、pは0、1、2、3、4または5である、
請求項2に記載の化合物。 - Zが、Z1−1、Z1−16、Z1−18、Z−1およびZ−3から選択される、請求項5に記載の化合物。
- Zが、Z1−1、Z1−16またはZ−1である、請求項6に記載の化合物。
- R12が水素である、請求項7に記載の化合物。
- 群:
1−[4−[4−[5−[2−[(2,6−ジフルオロフェノキシ)エチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、
1−[4−[4−[5−[(2,6−ジフルオロフェノキシ)メチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノンおよび
1−[4−[4−[5−[(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェノキシ)メチル]−4,5−ジヒドロ−3−イソオキサゾリル]−2−チアゾリル]−1−ピペリジニル]−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン
から選択される、請求項1に記載の化合物。 - (a)請求項1に記載の化合物;および、(b)少なくとも1種の他の殺菌剤を含む殺菌組成物。
- (a)請求項1に記載の化合物;および、(b)界面活性剤、固体希釈剤および液体希釈剤からなる群から選択される少なくとも1種の追加の成分を含む殺菌組成物。
- 植物もしくはその一部、または、植物種子に、殺菌的に有効な量の請求項1に記載の化合物を施用するステップを含む真菌性植物病原体によって引き起こされる植物病害を防除する方法。
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