JP2014500143A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 支持体の表面の少なくとも一部を、少なくとも一種の金属イオンに配位した少なくとも二座の有機化合物の少なくとも一種を含む多孔性金属有機構造体で塗装する方法であって、
   （ａ）該支持体表面の少なくとも一部の上に、上記少なくとも一種の金属イオンを含む第一の溶液を吹き付ける工程と、
   （ｂ）該支持体表面の少なくとも一部の上に、上記の少なくとも二座の有機化合物の少なくとも一種を含む第二の溶液を吹き付ける工程とを含み、
   工程（ｂ）が、工程（ａ）の前で、後で、あるいは同時に行われて、多孔性金属有機構造体の層を形成することを特徴とする方法。
2. 上記層が乾燥されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 上記層が少なくとも１５０℃で乾燥されることを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 第一の溶液、第二の溶液または両方の溶液の拭き付けが、吹付ドラム中で行われることを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の方法。
5. 第一の溶液、第二の溶液または両方の溶液が室温であることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
6. 第一の溶液、第二の溶液または両方の溶液が水溶液であることを特徴とする請求項１〜５のいずれか一項に記載の方法。
7. 上記の支持体表面が、繊維状表面または発泡状表面であることを特徴とする請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法。
8. 上記少なくとも一種の金属イオンが、ＭｇとＣａ、Ａｌ、Ｚｎからなる金属の群から選ばれることを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法。
9. 上記の少なくとも二座の有機化合物の少なくとも一種が、ジカルボン酸、トリカルボン酸またはテトラカルボン酸に由来することを特徴とする請求項１〜８のいずれか一項に記載の方法。
10. 上記多孔性金属有機構造体の層の質量が０．１ｇ／ｍ^２〜１００ｇ／ｍ^２の範囲にあることを特徴とする請求項１〜９のいずれか一項に記載の方法。