JPH07272866A - 調色照明器具及びその調色照明器具を用いた照明制御装置 - Google Patents

調色照明器具及びその調色照明器具を用いた照明制御装置

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JPH07272866A
JPH07272866A JP6063837A JP6383794A JPH07272866A JP H07272866 A JPH07272866 A JP H07272866A JP 6063837 A JP6063837 A JP 6063837A JP 6383794 A JP6383794 A JP 6383794A JP H07272866 A JPH07272866 A JP H07272866A
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color temperature
control
color
signal
unit
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JP6063837A
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Rei Horiguchi
玲 堀口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接する色温度の異なるエリア間で色温度を
なめらかに変化させ、人に違和感を感じさせない色温度
分布が得られる調色照明器具を提供し、また、その調色
照明器具を用いた照明制御装置を提供する。 【構成】 色温度の異なる複数の光源4を有し、外部か
らの無線信号を受信する無線信号受信部1aと、受信し
た無線信号の強度を測定する受信信号強度検出部1b
と、無線信号受信部1aで受信した無線信号と自己の色
温度及び無線信号の受信強度とにより色温度制御データ
を設定する演算部9と、その色温度制御データにより複
数の光源4を制御して色温度を可変制御する調光部5と
が主制御部6に制御されると共に、演算部9で設定され
た色温度制御データにより色温度が制御される調色照明
器具3を複数台設置した照明制御装置に、無線信号送信
部2から制御信号を送信して、色温度を滑らかに分布さ
せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調色照明器具及びその
調色照明器具を用いた照明制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に照明制御装置は、明るさを中心に
制御するものが多く、照明光の色温度を可変するものは
あまり多くない。
【0003】図15及び図16は、第1の従来例である
従来の照明制御装置の一例を示すもので、この照明制御
装置は、外部からの無線信号を受信する受信部1aを備
えた複数の照明器具1と、その無線信号受信部1aに、
制御信号である無線信号を送信する少なくとも1つの無
線信号送信部2とを有して構成されている。
【0004】このように構成された照明制御装置におい
ては、無線信号送信部2から制御信号を送信すると、そ
の送信可能範囲θの内側にある照明器具1、つまり、図
15では照明器具1である器具B乃至器具Fが、その制
御信号により制御される。例えば、全ての照明器具1が
50%点灯状態であって、制御信号として100%点灯
信号を送信すれば、図16に示すように、器具Aを除く
器具B乃至器具Fの照明器具1が、全て100%点灯に
制御され、また、例えば調光レベルを所定量だけアップ
するステップアップ信号を受信すれば、同様に器具Aを
除く器具B乃至器具Fの照明器具1が、所定量だけアッ
プ調光される。
【0005】図17は、第2の従来例である色温度を可
変制御する調色照明器具を示すもので、この調色照明器
具3は、主に、器具本体3aと、色温度の異なる複数の
光源4と、器具本体3aの前面側に配設されたカバー3
bと、光源4を点滅又は調光制御する調光部5と、その
制御部6と、複数のセンサー7及び壁スイッチ8を有し
て構成されている。
【0006】複数の光源4は、それぞれ色温度の異なる
第1の光源4aと第2の光源4bとからなり、器具本体
3aに収納されると共に,プラスチック製のカバー3b
により光源4が直接見えないように前面側が覆われてな
り、調光部5で光源4の各色温度ごとに分割された回路
により点滅又は調光制御される。また、制御部6に接続
された複数のセンサー7は、色温度センサー7a及び照
度センサー7bで、周囲の色温度又は照度を感知して制
御部6にその信号を送信するもので、制御部6は、この
信号を受けて調光部5に制御信号を出力して光源4を調
光させ、調色照明器具3の色温度を制御させる。また、
壁スイッチ8は、複数のセンサー7と同様に制御部6に
接続されてなり、たとえばセンサー7の信号に優先して
色温度を制御させるための信号を入力することができる
ようにされたもので、センサー7の信号に優先した制御
をするような制御信号を受信した制御部6では、その解
除の信号を受信するか、電源が一旦オフされるまではセ
ンサー7の信号による制御は行わないようにされてい
る。
【0007】このように構成された調色照明器具3にお
いては、例えばセンサー7の出力を受けて、制御部6の
制御により色温度が可変制御され、また、センサー7の
信号に優先させて壁スイッチ8から信号を入力した場合
にも同様に、色温度が指示された値に可変制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された第1の従来例に示す照明制御装置にお
いては、その明るさの制御は可能ではあるが色温度を制
御することができず、また、その構成を応用して照明制
御装置の色温度を制御することも考えられるが、その場
合においても、図18に示すように、無線信号送信部2
の送信可能範囲θの内側に位置する調色照明器具と、そ
の外側に位置する調色照明器具との間で、つまり、色温
度の異なるエリア間で、色温度のギャップが生じ、人に
違和感を与えてしまうという問題点があった。
【0009】また、第2の従来例に示す調色照明器具3
においては、センサー7又は壁スイッチ8により色温度
制御は可能となるが、その制御がセンサー7又は壁スイ
ッチ8が接続された調色照明器具3のみの制御となり、
この調色照明器具3を単一のエリアに複数台設置した場
合には、前記第1の従来例と同様に、隣接する調色照明
器具3間で色温度のギャップが生じることがあり、人に
違和感を与えてしまうという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を改善するために
なされたもので、その目的とするところは、隣接する色
温度の異なるエリア間で色温度をなめらかに変化させ、
人に違和感を感じさせることがない色温度分布が得られ
る調色照明器具を提供することにあり、また、別の目的
とするところは、そのような調色照明器具を用いた照明
制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、色温度
の異なる複数の光源4を有してなり、外部からの無線信
号を受信する無線信号受信部1aと、該無線信号受信部
1aで受信した無線信号と自己の色温度とにより色温度
制御データを設定する演算部9と、その色温度制御デー
タにより前記複数の光源4を制御して色温度を可変制御
する調光部5とが主制御部6に制御されてなる調色照明
器具3であって、前記無線信号受信部1aに受信した無
線信号の強度を測定する受信信号強度検出部1bを設
け、前記無線信号の強度に応じて前記演算部9で前記色
温度制御データを設定したことを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、前記主制
御部6に、複数の色温度制御モードを記憶させるメモリ
部10を設け、前記無線信号により前記主制御部6で、
色温度制御モードを選択すると共に、前記演算部9で選
択された色温度制御モードに応じて異なる色温度制御デ
ータを設定して、色温度制御をしたことを特徴とするも
のである。
【0013】請求項3記載の発明にあっては、前記調色
照明器具3を複数台設置して照明制御装置を構成したこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明にあっては、色温度の
異なる複数の光源4を有してなり、外部からの制御信号
を入力する制御指示部11と、色温度制御データを設定
する演算部9と、その色温度制御データにより前記複数
の光源4を制御して色温度を可変制御する調光部5と、
他の器具との間で信号を送受信する信号送受信部12と
が主制御部6に接続されてなる調色照明器具3を信号線
13を介して複数台接続してなる照明制御装置であっ
て、前記主制御部6に複数の調色照明器具3の位置関係
を記憶するメモリ部10を設け、任意の調色照明器具3
の制御指示部11に入力された制御信号により色温度制
御データを設定して、その調色照明器具3の色温度を制
御すると共に、隣接する調色照明器具3間で前記色温度
制御データを送受信させて、隣接する調色照明器具3の
演算部9で前記色温度制御データと色温度弁別域 5.5ミ
レッドの変化量を有する色温度を算出して新たな色温度
制御データを設定し、隣接する調色照明器具3間の色温
度を、色温度弁別域 5.5ミレッドの変化量で分布させた
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明にあっては、前記制御
指示部11に、色温度の最大値と最低値及びその間に分
布させる色温度のステップ数を含む制御信号を入力する
と共に、前記演算部9で各ステップ間毎の色温度弁別域
での勾配が等しくなるよう色温度制御データを算出し、
色温度を分布させたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】上記のように請求項1記載の発明にあっては、
色温度の異なる複数の光源4を有してなり、外部からの
無線信号を受信する無線信号受信部1aと、該無線信号
受信部1aで受信した無線信号と自己の色温度とにより
色温度制御データを設定する演算部9と、その色温度制
御データにより前記複数の光源4を制御して色温度を可
変制御する調光部5とが主制御部6に制御されてなる調
色照明器具3であって、前記無線信号受信部1aに受信
した無線信号の強度を測定する受信信号強度検出部1b
を設け、前記無線信号の強度に応じて前記演算部9で、
前記色温度制御データを設定したため、調色照明器具3
の色温度の制御信号受信前の色温度からの変化量を、無
線信号の受信強度に応じて変化させて制御することがで
きる。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記主制御部6に、複数の色温度制御モードを記憶させる
メモリ部10を設け、前記無線信号により前記主制御部
6で、色温度制御モードを選択すると共に、前記演算部
9で選択された色温度制御モードに応じて異なる色温度
制御データを設定して色温度を制御をしたため、無線信
号の色温度の指示値と受信強度が同じであっても、制御
モードを選択することにより、調色照明器具の異なる色
温度制御ができ、この調色照明器具を複数台設置した場
合においては、色温度の分布を自由に変えることができ
ると共に、色温度の異なるエリア間の色温度を滑らかに
分布して、色温度の異なるエリアの境界で、人に違和感
を感じさせない照明環境を提供できる。
【0018】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記調色照明器具3を複数台設置して照明制御装置を構成
したため、色温度の指定指示を受ける調色照明器具3で
は、その無線信号の受信強度が強くなり略所望の色温度
とされて、その色温度による照明効果が得られ、その調
色照明器具3を離れて周辺に行くにしたがって、無線信
号の受信強度は徐々に弱くなっていくため、所望の色温
度に制御される調色照明器具3から離れるにしたがっ
て、調色照明器具3の色温度の変化量が徐々に少なくな
り、色温度の指定指示を受ける調色照明器具3から、色
温度を変化させない周辺の調色照明器具3までの色温度
が滑らかに分布して、色温度の異なるエリアの境界で、
人に違和感を感じさせることがない照明環境が提供でき
る。
【0019】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、色温度の異なる複数の光源4を有してなり、外部か
らの制御信号を入力する制御指示部11と、色温度制御
データを設定する演算部9と、その色温度制御データに
より前記複数の光源4を制御して色温度を可変制御する
調光部5と、他の器具との間で信号を送受信する信号送
受信部12とが主制御部6に接続されてなる調色照明器
具3を信号線13を介して複数台接続してなる照明制御
装置であって、前記主制御部6に複数の調色照明器具3
の位置関係を記憶するメモリ部10を設け、任意の調色
照明器具3の制御指示部11に入力された制御信号によ
り色温度制御データを設定して、その調色照明器具3の
色温度を制御すると共に、隣接する調色照明器具3間で
前記色温度制御データを送受信させて、隣接する調色照
明器具3の演算部9で前記色温度制御データと色温度弁
別域 5.5ミレッドの変化量を有する色温度を算出して新
たな色温度制御データを設定し、隣接する調色照明器具
3間の色温度を、色温度弁別域 5.5ミレッドの変化量で
分布させたため、色温度の指定指示を受けた調色照明器
具3は、その指示された色温度に制御されて照明効果を
得ることができ、また、隣接する調色照明器具3間の色
温度の差が全て、色温度弁別が可能な幅である色温度弁
別域 5.5ミレッドとなり、色温度の分布が滑らかとなっ
て、色温度の異なるエリアの境界で、人に違和感を感じ
させない照明環境が提供できる。
【0020】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記制御指示部11に、色温度の最大値と最低値及びその
間に分布させる色温度のステップ数を含む制御信号を入
力すると共に、前記演算部9で各ステップ間毎の色温度
弁別域の勾配が等しくなるように色温度制御データを算
出し、色温度を分布させたため、照明制御装置を構成す
る調色照明器具3の色温度を、最大の色温度から最低の
色温度の間で、色温度弁別域で等しい勾配とできて、色
温度の最大値と最低値及びその調色照明器具3を指定指
示する場合であっても、その間を所望のステップで、し
かも、色温度弁別域での勾配が等しくなるように色温度
を制御できて、色温度の分布が滑らかにできて、色温度
の異なるエリアの境界で、人に違和感を感じさせない照
明環境が提供できる。
【0021】
【実施例】図1乃至図3は、本発明に係る調色照明器具
3、及びその調色照明器具3を用いた照明制御装置の第
1の実施例を示すものであり、その調色照明器具3は、
色温度の異なる複数の光源4を有すると共に、その光源
4を点滅又は調光する調光部5と、無線信号受信部1a
と、受信信号強度検出部1b、色温度制御データを設定
する演算部9、自己の器具3の色温度を記憶するメモリ
部10、及びそれらに接続されると共に自己の器具3の
各種制御を行う主制御部6とを有して構成されており、
照明制御装置は、そのような調色照明器具の複数台であ
る8台を、1つの空間に設置して構成されている。
【0022】複数の光源4は、色温度の異なる光源4を
有し、主制御部6により制御される調光部5に接続され
てなり、調光部5で色温度の異なる光源4ごとに独立し
て制御されて、それにより調色照明器具3の色温度が可
変される。また、無線信号受信部1a及び受信信号強度
検出部1bは、主制御部6に接続されてなり、調色照明
器具3の外部にある無線信号送信部2から送信される無
線信号を受信すると共に、受信信号強度検出部1bで、
その受信した無線信号の受信強度を測定して制御部6に
送信する。
【0023】演算部9は、無線信号受信部1aで受信し
た無線信号の色温度の指示値と、制御前の自己の器具3
の色温度差を求め、さらに、それに無線信号の受信強度
に応じた計数、例えば受信強度に比例した計数αを掛け
て、その制御すべき色温度の変化幅を求め、それを色温
度制御データとして主制御部6を介して調光部5に送信
するものであり、調光部5は、この色温度制御データに
より上述のように複数の光源4を、それぞれ色温度の異
なる光源4ごとに制御する。また、メモリ部10は、そ
の時点の自己の器具3の色温度を記憶させるものであ
る。
【0024】このように構成された調色照明器具3を使
用した照明制御装置においては、無線信号送信部2から
の無線信号によって色温度が制御されるが、この時、無
線信号を受信した調色照明器具3は、受信信号強度検出
部1bで測定された無線信号の受信強度に応じて、演算
部9で無線信号の色温度の指示値に対して現状の色温度
からの変化幅が計算されて制御される。
【0025】例えば、図2及び図3に示すように、器具
Aから器具Hまでの8台の調色照明器具3が設置され、
それらの器具3の色温度が3000Kだとする。この時、図
2に示すように色温度を6000Kとする無線信号が、器具
Fを中心として器具Dから器具Hまでの調色照明器具3
の無線信号受信部1aに入力されると、最も強い受信強
度の器具Fは、例えば(色温度の指示値6000−現在の色
温度3000)の3000Kだけ色温度が上げられて指示色温度
である6000Kとされるが、その隣の器具Eと器具Gでは
無線信号の受信強度が弱いために2000Kだけ色温度が上
げられて5000Kに、さらに隣の器具Dと器具Hでは1000
Kだけ色温度が上げられて4000Kとされる。
【0026】このように構成されているため、本実施例
における調色照明器具3及びそれを複数台設置した照明
制御装置においては、色温度を制御する無線信号を受信
した調色照明器具3の色温度の、制御信号の受信前の色
温度からの変化量を、無線信号の受信強度に応じて変化
させることができ、また、その調色照明器具3を複数台
設置してなる照明制御装置においては、色温度の指定指
示を受けた調色照明器具3では、その無線信号の受信強
度は強くなって略所望の色温度とされて、その色温度に
よる照明効果が得られ、その調色照明器具3を離れて周
辺に行くにしたがって、無線信号の受信強度は徐々に弱
くなっていくため、所望の色温度に制御される調色照明
器具3から離れるにしたがって、調色照明器具3の色温
度も徐々にその変化量が少なくなり、色温度の指定指示
を受けた調色照明器具3から、色温度を変化させない周
辺の調色照明器具3までの色温度が滑らかに分布して、
色温度の異なるエリアの境界で、人に違和感を感じさせ
ることがなくなる。
【0027】図4乃至図8は、本発明に係る調色照明器
具3、及びその調色照明器具3を用いた照明制御装置の
第2の実施例を示すものであり、前記第1の実施例と異
なる点は、メモリ部10に記憶されるデータと、無線信
号の受信強度に応じた色温度の制御方法である色温度の
変化幅を算出するための計数αの選択方法であり、他は
前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0028】メモリ部10には、第1の実施例に示した
自己の色温度データに加えて、複数の色温度制御モード
として、無線信号の受信強度とそれに対応する色温度の
変化量の計数αの群である変換テーブルが複数記憶され
てなるもので、この色温度制御モードである変換テーブ
ルは、制御指示部11から自由に設定可能とされ、色温
度制御モードを選択することにより状況に合わせて異な
る色温度制御をすることができるようにしたものであ
る。この時、無線信号送信部2から送信される無線信号
は、例えば図5に示すように、色温度制御モードを指定
する変換テーブルNo部Tと、色温度の指示値である指示
データ部Sとを有している。なお、モード選択データ部
Mは、強度に応じた色温度制御や、強度に無関係な色温
度の絶対値制御、オン、オフ制御等を選択するためのデ
ータ部である。
【0029】このような調色照明器具3及びその調色照
明器具3を用いた照明制御装置においては、モード選択
データ部Mが強度に応じた制御である強度関連制御指示
で、色温度制御モードとして変換テーブルNo部Tが、例
えば色温度制御モードI(又は色温度制御モードII)等
の1つの色温度制御モードであれば、計数αの1組が選
択されて、無線信号の受信強度に応じた色温度の変化量
を算出する際の計数αとして使用され、第1の実施例と
略同様の色温度制御がされる。このため、指示された色
温度と受信した無線信号の受信強度が同じであっても、
色温度制御モードにより状況に合わせて異なる色温度制
御がされることになる。このような色温度制御モードで
ある変換テーブルは、無線信号送信部から自由に設定可
能とされている。
【0030】つまり、図4のフローチャートに示すよう
に、まず、無線信号の受信があれば、強度関連制御かど
うかを判別し、強度関連制御であって色温度の絶対値指
示をした場合(ステップ制御でない場合)には、上述の
ような制御がされ、強度関連制御でない場合、つまり強
度に無関係な色温度の絶対値制御、オン、オフ制御等で
ある場合には、その強度に無関係にその絶対制御がされ
のである。
【0031】例えば、図6及び図7に示すように、器具
Aから器具Hまでの8台の調色照明器具3が設置され、
それらの器具3の色温度が3000Kだとする。この時、図
6(b) に示すように色温度を6000Kとする指示信号が、
器具Fを中心として器具Dから器具Hまでの調色照明器
具3の無線信号受信部1aに入力された場合を想定し、
無線信号の受信強度を図6(b) に示すように例えばレベ
ルL1からレベルL5の5つに分け、色温度制御モード
である変換テーブルNo部Tとして、変換テーブルIの計
数αを、その5つのレベルに対応して1.0 から0.2 きざ
みで0.2 までの5段階とすると、最も強い受信強度であ
るレベルL1の器具Fは、計数αが1.0であるため、例
えば(色温度の指示値6000−現在の色温度3000)×1の
3000Kだけ色温度が上げられて、指定色温度である6000
Kとされるが、その隣の器具Eと器具GではレベルL3
に対する計数αが0.6 であるため、(指示データ6000−
現在の色温度3000)×0.6 の1800Kだけ色温度が上げら
れて4800Kに、さらに隣の器具Dと器具HではレベルL
5に対する計数αが0.2 であるため、(指示データ6000
−現在の色温度3000)×0.2 の 600Kだけ色温度が上げ
られて3600Kとされて図7に示すような色温度分布をす
るようになる。
【0032】また、同様の条件下で、色温度制御モード
である変換テーブルNo部Tとして、例えば変換テーブル
IIの計数αを、上記レベルL1からレベルL3までは
1.0とし、レベルL4では 0.7、レベルL5では 0.4と
したものを用いると、レベルL1からレベルL3の器具
E乃至器具Gは、(色温度の指示値6000−現在の色温度
3000)×1の3000Kだけ色温度が上げられて、指定色温
度である6000Kとされ、器具Dと器具HではレベルL5
に対する計数αが 0.4であるため、(色温度の指示値60
00−現在の色温度3000)×0.4 の1200Kだけ色温度が上
げられて4200Kとされて図8に示すような色温度分布を
するようになり、色温度が指示値通りとなる器具3を増
やして、その色温度による照明効果を得ることができ
る。
【0033】このように構成したため、無線信号の色温
度指示データ部Sである指定色温度と、その受信強度が
同じであっても、色温度制御モードを選択することによ
り、調色照明器具の異なる色温度制御ができる。また、
その色温度制御モードを自由に設定することができるた
め、色温度の分布を自由に変えることができると共に、
色温度が滑らかに分布して、色温度の異なるエリアの境
界で、人に違和感を感じさせない照明環境を提供でき
る。
【0034】図9及び図10は、本発明に係る調色照明
器具3及び照明制御装置の第3の実施例を示すものであ
り、前記第2の実施例と異なる点は、主制御部部6に光
源4の色温度のステップ制御機能である小刻みのアップ
又はダウン制御をさせる機能を付加し、無線信号送信部
1aからその制御信号を送信させた点であり、他は前記
第2の実施例と同様に構成されている。つまり、図5に
おけるデータのフォーマット例のモード選択データ部M
で、ステップ制御を指示し、指示データ部Sは使用せ
ず、変換テーブルNo部Tとモード選択データ部Mとで第
2の実施例と異なる変換テーブルを指定し、無線信号の
受信強度により具体的な変化幅を選択して、図4のフロ
ーチャートに示すステップ制御により色温度を制御して
いるものである。つまり、その変換テーブルには無線信
号の受信強度に応じた小刻みの変化幅が記載されてお
り、したがって、その変化幅分だけ調色照明器具3の色
温度は変化させられるのである。
【0035】このような調色照明器具3を使用した照明
制御装置においては、モード選択データ部Mがステップ
制御指示で、変換テーブルNo部Tが指定されれば、ステ
ップ幅Sの1組が選択され、無線信号の受信強度に応じ
た色温度の変化量として使用されて色温度制御がされ、
受信した信号の強度が同じであっても、変換テーブルNo
部Tにより異なる色温度の制御がされる。
【0036】例えば、図9及び図10に示すように、器
具Aから器具Hまでの8台の調色照明器具3が設置さ
れ、それらの器具3の色温度が3000Kだとする。この
時、図9(b) に示すようにステップ制御をする制御信号
が、器具Fを中心として器具Dから器具Hまでの調色照
明器具3の無線信号受信部1aに入力された場合を想定
し、受信強度をレベルL1からレベルL5の5つに分
け、そのレベルに対応してステップ幅(変化幅)Sを記
載した変換テーブルとして、変換テーブルIII には、ス
テップ幅(変化幅)Sが1500K、1000K、 500K、 250
K、100 Kの5段階として記憶されているとすると、最
も強い受信強度であるレベルL1の器具Fは、例えば現
在の色温度3000から1500Kだけ色温度が上げられて、指
示色温度である4500Kとされるが、その隣の器具Eと器
具GではレベルL2に対するステップ幅Sが1000Kであ
るため、1000Kだけ色温度が上げられて4000Kに、さら
に隣の器具Dと器具HではレベルL3に対するステップ
幅Sが 500Kであるため、 500Kだけ色温度が上げられ
て3500Kとされて図10(a) に示すような色温度分布を
するようになる。このような制御信号を複数回送信すれ
ば、例えば2回目の制御でも各器具3は上記と同様の変
化幅を示して同図(b) に示すような色温度分布となり、
さらに3回目の信号受信があると、同様の変化幅を示し
て同図(c) に示すような色温度分布となるのである。
【0037】このように構成されているため、色温度の
小刻みに制御する場合においても、受信強度に応じた調
色照明器具の異なる色温度制御ができると共に、その色
温度変化幅を自由に設定することができ、色温度の分布
を自由に変えることができ、また、色温度を滑らかに分
布させて、色温度の異なるエリアの境界で、人に違和感
を感じさせない照明環境を提供できる。
【0038】図11乃至図13は、本発明に係る調色照
明器具3及び照明制御装置の第4の実施例を示すもので
あり、前記第1の実施例と異なる点は、無線信号送信部
2と無線信号受信部1a及び受信信号強度検出部1bに
代えて制御指示部11を設けた点と、他の調色照明器具
3との間で信号線13を介して信号をやりとりする信号
送受信部12を設け、色温度の制御を制御指示部11と
他の調色照明器具3からの信号をもとに、演算部9で第
1の実施例と異なる方法で色温度制御データを設定して
行った点、及びメモリ部10に調色照明器具3の位置関
係を記憶させた点であり、他は前記第1の実施例と同様
に構成されている。
【0039】制御指示部11は、外部から主制御部6に
制御信号を入力するためのもので、例えば操作パネル
や、壁スイッチ、及び色温度センサー、照度センサー、
温度センサー等の各種センサー等からなり、調色照明器
具3に色温度を変更するための制御信号を送信するもの
であり、信号送受信部12は、隣接する調色照明器具3
間で、色温度に関する情報を送受信させるためのもので
ある。
【0040】ここで、演算部9での色温度制御データを
計算させる手法を説明する前に、色温度弁別域について
説明をしておく。色温度弁別域は、照明光源であるフィ
ラメント電灯の色弁別にかかわり、色光を黒体軌跡に沿
って変えていくと求まるものであり、黒体軌跡に沿って
任意の色温度Tcの参照光を選び、刺激光の色温度を徐
々に変化させながら色の弁別域ΔTcを求めると、Judd
(1933)の実験によれば、2°の二分視野、30トロラン
ドの網膜照度、周辺順応光なしという条件で、Δ(106
/Tc)=5.5 という結果が得られ、このことから、10
6 /Tcをミレッドと呼び1つの単位とする考え方が生
まれ、色温度弁別域は5.5 ミレッドであると表現される
ようになった。例えば、Tc=5000Kについては、これ
が200 ミレッド(106 /Tc=10 6 /5000=200)である
から、これと弁別できる最も近い色は、200-5.5=194.5
ミレッド又は 200+5.5=205.5ミレッドで、色温度Tcに
直すと、それぞれ5141K(106 /Tc=194.5)、4866K
と(106 /Tc=205.5)なる。したがって、図13に示
すように、例えば同じ 500Kの色温度差でも、3000Kと
3500Kでは色温度は弁別でき、 10000Kと 10500Kでは
弁別はできないことになる。
【0041】演算部9は、主制御部6の制御により、こ
の色温度弁別域を用いて調色照明器具3の色温度制御デ
ータを算出するもので、他の器具3から色温度データを
受けて、メモリ部10の各器具の位置関係を示すデータ
により隣接する器具を判別し、その色温度データから色
温度弁別域で5.5 ミレッド差の色温度を計算し、それに
より自己の新しい色温度制御データを設定して色温度を
制御し、さらに主制御部6から他の器具3に、その新し
い色温度制御データを送信させる。したがって、隣接す
る器具3間では、その色温度は、色温度の弁別が可能な
幅である色温度弁別域5.5 ミレッド差で分布するよう
に、色温度制御データが決めらる。なお、隣接する器具
3が複数ある場合には、例えば色温度の指定指示を受け
た器具3に近い側の器具3からの信号が優先される。
【0042】つまり、図12に示すように器具A乃至器
具IのN台の調色照明器具が色温度3000Kで略直線状に
並んでおり、制御指示部11から器具N乃至器具N−2
を色温度5000Kとする制御信号を送信した場合、その隣
の器具N−3は3000Kに向かって5000Kから 5.5ミレッ
ド差の色温度4866Kとされ、さらにその隣の器具Eは10
6 /Tc=211から色温度4739Kとされ、以下順次 5.5ミ
レッド差で3000Kまで分布するようにされ、指示値が色
温度アップである場合には、 5.5ミレッド差が3000K以
下となる場合には、その器具は3000Kのままとされる。
【0043】このように構成されているため、本実施例
における調色照明器具3を用いた照明制御装置において
は、色温度の指定指示を受けた調色照明器具3は、その
指示された色温度に制御されてその照明効果を得ること
ができ、また、隣接する調色照明器具間の色温度の差が
全て色温度弁別域 5.5ミレッドとなり、光学的、視環境
的に、同一の変化割合で色温度が変化し、色温度の分布
が滑らかとなって、色温度の異なるエリアの境界で、人
に違和感を感じさせなくなる。
【0044】なお、本実施例においては、制御指示部1
1は、前記第1及び第3の実施例と同様に、無線信号受
信部と無線信号送信部を備えて構成されたものであって
も良い。
【0045】図14は、本発明の第5の実施例を示すも
ので、前記第4の実施例と異なる点は、制御指示部11
から入力される制御信号及び、それに基づく色温度の制
御手法であり、他は前記第4の実施例と同様に構成され
ている。
【0046】制御信号は、制御したい色温度の最大値と
最低値及び、その間の色温度の段階数である例えば器具
3の数を含んでなり、制御部6の制御により、演算部9
で最大値と最低値の間が、 5.5ミレッドの何倍の色温度
差で分布させれば良いかを計算し、その値により色温度
制御データを設定して色温度制御をするものである。
【0047】つまり、図14に示すように器具A乃至器具
IのN台の調色照明器具が色温度3000Kで略直線状に並
んでおり、制御指示部11から器具N乃至器具N−2を
色温度5000Kとする制御信号と、3000Kとの間の色温度
の段階数を4とすると、3000Kと5000Kの間には 5.5ミ
レッド差の色温度が23段階存在することを計算し、2
3/4=5.・・・から各色温度差を 5.5×5=27.5ミレ
ッドとし、27.5ミレッドの差で色温度を分布させ、例え
ば器具N−3では、106 /Tc=200+27.5 から色温度は
4395Kとされ、器具N−4ではその信号を受けて106
Tc=227.5+27.5 から色温度3921Kとされ、以下、他の
器具3の色温度である制御前の色温度3000Kに向かって
同様の制御がされる。
【0048】このように構成したため、本実施例におけ
る調色照明器具3を用いた照明制御装置においては、調
色照明器具3の台数が少なく、かつ特定の2地点におけ
る所望の色温度が決まっている場合であっても、その間
の色温度を色温度弁別域での勾配を等しくして滑らかに
分布させることができ、色温度の異なるエリアの境界
で、人に違和感を感じさせることがない照明環境を提供
できる。
【0049】なお、前記各実施例においては、色温度を
各器具ごとに変更させてその分布を滑らかとするものを
例示したが、本発明はこれに限らず、複数の器具を1組
としてその組ごとに上記各実施例で示した制御を行わせ
たものであっても良い。
【0050】
【発明の効果】上述のように本発明に係る調色照明器具
及びそれを用いた照明制御装置は、請求項1記載の発明
にあっては、色温度の異なる複数の光源を有してなり、
外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、該無
線信号受信部で受信した無線信号と自己の色温度とによ
り色温度制御データを設定する演算部と、その色温度制
御データにより前記複数の光源を制御して色温度を可変
制御する調光部とが主制御部に制御されてなる調色照明
器具であって、前記無線信号受信部に受信した無線信号
の強度を測定する受信信号強度検出部を設け、前記無線
信号の強度に応じて前記演算部で、前記色温度制御デー
タを設定したため、調色照明器具の色温度の制御信号受
信前の色温度からの変化量を、無線信号の受信強度に応
じて変化させて制御することができる。
【0051】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記主制御部に、複数の色温度制御モードを記憶させるメ
モリ部を設け、前記無線信号により前記主制御部で、色
温度制御モードを選択すると共に、前記演算部で選択さ
れた色温度制御モードに応じて異なる色温度制御データ
を設定して色温度を制御をしたため、請求項1記載の発
明の効果に加えて、無線信号の色温度の指示値と受信強
度が同じであっても、制御モードを選択することによ
り、調色照明器具の異なる色温度制御ができ、この調色
照明器具を複数台設置した場合においては、色温度の分
布を自由に変えることができると共に、色温度を滑らか
に分布させて、色温度の異なるエリアの境界で、人に違
和感を感じさせない照明環境を提供できる。
【0052】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記調色照明器具を複数台設置して照明制御装置を構成し
たため、色温度の指定指示を受ける調色照明器具では、
その無線信号の受信強度が強くなり略所望の色温度とさ
れて、その色温度による照明効果が得られ、その調色照
明器具を離れて周辺に行くにしたがって、無線信号の受
信強度は徐々に弱くなっていくため、所望の色温度に制
御される調色照明器具から離れるにしたがって、調色照
明器具の色温度の変化量が徐々に少なくなり、色温度の
指定指示を受ける調色照明器具から、色温度を変化させ
ない周辺の調色照明器具までの色温度が滑らかに分布し
て、色温度の異なるエリアの境界で、人に違和感を感じ
させることがない照明環境が提供できる。
【0053】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、色温度の異なる複数の光源を有してなり、外部から
の制御信号を入力する制御指示部と、色温度制御データ
を設定する演算部と、その色温度制御データにより前記
複数の光源を制御して色温度を可変制御する調光部と、
他の器具との間で信号を送受信する信号送受信部とが主
制御部に接続されてなる調色照明器具を信号線を介して
複数台接続してなる照明制御装置であって、前記主制御
部に複数の調色照明器具の位置関係を記憶するメモリ部
を設け、任意の調色照明器具の制御指示部に入力された
制御信号により色温度制御データを設定して、その調色
照明器具の色温度を制御すると共に、隣接する調色照明
器具間で前記色温度制御データを送受信させて、隣接す
る調色照明器具の演算部で前記色温度制御データと色温
度弁別域 5.5ミレッドの変化量を有する色温度を算出し
て新たな色温度制御データを設定し、隣接する調色照明
器具間の色温度を、色温度弁別域 5.5ミレッドの変化量
で分布させたため、色温度の指定指示を受けた調色照明
器具は、その指示された色温度に制御されて照明効果を
得ることができ、また、隣接する調色照明器具間の色温
度の差が全て色温度弁別域 5.5ミレッドとなり、色温度
の分布が滑らかとなって、色温度の異なるエリアの境界
で、人に違和感を感じさせない照明環境が提供できる。
【0054】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記制御指示部に、色温度の最大値と最低値及びその間に
分布させる色温度のステップ数を含む制御信号を入力す
ると共に、前記演算部で各ステップ間毎の色温度弁別域
の勾配が等しくなるように色温度制御データを算出し、
色温度を分布させたため、照明制御装置を構成する調色
照明器具の色温度を、最大の色温度から最低の色温度の
間で、色温度弁別域で等しい勾配とできて、色温度の最
大値と最低値及びその調色照明器具を指定指示する場合
であっても、その間を所望のステップで、しかも、色温
度弁別域での勾配が等しくなるように色温度を制御でき
て、色温度の分布が滑らかにできて、色温度の異なるエ
リアの境界で、人に違和感を感じさせない照明環境が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調色照明器具の第1の実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】同上の調色照明器具を用いた照明制御装置の各
無線信号受信部の受信強度状態例を示す説明図である。
【図3】同上の色温度分布例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る調色照明器具のフ
ローチャートである。
【図5】同上の制御信号の一例を示すデータフォーマッ
ト図である。
【図6】同上の照明制御装置の状態を示すもので、(a)
は制御前の色温度分布を示す説明図、(b) は各無線信号
受信部の受信強度状態例を示す説明図である。
【図7】同上の制御後の色温度分布を示す説明図であ
る。
【図8】同上の異なる制御後の色温度分布を示す説明図
である。
【図9】本発明の第3の実施例の照明制御装置の状態を
示すもので、(a) は制御前の色温度分布を示す説明図、
(b) は各無線信号受信部の受信強度状態例を示す説明図
である。
【図10】同上の色温度分布を示すもので、(a) は1回
目の制御による色温度分布の説明図、(b) は2回目の制
御による色温度分布の説明図、(c) は3回目の制御によ
る色温度分布の説明図である。
【図11】本発明に係る調色照明器具の第4の実施例を
示す要部ブロック図である。
【図12】同上の制御後の色温度分布を示す説明図であ
る。
【図13】同上の色温度の弁別に関する説明図である。
【図14】本発明の照明制御装置の第5の実施例の制御
後の色温度分布を示す説明図である。
【図15】従来の照明器具及び照明制御装置(第1の従
来例)を示す構成図である。
【図16】同上の出力状態を示す説明図である。
【図17】従来の調色照明器具(第2の従来例)を示す
構成図である。
【図18】第1の従来例の構成を調色照明器具に応用し
た場合の色温度分布を示す説明図である。
【符号の説明】
1a 無線信号受信部 1b 受信信号強度検出部 3 調色照明器具 4 光源 5 調光部 6 主制御部 9 演算部 10 メモリ部 11 制御指示部 12 信号送受信部 13 信号線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色温度の異なる複数の光源を有してな
    り、外部からの無線信号を受信する無線信号受信部と、
    該無線信号受信部で受信した無線信号と自己の色温度と
    により色温度制御データを設定する演算部と、その色温
    度制御データにより前記複数の光源を制御して色温度を
    可変制御する調光部とが主制御部に制御されてなる調色
    照明器具であって、前記無線信号受信部に受信した無線
    信号の強度を測定する受信信号強度検出部を設け、前記
    無線信号の強度に応じて前記演算部で、前記色温度制御
    データを設定したことを特徴とする調色照明器具。
  2. 【請求項2】 前記主制御部に、複数の色温度制御モー
    ドを記憶させるメモリ部を設け、前記無線信号により前
    記主制御部で色温度制御モードを選択すると共に、前記
    演算部で選択された色温度制御モードに応じて異なる色
    温度制御データを設定して、色温度制御をしたことを特
    徴とする請求項1記載の調色照明器具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は、請求項2記載の調色照明
    器具を複数台設置してなることを特徴とする照明制御装
    置。
  4. 【請求項4】 色温度の異なる複数の光源を有してな
    り、外部からの制御信号を入力する制御指示部と、色温
    度制御データを設定する演算部と、その色温度制御デー
    タにより前記複数の光源を制御して色温度を可変制御す
    る調光部と、他の器具との間で信号を送受信する信号送
    受信部とが主制御部に接続されてなる調色照明器具を信
    号線を介して複数台接続してなる照明制御装置であっ
    て、前記主制御部に複数の調色照明器具の位置関係を記
    憶するメモリ部を設け、任意の調色照明器具の制御指示
    部に入力された制御信号により色温度制御データを設定
    して、その調色照明器具の色温度を制御すると共に、隣
    接する調色照明器具間で前記色温度制御データを送受信
    させて、隣接する調色照明器具の演算部で前記色温度制
    御データと色温度弁別域 5.5ミレッドの変化量を有する
    色温度を算出して新たな色温度制御データを設定し、隣
    接する調色照明器具間の色温度を色温度弁別域5.5ミレ
    ッドの変化量で分布させたことを特徴とする照明制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御指示部に、色温度の最大値と最
    低値及びその間に分布させる色温度のステップ数を含む
    制御信号を入力すると共に、前記演算部で各ステップ間
    毎の色温度弁別域での勾配が等しくなるよう色温度制御
    データを算出し、色温度を分布させたことを特徴とする
    請求項4記載の照明制御装置。
JP6063837A 1994-03-31 1994-03-31 調色照明器具及びその調色照明器具を用いた照明制御装置 Withdrawn JPH07272866A (ja)

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