JP2014241270A - 照明装置、及びその制御方法、並びに照明システム - Google Patents

照明装置、及びその制御方法、並びに照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが無線通信の通信品質が良好となる場所に簡単に設置することができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置100であって、光源110と、照明装置100の外部から無線通信によって制御信号を受信する受信部120と、受信部120が受信した制御信号に応じて光源110を発光させる制御部130とを備え、制御部130は、受信部120が、制御信号とは異なる信号であって、無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、照明装置100の外部から無線通信によって受信した場合に、受信部120が受信した試験信号のPERを算出し、少なくとも算出したPERに基づいて定められる無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して光源110を発光させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明制御装置に関し、特に、無線通信により制御される照明装置に関する。
近年、照明装置には、LED(Light Emitting Diode)が光源として用いられ、中でもLEDランプは、従来から知られる蛍光灯や白熱電球の代替照明用光源として注目されている。
一方、従来、照明装置の制御方法については、リモコンを用いたものをはじめ、様々な方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−277140号公報
ところで、無線通信により制御される照明装置を設置する場合には、設置後に無線通信の不具合が生じないように、無線通信の通信品質が良好になる場所に照明装置が設置されることが望ましい。
そこで本発明は、ユーザが無線通信の通信品質が良好となる場所に簡単に設置することができる照明装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明装置は、照明装置であって、光源と、前記照明装置の外部から無線通信によって制御信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記制御信号に応じて前記光源を発光させる制御部とを備え、前記制御部は、前記受信部が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記照明装置の外部から前記無線通信によって受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記光源を発光させる。
また、例えば、前記制御部は、前記受信部が前記試験信号を受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号の信号強度をさらに検出し、前記通信品質は、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートと前記制御部が検出した前記信号強度とに基づいて定められてもよい。
また、例えば、前記受信部は、前記試験信号を受信した場合に、前記試験信号をさらに複数回分受信し、前記通信品質は、さらに、前記受信部が前記試験信号を正しく受信した回数に基づいて定められてもよい。
また、例えば、前記通信品質は、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが所定の値よりも大きい場合には、算出した前記パケットエラーレートが小さいほど良いと定められ、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが前記所定の値以下である場合には、検出した前記信号強度が大きいほど良いと定められてもよい。
また、例えば、前記通信品質は、算出した前記パケットエラーレートが0よりも大きい場合には、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが小さいほど良いと定められ、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが0である場合には、検出した前記信号強度が大きいほど良いと定められてもよい。
また、例えば、前記発光態様は、前記光源の輝度であり、前記制御部は、前記通信品質に応じて輝度を変更して前記光源を発光させてもよい。
また、例えば、前記発光態様は、前記光源の点滅周期であり、前記制御部は、前記通信品質に応じて点滅周期を変更して前記光源を発光させてもよい。
また、例えば、前記発光態様は、前記光源の色温度であり、前記制御部は、前記通信品質に応じて色温度を変更して前記光源を発光させてもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記通信品質に応じて前記発光態様を段階的に変更して前記光源を発光させてもよい。
また、例えば、前記照明装置は、複数の前記光源を備え、前記発光態様は、発光させる前記光源の数であり、前記制御部は、前記通信品質に応じて発光させる前記光源の数を変更してもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記通信品質に応じて前記光源の発光する部分を変更してもよい。
また、例えば、前記光源は、直管形のLEDランプであり、前記制御部は、前記通信品質が良くなるほど、前記光源の一端から他端に向けて前記光源の発光する部分を増加または減少させてもよい。
また、例えば、前記制御部は、PWM(Pulse Width Modulation)信号を出力することよって前記光源を発光させてもよい。
また、例えば、さらに、前記通信品質を示す情報をユーザが取り出すための端子を備えるであってもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記通信品質を示す情報として、前記通信品質に応じた直流電圧を前記端子に出力してもよい。
また、例えば、前記受信部は、UHF(Ultra High Frequency)帯またはSHF(Super High Frequency)帯の周波数帯の前記無線通信によって前記制御信号及び前記試験信号を受信してもよい。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、外部から無線通信によって制御信号を受信し、受信した前記制御信号に応じて発光する照明装置の制御方法であって、前記照明装置が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記無線通信によって受信した場合に、前記照明装置の制御部は、前記照明装置が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記照明装置を発光させる。
また、本発明の一態様に係る照明システムは、照明システムであって、照明装置と、外部制御装置とを備え、前記照明装置は、光源と、前記外部制御装置から無線通信によって制御信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記制御信号に応じて前記光源を発光させる制御部とを備え、前記制御部は、前記受信部が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記外部制御装置から前記無線通信によって受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記光源を発光させる。
本発明によれば、ユーザは、照明装置を無線通信の通信品質が良好となる場所に簡単に設置することができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の構成を示す外観図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る電球形ランプの構造を示す図である。 図4は、試験モードにおける照明装置の動作のフローチャートである。 図5は、PERと信号強度との関係を説明するための図である。 図6は、通信品質と発光態様との関係を示す第1の図である。 図7は、通信品質と発光態様との関係を示す第2の図である。 図8は、照明器具が無線制御部を備える場合の、照明装置の機能構成を示すブロック図である。 図9は、円環状のランプを複数備える照明装置の発光態様の変更方法を説明するための模式図である。 図10は、直管形のランプを複数備える照明装置の発光態様の変更方法を説明するための模式図である。 図11は、通信品質に応じて1つの照明用光源の発光する部分を変更する例を示す模式図である。
(本発明の基礎となった知見)
無線通信により制御される照明装置を設置する場合には、設置後に無線通信の不具合が生じないように、無線通信の通信品質が良好になる場所に照明装置が設置されることが望ましい。
例えば、1つのフロアの天井に、1つの外部制御装置(リモートコントローラ)で制御される、複数の照明装置を設置するような場合が考えられる。このような場合、全ての照明装置が外部制御装置と良好な通信品質で通信できるように設置される必要がある。しかしながら、外部制御装置と、複数の照明装置との位置関係は、それぞれ異なり、各照明装置の周辺における電波状況がそれぞれ異なるため、全ての照明装置が外部制御装置と良好な通信品質で通信できる位置に設置されることは難しい。
ここで、通信品質の良否を判断するために、照明装置が外部制御装置から受信する信号の信号強度(信号レベル、信号振幅)をモニタすることが考えられる。しかしながら、特に高い周波数の電波で無線通信が行われるような場合、無線通信において電波の干渉及び回折が発生しやすいため、信号強度の高低と、通信品質とは必ずしも一致しない。
また、一般に、通信品質を判断するためには、通信品質をモニタするための別の装置が必要であることが多い。このため、通信品質を判断するための装置を用いることなく、簡単に通信品質の判断が可能な構成が望まれている。
そこで、本発明の照明装置では、制御部は、少なくとも試験信号のパケットエラーレート(PER:Packet Error Rate)に基づいて通信品質を決定する。このため、通信品質の精度を高めることができる。
また、本発明の照明装置は、施工時に、照明装置が主機能として発光させる光源をそのまま利用し、通信品質に応じた発光態様で発光させる。つまり、ユーザは、照明装置が有するリソースを利用して簡単に通信品質の判断をすることができる。また、ユーザは、照明装置の発光態様を視認しながら、容易に照明装置の取り付け位置を調整することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の構成について説明する。実施の形態1では、照明用光源として電球形ランプを備える照明装置について説明する。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の構成を示す外観図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る照明装置100は、例えば、室内の天井に装着されて使用され、電球形ランプ200(照明用光源)と、照明器具203とを備える。
照明器具203は、電球形ランプ200を消灯及び点灯させるものであり、天井に取り付けられる器具本体204と、電球形ランプ200を覆う透光性のランプカバー205とを備える。器具本体204は、ソケット204aを有する。ソケット204aには、電球形ランプ200の口金がねじ込まれる。このソケット204aを介して電球形ランプ200に交流電力が供給される。
次に、照明装置100のより詳細な構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る照明装置のシステム構成を示すブロック図である。
図3は、照明装置100が備える電球形ランプ200の構造を示す図である。なお、図3は、電球形ランプ200の内部構造を視認可能に図示した透視図である。
図2及び図3に示されるように、照明装置100(電球形ランプ200)は、光源110と、照明装置100の外部から無線通信によって制御信号を受信する受信部120と、受信部120が受信した制御信号に応じて光源110を発光させる制御部130とを備える。
また、照明装置100は、さらに、電源回路140と、点灯回路150とを備える。なお、以下では、受信部120及び制御部130をまとめて無線制御部125とも記載する。
また、図3に示されるように、電球形ランプ200では、グローブ210と、筐体230と、口金220とによって外囲器が構成される。当該外囲器内には、光源110、基板185a〜185c、及び回路ケース240が収容されている。
光源110は、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子である。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップが実装され、当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。光源110は、基板185b上に複数実装される。なお、光源110は、例えば、基板185b上に直接LEDチップが実装されたCOB(Chip On Board)型の構成であってもよい。また、光源110は、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
無線制御部125は、いわゆる無線モジュール(無線回路)であり、基板185a上に実装される。無線制御部125は、受信部120と、制御部130とを備える。
実施の形態1では、無線制御部125は、WPAN(Wireless Personal Area Network)の標準規格の一つであるZigBee(登録商標)を用いて通信を行う。なお、無線制御部125の通信方法は、これに限定されない。無線制御部125は、Bluetooth(登録商標)や、無線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行ってもよい。
受信部120は、照明装置100の外部から無線通信によって制御信号を受信する。より具体的には、受信部120は、基板185cに実装されたアンテナ190(パターンアンテナ)を通じて外部制御装置250(リモートコントローラ)から制御信号を受信する。なお、受信部120(無線制御部125)は、アンテナを内蔵する構成であってもよい。
なお、実施の形態1では、受信部120が行う無線通信の周波数帯は、UHF(Ultra High Frequency)帯またはSHF(Super High Frequency)帯であるが、受信部120が行う無線通信の周波数帯は、その他の周波数帯であってもよい。
制御部130は、受信部120が受信した制御信号に応じて光源110を発光させる。より具体的には、点灯回路に点灯制御信号を送信することで、点灯回路150を介して光源110を発光させる。点灯制御信号は、具体的には、PWM(Pulse Width Modulation)信号や、PFM(Pulse Frequency Modulation)信号などのチョッパ制御信号であるが、その他の構成の信号であってもよい。
また、制御部130は、受信部120が無線通信によって試験信号を外部制御装置250から受信した場合、試験モードに移行する。すなわち、制御部130は、受信部120が、制御信号とは異なる信号であって、無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、照明装置100の外部から無線通信によって受信した場合に、試験モードに移行する。
試験モードでは、制御部130は、受信部120が受信した試験信号のPERを算出し、少なくとも算出したPERに基づいて定められる無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して光源110を発光させる。なお、試験モードにおける動作の詳細については後述する。
なお、無線制御部125は、試験信号の受信確認や、試験信号の再送要求等に用いられる応答信号を外部制御装置250に送信する送信部を備えてもよい。ここでの応答信号は、いわゆるACKやNAKを意味する。
無線制御部125は、送信部によって、外部制御装置250や他の装置に信号を送信することが可能である。送信部は、具体的には、例えば、通信品質を示す情報を外部制御装置250に送信し、通信品質を示す情報を外部制御装置250にフィードバックする。
電源回路140は、交流電力を直流電力に変換し、変換後の直流電力をさらに制御部130の駆動及び点灯回路150の駆動に適した直流電力に変換して出力する。より具体的には、電源回路140は、例えば、交流電力を直流電力に変換するダイオードブリッジ型の整流回路と、DC−DCコンバータICとによって構成され、基板185a上に実装される。なお、電源回路140は、整流回路及びDC−DCコンバータと同等の機能を有する1つのICで実現されてもよい。
点灯回路150は、制御部130から出力される点灯制御信号に基づいて光源110を発光させる。点灯回路150は、具体的には、LEDドライバICであり、基板185a上(または基板185b上)に実装される。なお、点灯回路150は、無線制御部125(制御部130)の一機能として実現されてもよい。
グローブ210は、光源110から放出される光をランプ外部に放射させるための半球状の透光性カバーである。
筐体230は、両端が開口するケースであって、グローブ210と、口金220との間に配置されている。筐体230は、グローブ側から口金220側へ向けて縮径した略円筒形状である略円錐台部材によって構成されている。
口金220は、二接点によって交流電力を受電するための受電部であり、照明器具203のソケット204aに取り付けられる。口金220は、例えばねじ込み型のエジソンタイプ(E型)の口金である。
回路ケース240は、絶縁体であり、典型的には、樹脂である。回路ケース240内には、電源回路140、点灯回路150、制御部130が実装された基板185aが内蔵されている。また、回路ケース240内には、受信部120が実装された基板185c、及び光源110が実装された基板185bの一部も内蔵されている。なお、基板185bは、回路ケース240を囲むような環状であってもよい。
外部制御装置250は、照明装置100のリモートコントローラであり、ユーザの操作に応じて照明装置100の受信部120に制御信号または試験信号を送信する。外部制御装置250が行う無線通信の周波数帯は、受信部120と同様に、UHF帯またはSHF帯であるが、その他の周波数帯であってもよい。
なお、制御信号とは、照明装置100を通常動作させるための信号である。具体的には、照明装置100の点灯、消灯、調光、調色等を行うための信号である。
次に、照明装置100の動作について説明する。
照明装置100の主な機能(通常モードの機能)は、ユーザが外部制御装置250を操作することによって点灯または消灯する機能である。すなわち、通常モードにおいて、照明装置100の受信部120は、外部制御装置250から制御信号を受信し、制御部130は、受信部120が受信した制御信号に応じて光源110を発光させる。
一方、照明装置100の副次的な機能(試験モードの機能)は、受信部120(無線制御部125)の無線通信の通信品質をユーザに通知する機能である。本機能は、照明装置100の特徴構成である。以下、図4を用いて試験モードにおける照明装置100の動作について具体的に説明する。
図4は、試験モードにおける照明装置100の動作のフローチャートである。
まず、ユーザは外部制御装置250を操作して試験信号を照明装置100に送信する。すなわち、照明装置100の受信部120は、外部制御装置250から試験信号を受信する(S101)。これにより、照明装置100は、通常モードから試験モードに移行する。
なお、試験信号とは、制御信号とは異なる信号であって、無線通信の状態を判断するための所定のフォーマットの信号である。言い換えれば、試験信号は、PERを算出するための専用の信号である。
次に、制御部130は、受信部120が受信した試験信号のPERを算出する(S102)。PERは、試験信号に含まれるフレームが受信されたか否か、及び受信したフレームに誤りが検出されたか否かに基づいて求められる。
次に、制御部130は、PERが0であるか否かを判断する(S103)。PERが0である場合、すなわち1−PERが1である場合(S103でYes)、制御部130は、試験信号の信号強度を検出する(S104)。
ここで、試験信号の信号強度を検出する理由について説明する。
図5は、PERと信号強度との関係を説明するための図である。なお、図5は、縦軸を1−PER、横軸を信号強度として実測データをプロットしたものである。
図5に示されるように、信号強度が−100dBm〜約−90dBmの領域、すなわち信号強度が低い領域(領域A1)では、信号強度の増加とともに1−PERが増加する傾向にある。このような領域では、信号強度よりもPERのほうが通信品質を精度良く表していることから、PERのみを用いて信号品質を決定すればよい。
しかしながら、1−PERが1の領域(領域A2および領域A3)では、信号強度のみに差が生じる。ここで、領域A2よりも領域A3のほうが通信品質は高いと考えられる。なぜなら、何らかの周辺状況の変化があった場合に、領域A2のほうが領域A1のような状態になりやすいと考えられるからである。
つまり、同じ1−PERが1の状態において、さらに通信品質の良否を区別するために、制御部130は、試験信号の信号強度を検出する。これにより、制御部130は、より高精度に通信品質を決定することができる。
なお、制御部130は、例えば、1−PERが所定の値未満である場合には、1−PERが大きいほど通信品質が良いと決定し、1−PERが所定の値以上である場合には、信号強度が大きいほど通信品質が良いと決定してもよい。言い換えれば、制御部130は、算出したPERが所定の値よりも大きい場合には、算出したPERが小さいほど通信品質が良いと決定し、算出したPERが所定の値以下である場合には、検出した信号強度が大きいほど通信品質が良いと決定してもよい。すなわち、制御部130は、PERに応じて、通信品質の良否の判断基準を変更してもよい。
ここで、図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS104の処理に続いて、制御部130は、無線通信の通信品質を決定する(S104)。ステップS103において、1−PERが0である場合(S103でNo)も、制御部130は、ステップS104の処理を行う。
上述のように、制御部130は、原則的には、1−PERが大きいほど、通信品質が良好であると決定する。1−PERが1である場合には、制御部130は、信号強度が大きいほど、通信品質が良好であると決定する。
最後に、制御部130は、決定した通信品質に応じて発光態様を変更して光源110を発光させる(S105)。
以上のような照明装置100の動作により、ユーザは、照明装置100の発光具合を見ながら照明装置100の取り付け位置を調整することができる。
例えば、1つの外部制御装置250に対して、天井に複数の照明装置100を設ける施工を行う場合、まず、複数の照明装置100のそれぞれを天井に取り付ける。続いて、複数の照明装置100に外部制御装置250から試験信号を一斉送信して、試験モードで動作させる。これにより、ユーザは、複数の照明装置100のうち、通信状態の悪い照明装置100を、その発光態様により一目で認識することができる。
そして、ユーザは、通信状態の悪い照明装置100の配置を調整する。これにより、ユーザは、照明装置100を無線通信の通信品質が良好となる場所に簡単に設置することができる。
また、複数の照明装置100の発光態様を見ながら、外部制御装置250の位置を変更してもよい。これにより、ユーザは、複数の照明装置100のそれぞれの通信状態が良好になるような位置に外部制御装置250を容易に配置することができる。
なお、ステップS104における信号強度の検出は、通信品質をさらに精度よく決定するための処理であり、必須の処理ではない。制御部130は、少なくとも算出したパケットエラーレートに基づいて通信品質を決定すればよい。
次に、試験モードにおける、光源110の発光態様の変更方法について詳細に説明する。
図6は、通信品質と発光態様との関係を示す図である。
図6の(a)に示されるように、発光態様は、例えば、光源110の輝度(光束)である。つまり、制御部130は、例えば、決定した通信品質に応じて輝度を変更して光源を発光させる。
この場合、図6の(a)に示されるように、制御部130は、通信品質が良いほど、高い輝度で光源110を発光させる。また、反対に、制御部130は、通信品質が良いほど、低い輝度で光源110を発光させてもよい。
光源110の輝度は、制御部130がPWM信号を出力する場合には、PWM信号のデューティ比を変更して、光源110に流れる電流を調整することにより変更可能である。また、実施の形態1のように電球形ランプ200が複数の光源110を備える場合は、発光させる光源110の個数を変更してもよい。
また、図6の(b)に示されるように、発光態様は、例えば、光源110の点滅周期である。つまり、制御部130は、例えば、決定した通信品質に応じて点滅周期を変更して光源を発光させる。
この場合、図6の(b)に示されるように、制御部130は、通信品質が良いほど、短い点滅周期で光源110を発光させる。また、反対に、制御部130は、通信品質が良いほど、長い点滅周期で光源110を発光させてもよい。
また、図6の(c)に示されるように、発光態様は、例えば、光源110の色温度(色度)である。つまり、制御部130は、例えば、決定した通信品質に応じて色温度を変更して光源を発光させる。
この場合、図6の(c)に示されるように、制御部130は、通信品質が良いほど、高い色温度で光源110を発光させる。また、反対に、制御部130は、通信品質が良いほど、低い色温度で光源110を発光させてもよい。
光源110の色温度は、例えば、エレクトロクロミックフィルターによって光源110を覆い、エレクトロクロミックフィルターの光の透過率を電圧印加によって制御することにより、変更可能である。なお、エレクトロクロミックフィルターには、調色2色性色素を有するネマティック液晶などが用いられる。
また、電球形ランプ200内に色温度の異なる複数の光源110が設けられるような場合は、制御部130は、発光させる光源110の組み合わせ及び個数を制御することにより、色温度を変更してもよい。
なお、発光態様は、図6に示される例に限定されるものではない。例えば、制御部130は、決定した通信品質に応じて配光角を変更して光源を発光させてもよい。
また、制御部130は、決定した通信品質に応じて、発光させる光源の位置または発光させる光源が位置する領域を変更してもよい。
また、制御部130は、通信品質に応じて発光態様を段階的に変更して光源110を発光させてもよい。
図7は、段階的に発光態様が変化する場合の通信品質と発光態様との関係を示す図である。
図7の例では、通信品質の値に、第1の閾値と、第1の閾値よりも大きい第2の閾値とが設けられ、3段階で発光態様が変更される。なお、ここでは、通信品質が良いほど通信品質の値が大きいものとする。
図7の(a)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値よりも小さい場合、第1の輝度で光源110を発光させる。制御部130は、通信品質の値が第1の閾値以上であって第2の閾値よりも小さい場合、第1の輝度よりも輝度が高い第2の輝度で光源110を発光させる。さらに、制御部130は、通信品質の値が第2の閾値以上である場合、第2の輝度よりも輝度が高い第3の輝度で光源110を発光させる。なお、この場合も、制御部130は、通信品質が良いほど、低い輝度で光源110を発光させてもよい。
また、図7の(b)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値よりも小さい場合、第1の点滅周期で光源110を発光させる。制御部130は、通信品質の値が第1の閾値以上であって第2の閾値よりも小さい場合、第1の点滅周期よりも周期が短い第2の点滅周期で光源110を発光させる。さらに、制御部130は、通信品質の値が第2の閾値以上である場合、第2の点滅周期よりも点滅周期が短い第3の点滅周期で光源110を発光させる。なお、この場合も、制御部130は、通信品質が良いほど、長い点滅周期で光源110を発光させてもよい。
また、図7の(c)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値よりも小さい場合、第1の色温度で光源110を発光させる。制御部130は、通信品質の値が第1の閾値以上であって第2の閾値よりも小さい場合、第1の色温度よりも色温度が高い第2の色温度で光源110を発光させる。さらに、制御部130は、通信品質の値が第2の閾値以上である場合、第2の色温度よりも色温度が高い第3の色温度で光源110を発光させる。なお、この場合も、制御部130は、通信品質が良いほど、低い色温度で光源110を発光させてもよい。
このように、通信品質に応じて発光態様を段階的に変更することにより、ユーザは、通信品質の変化をより認識しやすい。
なお、閾値は少なくとも1つ設けられればよい。所望の通信品質の値が閾値に設定されていれば、ユーザは、発光態様の変化により、所望の通信品質が満足できているか否かを一目で認識することができる。
以上、実施の形態1に係る照明装置100について説明した。
実施の形態1に係る照明装置100は、試験モードにおいて、通信品質に応じて発光態様を変更して光源110を発光させる。これにより、ユーザは、照明装置100の発光具合を見ながら照明装置100の取り付け位置を調整することができる。したがって、ユーザは、照明装置100を無線通信の通信品質が良好となる場所に簡単に設置することができる。
なお、実施の形態1では、照明用光源の一例である電球形ランプ200を備える照明装置100について説明したが、本発明は、直管形のランプや、円環状のランプなどの照明用光源を備える照明装置としても実現可能である。またダウンライトやスポットライト等の照明装置に用いられる、フラット薄形構造の照明用光源など、他の照明用光源にも適用可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1では、照明装置100において、電球形ランプ200が無線制御部125を備える構成であったが、照明装置100において照明器具203が無線制御部125を備える構成であってもよい。
図8は、照明器具203が無線制御部125を備える場合の、照明装置の機能構成を示すブロック図である。なお、図8において図2と実質的に同一の構成要素については、説明が省略される。
図8に示されるように、照明装置100aは、照明器具203aと、照明用光源200a(光源)とを備える。
照明器具203aは、無線制御部125(受信部120および制御部130)と、電源回路140と、点灯回路150とを備える。
一方、照明用光源200a(光源)は、照明器具203aが備える点灯回路150から直流電力の供給を受けて発光する。この場合も、照明用光源200aは、実施の形態1で説明したような電球形ランプであってもよいし、直管形のランプや、円環状のランプ、フラット薄形構造の照明用光源などであってもよい。
また、図8に示されるようなシステム構成の照明装置が、複数の照明用光源を備える場合、制御部130は、照明用光源を選択的に発光させて発光態様を変更してもよい。以下、このような例について図面を用いて説明する。
図9は、円環状のランプを複数備える照明装置の発光態様の変更方法を説明するための模式図である。なお、図9の例では、図7と同様に、通信品質の値に、第1の閾値と、第1の閾値よりも大きい第2の閾値とが設けられ、3段階で発光態様が変更される。なお、ここでは、通信品質が良いほど通信品質の値が大きいものとする。
図9に示される照明装置300は、第1の円環状ランプ301と、第2の円環状ランプ302と、第3の円環状ランプ303とを備える。すなわち、照明装置300は、3つの円環状ランプ(照明用光源)を備える。
第2の円環状ランプ302は、第1の円環状ランプ301の外側に第1の円環状ランプ301を囲むように設けられる。第3の円環状ランプ303は、第2の円環状ランプ302の外側に第2の円環状ランプ302を囲むように設けられる。
このような構成の照明装置300においては、制御部130は、例えば、通信品質に応じて、内側に位置する円環状ランプから順番に円環状ランプを発光させ、発光させる円環状ランプの数を増やす。つまり、制御部130は、決定した通信品質に応じて発光させる円環状ランプの数を変更する。
具体的には、図9の(a)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値よりも小さい場合、第1の円環状ランプ301のみを発光させる。続いて、図9の(b)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値以上であって第2の閾値よりも小さい場合、第1の円環状ランプ301に加えて第2の円環状ランプ302をさらに発光させる。さらに、図9の(c)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第2の閾値以上である場合、第1の円環状ランプ301及び第2の円環状ランプ302に加えて第3の円環状ランプ303をさらに発光させる。
なお、例えば、第1の円環状ランプ301と、第2の円環状ランプ302と、第3の円環状ランプ303とがそれぞれ色温度の異なる照明用光源である場合には、制御部130は、通信品質に応じて3つの円環状ランプのうち1つを発光させてもよい。
また、直管形のランプを複数備える照明装置においても、同様の制御が可能である。
図10は、直管形のランプを複数備える照明装置の発光態様の変更方法を説明するための模式図である。なお、図10の例では、図9と同様の閾値が設けられ、3段階で発光態様が変更される。また、通信品質が良いほど通信品質の値が大きいものとする。
図10に示される照明装置400は、第1の直管形ランプ401と、第2の直管形ランプ402と、第3の直管形ランプ403とを備える。すなわち、照明装置400は、3つの直管形ランプ(照明用光源)を備える。
第1の直管形ランプ401と、第2の直管形ランプ402と、第3の直管形ランプ403とはこの順に並んで設けられる。また、各直管形ランプは、それぞれ平行になるように設けられる。
このような構成の照明装置400においては、制御部130は、例えば、通信品質に応じて、端に位置する直管形ランプから順番に直管形ランプを発光させ、発光させる直管形ランプの数を増やす。つまり、制御部130は、決定した通信品質に応じて発光させる直管形ランプの数を変更する。
具体的には、図10の(a)〜(c)に示されるように、第1の直管形ランプ401、第2の直管形ランプ402、第3の直管形ランプ403をこの順番に発光させる。
以上、図9及び図10を用いて説明したように、照明装置300及び照明装置400では、制御部130は、通信品質に応じて照明用光源を発光させる数を変更することで発光態様を変更する。これにより、ユーザは、通信品質の変化を認識しやすい。また、照明用光源を選択的に発光させる制御は、従来の照明装置に対し、比較的簡単な回路変更等により実現可能であるというメリットがある。
なお、制御部130が発光させる照明用光源の数や、照明器具内の位置は、上記の具体例に限定されるものではない。制御部130が通信品質に応じて選択的に照明用光源を発光させ、ユーザが通信品質を区別できればよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されない。
例えば、制御部130は、決定した通信品質に応じて1つの照明用光源(光源)の発光する部分を変更してもよい。
図11は、通信品質に応じて1つの照明用光源の発光する部分を変更する例を示す模式図である。なお、図11では、照明用光源のみが図示され、照明器具の図示は省略されている。
照明用光源500は、直管形のLEDランプである。なお、照明用光源500は、実施の形態1と同様に、無線制御部125(受信部120および制御部130)と、電源回路140と、点灯回路150とを備えるものとする。なお、以下では、照明用光源500を、長手方向の一端から順に、第1領域501、第2領域502、及び第3領域503の3つの領域に分割して説明する。また、照明用光源500の発光態様は、図9と同様に閾値に応じて変更されるものとする。
照明用光源500の内部には、照明用光源500の長手方向に長い長尺状の基板が設けられ、当該基板の長手方向に沿ってLED(発光素子)が一列に並んで配置されている。また、照明用光源500では、点灯回路150は、半導体スイッチ等により、第1領域501に位置するLED、第2領域502に位置するLED、第3領域503に位置するLEDのそれぞれを選択的に発光させることが可能な回路構成となっている。
上記のような回路構成を利用して、制御部130は、決定した通信品質に応じて照明用光源500の発光する部分を変更する。
具体的には、図11の(a)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値よりも小さい場合、第1領域501のみを発光させる。続いて、図11の(b)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第1の閾値以上であって第2の閾値よりも小さい場合、第1領域501に加えて第2領域502をさらに発光させる。さらに、図11の(c)に示されるように、制御部130は、通信品質の値が第2の閾値以上である場合、第1領域501及び第2領域502に加えて第3領域503をさらに発光させる。
つまり、制御部130は、照明用光源500の一端から他端に向けて、通信品質が良くなるほど発光する部分を増やす制御を行う。これにより、1つの照明用光源500がインジケータのように使用されるため、ユーザは、通信品質を直感的に理解しやすい。なお、制御部130は、照明用光源500の一端から他端に向けて、通信品質が良くなるほど発光する部分を減らす制御を行ってもよい。
また、実施の形態1では、制御部130は、PERと信号強度とに基づいて通信品質を決定したが、制御部130は、さらに、受信部120が試験信号を正しく受信した回数に基づいて通信品質を決定してもよい。
この場合、受信部120は、試験信号を受信した場合に、試験信号をさらに複数回分受信する。制御部130は、受信部120が試験信号を受信した場合に、さらに、受信部120が試験信号を正しく受信した回数を加味して通信品質を決定する。なお、受信部120が試験信号を正しく受信したか否かは、当該試験信号のPERが所定の値よりも低いか否か等により判断可能である。
より具体的には、例えば、制御部130は、PERまたは信号強度に基づいて通信品質が良好であると決定された場合であっても、試験信号を正しく受信できる割合(回数)が所定値よりも低い場合には、通信品質が悪いものとして取り扱う。
無線通信の通信品質は、経時的に変動することが実験的に確かめられている。したがって、このように通信品質の再現性を確認することで、より信頼性の高い通信品質の決定が可能となる。
また、照明装置は、さらに、制御部130が決定した通信品質を示す情報をユーザが取り出すための端子を備えてもよい。具体的には、例えば、制御部130は、通信品質を示す情報として、決定した通信品質に応じた直流電圧を端子に出力する。
これにより、ユーザは、端子にテスターなどの外部機器を接続することにより、より詳細な通信品質の値を確認することができる。
なお、実施の形態1及び2では、制御部130が、PERを算出し、PERに基づいて通信品質を決定し、決定した通信品質に応じて発光態様を変更して光源を発光させた。ここで、制御部130のこのような機能の一部は、点灯回路150の機能として実現されてもよい。
例えば、制御部130は、PERを算出し、点灯回路150は、制御部130が算出したPERに基づいて通信品質を決定し、決定した通信品質に応じて発光態様を変更して光源を発光させてもよい。より具体的には、点灯回路150の内部に設けられた制御部が、制御部130の機能の一部を有していてもよい。
このように、制御部130は、必ずしも1つの素子で構成される必要はなく、複数の素子から構成されてもよい。
なお、試験モードでは、通常モードとは異なり、ユーザが光源を直視する場合がある。したがって、試験モードにおける光源の最大輝度は、通常モードにおける光源の最大輝度よりも小さいほうが望ましい。これにより、試験モードにおける、ユーザに対しての安全性を高めることができる。
なお、実施の形態1及び2では、光源の一例として、SMD型の発光素子や、種々の照明用光源を例示したが、光源は、通常モードにおける照明装置の発光に用いられる光源であればよい。つまり、光源には、いわゆる常夜灯なども含まれる。
なお、実施の形態1及び2において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、本発明は、照明装置と、外部制御装置とを備える照明システムとして実現されてもよい。また、本発明は、照明用光源や、照明器具として実現されてもよい。
なお、本発明は、これらの実施の形態またはその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したもの、あるいは異なる実施の形態またはその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
100、100a、300、400 照明装置
110 光源
120 受信部
125 無線制御部
130 制御部
140 電源回路
150 点灯回路
185a、185b、185c 基板
190 アンテナ
200 電球形ランプ
200a、500 照明用光源
203、203a 照明器具
204 器具本体
204a ソケット
205 ランプカバー
210 グローブ
220 口金
230 筐体
240 回路ケース
250 外部制御装置
301 第1の円環状ランプ
302 第2の円環状ランプ
303 第3の円環状ランプ
401 第1の直管形ランプ
402 第2の直管形ランプ
403 第3の直管形ランプ
501 第1領域
502 第2領域
503 第3領域

Claims (18)

  1. 照明装置であって、
    光源と、
    前記照明装置の外部から無線通信によって制御信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記制御信号に応じて前記光源を発光させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記受信部が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記照明装置の外部から前記無線通信によって受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記光源を発光させる
    照明装置。
  2. 前記制御部は、前記受信部が前記試験信号を受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号の信号強度をさらに検出し、
    前記通信品質は、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートと前記制御部が検出した前記信号強度とに基づいて定められる
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記受信部は、前記試験信号を受信した場合に、前記試験信号をさらに複数回分受信し、
    前記通信品質は、さらに、前記受信部が前記試験信号を正しく受信した回数に基づいて定められる
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記通信品質は、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが所定の値よりも大きい場合には、算出した前記パケットエラーレートが小さいほど良いと定められ、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが前記所定の値以下である場合には、検出した前記信号強度が大きいほど良いと定められる
    請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記通信品質は、算出した前記パケットエラーレートが0よりも大きい場合には、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが小さいほど良いと定められ、前記制御部が算出した前記パケットエラーレートが0である場合には、検出した前記信号強度が大きいほど良いと定められる
    請求項2に記載の照明装置。
  6. 前記発光態様は、前記光源の輝度であり、
    前記制御部は、前記通信品質に応じて輝度を変更して前記光源を発光させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記発光態様は、前記光源の点滅周期であり、
    前記制御部は、前記通信品質に応じて点滅周期を変更して前記光源を発光させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記発光態様は、前記光源の色温度であり、
    前記制御部は、前記通信品質に応じて色温度を変更して前記光源を発光させる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記制御部は、前記通信品質に応じて前記発光態様を段階的に変更して前記光源を発光させる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記照明装置は、複数の前記光源を備え、
    前記発光態様は、発光させる前記光源の数であり、
    前記制御部は、前記通信品質に応じて発光させる前記光源の数を変更する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記制御部は、前記通信品質に応じて前記光源の発光する部分を変更する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  12. 前記光源は、直管形のLEDランプであり、
    前記制御部は、前記通信品質が良くなるほど、前記光源の一端から他端に向けて前記光源の発光する部分を増加または減少させる
    請求項11に記載の照明装置。
  13. 前記制御部は、PWM(Pulse Width Modulation)信号を出力することよって前記光源を発光させる
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. さらに、前記通信品質を示す情報をユーザが取り出すための端子を備える
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の照明装置。
  15. 前記制御部は、前記通信品質を示す情報として、前記通信品質に応じた直流電圧を前記端子に出力する
    請求項14に記載の照明装置。
  16. 前記受信部は、UHF(Ultra High Frequency)帯またはSHF(Super High Frequency)帯の周波数帯の前記無線通信によって前記制御信号及び前記試験信号を受信する
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の照明装置。
  17. 外部から無線通信によって制御信号を受信し、受信した前記制御信号に応じて発光する照明装置の制御方法であって、
    前記照明装置が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記無線通信によって受信した場合に、前記照明装置の制御部は、
    前記照明装置が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、
    少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記照明装置を発光させる
    制御方法。
  18. 照明システムであって、
    照明装置と、外部制御装置とを備え、
    前記照明装置は、
    光源と、
    前記外部制御装置から無線通信によって制御信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記制御信号に応じて前記光源を発光させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記受信部が、前記制御信号とは異なる信号であって、前記無線通信の状態を判断するための信号である試験信号を、前記外部制御装置から前記無線通信によって受信した場合に、前記受信部が受信した前記試験信号のパケットエラーレートを算出し、少なくとも算出した前記パケットエラーレートに基づいて定められる前記無線通信の通信品質に応じて発光態様を変更して前記光源を発光させる
    照明システム。
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